JP2013022033A - 保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯、及びハーネス型安全帯用パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 緩衝機能を有するパッドに保冷剤を入れるスペースを設けたハーネス型安全帯、及びハーネス型安全帯用パッドを提供する。
【解決手段】 緩衝材14を内蔵したパッド1を、肩掛けベルト31が交差する人体の背中部分から両肩部まで連続した形状とし、そのパッド1の人体側の面に、ポケット開閉用面ファスナー122で所定箇所を開閉自在として、残りの箇所を縫製した袋状のポケットを設ける。作業者は、ポケットに冷却した保冷剤15を入れることにより、軽量で、装着感を損なうことなく、安価での暑さ対策ができる。また、緩衝材14に断熱性を有する素材を用い、ポケット生地121に通気性を有するメッシュ状の素材を用いることにより、保冷剤の冷却効果を分散することなく人体側が集中して冷却され、冷却効果を長時間持続できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 緩衝材14を内蔵したパッド1を、肩掛けベルト31が交差する人体の背中部分から両肩部まで連続した形状とし、そのパッド1の人体側の面に、ポケット開閉用面ファスナー122で所定箇所を開閉自在として、残りの箇所を縫製した袋状のポケットを設ける。作業者は、ポケットに冷却した保冷剤15を入れることにより、軽量で、装着感を損なうことなく、安価での暑さ対策ができる。また、緩衝材14に断熱性を有する素材を用い、ポケット生地121に通気性を有するメッシュ状の素材を用いることにより、保冷剤の冷却効果を分散することなく人体側が集中して冷却され、冷却効果を長時間持続できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主として高所作業において使用するハーネス型安全帯に関するものであり、特には保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯と、そのパッドに関する。
高所での作業現場において、作業者が落下事故を防止するために着用する安全帯は、胴ベルト型とハーネス型に大別される。肩掛けベルト、腿ベルトより構成されるハーネス型安全帯は、胴ベルト型安全帯に比べ、墜落阻止時における落下衝撃荷重が分散され、身体に与える損傷を低減させることができる。また、ハーネス型安全帯を装着した作業者は、落下阻止後に救助されるまでの間を、安定した姿勢で待つことができる。このような理由から、現在はハーネス型安全帯が多く使用されるようになっている。
このハーネス型安全帯は胴ベルト型安全帯に比べると、人体とベルトとの接触する面積が広く、夏場の作業においては非常に暑いものである。特に肩掛けベルトの内側や背中に汗をかき易く、不快感を増す作業者が多い。また、肩一点への負荷の集中を軽減するためや、ベルトと体との接触部分を柔らかくするために、肩掛けベルトが交差する人体の背中部分から肩部までに至るベルト幅よりも広いパッドが付いたタイプが多いが、接触面積が広くなって通気性が悪くなって、更に暑くなる。
このような暑さに対する対策として、ヘルメットの下に袋を有した頭巾をその袋が後頭部にくるようにして被り、その袋に保冷剤を入れ後頭部を冷却する方法が以前から実施されている。またその技術と類似して、特許文献1に開示されているような保冷剤の収納スペースを備えたベストや襷(以下「保冷ベスト」という)も実用化されている。
本発明が解決しようとする主な問題点は、特にパッド付のハーネス型安全帯は通気性が悪く蒸れ易く、暑さ対策として保冷剤を使用するとき、ハーネス型安全帯には保冷剤を入れるスペースがない点である。また、保冷ベストを使用する場合は、ハーネス型安全帯と二重に装着しなければならず、そのため、重くなり、装着感も悪くなり、コスト的にも割高となる点である。
そこで本発明は、パッドに保冷剤を入れるスペースを設け、その保冷効果が効率良く且つ長時間持続でき、更に、肩一点への負荷の集中を軽減する緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯の提供を目的としている。
上記目的を達成するため、肩掛けベルトと腿ベルトとから構成されるハーネス型安全帯に取り付けるベルトと人体との接触を和らげるためパッドを、肩掛けベルトが交差する人体の背中部分から両肩部まで連続した形状として、面ファスナー等で肩掛けベルトに取り付ける。そして、そのパッドの人体側の面に、面ファスナーやジッパー等で所定箇所を開閉自在として、残りの箇所を縫製等により閉鎖した袋状のポケットを設ける。作業者は、ポケットに冷却した保冷剤を入れることにより、軽量で、装着感を損なうことなく、保冷ベストに比べ安価での暑さ対策ができる。また、このポケットを構成する生地に通気性を有するメッシュ状の素材を用いることにより、保冷剤の冷却効果を人体側に集中できる。
この保冷剤が不凍剤を含有するゲル状蓄熱剤より成って蓄冷機能を有し、且つ−18°C以上の温度における柔軟性、つまり家庭用冷凍冷蔵庫の冷凍室に入れて冷却し、使用する時に柔軟性を有していることにより、人体に苦痛を与えることがない。また、蓄冷機能を有する保冷剤に、ベルトと人体との接触を和らげるための緩衝材(クッション)の緩衝効果を持たせることによって、新たに緩衝材を備える必要がなく、部品点数が少なくなり、更に軽量化が図れる。
本発明に係るベルトと人体との接触を和らげるためのパッドは、基本部材としてパッド外生地と、緩衝材と、パッド内生地との三層の部材から構成する。そして、基本部材の少なくとも一層に、断熱性を有する素材を用いる。この断熱効果と、前記のポケットを構成する生地を通気性を有するメッシュ状の素材としたことにより、保冷剤の冷却効果を分散することなく人体側が集中して冷却され、冷却効果を長時間持続できる。この断熱性を持たせる手法として、別に断熱シートを設けてもよいが、パッドの緩衝材を断熱性を有する素材とする、又はパッド外生地を断熱性を有する素材とすることにより、部品点数が少なくなる。
本発明のハーネス型安全帯を用いることで、人体側に保冷剤を入れたパッドが確実に人体の首下の背中部分に接触し、容易に、且つ人体に集中して冷却することができる。また、保冷ベストを二重に装着する必要がないので、軽量で、装着感を損なうことなく、保冷ベストに比べ安価での暑さ対策が実施できる。また、冬場には、保冷剤の代わりにカイロ等の発熱剤を入れることにより防寒対策ができるという、更なる効果も有している。
また、保冷剤が柔軟性を有することにより、ポケットに入れた保冷剤が硬くなって人体に苦痛を与えることがない。また、保冷剤と緩衝材を兼用し、適度な柔軟性を有したタイプでは、新たに緩衝材を備える必要がなく、部品点数が少なくなり、更なる軽量化が図れる。
また、保冷剤の人体側にメッシュ状のポケット生地を用いて通気性を持たせ、保冷剤の外側に位置する部材(緩衝材又はパッド外生地)に断熱性を有する素材を用いて、冷熱の伝導が抑制されることにより、保冷剤の冷却効果を分散することなく人体側が集中して冷却され、冷却効果を長時間持続できる。また、直射日光がパッドに当たって冷却効果が低下することも抑制される。
以下、図面を参照しつつ本発明の保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯に係る実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施例1に係るパッド1が示された斜視図であり、図2、図3(a)及び(b)は、同じく正面図、背面図及び側面の一部断面図である。これらの図に示すように、パッド1は、パッド本体11の一方の面にポケット12が設けられ、他方の面に複数個の肩掛けベルト取付用面ファスナー13が設けられている。
このパッド本体11は、ハーネス型安全帯3の肩掛けベルト31,31が交差する人体の背中部分から両肩部まで連続し、肩掛けベルト31のベルト幅よりも若干広い形状(図4参照)であり、スパナ等の腰道具を携行する場合等、その重量が肩掛けベルト31の一点に集中することを防止している。また、肩掛けベルト31,31が交差する箇所にはランヤード接続用のD環32が取り付けられているが、このD環部と人体との接触をも和らげている。
図3(b)に示すように、パッド本体11は、基本部材としてパッド外生地111と、緩衝材14と、パッド内生地112との三層の部材から構成されており、緩衝材14をパッド外生地111とパッド内生地112で挟み込み、縁取りテープ113で端部のほつれを防止して、周囲全体が縫製されている。このようにパッド本体11に緩衝材14を内蔵することによって、その緩衝効果で荷重の肩部への集中を分散して、ベルトと人体との接触がより和らげられる。
図1乃至図4に示すように、パッド本体11の一方の面(ハーネス型安全帯3を装着したときの人体側)には、袋状のポケット12が設けられている。本実施例では略四角形の形状で、ポケット12上方の一辺近傍とパッド内生地112とにポケット開閉用面ファスナー122のオス、メスをそれぞれ縫製して開閉自在とし、残る部分の周囲を、端部より所定長さの位置で縫製して、ポケット形状としている。
作業者は、このポケット12に冷却した保冷剤15を入れてハーネス型安全帯3を装着することにより、装着感を損なうことなく暑さ対策ができる。本発明のハーネス型安全帯3は、人体側に保冷剤15を入れたパッド1が、確実に人体の首下の背中部分に接触し、人体を冷却することができる。現場において作業者は、保冷剤15を複数個用意し、予備の保冷剤15をクーラーボックス等で冷却しておいて、その冷却性能が低下したときや、作業の段取り替えのときに取り替えて使用すればよい。
また、保冷剤を入れる袋を有した保冷ベストを使用することに比すと、本発明の保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯3は、保冷ベストを二重に装着する必要がないので、軽量で、装着感を損なうことなく、安価での暑さ対策が実施できる。また、冬場には、保冷剤15の代わりにカイロ等の発熱剤を入れることにより防寒対策ができるという、更なる効果も有している。
ここで、ポケット12を構成するポケット生地121に通気性を有するメッシュ状の素材を用い、パッド本体11に内蔵する緩衝材14に発泡体等の断熱性を有する素材を用いることにより、保冷剤15の冷気が外部に放出されずに、人体側に集中して放出される。従って、保冷剤15の冷却効果を分散することなく人体側に集中し、その効果が長時間持続できる。
図示しないが、この冷却効果を集中して持続させるために、緩衝材14に断熱性を有する素材を用いることに代え、パッド本体11を構成するパッド外生地111又はパッド内生地112に、断熱性を有する素材を用いる手法もある。しかしながら、人体と接触する側のパッド内生地112に断熱性を有する素材を用いた場合、蒸れて汗をかき易くなるので、あまり好ましくない。
また、若干重くなるが、薄手のアルミ保温シート等の断熱材をパッド本体11に内蔵する手法もある。この断熱材は、ある程度の柔軟性があれば、繊維系でも発泡系でもよい。これら、パッド外生地111に断熱性を有する素材を用いる手法、及び断熱材をパッド本体11に内蔵する手法によっても、保冷剤15の冷却効果を分散することなく人体側に集中し、その効果が長時間持続できる。
また、図2及び図4に示すように、パッド本体11の他方の面(ハーネス型安全帯3を装着したときの外部側)には、肩掛けベルト取付用面ファスナー13が適宜設けられており、パッド1がハーネス型安全帯3の肩掛けベルト31に着脱自在とされている。この肩掛けベルト取付用面ファスナー13の数は、2本の肩掛けベルト31,31に対して、各3箇所程度設けることが望ましい。
このように本実施例では、パッド1を肩掛けベルト取付用面ファスナー13により着脱式としているが、パッド1を肩掛けベルト31の片面に直接縫い付けてもよい。また、肩掛けベルト取付用面ファスナー13に代わりに同幅程度のベルトを用いて輪状とし、ハーネス型安全帯3の組立時に予め肩掛けベルト31に通しておいてもよい。
本実施例では、ポケット12を開閉自在とする手段として、面ファスナーを用いたが、ジッパー、ホック等により開口部を閉鎖してもよく、保冷剤15が脱落しなければよい。
また、本実施例では、ポケット12を略四角形の形状とし、ポケット12上方の一辺を開閉自在としたが、ポケット12の形状・数量・位置、及びポケット開閉用面ファスナー122の位置は特定されるものではない。例えば、図示しないが、ポケット12をパッド本体11に設ける位置を、ハーネス型安全帯3装着時における背中部分にのみではなく、肩部分に合った小さいポケットを設けて、小型保冷剤を入れると、より冷却性能が増す。
また、本実施例では、ポケット12を略四角形の形状とし、ポケット12上方の一辺を開閉自在としたが、ポケット12の形状・数量・位置、及びポケット開閉用面ファスナー122の位置は特定されるものではない。例えば、図示しないが、ポケット12をパッド本体11に設ける位置を、ハーネス型安全帯3装着時における背中部分にのみではなく、肩部分に合った小さいポケットを設けて、小型保冷剤を入れると、より冷却性能が増す。
ここで、ハーネス型安全帯3装着時において、パッド1が人体と接触する肩や背中の部分にはクッションが必要である。従って、保冷剤15を冷却したときに冷凍されて硬くなっては装着性が悪くなる。そこで本発明では、保冷剤15に不凍剤を含有するゲル状蓄熱剤を用いる。これは一般的にクール枕等に使用されている物であり、蓄冷機能と、家庭用冷凍冷蔵庫の冷凍室に入れて冷却して取り出したときにおける柔軟性、つまり−18°C以上の温度における柔軟性を有している。この温度は、JIS規格で「一般のタイプの冷凍室の温度が−18°C以下」と定められている温度であるが、実使用では、冷凍室から取り出して使用するときの温度(−18°C以上)で柔軟性を有していればよい。
以下、本発明の実施例2について説明する。上記実施例1と説明の重複する部分については同一の符号を付して説明を省略し、実施例1に対し、実施例2のうち差異を有する構造のみについて説明する。
図5(a)及び(b)は、本発明の実施例2に係るポケット一体型パッド2が示された正面図及び側面の一部断面図である。これらの図に示すように、ポケット一体型パッド2は、ポケット一体型パッド本体21とクッション兼用保冷剤25から成り、実施例1において別体で設けたポケット12が、ポケット一体型パッド本体21に一体化されている。
ポケット一体型パッド本体21は、上方に位置して相対する直線状の部分と、それらを結ぶR状の部分にポケット開閉用ジッパー222が設けられて開閉自在とされており、残る部分の周囲を縁取りテープ113で端部のほつれを防止して、パッド外生地111とポケット一体型パッド内生地212とが、袋状に縫製されている。従って、実施例2のポケット一体型パッド内生地212は、実施例1のパッド内生地112とポケット生地121との役割を兼用している。
またポケット一体型パッド本体21は、実施例1と同様に、ハーネス型安全帯3の肩掛けベルト31,31が交差する人体の背中部分から両肩部まで連続し、肩掛けベルト31のベルト幅よりも若干広い形状であり、クッション兼用保冷剤25は、ポケット一体型パッド本体21より一回り小さい形状で、袋状に縫製されたポケット一体型パッド本体21に入る大きさである。
ここで、クッション兼用保冷剤25は、蓄冷機能と、家庭用冷凍冷蔵庫の冷凍室に入れて冷却し使用する時に柔軟性、つまり−18°C以上の温度における柔軟性を有した不凍剤を含有するゲル状蓄熱剤が用いられ、保冷剤と、ベルトと人体との接触を和らげるための緩衝材(クッション)とを、兼用している。これにより、部品点数が少なくなり、更に軽量化が図れる。
また、ポケット一体型パッド内生地212は、通気性を有するメッシュ状の素材が用いられており、パッド外生地111には薄手のアルミ保温シート等の断熱シート26を同時縫製している。これにより、クッション兼用保冷剤25の冷気が外部に放出されずに、人体側に集中して放出され、保冷効果が分散することなく人体側に集中し、その効果が長時間持続できる。
ここで、断熱シート26を用いる以外に冷気を外部に放出させない手法として、断熱シート26を用いず、パッド外生地111に断熱性の高い厚手の生地を用いる手法がある。また、断熱シート26に代えて断熱性を有する実施例1の緩衝材14を使用する手法もある。このとき、クッション兼用保冷剤25と緩衝材14とで、二重のクッションとなる。
作業者は、冷却したクッション兼用保冷剤25を入れてハーネス型安全帯3を装着することにより、装着感を損なうことなく暑さ対策ができる。本発明のハーネス型安全帯3は、クッション兼用保冷剤25を入れたポケット一体型パッド2が、確実に人体の肩から背中の部分に接触し、人体を冷却することができる。現場において作業者は、クッション兼用保冷剤25を複数個用意し、予備のクッション兼用保冷剤25をクーラーボックス等で冷却しておいて、その冷却性能が低下したときや、作業の段取り替えのときに取り替えて使用すればよい。また、ポケット一体型パッド2自体を複数個用意し、ポケット一体型パッド2全体を冷却し、ハーネス型安全帯3に付け替えて使用することもできる。
実施例1と同様に、本発明のポケット一体型パッド2を備えたハーネス型安全帯3は、保冷ベストを二重に装着する必要がないので、軽量で、装着感を損なうことなく、安価での暑さ対策が実施できる。更に、冬場には、保冷剤15の代わりにカイロを入れることにより、防寒対策もできる。
また、クッション兼用保冷剤25と同形状のクッション材を用意し、冷却して暑さ対策として使用しないときに入れ替えて使用してもよい。更に、断熱シート26に代えて断熱性を有する実施例1の緩衝材14を使用し、クッション兼用保冷剤25の代わりに複数の保冷剤を背中部や肩部に配置して使用することもできる。
本実施例2に示すポケット一体型パッド2は、クッション兼用保冷剤25を適度な厚さで適度な柔軟性を備え、且つポケット一体型パッド本体21に合った特殊な形状で製作する必要があるが、実施例1に比べ、体の広い部位が冷却できる。また、部品点数が少ないので更なる軽量化も図れる。
1 パッド
11 パッド本体
111 パッド外生地
112 パッド内生地
113 縁取りテープ
12 ポケット
121 ポケット生地
122 ポケット開閉用面ファスナー
13 肩掛けベルト取付用面ファスナー
14 緩衝材
15 保冷剤
2 ポケット一体型パッド
21 ポケット一体型パッド本体
212 ポケット一体型パッド内生地
222 ポケット開閉用ジッパー
25 クッション兼用保冷剤
26 断熱シート
3 ハーネス型安全帯
31 肩掛けベルト
32 D環
11 パッド本体
111 パッド外生地
112 パッド内生地
113 縁取りテープ
12 ポケット
121 ポケット生地
122 ポケット開閉用面ファスナー
13 肩掛けベルト取付用面ファスナー
14 緩衝材
15 保冷剤
2 ポケット一体型パッド
21 ポケット一体型パッド本体
212 ポケット一体型パッド内生地
222 ポケット開閉用ジッパー
25 クッション兼用保冷剤
26 断熱シート
3 ハーネス型安全帯
31 肩掛けベルト
32 D環
Claims (5)
- ベルトと人体との接触を和らげるためのパッドが取り付けられ、肩掛けベルトと腿ベルトとから構成されるハーネス型安全帯であって、
前記パッドが、前記肩掛けベルトの背中での交差部分から両肩部まで連続して取り付けられており、
前記パッドに、袋状で所定箇所を開閉自在としたポケットが設けられており、前記ポケットを構成する生地が、通気性を有するメッシュ状の素材から成り、前記ポケットに保冷剤を備えていることを特徴とするパッドを備えたハーネス型安全帯。 - 前記保冷剤が、蓄冷機能と、−18°C以上の温度における柔軟性とを有した不凍剤を含有するゲル状蓄熱剤から成ることを特徴とする請求項1に記載のパッドを備えたハーネス型安全帯。
- ベルトと人体との接触を和らげるためのパッドが、パッド外生地と、緩衝材と、パッド内生地との、三層の部材から構成され、
前記パッドを構成する部材の少なくとも一層が、断熱性を有する素材から成ることを特徴とするハーネス型安全帯用パッド。 - 前記パッドを構成する緩衝材が、断熱性を有する素材から成ることを特徴とする請求項3に記載のハーネス型安全帯用パッド。
- 前記パッドを構成するパッド外生地が、断熱性を有する素材から成ることを特徴とする請求項3に記載のハーネス型安全帯用パッド。
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JP2011156215A JP2013022033A (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯、及びハーネス型安全帯用パッド |
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