JP3206275U - 股下寸法調整装置及び股下寸法調整機能付きズボン - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑制しつつ、耐久性があり、かつ、着用時に違和感の生じさせることなく、ズボンの股下寸法を調整することができる股下寸法調整装置及び股下寸法調整機能付きズボンを提供する。【解決手段】ズボンは、下腹部と股下部2とを有するズボンであって、非伸縮加工され、股下部2の裏側の縫い代部6上に縫い付けられ、長手方向に沿って切り込まれたボタン穴7aを有する裾上げゴムテープ7と、縫い代部6の延長線上であって、股下部2の裏側の裾側近傍に設けられた裾止めボタン9と、を備えている。【選択図】図3

Description

本考案は、股下寸法調整装置及び股下寸法調整機能付きズボンに関する。
従来、ズボンの股下寸法が合わない場合には、例えば、裾を裏側に巻き上げて、ズボンの股下寸法を調整する技術が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1の被服は、先端部にスナップの一方(オス)が固定され、裏側にスナップの他方(メス)が裾丈方向に所定の間隔で固定される股下部を有し、スナップの組み合わせを選択して連結することにより、被服の股下寸法、すなわち裾丈寸法を調整することができる。
特許3984265号公報
特許文献1に記載されたスナップは、被服(ズボン)の内側、すなわち股下部の生地の裏側に縫い付けられる。このため、スナップの数が多くなると、ズボンの着用時に数多くのスナップが人体の肌に接触して、違和感が生じることがある。
さらに、いろいろな体型の人が着用する制服の場合、繰り返し洗濯され何度も裾丈寸法の調整が行われるので、耐久性があることも要求される。
本考案は、このような実情を鑑みて提案されたものであり、コストを抑制しつつ、耐久性があり、かつ、着用時に違和感の生じさせることなく、ズボンの股下寸法を調整することができる股下寸法調整装置及び股下寸法調整機能付きズボンを提供することを目的とする。
本考案に係る股下寸法調整装置は、非伸縮加工され、ズボンの裏側の縫い代部上に縫い付けられ、長手方向に沿って切り込まれたボタン穴を有する裾上げゴムテープと、前記縫い代部の延長線上であって、前記ズボンの裏側の裾側近傍に設けられた裾止めボタンと、
を備えている。
本考案に係る股下寸法調整機能付きズボンは、下腹部と股下部とを有するズボンであって、非伸縮加工され、前記股下部の裏側の縫い代部上に縫い付けられ、長手方向に沿って切り込まれたボタン穴を有する裾上げゴムテープと、前記縫い代部の延長線上であって、前記股下部の裏側の裾側近傍に設けられた裾止めボタンと、を備えている。
本考案は、コストを抑制しつつ、耐久性があり、かつ、着用時に違和感の生じさせることなく、ズボンの股下寸法を調整することができる。
本考案の実施の形態に係るズボンの(a)正面図及び(b)側面図である。 ズボンの股下部の要部を示す側面図である。 ズボンの股下部の股下寸法の調整した状態を示す(a)側面図及び(b)断面図である。
図1は、本考案の実施の形態に係るズボンの(a)正面図及び(b)側面図である。ズボン1は、図1に示すように、下腹部11と股下部2を備えて構成される。
ズボンは、例えば、前身頃の生地4と後ろ身頃の生地5とを、脇縫いおよび内股縫いにより連結されている。前身頃の生地4及び後ろ身頃の生地5は、裁ち切りにした左右それぞれの生地を尻縫いおよび小股縫いにより縫い合わせて形成される。
生地4、5は、例えば、毛とポリエステルなどを含むいわゆる混紡繊維である。但し、生地4、5は、天然繊維のみあるいは化学繊維のみからなる生地でもよい。
股下部2は、前身頃の生地4と後ろ身頃の生地5を脇縫いおよび内股縫いにより、両足に対応する2本の筒形状に縫製されている。各足に対応する筒形状の各足対応部17には、前後に折り目20が入れられている。
各足対応部17の先端には、裾折り返し部3が設けられる。この裾折り返し部3は、生地を3つ折りで縫い付けることにより形成される。裾折り返し部3の長さは、例えば4cmである。但し、そのうち、3つ折り部分は例えば1cmである。
股下部2の前身頃の生地4と後ろ身頃の生地5は、地縫いすることにより連結される。この地縫いの縫い代(縫い代部6)の幅方向の長さは、例えば1cm程度である。縫い代部6は、その長手方向の片側のみ縫い付けられている。
縫い代部6の上には、長尺状に形成された裾上げゴムテープ7が設けられている。裾上げゴムテープ7の幅方向の長さは、縫い代部6の幅方向の長さとほぼ同じである。また、裾上げゴムテープ7は、伸縮しないように予め特殊加工されている。
図2は、ズボンの股下部2の要部を示す側面図である。
裾上げゴムテープ7には、その長手方向に沿って複数のボタン穴7aが形成されている。ボタン穴7aの切れ目の方向は、裾上げゴムテープ7の幅方向ではなく、裾上げゴムテープ7の長手方向に沿っている。
ボタン穴7aは、股下部2の裾から上方に向かって所定間隔に形成される。つまり、ボタン穴7aは、股下部2の先端、いわゆる裾口より所定距離上の位置から腰帯12に向かって所定の間隔で取り付けられる。また、このようにして取り付けられるボタン穴7aの取り付け範囲は、足対応部17の膝下に対応する範囲に対応する。
股下部2には裾丈調整のための裾止めボタン9が固定されている。裾止めボタン9は、合成樹脂製等の市販されたものである。裾止めボタン9は、ズボンの内側、すなわち股下部2の生地の裏側に縫い付けられて取り付けられる。
以上のように構成されたズボン1において、裾折り返し部3を股下部2の各足対応部17の内側に巻き上げて、裾止めボタン9がいずれか1つのボタン穴7aに通されると、各ボタン穴7aの配置ピッチに応じて足対応部17、すなわち股下部2の裾丈が多段階に調整される。
図3は、ズボンの股下部の股下寸法の調整した状態を示す(a)側面図及び(b)断面図である。
ズボンの股下寸法を調整する際には、図3(a)及び(b)に示すように、裾が筒形状の足対応部17の内側に折り返すようにして引き上げられ、裾止めボタン9がいずれか1つのボタン穴7aに通される。
このとき、股下部2の膝下対応部には、裾丈の調整量に応じて巻き上げられた生地が内部に収容された状態になっている。股下部2の外観は、裾丈調整前後において変わることなく、デザイン性が維持される。
この後、再度寸法調整したい場合には、裾止めボタン9をボタン穴7aから外してから上述した手順を再度繰り返せばよい。洗濯の際にも、同様にして裾止めボタン9をボタン穴7aから外せば、裾丈調整のために折り返された部分を含めて、ズボン全体がほぼ均一にきれいに洗濯される。
ズボンは、販売時においては、一般に基本身体寸法としてのウエストサイズの単数表示で管理される。このため、ズボンは、基本的にはウエストサイズに応じた種類を製造、在庫しておく必要がある。
これに対して、ズボン1は、特定衣料寸法としての股下丈を調整可能にしているので、在庫の種類を少なくすることができる。したがって、製造効率の向上を図ることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された事項の範囲内で設計変更されたものにも適用される。
例えば、ズボンは、裾折り返し部3を設けずに、股下部2の生地の裾部、すなわち先端部に直接、あるいは適宜の裏打ちを施して固定するようにして構成されたものでもよい。
1 ズボン
6 縫い代部
7 裾上げゴムテープ
7a ボタン穴
9 裾止めボタン

Claims (2)

  1. 非伸縮加工され、ズボンの裏側の縫い代部上に縫い付けられ、長手方向に沿って切り込まれたボタン穴を有する裾上げゴムテープと、
    前記縫い代部の延長線上であって、前記ズボンの裏側の裾側近傍に設けられた裾止めボタンと、
    を備えた股下寸法調整装置。
  2. 下腹部と股下部とを有するズボンであって、
    非伸縮加工され、前記股下部の裏側の縫い代部上に縫い付けられ、長手方向に沿って切り込まれたボタン穴を有する裾上げゴムテープと、
    前記縫い代部の延長線上であって、前記股下部の裏側の裾側近傍に設けられた裾止めボタンと、
    を備えた股下寸法調整機能付きズボン。

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