JP2013049391A - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗り型車両の収納部構造において、シート下などの他の大物の収納スペースを確保しながら、モバイル端末に充電しつつ、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にしてモバイル端末を収納できるようにする。
【解決手段】車両の収納ボックス33に運転者の携帯電話110を収納するようにした鞍乗り型車両の収納部構造において、収納ボックス33は、燃料タンクの下方かつエンジンの上方の空間に配置されるとともに車両のバッテリから延びる充電コード100を具備し、携帯電話110を収納可能なモバイル端末収納部80を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗り型車両の収納部構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、シート下の収納ボックスに、電源供給ソケットを備えた防水性のバッグを設け、携帯電話等のモバイル端末を電源供給ソケットに接続しつつ上記バッグ内に収納するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−40087号公報
しかしながら、シート下の収納部は、ヘルメットを収納するなど、できるだけスペースを確保したい場所であり、他の収納部位でもモバイル端末を収納できるようにすることが望まれる。その場合でも、モバイル端末に充電しつつ、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にしたいという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の収納部構造において、シート下などの他の大物の収納スペースを確保しながら、モバイル端末に充電しつつ、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にしてモバイル端末を収納できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両の収納部(33,233)に運転者のモバイル端末(110)を収納するようにした鞍乗り型車両の収納部構造において、前記収納部(33,233)は、燃料タンク(10)の下方かつエンジン(12)の上方の空間に配置されるとともに車両のバッテリ(75)から延びる充電コード(100)を具備し、前記モバイル端末(110)を収納可能なモバイル端末収納部(80,280)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、収納部は、燃料タンクの下方かつエンジンの上方の空間に配置されるとともに車両のバッテリから延びる充電コードを具備し、モバイル端末を収納可能なモバイル端末収納部を備えるため、他の収納部のスペースを犠牲にすることなく、比較的小さい物を収納する収納スペースを利用して、モバイル端末に充電しつつ、エンジンの熱の影響を収納部によって遮ることができ、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にしてモバイル端末を収納できる。
また、上記構成において、前記エンジン(12)はシリンダ軸線(C)が略水平に配置される水平エンジンであり、側面視で前記燃料タンク(10)と前記水平エンジン(12)との間に前記収納部(33)が設けられ、前記収納部(33)は、前記水平エンジン(12)のシリンダ(34)の上方に配置される本体部(81)と、当該本体部(81)の車体側方を向く開口(81A)を塞ぐリッド部(90)とを備え、当該リッド部(90)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(91)を備え、当該モバイル端末支持部(91)は、上面視において前記シリンダ(34)と重ならない位置に配置される構成としても良い。
この場合、側面視で燃料タンクと水平エンジンとの間に収納部が設けられ、収納部は、水平エンジンのシリンダの上方に配置される本体部と、本体部の車体側方を向く開口を塞ぐリッド部とを備え、リッド部に、モバイル端末を支持するモバイル端末支持部を備え、モバイル端末支持部は、上面視においてシリンダと重ならない位置に配置され、シリンダから離れた位置にモバイル端末が支持されるため、シリンダの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にできる。また、エンジンは水平エンジンであるため、シリンダと燃料タンクとの間に熱を遮断し易い大きな収納部を設けることができ、モバイル端末への熱の影響を効果的に低減できる。
また、前記リッド部(90)は、前記本体部(81)にヒンジ(77)を介して開閉可能に結合され、前記モバイル端末(110)へ延びる前記充電コード(100)は、前記ヒンジ(77)の近傍を通る構成としても良い。
この場合、モバイル端末へ延びる充電コードは、ヒンジの近傍を通り、リッド部を開閉する際の充電コードの撓み量が小さくなるため、充電コードを短くできるとともに、容易にリッド部を開閉することができる。
さらに、前記モバイル端末支持部(91)は、運転者が足を載せるペダル(76R)よりも車両の前方側に配置される構成であっても良い。
この場合、モバイル端末支持部は、運転者が足を載せるペダルよりも車両の前方側に配置されるため、モバイル端末支持部が運転者の足の邪魔になることを回避できる。
また、前記燃料タンク(10)の下方に、前記エンジン(12)のシリンダ(34)から後方に延びる吸気系(60)を備え、側面視で前記燃料タンク(10)の下方に前記収納部(233)を備え、当該収納部(233)は、前記吸気系(60)の一側方及び他側方の少なくともいずれかに配置され、かつ、外側方に開口する本体部(81)と、この開口(81A)を塞ぐリッド(90)とを備え、前記本体部(81)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(291)が設けられた構成としても良い。
この場合、エンジンのシリンダから後方に延びる吸気系の一側方及び他側方の少なくともいずれかに収納部が配置され、収納部は、外側方に開口する本体部と、開口を塞ぐリッドとを備え、本体部に、モバイル端末支持部が設けられるため、吸気系の側方のデッドスペースを利用してモバイル端末を支持できるとともに、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を本体部によって最小限にすることができる。
また、前記モバイル端末支持部(291)は、前記モバイル端末(110)を、その厚み方向が車幅方向に向くように支持する構成としても良い。
この場合、モバイル端末支持部は、モバイル端末を、その厚み方向が車幅方向に向くように支持するため、モバイル端末を車幅方向にコンパクトに支持できる。
さらに、前記モバイル端末支持部(291)は、側面視で運転者が足を載せるペダル(76R)の上方に配置されても良い。
この場合、モバイル端末が車幅方向にコンパクトに支持されるため、モバイル端末支持部が側面視で運転者が足を載せるペダルの上方に配置される構成であっても、収納部が足の邪魔になることを回避できる。
また、前記モバイル端末支持部(291)は、前記エンジン(12)のシリンダ(34)の後方に設けられていても良い。
この場合、シリンダの後方にモバイル端末支持部が設けられるため、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を低減できる。
また、前記エンジン(12)はシリンダ軸線(C)が略水平に配置される水平エンジンであり、前記エンジン(12)のシリンダ(34)の上面から後方に延びる吸気系(60)を備え、前記本体部(81)には、前記吸気系(60)よりも前方の位置で前記吸気系(60)よりも前記開口(81A)の反対側へ膨出する前部収納部(82)が形成される構成としても良い。
この場合、収納部の本体部には、吸気系よりも前方の位置で吸気系よりも本体部の開口の反対側へ膨出する前部収納部が形成されるため、吸気系よりも前方のスペースを有効利用して収納部を大きくすることができる。さらに、前部収納部は、モバイル端末支持部から離れているため、前部収納部に物を出し入れする際にモバイル端末が邪魔にならない。
本発明に係る鞍乗り型車両の収納部構造では、収納部は、燃料タンクの下方かつエンジンの上方の空間に配置されるとともに車両のバッテリから延びる充電コードを具備し、モバイル端末を収納可能なモバイル端末収納部を備えるため、他の収納部のスペースを犠牲にすることなく、比較的小さい物を収納する収納スペースを利用して、モバイル端末に充電しつつ、エンジンの熱の影響を収納部によって遮ることができ、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にしてモバイル端末を収納できる。
また、収納部は、水平エンジンのシリンダの上方に配置される本体部と、本体部の車体側方を向く開口を塞ぐリッド部とを備え、リッド部に、モバイル端末支持部を備え、モバイル端末支持部は、上面視においてシリンダと重ならない位置に配置され、シリンダから離れた位置にモバイル端末が支持されるため、シリンダの熱がモバイル端末に与える影響を最小限にできる。また、水平エンジンのシリンダと燃料タンクとの間に熱を遮断し易い大きな収納部を設けることができ、モバイル端末への熱の影響を効果的に低減できる。
また、モバイル端末へ延びる充電コードは、ヒンジの近傍を通り、リッド部を開閉する際の充電コードの撓み量が小さくなるため、充電コードを短くできるとともに、容易にリッド部を開閉することができる。
さらに、モバイル端末支持部は、運転者が足を載せるペダルよりも車両の前方側に配置されるため、モバイル端末支持部が運転者の足の邪魔になることを回避できる。
また、シリンダから後方に延びる吸気系の一側方及び他側方の少なくともいずれかに収納部が配置され、収納部の本体部に、モバイル端末支持部が設けられるため、吸気系の側方のデッドスペースを利用してモバイル端末を支持できるとともに、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を本体部によって最小限にすることができる。
また、モバイル端末支持部は、モバイル端末を、その厚み方向が車幅方向に向くように支持するため、モバイル端末を車幅方向にコンパクトに支持できる。
さらに、モバイル端末が車幅方向にコンパクトに支持されるため、モバイル端末支持部が側面視で運転者が足を載せるペダルの上方に配置される構成であっても、収納部が足の邪魔になることを回避できる。
また、シリンダの後方にモバイル端末支持部が設けられるため、エンジンの熱がモバイル端末に与える影響を低減できる。
また、吸気系よりも前方の位置で本体部の開口の反対側へ膨出する前部収納部が形成されるため、吸気系の前方のスペースを有効利用して収納部を大きくすることができる。さらに、前部収納部は、モバイル端末支持部から離れているため、前部収納部に物を出し入れする際にモバイル端末が邪魔にならない。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 燃料タンク及びエンジンの近傍の右側面図である。 図2のIII−III断面図である。 リッド部を開いた状態を示す断面図である。 第2の実施の形態における収納ボックスの断面及びその近傍を示す図である。 リッド部を開けた状態の収納ボックスを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る自動二輪車について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を、矢印LHは車両の左方をそれぞれ示しており、以下の説明ではこれらの方向を適宜用いるものとする。
なお、以下の実施形態では、モバイル端末として携帯電話を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、モバイル端末は、携帯型ナビゲーション装置やPDA(Personal Digital Assistants)であっても良い。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
図1に示すように、自動二輪車1(鞍乗り型車両)は、車体フレーム2を有し、この車体フレーム2は、前端を構成するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後方斜め下方に延ばしたメインフレーム4と、メインフレーム4の後端部から後方へ延ばした左右一対のシートレール5L,5Rと、メインフレーム4の前端部からほぼ下方そして後方へ延ばした左右一対のダウンフレーム6L,6Rと、メインフレーム4の後部から後方斜め下方そして下方に延ばすことでダウンフレーム6L,6Rの後端部にそれぞれ連結した左右一対のセンタフレーム7L,7Rと、シートレール5L,5R及びセンタフレーム7L,7Rのそれぞれに渡した左右一対のサブフレーム8L,8Rとを備えて構成されている。なお、図1においては、紙面手前側の、シートレール5L、ダウンフレーム6L、センタフレーム7L、サブフレーム8Lのみを示している。
ヘッドパイプ3にはステアリングシャフト(不図示)を介してフロントフォーク9が回動自在に取り付けられ、メインフレーム4には燃料タンク10が取り付けられている。また、センタフレーム7L,7Rには左右一対のピボットプレート11L,11R(紙面手前側の11Lのみ示す)が取り付けられ、このピボットプレート11L,11Rには、エンジン12及び変速機13を有するパワーユニット14が支持されるとともにスイングアーム15が上下スイング自在に支持されている。また、シートレール5L,5Rにはシート16及び後部左側方に設けた後部側方ガード部材17が支持されている。
フロントフォーク9は、左右一対のフォーク単体18L,18R(紙面手前側の18Lのみ示す)を、ヘッドパイプ3の上下に配置されるトップブリッジ19及びボトムブリッジ20で連結したものであり、前輪31はフロントフォーク9の下端に軸支される。
トップブリッジ19にはバーハンドル21及びハンドルロック装置22が取り付けられている。そして、トップブリッジ19及びボトムブリッジ20にはカウル支持ステー23が取り付けられ、このカウル支持ステー23には、フロントカウル24が支持されるとともに、メータ25、インナカウル26、ウインカー支持ステー27及びフロント用のナンバープレート28が支持されている。ヘッドランプ29は、ステー(不図示)を介してカウル支持ステー23に取り付けられ、フロントカウル24の開口から前方に露出している。また、車両前部には、ウインカー支持ステー27を介して取り付けられる左右一対のフロントウインカー30、及び、前輪31の上方を覆うフロントフェンダ32が設けられている。
燃料タンク10の下方には樹脂製の収納ボックス33(収納部)が配置されている。収納ボックス33は、メインフレーム4とエンジン12との間に位置し、メインフレーム4の下部にブラケット35を介して取り付けられている。
また、シート16は、後部下部に設けた差込み部をシートレール5L,5R側の係合部に係合させ、前部下部に設けた左右一対の取付け片39をシートレール5L,5R側にボルト止めして固定されている。シート16の後部側には、グラブレール40がシートレール5L,5Rの後部に固定されている。
エンジン12の後部の下方のダウンフレーム6L,6Rには、シート16に着座した運転者が足を載せる左右一対のペダル76L,76R(紙面手前側の76Lのみ示す)が設けられている。また、ダウンフレーム6L,6Rの後部には、スタンド53が設けられている。
そして、シート16の後部下方にはヘルメットホルダ41が配置されており、このヘルメットホルダ41は、後部側方ガード部材17の上部に取付けたものであって、シート16の後部に乗車した乗員の足の邪魔にならないように配置を考慮した施錠可能な部材である。なお、ここで、車両後部において、符号42はサブフレーム8L,8Rから後方斜め下方に延ばしたバー部材であり、このバー部材42は、下端にシート16の後部に着座した乗員のためのステップ43をそれぞれ取付けるとともに、フレーム側ステー44を介して後部側方ガード部材17の下部に連結されている。
スイングアーム15は、ピボットプレート11L,11Rにピボット軸45を介して取付けられた部材であり、後端部に後輪46及び左右一対のリヤクッションユニット47L,47R(紙面手前側の47Lのみ示す)のそれぞれの下端が取付けられている。なお、リヤクッションユニット47L,47Rの上端は、シートレール5L,5Rにそれぞれ取付けたレール下部ブラケット48L,48R(紙面手前側の48Lのみ示す)に取付けられている。
また、ここで、スイングアーム15の周囲において、符号49はチェーンカバーを示し、符号50〜52は、ピボットプレート11L,11Rに形成された、パワーユニット14の上部及び後部を支持するためのパワーユニット支持部を示している。
後輪46の上方には、リヤフェンダ54が設けられ、リヤフェンダ54には、テールランプ58及びリヤウインカー55が取り付けられている。
エンジン12は、シリンダ部34(シリンダ)のシリンダ軸線Cが前傾して略水平に配置された水平エンジンであり、ここでは、空冷の単気筒エンジンである。シリンダ部34は、クランクケース12Aの前部から前方に延びるシリンダブロック34Aと、シリンダブロック34Aの前部に設けられるシリンダヘッド34Bとを有している。
エンジン12のシリンダヘッド34Bには、吸気装置60(吸気系)及び排気装置61が取付けられている。吸気装置60は、燃料タンク10とエンジン12との間に配置された燃料供給装置であるキャブレタ63と、キャブレタ63の前部とシリンダヘッド34Bの上部の吸気ポートとを接続する吸気管62と、キャブレタ63の後部にコネクティングチューブ64を介して接続されるエアクリーナ65とを備えて構成されている。なお、キャブレタ63は、燃料噴射装置のインジェクタやスロットルボディであっても良いことは勿論である。一方、排気装置61は、シリンダヘッド34Bの下部の排気ポートに取付けられた排気管66と、この排気管66の後端に取付けたマフラ67とを有し、マフラ67を奥側のバー部材42及びバー部材42の先端に取付けたマフラステー68を介して支持したものである。
ここで、エアクリーナ65は、樹脂材料から形成された筐体であるエアクリーナケース65A内にエレメント(不図示)を収納してなるものであって、シートレール5L,5R、センタフレーム7L,7R及びサブフレーム8L,8Rで囲まれる空間に配置され、メインフレーム4の後部、シートレール5L,5Rの前部等に図示しないブラケットを介して取付けられている。なお、符合71は、エアクリーナ65の吸気口を示している。
エアクリーナ65の奥側(車両右側面側)には、車両の各電装品に電力を供給するバッテリ75が配置されている。
なお、図1において、符号72はバーハンドル21に設けたスロットルグリップ(不図示)からキャブレタ63へ延ばしたスロットルケーブル、符号73はバーハンドル21に設けたクラッチレバーからパワーユニット14へ延ばしたクラッチケーブルをそれぞれ示している。
図2は、燃料タンク10及びエンジン12の近傍の右側面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。
図2及び図3に示すように、収納ボックス33とエンジン12との間には、エアクリーナ65から延びるコネクティングチューブ64、キャブレタ63、及び、キャブレタ63の前部から下方に延びてシリンダヘッド34Bの上部の吸気ポートに接続される吸気管62が配置されている。コネクティングチューブ64、キャブレタ63、及び、吸気管62は、シリンダ軸線Cに略一致する車幅方向の略中央かつエンジン12の幅方向の略中央に配置され、前後に延びている。
バッテリ75は、センタフレーム7Rとサブフレーム8Rとの間に配置され、サイドカバー38によって外側を覆われている。
収納ボックス33は、車両の前後に長い箱型に形成されており、燃料タンク10とエンジン12との間において、コネクティングチューブ64、キャブレタ63、及び、吸気管62の一側方(右側方)に配置されている。また、収納ボックス33は、メインフレーム4の下方において、ダウンフレーム6Rとセンタフレーム7Rとの間に位置している。
本第1の実施の形態では、車両のバッテリ75(図1)から延びる充電コード100を備えるとともにモバイル端末としての板状の携帯電話110を収納可能なモバイル端末収納部80が、収納ボックス33内に配置されており、モバイル端末収納部80に携帯電話110を収納することで、運転者は、雨水や塵埃等から携帯電話110を保護しつつ、自動二輪車1の運転中に携帯電話110に充電することができる。
収納ボックス33は、シリンダヘッド34B、シリンダブロック34A及びクランクケース12Aの上方に設けられるボックス本体部81(本体部)と、収納ボックス33の前端に設けられたヒンジ77を介してボックス本体部81に開閉自在に取り付けられるリッド部90とを有している。
収納ボックス33の後部には、リッド部90を閉状態にロックする錠機構85が設けられている。錠機構85は、リッド部90に設けられ、外側から自動二輪車1のキーが挿入されて回動されるキーシリンダ85Aと、ボックス本体部81に設けられ、キーシリンダ85Aの先端が係合することでリッド部90をロックする係合部85Bとが設けられている。モバイル端末収納部80に携帯電話110を収納し、錠機構85でリッド部90をロックすることで、携帯電話110の盗難を防止できる。
ボックス本体部81は、一面が開口した箱型に形成されており、この開口81Aを車両の一側方に向けて配置されている。ボックス本体部81は、ボックス本体部81の奥行き方向(車幅方向)においてシリンダブロック34Aの幅と略等しい深さを有する前部収納部82と、前部収納部82よりも奥行き方向に浅い後部収納部83とを有している。前部収納部82の後方において後部収納部83の他側方は、ボックス本体部81が窪んで形成された空間Sとなっており、この空間Sには、キャブレタ63及びコネクティングチューブ64等の吸気系が配置されている。
前部収納部82は、シリンダブロック34A及びシリンダヘッド34Bの上方に位置し、後部収納部83は、シリンダヘッド34B及びクランクケース12Aの上方に位置している。
前部収納部82の後部の他側方側の側壁82Aには充電コード接続部78が設けられており、バッテリ75から延びる給電用の配線は、充電コード接続部78を介して収納ボックス33内に導入され、充電コード100は、充電コード接続部78に接続される。
前部収納部82の前部は、物品の収納スペースとなっており、ここには、車両の取り扱い説明書101や、車載工具102等が収納される。
側壁82Aはシリンダヘッド34Bの他側面側の側面よりも車幅方向内側に位置し、前部収納部82の前壁82Bは、シリンダヘッド34Bの前端の位置に略一致して設けられている。
リッド部90は、一面が開口した箱型に形成されており、この開口90Aをボックス本体部81の開口81Aに合わせるようにして配置され、ボックス本体部81を塞ぐ。リッド部90の奥行き方向(車幅方向)の深さは、前部収納部82の深さよりも浅く形成されている。
リッド部90の内側には、リッド部90の外側壁90Bに対向するように延びる板状の端末支持体91Aが設けられており、携帯電話110は、端末支持体91Aと外側壁90Bとの間に形成されたモバイル端末支持部91の間に挟まれるようにして、その厚み方向が車幅方向に向くように支持される。このように、携帯電話110を厚み方向が車幅方向に向くように支持するため、携帯電話110を車幅方向にコンパクトに配置でき、モバイル端末収納部80を小型化できる。また、端末支持体91Aは、リッド部90の前壁部90Cに対向する延出部91Bを有し、携帯電話110は、前壁部90Cと延出部91Bとの間に支持されることで、前後方向に位置決めされる。また、携帯電話110は、リッド部90の底面部90Dによって下方から支持される。
モバイル端末支持部91は、リッド部90の前部に位置してボックス本体部81の前部収納部82を塞ぐ前側リッド部92に形成されている。また、モバイル端末支持部91は、後部収納部83を塞ぐ後側リッド部93に設けられたキーシリンダ85Aよりも前側に配置されている。
すなわち、モバイル端末収納部80は、前部収納部82及び前側リッド部92で囲われた収納ボックス33の前部に設けられている。
図4は、リッド部90を開いた状態を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、リッド部90は、鉛直方向に延びる軸を有するヒンジ77を中心に前方側に回動して開かれる。
ボックス本体部81の前壁82Bには、充電コード100を支持するフック状のコード支持部86が形成されている。充電コード100は、前部収納部82の充電コード接続部78から前方に延び、コード支持部86にガイドされて前壁82Bに沿ってヒンジ77の近傍を通り、その後、モバイル端末支持部91に達して携帯電話110の充電用端子に接続される。ここで、充電コード100は、携帯電話110の仕様(接続端子の形状や電圧等)に対応したアダプタ(不図示)を介して携帯電話110の充電用端子に接続される。上記アダプタは、種々の携帯電話に対応して複数種が用意される。
このように、コード支持部86によってガイドして充電コード100をヒンジ77の近傍を通すとともに、モバイル端末支持部91を前側リッド部92に設けることで、ヒンジ77を中心にリッド部90を開閉する際の充電コード100撓み量が小さくなるため、充電コード100を短くできるとともに、容易にリッド部90を開閉することができる。
また、リッド部90はヒンジ77によってボックス本体部81に結合されており、リッド部90を開く際にボックス本体部81から外れないため、不意にリッド部90が落下して充電コード100等に負荷が生じることを防止できる。
図3に示すように、リッド部90は、シリンダブロック34A及びシリンダヘッド34Bよりも外側に配置され、上面視では、シリンダブロック34A及びシリンダヘッド34Bに重ならない位置に配置されている。すなわち、リッド部90に設けられたモバイル端末支持部91は、上面視においてシリンダブロック34A及びシリンダヘッド34Bに重ならない外側方に位置し、これにより、熱源となるシリンダブロック34A及びシリンダヘッド34Bから携帯電話110を離して支持できるとともに、収納ボックス33の壁部によって熱を遮断できるため、携帯電話110へのエンジン12の熱の影響を効果的に低減しつつ、携帯電話110に充電することができる。
また、図2に示すように、モバイル端末支持部91が設けられた前側リッド部92は、運転者が足を載せるペダル76Rよりも車両の前方に配置されており、シート16に着座した運転者の膝Nは、側面視で後側リッド部93に重なるが、前側リッド部92には重ならないようになっている。このため、車幅方向に幅広なモバイル端末収納部80を設けたとしても、モバイル端末収納部80が運転者の膝Nの邪魔になることを回避できる。
また、携帯電話110を収納ボックス33に収納するため、携帯電話110を雨水や塵埃等から保護できるとともに、悪路走行時のように車体に大きな揺れが発生する場合においても携帯電話110の脱落を防止できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、収納ボックス33は、燃料タンク10の下方かつエンジン12の上方の空間に配置されるとともに自動二輪車1のバッテリ75から延びる充電コード100を具備し、携帯電話110を収納可能なモバイル端末収納部80を備えるため、シート16下等の他の収納部のスペースを犠牲にすることなく、比較的小さい物を収納する収納スペースを利用して、携帯電話110に充電しつつ、エンジン12の熱の影響を収納ボックス33によって遮ることができ、エンジン12の熱が携帯電話110に与える影響を最小限にして携帯電話110を収納できる。
また、側面視で燃料タンク10と水平エンジンであるエンジン12との間に収納ボックス33が設けられ、収納ボックス33は、エンジン12のシリンダ部34の上方に配置されるボックス本体部81と、ボックス本体部81の車体側方を向く開口81Aを塞ぐリッド部90とを備え、リッド部90に、携帯電話110を支持するモバイル端末支持部91を備え、モバイル端末支持部91は、上面視においてシリンダ部34と重ならない位置に配置され、シリンダ部34から離れた位置に携帯電話110が支持されるため、シリンダ部34の熱が携帯電話110に与える影響を最小限にできる。また、エンジン12は水平エンジンであるため、シリンダ部34と燃料タンク10との間に熱を遮断し易い大きな収納ボックス33を設けることができ、携帯電話110への熱の影響を効果的に低減できる。
また、携帯電話110へ延びる充電コード100は、ヒンジ77の近傍を通り、リッド部90を開閉する際の充電コード100の撓み量が小さくなるため、充電コード100を短くできるとともに、容易にリッド部90を開閉することができる。
さらに、モバイル端末支持部91は、運転者が足を載せるペダル76Rよりも車両の前方側に配置されるため、モバイル端末支持部91が設けられたモバイル端末収納部80が運転者の膝Nの邪魔になることを回避できる。
また、ボックス本体部81には、吸気装置60よりも前方の位置で吸気装置60よりもボックス本体部81の開口81Aの反対側へ膨出する前部収納部82が形成されるため、吸気装置60よりも前方のスペースを有効利用して収納ボックス33を大きくすることができる。さらに、前部収納部82は、リッド部90側のモバイル端末支持部91から離れているため、前部収納部82に物を出し入れする際に携帯電話110が邪魔にならない。
なお、上記第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1の実施の形態に限定されるものではない。
リッド部90に透明な窓部を形成するとともに、携帯電話110の表示部をこの窓部に向くように携帯電話110をモバイル端末支持部91に収納し、リッド部90の外側から上記窓部を介して携帯電話110の状態を確認できるように構成しても良い。
また、上記第1の実施の形態では、ヒンジ77は収納ボックス33の前縁に沿わせて配置するものとして説明したが、これに限らず、例えば、ヒンジを収納ボックス33の下縁に沿わすように配置して、リッド部90が上下に開く構成としても良い。
[第2の実施の形態]
以下、図5及び図6を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、携帯電話110はリッド部90に収納されるものとして説明したが、第2の実施の形態では、携帯電話110が、ボックス本体部81側に設けられたモバイル端末収納部280に収納される点が、上記第1の実施の形態と異なっている。
図5は、第2の実施の形態における収納ボックス233(収納部)の断面及びその近傍を示す図である。図6は、リッド部90を開けた状態の収納ボックス233を示す斜視図である。ここで、図6では、リッド部90の図示が省略されている。
収納ボックス233は、燃料タンク10とエンジン12との間に配置されるとともに、コネクティングチューブ64、キャブレタ63、及び、吸気管62の一側方(右側方)に配置されている。収納ボックス233は、ボックス本体部81及びリッド部90を有し、リッド部90には、上記第1の実施の形態のモバイル端末支持部91は設けられていない。
ボックス本体部81の後部収納部83には、後部収納部83の後壁83Bから後部収納部83の他側方側の壁部83Aに対向して前方に延びる板状の端末支持体291Aが設けられており、携帯電話110は、端末支持体291Aと壁部83Aとの間に形成されたモバイル端末支持部291の間に挟まれるようにして、その厚み方向が車幅方向に向くように支持される。このように、携帯電話110を厚み方向が車幅方向に向くように支持するため、携帯電話110を車幅方向にコンパクトに配置でき、モバイル端末収納部280を小型化できる。また、端末支持体291Aは、後壁83Bに対向する延出部291Bを有し、携帯電話110は、後壁83Bと延出部291Bとの間に支持されることで、前後方向に位置決めされる。また、携帯電話110は、後部収納部83の底面部83Cによって下方から支持される。
モバイル端末支持部291は、後部収納部83に設けられた錠機構85の係合部85Bよりも後方に設けられ、後部収納部83の後部に位置している。これにより、錠機構85の近傍のデッドスペースに携帯電話110を設けることができ、スペースを有効利用できる。
後部収納部83の壁部83Aには、充電コード100を支持するフック状のコード支持部286が形成されている。
充電コード100は、前部収納部82の充電コード接続部78から後側方に延び、コード支持部286にガイドされて壁部83Aに沿って後方に延び、その後、モバイル端末支持部291に達して携帯電話110の充電用端子に接続される。充電コード100は、上述のアダプタを介して充電用端子に接続される。
モバイル端末収納部280は、ボックス本体部81に充電コード100及びモバイル端末支持部291を設けて構成されている。
図5に示すように、後部収納部83及びモバイル端末支持部291は、上面視においてエンジン12のシリンダ部34の後方のクランクケース12Aに重なるように配置されており、クランクケース12Aの上方に位置している。このように、シリンダ部34の上方ではなく、シリンダ部34の後方でシリンダ部34よりも発熱量が小さなクランクケース12Aの上方にモバイル端末支持部291を設けたため、エンジン12の上方の収納ボックス233に携帯電話110を収納する構成であっても、携帯電話110へのエンジン12の熱の影響を低減できる。
また、図2に示すように、モバイル端末支持部291が設けられた後部収納部83を塞ぐ後側リッド部93は、運転者が足を載せるペダル76Rの上方に位置しており、シート16に着座した運転者の膝Nは、側面視で後側リッド部93に重なるが、携帯電話110を厚み方向が車幅方向に向くようコンパクトに収納するため、後側リッド部93が車幅方向に出っ張ることを防止でき、モバイル端末収納部280が運転者の膝Nの邪魔になることを回避できる。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、エンジン12のシリンダ部34から後方に延びる吸気装置60の一側方に収納ボックス233が配置され、収納ボックス233は、外側方に開口するボックス本体部81と、開口81Aを塞ぐリッド部90とを備え、ボックス本体部81に、モバイル端末支持部291が設けられるため、吸気装置60の側方のデッドスペースを利用し携帯電話110を支持できるとともに、エンジン12の熱が携帯電話110に与える影響をボックス本体部81によって遮って最小限にすることができる。
また、モバイル端末支持部291は、携帯電話110を、その厚み方向が車幅方向に向くように支持するため、携帯電話110を車幅方向にコンパクトに支持できる。
さらに、携帯電話110が車幅方向にコンパクトに支持されるため、モバイル端末支持部291が側面視で運転者が足を載せるペダル76Rの上方に配置される構成であっても、モバイル端末支持部291が膝Nの邪魔になることを回避できる。
また、シリンダ部34の後方にモバイル端末支持部291が設けられるため、エンジン12の熱が携帯電話110に与える影響を低減できる。
さらに、前部収納部82は、後部収納部83のモバイル端末支持部291から離れているため、前部収納部82に物を出し入れする際に携帯電話110が邪魔にならない。
なお、上記第2の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第2の実施の形態に限定されるものではない。
上記第2の実施の形態では、吸気装置60の一側方に収納ボックス233が配置されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、収納ボックスは、吸気装置60の一側方及び他側方の少なくともいずれかに配置されていれば良い。すなわち、吸気装置60の他側方(左側方)に収納ボックス233と左右対称な収納ボックスを設けて、この収納ボックスのモバイル端末支持部に携帯電話110を支持しても良く、或いは、吸気装置60の両側方に収納ボックスを設け、この収納ボックスのモバイル端末支持部に携帯電話110を支持しても良い。
また、上記第2の実施の形態では、エンジン12は水平エンジンであるものとして説明したが、これに限らず、例えば、シリンダ軸線が略鉛直や斜めに傾斜したエンジンの吸気系の側方に、モバイル端末支持部を備えた収納ボックスを設けても良い。
また、上記第2の実施の形態では、モバイル端末支持部291は、錠機構85の後方に配置されるものとして説明したが、これに限らず、モバイル端末支持部を錠機構85の前方の後部収納部83に配置し、図6に2点鎖線で示すように、携帯電話110を錠機構85の前方に収納しても良い。この場合、モバイル端末支持部が充電コード接続部78に近いため、コード支持部286は設けなくとも良い。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 燃料タンク
12 エンジン(水平エンジン)
33,233 収納ボックス(収納部)
34 シリンダ部(シリンダ)
60 吸気装置(吸気系)
75 バッテリ
76R ペダル
77 ヒンジ
80,280 モバイル端末収納部
81 ボックス本体部(本体部)
81A 開口
82 前部収納部
90 リッド部
91,291 モバイル端末支持部
100 充電コード
110 携帯電話(モバイル端末)
C シリンダ軸線

Claims (9)

  1. 車両の収納部(33,233)に運転者のモバイル端末(110)を収納するようにした鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記収納部(33,233)は、燃料タンク(10)の下方かつエンジン(12)の上方の空間に配置されるとともに車両のバッテリ(75)から延びる充電コード(100)を具備し、前記モバイル端末(110)を収納可能なモバイル端末収納部(80,280)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
  2. 前記エンジン(12)はシリンダ軸線(C)が略水平に配置される水平エンジンであり、側面視で前記燃料タンク(10)と前記水平エンジン(12)との間に前記収納部(33)が設けられ、
    前記収納部(33)は、前記水平エンジン(12)のシリンダ(34)の上方に配置される本体部(81)と、当該本体部(81)の車体側方を向く開口(81A)を塞ぐリッド部(90)とを備え、当該リッド部(90)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(91)を備え、当該モバイル端末支持部(91)は、上面視において前記シリンダ(34)と重ならない位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  3. 前記リッド部(90)は、前記本体部(81)にヒンジ(77)を介して開閉可能に結合され、前記モバイル端末(110)へ延びる前記充電コード(100)は、前記ヒンジ(77)の近傍を通ることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  4. 前記モバイル端末支持部(91)は、運転者が足を載せるペダル(76R)よりも車両の前方側に配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  5. 前記燃料タンク(10)の下方に、前記エンジン(12)のシリンダ(34)から後方に延びる吸気系(60)を備え、
    側面視で前記燃料タンク(10)の下方に前記収納部(233)を備え、当該収納部(233)は、前記吸気系(60)の一側方に配置され、かつ、外側方に開口する本体部(81)と、この開口(81A)を塞ぐリッド(90)とを備え、前記本体部(81)に、モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(291)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  6. 前記モバイル端末支持部(291)は、前記モバイル端末(110)を、その厚み方向が車幅方向に向くように支持することを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  7. 前記モバイル端末支持部(291)は、側面視で運転者が足を載せるペダル(76R)の上方に配置されることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  8. 前記モバイル端末支持部(291)は、前記エンジン(12)のシリンダ(34)の後方に設けられていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  9. 前記エンジン(12)はシリンダ軸線(C)が略水平に配置される水平エンジンであり、前記エンジン(12)のシリンダ(34)の上面から後方に延びる吸気系(60)を備え、前記本体部(81)には、前記吸気系(60)よりも前方の位置で前記吸気系(60)よりも前記開口(81A)の反対側へ膨出する前部収納部(82)が形成されることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
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