JP2013045725A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りながらシールドシェル及びシールドシェルカバーを確実に接触させることができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ11は、シールド電線27のシース部33を固定するバレル部55とシェル上面49に開口部51を有する矩形筒型状のシールド部47とを備えたシールドシェル19と、対向する一対の挿入ラップ部57を有して開口部51を覆う断面略コ字形状のシールドシェルカバー21と、を備える。開口部51を覆うために一対の挿入ラップ部57がシールドシェル19の内側に挿入された際に、一対の挿入ラップ部57に設けられた突起部61がシールドシェル19の側板内面を押圧するように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
絶縁樹脂製のインナーハウジングを金属製のシールドシェルで覆うことによりシールド機能を得るシールドコネクタが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
例えば、特許文献2等に開示されたシールドコネクタは、シールドケーブルの端部に露出させた各信号線に接続される複数の端子と、これら端子をそれぞれ収容保持する絶縁体ボディ(インナーハウジング)と、絶縁体ボディの外側と端子の電線接続部及び信号線のシールド露出部分全体を覆うシールド用メタルカバー(シールドシェル及びシールドシェルカバー)と、シールド用メタルカバーの外側に装着される絶縁性カバーハウジング(アウターハウジング)と、を備えている。
上記シールド用メタルカバーは、例えば相対向して係合する一対のコ字形カバー体を有している。一方のコ字形カバー体(シールドシェル)の後端部分には、シールドケーブルのシールド層を加締め挟持する口輪部(電線固定部)が連設されている。そして、各信号線に接続された端子が収容保持された絶縁体ボディを一方のコ字形カバー体に装着し、口輪部でシールドケーブルのシールド層を加締め挟持した後、他方のコ字形カバー体(シールドシェルカバー)の両側板が一方のコ字形カバー体の両側板の外側から重なるようにして組み付けられることにより、シールド用矩形筒状体を構成している。
即ち、一方のコ字形カバー体の口輪部でシールドケーブルのシールド層を加締め挟持した後、口輪部近傍における信号線のシールド露出部分を他方のコ字形カバー体が覆うことによって、シールド用メタルカバーが絶縁体ボディに収容保持された端子の電線接続部及び信号線のシールド露出部分全体を覆うことができる。そこで、良好なシールド性能を有するシールドコネクタを得ることができる。
特開平8−330026号公報 特開2001−332356号公報
ところで、上記特許文献2等に開示されたシールドコネクタは、上記シールド用矩形筒状体を構成するために、一方のコ字形カバー体の両側板の外側から他方のコ字形カバー体の両側板が重なるようにして組み付けられる。この際、良好なシールド性能を備える為には、これら両側板同士を確実に接触させる必要がある。
また、シールドコネクタを小型化するにあたり、シールド用メタルカバーの大きさを抑える要請が高まっている。
しかしながら、シールド用メタルカバーを構成するこれらコ字形カバー体は、金属薄板をプレス加工して製造されており、より小型化する際にはプレス加工時の寸法公差やスプリングバック、組付け時の誤差などにより、これらコ字形カバー体の両側板同士を確実に接触させることが困難であった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、小型化を図りながらシールドシェル及びシールドシェルカバーを確実に接触させることができるシールドコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) シールド電線のシース部を固定する電線固定部とシェル上面に開口部を有する矩形筒状のシールド部とを備えたシールドシェルと、対向する一対の挿入ラップ部を有して前記開口部を覆う断面略コ字形状のシールドシェルカバーと、を備えるシールドコネクタであって、前記開口部を覆うために前記一対の挿入ラップ部が前記シールドシェルの内側に挿入された際に、前記一対の挿入ラップ部に設けられた突起部が前記シールドシェルの側板内面を押圧することを特徴とするシールドコネクタ。
上記(1)の構成のシールドコネクタによれば、断面略コ字形状に形成されるシールドシェルカバーの一対の挿入ラップ部は、折り曲げ製造過程において、例えばスプリングバックにより先端部が広がった開脚気味に形成される。挿入ラップ部には、この開脚方向外側に向けて突出する突起部が形成されている。シールドシェルカバーは、シールドシェルに装着される際、両側の挿入ラップ部がシールドシェルの側板内面に重なるように挿入される。この際、一対の挿入ラップ部は、先端部が広がっているので、閉脚方向に挟持されながら挿入間隙に挿入される。シールドシェルの内側に挿入された挿入ラップ部は、弾性復帰力により再び開脚し、シールドシェルの側板内面を押圧する。そこで、挿入ラップ部に設けられた突起部がシールドシェルの側板内面を確実に押圧するので、側板の変形や組付け誤差等によって接触状態が不安定となることを防止できる。
(2) 上記(1)の構成のシールドコネクタであって、前記突起部が、前記シールドコネクタの挿入方向に沿って突設された突条であることを特徴とするシールドコネクタ。
上記(2)の構成のシールドコネクタによれば、シールドシェルとシールドシェルカバーとの接触面積を増加させることができる。また、シールドシェルカバーの挿入ラップ部の剛性を増加させることができる。
(3) 上記(1)又は(2)の構成のシールドコネクタであって、前記シールドシェルの側板内面に、前記突起部に対向する当接部が突設されることを特徴とするシールドコネクタ。
上記(3)の構成のシールドコネクタによれば、シールドシェルとシールドシェルカバーとが、相互に接触方向に突出した突起部と当接部とによって、より確実に接触することができる。
本発明に係るシールドコネクタによれば、小型化を図りながらシールドシェル及びシールドシェルカバーを確実に接触させることができる。そこで、小型でシールド性能の良好なシールドコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。 シールドシェルにシールドシェルカバーを装着する前の斜視図である。 シールドシェルカバーが装着されたシールドシェルの斜視図である。 インナーハウジングを収容したシールドシェルの縦断面図である。 (a)は図3に示したシールドシェルをA−A線で切断した断面斜視図、(b)は(a)のB部拡大図である。 (a)は相手コネクタの斜視図、(b)は(a)に示した相手コネクタの断面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係るシールドコネクタを詳細に説明する。
本実施形態に係るシールドコネクタ11は、USB2.0(高速伝送用差動コネクタ)のケーブル側のシールドコネクタとして好適に用いることができる。
図1に示すように、シールドコネクタ11は、端子13と、インナーハウジング15と、フロントフォルダ17と、シールドシェル19と、シールドシェルカバー21と、アウターハウジング23と、リヤフォルダ25と、を具備する。
端子13は、板金加工により成形される。本実施形態では図4に示す箱状の電気接触部14を有する雌端子となる。電気接触部14の内部には接触片18が形成され、接触片18は図6に示す相手雄端子の板状のタブ98と接触する。電気接触部14の上部には後述するハウジングランス16が係止する端子曲げ部20が形成されている。端子13は、シールド電線27に接続されて端子装着シールド電線29を構成する。
シールド電線27は、端子13とのつなぎ部31では、シース部33やシールド箔35の皮37を剥ぐ必要がある。皮37を剥いでいる部分は、インピーダンス不整合を引き起こし、伝送性能が悪くなるため、皮37を剥ぐ距離は短ければ短いほどよい。
インナーハウジング15は、合成樹脂材により成型される。インナーハウジング15は、シールド電線27の複数のシールド線端末に圧着した端子13が挿入される複数の端子収容室39(図4及び図5(a)参照)を備える。インナーハウジング15に形成される端子収容室39には、それぞれの端子13を挿着する。端子収容室39は、図4に示すインナーハウジング15の前面に開口するタブ挿通開口50と連通する。端子収容室39の後方は、端子挿入開口部52としてインナーハウジング15の後部で開口する。端子収容室39の内部には片持ち梁状のハウジングランス16が設けられ、ハウジングランス16は端子収容室39に挿入された端子13の端子曲げ部20に、端子挿入方向の後方から係止することで、端子13を脱落規制して端子収容室39に固定する。
フロントフォルダ17は、図4に示す前面板41を有して、インナーハウジング15の前部に挿着される。前面板41には、インナーハウジング15のタブ挿通開口50に一致する複数の窓部43が形成される。前面板41には複数のランス規制片45が突設され、ランス規制片45はハウジングランス16の可撓空間に挿入される。ハウジングランス16は、可撓空間にランス規制片45が挿入されると、係止解除方向の移動が規制され、端子13を二重ロックすることとなる。
シールドシェル19は、板金材を用いた板金加工により形成される。シールドシェル19は、インナーハウジング15を内方に挿入して覆う矩形筒状のシールド部47と、シールド部47の後方に連設されてシールド電線27のシース部33を圧着固定する電線固定部であるバレル部55とを有する。
シールド部47は、矩形筒状を形成する際の接合部位が、接合辺53の一方を蟻にして接合する蟻継とされ、開きが抑制できるように作られている。シールド部47のシェル上面49には、シールド部47内へのインナーハウジング15の挿入位置決めを容易とするための開口部51が形成されている。この開口部51は、シールドシェルカバー21によって覆われる。
端子装着シールド電線29の端子13を挿着したインナーハウジング15は、シールドシェル19に挿入され、図2に示すように、端子装着シールド電線29のシース部33がバレル部55に加締め固定される。
図2に示すように、シールドシェルカバー21は、対向する一対の平行な挿入ラップ部57が形成されるように、導電性金属からなる素板を板金加工による折り曲げで断面略コ字形状に形成される。シールドシェルカバー21の一対の挿入ラップ部57は、折り曲げ製造過程において、例えばスプリングバックにより先端部(図2中下端部)が広がった開脚気味に形成されている。
シールドシェルカバー21の挿入ラップ部57の後方には、一対のカバー側板部59が形成される。シールドシェルカバー21は、挿入ラップ部57がシールドシェル19の内側に挿入される一方、カバー側板部59がシールドシェル19の外側に配置されて装着される。
これにより、シールドシェル19とシールドシェルカバー21とは、図3に示すように、シールド部47とカバー側板部59とが同一幅Wとなるように、コネクタ全体の大きさが抑えられている。
図5に示すように、挿入ラップ部57にはこの開脚方向外側に向けて突出する突起部61が形成されている。シールドシェルカバー21は、両側の挿入ラップ部57がシールドシェル19の側板内面63に重なり、開口部51を上方から覆うようにしてシールドシェル19に装着される。
この際、一対の挿入ラップ部57は、先端部が広がっているので、閉脚方向に挟持されながら挿入間隙に挿入される。シールドシェル19の内側に挿入された挿入ラップ部57は、弾性復帰力により再び開脚し、シールドシェル19の側板内面63に押しつけられる。
更に、一対の挿入ラップ部57がシールドシェル19の内側に挿入された際、一対の挿入ラップ部57に設けられた突起部61がシールドシェル19の側板内面63を確実に押圧する。突起部61が側板内面63を押圧したシールドシェルカバー21は、カバー側板部59に形成した係止穴65がシールドシェル19の両側部に形成した係止爪67に係止されて、図3に示すように、シールドシェル19に固定される。
本実施形態の突起部61は、シールドコネクタ11の挿入方向に沿って突設された突条69である。突起部61を連続する突条69で形成することで、点在する半球状の突起部に比べ、シールドシェル19とシールドシェルカバー21との接触面積を増加させることができる。また、横断面形状が山形の突条69を折り曲げ形成することで、シールドシェルカバー21における挿入ラップ部57の剛性を増加させることができる。更に、突条69は、挿入ラップ部57の先端部である挿入先端縁よりも若干後退した位置において該挿入先端縁に沿って延びており、挿入ラップ部57の先端側に鍔片70を形成している。そこで、挿入ラップ部57をシールドシェル19の内側に挿入する際には、鍔片70が挿入ガイドとなり挿入を容易にできる。
また、図5(b)に示すように、シールドシェル19の側板内面63には、突起部61に対向する当接部71が適宜突設される。これにより、シールドシェル19とシールドシェルカバー21とは、相互に接触方向に突出してオーバーラップする寸法関係にした突起部61と当接部71とによって、より確実に接触することができる。
アウターハウジング23は、合成樹脂材により角筒状に成形される。アウターハウジング23の内方には、シェル装着空間85が形成される。シェル装着空間85には、シールドシェル19に覆われたインナーハウジング15が挿入される。シェル装着空間85に、インナーハウジング15を収容したアウターハウジング23は、後部にリヤフォルダ25が係止される。アウターハウジング23にリヤフォルダ25が係止されることで、インナーハウジング15の脱落が規制されるとともに、インナーハウジング15から導出されたシールド電線27が支持される。
図6に示した相手コネクタ87は、相手アウターハウジング89の外側がアウターシールドシェル91によって覆われる。アウターシールドシェル91には基板接続部93が垂設され、基板接続部93は図示しない電子機器の基板に形成れるスルーホールに半田付けされ、同時に基板のグランドに接続される。相手アウターハウジング89の内方には、シールドコネクタ11を受け入れるためのコネクタ嵌合空間95が形成される。コネクタ嵌合空間95には、相手インナーハウジング97が設けられ、相手インナーハウジング97は複数の相手雄端子であるタブ98を収容している。タブ98は、リード部99が図示しない基板のスルーホールに半田付けされて、所定回路に接続される。このタブ98がシールドコネクタ11の端子13と接続されることとなる。相手インナーハウジング97は、相手インナーシェル101によって覆われる。相手インナーシェル101には基板接続部93が垂設され、基板接続部93は図示しない基板のスルーホールに半田付けされ、同時に基板のグランドに接続される。
次に、上記構成を有するシールドコネクタ11の組立手順と、シールドコネクタ11の作用を説明する。
シールドコネクタ11を組み立てるには、図1に示したように、シールド電線27の複数のシールド線端末に端子13を圧着接続して、端子装着シールド電線29とする。端子装着シールド電線29の端子13を、インナーハウジング15のそれぞれの端子収容室39に挿入する。
次いで、インナーハウジング15に、フロントフォルダ17を前方より組み付ける。図2に示すように、フロントフォルダ17を組み付けたインナーハウジング15をシールドシェル19のシールド部47に装着する。シールドシェル19の内部高さは図4のHで示すように、インナーハウジング15の全高とほぼ同一となっている。これにより、インナーハウジング15は、シールドシェル19の内方で、上下方向にはガタツキを生じない。シールドシェル19に挿着されたインナーハウジング15は、後方から導出されるシールド電線27のシース部33をシールドシェル19のバレル部55で圧着固定する。
この際、図3に示すように、インナーハウジング15は、ハウジング上面に形成された係止突起73が、シールド部47の上部後端縁78に形成された係止凹部75に係合し、シールドシェル19に対する幅W方向のガタツキが規制された状態に固定される。このように、バレル部55におけるシース部33の加締め作業は、インナーハウジング15が確実に固定された状態で行われることから、高精度な加締めが可能となる。
シールド線露呈部77は、図2に示すように、シールドシェルカバー21を装着して覆われる。
シールドシェルカバー21は、一対の挿入ラップ部57が互いに接近する方向へ弾性変形するように閉脚方向に挟持され、先ず、鍔片70をインナーハウジング15の両側面と、これを外側から囲むシールドシェル19の側板内面63との間に形成される挿入間隙79(図5参照)に挿入する。突条69がシールドシェル19の側板上縁に当接したなら、更に挿入ラップ部57を押し込むことで、突条69を挿入間隙79の深部へと移動させる。
このようにして、シールドシェルカバー21は、挿入ラップ部57が、インナーハウジング15とシールドシェル19との間の挿入間隙79に挿入されて装着される。即ち、シールドシェルカバー21の挿入ラップ部57は、図3及び図5に示すように、シールドシェル19の外側には出っ張らない。この状態で、シールドシェル19はアウターハウジング23に挿着される。最後に、インナーハウジング15を収容したアウターハウジング23に、リヤフォルダ25を係止してシールドコネクタ11の組立を完了する。
上述したように、本実施形態のシールドコネクタ11は、小型化するためにインナーハウジング15の両側側面の外側にシールドシェルカバー21の挿入ラップ部57が挿入される分だけ、インナーハウジング15をシールドシェル19よりも小さく形成している。
そして、シールドコネクタ11では、断面略コ字形状に形成されるシールドシェルカバー21の対向する一対の平行な挿入ラップ部57が、折り曲げ製造過程において、スプリングバックにより先端部が広がった開脚気味に形成される。挿入ラップ部57には、この開脚方向外側に向けて突出する突起部61が形成されている。
シールドシェルカバー21は、シールドシェル19に装着される際、両側の挿入ラップ部57がシールドシェル19の側板内面63に重なるように、インナーハウジング15とシールドシェル19との挿入間隙79に挿入される。この際、一対の挿入ラップ部57は、先端部がシールドシェル19の両側板間より広がっているので、閉脚方向に挟持されながら挿入間隙79に挿入される。
シールドシェル19の内側における挿入間隙79に挿入された挿入ラップ部57は、弾性復帰力により再び開脚し、シールドシェル19の側板内面63を押圧する。そこで、挿入ラップ部57に設けられた突条69が側板内面63を確実に押圧するので、側板内面63の凹凸等の変形や組付け誤差等によって接触状態が不安定となることを防止できる。
従って、本実施形態に係るシールドコネクタ11によれば、小型化を図りながらシールドシェルカバー21とシールドシェル19とを確実に接触させることができ、良好なシールド性能を得ることができる。
尚、特許文献2等に開示された従来のシールドコネクタのように、他方のコ字形カバー体の両側板が一方のコ字形カバー体の両側板の外側から重なるようにして組み付けられる場合、一方のコ字形カバー体の両側板外面を押圧する為に他方のコ字形カバー体の両側板を閉脚気味に形成すると、他方のコ字形カバー体の両側板を広げながら組付けなければならず、組付け作業性が著しく低下してしまう。
本発明のシールドコネクタは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…シールドコネクタ
19…シールドシェル
21…シールドシェルカバー
27…シールド電線
33…シース部
47…シールド部
49…シェル上面
51…開口部
55…バレル部(電線固定部)
57…挿入ラップ部
61…突起部
63…側板内面
69…突条
71…当接部

Claims (3)

  1. シールド電線のシース部を固定する電線固定部とシェル上面に開口部を有する矩形筒型状のシールド部とを備えたシールドシェルと、
    対向する一対の挿入ラップ部を有して前記開口部を覆う断面略コ字形状のシールドシェルカバーと、
    を備えるシールドコネクタであって、
    前記開口部を覆うために前記一対の挿入ラップ部が前記シールドシェルの内側に挿入された際に、前記一対の挿入ラップ部に設けられた突起部が前記シールドシェルの側板内面を押圧することを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記突起部が、前記シールドコネクタの挿入方向に沿って突設された突条であることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 前記シールドシェルの側板内面に、前記突起部に対向する当接部が突設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシールドコネクタ。
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