JPH0670765B2 - プロセス制御における極点判別方法 - Google Patents

プロセス制御における極点判別方法

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JPH0670765B2
JPH0670765B2 JP2003439A JP343990A JPH0670765B2 JP H0670765 B2 JPH0670765 B2 JP H0670765B2 JP 2003439 A JP2003439 A JP 2003439A JP 343990 A JP343990 A JP 343990A JP H0670765 B2 JPH0670765 B2 JP H0670765B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プロセスに対してフィードバック制御を行う
閉ループ制御システムにおいて、制御動作が不安定化し
たか否かを自動的に判別するために用いられるプロセス
変数,操作変数の振動振幅の極点の判別方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
プロセスのフィードバック制御方法において、調節計の
制御パラメータをプロセスの特性に適応させて良好な制
御を実現する適応制御が知られている。かかる適応制御
の一つとして、例えばそれまで安定的に動作していたプ
ロセスのフィードバック制御において、プロセスの特性
変動が生じたために制御動作が不安定化し、ハンチング
が生じたとき、該ハンチングを検出し、それにより調節
計の制御パラメータを一段弱いものに変更して、再び安
定した制御動作に復帰することが考えられる。
このようなプロセス制御における不安定化判別の原理は
要するに次の如くである。すなわちプロセスのフィード
バック制御において、プロセス変数の振動が周期的に継
続し、しかもその振動の減衰が遅く、操作変数も同じく
振動しその減衰が遅いという状態にあり、その上、プロ
セス変数の振動周期と操作変数の振動周期がほぼ等しけ
れば、ハンチングは発生したと判断するという原理に立
っている。上記の三つの条件を満たさない限り、例えば
プロセス変数が振動するというだけでは、それはノイズ
によるにすぎない場合もあるのでハンチングとは判断し
ない。なお減衰が遅いということは振動の半周期ごとの
振幅をai-1,ai,ai+1とするとき、(ai/ai-1),(ai+1/
ai),または(ai+1−ai)/(ai−ai-1)なる比の値が
余り小さくないことを意味するものとする。
このような不安定化判別においては、振動の半周期ごと
の振幅が正しく検出されず、ノイズ等を振幅として誤っ
て検出すると誤判別を生じることになる。
〔発明の目的〕
本発明は、このような不安定化判別に用いられる振動の
半周期ごとの振幅、すなわち極点の判別方法を提供する
ことを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の構成の要点は、プロセスのフィードバック制御
に際して時間に対して振動的に変化する所定の変数より
制御動作の不安定化判別に用いられる極点を判別するた
めの極点判別方法において、 前記変数の変化を調べて一旦最大値または最小値となっ
た後に第1の所定時間内にその値が更新されなかった前
記最大値または最小値を極点を表すものとして記憶する
極点検出処理を少なくとも第1,第2,第3の極点を順次検
出するまで繰り返し実行するとともに、前記極点が検出
されてから第2の所定時間を経過しても次の極点が検出
できなかった場合には前記極点検出処理を中止し、 前記極点検出処理により得られた少なくとも第1,第2,第
3の各極点について、次に検出された極点との振幅を比
較し、その差が所定値以上の場合には、この極点を極点
として確定し、その差が所定値以下の場合には、この極
点を捨て、次の極点をこの極点に置き換えるとともに、
それ以降の極点について順次置き換える処理を実行し、
かつ前記極点検出処理により新たな第3の極点を求め、
置き換えられた各極点について次に検出された極点との
振幅を比較して極点を確定させる処理を、少なくとも3
つの極点が確定するまで繰り返し実行するようにした点
にある。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明が適用される不安定化判別方法の用途例
を示すブロック図である。同図において、1はプロセ
ス、2は調節部、3は不安定化判別手段(ハンチング検
出手段)、4は制御パラメータ調整部、5は判別用パラ
メータ設定部、である。
第1図において、調節部2は、プロセス1からプロセス
変数Xを検出し、それに従って調節出力(操作変数Y)
をプロセス1へ送り、いわゆるフィードバック制御が行
われている。不安定化判別手段3は、プロセス変数Xと
操作変数Yを監視しており、それにより、プロセス1と
調節部2から成る制御系にハンチングが起きたと判断す
ると、その判別結果Vを制御パラメータ調整部4へ送
る。調節部4では、調節部2が例えばPID制御を行って
いるものとすると、その制御パラメータ(比例ゲイン、
積分時定数、微分時定数)を変更する指令Wを調節部2
へ送って制御パラメータを変更させ、それによりハンチ
ングが発生しないようにする。なお判別用パラメータ設
定部5は、不安定化判別手段3においてハンチング検出
を行うのに必要な諸パラメータUを設定するためのもの
である。
次に第2図を参照して不安定化判別の動作原理を具体的
に説明する。
第2図(イ)は、プロセス変数Xの時間的変化の一例を
示したグラフであり、第2図(ロ)は同じ時間における
操作変数Yの時間的変化の一例を示したグラフである。
第2図(イ)における3個の極点(山または谷の頂点)
の値X1,X2,X3と発生時刻tX1,tX2,tX3が求まり、また第
2図(ロ)における同様な3個の極点の値Y1,Y2,Y3と発
生時刻tY1,tY2,tY3が求まったものとする。
このとき、Xの波形の周期(tX3−tX1)とYの波形の周
期(tY3−tY1)を比較し、両者の比が或る許容範囲ε1
の範囲内で1に近いか否かを判定する。すなわち次の式
を満足するか否かを判定する。
更に、波形Xの振幅の減衰率が或る所定の減衰率αより
大であるかどうかを判定する。すなわち次の式を満足す
るか否かを判定する。
|X3−X2|>α・|X2−X1| 同様に、波形Yの振幅の減衰率が或る所定の減衰率αよ
り大であるかどうかを判定する。すわなち次の式を満足
するか否かを判定する。
|Y3−Y2|>α・|Y2−Y1| 以上、3条件が成立したとき、制御動作が不安定化し
た、つまりハンチングが発生したと判断するわけであ
る。
以上のことから不安定化判別においては、プロセス変数
Xと操作変数Yの時間的変化を監視し、それぞれについ
て少なくとも3個の極点を正確に検出することと、検出
された極点の値と時刻について所定の演算を施すことが
必須であることが理解されたであろう。
次に、少なくとも3個の極点を正確に検出するための本
発明の一実施例を第3図に示すブロック図に示す。
同図において、破線で囲んだブロックSは、そのまま第
1図における不安定化判別手段3として使用可能なもの
である。DX1はプロセス変数Xにおける第1の極点(例
えば第2図(イ)におけるX1)の検出部であり、検出値
(X1とtX1)を判別演算部Eに送る。同様にDX2は第2の
極点(例えば第2図(イ)におけるX2)の検出部、DX3
は第3の極点(例えば第2図(イ)におけるX3)の検出
部、でありそれぞれの検出値を判別演算部Eに送る。
DY1,DY2,DY3はそれぞれ操作変数Yにおける第1,第2,第
3の極点(第2図(ロ)におけるY1,Y2,Y3)の検出部て
あり、各検出値(Y1とtY1,Y2とtY2,Y3とtY3)を判別
演算部Eに送る。判別演算部Eは、極点検出部DX1〜D
X3,DY1〜DY3から与えられる各極点の検出値に対して所
定の演算をほどこし、それによりハンチングの有無の判
別結果Vを出力する。判別演算部Eは、所定の演算を行
ってハンチングの有無を判別するのに必要な判別用パラ
メータUを設定部5から設定される。なおその中の一部
のパラメータU′は、極点の検出に必要なパラメータで
もあるので、判別演算部Eから更に極点検出部DX1〜D
X3,DY1〜DY3へ送られる。Rはリセット信号である。
プロセス変数Xにしても操作変数Yにしても、実際の波
形は第2図に示した如き、きれいな波形ではなく、ノイ
ズが重畳した波形になっているので、極点でもない所を
極点と誤検出することがあり、これを避けるためには検
出手段に特別の工夫を要するが、これについては後述す
る。
次に前述の判別用パラメータUについて説明する。
制御対象のプロセスが定まれば、ハンチングを起こした
ときのプロセス変数X(または操作変数Y)の振動周期
Thは大体予測できるので、この振動周期Thを予測して一
つのパラメータとして定める。以下、パラメータUの種
類を列挙する。
T1……極点探索の時間巾 T2……振動性がないと判定して、それ以後の極点探索を
やめる時間巾 Th……想定される振動周期 DX……Xが振動していると判定する最低振幅(Xの振幅
がDXより小さいとそれはノイズによるものと見て振動と
は見ない) DY……Yが振動していると判定する最低振幅(Yの振幅
がDYより小さいとそれはノイズによるものと見て振動と
は見ない) ε1……XとYの各振動周期のずれの許容誤差 ε2……実際の振動の周期と予想周期との許容誤差 α……不安定と判別する振幅の最小減衰率(振幅の減衰
率がα以上なら不安定と判定) この中で、T1,T2はU′としても使用される。Thの予測
精度が悪い場合には、許容誤差ε2を大きくしたり、使
用をやめたりする。T1は想定した振動周期Thのほゞ1/4,
T2は同じくThのほゞ1/2に定めるとよい。これらT1,T2,T
h,DX,DYはその一例が第2図に示されている。
次に、本発明による極点の検出動作、その後の判別動作
について第2図,第3図を参照して説明する。
極点検出部DX1は、極点の判別動作を開始すると、T1
の時間巾を範囲としてその時間巾内におけるプロセス変
数Xの変化を調べてゆき、その時間巾T1内の或る時点で
変数Xの値が最大値または最小値となり、その最大値ま
たは最小値がその最大値または最小値の時点以後、該時
間巾T1の残り期間において、更新されなかったとき、前
記時間をtX1、そのときの変数Xの振幅をX1とし、これ
らの値を第1の極点を表すものとして判別演算部Eに送
り記憶させる。最大値または最小値が求まらなかった場
合は、制御動作は不安定でないと判断し、新たに判別動
作を開始する。この点については第4図において後述す
る。
第1の極点の検出が終了した時刻(第2図(イ)のグ
ラフではt1)より、前記と同様にして第2の極点を探
してゆく。
第1の極点の検出を終了した後、検出が終了した時刻
からプロセス変数の振動周期のほぼ半分の時間巾T2が経
過しても第2の極点が検出されないときは、第5図にお
いて後述するように、で求まった極点は制御動作が不
安定なことによるものではなく、何らかの外乱によるも
のであると判断し、プロセス変数Xは振動していないも
のと判定して、新たな極点の判別動作を開始するために
前記へ戻る。
第2の極点が極点検出部DX2により検出されるとその
値と時刻(第2図ではX2とtX2)を判別演算部Eへ送っ
て記憶させる。
第2の極点の検出が終了した時刻(第2図のt2)から
時間巾T2を経過しても第3の極点(X3,tX3)が検出され
ないときは、と同様に前記へ戻る。
このようにして第1の極点が山の頂上ならば(山、
谷、山)の三つの極点を、また第1の極点が谷の底なら
ば(谷、山、谷)の三つの極点が求まる。
このようにして三つの極点が求まると、判別演算部E
では、隣り合う極点の値の比較を行い、その差(振幅)
が所定の値以上ないと、第1の極点を捨て、第2,第3の
各極点を第1,第2に移し、第3の極点を新たに求める。
例えば |X1−X2|DXまたは|X2-X3|DX ……(1) が成立すれば、判別演算部Eでは、次の判別演算へ進む
が、前記(1)が不成立ならば、求めた三つの極点
〔X1,X2,X3〕を〔X2,X3,※〕と置き換え、第3の極点
※を求める。
操作変数Yについても全く同様に、三つの極点を求め |Y1-Y2|DYまたは|Y2-Y3|DY ……(2) を判定し、不成立なら第1の極点を捨て、第2,第3の極
点を第1,第2に移し、改めて第3の極点を求める。
このようにして、本発明により検出された3つの極点
を用いて、不安定化判別は次のように行なわれる。すな
わち、プロセス変数Xに対しても操作変数Yに対しても
3つの極点が検出されたならば、それを用いて次の判別
式の成立の成否を調べる。
以上のすべての判別式が成立すると、ハンチングが発生
しているものと判別し、判別演算部Eは判別結果Vを出
力する。しかし、以上三つの判別式のうちいずれか1つ
でも不成立の場合には、と同様に次の極点を探索す
る。
上記,の探索動作中で極点が検出されなかった場
合には、上記,と同様にへ戻る。
上記の判別条件(3),(4),(5)のほかに、
不安定振動の周期Thが何らかの理由により高精度で与え
られる場合には、 の条件を更に付加して、判別の信頼性を向上させること
もできる。
なお、T1,T2の定め方は先にも説明したが、予測された
振動周期Thの精度と関連して次のように定めるとよい。
T1については、ノイズの周期より大きく、(Th/4)より
小さくし、Thの精度が高いならなるべく(Th/4)に近づ
ける。T2については(Th/2)より大きくし、Thの精度が
高いなら(Th/2) になるべく近づける。
次に極点探索の時間巾T1の役割について第4図を参照し
て説明する。
第4図は、プロセス変数Xの時間的変化を示したグラフ
であるが、ノイズにより、極点とまぎらわしい山Mが発
生したとする。しかし極点探索の時間巾T1を適切に定め
ておくことにより、このM点を極点と誤認することはな
い。この場合、時間巾T1内でN点を過ぎた時点において
プロセス変数Xの最大値が更新されているので、M点を
極点と判別することはない。
第5図は、プロセス変数Xの時間的変化を示したグラフ
であるが、最初の時間巾T1で極点DXの検出を終了した
後、次の時間巾T2にわたって極点が検出されなければプ
ロセス変数Xは振動していないものと判定するようにし
ているので、時間巾T2終了する時点t*でそれ以前のデー
タに基づく判定を終了させる。その結果、何時までも第
2の極点探索動作が続くことがなく、不安定振動の判別
動作の速応性が保証される。
第6図乃至第10図はそれぞれプロセス変数Xと操作変数
Yの時間的変化の例を示したグラフであるが、これらを
参照して判別用パラメータの一つである最小減衰率αの
定め方を説明する。
一般にプロセス変数Xと操作変数Yの応答は、第6図に
示す如くなるのが理想的とされ、その場合には減衰率a2
/a1は約0.25になるとされ、このような振動の減衰を25
%ダンピングといっている。減衰率がこの0.25という値
より小さいと振動は安定側になり、非常に小さくなると
過減衰といわれ、制御動作は速応性に欠ける。逆に、減
衰率が0.25より大きくなると振動は安定性を欠くに至
る。第7図に示すように振動が発振する場合には、減衰
率が1.0より大きい値となり、第8図に示すように減衰
の悪い場合には、減衰率が1.0に近い。
このようなことを考慮して、最小減衰率αとしては、1.
0よりわずかに小さい値(例えば0.8とか0.7)を設定す
るのが妥当で、振動を極端に避けたい場合には、もっと
小さい値にすればよい。
実際の制御システムにおいては、プロセス変数Xの振動
に対して操作変数Yの振動が遅れる場合と進む場合の両
方があり、また、振動の極性が逆になることもあるの
で、振動時の極点の関係が第9図および第10図に示すよ
うになる場合もある。すなわち第9図はプロセス変数X
と操作変数Yの振動の位相が180度ずれている場合のグ
ラフであり、第10図はその位相関係が不明瞭な場合のグ
ラフである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、極点の探索時間巾T1を適切に定めてお
くことにより、ノイズを極点と誤認することはなくな
る。また、極点の探索時間巾T2を設けたことにより何時
までも極点の探索動作が続くことがなく、不安定振動の
判別動作の速応性が保証される。
また、本発明を適用した不安定化判別方法ではプロセス
変数と操作変数の両方の振動状況から判別しているの
で、振動の2周期以内(詳しくは三つの極点を求めるの
に要する1.5周期)という短時間で、しかも安定的に
(ノイズにより誤動作することなく)ハンチングを判別
できるという利点がある。この不安定化判別方法をプロ
セスのフィードバック制御方法に採り入れれば、制御動
作をハンチングの起きる寸前まで精いっぱいに強化し速
応性を高めることができる。何故ならば、プロセス特性
の僅かな変化によりハンチングが発生したとしても、そ
れをいちはやく検出して、調節計の制御パラメータを変
更して、ハンチングを阻止することができるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による極性判別方法が適用される不安定
化判別方法の用途例を示すブロック図、第2図(イ)は
プロセス変数Xの時間的変化の一例を示したグラフ、第
2図(ロ)は操作変数Yの時間的変化の一例を示したグ
ラフ、第3図は本発明の一実施例を示すブロック図、第
4図は極点探索の時間巾T1の役割を説明するためのプロ
セス変数Xのグラフ、第5図は設定時間巾T2の役割を説
明するためのプロセス変数Xのグラフ、第6図乃至第10
図はそれぞれプロセス変数Xと操作変数Yの振動の一例
を示したグラフ、である。 符号の説明 1……プロセス、2……調節部、3……不安定化判別手
段、4……制御パラメータ調整部、5……判別用パラメ
ータ設定部、X……プロセス変数、Y……操作変数、U
……判別用パラメータ、V……判別結果、W……制御パ
ラメータの変更指令、DX1〜DX3……プロセス変数Xの極
点検出部、DY1〜DY3……操作変数Yの極点検出部、E…
…判別演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 武也 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 吉岡 秀樹 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスのフィードバック制御に際して時
    間に対して振動的に変化する所定の変数より制御動作の
    不安定化判別に用いられる極点を判別するための極点判
    別方法において、 前記変数の変化を調べて一旦最大値または最小値となっ
    た後に第1の所定時間内にその値が更新されなかった前
    記最大値または最小値を極点を表すものとして記憶する
    極点検出処理を少なくとも第1、第2、第3の極点を順
    次検出するまで繰り返し実行するとともに、前記極点が
    検出されてから第2の所定時間を経過しても次の極点が
    検出できなかった場合には、変数は振動していないもの
    と判定して次の極点の検出処理を開始し、 前記極点処理により得られた少なくとも第1、第2、第
    3の各極点について、隣り合う極点との振幅を比較し、
    その振幅差が所定値以上の場合には、この極点を極点と
    して確定し、その振幅差が所定値以下の場合には、この
    極点を捨て、次の極点をこの極点に置き換えるととも
    に、それ以降の極点について順次置き換える処理を実行
    し、かつ前記極点検出処理により新たな第3の極点を求
    め、置き換えられた各極点について次に検出された極点
    との振幅を比較して極点を確定させる処理を、少なくと
    も3つの極点が確定するまで繰り返し実行することを特
    徴とするプロセス制御における極点判別方法。
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