JP3187259U - パンツ - Google Patents

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修 ▲高▼井
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ワキタ株式会社
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Abstract

【課題】パンツ自体の構造を工夫することによって開脚等の動作を行いやすくしたパンツを提供する。
【解決手段】パンツ1は、前身頃2と、後身頃3と、股下を通り、かつ前身頃2の内股と後身頃3の内股との間に配置される長尺なマチ布4と、を備えている。そして、前身頃2と、後身頃3と、を両脇において互いに縫い合わせるとともに、マチ布4と、前身頃2の内股および後身頃3の内股と、をそれぞれ縫い合わせることによって、股部にマチが設けられる。そのため、股部にゆとりができ、開脚等の動作を行った際にもパンツが引きつってしまうことがなくなり、開脚等の動作がしやすくなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、パンツに関する。ここで「パンツ」とは、ズボンやスラックスの類をいう。
従来の一般的なパンツは、前身頃と後身頃とを、それぞれ脇部分(アウトシーム)および内股部分(インシーム)で縫い合わせて形成されている。この種のパンツの中で、例えばスーツ用のパンツのように体のラインに沿うようなシルエットで作製されているパンツの場合には、股部分にゆとりがないため、脚を前後または左右に開脚しようとするとパンツが引きつってしまい、開脚等の動作が行い難いという問題がある。
上記のような従来のパンツの動き難さを解消するため、特許文献1(実用新案登録第3155704号公報)に開示されているスラックス12では、膝部分13の内側に、裏地14との縫製においてポリエステルニット、ナイロンニット、ポリウレタン又はそれらの二種以上を組み合わせた混紡を含む伸縮生地パーツ15を結合させている。文献1では、上記のような構成とすることで、膝部の皮膚表皮に接触するスラックスの当該部分に伸縮性が付与されているので、大きな動作や屈伸運動などの場面で抵抗感や摩擦によって動きにくい窮屈さを感じさせることなく、肌に馴染んで快適で安心して伸び伸びと活動できるスラックスが提供できた、としている(文献1の段落[0010]および[0015])。
実用新案登録第3155704号公報
文献1のスラックスは、スラックスの膝部分の内側に結合された伸縮性の生地によって開脚等の動作をしやすくするものである。すなわち、文献1のスラックスでは、伸縮性のある生地を用いることが必須条件となっており、スラックス自体の構造を工夫することによって開脚等の動作をしやすくするものではない。
本考案の目的は、パンツ自体の構造を工夫することによって開脚等の動作を行いやすくしたパンツを提供することにある。
本考案は、2つの脚部の各々が脇と内股とを有するとともに、2つの脚部の内股が股下を介して連結されているパンツであって、当該パンツは、前身頃と、後身頃と、股下を通り、かつ前身頃の内股と後身頃の内股との間に配置される長尺なマチ布と、を備え、前身頃と、後身頃と、を両脇において互いに縫い合わせるとともに、マチ布と、前身頃の内股および後身頃の内股と、をそれぞれ縫い合わせることによって、股下から少なくとも脚部の上部域にかけてマチを設けたことを特徴としている。
好ましくは、マチ布は、複数の生地を縫い合わせて形成されていることを特徴としている。
本考案のパンツは、股部にマチが設けられているため股部にゆとりができる。その結果、開脚等の動作を行った際にもパンツが引きつってしまうことがなくなり、開脚等の動作がしやすくなる。さらに、マチ布が複数の生地を縫い合わせて形成されていることにより、マチ布に用いる各パーツの生地の長さは短くて済む。そのため、前身頃や後身頃などを切り出した後の生地の残布をマチ布に有効利用することができ、生地を節約することができる。
本考案のパンツを斜め前方から見た全体斜視図である。 図1のパンツの開脚した状態を股下側から見た図である。 本考案のパンツの他の実施形態を表す図であり、パンツが開脚した状態を股下側から見た図である。
本考案のパンツを図面を参照しながら説明する。
[第一実施形態]
本考案のパンツ1は、図1および図2に示すように、前身頃2と、後身頃3と、マチ布4と、ウエストベルト5と、から構成されている。そして、それらのパーツを縫い合わせることで、2つの脚部がそれぞれ脇6と内股7とを有し、かつ、2つの脚部の内股7が股下を介して連結されたパンツ1が形成される。
具体的には、パンツ1の両脚部の脇6は、前身頃2と後身頃3とを両脇において互いに縫い合わせることで形成されている。また、ウエストベルト5は、前身頃2および後身頃3の上端部に縫い合わされる。
一方、パンツ1の両脚部の内股側は、股下を通り、かつ前身頃2の内股7と後身頃3の内股7との間に配置されているマチ布4と、前身頃2の内股7および後身頃3の内股7とをそれぞれ縫い合わせることで形成されている。本実施形態では、マチ布4は、パンツ1の一方の脚部の裾から股下を通り、他方の脚部の裾へと至る長尺の生地によって構成されており、マチ布4と、前身頃2の内股7および後身頃3の内股7とをそれぞれ縫い合わせることによって、股下から裾にかけてマチ8が形成される。
本実施形態では、この長尺のマチ布4は、単一の生地から構成されるのではなく、複数の生地(本実施形態では、図2に示す3つの布片4a、4b、4c)を縫い合わせて構成されている。そして、複数の生地の縫い合わせ部分である切り替え線9は、パンツ1の着用時に、着用者の膝に相当する位置よりも股部側に位置するように設けられている。これにより、パンツ1の着用時に切り替え線9は外部から見え難くなっている。
このように、本考案のパンツ1では、股下を通り、かつ前身頃2の内股7と後身頃3の内股7との間に配置されたマチ布4を、前身頃2の内股7および後身頃3の内股7とそれぞれ縫い合わせることによってパンツ1の股部にマチ8が確保されるため、股部にゆとりができる。その結果、開脚等の動作を行った際にもパンツ1が引きつってしまうことがなくなり、開脚等の動作がしやすくなる。
さらに、マチ布4が複数の生地(布片4a、4b、4c)を縫い合わせて形成されていることにより、マチ布4に用いる各パーツの生地の長さは短くて済む。そのため、前身頃2や後身頃3などを切り出した後の生地の残布をマチ布4に有効利用することができ、生地を節約することができる。
なお、上記実施形態では、複数の生地を縫い合わせて形成されたマチ布4を用いているが、複数の生地を縫い合わせるのではなく単一の生地から作製されたマチ布4を用いることも可能である。
[第二実施形態]
図3は、本考案のパンツ1の他の実施形態を表している。本実施形態のパンツ1の基本的な構成は第一実施形態のパンツ1と同じであるが、本実施形態では、菱形形状の単一のマチ布4と、前身頃2の内股7および後身頃3の内股7と、をそれぞれ縫い合わせることによって、股下および両脚部の上部域にのみマチ8が形成される。
本実施形態の場合であっても、パンツ1の股部にマチ8が確保されるため股部にゆとりができる。その結果、開脚等の動作を行った際にもパンツ1が引きつってしまうことがなくなり、開脚等の動作がしやすくなるという効果が得られる。
[その他の構成]
本考案のパンツ1に使用される生地は特に限定されないが、本考案のパンツ1はポリウレタンのような伸縮性のある生地を使用しなくとも開脚等の動作がしやすくなる構造となっているため、例えばウール等から作製された生地のように伸縮性に乏しい生地を用いても開脚等の動作がしやすいパンツを作製することが可能となる。
さらに、本考案のパンツ1は、男性用または女性用といった性別、およびスラックスまたはジーンズといったパンツの種類に関わらず適用できる。また、スーツ用のパンツのように体のラインに沿うようなシルエットで作製されるパンツであっても、そのシルエットを極力崩さず、かつ開脚等の動作がしやすいパンツを作製することが可能である。
本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 パンツ
2 前身頃
3 後身頃
4 マチ布
4a マチ布を構成する布片
4b マチ布を構成する布片
4c マチ布を構成する布片
5 ウエストベルト
6 脇
7 内股
8 マチ
9 切り替え線

Claims (2)

  1. 2つの脚部の各々が脇と内股とを有するとともに、2つの脚部の内股が股下を介して連結されているパンツであって、
    当該パンツは、前身頃と、後身頃と、股下を通り、かつ前記前身頃の内股と前記後身頃の内股との間に配置される長尺なマチ布と、を備え、
    前記前身頃と、前記後身頃と、を両脇において互いに縫い合わせるとともに、
    前記マチ布と、前記前身頃の内股および前記後身頃の内股と、をそれぞれ縫い合わせることによって、股下から少なくとも脚部の上部域にかけてマチを設けたことを特徴とする、
    パンツ。
  2. 前記マチ布は、複数の生地を縫い合わせて形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載のパンツ。
JP2013005186U 2013-09-06 2013-09-06 パンツ Expired - Lifetime JP3187259U (ja)

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