JP2013018752A - ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 - Google Patents
ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013018752A JP2013018752A JP2011154897A JP2011154897A JP2013018752A JP 2013018752 A JP2013018752 A JP 2013018752A JP 2011154897 A JP2011154897 A JP 2011154897A JP 2011154897 A JP2011154897 A JP 2011154897A JP 2013018752 A JP2013018752 A JP 2013018752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jelly
- form preparation
- gelatin
- present
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/0056—Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/30—Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
- A61K47/42—Proteins; Polypeptides; Degradation products thereof; Derivatives thereof, e.g. albumin, gelatin or zein
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/006—Oral mucosa, e.g. mucoadhesive forms, sublingual droplets; Buccal patches or films; Buccal sprays
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/06—Ointments; Bases therefor; Other semi-solid forms, e.g. creams, sticks, gels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/28—Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Physiology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
【解決手段】水と、ゼラチンと、薬物と、三価金属イオンとを含むことを特徴とするゼリー状製剤。
【選択図】なし
Description
しかし、これらのゼリー状製剤は全て、スプーン等で服用するポーションタイプであったり、袋から押し出して服用するピロー包装タイプのものであったりした。また、当該ゼリー自体が口腔内で溶解するタイプものはなく、嚥下時の物理的力により容易に拡散するというタイプのものであった。
しかし、これらゼリー製剤は、高温(60〜100℃程度)の熱可逆性ゲル化剤を用いたもの、又は、ゲル化剤を架橋することにより不可逆性ゲル化剤を用いたものであり、ゼリー自体が口腔内で溶解するタイプものではなく、嚥下時の物理的力により容易に拡散するというタイプのものであった。
このため、これら従来のゼリー製剤は、調製時に高温を必要とするか、又は、架橋剤として金属塩を用いるために、特に熱安定性が悪い薬剤や、金属塩との相互作用が高いタンパク質やペプチドを含有させる場合には、その安定性が問題となる恐れがあった。
ところが、このような従来のフィルム形状の製剤は、水溶性ポリマーを用いて口腔内にて溶解又は膨潤させるものであるが、フィルム形状の製剤を口腔内にて溶解又は膨潤させるためには、ある程度の唾液量を必要とし、嚥下困難な患者によっては、溶解に長期間を要する可能性があった。
また、このフィルム形状の製剤は水分を吸収しやすいため、口腔粘膜に付着し易く違和感を覚えやすいという欠点もあった。特に口腔内溶解型のフィルム形状の製剤の場合には、その溶解性とフィルムの厚み、サイズには相関関係があり、結果として100mgを超えるような薬物量を含有させることは難しかった。
更に、製造方法に関しても、このようなフィルム形状の製剤は、水溶性ポリマーを溶媒として水を用いて溶解させ、この中に薬物を溶解させ、加熱乾燥することにより調製することが開示されているが、特に熱に弱い薬物の場合には、加熱により薬物含量の低下が懸念されるものであった。
更にまた、薬物が液状である場合には、フィルム形状の製剤が溶解することが懸念されるので、一定の形状を維持することが困難となる恐れがあった。
本発明のゼリー状製剤において、上記ゼラチンは、豚由来ゼラチンを含むことが好ましく、また、上記ゼラチンの含有量が、全重量基準で10〜50重量%であることが好ましい。
また、本発明のゼリー状製剤は、水分含量が5〜90重量%であることが好ましい。
また、上記三価金属イオンは、アルミニウムイオンであることが好ましい。
また、本発明のゼリー状製剤は、厚さが30〜5000μmの範囲内にあることが好ましく、平面面積が0.5〜6.0cm2の範囲内にあることが好ましい。
以下に、本発明を詳細に説明する。
このような組成からなる本発明のゼリー状製剤は、薬物を口腔粘膜及び舌下から吸収させる用途、また、感作時間の制御が必要な口腔内減感作療法用に好適に用いられ、特に舌下減感作療法に適したものである。また、本発明のゼリー状製剤は、ゼラチンと、特定の安定化剤とを含有することで、有意に使用上の物性を向上させることが可能である。
また、本発明のゼリー状製剤の平面形状は特に限定されず、例えば、長方形、正方形等の矩形、5角形等の多角形、円形、楕円形等、任意の形状が挙げられる。ここにいう多角形は、完全な多角形のほか、若干、角部にRを有する形状も含む。
上記ゼラチンは、本発明のゼリー状製剤の基材を構成する材料であり、シート形状形成能及び可食性高分子である。
このようなゼラチンを含むことで、本発明のゼリー状製剤は、常温ではゲル化し、口腔内の体温程度の温度で容易に溶解させることができる。また、ゼラチンは、熱可逆性ゲル化剤の中では最も低温でゲル化を起こすことが可能であり、常温〜40℃付近の温度で製剤を製造することができるため、熱安定性が低い薬物の製造時の安定性を確保することができる。
なお、本明細書において、「可食性」とは、経口的に投与可能であり、製剤学的に許容されるものであることを意味する。
上記ゼラチンとしては、製造時に常温で調製可能であり、熱に弱い薬物の製造時における安定性の観点から、魚又は豚由来のゼラチンが好ましい。更に、保管時のゼリー物性の耐熱性の観点から、豚由来のゼラチン、例えば、豚皮由来ゼラチン、及び、豚骨由来のゼラチンが好ましく、これらは酸処理又はアルカリ処理のいずれがされていてもよい。なかでも、30℃付近における実用性及び保管安定性の観点から、豚骨由来ゼラチンが好ましい。
また、本発明のゼリー状製剤の全重量に基づき、20〜40重量%の水を含む場合には、魚由来ゼラチンも同じ理由により好ましい。
上記豚由来ゼラチンを用いた場合、本発明のゼリー状製剤の水分含量は、全重量に基づいて、好ましくは5〜90重量%、より好ましくは5〜80重量%である。5重量%未満であると、本発明のゼリー状製剤の口腔内での溶解性が極めて遅くなり、使用上問題となる恐れがある。一方、水分含量が90重量%を超えると、本発明のゼリー状製剤が充分な耐熱性を有しない恐れがある。
なお、上記ゼラチンとして魚由来のゼラチンを用いた場合、豚由来のゼラチンを用いた場合と比較して本発明のゼリー状製剤の耐熱性が低くなる。しかしながら、上記魚由来のゼラチンの含有量を、上述した範囲内で適宜調節することにより、豚由来のゼラチンを用いた場合と同様の耐熱性を示すことも可能である。
上記魚由来ゼラチンを用いた場合、本発明のゼリー状製剤の水分含量は、全重量に基づいて、好ましくは5〜80重量%、より好ましくは5〜70重量%である。5重量%未満であると、本発明のゼリー状製剤の口腔内での溶解性が極めて遅くなり、使用上問題となる恐れがある。一方、水分含量が80重量%を超えると、本発明のゼリー状製剤が充分な耐熱性を有しない恐れがある。
上記その他の可食性高分子の配合量は、本発明のゼリー状製剤の全重量基準で、好ましくは0.1〜10重量%である。
上記三価金属イオンは、三次元的な架橋構造を構成することで、本発明のゼリー状製剤の物性(口腔内での溶解性等)及び耐熱性向上に寄与する材料である。すなわち、上記三価金属イオンを含む添加剤を加えることで、三価金属イオンがゼラチンのポリペプチド鎖に作用し、三次元的な架橋構造が構成される。それによりゼラチンのゲル構造がより強固なものになり、その結果、本発明のゼリー状製剤の物性及び耐熱性が向上すると考えられる。
上記三価金属イオンとしては、例えば、アルミニウムイオン(Al3+)、三価鉄イオン(Fe3+)、クロムイオン(Cr3+)、インジウムイオン(In3+)等を使用することができる。医薬品に対して使用されることを考慮した場合、使用実績のあるミョウバン中に含有されるアルミニウムイオン、又は、塩化第二鉄中に含有される三価鉄イオンを使用することが好ましい。なかでも、アルミニウムイオンが好適に用いられるが、特に上記ゼラチンが魚ゼラチンの場合、アルミニウムイオンが好ましい。
なお、一価及び二価金属イオンでは、ゼリー状製剤の物性及び耐熱性を向上させることができない。これは、一価及び二価金属イオンではゼリー状製剤中で三次元的な架橋構造を構成し得ないためであるためであると考えられる。
上記薬物としては特に限定されないが、例えば、ヒト等の哺乳動物にその舌下、口腔内、腸管を通して投与し得る、すなわち、経口投与可能な薬物が好ましい。そのような薬物としては、具体的には、例えば、全身性麻酔薬、催眠・鎮静薬、抗癲癇薬、解熱鎮痛消炎薬、鎮暈薬、精神神経用薬、中枢神経薬、抗痴呆薬、局所麻酔薬、骨格筋弛緩薬、自律神経用薬、鎮痙薬、抗パーキンソン薬、抗ヒスタミン薬、強心薬、不整脈用薬、利尿薬、血圧降下薬、血管収縮薬、冠血管拡張薬、末梢血管拡張薬、動脈硬化用薬、循環器用薬、呼吸促進薬、鎮咳去痰薬、ホルモン薬、化膿性疾患用外用薬、鎮痛・鎮痒・収斂・消炎用薬、寄生性皮膚疾患用薬、止血用薬、痛風治療用薬、糖尿病用薬、抗悪性腫瘍用薬、抗生物質、化学療法薬、麻薬、禁煙補助薬、ワクチン等が挙げられる。
なお、上記薬物は、疾患、状態又は障害の治療において所望の結果、例えば、所望の治療結果をもたらすのに充分な、本明細書中で有効量とも呼ばれる量で含有させることができる。上記有効量の薬物とは、例えば、非毒性ではあるが、しかし特定の時間にわたって選択された効果をもたらすのに充分な量の薬物を意味する。このような量は、本発明の属する技術分野における従来技術に基づく当業者によって容易に決定することができる。
上記水は、本発明のゼリー状製剤の溶解を補助する作用を有する材料である。
また、本発明のゼリー状製剤内の水分含有量を制御することで、ゼリー状製剤の溶解時間を容易に制御することができる。したがって、本発明のゼリー状製剤は、口腔内で溶解し服用する場合にも、口腔内、特に舌下においてゆっくりと溶解させ薬物を除放させる場合の双方において適したものである。
本発明では、ゼリー状製剤の全重量に基づいて、水の含有量は、好ましくは1〜60重量%、より好ましくは5〜50重量%である。1重量%未満であると、口腔内での溶解性が極めて悪くなり使用上問題となる可能性があり、一方、60重量%を超えると、常温での物性面の保管安定性が悪くなる恐れがある。
上記糖としては、例えば、以下に示すような単糖、二糖、三〜六糖が挙げられる。
単糖類としては、例えば、エリスロース、スレオース等のアルドテトロース、リボース、リキソース、キシロース、アラビノース等のアルドペントース、アロース、タロース、グロース、グルコース、アルトロース、マンノース、ガラクトース、イドース等のアルドヘキソース、エリスルロース等のケトテトロース、キシルロース、リブロース等のケトペントース、プシコース、フルクトース、ソルボース、タガトース等のケトヘキソース等が挙げられる。二糖類としては、例えば、トレハロース、コージビオース、ニゲロース、マルトース、イソマルトース等のα−ジグルコシド、イソトレハロース、ソホロース、ラミナリビオース、セロビオース、ゲンチオビオース糖のβ−ジグルコシド、ネオトレハロース等のα,β−ジグルコシドの他、ラクトース、スクロース、イソマルツロース(パラチノース)等が挙げられる。三糖類としては、例えば、ラフィノース等が挙げられる。三糖〜六糖のオリゴ糖としては、例えば、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、キチンオリゴ糖、キトサンオリゴ糖、オリゴグルコサミン、デキストリン、シクロデキストリン等の環状オリゴ糖等が挙げられる。
本発明のゼリー状製剤において、上記糖又は糖アルコールは、置換されていてもよく、また、1種で又は2種以上混合して用いることもできる。
上記ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
また、上記ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖ベヘニン酸エステル、ショ糖エルカ酸エステル、ショ糖混合脂肪酸エステル等が挙げられる。
これらの糖脂肪酸は、タンパク質やペプチドの安定化剤としての効果以外に、消泡剤としても役立つため、大変都合がよい。
本発明のゼリー状製剤は、もちろんそのままの状態で嚥下してもよいし、口腔内で即座に溶解させて嚥下してもよい。更に、口腔内での溶解時間を制御し、口腔粘膜や舌下粘膜からの吸収を期待することも可能である。体温程度の温度で全て溶解させることができるため、残渣感がないという観点、また、その形がシート状であり、その表面積が錠剤等と比較して大きく、患者及び介護者も指で持ちやすいという観点から、患者及び介護者のQOLを大幅に向上させることがでる。
なお、上記混合溶液の調製時に泡が発生した場合は、一夜放置や真空又は減圧脱泡を行うとよい。
本工程で形成する薄膜は、上述した本発明のゼリー状製剤と同等のサイズを有することが好ましい。
すなわち、上記水の量の調節を、混合溶液を調整する工程において行う場合、上記薄膜を形成することで本発明のゼリー状製剤を製造できる。
一方、上記水の量の調節を、上記薄膜を形成する工程の後、上記薄膜を乾燥させて行う場合、上記薄膜を乾燥させることで本発明のゼリー状製剤を製造することができる。
上記薄膜を乾燥させる方法としては、例えば、冷風乾燥工程又は冷却減圧乾燥工程を行う方法が挙げられる。
なお、上記水の量の調節は、得られるゼリー状製剤に含有される水の量が、本発明のゼリー状製剤において説明した水の含有量となるよう調節することが好ましい。
また、得られたゼリー状製剤は、必要により密封包装し、製品とすることが好ましい。
また、本発明のゼリー状製剤は、もちろんそのままの状態で嚥下してもよいし、口腔内で即座に溶解させて嚥下してもよい。更に、口腔内での溶解時間を制御し、口腔粘膜や舌下粘膜からの吸収を期待することも可能である。更に、体温程度の温度で全て溶解させることができるため、残渣感がないという観点、また、その形がシート形状であり、その表面積が錠剤等と比較して大きく、患者及び介護者も指で持ちやすいという観点から患者及び介護者のQOLを大幅に向上させることがでる。
加えて、本発明のゼリー状製剤の製造方法では、従来の熱可逆性ゲル化剤と比較して、低温での調製が可能なゼラチンを用いることにより、熱安定性が低い薬物の調製時における含量ロスを低減しつつ、ゼリー状製剤を製造することができる。
精製水40重量部に、消泡剤としてポリソルベート80及び中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCTG、ココナードMT、花王社製)をそれぞれ0.1重量部、防腐剤としてp−ヒドロキシ安息香酸メチル(メチルパラベン)0.1重量部を加えて超音波溶解並びに分散を行った。ここにミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム水和物、和光純薬工業社製)(アルミニウムイオン含量として全ミョウバン量の約5.7重量%)を表1に示した重量部加えて溶解させた。ここに豚骨ゼラチン(AEP、ニッピゼラチン社製)10重量部を加え、30〜40℃の温度で溶解させ、5cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号、サクラファインテック社製)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状の組成物を得た。
表1に示した組成とした以外は、実施例1〜3と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
実施例4〜6では豚皮由来の酸処理豚ゼラチン(AP−200F、ニッピゼラチン社製)、実施例7〜9では豚皮由来のアルカリ処理豚ゼラチン(BP−200F、ニッピゼラチン社製)、実施例10〜12では豚皮由来の水溶性豚ゼラチン(CS、ニッピゼラチン社製)を用いた。
精製水40重量部に、ポリソルベート80、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCTG)及びメチルパラベンをそれぞれ0.1重量部加えて超音波溶解及び分散を行った。ここに豚骨ゼラチン(AEP、ニッピゼラチン社製)10重量部を加え、30〜40℃の温度で溶解させ、5cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状の組成物を得た。
表2に示した組成とした以外は、比較例1と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
精製水40重量部に、メチルパラベン0.1重量部を加えて超音波溶解及び分散を行った。ここにミョウバン0.1重量部加えて溶解させた。ここに寒天を10重量部加え、80〜90℃の温度で溶解させ、5cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状の組成物を得た。
表2に示した組成とした以外は、比較例5と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
表3に示した組成とした以外は、実施例1〜3と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
実施例13〜15では牛ゼラチン(CP−1045、ゼライス社製)、実施例16〜18ではアルカリ処理牛ゼラチン(AD4、ニッピゼラチン社製)、実施例19〜21では魚ゼラチン(FGS−230、ニッピゼラチン社製)、実施例22〜24では水溶性魚ゼラチン(CSF、ニッピゼラチン社製)を用いた。
表3に示した組成とした以外は、比較例1と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
表4に示した組成とした以外は、実施例1と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
表4に示した組成とした以外は、比較例1と同様の手順でゼリー状の組成物を得た。
表5に示した組成とした以外は、実施例1と同様の手順でゼラチン含有溶液を調製し、ブリスターケースに分注した。その後、シリカゲルを敷き詰めたタイトボックスに入れ、2〜8℃下で1昼夜冷却固化させ、ゼリー状の組成物を得た。得られた組成物の重量を測定し、表5に示した水分量が乾燥するまでタイトボックス中で冷却した。
表5に示した組成とした以外は、比較例1と同様の手順でゼラチン含有溶液を調製し、ブリスターケースに分注した。その後、シリカゲルを敷き詰めたタイトボックスに入れ、2〜8℃下で1昼夜冷却固化させ、ゼリー状の組成物を得た。得られた組成物の重量を測定し、表5に示した水分量が乾燥するまでタイトボックス中で冷却した。
精製水40重量部に、ポリソルベート80、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCTG)及びメチルパラベンをそれぞれ0.1重量部加えて超音波溶解並びに分散を行った。ここにロキソプロフェンナトリウム(陽進堂社製)50重量部及びミョウバン0.8重量部を加えて溶解させた。ここに豚骨ゼラチンを10重合部加え、30〜40℃の温度で溶解させて混合溶液を調製した。得られた混合溶液を1cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状製剤を得た。
精製水40重量部に、ポリソルベート80、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MTCG)及びメチルパラベンをそれぞれ0.1重量部加えて超音波溶解並びに分散を行った。ここにミョウバン0.8重量部を加えて溶解させた。ここに豚骨ゼラチン10重量部を加え、30〜40℃の温度で溶解させ、30〜35℃の恒温下でシェーカーにかけゼラチン溶液とした。別途ヒトインスリン100単位溶液(ヒューマリンR注100単位/mL、日本イーライリリー社製)を50重量部取り、30〜35℃の温度になるよう加温した後、前もって用意しておいたゼラチン溶液に全量加え、30〜35℃下で速やかに混合し混合溶液を調製した。得られた混合溶液を5cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状製剤を得た。
精製水40重量部に、ポリソルベート80、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MTCG)及びメチルパラベンをそれぞれ0.1重量部加えて超音波溶解並びに分散を行った。ここにスギ花粉抽出物(LSL社製)50重量部及びミョウバン0.8重量部を加えて溶解させた。ここに豚骨ゼラチン10重合部を加え、30〜35℃の温度で溶解させて混合溶液を調製した。得られた混合溶液を1cm2プラスチック製ブリスターケース(クリオモルド(角型)3号)に1gずつ分注し、2〜8℃下で1昼夜冷却固化し、ゼリー状製剤を得た。
表6に示した組成とした以外は、実施例33と同様の手順でゼリー状製剤を得た。
実施例36では精製ダニ抗原Der fI(シバヤギ社製)、実施例37では精製ダニ抗弁Der fII(シバヤギ社製)を用いた。
実施例及び比較例で調製したゼリー状の組成物又はゼリー状製剤の口腔内における溶解性、また、調製時におけるゲル化温度、官能試験(触感)、並びに、25℃保管時における保管安定性(官能試験(触感))に関して評価を行った。
またサンプルによっては、口腔内における溶解時間の測定、及び、融点に関して耐熱性の測定を行った。それぞれの試験方法を以下に示し、結果を表7〜12に示した。
第15改正日本薬局方に記載の崩壊試験法に準じて試験を行った。1000mLの低形ビーカーに蒸留水を入れ、37±2℃の温度下で、1分間に29〜32往復、振幅53〜57mmで試験器を上下させる条件下により試験を行った。試験器の中にゼリー状の組成物又はゼリー状製剤を入れ、前述の条件下で試験を開始し、試験開始からゼリー状の組成物又はゼリー状製剤が完全に溶解し、試験器から消失した時間を口腔内溶解時間とした。
1000mLのガラスシャーレにpH6.8リン酸塩緩衝液900mLを入れ、この中にステンレス製篩い(Φ4mm)を上下反転させて沈め、スターラーで撹拌(300rpm)する。この溶液の温度は、恒温水循環装置を用いて37±2℃で管理し、この中に試験片としてゼリー状の組成物又はゼリー状製剤(5cm2)を沈めた。試験片を沈めた時間から10分間放置し、試験片がステンレス製篩上に残っているかどうかを評価した。評価基準は以下の通りである。
4:残存物なし
1:残存物あり
25℃に設定した恒温槽に調製したゼリー状の組成物又はゼリー状製剤を保管し、保管開始から1カ月後にゼリー状の組成物又はゼリー状製剤を取出し、官能試験(触感)を評価した。評価方法は官能試験(触感)の評価方法に従った。
実施例及び比較例により断裁したゼリー状の組成物又はゼリー状製剤を、実際に指で5秒間円を描くように触り、ネバネバするか、指が濡れないかの観点から違和感を評価した。評価基準は次の通りである。
4:ネバネバしないし、指が濡れない
3:若干ネバネバするまたは指が濡れる
2:ネバネバ感及び指の濡れに関して違和感を覚える
1:かなりネバネバし、指に残る
低温での調製が可能かどうかを評価するために、調製時にゲル化が起こり、粘性が急激に増加する温度に関して評価を行った。評価基準は以下の通りである。
4:30℃未満
3:30〜40℃未満
2:40℃〜50℃未満
1:50℃以上
ゼリー状の組成物の耐熱性を評価するために、30℃に設定した恒温槽に調製したゼリー状の組成物又はゼリー状製剤を保管し、保管開始から1週間、2週間及び1カ月後にゼリー状の組成物を取出し、外観を評価した。評価基準は以下の通りである。
4:全く溶解が見られない
3:低程度の溶解。ブリスターを傾けても流れ出ない
2:中程度の溶解。ブリスターを傾けると緩やかに流れ出る
1:高程度の溶解。ブリスターを傾けると速やかに流れ出る、もしくはゾル状
また、三価金属イオンの添加量を調節することで、その溶解時間を容易に制御することができるため、本発明のゼリー状製剤は、感作時間の制御が必要な口腔内、特に舌下減感作療法に適している。また、その水分含有量を制御することでも、物性、耐熱性や溶解時間を容易に制御することができる。
また、フィルム製剤や口腔内崩壊錠と比較して高含量(50%程度)の薬物を担持することができ、低分子医薬品だけでなく、タンパク質やペプチドといった高分子医薬品や、医薬品の水溶液も含有することができる。
また、本発明のゼリー状製剤は、もちろんそのままの状態で嚥下してもよいし、口腔内で即座に溶解させて嚥下してもよい。更に、口腔内での溶解時間を制御し、口腔粘膜や舌下粘膜からの吸収を期待することも可能である。体温程度の温度で全て溶解させることができるため、残渣感がないという観点、またその形がシート形状にした場合、その表面積が錠剤等と比較して大きく、患者及び介護者も指で持ちやすいという観点から患者及び介護者のQOLを大幅に向上させることができる。
Claims (8)
- 水と、ゼラチンと、薬物と、三価金属イオンとを含むことを特徴とするゼリー状製剤。
- ゼラチンは、豚由来ゼラチンを含む請求項1記載のゼリー状製剤。
- ゼラチンの含有量が、全重量基準で10〜50重量%である請求項1又は2記載のゼリー状製剤。
- 水分含量が5〜90重量%である請求項1、2又は3記載のゼリー状製剤。
- 三価金属イオンは、アルミニウムイオンである請求項1、2、3又は4記載のゼリー状製剤。
- 厚さが30〜5000μmの範囲内にある請求項1、2、3、4又は5記載のゼリー状製剤。
- 平面面積が0.5〜6.0cm2の範囲内にある請求項1、2、3、4、5又は6記載のゼリー状製剤。
- 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のゼリー状製剤の製造方法であって、
水と、ゼラチンと、薬物と、三価金属イオンとを混合して混合溶液を調製する工程と、
前記混合溶液を用いて薄膜を形成する工程とを有し、
前記混合溶液を調製する工程において添加水分量を調節するか、又は、
前記薄膜を形成する工程の後、該薄膜を乾燥させて水分含有量を調節する
ことを特徴とするゼリー状製剤の製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011154897A JP5763994B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 |
US13/546,580 US8475833B2 (en) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | Jelly-form preparation and method for producing jelly-form preparation |
KR1020120075425A KR20130009647A (ko) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | 젤리 형상 제제 및 젤리 형상 제제의 제조 방법 |
CN2012102403116A CN102871988A (zh) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | 胶状制剂及胶状制剂的制造方法 |
RU2012129351/15A RU2012129351A (ru) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | Желеобразный препарат и способ производства желеобразного препарата |
EP12005125.5A EP2545904B1 (en) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | Jelly-form preparation and method for producing jelly-form preparation |
CA2783115A CA2783115A1 (en) | 2011-07-13 | 2012-07-11 | Jelly-form preparation and method for producing jelly-form preparation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011154897A JP5763994B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013018752A true JP2013018752A (ja) | 2013-01-31 |
JP5763994B2 JP5763994B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=46516488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011154897A Expired - Fee Related JP5763994B2 (ja) | 2011-07-13 | 2011-07-13 | ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8475833B2 (ja) |
EP (1) | EP2545904B1 (ja) |
JP (1) | JP5763994B2 (ja) |
KR (1) | KR20130009647A (ja) |
CN (1) | CN102871988A (ja) |
CA (1) | CA2783115A1 (ja) |
RU (1) | RU2012129351A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015064680A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 大蔵製薬株式会社 | 服用し易いゼリー状医薬組成物 |
JP2018030795A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 株式会社Hbcフナト | 脳機能改善組成物 |
JP2018039749A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | ライオン株式会社 | 内服用半固形製剤及びその製造方法 |
JP2021147362A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 学校法人常翔学園 | 舌下投与用ゼリー剤 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170133575A (ko) * | 2016-05-25 | 2017-12-06 | 주식회사 코아팜바이오 | 신규 반고형 제제 |
CN113101406B (zh) * | 2021-04-06 | 2022-06-21 | 浙江工业大学 | 一种淀粉组合物及其在制备止血材料中的应用 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0286742A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-27 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 耐熱性を有する酸性域ゼラチン利用菓子の製造方法 |
JPH0543474A (ja) * | 1991-06-05 | 1993-02-23 | Tsumura & Co | 易服用性漢方製剤組成物 |
WO2000074685A1 (fr) * | 1999-06-02 | 2000-12-14 | Sumitomo Pharmaceuticals Co., Ltd. | Preparations orales d'etidronate disodique |
JP2001245614A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-11 | Kazuko Miura | コラーゲンのゼリー状加工食品及びその製造方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4500453A (en) * | 1984-06-29 | 1985-02-19 | Dynagel Incorporated | Cross-linked protein composition using aluminum salts of acetic acid |
US5932235A (en) | 1996-01-12 | 1999-08-03 | Ohta Pharmaceutical Co., Ltd. | Jellied medicinal composition for oral administration |
JPH09187233A (ja) | 1996-01-12 | 1997-07-22 | Ota Seiyaku Kk | ゼリー組成物 |
US8268333B2 (en) * | 2001-04-24 | 2012-09-18 | Lintec Corporation | Orally administered agent and an orally administered agent/supporting substrate complex |
ES2735512T3 (es) | 2001-10-12 | 2019-12-19 | Aquestive Therapeutics Inc | Película delgada con heterogeneidad uniforme no autoagregable, proceso para su producción y sistemas de administración de fármacos hechos a partir de la misma |
JP2004099558A (ja) | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Medorekkusu:Kk | 医薬用ゼリー組成物 |
JP2009507854A (ja) | 2005-09-09 | 2009-02-26 | モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー | 粘着防止剤を組み込む即溶性製剤用の均一なフィルム |
JP5784878B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2015-09-24 | ノバルティス アーゲー | 経口投与可能なフィルム |
EP2226069B1 (en) * | 2007-12-06 | 2013-01-23 | Lintec Corporation | Edible film |
CN102058702A (zh) * | 2009-11-16 | 2011-05-18 | 中国中医科学院中药研究所 | 萸连水凝胶巴布膏制备工艺与基质 |
-
2011
- 2011-07-13 JP JP2011154897A patent/JP5763994B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-07-11 CA CA2783115A patent/CA2783115A1/en not_active Abandoned
- 2012-07-11 RU RU2012129351/15A patent/RU2012129351A/ru unknown
- 2012-07-11 KR KR1020120075425A patent/KR20130009647A/ko not_active Application Discontinuation
- 2012-07-11 US US13/546,580 patent/US8475833B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-07-11 EP EP12005125.5A patent/EP2545904B1/en not_active Not-in-force
- 2012-07-11 CN CN2012102403116A patent/CN102871988A/zh active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0286742A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-27 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 耐熱性を有する酸性域ゼラチン利用菓子の製造方法 |
JPH0543474A (ja) * | 1991-06-05 | 1993-02-23 | Tsumura & Co | 易服用性漢方製剤組成物 |
WO2000074685A1 (fr) * | 1999-06-02 | 2000-12-14 | Sumitomo Pharmaceuticals Co., Ltd. | Preparations orales d'etidronate disodique |
JP2001245614A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-11 | Kazuko Miura | コラーゲンのゼリー状加工食品及びその製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015064680A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 大蔵製薬株式会社 | 服用し易いゼリー状医薬組成物 |
JPWO2015064680A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-03-09 | 大蔵製薬株式会社 | 服用し易いゼリー状医薬組成物 |
JP2018030795A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 株式会社Hbcフナト | 脳機能改善組成物 |
JP2018039749A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | ライオン株式会社 | 内服用半固形製剤及びその製造方法 |
JP2021147362A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 学校法人常翔学園 | 舌下投与用ゼリー剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2783115A1 (en) | 2013-01-13 |
KR20130009647A (ko) | 2013-01-23 |
EP2545904B1 (en) | 2015-04-01 |
JP5763994B2 (ja) | 2015-08-12 |
EP2545904A1 (en) | 2013-01-16 |
US8475833B2 (en) | 2013-07-02 |
CN102871988A (zh) | 2013-01-16 |
RU2012129351A (ru) | 2014-01-20 |
US20130017230A1 (en) | 2013-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5763994B2 (ja) | ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 | |
JP6294479B2 (ja) | 経口分散性フィルム | |
JP7458317B2 (ja) | 崩壊が改善された経口用固形製剤組成物及びその製造方法 | |
ES2713330T3 (es) | Comprimido recubierto en seco que se desintegra oralmente | |
BRPI0620403B1 (pt) | filme bioadesivo, unidade de dosagem, método de fabricação de um filme bioadesivo, e, uso de uma composição | |
JP5875246B2 (ja) | シート状製剤及びシート状製剤の製造方法 | |
US20120294893A1 (en) | Edible jelly-form composition, jelly-form preparation and method for producing jelly-form preparation | |
JP5890110B2 (ja) | 可食性ゼリー状組成物、ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 | |
JP5555148B2 (ja) | シート状製剤及びシート状製剤の製造方法 | |
AU2013346775B2 (en) | Medicinal lozenge based on ibuprofen sodium dihydrate | |
JP5739725B2 (ja) | 可食性ゼリー状組成物、ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 | |
JP5722704B2 (ja) | 可食性ゼリー状組成物、ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 | |
JP2012240975A (ja) | 医薬組成物及びゼリー状製剤 | |
JPWO2006129386A1 (ja) | 経口腸溶性医薬組成物 | |
JP2013006824A (ja) | 可食性組成物、ゼリー状製剤及びゼリー状製剤の製造方法 | |
JP2020083884A (ja) | イブプロフェン含有経口用医薬製剤 | |
KR20120129820A (ko) | 의약 조성물 및 의약 조성물의 제조 방법 | |
JP2012240978A (ja) | 医薬組成物及びゼリー状製剤 | |
JP6574556B2 (ja) | 口腔内フィルム状基剤及び製剤 | |
KR20120129819A (ko) | 가식성 젤리 형태 조성물, 젤리 형태 제제 및 젤리 형태 제제의 제조 방법 | |
JP2007230990A (ja) | メニエール病治療薬 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5763994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |