JP2013036165A - 建物 - Google Patents

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信治 中田
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Abstract

【課題】建物上部の窓面積をより多く確保して、建物の彩光性を向上する。
【解決手段】建物1は、通りAの交点B上に立設された4本の柱10、10´と、それらの隣接する柱10、10´の間に架け渡された梁11からなる直方体状の躯体ユニット20〜22を有している。躯体ユニット20〜22は、標準ユニット20、22と、最上階の階高が標準ユニット20、22よりも高く、少なくとも一つの側面30が建物外周に沿った突出ユニット21を有している。突出ユニット21の側面30において、屋上階の床梁11c´は、標準ユニット20、22の屋上階の床梁11cよりも高い位置であって、標準ユニット20、22との最上階の階高の差に対応した高さに設置されている。突出ユニット21の側面30には、標準ユニット20、21の屋上階の床梁11cよりも低い位置から高い位置まで延伸した採光窓40が設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の直方体状の躯体ユニットを有する建物に関する。
例えば建物の採光性を向上するために、光が入りやすい屋上(陸屋根)に塔屋状の屋根ユニットを設け、その屋根ユニットの壁面に窓を設けることが考えられる(例えば特許文献1参照)。
特開2009−256959号公報
ところで、都市部の狭小な土地に高密に建物を建築する場合、隣接する建物との離間寸法が十分確保されず、窓からの採光が得にくい。このような条件では、隣接する建物の影響を受けにくい、建物のより高い位置により大きな窓を設けることが採光を確保する上で重要であるが、単に上述のような屋根ユニットを設置しても、屋上階の床梁が存在し、当該床梁によって窓の設置位置や大きさに制約が生じ、窓面積を十分に広げることができなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、高い位置から効率よく採光することができる建物を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る建物は、直交する2方向の通りの交点上に立設された4本の柱と、それらの隣接する柱の間に架け渡された梁からなる複数の直方体状の躯体ユニットを有し、前記複数の躯体ユニットは、標準ユニットと、最上階の階高が前記標準ユニットよりも高く、少なくとも一つの側面が建物外周に沿った突出ユニットと、からなり、前記突出ユニットの建物外周に沿った側面において、屋上階の床梁が、前記標準ユニットの屋上階の床梁と同じ位置には存在せず、前記標準ユニットとの階高の差に対応した高い位置に設置されものである。
本発明によれば、躯体ユニットが、最上階の階高が標準ユニットよりも高く、少なくとも一つの側面が建物の外周に沿った突出ユニットを有し、突出ユニットの建物外周に沿った側面において、屋上階の床梁が標準ユニットにおける屋上階の床梁よりも高い位置に設置されているので、突出ユニットの建物外周に沿った側面には、上下方向に長い連続的な採光窓を設置することができる。
前記突出ユニットの前記建物の外周に沿った側面には、前記標準ユニットの屋上階の床梁よりも低い位置から高い位置まで延伸した採光窓が設置されているのが好ましい。かかる場合、建物のより高い位置により広面積の採光窓が形成されるので、採光性に優れた建物とすることができる。
本発明によれば、突出ユニットにおける建物の外周に沿った側面に、屋上階の梁によって途切れることのない大きな採光窓を設けることができるので、例えば隣の建物が接近しているような場合であっても、自然光による明るさを確保しやすくなる。
建物の躯体構造を示す説明図である。 建物の窓の配置を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る建物1の躯体ユニットの構成を示す説明図である。
建物1は、鉄骨ラーメン造の3階建ての工業化住宅、すなわち、所定の平面モジュールを有し、材質、部材寸法(柱であれば外形寸法、梁であれば背、幅、ウェブ厚等他の部材との接合に影響する寸法)、接合部の納まり等の基本構成が標準化(規格化)され、予め工場等で製造された鉄骨部材の組み合わせによって架構が構成される住宅であり、間口方向に1スパン、奥行方向に3スパンで構成されている。
建物1は、直交する2方向の通り(建物1を平面視したときの平面モジュールの整数倍の間隔で設定された仮想の基準線)Aの交点B上に垂直に立設された4本の柱10、10´と、それらの隣接する柱10、10´の間に架け渡された複数の梁11からなる複数(図1の例では3つ)の直方体状の躯体ユニット20、21、22からなる。本実施の形態では、2つの躯体ユニットが接する面については、2つの躯体ユニットが2本の柱と各階梁(後述する突出ユニットの最上梁を除く)を共有するように構成されているが、各躯体ユニットが独立した柱と梁からなり、2つの躯体ユニットが接する面については柱どうし、梁どうしが抱き合わされるように構成されたもの(いわゆるユニット式建物)であってもよい。
図1に示すように、各躯体ユニット20、21、22は、2階の床梁11a、3階の床梁11b、屋上階の床梁11c、11c´を有している。躯体ユニット20〜22の各階の床梁11には、図示しない軽量気泡コンクリート製の床パネルが架け渡されて各階の床が形成されている。また、躯体ユニット20〜22は、少なくとも一つの側面30が建物1の外周に沿っている。
2階及び3階の床梁11a、11bの設置高さは、それぞれ統一されており、建物1の1階及び2階の階高は一定である。
躯体ユニット20〜22のうちの中央の躯体ユニット(以下、「突出ユニット」とする。)21の4本の柱10´は、隣接する他の躯体ユニット(以下、「標準ユニット」とする。)20、22における突出ユニット21と共有されていない柱10よりも上方に延伸している。突出ユニット21の柱10´の最上端に接合された屋上階の床梁11c´は、標準ユニット20、22の屋上階の床梁11cよりも高い位置に配置されており、屋上階の床梁11cと同じ高さに存在しない。突出ユニット21の屋上階の床梁11c´は、標準ユニット20、22との3階の階高の差に応じた高さに設置されている。つまり、突出ユニット21の屋上階の床梁11c´は、突出ユニット21の3階の階高と標準ユニット20、22の3階の階高との差分だけ、標準ユニット20、22の床梁11cより高い位置に設置されている。突出ユニット21の3階の床梁11bと、標準ユニット20、22の3階の床梁11bの高さが同じであるので、突出ユニット21の3階の階高が、標準ユニット20、22の3階の階高よりも高くなっている。
図2に示すように躯体ユニット20〜22における建物1の外周に沿った側面30には、外壁30aが形成されている。外壁30aは、軽量気泡コンクリート製で、平面モジュールに対応した幅寸法を有する外壁パネルを複数並べて、床梁11に取り付けることにより形成されている。突出ユニット21の側面30の外壁30aには、標準ユニット20、22の屋上階の床梁11cよりも低い位置から高い位置まで延伸した採光窓40が設けられている。突出ユニット21の側面30(外壁30a)の他の階層、及び標準ユニット20、22の側面30(外壁30a)の各階層には、採光窓40よりも上下方向に短い採光窓50が形成されている。標準ユニット20、22の3階の採光窓50の上端位置は、突出ユニット21の3階の採光窓40の上端位置よりも低くなっている。
本実施の形態によれば、突出ユニット21の側面30において、屋上階の床梁11c´が、標準ユニット20、22の屋上階の床梁11cよりも高い位置に配置されるので、突出ユニット21の3階部分に上下方向に長い側面30を確保できる。これにより、屋上階の床梁に妨げられることなく、突出ユニット21の側面30の高い位置に上下方向に長い連続的な大きな採光窓40が設置されているので、建物1の採光性が向上し、隣の建物が接近しているような場合であっても、自然光による明るさを十分に確保することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、以上の実施の形態で記載した建物1は、間口方向に1スパン、奥行方向に3スパンであったが、スパン数は任意に選択できる。また、3つの躯体ユニットのうち中央のひとつが突出ユニットとなっていたが、突出ユニットが建物の端部に配置されてもよいし、突出ユニットが横方向に連続的あるいは断続的に複数配置されてもよい。
本発明は、建物の彩光性を向上する際に有用である。
1 建物
10、10´ 柱
11 床梁
11c、11c´ 屋上階の床梁
20 突出ユニット
21、22 標準ユニット
30 側面
40、50 採光窓
A 通り
B 交点

Claims (2)

  1. 直交する2方向の通りの交点上に立設された4本の柱と、それらの隣接する柱の間に架け渡された梁からなる複数の直方体状の躯体ユニットを有し、
    前記複数の躯体ユニットは、標準ユニットと、最上階の階高が前記標準ユニットよりも高く、少なくとも一つの側面が建物外周に沿った突出ユニットと、を有し、
    前記突出ユニットの建物外周に沿った側面において、屋上階の床梁が、前記標準ユニットの屋上階の床梁よりも高い位置であって、前記標準ユニットとの最上階の階高の差に対応した高さに設置された、建物。
  2. 前記突出ユニットの前記建物外周に沿った側面には、前記標準ユニットの屋上階の床梁よりも低い位置から高い位置まで延伸した採光窓が設置された、請求項1に記載の建物。
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