JP2013027517A - 過熱蒸気ユニットを備えた配膳車 - Google Patents

過熱蒸気ユニットを備えた配膳車 Download PDF

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Abstract

【課題】 過熱蒸気供給のための機器が占めるスペースを縮小すると共に、過熱蒸気を効率的に供給することができるようにする。
【解決手段】 内部が蒸気通路となっている筒状本体8aと、筒状本体8a内に設けられたヒーター13と、筒状本体8aの一端側に設けられて筒状本体8a内に送風を行うファン8cと、筒状本体8aの側面に設けられて筒本体8a内に蒸気を供給する蒸気発生器14とが一体化されてユニットとなされており、蒸気発生器14で発生した蒸気がヒーター13によって過熱され、過熱された蒸気がファン8cによって筒状本体8aの他端側から外方へ送出されるようになされている過熱蒸気供給装置8をステーション2の下部に設置してなる配膳車である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として病院や老人ホーム等での食事の際に使用される配膳車であって、過熱蒸気ユニットを有するものに関する。
従来、病院や老人ホーム等では、大勢の入院患者や入所者に料理を提供するために多数のトレイが収容された配膳車が用いられている。
しかし、近年、経費の削減等のために、少ない人数でより効率的に配膳を行うことが求められており、そのため予め調理された冷凍食品を解凍して配膳することも行われている。冷凍食品を解凍することはすでに広く行われているが、この場合、食品の味や風味が損なわれ易いという問題がある。特に、日本人にとっては、主食である米飯の味が重要となるが、冷凍のご飯を解凍して提供しても、柔らかさや味わいが不十分となることが多い。
そこで、このような問題に対処するために、トレイを多数段に収容した収納室と共に、蒸気を発生する蒸気発生手段と蒸気発生手段で発生した蒸気および収納室を加熱する加熱手段と蒸気発生手段へ水を供給する水供給手段とこれらを制御する制御手段等を備えた配膳車も開発されている。
特開2003−339454
しかしながら、前述した配膳車の場合、料理が載せられたトレイが収容されている収納室に対する過熱蒸気の供給効率が低いという欠点があった。また配膳車において、前述した蒸気発生のための種々の機器が占めるスペースが大きいことから、前記トレイを収容する冷蔵室並びに温蔵室のスペースを確保し難く、またこのスペースを十分に確保しようとすれば当該配膳車自体の全体サイズが大型化してしまうという不都合があった。
本発明の目的は、過熱蒸気供給のための機器が占めるスペースを縮小すると共に、過熱蒸気を効率的に供給することができる配膳車を提供することにある。
請求項1記載の本発明は、内部が蒸気通路となっている筒状本体と、筒状本体内に設けられたヒーターと、筒状本体の一端側に設けられて筒状本体内に送風を行うファンと、筒状本体の側面に設けられて筒本体内に蒸気を供給する蒸気発生器とが一体化されてユニットとなされており、蒸気発生器で発生した蒸気がヒーターによって過熱され、過熱された蒸気がファンによって筒状本体の他端側から外方へ送出されるようになされている過熱蒸気供給装置である。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の過熱蒸気供給装置を有するステーションと、該ステーションにドッキングするカートとを備えたドッキング式の配膳車であって、ステーションは、その下部に前記過熱蒸気供給装置が設置され、内部には過熱蒸気供給装置からカート内へ過熱蒸気を供給するための過熱蒸気供給通路を有するダクトとカート内から蒸気を回収するための過熱蒸気回収通路を有するダクトが設けられ、カートはボックス型であって、内部に料理を載せるトレイが複数段収容され、一側面には前記両ダクトが接続される開口部が形成されている配膳車である。
請求項1記載の過熱蒸気供給装置は、内部が蒸気通路となっている筒状本体と、筒状本体内に設けられたヒーターと、筒状本体の一端側に設けられて筒状本体内に送風を行うファンと、筒状本体の側面に設けられて筒本体内に蒸気を供給する蒸気発生器とが一体化されてユニットとなされているため、従来に比べて過熱蒸気供給のために要するスペースを大幅に削減することができるという格別の効果が得られる。
請求項2記載の配膳車は、請求項1記載の過熱蒸気供給装置を有するステーションと、該ステーションにドッキングするカートとを備えたドッキング式の配膳車であるため、ステーション内に過熱蒸気供給装置をコンパクトに配置することができ、しかも過熱蒸気供給装置はステーションの下部に設置されていることから、カート内に供給される過熱蒸気を該カートの下部から上部に向かって自然に上昇させて供給することが可能となり、そのため、カート内における各段のトレイ上に過熱蒸気を効率的に供給することができるという利点がある。
また、請求項2記載の配膳車は、内部に過熱蒸気供給装置からカート内へ過熱蒸気を供給するための過熱蒸気供給通路を有するダクトとカート内から蒸気を回収するための過熱蒸気回収通路を有するダクトが設けられるため、一度カート内に供給された蒸気が再びステーション内に循環されて再過熱されることとなるため、エネルギーコストの大幅な削減を図ることができる。
実施形態に係る配膳車の全体斜視図である。 実施形態の配膳車の全体側面図である。 実施形態に係るカートの側面図である。 実施形態に係るステーションの正面図である。 同じくステーションの側面図である。 過熱蒸気装置および過熱蒸気ダクトの斜視図である。 過熱蒸気装置および過熱蒸気ダクトの正面図である。 過熱蒸気装置および過熱蒸気ダクトの右側面図である。 過熱蒸気装置および過熱蒸気ダクトの左側面図である。 過熱蒸気装置の平面図である。 過熱蒸気ダクトの横断面図である。 過熱蒸気装置の斜視図である。 過熱蒸気装置の一部を切欠して示す背面図である。 過熱蒸気装置の一部を切欠して示す側面図である。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態に係る配膳車1は、冷却と過熱蒸気の供給が行われるステーション2と、ステーション2の正面側に対して側面側からドッキングするカート3とを有するものである。
図1〜図3に示すように、カート3は、内部にはトレイTが多段に支持される函形の本体4と、本体4の下面に取り付けられた複数のキャスター5とからなり、本体4は、正面および背面に観音開きの扉4A・4Bが取り付けられ、一側面には上下方向に揺動自在なハンドル6が設けられ、他側面には過熱蒸気が出入りする縦長方形の開口部7が形成されているものである。なお、図中10はトレイTの支持部材を示す。
図4および図5に示すように、ステーション2は側面から見て略コ字形であって、その凹所2a内に前記カート3がドッキングする形態となされ、上部に冷却装置(図示せず)が内蔵され、下部には後述するユニット型の過熱蒸気供給装置8が設置され、下部から上部にかけて後述する過熱蒸気ダクト9が立設されている。また、前記ステーション2の正面下部中央には、前方へ突出したガイド部20が設けられている。
図6〜図10に示すように、前記過熱蒸気ダクト9は、本実施形態では後述する過熱蒸気供給装置8の一側部分に立設され、正面には上下方向に一定間隔をあけて過熱蒸気の噴出孔11が水平に列設され、両側面にはその正面側縁部に、上下方向に一定間隔をあけて過熱蒸気の吸入孔12が垂直に列設されているものである。
図12〜図14に示すように、過熱蒸気供給装置8は、角筒状の本体8aと、本体8aの一端に該本体に対して直角状に立設された略角筒状の過熱蒸気供給口部8bと、本体8aの他端側に取り付けられた耐熱ブロアーファン8cと、本体8a内に取り付けられた3つのコイル状ヒーター13と、本体8aの側面下部に一体に設けられた蒸気発生器14とを一体に備えたユニットとなされている。ファン8cは過熱蒸気供給口部8b方向へ送風を行うと共に過熱蒸気ダクト9の蒸気吸入孔12から吸入された蒸気を吸い込む吸入部15を有するものである。蒸気発生器14は、水が貯留されるタンク14aと水を加熱して水蒸気を発生させる棒状ヒーター14bとを備えている。なお、タンク14aには、必要に応じてホース等が接続されて水が随時供給される。また、前記ファン8cと過熱蒸気供給口部8bの取付形態は、任意に変更される。
図11に示すように、本実施形態では、過熱蒸気ダクト9は横断面横長方形であって、その前面中央部分に過熱蒸気供給通路9aが形成され、該過熱蒸気供給通路9aをその両側および後側から囲むように過熱蒸気回収通路9bが形成されている。そして、図6〜図12に示すように、過熱蒸気供給通路9aの下端開口が前記過熱蒸気供給装置8の過熱蒸気供給口部8bに接続されており、図6〜図8に示すように、過熱蒸気回収通路9bは下部でその開口が回収中継ダクト30を介してファン8cの吸入部15に接続されている。
なお、本実施形態では、過熱蒸気の供給と回収は過熱蒸気供給通路9aと過熱蒸気回収通路9bとを有する一体化された過熱蒸気ダクト9によって行われるが、それぞれ別個のダクトとしても良い。
次に、本実施形態に係る配膳車1において、前記ステーション2からカート3へ過熱蒸気が供給される要領について説明すると、図1に示すように、ステーション2にカート3がドッキングすることで、カート3の一側の開口部7内にステーション2における過熱蒸気ダクト9が嵌り込み、この状態で過熱蒸気供給装置8を稼動させれば、その蒸気発生器14で蒸気が発生し、これが本体8a内に進入してコイル状ヒーター13によって過熱されて、その過熱蒸気がファン8cによって過熱蒸気供給口部8bから噴出され、この噴出された過熱蒸気は過熱蒸気ダクト9における蒸気供給通路9a内を上昇して各過熱蒸気噴出孔11からカート3の庫内へ供給される。そして、供給された過熱蒸気はカート3の庫内における各段のトレイT上を循環した後、過熱蒸気ダクト9の各過熱蒸気吸入孔12から吸い込まれて過熱蒸気回収通路9b内を下降し、更に回収中継ダクト30を介してファン8cの吸入部15に吸い込まれ、吸い込まれた蒸気は蒸気発生器14で新しく発生した蒸気と共に再びコイル状ヒーター13で過熱されて前記と同様に再びカート3の庫内へ供給される。
前述した過熱蒸気の循環において、過熱蒸気供給口部8bから噴出する過熱蒸気は温度が高いために過熱蒸気ダクト9における過熱蒸気供給通路9a内をスムーズに上昇する一方、カート3の庫内を循環した蒸気は温度が下がっているため、過熱蒸気ダクト9における回収通路9b内を容易に下降することとなり、そのため過熱蒸気の循環がスムーズに行われるという利点がある。
本発明の配膳車によれば、過熱蒸気を効率的にカート内部のトレイ上の料理に吹き出すことができるため、幅広い利用が期待できる。
1 配膳車本体
2 ステーション
3 カート
4 カート本体
8 過熱蒸気装置
8a 過熱蒸気装置の本体
8c ファン
9 過熱蒸気ダクト
13 コイル状ヒーター
14 蒸気発生器

Claims (2)

  1. 内部が蒸気通路となっている筒状本体と、筒状本体内に設けられたヒーターと、筒状本体の一端側に設けられて筒状本体内に送風を行うファンと、筒状本体の側面に設けられて筒本体内に蒸気を供給する蒸気発生器とが一体化されてユニットとなされており、蒸気発生器で発生した蒸気がヒーターによって過熱され、過熱された蒸気がファンによって筒状本体の他端側から外方へ送出されるようになされている、過熱蒸気供給装置。
  2. 請求項1記載の過熱蒸気供給装置を有するステーションと、該ステーションにドッキングするカートとを備えたドッキング式の配膳車であって、ステーションは、その下部に前記過熱蒸気供給装置が設置され、内部には過熱蒸気供給装置からカート内へ過熱蒸気を供給するための過熱蒸気供給通路を有するダクトとカート内から蒸気を回収するための過熱蒸気回収通路を有するダクトが設けられ、カートはボックス型であって、内部に料理を載せるトレイが複数段収容され、一側面には前記両ダクトが接続される開口部が形成されている、ドッキング式配膳車。
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