JP2013034375A - フィードバック制御系の振動検出装置及び振動検出装置を備えたモータ制御装置 - Google Patents
フィードバック制御系の振動検出装置及び振動検出装置を備えたモータ制御装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】負荷を連結したモータを制御対象とする制御装置の振動検出装置であって、制御装置は、制御対象をフィードバック制御してモータを制御する制御器部と、制御装置の出力の上下限ピーク値とそれらの発生時刻に基づいて、振動の発生を判断する振動状態判断部と、を備えた。
【選択図】 図10
Description
また、本発明によると、完全発振に至らないうちに素早く異常を察知して騒音や機械系の損傷等を防止することができる。
出力振動成分信号15の振幅ピークをサーチし、ステップ102に進む。
ここで、出力振動成分信号15の振幅ピークをサーチするとは、例えば、振動状態判断部11が、サンプリング周期毎にその出力信号の振幅を監視しておき、数サンプリング周期分の出力信号の振幅値から上限ピーク値または下限ピーク値を判断して検出することである。なお、具体的なサーチ方法の説明は、図9に示したフローチャートを用いて後述する。
上限ピークが検出された時刻において、その上限ピーク値から直前の下限ピーク値を差し引いた値をVppの値とし、また、上限ピークが検出されない時刻においてはVppの値を0とし、ステップ103に進む。ただし、ノイズを除去するため、Vppの絶対値が0でなくても、ある一定の小さい値(一般的に出力信号4の検出分解能とする)より小さければVppの値を0とする。
一定時間Tnの間、差信号Vpp20の2乗の移動平均値Pを計算し、ステップ104に進む。ただし、Tnは振動周期の数倍、指令信号1の周期より小さい値で与える。
P信号30を予め与えられた閾値Pmより小さいかどうか比較し、もし小さければ、ステップ105に進む。もし大きければ、ステップ107に進む。
ステップ103で作成したP信号30に基づいて、次のように振動持続時間Tvをカウンタする。P信号30がある一定の小さい値P0(予め与えられた振動最小値)より大きくなると振動持続時間Tvをカウンタし始め、小さくなると振動持続時間Tvを0にリセットする。また、P0はノイズの影響を考慮し実験あるいはシミュレーション等によって決める。
振動持続時間Tvを予め与えられた閾値Tvmより小さいかどうか比較し、もし小さければ、ステップ101に戻る。もし大きければ、ステップ107に進む。
振動と判定し、制御系を安定させる行動へ進む。すなわち、例えば、制振制御等のアルゴリズムにより制御系を安定させるのである。
先ず、出力振動成分信号15のデータをサンプリングする際の区間を設定する回数値をr(r=0,1,2,3,・・・)とし、r=0を初期値設定して、ステップ302に進む。
回数値rに基づいて2p+1データ点数A=[x1+r,x2+r,・・・,x2p+1+r]の区間を設定して、ステップ303に進む。
ここで、pは予め設定した正の整数(p=1,2,3,4,・・・)であり、pが大きくなるほどピークが正しく検出される振動成分の周波数が小さくなる。
ステップ302において設定した区間A=[x1+r,x2+r,・・・,x2p+1+r]における出力振動成分信号15の最大値と最小値を計算して、ステップ304に進む。
ステップ302において設定した区間の中点xp+1+rの信号振幅が上限ピーク値かどうかチェックする。中点xp+1+rの信号振幅とステップ303において計算した最大値とを比較し、中点xp+1+rの信号振幅が区間の最大値である場合は、ステップ305に進む。一方、中点xp+1+rの信号振幅が区間の最大値でない場合、ステップ306に進む。
ステップ302において設定した区間値xp+1+r(中点)の信号振幅を上限ピーク値とし、ステップ307に進む。
ステップ302において設定した区間の中点xp+1+rの信号振幅が下限ピーク値かどうかチェックする。中点xp+1+rの信号振幅とステップ303において計算した最小値とを比較し、中点xp+1+rの信号振幅が区間の最小値である場合は、ステップ308に進む。一方、中点xp+1+rの信号振幅が区間の最小値でない場合、ステップ310に進む。
上限ピーク出る時間(ステップ302において設定した区間の中点xp+1+rの時間)をメモリに保存し、ステップ310に進む。
ステップ302において設定した区間値xp+1+r(中点)の信号振幅を下限ピーク値とし、ステップ309に進む。
下限ピーク出る時間(ステップ302において設定した区間の中点xp+1+rの時間)をメモリに保存し、ステップ310に進む。
値rに1を足して新たなrとして更新(r=r+1)し、ステップ302に進む。
実施例2が、実施例1におけるフィードバック系の振動検出装置の構成と異なる点は、図1におけるフィードバック制御装置のモデル部13とローパスフィルタ14の構成を持たず、振動検出は、フィードバック制御装置12の出力信号4とフィードバック制御装置のモデル部13の推定出力信号8との差信号に基づいて行なわない点である。
すなわち、実施例2では、フィードバック制御装置のモデル部13がない場合でも、フィードバック制御装置12の出力信号4に基づいて振動検出を行なうことができる、新たな振動状態判断部51をその構成に備えたものである。
出力信号4の振幅ピークVpをサーチしてピーク値が出る時間tpをメモリ(図示しない)等に格納し、ステップ102に進む。
ここで、出力信号4の振幅ピークVpをサーチするとは、例えば、振動状態判断部51が、サンプリング周期毎に出力信号4の振幅を監視しておき、数サンプリング周期分の出力信号4の振幅値から上限ピーク値または下限ピーク値を判断して検出することである。
また、ピーク値が出る時間tpとは、前述のサーチによる上限ピーク値または下限ピーク値が検出された時刻である。
上限ピークが検出された時刻において、その上限ピーク値から直前の下限ピーク値を差し引いた値をVppの値とし、同時に上限ピークに対応する時刻から下限ピークに対応する時刻の差Tppを計算する。上限ピークが検出されない時刻においてはVppの値を0とし、ステップ203に進む。ただし、ノイズを除去するため、Vppの絶対値が0でなくても、ある一定の小さい値(一般的に出力信号4の検出分解能とする)より小さければVppの値を0とする。
図14は、図11における出力信号4に基づいて、ステップ202で算出した上限ピークから下限ピークの差信号Vppを示す図である。一般的に振動周期が過渡時間より遥かに短いので、上限ピークと下限ピークとの差を取ることによって、更に過渡成分を除去し、振動成分を抽出することができるのである。
ゼロではない、ステップ202で算出した上限ピークから下限ピークの差信号Vpp値を、対応する上下限ピーク間の時間間隔Tppで割って得た値を振動強度Appとして計算し、ステップ104に進む。
ここで定義した振動強度Appは、出力信号4の振動状態の波形(図11)に基づいた上限ピークから下限ピークの差信号Vpp値(図14)の単位時間当たりの振幅値を、その振動の強度として表すものである。
図15は、図14における差信号Vppに基づいて、ステップ203で算出した振動強度信号Appを示す図である。
ステップ203で得られた振動強度信号Appを予め与えられた閾値Appmと比較し、振動強度信号Appが閾値Appmより小さい場合、ステップ205に進む。逆に大きい場合、ステップ209に進む。
ここで、予め与えられた閾値Appmは、例えば、図10におけるフィードバック系の振動検出装置のモータ制御装置への適用の場合、モータ制御装置が駆動する負荷機械等が破損しないまたは騒音が大きくない値、あるいは位置決め時に許容される位置決め精度内の値などに決定すればよい。
振動強度信号Appの移動平均値Avを計算し、ステップ206に進む。信号の移動平均に要する一定時間Taの値は、検出すべき振動の最大周期の数倍とする。
ここで、振動強度信号Appの移動平均値Avは、騒音および機械破壊のレベルを示すものであり、高周波成分強調するものである。
図16は、図15における振動強度信号Appに基づいて、ステップ205で算出した振動移動平均強度信号Avを示す図である。
ステップ205で得られた振動移動平均強度信号Avを予め与えられた閾値Avmと比較し、振動移動平均強度信号Avが閾値Avmより小さい場合、ステップ107に進む。逆に大きい場合、ステップ209に進む。
ここで、予め与えられた閾値Avmは、例えば、図10におけるフィードバック系の振動検出装置のモータ制御装置への適用の場合、モータ制御装置が駆動する負荷機械等が破損しないまたは騒音が大きくない値、あるいは位置決め時に許容される位置決め精度内の値などに決定すればよい。
ステップ205で得られた振動移動平均強度信号Avに基づいて、次のように振動持続時間Tvをカウンタする。振動移動平均強度信号Avが一定の小さい値P0(予め与えられた振動最小値)より大きくなると振動持続時間Tvをカウンタし始め、小さくなると振動持続時間Tvを0にリセットする。また、P0はノイズの影響を考慮し実験あるいはシミュレーション等によって決める。ここで、振動持続時間Tvは、振動移動平均強度信号Avが連続的に0でない時間である。
図17は、図16における振動移動平均強度信号Avに基づいて、ステップ207で算出した振動持続時間Tvを示す図である。
振動持続時間Tvを予め与えられた閾値Tvmと比較し、振動持続時間Tvが閾値Tvmより小さい場合、ステップ201に進む。逆に大きい場合、ステップ209に進む。
一般的に、外部刺激がなくなってから、振動持続時間Tvが長くなるほど完全発振に近づいていると言えるため、予め与えられた閾値Tvmは、制御ゲインの上げ幅および安全性を考慮して決め、制御ゲインの上げ幅が大きく、しかも絶対に完全発振してはいけない場合に、予め与えられた閾値Tvmを小さく設定すべきである。
振動と判定し、制御系を安定させる行動へ進む。すなわち、例えば、制振制御等のアルゴリズムにより制御系を安定させるのである。
実施例3が、実施例2におけるフィードバック系の振動検出装置の構成と異なる点は、図10における振動状態判断部51を新たな振動状態判断部52に置き換えた点である。
なお、振動状態判断部52は、振動状態判断部51におけるフィードバック制御装置12の出力信号4のピーク検出処理を以下に示す処理に置き換えたものである。
先ず、出力信号4のピーク検出するピーク検出全体区間41を設定するために、i=1 に初期値設定して、ステップ402に進む。
設定されたピーク検出全体区間41でデータサンプリングを行なう。サンプリングしたデータはX=[x(i-2p(N)), x(i-2p(N)+1), …, x(i)]に格納して、ステップ403に進む。
ここで、集合P(P=[p(1), p(2), … , p(N)])はピーク検出する際の区間を設定するため予め設定した集合であり、集合Pの各要素は正の整数である。また、p (1) <p(2)<・・・<p(N)、Nは集合Pの要素の数である。
ステップ402でサンプリングしたデータを用いて、ピーク検出全体区間41でのピーク検出処理を実施し、ステップ404に進む。
なお、ピーク検出全体区間41でのピーク検出処理は、図21に示したフローチャートを用いて後述する。
ピーク検出全体区間41を更新(i=i+1)して、ステップ402に進む。
ステップ501において、ピーク検出区間40を第1区間に設定するために、j=1に初期化してステップ502に進む。
値iとjに基づいて、ステップ402で格納しておいたデータXを、L=[ x(i-p(N)−p(j)), x(i-p(N)−p(j)+1), …, x(i-p(N))] の左区間とR=[x(i-p(N)), x(i-p(N)+1), …, x(i-p(N)+p(j))]の右区間に区分し、ステップ503に進む。
なお、ピーク検出全体区間41の中心点x(i-p(N))は、左区間L、右区間Rの両方に含むように区分される。
ステップ502において区分された左右区間の共通の要素である、ピーク検出区間40の中心点x(i-p(N))がピークかどうかの判断処理を実施し、ステップ504に進む。
なお、ここで実施されるピーク判断処理は、図22に示したフローチャートを用いて後述する。
中心点x(i-p(N))がピークとあると判断された場合は、ステップ507に進み、ピークと判断されなければ、ステップ505に進む。
ピーク検出処理が、ピーク検出全体区間41にわたって実施されたかを値jとNを比較して判断し、N回分実施されていれば、ステップ507に進み、そうでなければ、ステップ506に進む。
値jを更新(j=j+1)して、ステップ502に進む。
ピーク検出処理は終了する。
以上のように、ステップ501〜ステップ506を繰り返して出力信号4のピーク検出をピーク検出全体区間41にわたって実施する。
ステップ502において区分された左区間L=[x(i-p(N)−p(j)), x(i-p(N)−p(j)+1), …, x(i-p(N))]と右区間R=[x(i-p(N)), x(i-p(N)+1), …, x(i-p(N)+p(j))]におけるそれぞれの最大値と最小値を計算し、ステップ602に進む。
ステップ601で計算した値を用いて、左区間Lの最大値と最小値の差と、閾値Hとを比較し、右区間Rの最大値と最小値の差と、同じく閾値Hとを比較し、両方の差はHより大きければ、ステップ603に進み、そうでなければステップ607に進む。
なお、閾値Hの値は出力信号4に含むノイズの最大値とし、このステップの処理により、出力信号4から大きさが閾値H未満のノイズを取り除くことができる。
ステップ502でL,Rの左右両区間に含むようにしておいたピーク検出区間40の中心点x(i-p(N)) が、上限ピークかどうかチェックする。
まず、ステップ601で計算したL区間最大値とx(i-p(N))とを比較し、同様にR区間最大値とx(i-p(N))を比較し、L、Rの左右区間の最大値がx(i-p(N))であれば、ステップ604に進み、そうでなければステップ605に進む。
左右区間の共通の要素x(i-p(N))を上限ピークとし、ステップ608に進む。
ステップ502でL,Rの左右両区間に含むようにしておいたピーク検出区間40の中心点x(i-p(N)) が、下限ピークかどうかチェックする。
まず、ステップ601で計算したL区間最小値とx(i-p(N))とを比較し、同様にR区間最小値とx(i-p(N))を比較し、L、Rの左右区間の最小値がx(i-p(N))であれば、ステップ606に進み、そうでなければステップ607に進む。
左右区間の共通の要素x(i-p(N))を下限ピークとし、ステップ608に進む。
左右区間の共通の要素x(i-p(N))はピークではないとし、ステップ608に進む。
ここで、ピーク判断ルーチンが終了する。
以上のようにして、ピーク検出区間40の中心点x(i-p(N))は上限ピークか下限ピークか、あるいはピークではないのかを判断する。
また、出力信号の振動検出区間の最大値と最小値の差が閾値より大きくなければ、ピークとしないようにしているので、ノイズが重畳している信号に対しても正確に振動ピークを検出できる。
2 制御器
3 制御対象
4 出力信号
5 出力フィードバック信号
6 制御器のモデル部
7 制御対象のモデル部
8 推定出力信号
9 推定出力フィードバック信号
10 出力信号と推定出力信号との差信号
11、51、52 振動状態判断部
12 フィードバック制御装置
13 フィードバック制御装置のモデル部
14 ローパスフィルタ
15 出力振動成分信号
20 上限ピークと下限ピークの差信号(Vpp)
30 信号P
40 ピーク検出区間
41 ピーク検出全体区間
S101〜S107、S201〜S209、S301〜S310、S401〜S404、S501〜S507、S601〜S608 処理
101 速度制御
102 モータ及び負荷
103 オブザーバの全体
111 オブザーバのモータ及び負荷イナーシャ分
112 オブザーバの速度制御のゲイン
113 オブザーバの速度制御の積分
114 積分
201 速度制御器
202 電流制御器
203 モータ
204 機械
205 エンコーダ
206 微分器
207 発振検出器
208 メモリ
209 減算器
Claims (8)
- 負荷を連結したモータを制御対象とする制御装置の振動検出装置であって、
前記制御装置は、前記制御対象をフィードバック制御して前記モータを制御する制御器を備え、
前記振動検出装置は、
前記制御装置の出力信号の上限ピーク値の検出時刻における上限ピーク値からその直前の下限ピーク値を差し引いた値である上下限ピーク値とそれらの発生時刻に基づいて、振動の発生を判断する振動状態判断部、を備えたことを特徴とする振動検出装置。 - 前記振動状態判断部は、前記出力信号の上限ピーク値の検出時刻から前記出力信号の下限ピーク値の検出時刻を差し引いた上下限ピークの発生時間に基づいて、振動の発生を判断することを特徴とする請求項1に記載の振動検出装置。
- 前記振動状態判断部は、
前記上下限ピーク値とそれらの発生時刻に基づいて算出した振動強度値と、
前記振動強度値を移動平均して算出した振動移動平均強度値と、
前記振動移動平均強度値が予め設定された振動強度最小値を超えた時間幅である振動持続時間と、
前記振動強度値、前記振動移動平均強度値及び前記振動持続時間のそれぞれに対応する予め設定された閾値との比較と、
に基づいて前記制御装置の出力信号の振動の発生を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の振動検出装置。 - 負荷を連結したモータを制御対象とする制御装置の振動検出装置であって、
前記制御装置は、前記制御対象をフィードバック制御して前記モータを制御する制御器を備え、
前記振動検出装置は、前記制御装置の出力信号のピーク検出区間を、横軸を時間軸とした左側区間、右側区間とその両方の区間に含まれる中心点とにより定義し、
前記中心点での前記出力信号の値が、前記左側区間及び前記右側区間における前記出力信号の値より大きいときに、前記中心点を上限ピークと判断し、振動の発生を判断することを特徴とする振動検出装置。 - 負荷を連結したモータを制御対象とする制御装置の振動検出装置であって、
前記制御装置は、前記制御対象をフィードバック制御して前記モータを制御する制御器を備え、
前記振動検出装置は、前記制御装置の出力信号のピーク検出区間を、横軸を時間軸とした左側区間、右側区間とその両方の区間に含まれる中心点とにより定義し、
前記中心点での前記出力信号の値が、前記左側区間及び前記右側区間における前記出力信号の値より小さいときに、前記中心点を下限ピークと判断し、振動の発生を判断することを特徴とする振動検出装置。 - 負荷を連結したモータを制御対象とする制御装置の振動検出装置であって、
前記制御装置は、前記制御対象をフィードバック制御して前記モータを制御する制御器を備え、
前記振動検出装置は、前記制御装置の出力信号のピーク検出区間を、横軸を時間軸とした左側区間、右側区間とその両方の区間に含まれる中心点とにより定義し、
さらに、前記中心点での出力信号値C、前記左側区間の最大値MaxL、最小値MinL、前記右側区間の最大値MaxR、最小値MinR、前記最大値MaxLと前記最小値MinLの差ΔL、前記最大値MaxRと前記最小値MinRの差ΔRを定義し、
前記ΔL、前記ΔRとも閾値より大きく、前記最大値MaxL、MaxR及び前記出力信号値Cが等しければ、前記中心点を上限ピークと判断し、
前記最大値MaxL、MaxRのいずれか一方が、前記出力信号値Cより大きく、前記最小値MinL、MinR及び前記出力信号値Cが等しければ、前記中心点を下限ピークと判断し、
前記出力信号値Cが前記最小値MinL、MinRのいずれにも等しくなければ、ピーク検出区間には上限ピーク及び下限ピークがないと判断し、
振動の発生を判断することを特徴とする振動検出装置。 - 前記振動検出装置は、前記制御装置の出力信号のピーク検出区間を予めN個からなる要素の集合とし、
前記集合の1つの要素であるピーク検出区間でピーク検出を実施し、
前記中心点での前記出力信号の値が、上限ピークあるいは下限ピークと判断されるまで、前記N個のピーク検出区間を順次繰り返して判断し、振動の発生を判断することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の振動検出装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の振動検出装置を備え、前記モータを駆動することを特徴とするモータ制御装置。
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