JP2013015290A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの流路切換手段を一緒に作動させるときに、給湯温度や加熱装置の入水温度が変動するのを抑制し、水温を安定させる。
【解決手段】貯湯式給湯機100は、貯湯タンク10、流路切換弁33,34、利用側熱交換器22、ヒートポンプユニット60、制御部70等を備える。制御部70は、流路切換弁33,34の形態を切換えることにより、給湯機の運転形態を制御する。また、制御部70は、第1,第の流路切換弁33,34の切換動作を一緒に実行する場合に、少なくとも一方の流路切換弁の切換後の形態に応じて該各流路切換手段33,34のうち先に切換える流路切換弁を可変とする。これにより、運転形態の移行時には、給湯配管5に低温水が混入して給湯温度が変動したり、ヒートポンプユニット60の入水温度が変動するのを抑制することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関し、特に、ヒートポンプ等の加熱装置を備えた貯湯式給湯機に関する。
従来技術として、例えば特許文献1に記載されているように、ヒートポンプ等の加熱装置と、水の流路を切換える2つの流路切換弁とを備えた貯湯式給湯機が知られている。従来技術では、必要に応じて両方の流路切換弁を一緒に作動させることにより、給湯機の運転形態を制御し、水を沸上げる沸上運転や加熱対象水を加熱する加熱運転を実行する。
特開2010−223451号公報
従来技術では、上述したように、両方の流路切換弁を一緒に作動させる(切換える)ことにより、給湯機の運転形態を制御する場合がある。しかしながら、従来技術では、このような場合において、2つの流路切換弁の作動順序(切換順序)が規定されていないため、作動順序によっては給湯温度が変動したり、加熱装置に流入する水の温度(入水温度)が変動するという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、2つの流路切換手段を一緒に作動させるときに、給湯温度や加熱装置の入水温度が変動するのを抑制し、水温を安定させることが可能な貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、熱源から熱が供給される沸上げ用熱交換器を有し、沸上げ用熱交換器を流通する水を加熱する加熱装置と、加熱装置により加熱した温水を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクに貯留した温水及び加熱装置により加熱した温水の熱を利用して加熱対象水を加熱する利用側熱交換器と、貯湯タンクの下部、利用側熱交換器の流出側及び沸上げ用熱交換器の流入側に個別に接続された3つのポートを有する流路切換手段であって、貯湯タンクの下部と沸上げ用熱交換器の流入側とを連通する第1流路形態と、利用側熱交換器の流出側と沸上げ用熱交換器の流入側とを連通する第2流路形態と、3つのポート間を相互に連通する第3流路形態のうち、何れか1つの流路形態を選択することが可能な第1の流路切換手段と、貯湯タンクの上部及び下部と沸上げ用熱交換器の流入側及び流出側とに個別に接続された4つのポートを有し、貯湯タンクの上部に接続されたポートが利用側熱交換器の流入側にも接続された流路切換手段であって、沸上げ用熱交換器の流出側と貯湯タンクの上部とを連通する第1流路形態と、沸上げ用熱交換器の流出側と貯湯タンクの下部とを連通する第2流路形態と、第1の流路切換手段の流出側と貯湯タンクの下部とを連通する第3流路形態のうち、何れか1つの流路形態を選択することが可能な第2の流路切換手段と、第1の流路切換手段と沸上げ用熱交換器の流入側とを接続する流路に設けられたポンプであって、吸込側が第1の流路切換手段に接続され、吐出側が沸上げ用熱交換器の流入側及び第2の流路切換手段に接続された循環ポンプと、第1,第2の流路切換手段の切換動作を実行し、給湯機の運転形態を切換える制御手段と、第1,第2の流路切換手段の切換動作を一緒に実行する場合に、少なくとも一方の流路切換手段の切換後の形態に応じて該各流路切換手段のうち先に切換える流路切換手段を可変とする切換順序可変手段と、を備える。
本発明によれば、2つの流路切換手段を一緒に切換える場合には、少なくとも一方の流路切換手段の切換後の形態に応じて切換順序を適切に変化させることができる。これにより、給湯機の運転形態の移行時には、給湯温度が変動したり、加熱装置の入水温度が変動するのを抑制し、水温を安定させることができる。
本発明の実施の形態1において、貯湯式給湯機を示す全体構成図である。 バイパス運転時の回路構成を示す動作説明図である。 沸上単独運転時の回路構成を示す動作説明図である。 沸上追焚き同時運転時の回路構成を示す動作説明図である。 追焚単独運転時の回路構成を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態1において、流路切換弁の切換順序を制御するための処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の制御により給湯機の運転状態を切換える場合の中間状態を示す動作説明図である。 本発明の実施の形態2において、流路切換弁の切換順序を制御するための処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の制御により給湯機の運転状態を切換える場合の中間状態を示す動作説明図である。
実施の形態1.
以下、図1乃至図7を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。なお、各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。図1は、本発明の実施の形態1において、貯湯式給湯機を示す全体構成図である。この図に示すように、貯湯式給湯機100は、貯湯タンクユニット1と、ヒートポンプユニット60とを備えている。これらのユニット1,60は、ヒートポンプ入口配管41とヒートポンプ出口配管42とにより相互に接続されている。また、貯湯タンクユニット1には、制御手段としての制御部70が搭載されており、制御部70は、ユニット1,60に搭載された各種の弁機構、ポンプ等を制御するように構成されている。以下、貯湯タンクユニット1及びヒートポンプユニット60の構成について説明する。
まず、ヒートポンプユニット60は、貯湯タンクユニット1から導かれた低温水を加熱する(沸上げる)加熱装置を構成するものである。ヒートポンプユニット60は、圧縮機61、沸上げ用熱交換器62、膨張弁63、空気熱交換器64等を備えており、これらの機器は冷媒循環配管65を介して環状に接続され、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を構成している。沸上げ用熱交換器62は、冷媒循環配管65を流れる冷媒(熱源)と貯湯タンクユニット1から流入する低温水との間で熱交換を行い、冷媒により加熱した高温水を貯湯タンクユニット1に向けて流出させる。また、HP出口側サーミスタ66は、沸上げ用熱交換器62で加熱した高温水の温度を検知するための温度センサーであり、ヒートポンプ出口配管42に設けられている。
一方、貯湯タンクユニット1には、以下の各種部品や配管などが搭載されている。貯湯タンク10は、ヒートポンプユニット60により加熱した温水を貯留するものである。貯湯タンク10は、第1下部11、第2下部12及び第3下部13を有し、第3下部13には、市水を供給するための給水配管2が減圧弁3を介して接続されている。また、貯湯タンク10の上部には、タンク内に湯水を導入することが可能な後述のタンク上部配管43が接続されている。これにより、貯湯タンク10には、ヒートポンプユニット60により加熱された高温水が上部から流入すると共に、給水配管2から供給される低温水が第3下部13から流入し、上部と下部とで温度差が生じるように湯水が貯留される。また、貯湯タンク10の表面には、高さ方向の異なる位置に残湯サーミスタ16,17が取り付けられており、これらのサーミスタ16,17は、貯湯タンク10内の湯水の温度分布を検出する。制御部70は、残湯サーミスタ16、17により検出した温度分布に基いて、貯湯タンク10内の残湯量を把握し、ヒートポンプユニット60により貯湯タンク10内の湯水を沸上げる沸き上げ運転の開始及び停止などを制御する。
また、貯湯タンクユニット1内には、循環ポンプ21及び利用側熱交換器22が内蔵されている。循環ポンプ21は、貯湯タンクユニット1内に配置された後述の各配管に湯水を循環させるものである。利用側熱交換器22は、貯湯タンク10に貯留した高温水やヒートポンプユニット60により加熱した高温水の熱を利用して、2次側の加熱対象水(浴槽循環水や暖房用循環水など)を加熱するものである。なお、本実施の形態では、利用側熱交換器22の2次側に接続する構成として、浴槽50内の湯水を循環させる浴槽水循環回路51を例に挙げて説明する。浴槽水循環回路51の途中には、利用側熱交換器22と、浴槽水を循環させる2次側循環ポンプ52とが接続されている。また、浴槽水循環回路51には、浴槽50から流出した浴槽水の温度を検出する浴槽出口側サーミスタ53が設けられている。
次に、貯湯タンクユニット1に搭載された弁機構、配管等について説明する。貯湯タンクユニット1は、第1の流路切換手段としての流路切換弁33と、第2の流路切換手段としての流路切換弁34とを備えている。第1の流路切換弁33は、電磁駆動式の三方弁等により構成され、3つのポートa,b,cを有している。これらのポートa,b,cは、後述の各配管により貯湯タンク10の第1下部11、利用側熱交換器22の流出側及び沸上げ用熱交換器62の流入側に個別に接続されている。そして、第1の流路切換弁33は、制御部70から入力される信号に応じて切換えられ、ポートa−c間を連通する第1流路形態(a−c経路)と、ポートb−c間を連通する第2流路形態(b−c経路)と、3つのポートa−b−c間を相互に連通する第3流路形態(a−b−c経路)のうち、何れか1つの流路形態を選択する。
第2の流路切換弁34は、電磁駆動式の四方弁等により構成され、4つのポートa,b,c,dを有している。これらのポートa,b,c,dは、後述の各配管により、貯湯タンク10の上部及び第2下部12と、沸上げ用熱交換器62の流入側及び流出側とに個別に接続されている。また、貯湯タンク10の上部に接続されたポートaは、利用側熱交換器22の流入側にも接続されている。そして、第2の流路切換弁34は、制御部70から入力される信号に応じて切換えられ、ポートa−b間を連通する第1流路形態(a−b経路)と、ポートb−c間を連通する第2流路形態(b−c経路)と、ポートc−d間を相互に連通する第3流路形態(c−d経路)のうち、何れか1つの流路形態を選択する。
また、貯湯タンクユニット1は、タンク下部配管40、ヒートポンプ入口配管41、ヒートポンプ出口配管42、タンク上部配管43、追焚き配管35、タンク下部戻し配管44、加熱水流入配管45及び加熱水戻し配管46を有している。これらの配管は、貯湯タンクユニット1内を流れる水の流路を構成している。詳しく述べると、タンク下部配管40は、貯湯タンク10の第1下部11と第1の流路切換弁33のポートaとを接続している。ヒートポンプ入口配管41は、第1の流路切換弁33のポートcとヒートポンプユニット60(沸上げ用熱交換器62)の流入側とを接続し、ヒートポンプ出口配管42は、沸上げ用熱交換器62の流出側と第2の流路切換弁34のポートbとを接続している。
タンク上部配管43は、第2の流路切換弁34のポートaと貯湯タンク10の上部とを接続している。また、タンク上部配管43の途中には、後述の給湯配管5が分岐する接続部47が設けられている。追焚き配管35は、一端が第2の流路切換弁34のポートdに接続されている。追焚き配管35の他端は、ヒートポンプ入口配管41の途中に接続され、ヒートポンプ入口配管41の一部を介して沸上げ用熱交換器62の流入側に接続されている。また、タンク下部戻し配管44は、第2の流路切換弁34のポートcと貯湯タンク10の第2下部12とを接続している。
加熱水流入配管45は、一端が接続部48でタンク上部配管43の途中に接続されている。即ち、加熱水流入配管45は、給湯配管5の接続部47よりも第2の流路切換弁34に近い接続部48において、タンク上部配管43から分岐している。そして、加熱水流入配管45の他端は、利用側熱交換器22の流入側に接続されている。一方、加熱水戻し配管46は、利用側熱交換器22の流出側と第1の流路切換弁33のポートbとを接続している。加熱水流入配管45及び加熱水戻し配管46は、利用側熱交換器22を介してタンク上部配管43と第1の流路切換弁33のポートbとを接続する加熱水流路を構成している。また、このような各配管の接続において、循環ポンプ21は、ヒートポンプ入口配管41と追焚き配管35との接続部よりも第1の流路切換弁33に近い位置でヒートポンプ入口配管41の途中に設けられている。これにより、循環ポンプ21は、吸込側が第1の流路切換弁33のポートcに接続され、吐出側が沸上げ用熱交換器62の流入側及び第2の流路切換弁34のポートdに接続されている。
さらに、貯湯タンクユニット1は、給湯配管5、給水分岐管6、給湯混合弁29、ふろ混合弁30、混合水給湯管31及び浴槽水給湯管32を備えている。給湯配管5は、貯湯タンク10に貯留した湯水を給湯機の外部に供給するための流路である。給湯配管5の一端は、タンク上部配管43の接続部47に接続され、タンク上部配管43の一部を介して貯湯タンク10の上部に接続されている。給湯配管5の他端は、湯側配管として給湯混合弁29及びふろ混合弁30に接続されている。また、給水分岐管6は、減圧弁3を介して給水配管2から分岐し、水側配管として給湯混合弁29及びふろ混合弁30に接続されている。給湯混合弁29とふろ混合弁30は、給湯配管5から供給される高温水と給水分岐管6から供給される低温水との流量比を調整し、両者が混合された温水の温度を給湯機のリモコン等により設定された設定温度に調整するものである。そして、給湯混合弁29により温度調整された温水は、混合水給湯管31を流通し、ユーザが使用するシャワーやカランの蛇口等に供給される。また、ふろ混合弁30により温度調整された温水は、浴槽水給湯管32を介して浴槽水循環回路51に流入し、浴槽50に供給される。
このように構成される給湯機の動作は、制御部70により制御される。制御部70は、給湯機の作動状態やユーザ等による各種設定の状態等に応じて、流路切換弁33,34の切換動作を実行し、給湯機の運転形態を切換える。以下、図2乃至図5を参照しつつ、給湯機の運転形態の例について説明する。なお、図2乃至図5では、各運転形態の実行時に、これと並行して給湯配管5から外部に給湯する場合を例示している。
(バイパス運転)
図2は、バイパス運転時の回路構成を示す動作説明図である。バイパス運転は、ヒートポンプユニット60と貯湯タンク10の下部との間で温水を循環しつつ、給湯機を待機状態に保持するものである。バイパス運転時には、第1の流路切換弁33が第1流路形態(a−c経路)に保持され、第2の流路切換弁34が第2流路形態(b−c経路)に保持される。これにより、第1の流路切換弁33は、貯湯タンク10の第1下部11と沸上げ用熱交換器62の流入側と連通し、第2の流路切換弁34は、沸上げ用熱交換器62の流出側と貯湯タンク10の第2下部12とを連通した状態となる。そして、ヒートポンプユニット60及び循環ポンプ21が作動する。この結果、貯湯タンク10の第1下部11から流出した水は、配管40,41及び第1の流路切換弁33を介して沸上げ用熱交換器62に流入し、当該交換器内で加熱されて温水となる。そして、この温水は、沸上げ用熱交換器62から流出し、配管42,44及び第2の流路切換弁34を介して貯湯タンク10の第2下部12に流入する。
(沸上単独運転)
図3は、沸上単独運転時の回路構成を示す動作説明図である。沸上単独運転は、ヒートポンプユニット60により沸上げた温水を貯湯タンク10に貯留したり、外部に給湯するものである。なお、図3では、ヒートポンプユニット60により沸上げた温水を貯湯タンク10内の温水と一緒に給湯する場合を例示している。沸上単独運転時には、第1の流路切換弁33が第1流路形態(a−c経路)に保持され、第2の流路切換弁34が第1流路形態(a−b経路)に保持される。これにより、第1の流路切換弁33は、バイパス運転時と同様に機能し、第2の流路切換弁34は、沸上げ用熱交換器62の流出側をタンク上部配管43(貯湯タンク10の上部及び給湯配管5)に連通した状態となる。そして、ヒートポンプユニット60及び循環ポンプ21が作動する。この結果、貯湯タンク10の第1下部11から流出した水は、沸上げ用熱交換器62により加熱されて温水となり、この温水は、配管42,43及び第2の流路切換弁34を介して給湯配管5に流入し、外部に供給される。このとき、給湯配管5には、貯湯タンク10からも温水が流入する。
一方、沸上単独運転時に給湯が行われていない場合には、給湯配管5が混合弁29,30により閉塞されているので、タンク上部配管43に流入した温水は、貯湯タンク10の上部に流入し、タンク内に貯留される。なお、タンク上部配管43には、加熱水流入配管45が接続されているが、沸上単独運転時には、加熱水戻し配管46の下流側が第1の流路切換弁33により閉塞されている。このため、第2の流路切換弁34から流出した温水は、加熱水流入配管45に流入することなく、タンク上部配管43を流通する。
(沸上追焚き同時運転)
図4は、沸上追焚き同時運転時の回路構成を示す動作説明図である。沸上追焚き同時運転は、ヒートポンプユニット60により沸上げた温水を利用して浴槽水を加熱(追焚き)するものである。沸上追焚き同時運転時には、第1の流路切換弁33が第2流路形態(b−c経路)に保持され、第2の流路切換弁34が第1流路形態(a−b経路)に保持される。そして、ヒートポンプユニット60、循環ポンプ21及び2次側循環ポンプ52が作動する。この状態において、第2の流路切換弁34は、沸上単独運転時と同様に、沸上げ用熱交換器62の流出側をタンク上部配管43に連通している。しかし、第1の流路切換弁33は、利用側熱交換器22の流出側と沸上げ用熱交換器62の流入側とを連通しており、加熱水戻し配管46の下流側は閉塞されていないので、タンク上部配管43に流入した温水は、加熱水流入配管45に流入する。そして、この温水は、利用側熱交換器22を流通して浴槽水を加熱した後に、配管46,41及び第1の流路切換弁33を介して沸上げ用熱交換器62に流入する。
(追焚単独運転)
図5は、追焚単独運転時の回路構成を示す動作説明図である。追焚単独運転は、貯湯タンク10に貯留された温水を利用して浴槽水を加熱するものである。追焚単独運転時には、第1の流路切換弁33が第2流路形態(b−c経路)に保持され、第2の流路切換弁34が第3流路形態(c−d経路)に保持される。これにより、第1の流路切換弁33は、沸上追焚き同時運転時と同様に機能し、第2の流路切換弁34は、第1の流路切換弁33の流出側であるポートbと貯湯タンク10の第2下部12とを連通した状態となる。そして、循環ポンプ21及び2次側循環ポンプ52が作動する。この結果、貯湯タンク10内の温水はタンクの上部から流出し、配管43,45を介して利用側熱交換器22を流通することにより、浴槽水を加熱する。そして、この温水は配管46,41及び第1の流路切換弁33を介して追焚き配管35に流入し、更に第2の流路切換弁34及びタンク下部戻し配管44を介して貯湯タンク10に戻される。
次に、給湯機の運転形態を移行する場合の流路切換弁33,34の切換順序について説明する。本実施の形態では、流路切換弁33,34の切換動作を一緒に実行する場合に、少なくとも一方の流路切換弁の切換後の形態に応じて流路切換弁33,34のうち先に切換える流路切換弁を可変とする。図6は、流路切換弁の切換順序を制御するための処理を示すフローチャートである。
図6に示すルーチンにおいて、まず、S1では、給湯機の運転形態を移行するときに、両方の流路切換弁33,34を一緒に切換える必要があるか否かを判定する。ここで、流路切換弁33,34を一緒に切換える必要がないと判定した場合には、S2において、流路切換弁33,34の何れか一方のみを切換える単独流路切換動作を実行する。ここで、S2の具体例を挙げると、例えばバイパス運転(図2)から沸上単独運転(図3)に移行する場合には、第2の流路切換弁34のみを第2流路形態(b−c経路)から第1流路形態(a−b経路)に切換えればよいので、この場合には単独流路切換動作を実行する。
一方、S1において、両方の流路切換弁33,34を一緒に切換える必要があると判定した場合には、S3に移行し、第2の流路切換弁34の切換後の形態が第1流路形態(a−b経路)であるか否かを判定する。そして、S3の判定が成立した場合には、S4において、第1の流路切換弁33の切換動作を先に実行してから、第2の流路切換弁34の切換動作を実行する。ここで、S4の具体例を挙げると、例えばバイパス運転(図2)から沸上追焚き同時運転(図4)に移行する場合には、第1の流路切換弁33を第1流路形態(a−c経路)から第2流路形態(b−c経路)に切換えた後に、第2の流路切換弁34を第2流路形態(b−c経路)から第1流路形態(a−b経路)に切換える。この切換順序によれば、以下の作用効果を得ることができる。
まず、バイパス運転時には、図2に示すように、タンク上部配管43が使用されないので、タンク上部配管43には、貯湯タンク10の上部及び給湯配管5と比較して温度の異なる水(長時間放置された場合などには温度が低下した水)が滞留している場合がある。この状態で、仮に上記切換順序とは逆に、第2の流路切換弁34を先に切換えた場合には、給湯機の運転形態が図2→図3→図4のように変化して沸上追焚き同時運転に移行する。即ち、第2の流路切換弁34を切換えてから第1の流路切換弁33を切換えるまでの間には、図3に示す中間状態が生じることになり、この中間状態では、ヒートポンプユニット60から流出する温水がタンク上部配管43に流入する。このとき、給湯配管5から外部への給湯が行われていると、タンク上部配管43に滞留していた低温水が給湯配管5に流入し、外部に供給される湯の温度が変動する虞れがある。
これに対し、本実施の形態では、第1の流路切換弁33を切換えてから第2の流路切換弁34を切換えるので、給湯機の運転形態は、図2→図7→図4のように移行する。ここで、図7は、本発明の実施の形態1の制御により給湯機の運転状態を切換える場合の中間状態を示す動作説明図である。図7に示すように、第1の流路切換弁33を先に切換えた場合には、貯湯タンク10の上部からタンク上部配管43を介して加熱水流入配管45に温水が流入するので、これに伴ってタンク上部配管43内の低温水も加熱水流入配管45に流入する。即ち、このときに外部への給湯が行われていた場合でも、タンク上部配管43に滞留していた低温水が給湯配管5に流入するのを防止することができる。従って、例えばバイパス運転から沸上追焚き同時運転への移行時に、給湯管31,32に供給される湯の温度変化を抑制し、シャワーやカラン等の給湯端末において湯温を安定させることができる。
一方、図6において、S3の判定が不成立の場合、即ち、第2の流路切換弁34の切換後の形態が第2流路形態(b−c経路)または第3流路形態(c−d経路)であると判定した場合には、S5に移行する。S5では、第2の流路切換弁34の切換動作を先に実行してから、第1の流路切換弁33の切換動作を実行する。ここで、S5の具体例を挙げると、例えば沸上追焚き同時運転(図4)からバイパス運転(図2)に移行する場合には、まず、第2の流路切換弁34を第1流路形態(a−b経路)から第2流路形態(b−c経路)に切換えた後に、第1の流路切換弁33を第2流路形態(b−c経路)から第1流路形態(a−c経路)に切換える。この切換順序によれば、給湯機の運転形態は、図4→図7→図2のように移行するので、前記S4の場合と同様の作用効果を得ることができる。
詳しく述べると、仮にS5の切換順序が逆であり、第1の流路切換弁33の切換動作を先に実行した場合には、給湯機の運転形態が図4→図3→図2のように変化する。この結果、図3に示す中間状態では、沸上追焚き同時運転時に使用されていなかったタンク上部配管43内の低温水が給湯配管5に流入する虞れがある。これに対し、S5の切換順序によれば、図7の中間状態において、タンク上部配管43内の低温水が加熱水流入配管45に流入する。従って、例えば沸上追焚き同時運転からバイパス運転への移行時に、給湯温度の変化を抑制することができる。
以上詳述した通り、本実施の形態によれば、1つの循環ポンプ21と2つの流路切換弁33,34とを用いて、貯湯タンク10内の水を沸上げる運転と加熱対象水を加熱する運転とを同時に実行することができる。また、2つの流路切換弁33,34を一緒に切換える場合には、第2の流路切換弁34の切換後の形態に応じて切換順序を適切に変化させることができる。これにより、運転形態の移行時には、給湯配管5に低温水が混入するのを防止し、給湯温度の変動を抑制できるだけでなく、タンク上部配管43から貯湯タンク10の上部に供給される温水温度の変動も抑制することができる。
なお、前記実施の形態1では、図6中に示すS3,S4,S5が請求項1における切換順序可変手段の具体例を示している。このうち、S3,S4は、請求項2における切換順序可変手段の具体例を示し、S3,S5は、請求項3における切換順序可変手段の具体例を示している。
実施の形態2.
次に、図8及び図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、前記実施の形態1と同様の構成及び制御(図1乃至図5)において、第1の流路切換手段の切換後の形態に応じて流路切換手段の切換順序を可変とすることを特徴としている。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図8は、本発明の実施の形態2において、流路切換弁の切換順序を制御するための処理を示すフローチャートである。この図において、まず、S1,S2では、実施の形態1(図6)と同様に、両方の流路切換弁33,34を一緒に切換える必要があるか否かを判定し、その必要がない場合には、単独流路切換動作を実行する。また、両方の流路切換弁33,34を一緒に切換える必要があると判定した場合には、S6に移行する。
S6では、第1の流路切換弁33の切換後の形態が第1流路形態(a−c経路)であるか否かを判定する。そして、S6の判定が成立した場合には、S7において、第1の流路切換弁33の切換動作を先に実行してから、第2の流路切換弁34の切換動作を実行する。ここで、S7の具体例を挙げると、例えば追焚単独運転(図5)からバイパス運転(図2)に移行する場合には、まず、第1の流路切換弁33を第2流路形態(b−c経路)から第1流路形態(a−c経路)に切換えた後に、第2の流路切換弁34を第3流路形態(c−d経路)から第2流路形態(b−c経路)に切換える。この切換順序によれば、以下の作用効果を得ることができる。
まず、追焚単独運転時には、図5に示すように、沸上げ用熱交換器62に対する水の流入が停止している。この状態で、仮に上記切換順序とは逆に、第2の流路切換弁34を先に切換えた場合には、給湯機の運転形態が図5→図7→図2のように変化してバイパス運転に移行する。なお、図7は、実施の形態1で参照したものである。この結果、図5→図7の移行時には、入水が停止されていた沸上げ用熱交換器62に対して、タンク上部からの流出水(高温水)が流入することになる。また、図7→図2の移行時には、沸上げ用熱交換器62に流入する水がタンク上部の流出水(高温水)からタンク下部の流出水(低温水)に切換えられることになる。これらの現象は、ヒートポンプユニット60に対する入水温度の変動(ヒートショック)を生じさせる。
これに対し、S7では、第1の流路切換弁34を切換えてから第2の流路切換弁33を切換えるので、給湯機の運転形態は、図5→図9→図2のように移行する。ここで、図9は、本発明の実施の形態2の制御により給湯機の運転状態を切換える場合の中間状態を示す動作説明図である。この切換順序によれば、沸上げ用熱交換器62には、タンク下部の低温水が流入するだけとなるので、前述のヒートショックを軽減することができる。
一方、図8において、S6の判定が不成立の場合、即ち、第1の流路切換弁33の切換後の形態が第2流路形態(b−c経路)または第3流路形態(a−b−c経路)の場合には、S8に移行する。S8では、第2の流路切換弁34の切換動作を先に実行してから、第1の流路切換弁33の切換動作を実行する。ここで、S8の具体例を挙げると、例えば沸上単独運転(図3)から追焚単独運転(図5)に移行する場合には、第2の流路切換弁34を第1流路形態(a−b経路)から第3流路形態(c−d経路)に切換えた後に、第1の流路切換弁33を第1流路形態(a−c経路)から第2流路形態(b−c経路)に切換える。この切換順序によれば、給湯機の運転形態は、沸上単独運転から図3→図9→図5のように変化して追焚単独運転に移行するので、前記S7の場合と同様の作用効果を得ることができる。
詳しく述べると、仮にS8の切換順序が逆であり、第1の流路切換弁33の切換動作を先に実行した場合には、給湯機の運転形態が図3→図4→図5のように移行する。この結果、図3→図4の移行時には、沸上げ用熱交換器62に流入する水がタンク下部の流出水(低温水)から利用側熱交換器22の流出水(高温水)に切換えられることになり、前述のヒートショックが生じる。これに対し、S8の切換順序によれば、沸上げ用熱交換器62には、タンク下部の低温水が流入した後に水の流入が停止するだけとなるので、ヒートショックを軽減することができる。
このように構成される本実施の形態でも、前記実施の形態1とほぼ同様の作用効果を得ることができ、第1の流路切換弁33の切換後の形態に応じて流路切換弁33,34の切換順序を適切に変化させることができる。これにより、運転形態の移行時には、ヒートポンプユニット60のヒートショックを軽減し、前記入水温度を安定させることができる。
なお、前記実施の形態2では、図8中に示すS6,S7,S8が請求項1における切換順序可変手段の具体例を示している。このうち、S6,S7は、請求項4における切換順序可変手段の具体例を示し、S6,S8は、請求項5における切換順序可変手段の具体例を示している。
また、前記実施の形態1,2では、第2の流路切換弁34を第2流路形態(b−c経路)から第1流路形態(a−b経路)に切換えるときに、当該切換動作を段階的に実行する構成としてもよい。具体例を挙げると、制御部70は、第2の流路切換弁34に内蔵された可動部(弁体等)が第2流路形態(b−c経路)に対応する位置から第1流路形態(a−b経路)に対応する位置まで移動するときの全移動範囲を5つのステップに分割し、第2の流路切換弁34の切換時には、前記可動部を1ステップずつ5段階にわたって徐々に移動させる構成としてもよい。また、可動部の移動速度を通常の移動速度に対して半分程度に低下せせる構成としてもよい。これにより、第2の流路切換弁34の切換動作を徐々に実行することができるので、流路の急変を防止し、給湯温度の変動をより軽減することができる。
また、前記実施の形態1,2では、制御部70により第1の流路切換弁33の切換動作を段階的に(徐々に)実行する構成としてもよい。具体例を挙げると、上記第2の流路切換弁34の場合と同様に、第1の流路切換弁33の可動部を段階的に移動させたり、当該可動部を低速で移動させればよい。これにより、給湯温度の変動やヒートポンプユニット60に供給される湯水温度の変動をより軽減することができる。
一方、前記実施の形態1では、第2の流路切換弁34の切換後の形態に応じて各流路切換弁33,34の切換順序を可変とし、実施の形態2では、第1の流路切換弁33の切換後の形態に応じて各流路切換弁33,34の切換順序を可変とする場合を例示した。しかし、本発明では、実施の形態1,2を組合わせることにより、2つの流路切換弁33,34の切換後の形態に応じて該各流路切換弁33,34の切換順序を可変とする構成としてもよい。
また、前記実施の形態1,2では、第1,第2の流路切換手段として、それぞれ単一の流路切換弁33,34を用いるものとした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば複数の弁機構を組合わせることにより1つの流路切換手段を実現してもよい。
また、前記実施の形態1,2では、加熱対象水として浴槽水を採用し、加熱対象水を加熱する加熱運転の一例として、浴槽水を追焚きする運転(沸上追焚き同時運転及び追焚単独運転)について説明した。しかし、本発明の加熱運転はこれに限らず、例えば暖房用循環水を加熱対象水とする暖房運転であってもよい。
また、前記実施の形態1,2では、ヒートポンプユニット60として、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルを用いるものとしたが、例えば一般の臨界圧力以下で作動するヒートポンプサイクルを用いてもよい。この場合、冷媒としては、フロンガス、アンモニア等を用いてもよい。
1 貯湯タンクユニット
5 給湯配管(給湯流路)
10 貯湯タンク
21 循環ポンプ
22 利用側熱交換器
33 第1の流路切換弁(第1の流路切換手段)
34 第2の流路切換弁(第2の流路切換手段)
43 タンク上部配管(タンク上部流路)
45 加熱水流入配管(加熱水流路)
46 加熱水戻し配管(加熱水流路)
60 ヒートポンプユニット(加熱装置)
62 沸上げ用熱交換器
70 制御部(制御手段)
100 貯湯式給湯機

Claims (7)

  1. 熱源から熱が供給される沸上げ用熱交換器を有し、前記沸上げ用熱交換器を流通する水を加熱する加熱装置と、
    前記加熱装置により加熱した温水を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクに貯留した温水及び前記加熱装置により加熱した温水の熱を利用して加熱対象水を加熱する利用側熱交換器と、
    前記貯湯タンクの下部、前記利用側熱交換器の流出側及び前記沸上げ用熱交換器の流入側に個別に接続された3つのポートを有する流路切換手段であって、前記貯湯タンクの下部と前記沸上げ用熱交換器の流入側とを連通する第1流路形態と、前記利用側熱交換器の流出側と前記沸上げ用熱交換器の流入側とを連通する第2流路形態と、前記3つのポート間を相互に連通する第3流路形態のうち、何れか1つの流路形態を選択することが可能な第1の流路切換手段と、
    前記貯湯タンクの上部及び下部と前記沸上げ用熱交換器の流入側及び流出側とに個別に接続された4つのポートを有し、前記貯湯タンクの上部に接続されたポートが前記利用側熱交換器の流入側にも接続された流路切換手段であって、前記沸上げ用熱交換器の流出側と前記貯湯タンクの上部とを連通する第1流路形態と、前記沸上げ用熱交換器の流出側と前記貯湯タンクの下部とを連通する第2流路形態と、前記第1の流路切換手段の流出側と前記貯湯タンクの下部とを連通する第3流路形態のうち、何れか1つの流路形態を選択することが可能な第2の流路切換手段と、
    前記第1の流路切換手段と前記沸上げ用熱交換器の流入側とを接続する流路に設けられたポンプであって、吸込側が前記第1の流路切換手段に接続され、吐出側が前記沸上げ用熱交換器の流入側及び前記第2の流路切換手段に接続された循環ポンプと、
    前記第1,第2の流路切換手段の切換動作を実行し、給湯機の運転形態を切換える制御手段と、
    前記第1,第2の流路切換手段の切換動作を一緒に実行する場合に、少なくとも一方の流路切換手段の切換後の形態に応じて該各流路切換手段のうち先に切換える流路切換手段を可変とする切換順序可変手段と、
    を備えた貯湯式給湯機。
  2. 前記第2の流路切換手段と前記貯湯タンクの上部とを接続する流路であって、外部に給湯する給湯流路が接続されたタンク上部流路と、
    前記給湯流路の接続部よりも前記第2の流路切換手段に近い位置で前記タンク上部流路の途中から分岐し、前記利用側熱交換器を介して前記第1の流路切換手段に接続された加熱水流路と、を備え、
    前記切換順序可変手段は、前記第1,第2の流路切換手段を一緒に切換えるときに前記第2の流路切換手段の切換後の形態が前記第1流路形態の場合に、前記第1の流路切換手段の切換動作を先に実行してから前記第2の流路切換手段の切換動作を実行してなる請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記第2の流路切換手段と前記貯湯タンクの上部とを接続する流路であって、外部に給湯する給湯流路が接続されたタンク上部流路と、
    前記給湯流路の接続部よりも前記第2の流路切換手段に近い位置で前記タンク上部流路の途中から分岐し、前記利用側熱交換器を介して前記第1の流路切換手段に接続された加熱水流路と、を備え、
    前記切換順序可変手段は、前記第1,第2の流路切換手段を一緒に切換えるときに前記第2の流路切換手段の切換後の形態が前記第2流路形態または前記第3流路形態の場合に、前記第2の流路切換手段の切換動作を先に実行してから前記第1の流路切換手段の切換動作を実行してなる請求項1または2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記切換順序可変手段は、前記第1,第2の流路切換手段を一緒に切換えるときに前記第1の流路切換手段の切換後の形態が前記第1流路形態の場合に、前記第1の流路切換手段の切換動作を先に実行してから前記第2の流路切換手段の切換動作を実行してなる請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記切換順序可変手段は、前記第1,第2の流路切換手段を一緒に切換えるときに前記第1の流路切換手段の切換後の形態が前記第2流路形態または前記第3流路形態の場合に、前記第2の流路切換手段の切換動作を先に実行してから前記第1の流路切換手段の切換動作を実行してなる請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記制御手段は、前記第2の流路切換手段を前記第2流路形態から前記第1流路形態に切換えるときに、当該切換動作を段階的に実行してなる請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記制御手段は、前記第1の流路切換手段を切換えるときに、当該切換動作を段階的に実行してなる請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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