JP2013032822A - 内燃機関のバランサ装置及び該バランサ装置の誤組付判定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング7の外側から目視できる従動側バランサシャフト9の小径軸部9cに設けられた2面幅部と、内周に2面幅が形成された駆動用孔27aに小径軸部9cが嵌挿されることによって回転力が伝達されるインナーロータ27と、駆動側バランサシャフトの一端外周を切欠して形成された第1の切欠部と、小径軸部9cの一方の円弧部先端に設けられた第2の切欠部9fと、第2の切欠部9fと駆動用孔27aとの間に形成された空間部40と、を備え、検出治具38の検出突部38bを、ハウジング7の大径孔39と嵌合孔26aを介して前記空間部に挿入できた場合は、両バランサシャフトを正しい回転位相と判定し、挿入できない場合は回転位相がずれていると判定する。
【選択図】図13
Description
〔バランサ装置の組立方法〕
次に、バランサ装置6の各構成部材の組立方法について説明する。まず、前記各ボルト15によってロアーハウジング13とアッパーハウジング14を上下方向から締結固定した状態で、前記軸受部19a、19b、22a、22bを共加工する。
〔バランサ装置の作動〕
以下、前記各ギア10,11の回転位相を含めた各構成部材の組付作業が完了したバランサ装置6の作動について説明する。
〔請求項a〕 請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記2面幅部の先端は、前記駆動用孔内に位置していることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項b〕 請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記第1の切欠部は、前記駆動軸の一端外周を平坦状に切欠形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項c〕請求項bに記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記駆動軸の第1の切欠部の側端部には、クランクシャフトから回転力が伝達されるスプロケットがボルトによって固定されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項d〕請求項cに記載の内燃機関のバランサ装置おいて、
前記スプロケットの駆動軸駆動用孔は、前記第1の切欠部の断面と対比する形状に開口していることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項e〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記第2の切欠部は、前記従動軸の一端外周を平坦状に切欠形成したものであることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項f〕請求項1に記載の内燃機関のバランサ装置において、
前記オイルポンプは、内接式トロコイドによって構成され、インナーロータの側面が前記ハウジングの外側から目視できるように構成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
〔請求項g〕請求項3に記載の内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法において、
前記第2の回転位置認識部に検出治具を挿入した際に、該検出治具が挿入できた場合には正常な組付と判定し、挿入できなかった場合には、誤組付と判定することを特徴とする内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法。
〔請求項h〕請求項gに記載の内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法において、
前記ハウジングの外側から目視できる前記従動軸の一端面は、前記インナーロータの駆動用孔の内部に位置し、前記検出治具が前記インナーロータの駆動用孔によってガイドされながら挿入されることを特徴とする内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法。
2…クランクシャフト
3…ラダーフレーム
4…オイルパン
5…クランクスプロケット
6…バランサ装置
7…バランサハウジング
8…駆動側バランサシャフト(駆動軸)
8e…環状凸部
8f…第1の切欠部(第1の回転位置認識部)
9…従動側バランサシャフト(従動軸)
9c…小径軸部
9d…2面幅部
9e…円弧部
9f…第2の切欠部(第2の回転位置認識部)
10…駆動側ギア(伝達ギア)
11…従動側ギア(伝達ギア)
12…オイルポンプ
13…ロアーハウジング
14…アッパーハウジング
17…バランサスプロケット(回転伝達部材)
19a、19b…軸受部
21a・21b…駆動側カウンターウエイト(アンバランスウエイト)
24a・24b…従動側カウンターウエイト(アンバランスウエイト)
27…インナーロータ
27a…駆動用孔
27c…2面幅
27d…円弧面
28…アウターロータ
38…検出治具
38a…治具本体
38b…検出突部
40…空間部
Claims (3)
- 内部に収容空間を有するハウジングと、
一端側のみが前記ハウジングの外側から目視できるように前記ハウジング内に回転自在に軸受けされると共に、それぞれアンバランスウエイトが設けられた駆動軸及び従動軸と、
前記駆動軸に設けられ、クランクシャフトの2倍の回転数となる回転力が伝達される回転伝達部材と、
前記ハウジングの収容空間内で互いに噛み合うように前記駆動軸と従動軸とにそれぞれ設けられた伝達ギアと、
前記従動軸の前記ハウジングの外側から目視できる一端外周に設けられた2面幅部と、
前記ハウジング内に設けられていると共に、内周に2面幅が形成された駆動用孔に前記従動軸の2面幅部が挿入されることによって前記従動軸から回転力が伝達されるインナーロータを有し、該インナーロータの回転によりオイルを吐出するオイルポンプと、
前記駆動軸の前記ハウジングの外側から目視できる一端外周の少なくとも一部を切り欠いた第1の切欠部と、
前記2面幅部の2つの平面部位以外の一対の円弧部位のうち、一方側に設けられた第2の切欠部と、
該第2の切欠部と前記インナーロータの駆動用孔の内周面との間に形成された空間部と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。 - 内部に収容空間を有するハウジングと、
一端側のみが前記ハウジングの外側から目視できるように前記ハウジング内に回転自在に軸受けされると共に、それぞれアンバランスウエイトが設けられた駆動軸及び従動軸と、
前記駆動軸に設けられ、クランクシャフトの2倍の回転数となる回転力が伝達される回転伝達部材と、
前記ハウジングの収容空間内で互いに噛み合うように前記駆動軸と従動軸とにそれぞれ設けられた伝達ギアと、
前記従動軸の前記ハウジングの外側から目視できる一端外周に設けられた2面幅部と、
前記ハウジング内に設けられていると共に、内周に2面幅が形成された駆動用孔に前記従動軸の2面幅部が挿入されることによって前記従動軸から回転力が伝達されるインナーロータを有し、該インナーロータの回転によりオイルを吐出するオイルポンプと、
前記駆動軸及び/または前記回転伝達部材に設けられた第1の回転位置認識部と、
前記ハウジングの外側から目視できる一端外周の少なくとも一部を切り欠くことにより、前記インナーロータの駆動用孔の内周面との間に空間を形成し、この空間部で回転位置認識を行う第2の回転位置認識部と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。 - 内部に収容空間を有するハウジングと、
一端側のみが前記ハウジングの外側から目視できるように前記ハウジング内に回転自在に軸受けされると共に、それぞれアンバランスウエイトが設けられた駆動軸及び従動軸と、
前記駆動軸に設けられ、クランクシャフトの2倍の回転数となる回転力が伝達される回転伝達部材と、
前記ハウジングの収容空間内で互いに噛み合うように前記駆動軸と従動軸とにそれぞれ設けられた伝達ギアと、
前記従動軸の前記ハウジングの外側から目視できる一端外周に設けられた2面幅部と、
前記ハウジング内に設けられていると共に、内周に2面幅が形成された駆動用孔に前記従動軸の2面幅部が挿入されることによって前記従動軸から回転力が伝達されるインナーロータを有し、該インナーロータの回転によりオイルを吐出するオイルポンプと、
前記駆動軸の回転位置を規定する第1の回転位置認識部と、
前記ハウジングの外側から目視できる前記従動軸の端部外周の少なくとも一部を切り欠くことにより、前記インナーロータの駆動用孔の内周面との間に空間を形成し、この空間部で回転位置を規定した第2の回転位置認識部と、を備えたことを特徴とする内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法であって、
前記第1の回転位置認識部が規定の位置となるように、前記駆動軸の回転位置を規制した状態で、前記第2の回転位置認識部が規定の位置となるか否かによって、正常な組付が行われていることを判定することを特徴とする内燃機関のバランサ装置の誤組付判定方法。
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JP2004239360A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | バランサシャフト付きエンジン及びその組立方法 |
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JP2010270595A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関のバランサ装置 |
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