JP2004218907A - 給湯機 - Google Patents

給湯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004218907A
JP2004218907A JP2003005913A JP2003005913A JP2004218907A JP 2004218907 A JP2004218907 A JP 2004218907A JP 2003005913 A JP2003005913 A JP 2003005913A JP 2003005913 A JP2003005913 A JP 2003005913A JP 2004218907 A JP2004218907 A JP 2004218907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water supply
pipe
supply tank
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003005913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3967267B2 (ja
Inventor
Toshimoto Kajitani
俊元 梶谷
Yoshihisa Urakawa
芳久 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003005913A priority Critical patent/JP3967267B2/ja
Publication of JP2004218907A publication Critical patent/JP2004218907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3967267B2 publication Critical patent/JP3967267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる給湯機を提供する。
【解決手段】給湯用配管41と熱源側配管46の接続部に設けた第1の制御弁33、給湯用配管41と給湯タンク11の下部に接続された下部戻し管57の接続部に設けた第2の制御弁34、第1の制御弁33と第2の制御弁34間の給湯用配管41に循環ポンプ12を設け、給湯タンク11の沸上運転時に循環ポンプ12を運転して給湯タンク11の下部から流出させた水を、第1の制御弁33、循環ポンプ12、給湯用熱交換器62、第2の制御弁34の順に給湯タンク11の上部から戻し、浴槽水70の加熱運転や暖房運転時に循環ポンプ12を運転して利用側熱交換器13で放熱させた水を、第1の制御弁33、循環ポンプ12、給湯用熱交換器62、第2の制御弁の順34に下部戻し管57から給湯タンク11に戻す給湯機。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯用熱交換器によって加熱された温水を給湯タンクの上部から流入させ、冷水は給湯タンクの下部から流入させることで、給湯タンク内の上部と下部とで湯温差が生じるように給湯水を貯留する給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、冷凍サイクルを用いたヒートポンプ式給湯機が提案されており、例えば冷凍サイクルを利用して給湯タンク内に温水を貯留するものや、浴槽への給湯を行うものが提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−130819号公報
【特許文献2】
特開2002−243274号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来では、給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器を循環するための回路や、給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水の加熱や暖房ユニットでの暖房を行う利用側熱交換器を循環するための回路等には、それぞれに循環ポンプを設けなければならなかった。
【0005】
そこで、本発明は、一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる給湯機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の給湯機は、温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続され、前記給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、一端が前記給湯用配管の他端側に第2の制御弁を介して接続され、他端が前記給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、前記第1の制御弁から前記第2の制御弁までの間の前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記第2の制御弁を経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記第2の制御弁を経由させ、前記下部戻し管から前記給湯タンクに戻すことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の給湯機において、前記循環ポンプから前記給湯用熱交換器までの間の前記給湯用配管に第3の制御弁を設け、一端を前記第3の制御弁に接続し、他端を前記給湯用熱交換器から前記第2の制御弁までの間の前記給湯用配管に接続したバイパス管を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の給湯機において、給湯ユニットに、前記給湯タンク、前記利用側熱交換器、前記熱源側配管、前記第1の制御弁、前記第2の制御弁、前記第3の制御弁、前記バイパス管、前記下部戻し管、及び前記循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに前記給湯用熱交換器を設け、前記給湯ユニットと前記ヒートポンプユニットとを前記給湯用配管で接続したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明の給湯機は、温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続され、前記給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、前記給湯用配管から分岐し、前記給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、前記第1の制御弁から前記下部戻し管の前記給湯用配管との分岐部までの間の前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器を経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記下部戻し管から前記給湯タンクに戻すことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の給湯機において、給湯ユニットに、前記給湯タンク、前記利用側熱交換器、前記熱源側配管、前記第1の制御弁、前記下部戻し管、及び前記循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに前記給湯用熱交換器を設け、前記給湯ユニットと前記ヒートポンプユニットとを前記給湯用配管で接続したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明の給湯機は、温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続された給湯用配管と、一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁とを有し、前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記給湯タンクの上部から戻すことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1又は請求項4に記載の給湯機において、前記下部戻し管を、前記給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置に複数設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項7に記載の給湯機において、前記給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置の温度を検出する給湯温度センサを設け、給湯温度センサで検出した給湯温度に応じて前記下部戻し管を選択的に用いることを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項7に記載の給湯機において、前記下部戻し管を流れる水温に応じて前記下部戻し管を選択的に用いることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施の形態による給湯機は、一端が給湯タンクの下部に、他端が給湯タンクの上部に接続され、給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、一端が給湯タンクの上部に、他端が給湯タンクの下部に接続され、利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、給湯用配管の一端と熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、一端が給湯用配管の他端側に第2の制御弁を介して接続され、他端が給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、第1の制御弁から第2の制御弁までの間の給湯用配管に循環ポンプを設けたものである。本実施の形態によれば、第1の制御弁と第2の制御弁を切り替えるだけで、一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる。
本発明による第2の実施の形態は、第1の実施の形態による給湯機において、循環ポンプから給湯用熱交換器までの間の給湯用配管に第3の制御弁を設け、一端を第3の制御弁に接続し、他端を給湯用熱交換器から第2の制御弁までの間の給湯用配管に接続したバイパス管を設けたものである。本実施の形態によれば、浴槽水の加熱運転や暖房運転を行う場合に、給湯用熱交換器をバイパスさせて給湯タンクに温水を戻すため、給湯用熱交換器での無駄な放熱を防止できる。
本発明による第3の実施の形態は、第2の実施の形態による給湯機において、給湯ユニットに、給湯タンク、利用側熱交換器、熱源側配管、第1の制御弁、第2の制御弁、第3の制御弁、バイパス管、下部戻し管、及び循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに給湯用熱交換器を設け、給湯ユニットとヒートポンプユニットとを給湯用配管で接続したものである。本実施の形態によれば、浴槽水の加熱運転や暖房運転を行う場合に、給湯ユニット外に温水を引き回すことなく給湯タンクに温水を戻すため、無駄な放熱を防止できる。
本発明による第4の実施の形態による給湯機は、一端が給湯タンクの下部に、他端が給湯タンクの上部に接続され、給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、一端が給湯タンクの上部に、他端が給湯タンクの下部に接続され、利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、給湯用配管の一端と熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、給湯用配管から分岐し、給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、第1の制御弁から下部戻し管の給湯用配管との分岐部までの間の給湯用配管に、循環ポンプを設けたものである。本実施の形態によれば、第1の制御弁を切り替えることで、一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる。
本発明による第5の実施の形態は、第4の実施の形態による給湯機において、給湯ユニットに、給湯タンク、利用側熱交換器、熱源側配管、第1の制御弁、下部戻し管、及び循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに給湯用熱交換器を設け、給湯ユニットとヒートポンプユニットとを給湯用配管で接続したものである。本実施の形態によれば、浴槽水の加熱運転や暖房運転を行う場合に、給湯ユニット外に温水を引き回すことなく給湯タンクに温水を戻すため、無駄な放熱を防止できる。
本発明による第6の実施の形態による給湯機は、一端が給湯タンクの下部に、他端が給湯タンクの上部に接続された給湯用配管と、一端が給湯タンクの上部に、他端が給湯タンクの下部に接続され、利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、給湯用配管の一端と熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁とを有し、給湯用配管に循環ポンプを設けたものである。本実施の形態によれば、第1の制御弁を切り替えることで、一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる。
本発明による第7の実施の形態は、第1又は第4の実施の形態による給湯機において、下部戻し管を、給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置に複数設けたものである。本実施の形態によれば、給湯タンク内の高温水が低温水と混ざり合わないように戻し口を選択することができる。
本発明による第8の実施の形態は、第7の実施の形態による給湯機において、給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置の温度を検出する給湯温度センサを設け、給湯温度センサで検出した給湯温度に応じて下部戻し管を選択的に用いるものである。本実施の形態によれば、給湯温度センサによって給湯タンク内の温度分布を正確に把握でき、給湯タンク内の温度状況に応じた戻し口を選択でき、給湯タンク内の高温水が低温水と混ざり合うことを防止できる。
本発明による第9の実施の形態は、第7の実施の形態による給湯機において、下部戻し管を流れる水温に応じて下部戻し管を選択的に用いるものである。本実施の形態によれば、給湯タンク内の温度状況に応じた戻し口を選択でき、給湯タンク内の高温水が低温水と混ざり合うことを防止できる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例による給湯機について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例による給湯機の回路構成図である。
本実施例による給湯機は、給湯ユニット10と、ヒートポンプユニット60と、浴槽70とから構成される。
給湯ユニット10は、温水を貯留する給湯タンク11と、給湯タンク11の低温水をヒートポンプユニット60に導き、このヒートポンプユニット60で加熱した温水を給湯タンク11に戻すための循環ポンプ12と、給湯タンク11内の温水を浴槽70で利用するための利用側熱交換器13とを備えている。
ヒートポンプユニット60は、圧縮機61、給湯用熱交換器62、膨張弁63、蒸発器64を配管にて環状に接続し、冷凍サイクルを構成している。給湯用熱交換器62は、冷凍サイクルを構成する熱源側配管と給湯ユニット10を構成する利用側配管との間で熱交換を行う。利用側配管側で高温水を得るためには、冷凍サイクルは、冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。
浴槽70は、利用側熱交換器13の利用側配管と循環ポンプ71とともに、浴槽用配管72にて環状に接続した温水回路を備えている。
【0009】
給湯用配管41は、一端が給湯タンク11の底部に接続され、給湯用熱交換器62の利用側配管を構成し、他端が給湯タンク11の上部に接続され、管路中に循環ポンプ12を備えている。給湯用配管41の一端側には、給湯タンク11内の貯留水の流出を制御する三方弁33が設けられている。この三方弁33と給湯用熱交換器62との間の給湯用配管41には、循環ポンプ12が設けられている。一方、給湯用管41の他端側、すなわち給湯用熱交換器62と給湯用タンク11との間の給湯用配管41には、三方弁34が設けられている。そしてこの三方弁34の他方の流出側開口には、給湯タンク11の下部に接続される下部戻し管57が設けられている。
二方弁24は、一方に水道管等の水供給配管を接続し、他方に給湯ユニット10内の出水配管43を接続している。
混合弁25は、一方の流入側接続口に出湯配管42を接続し、他方の流入側接続口に出水配管43を接続し、流出側接続口に第1利用側配管44を接続している。
なお、出湯配管42の一端は、給湯タンク11の上部に接続されている。また第1利用側配管44の一端は、浴室、キッチン、又は洗面所等の給湯用の蛇口に接続されている。給水配管45は、出水配管43の途中から分岐し、給湯タンク11の底部に接続されている。
【0010】
熱源側配管46は、一端が給湯タンク11の上部に接続され、利用側熱交換器13の熱源側配管を構成し、他端が三方弁33の流入側接続口に接続されている。熱源側配管46には、流量制御弁26が設けられている。
なお、熱源側配管46は、利用側熱交換器13の上流側に温度センサ91を、利用側熱交換器13の下流側に温度センサ92を設けている。また、浴槽用配管72は、利用側熱交換器13の上流側に温度センサ93を設けている。また熱源側配管46は、流量センサ94を設けている。
浴槽70内に注湯する注湯機能は、出水配管43から分岐させた冷水側注湯用配管54Aと、出湯配管42から分岐させた温水側注湯用配管54Bと、冷水側注湯用配管54Aと温水側注湯用配管54Bとを流入側接続口に接続する混合弁53と、混合弁53の流出側接続口に接続される注湯用配管55と、この注湯用配管55に設けた開閉弁56とから構成され、注湯用配管55は浴槽用配管72に接続している。
【0011】
まず、図1を用いて給湯タンクの沸き上げ運転について説明する。
三方弁33は、給湯タンク11側配管と給湯用配管41を連通させ、熱源側配管46の流入側接続口を閉とする。また三方弁34は、給湯用配管41、すなわち給湯用熱交換器62側の配管と給湯タンク11の上部接続側配管とを連通させ、下部戻し管57への流出側接続口を閉とする。
従って、循環ポンプ12を運転することにより、給湯タンク11の下部から流出する水は、三方弁33、循環ポンプ12、給湯用熱交換器62、三方弁34を順に通り、再び給湯タンク11の上部から流入する。
一方、ヒートポンプユニット60も運転を行う。圧縮機61で圧縮された冷媒は、給湯用熱交換器62で放熱し、膨張弁63で減圧された後、蒸発器64にて吸熱し、ガス状態で圧縮機61に吸入される。
従って、給湯用熱交換器62では、冷凍サイクルを流れる冷媒の熱が給湯用配管41を流れる水に伝達し、加熱された水は温水となり給湯タンク11内に蓄えられる。このとき、温水は給湯タンク11の上部から流入させ、冷水は給湯タンク11の下部から流出させるため、給湯タンク11内では、上層部に温水が蓄えられ、この温水層が徐々に厚くなる。そして給湯タンク11の下部側に設けた温度センサ(図示しない)によって、給湯タンク11内に十分な温水が蓄積された状態を検知し、沸き上げ運転を終了する。
【0012】
次に、給湯タンク内の温水を給湯用として利用する場合の給湯運転について説明する。
第1利用側配管44に接続された蛇口を開くことで給湯水を利用することができる。給湯温度は、混合弁25の流入側流路の混合比を変更することで調整される。給湯温度を高くする場合には、出湯配管42からの流入量を増加させ、給湯温度を低くする場合には、出水配管43からの流入量を増加させる。
給湯タンク11内は、出湯配管42から温水が流出することで圧力が低下する。従って、出湯配管42からの温水の流出量だけ、給水配管45から給湯タンク11内に水が流入する。そして、温度センサによって給湯タンク11内の温水量が所定量よりも少なくなったことを検知した場合には、沸き上げ運転を再開する。
【0013】
次に、給湯タンク内の温水を利用した浴槽水沸き上げ運転について説明する。
この浴槽水沸き上げ運転では、三方弁33は、給湯タンク11からの流入側接続口を閉とし、熱源側配管46と給湯用配管41とを連通させる。また、三方弁34は、下部戻し管57への流出側開口を開とし、給湯タンク11の上部への流れを阻止する。
従って、循環ポンプ12を運転することにより、給湯タンク11の上部から流出する温水は、利用側熱交換器13、三方弁33、循環ポンプ12、給湯用熱交換器62、三方弁34、下部戻し管57を順に通り、給湯タンク11の下部から流入する。
なお、ヒートポンプユニット60は運転を停止しておく。
一方、浴槽70は運転を行う。循環ポンプ71を運転することで、利用側熱交換器13では、熱源側配管46を流れる温水の熱が、浴槽用配管72を流れる水に伝達し、加熱された水は温水となり浴槽70を循環する。このとき、温水は給湯タンク11の上部から流入させ、利用側熱交換器13で熱を奪われた低温水は給湯タンク11の下部から流出させるため、給湯タンク11内では、温水層が徐々に薄くなる。そして給湯タンク11の上部側に設けた温度センサ(図示しない)によって、給湯タンク11内の温水量が所定量以下となった状態を検知した場合には、沸き上げ運転を再開するか、又はヒートポンプを利用した浴槽水沸き上げ運転に切り替えることで浴槽水沸き上げ運転を継続する。
【0014】
次に、ヒートポンプを利用した浴槽水沸き上げ運転について説明する。
このヒートポンプを利用した浴槽水沸き上げ運転では、三方弁33の流入側接続口は熱源側配管46を連通させ、三方弁34の流出側接続口は熱源側配管46、すなわち給湯タンク11の上部に接続された配管側を連通させる。
一方、ヒートポンプユニット60も運転を行う。圧縮機61で圧縮された冷媒は、給湯用熱交換器62で放熱し、膨張弁63で減圧された後、蒸発器64にて吸熱し、ガス状態で圧縮機61に吸入される。
従って、循環ポンプ12を運転することにより、利用側熱交換器13を通った低温水は、三方弁33、循環ポンプ12を通って給湯用熱交換器62に流入する。そして、給湯用熱交換器62で加熱された高温水は、三方弁34を経由して給湯タンク11の上部から流入する。なお、熱源側配管46によって給湯タンク11の上部から流出する高温水が利用側熱交換器13に流入する。
また、浴槽70も運転を行う。循環ポンプ71を運転することで、利用側熱交換器13では、熱源側配管46を流れる温水の熱が浴槽用配管72を流れる水に伝達し、加熱された水は温水となり浴槽70側を循環する。
【0015】
次に、給湯タンク11に貯留させた温水を浴槽70内に注湯する注湯運転について説明する。
開閉弁56を開放することで、冷水側注湯用配管54Aからは水道管等の水供給配管からの水が導入され、温水側注湯用配管54Bからは給湯タンク11の上部の高温水が導入される。
給湯タンク11内は、給湯用配管41から温水が流出することで圧力が低下する。従って、給湯用配管41からの温水の流出量だけ、給水配管45から給湯タンク11内に水が流入する。
冷水側注湯用配管54Aから導入される水と、温水側注湯用配管54Bから導入される温水とは、混合弁73によって設定温度に調整され、注湯用配管55を経由して、浴槽用配管72から浴槽70内に導入される。
なお、この場合の給湯用熱交換器62での能力と浴槽70での暖房負荷との関係は、温度センサ92での検出温度で判定できる他、温度センサ91と温度センサ92との検出温度から更に正確に判定することができる。
【0016】
以下、本発明の他の実施例による給湯機について図面を用いて説明する。なお、同一機能を有する部材には同一番号を付して説明を省略する。
図2は、本実施例による給湯機の回路構成図である。
本実施例による給湯機は、出湯配管として、給湯タンク11の上部に接続された第1の出湯配管42Aの他に、給湯タンク11の上部と下部との間に接続された、第2の出湯配管42B及び第3の出湯配管42Cとを備えている。本実施例では、給湯タンク11の上部と下部との間に2つの出湯配管42B、42Cを設けたものを示しているが、更に多くの出湯配管を高さ方向の位置を異ならせて設けてもよい。本実施例では、第2の出湯配管42Bは、第3の出湯配管42Cよりも高い位置に設けている。また第1の出湯配管42Aには開閉弁31Aを、第2の出湯配管42Bには開閉弁31Bを、第3の出湯配管42Cには開閉弁31Cを設け、これら開閉弁31A、31B、31Cの開閉動作によって、少なくともいずれか一つの出湯配管42A、42B、42Cから温水を流出させている。
また、本実施例による給湯機は、下部戻し管57として、給湯タンク11の上部と下部との間に接続された、第1の下部戻し管57A及び第2の下部戻し管57Bと、給湯タンク11の下部に接続された第3の下部戻し管57Cを備えている。本実施例では、下部戻し管として給湯タンク11の上部と下部との間に2つの下部戻し管57A、57Bを設けたものを示しているが、更に多くの下部戻し管57を高さ方向の位置を異ならせて設けてもよい。本実施例では、第1の下部戻し管57Aは、第2の下部戻し管57Bよりも高い位置に設けている。また第1の下部戻し管57Aには開閉弁35Aを、第2の下部戻し管57Bには開閉弁35Bを、第3の下部戻し管57Cには開閉弁35Cを設け、これら開閉弁35A、35B、35Cの開閉動作によって、少なくともいずれか一つの下部戻し管57A、57B、57Cから低温水を流入させている。
【0017】
本実施例のように、出湯配管として、給湯タンク11の上部に接続された第1の出湯配管42Aの他に、給湯タンク11の上部と下部との間に複数の出湯配管42B、42Cを設けることで、第1利用側配管44での利用温度又は設定温度に応じた温度の温水を供給することができる。従って、給湯タンク11の上部に貯留されている高温の温水を温存することができる。なお、図示はしないが、給湯温度センサを、給湯タンク11の上部と下部との間で、異なる高さ位置に複数設けることが好ましい。
以上のように本実施例によれば、給湯タンク11の上部と下部との間で、異なる高さ位置から温水を流出させる出湯配管42B、42Cを設け、出湯配管42B、42Cの流出口を、給湯温度センサで検出した給湯温度に応じて高さ位置を異ならせることで、給湯タンク11から流出させる温水を、利用側の要望に合わせた温度の温水を用いることができるため、高温水を不必要に用いることなく、給湯タンク11内に、より高温の温水を温存することができる。
【0018】
また本実施例のように、下部戻し管57として、給湯タンク11の下部に接続された第3の下部戻し管57Cの他に、給湯タンク11の上部と下部との間に複数の下部戻し管57A、57Bを設けることで、図1に示す給湯タンク内の温水を利用した浴槽水沸き上げ運転において、利用側熱交換器13での負荷に応じて、熱源側配管46から戻ってくる温水の温度に応じて、給湯タンク11内に温水を流入させることができる。
以上のように本実施例によれば、利用側熱交換器13で放熱した低温水の流入によって給湯タンク11内の温度の異なる温水が混ざり合うことを防止できるとともに、利用側熱交換器13で放熱した低温水の熱も有効に利用することができ、給湯タンク11内の上部と下部とで湯温差が生じるように給湯水を貯留することができる。
また、給湯温度センサを給湯タンク11への流入と、給湯タンク11からの流出の両方に利用することで、給湯タンク11内の温度差を確保して、より高温の温水を温存することができる。従って、給湯タンクの小型化が実現でき、小型の給湯タンクであっても、高温水を有効に利用することができる。
【0019】
図3は、更に他の実施例による給湯機の回路構成図である。
本実施例による給湯機は、図1に示す実施例に、更に三方弁36とバイパス管58とを設けたものである。
三方弁36は、循環ポンプ12の流出側配管であって、給湯ユニット10内に配置される給湯用配管41に設けられている。そして、この三方弁の他方の流出側開口には、バイパス管58が設けられ、このバイパス管58の他端は、三方弁34の流入側配管であって、給湯ユニット10内に配置される給湯用配管41に設けられている。
本実施例では、給湯タンク内の温水を利用した浴槽水沸き上げ運転において、循環ポンプ12から流出した温水を、給湯用熱交換器62に流入させることなく、バイパス管58側に流し、三方弁34を介して下部戻し管57に流すものである。
本実施例のように、給湯タンク内の温水を利用した浴槽水沸き上げ運転において、給湯用熱交換器62に温水を流すことなく、給湯ユニット10内の配管を経由して給湯タンク11に戻すことによって、放熱による熱ロスを少なくすることができる。
【0020】
図4は、更に他の実施例による給湯機の回路構成図である。
本実施例による給湯機は、上記実施例で説明したヒートポンプユニット60を設ける代わりに、給湯用熱交換器62Aを給湯タンク11内に設けたものである。
給湯用配管41Aは、一端が給湯タンク11の底部に接続され、他端が給湯タンク11の上部に接続され、管路中に循環ポンプ12を備えている。給湯用配管41Aの一端側には、給湯タンク11内の貯留水の流出を制御する三方弁33が設けられている。
【0021】
まず、給湯タンクの沸き上げ運転について説明する。
三方弁33は、給湯タンク11側配管と給湯用配管41を連通させ、熱源側配管46の流入側接続口を閉とする。そして給湯用熱交換器62の電源をオンする。
従って、循環ポンプ12を運転することにより、給湯タンク11の下部から流出する水は、給湯タンク11の上部から流入し、給湯用熱交換器62によって加熱される。このとき、給湯タンク11の上部で加熱され、冷水は給湯タンク11の下部から流出させるため、給湯タンク11内では、上層部に温水が蓄えられ、この温水層が徐々に厚くなる。そして給湯タンク11の下部側に設けた温度センサ(図示しない)によって、給湯タンク11内に十分な温水が蓄積された状態を検知し、沸き上げ運転を終了する。
【0022】
次に、給湯タンク内の温水を利用した浴槽水沸き上げ運転について説明する。
この浴槽水沸き上げ運転では、三方弁33は、給湯タンク11からの流入側接続口を閉とし、熱源側配管46と給湯用配管41とを連通させる。
従って、循環ポンプ12を運転することにより、給湯タンク11の上部から流出する温水は、利用側熱交換器13、三方弁33、循環ポンプ12を順に通り、給湯タンク11の上部から流入する。なお、給湯用熱交換器62Aの電源はオンにしておく。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、一つの循環ポンプを用いて、給湯タンクの沸き上げ運転と浴槽水の加熱運転や暖房運転とを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による給湯機の回路構成図
【図2】本発明の他の実施例による給湯機の回路構成図
【図3】本発明の更に他の実施例による給湯機の回路構成図
【図4】本発明の更に他の実施例による給湯機の回路構成図
【符号の説明】
10 給湯ユニット
11 給湯タンク
12 循環ポンプ
13 暖房用熱交換器
33 三方弁
34 三方弁
36 三方弁
57 下部戻し管
58 バイパス管
71 循環ポンプ
60 ヒートポンプユニット
70 浴槽

Claims (9)

  1. 温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、
    一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続され、前記給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、
    一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、
    前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、
    一端が前記給湯用配管の他端側に第2の制御弁を介して接続され、他端が前記給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、
    前記第1の制御弁から前記第2の制御弁までの間の前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、
    前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記第2の制御弁を経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、
    前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器、前記第2の制御弁を経由させ、前記下部戻し管から前記給湯タンクに戻すことを特徴とする給湯機。
  2. 前記循環ポンプから前記給湯用熱交換器までの間の前記給湯用配管に第3の制御弁を設け、一端を前記第3の制御弁に接続し、他端を前記給湯用熱交換器から前記第2の制御弁までの間の前記給湯用配管に接続したバイパス管を設けたことを特徴とする請求項1に記載の給湯機。
  3. 給湯ユニットに、前記給湯タンク、前記利用側熱交換器、前記熱源側配管、前記第1の制御弁、前記第2の制御弁、前記第3の制御弁、前記バイパス管、前記下部戻し管、及び前記循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに前記給湯用熱交換器を設け、前記給湯ユニットと前記ヒートポンプユニットとを前記給湯用配管で接続したことを特徴とする請求項2に記載の給湯機。
  4. 温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、
    一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続され、前記給湯用熱交換器の利用側配管を構成する給湯用配管と、
    一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、
    前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁と、
    前記給湯用配管から分岐し、前記給湯タンクの下部に接続された下部戻し管とを有し、
    前記第1の制御弁から前記下部戻し管の前記給湯用配管との分岐部までの間の前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、
    前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプ、前記給湯用熱交換器を経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、
    前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記下部戻し管から前記給湯タンクに戻すことを特徴とする給湯機。
  5. 給湯ユニットに、前記給湯タンク、前記利用側熱交換器、前記熱源側配管、前記第1の制御弁、前記下部戻し管、及び前記循環ポンプを設け、ヒートポンプユニットに前記給湯用熱交換器を設け、前記給湯ユニットと前記ヒートポンプユニットとを前記給湯用配管で接続したことを特徴とする請求項4に記載の給湯機。
  6. 温水を貯留させる給湯タンクと、前記給湯タンク内の水を加熱する給湯用熱交換器と、前記給湯タンク内の温水を用いて浴槽での浴槽水沸き上げ運転や暖房ユニットでの暖房運転を行う利用側熱交換器とを備えた給湯器であって、
    一端が前記給湯タンクの下部に、他端が前記給湯タンクの上部に接続された給湯用配管と、
    一端が前記給湯タンクの上部に、他端が前記給湯タンクの下部に接続され、前記利用側熱交換器の熱源側配管を構成する熱源側配管と、
    前記給湯用配管の一端と前記熱源側配管の他端との接続部に設けた第1の制御弁とを有し、
    前記給湯用配管に、循環ポンプを設け、
    前記給湯タンクの沸き上げ運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記給湯タンクの下部から流出させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記給湯タンクの上部から戻し、
    前記浴槽水の加熱運転や暖房運転では、前記循環ポンプを運転することにより、前記利用側熱交換器で放熱させた水を、前記第1の制御弁、前記循環ポンプを経由させ、前記給湯タンクの上部から戻すことを特徴とする給湯機。
  7. 前記下部戻し管を、前記給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置に複数設けたことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の給湯機。
  8. 前記給湯タンクの上部と下部との間で、異なる高さ位置の温度を検出する給湯温度センサを設け、給湯温度センサで検出した給湯温度に応じて前記下部戻し管を選択的に用いることを特徴とする請求項7に記載の給湯機。
  9. 前記下部戻し管を流れる水温に応じて前記下部戻し管を選択的に用いることを特徴とする請求項7に記載の給湯機。
JP2003005913A 2003-01-14 2003-01-14 給湯機 Expired - Fee Related JP3967267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003005913A JP3967267B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 給湯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003005913A JP3967267B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 給湯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004218907A true JP2004218907A (ja) 2004-08-05
JP3967267B2 JP3967267B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=32896455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003005913A Expired - Fee Related JP3967267B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 給湯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3967267B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113836A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ式給湯機
JP2007255820A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置
JP2008064391A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置
JP2008119282A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2009068760A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2009092323A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2009103362A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2010060252A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯装置
JP2010203718A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2013002765A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013015290A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013170764A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Fujitsu General Ltd ヒートポンプサイクル装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5419504B2 (ja) * 2009-03-19 2014-02-19 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113836A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ式給湯機
JP2007255820A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置
JP2008064391A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Sanyo Electric Co Ltd ヒートポンプ式給湯装置
JP2008119282A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2009068760A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2009092323A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2009103362A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2010060252A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯装置
JP2010203718A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2013002765A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013015290A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013170764A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Fujitsu General Ltd ヒートポンプサイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3967267B2 (ja) 2007-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5838914B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2004218907A (ja) 給湯機
JP2008025980A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2008232462A (ja) ヒートポンプ貯湯式給湯暖房装置
JP3983680B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP4045352B2 (ja) 給湯機
JP2004218908A (ja) 給湯機
JP2007139381A (ja) 即湯システム
JP6102718B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2007139258A (ja) 貯湯式給湯装置
JP4156387B2 (ja) 給湯機
JP5549645B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP3888117B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2009002599A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2012242012A (ja) 貯湯式給湯機
JP2013217575A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2013079752A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2004360934A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2005147557A (ja) 給湯装置
JP3992191B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP2004360970A (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP4045351B2 (ja) 給湯機
JP2015092125A (ja) 貯湯式給湯装置
JP3856003B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP2004360975A (ja) ヒートポンプ給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees