JP2004321562A - ハーネス型安全帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用しやすいハーネス型安全帯を提供する。
【解決手段】ハーネス型安全帯では、背部側にてベルト1a、1b及び尻当てベルト3により囲まれた五角形部分が形成されるが、その形状に合わせたメッシュ生地の背当て布13をベルト1a、1b及び尻当てベルト3に縫い付けて、該五角形部分のすべてを塞ぐようにしている。このように背当て布13を設けることにより、収納時にも股掛けベルト部104a、104bが背部側の五角形部分から裏側に入り込むのを防ぐことができ、ベルトが絡んだり、捩れたりしにくいので、素早くかつ正確に着用することが可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高所作業現場等での作業の安全のために使用されるハーネス型安全帯に関する。
【0002】
【従来の技術】
高所作業現場においては、落下による事故防止のために安全帯の着用が義務付けられている。安全帯としては、労働安全衛生法第42条の規定に基づいて定められた安全帯の規格にある胴ベルト型が知られているが、このような安全帯では落下時に着用者の腹部或いは腰に大きな負担がかかってしまうことがある。
【0003】
最近では、平成14年2月25日付厚生労働省告示第38号の安全帯の規格に新たに規定されたハーネス型安全帯が使用されるようになっている。ハーネス型安全帯は、肩掛けベルト部や股掛けベルト部を有するものであり、着用者の身体を複数の箇所で支えるので、落下時の衝撃を分散させることができる。
【0004】
【特許文献1】
特許第2949101号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ハーネス安全帯は、通常、適当に丸めてロッカーや棚等に収納されることが多い。しかしながら、肩掛けベルト部や股掛けベルト部を有することから、各ベルトが絡んだり、捩れたりしやすく、着用時にはその絡みや捩れを元に戻さなければならない。そして、どのように絡んだり、捩れたりしているかは、複数本の入り組んだベルトで構成されているため一目で認識することは難しく、ハーネス型安全帯を素早くかつ正確に着用するのが困難で、特に慣れないうちは着用に非常に時間がかかってしまう。また、ベルトを絡んだり捩れたままの状態で着用し、落下事故となった場合は、捩れ部近傍の人体に接するベルトの面積が見かけ上狭くなるので痛みを感じたり、最悪の場合、絡みや捩れが原因でベルトや縫付け部が破損・断裂したりする等して、折角の安全帯着用が無意味になってしまう場合も有り得る。
【0006】
また、ハーネス安全帯を着用するときにもベルトが捩れてしまうことがある。特に目の届かない背部側でベルトが捩れた場合は、それに気付かないまま着用して作業に出てしまうおそれもある。
【0007】
上記のような点に関して、特許文献1には、例えばベスト状の上着にハーネス型安全帯を具備することにより、ベストを着用するだけで自ずからハーネス型安全帯も着用することができるようにした技術が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示されたものでは、上着が必要とされるため、大幅なコスト高となるとともに、上着を余計に1枚着用することになるので、夏場に着用者が暑苦しくなったり、動きを阻害してしまったりすることが多くなる。また、ハーネス型安全帯は長さ調節可能であるにもかかわらず、上着のサイズと着用者の身体の大きさが合わないという不都合が生じる可能性もある。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、着用しやすいハーネス型安全帯を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のハーネス型安全帯は、左右の肩掛けベルト部及び左右の股掛けベルト部を有するハーネス型安全帯であって、背部側にてベルトにより囲まれて形成される部分のすべて或いは一部を塞ぐように背当て布を設ける点に特徴を有する。
【0010】
また、本発明のハーネス型安全帯の他の特徴とするところは、上記ベルトにより囲まれて形成される部分のうち上記股掛けベルト部に近い一部を塞ぐように背当て布を設ける点にある。
【0011】
また、本発明のハーネス型安全帯の他の特徴とするところは、上記背当て布を取り外し可能とした点にある。
【0012】
また、本発明のハーネス型安全帯の他の特徴とするところは、上記背当て布にポケットを設ける点にある。
【0013】
本発明の別のハーネス型安全帯は、2本のベルトを背部上方に対応する箇所で交差させるとともに、その交差部より下方で尻当てベルトの両端を上記各ベルトに縫い付け、上記2本のベルトにより左右の肩掛けベルト部及び左右の股掛けベルト部を形成するハーネス型安全帯であって、上記尻当てベルトの上下少なくともいずれか一方の側で、上記2本のベルト及び上記尻当てベルトに対して布を設ける点に特徴を有する。
【0014】
また、本発明の別のハーネス型安全帯の他の特徴とするところは、上記尻当てベルトの上側で、上記2本のベルト及び上記尻当てベルトにより囲まれて形成される部分のすべて或いは一部を塞ぐように背当て布を設ける点にある。
【0015】
また、本発明の別のハーネス型安全帯の他の特徴とするところは、上記尻当てベルトの下側で、尻当て布を設ける点にある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明のハーネス型安全帯の好適な実施の形態について説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1には第1の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示し、図2にはその着用状態を示す。図1に示すように、2本のベルト1a、1bを背部上方に対応する箇所で交差させ、その交差部で両ベルト1a、1bが分離しないように樹脂製のバックル2を介して結合する。
【0018】
そして、一方のベルト1aを環状にして右側の肩掛けベルト部101aを形成し、このベルト1aを他方のベルト1bの一端部102b付近に縫い付ける。同様に、他方のベルト1bを環状にして左側の肩掛けベルト部101bを形成し、このベルト1bを一方のベルト1aの一端部102a付近に縫い付ける。
【0019】
さらに、交差部より下方、更にはベルト1a、1bの縫い付け部分より下方において、尻当てベルト3の両端を各ベルト1a、1bに縫い付ける。
【0020】
一方のベルト1aの他端部103aにはリング状の連結具4を設け、他方のベルト1bの一端部102bには連結具4と対をなすリング状の連結具5を設ける。この場合に、一方のベルト1aの他端部103aを連結具4に通して折り返し、ベルトを重ねた状態に維持するリング6を設けることにより長さ調節が可能となっている。そして、連結具4を連結具5内に入れることにより、これら連結具4、5が連結して右側の股掛けベルト部104aが形成される。なお、連結具は上述の形態以外でも、連結部の外れ止めが施されたコネクタ形態のバックル等を用いることも可能である。
【0021】
同様に、他方のベルト1bの他端部103bにはリング状の連結具4を設け、一方のベルト1aの一端部102aには連結具4と対をなすリング状の連結具5を設ける。この場合に、他方のベルト1bの他端部103bを連結具4に通して折り返し、ベルトを重ねた状態に維持するリング6を設けることにより長さ調節が可能となっている。そして、連結具4を連結具5内に入れることにより、これら連結具4、5が連結して左側の股掛けベルト部104bが形成される。
【0022】
なお、一方の肩掛けベルト部101aには長さ調節可能とした胸バンド7を縫い付け、その先端に雄コネクタ8を取り付ける。また、他方の肩掛けベルト部11bには雄コネクタ8と対をなす雌コネクタ9を取り付ける。
【0023】
また、交差部においてベルト1a、1bにはD環10を設け、D環10につなげたベルト11の上端にもD環12を設ける。このD環12に図示しないランヤード等がつながれる。
【0024】
ここで、背部側にてベルト1a、1b及び尻当てベルト3により囲まれた五角形部分が形成されるが、その形状に合わせたメッシュ生地の背当て布13をベルト1a、1b及び尻当てベルト3に縫い付けて、該五角形部分のすべてを塞ぐようにしている。
【0025】
このようにしたハーネス型安全帯を着用するときは、肩掛けベルト部101a、101bに左右の腕を通す。次に、各ベルト1a、1bの他端部103a、103bを後側から股間を介して前側に持ってきて、それぞれ連結具4を腰の横付近にある連結具5に連結することにより、股掛けベルト部104a、104bに左右の脚が通った状態となる。そして、胸前で胸ベルト7の雄コネクタ8を雌コネクタ9に結合させれば、図2に示す着用状態となる。
【0026】
以上述べた実施の形態におけるハーネス型安全帯では、背当て布13を設けることにより、素早くかつ正確に着用することが可能になる。即ち、ベルトが絡んだり、捩れたりする大きな要因として、特に股掛けベルト部104a、104bが背部側の五角形部分から裏側に入り込んでしまうことが挙げられるが、その五角形部分のすべてを背当て布13で塞いでいるので、裏側に入り込むのを防ぐことができる。
【0027】
また、背当て布13があるので前後及び上下左右も分かりやすく、特に背当て布13が縫い付けられている部分ではベルト1a、1bに捩れが生じることがないので、目の届かない背部側で捩れたまま着用するのを防ぐことができる。
【0028】
また、背当て布13を設けるだけであり、上着を用意する必要がないので、コスト高となったり、暑苦しさや動きずらさを感じたりすることもない。
【0029】
また、収納時にはハーネス型安全帯を丸める場合に、肩掛けベルト部101a、101bや股掛けベルト部104a、104bを背当て布13上に集めた状態で丸めることにより、背当て布13を収納袋代わりに利用することができ、収納性や運搬性を高めることができる。この場合に、具体的には図示しないが、例えば股掛けベルト部104a、104bと背当て布13の所定箇所とに対をなすベロクロ等を設けておけば、股掛けベルト部104a、104bを背当て布13上に固定することができ、収納性を高めることができる。
【0030】
また、背当て布13にポケットを設けることができ、ポケットに工具を入れたり、高温・低温での作業時には冷却材や温熱材を入れたりすることができる。
【0031】
なお、上記実施の形態では、背当て布13として通気性等を考慮してメッシュ生地を用いたが、それ以外の生地を用いてもかまわない。例えば、伸縮性を有する生地を用いれば、着用者の身体(背中)の大きさや作業時の身体の動きに更によく対応することができる。
【0032】
また、上記実施の形態では、背当て布13をベルト1a、1b及び尻当てベルト3に縫い付けるようにしたが、例えば図3に示すように背当て布13の各辺に折り返し部1301を形成し、各折り返し部1301と背当て布13の所定箇所とに対をなすベロクロ1302等を設けておいてもよい。このようにすれば、ベルト1a、1bや尻当てベルト3を挟み込むようにして各折り返し部1301を折り返し、ベロクロ1302同士を結合することにより、背当て布13をハーネス型安全帯に取り外し可能に設けることができる。したがって、背当て布13だけを取り外して洗濯等することができる。また、ベロクロ1302の幅に余裕を持たせておけば、着用者の身体(背中)の大きさに合わせて結合位置を調節することができる。
【0033】
また、ベルト1a、1bや連結具4、5等の各部の材質については、それぞれの機能を維持すること(所定の強度を持たせる等)を前提として、作業環境に応じて決定すればよい。例えば、静電気等の火花や金具同士の接触による火花等の発生を嫌う作業環境で使用する場合には、一般的に知られるようにベルト1a、1bに導電性繊維を織り込んでおき、衣服等との摺れ・剥離等による帯電を防止するようにすればよい。また、連結具4、5やD環10、12等の金属部分に黄銅(真鍮)やアルミニウム等のいわゆる防爆材料を用いて、金属部分等同士が接触しても火花等が飛び散らないようにすればよい。
【0034】
(第2の実施の形態)
図4には第2の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示し、図5にはその着用状態を示す。第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様に背当て布13を設け、更に尻当てベルト3の下側で、尻当て布14を尻当てベルト3及びベルトベルト1a、1bに縫い付けた例である。このように尻当て布14を設けることにより、落下時に着用者の臀部から股下に加わる衝撃を分散させることができる。
【0035】
(第3の実施の形態)
図6には第3の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示し、図7にはその着用状態を示す。第3の実施の形態は、背部側にてベルト1a、1b及び尻当てベルト3に囲まれて形成される五角形部分のすべてではなく、股掛けベルト部104a、104bに近い一部だけを塞ぐように背当て布13を設けている。
【0036】
既述したように、ベルトが絡んだり、捩れたりする大きな要因として、特に股掛けベルト部104a、104bが背部側の五角形部分から裏側に入り込んでしまうことが挙げられる。第3の実施の形態では、その五角形部分の一部を背当て布13で塞ぐことにより、裏側に入り込みにくくすることができるとともに、もし裏側に入り込んだとしても、背当て布13が捩れた状態(片方の股掛けベルトだけが裏側に入り込んだとき)や上下逆の状態(両方の股掛けベルトが裏側に入り込んだとき)となるので一目で認識することができ、その絡みや捩れを簡単に元に戻すことができる。
【0037】
(第4の実施の形態)
図8には第4の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示し、図9にはその着用状態を示す。第4の実施の形態は、上記第3の実施の形態と同様に背当て布13を設け、更に尻当てベルト3の下側で、尻当て布14を尻当てベルト3及びベルトベルト1a、1bに縫い付けた例である。このように尻当て布14を設けることにより、落下時に着用者の臀部から股下に加わる衝撃を分散させることができる。
【0038】
(第5の実施の形態)
図10には第5の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示し、図11にはその着用状態を示す。第5の実施の形態におけるハーネス型安全帯は上記第1〜4の実施の形態のものとは異なるタイプある。以下、上記第1〜4の実施の形態におけるハーネス型安全帯と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0039】
図10に示すように、2本のベルト1a、1bを背部上方に対応する箇所で交差させ、その交差部で両ベルト1a、1bが分離しないように樹脂製のバックル2を介して結合する。
【0040】
そして、交差部より下方において、尻当てベルト3の両端を各ベルト1a、1bに縫い付ける。
【0041】
一方のベルト1aの他端部103aにはリング状の連結具4を設け、他方のベルト1bの一端部102bには連結具4と対をなすリング状の連結具5を設ける。この場合に、一方のベルト1aの他端部103aを連結具4に通して折り返し、ベルトを重ねた状態に維持するリング6を設けることにより長さ調節が可能となっている。
【0042】
同様に、他方のベルト1bの他端部103bにはリング状の連結具4を設け、一方のベルト1aの一端部102aには連結具4と対をなすリング状の連結具5を設ける。この場合に、他方のベルト1bの他端部103bを連結具4に通して折り返し、ベルトを重ねた状態に維持するリング6を設けることにより長さ調節が可能となっている。
【0043】
なお、胸バンド7及びコネクタ8、9を設ける点や、ベルト1a、1bにD環10を設ける点等については、上記第1〜4の実施の形態におけるハーネス型安全帯と同様である。
【0044】
ここで、背部側にてベルト1a、1b及び尻当てベルト3により囲まれた三角形部分が形成されるが、その形状に合わせたメッシュ生地の背当て布13をベルト1a、1b及び尻当てベルト3に縫い付けて、該三角形部分のすべてを塞ぐようにしている。
【0045】
このようにしたハーネス型安全帯を着用するときは、一方のベルト1aを環状にして右の肩掛けベルト部101aを形成するようにベルト1aの他端部103aを脇下から後側に持っていき、股間を介して前側に持ってきて、連結具4を腰の横付近にある連結具5に連結することにより、股掛けベルト部104aに右脚が通った状態となる。同様に、他方のベルト1bを環状にして左の肩掛けベルト部101bを形成するようにベルト1bの他端部103bを脇下から後側に持っていき、股間を介して前側に持ってきて、連結具4を腰の横付近にある連結具5に連結することにより、股掛けベルト部104bに左脚が通った状態となる。
【0046】
(第6の実施の形態)
図12には第6の実施の形態におけるハーネス型安全帯の全体構成を示す。第6の実施の形態は、上記第5の実施の形態と同様に背当て布13を設け、更に尻当てベルト3の下側で、尻当て布14を尻当てベルト3及びベルトベルト1a、1bに縫い付けた例である。このように尻当て布14を設けることにより、落下時に着用者の臀部から股下に加わる衝撃を分散させることができる。
【0047】
(他の実施の形態)
背当て布13を設けずに、上記第2、4、6実施の形態で説明した尻当て布14だけを設けるだけでも、着用しやすくなるといった効果が得られる。即ち、股掛けベルト部104a、104bが背部側の五角形部分や三角形部分から裏側に入り込んだとしても、尻当て布14が捩れた状態(片方の股掛けベルトだけが裏側に入り込んだとき)や上下逆の状態(両方の股掛けベルトが裏側に入り込んだとき)となるので一目で認識することができ、その絡みや捩れを簡単に元に戻すことができる。
【0048】
以上、本発明を種々の実施の形態とともに説明したが、本発明はこれら実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば、上記各実施の形態で説明したタイプ以外のハーネス型安全帯に本発明を適用してもかまわない。
【0049】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ベルトに対して布を設けるようにしたので、着用しやすいハーネス型安全帯を提供することができる。即ち、背部側にてベルトにより囲まれて形成される部分のすべてを塞ぐように背当て布を設ける場合には、その部分から股掛けベルト部が裏側に入り込むのを防ぐことができ、ベルトが絡んだり、捩れたりしにくくなる。また、背部側にてベルトにより囲まれて形成される部分の一部を塞ぐように背当て布を設けたり、尻当て布を設けたりする場合には、その部分から股掛けベルト部が裏側に入り込んだとしても、背当て布や尻当て布の状態で一目で認識することができ、その絡みや捩れを簡単に元に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるハーネス型安全帯の着用状態を示す図である。
【図3】背当て布13の他の構成例を示す図である。
【図4】第2の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるハーネス型安全帯の着用状態を示す図である。
【図6】第3の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【図7】第3の実施の形態におけるハーネス型安全帯の着用状態を示す図である。
【図8】第4の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【図9】第4の実施の形態におけるハーネス型安全帯の着用状態を示す図である。
【図10】第5の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【図11】第5の実施の形態におけるハーネス型安全帯の着用状態を示す図である。
【図12】第6の実施の形態におけるハーネス型安全帯の正面図である。
【符号の説明】
1a ベルト
1b ベルト
2 バックル
3 尻当てベルト
4 連結具
5 連結具
6 リング
7 胸ベルト
8 雄コネクタ
9 雌コネクタ
10 D環
11 ベルト
12 D環
13 背当て布
14 尻当て布
101a 肩掛けベルト部
101b 肩掛けベルト部
104a 股掛けベルト部
104b 股掛けベルト部

Claims (7)

  1. 左右の肩掛けベルト部及び左右の股掛けベルト部を有するハーネス型安全帯であって、
    背部側にてベルトにより囲まれて形成される部分のすべて或いは一部を塞ぐように背当て布を設けることを特徴とするハーネス型安全帯。
  2. 上記ベルトにより囲まれて形成される部分のうち上記股掛けベルト部に近い一部を塞ぐように背当て布を設けることを特徴とする請求項1に記載のハーネス型安全帯。
  3. 上記背当て布を取り外し可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のハーネス型安全帯。
  4. 上記背当て布にポケットを設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネス型安全帯。
  5. 2本のベルトを背部上方に対応する箇所で交差させるとともに、その交差部より下方で尻当てベルトの両端を上記各ベルトに縫い付け、上記2本のベルトにより左右の肩掛けベルト部及び左右の股掛けベルト部を形成するハーネス型安全帯であって、
    上記尻当てベルトの上下少なくともいずれか一方の側で、上記2本のベルト及び上記尻当てベルトに対して布を設けることを特徴とするハーネス型安全帯。
  6. 上記尻当てベルトの上側で、上記2本のベルト及び上記尻当てベルトにより囲まれて形成される部分のすべて或いは一部を塞ぐように背当て布を設けることを特徴とする請求項5に記載のハーネス型安全帯。
  7. 上記尻当てベルトの下側で、尻当て布を設けることを特徴とする請求項5又は6に記載のハーネス型安全帯。
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