JP2013014199A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ハンドルにブレーキ操作子が設けられた自動二輪車であって、油圧配管を短くして車体の小型化を図ることができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】第3油圧ホース58は、第1マスタシリンダ56からハンドル17に沿うようにして車幅方向中心側に延ばされ、さらにヘッドパイプ11に沿って配索され、第1接続部57に接続される。第1油圧ホース73は、第2マスタシリンダ72からハンドル17に沿うようにして車幅方向中心側に延ばされ、さらにヘッドパイプ11に沿って配索され、車幅方向に指向するバンジョーボルト81によりディレイバルブ54に接続される。
【効果】油圧配管の距離を短くすることができると共に、フロントカバーをヘッドパイプ側に近づけてコンパクトにすることができ、車体の小型化を図ることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ABSモジュレータを備える自動二輪車に関する。
ブレーキの制動力を制御するABS(antilock braking system:アンチロック装置)モジュレータを搭載した自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1(図1及び図2)参照。)。
特許文献1の図1に示されるように、自動二輪車(10)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)の車体フレーム(11)に、車両長手方向略中央に配置されるABSモジュレータ(42)及びディレイバルブ(108)が設けられている。
特許文献1の図2において、ハンドルに設けられたブレーキレバー(81)が操作されると、この操作情報が油圧配管(86)を介してABSモジュレータ(42)に入力され、ABSモジュレータ(42)は油圧配管(91、103)を介して前輪用ディスクブレーキ(101)及び後輪用ディスクブレーキ(43)を制御する。同様に、ステップ近傍のブレーキペダル(57)が操作されると、この操作情報が油圧配管(87)を介してABSモジュレータ(42)に入力され、ABSモジュレータ(42)はディレイバルブ(108)と油圧配管(107)を介して前輪用ディスクブレーキ(101)を、油圧配管(103)を介して後輪用ディスクブレーキ(43)を制御する。
ABSモジュレータ(42)やディレイバルブ(108)が車両長手方向略中央に配置されると、油圧配管(86)と油圧配管(87)の長さが、ほぼ同じになり、ブレーキ用の油圧配管(86、87、91、103)のトータル長さを、最小にすることができる。
ところで、スクータ型車両では、2個のブレーキ操作子が、ともにハンドルに設けられる。
スクータ型車両に、特許文献1の技術を適用すると、ブレーキ操作子からABSモジュレータ(42)に至る油圧配管(87)が長くなる。結果、ブレーキ用の油圧配管(86、87、91、103)のトータル長さが大きくなる。
油圧配管のトータル長さが大きくなると、油圧配管の収納スペースが大きくなり、車体の大型化に繋がる。
しかし、車体のコンパクト化や軽量化が求められる場合には、車体の大型化は避けなければならない。
そこで、スクータ型車両のように、ハンドルに左右のブレーキ操作子が設けられた車両において、ABSモジュレータやディレイバルブをコンパクトに配置するとともに、油圧配管を短くすることができる技術が求められている。
特開2011−37355公報
本発明は、ハンドルに左右のブレーキ操作子が設けられ且つABSモジュレータが備えられる車両において、油圧配管を短くすることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームの前部に設けられるヘッドパイプと、このヘッドパイプに軸支され下部に前輪を備える操舵系と、この操舵系の上部に設けられ前記前輪を操舵するハンドルと、このハンドルの下方に設けられ前記ヘッドパイプを覆うフロントカバーと、前記操舵系に設けられ前記前輪を制動する油圧式の前輪ブレーキと、車体に設けられ後輪を制動する油圧式の後輪ブレーキと、前記前輪ブレーキを操作する油圧を発生させる第1操作子と、前記前輪ブレーキ及び前記後輪ブレーキを操作する油圧を発生させる第2操作子と、前記前輪ブレーキ操作時の前輪の制動力を制御するABSモジュレータと、第2操作子の操作により発生した油圧を前記前輪ブレーキ及び前記後輪ブレーキに分岐させると共に前記後輪ブレーキに比較して前記前輪ブレーキへ油圧を送るタイミングを遅らせるディレイバルブとを備える自動二輪車において、前記第1操作子及び前記第2操作子は、前記ハンドルに設けられ、前記ABSモジュレータは、前記フロントカバー内に且つ前記ヘッドパイプの前方に配置され、前記ディレイバルブは、前記フロントカバー内に且つ前記ABSモジュレータの側方に配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ディレイバルブは、ヘッドパイプに固定され、第2操作子からディレイバルブに延ばされ可撓性を有する第1油圧ホース、及び、前輪ブレーキからディレイバルブに延ばされ可撓性を有する第2油圧ホースは、車幅方向に指向するバンジョーボルトによりディレイバルブに締結され、第1油圧ホース及び第2油圧ホースは、車両側面視にてバンジョーボルトからヘッドパイプに近づく方向に配索されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ABSモジュレータは、ヘッドパイプに取付けられ、第1操作子からABSモジュレータに延ばされ可撓性を有する第3油圧ホース、及び、前輪ブレーキからABSモジュレータに延ばされ可撓性を有する第4油圧ホースは、ディレイバルブの後方でヘッドパイプに取付けらた後、別体の油圧配管を介してABSモジュレータに接続されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、別体の油圧配管は、ABSモジュレータから、ディレイバルブの前方、外側方及び後方を迂回して第3油圧ホース及び第4油圧ホースに接続されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、ABSモジュレータ、ディレイバルブ、第3油圧ホース及び第4油圧ホースは、ヘッドパイプの前方に取付けられるブラケットを介して取付けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、ディレイバルブは、車両正面視にて、車幅方向一方側にオフセット配置され、ABSモジュレータは、車幅方向他方側にオフセット配置され、第1油圧ホース及び第2油圧ホースは、ディレイバルブの車幅方向内側に締結されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ハンドルにブレーキ用の第1操作子及び第2操作子が設けられた自動二輪車において、ヘッドパイプの前方にABSモジュレータ及びディレイバルブを配置した。
第1操作子と第2操作子の間にABSモジュレータ及びディレイバルブが配置される。第1操作子からABSモジュレータ又はディレイバルブに至る油圧配管と第2操作子からABSモジュレータ又はディレイバルブに至る油圧配管を最短にすることができる。
結果、油圧配管のトータル長さを短くすることができる。
特にヘッドパイプ廻りの油圧配管が短くなるため、この油圧配管、ABSモジュレータ及びディレイバルブを一括して囲うフロントカバーを、小型にすることができる。
請求項2に係る発明では、ディレイバルブは、ヘッドパイプに固定される。
ディレイバルブは操舵されないヘッドパイプに取付けられる。操舵系にディレイバルブの重量が加わらないため、操舵系の重量が抑えられ操舵を軽快に行うことができる。
加えて、第1油圧ホース及び第2油圧ホースは、車幅方向に指向するバンジョーボルトによりディレイバルブに締結され、車両側面視にてバンジョーボルトからヘッドパイプに近づく方向に配索される。
第1油圧ホース及び第2油圧ホースをヘッドパイプに近づけられるので、操舵の際の油圧ホースの移動を最小限に抑えることができ、油圧ホースを極力短くするこができ、自動二輪車の小型化を図ることができる。さらに、バンジョーボルトを車幅方向に向くように締め付けるので、バンジョーボルトの軸直角方法へ延びる第1油圧ホース及び第2油圧ホースをヘッドパイプ側に容易に指向させることができ、ディレイバルブを無理なく配置でき、配置の自由度を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、ABSモジュレータは、ヘッドパイプに取付けられる。
ABSモジュレータは操舵されないヘッドパイプに取付けられる。操舵系にABSモジュレータの重量が加わらないため、操舵系の重量が抑えられ操舵を軽快に行うことができる。
加えて、第3油圧ホース及び第4油圧ホースは、ディレイバルブの後方でヘッドパイプに取付けらた後、別体の油圧配管を介してABSモジュレータに接続される。
第3油圧ホース及び第4油圧ホースをヘッドパイプに近づけられるので、操舵の際の油圧ホースの移動を最小限に抑えることができ、油圧ホースを極力短くするこができ、自動二輪車の小型化を図ることができる。さらに、ディレイバルブを第3油圧ホース及び第4油圧ホースの前方に配置したので、操舵系の操舵に伴い移動する第1油圧ホース及び第3油圧ホースを互いに近傍に配置することができると共に第2油圧ホース及び第4油圧ホースを互いに近傍に配置することができるので、それぞれの油圧ホースをまとめて配索して移動空間を最小限に抑えられ、フロントカバーを小さくすることができる。
請求項4に係る発明では、別体の油圧配管は、ABSモジュレータから、ディレイバルブの前方、外側方及び後方を迂回して第3油圧ホース及び第4油圧ホースに接続される。
別体の油圧配管をディレイバルブの車幅方向外側を迂回して配索したので、車幅方向中心側の空間を広くでき、ディレイバルブ、第3油圧ホース及び第4油圧ホースをヘッドパイプに近づけることができ、自動二輪車の前部の小型化を図ることができる。
請求項5に係る発明では、ABSモジュレータ、ディレイバルブ、第3油圧ホース及び第4油圧ホースは、ヘッドパイプの前方に取付けられるブラケットを介して取付けられている。
ABSモジュレータ、ディレイバルブ、第3油圧ホース及び第4油圧ホースを、ブラケットに小組した状態で車体に取付けることができ、組み付け工数の低減を図ることができる。
請求項6に係る発明では、ディレイバルブは、車両正面視にて、車幅方向一方側にオフセット配置され、ABSモジュレータは、車幅方向他方側にオフセット配置され、第1油圧ホース及び第2油圧ホースは、ディレイバルブの車幅方向内側に締結されている。
第1油圧ホース及び第2油圧ホースを車幅方向中央寄りの位置に取付けられるので、第1油圧ホース及び第2油圧ホースをヘッドパイプに近づけ、操舵の際の油圧ホースの移動をより一層抑えることができると共に、ABSモジュレータ及びディレイバルブを左右にバランスよく配置することができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車のブレーキ装置の回路図である。 ブレーキ装置の作用図である。 本発明に係る自動二輪車の要部斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の要部平面図である。 ディレイバルブを説明する図である。 本発明に係る自動二輪車の要部側面図である。 図7の8線断面図である。 図7の9矢視図である。 油圧ホースの長さを説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、図中の矢印(FRONT)は車両前方を表している。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、スクータタイプのものであり、ヘッドパイプ11から下方に延びる側面視U字形状のメインフレーム12と、このメインフレーム12の後部から車両後方に延びるシートレール13とを有する。車体フレーム14は、メインフレーム12及びシートレール13で構成される。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11に軸支されるボトムブリッジ18と、このボトムブリッジに設けられ下部に前輪15を備える操舵系としてのフロントフォーク16と、このフロントフォーク16の上部に設けられ前輪15を操舵するハンドル17と、メインフレーム12の後部に上下揺動可能に設けられ後部に後輪21を備えるパワーユニット22と、このパワーユニット22とシートレール13との間に設けられ地面からの衝撃を吸収するリヤクッション23と、シートレール13の上部に設けられ乗員が着座するシート24とを有する。シート24の下方に燃料タンク25及び収納ボックス26が設けられる。
ハンドル17はハンドル17と一体的に回転するハンドルカバー31で覆われ、ヘッドパイプ11の車両前方側はフロントカバー32で覆われ、メインフレーム12の入部はレッグシールド33で覆われ、メインフレーム12の下部はステップフロア34及びアンダーカバー35で覆われ、シートレール13はサイドカバー36及びリヤカバー37で覆われる。
前輪15の上方にフロントフェンダ41が設けられ、後輪21の上方にリヤフェンダ42が設けられ、フロントカバー32に方向指示灯43が設けられ、ハンドルカバー31の前部に前照灯44が設けられ、パワーユニット22の上部にエアクリーナ45が設けられる。
また、自動二輪車10は、フロントフォーク16に設けられ前輪15を制動する油圧式の前輪ブレーキ51と、パワーユニット22の後部に設けられ後輪21を制動する後輪ブレーキ52と、フロントカバー32内に且つヘッドパイプ11の前方に配置され前輪プレーキ51操作時の前輪15の制動力を制御するABSモジュレータ53と、フロントカバー32内に且つヘッドパイプ11の前方に配置され油圧を前輪ブレーキ51及び後輪ブレーキ52に分岐させると共に後輪ブレーキ52に比較して前輪ブレーキ51へ油圧を送るタイミングを遅らせるディレイバルブ54とを有する。ABSモジュレータ53及びディレイバルブ54を左右の方向指示灯43の間を利用して配置した。
次にブレーキ装置の回路について説明する。
図2に示すように、ブレーキ装置50は、前輪15のみを制動する前輪ブレーキ系50Fと、前輪15及び後輪21の両輪を制動する両輪ブレーキ系50FRとからなる。
前輪ブレーキ系50Fは、右のハンドル17に設けられ前輪ブレーキ51を操作する第1操作子55と、この第1操作子55に設けられ油圧を発生する第1マスタシリンダ56と、この第1マスタシリンダ56から第1接続部57まで延ばされる第3油圧ホース58と、第1接続部57からABSモジュレータ53に延ばされる第1の油圧配管61と、ABSモジュレータ53から第2接続部62まで延ばされる第2の油圧配管63と、第2の油圧配管63から前輪ブレーキ51に延ばされる第4油圧ホース64とを有する。
両輪ブレーキ系50FRは、左のハンドル17に設けられ前輪ブレーキ51及び後輪ブレーキ52を操作する第2操作子71と、この第2操作子71に設けられ油圧を発生する第2マスタシリンダ72と、この第2マスタシリンダ72からディレイバルブ54まで延ばされる第1油圧ホース73と、ディレイバルブ54から前輪ブレーキ51に延ばされる第2油圧ホース74と、ディレイバルブ54から後輪ブレーキ52に延ばされる後部油圧配管75とを有する。
次にブレーキ装置の作用を説明する。
図3(a)は前輪ブレーキ系50Fの作用を示す図であり、第1操作子55を操作すると、第1マスタシリンダ56で発生した油圧は、第3油圧ホース58、第1接続部57及び第1の油圧配管61を通ってABSモジュレータ53に送られる。さらに、ABSモジュレータ53に送られた油圧は、第2の油圧配管、第2接続部及び第4油圧ホース64を通って前輪ブレーキ51に送られる。
図3(b)は両輪ブレーキ系50FRの作用を示す図であり、第2操作子71を操作すると、第2マスタシリンダ72で発生した油圧は、第1油圧ホース73を通ってディレイバルブ54に送られる。ディレイバルブ54に送られた油圧の一部は、先ず、後部油圧配管75を通って後輪ブレーキ52に送られる。ディレイバルブ54に送られた油圧の残りは、後輪ブレーキ52に送られるタイミングより少し遅れて第2油圧ホース74を通って前輪ブレーキ51に送られる。
次にABSモジュレータ53及びディレイバルブ54の位置について説明する。
図4に示すように、ABSモジュレータ53は、ヘッドパイプ11の近傍に且つヘッドパイプ11の車両前方側に配置される。ディレイバルブ54は、ヘッドパイプ11の近傍に且つABSモジュレータ53の側方に配置される。第1油圧ホース73及び第3油圧ホース58は、ヘッドパイプ11の近傍に配索される。第2油圧ホース74及び第4油圧ホース64は、ヘッドパイプ11の近傍から延ばされフロントフォーク16を沿うようにして配索される。後部油圧配管75は、ディレイバルブ75から延ばされ、ヘッドパイプ11を回り込むようにしてメインフレーム12に配索される。
次に平面図に基づいて第1油圧ホース73及び第3油圧ホース73の配索について説明する。
図5に示すように、車幅方向右側のハンドル17に第1操作子55が設けられ、第1操作子55に第1マスタシリンダ56が設けられる。第3油圧ホース58は、第1マスタシリンダ56からハンドル17に沿うようにして車幅方向中心側に延ばされ、さらにヘッドパイプ11に沿って配索され、第1接続部57に接続される。第1の油圧配管61は、第1接続部57から車幅方向外方へ延ばされ、ディレイバルブ54の後方、外側方及び前方を迂回してABSモジュレータ53の油圧入口部76に接続される。第2の油圧配管63は、ABSモジュレータ53の油圧出口部77から延ばされ、ディレイバルブ54の前方、外側方及び後方を迂回して第2接続部62に接続される。
また、車幅方向左側のハンドル17に第2操作子71が設けられ、第2操作子71に第2マスタシリンダ72が設けられる。第1油圧ホース73は、第2マスタシリンダ72からハンドル17に沿うようにして車幅方向中心側に延ばされ、さらにヘッドパイプ11に沿って配索され、車幅方向に指向するバンジョーボルト81によりディレイバルブ54に接続される。
次にディレイバルブ54について説明する。
図6(a)に示すように、ディレイバルブ54は、本体部82と、この本体部82に設けられ第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74を受ける台座部83と、後部油圧配管75が接続される膨出部84とを有する。台座部83にバンジョー形継ぎ手78、79がバンジョーボルト81、85によりそれぞれ取付けられ、バンジョーボルト81を介してバンジョー形継ぎ手78に第1油圧ホース73が接続され、バンジョーボルト85を介してバンジョー形継ぎ手79に第2油圧ホース74が接続される。また、バンジョーボルト81、85は車幅方向に指向して配置される。
図6(b)は図(a)のb−b線断面図であり、ディレイバルブ54は、台座部83の上部に設けられバンジョーボルト81が接続される入力ポート86と、台座部83の下部に設けられバンジョーボルト85が接続される前輪用出力ポート87と、膨出部84に設けられ後部油圧配管が接続される後輪用出力ポート88とを有する。
バンジョーボルト81は、内部に内部通路81aが設けられる。バンジョー形継ぎ手78は、円筒部78aと、突起部78bとからなり、円筒部78aの内面に沿って環状通路78cを有し、この環状通路78cに外部へ通じる外部通路78dが接続される。バンジョーボルト81の頭とバンジョー形継ぎ手78の間にシールワッシャー78eが設けられ、バンジョー形継ぎ手78と台座部83の間にシールワッシャー78eが設けられる。同様に、バンジョーボルト85は、内部に内部通路85aが設けられる。また、バンジョー形継ぎ手79は、円筒部79a、突起部79b、環状通路79c及び外部通路79dを有する。バンジョーボルト85の頭とバンジョー形継ぎ手79の間にシールワッシャー79eが設けられ、バンジョー形継ぎ手79と台座部83の間にシールワッシャー79eが設けられる。
通路入力ポート86から本体部82の内部に向けて入力通路91が延ばされ、入力通路91の分岐部92から上方に後輪用出力ポート88まで上部出力通路93が延ばされ、分岐部92から下方にシリンダ部94が設けられる。
シリンダ部94の下端に栓95が設けられ、栓95の上部にスプリング96の下端を受ける受け部97が設けられ、受け部97にピストン98の軸101が摺動自在に設けられる。スプリング96の上端は、シリンダ部94に摺動自在に設けられた摺動受け部材102により支持される。シリンダ部94の中腹に前輪用出力ポート87に延びる下部出力通路103が設けられる。スプリング96によりピストン98が摺動受け部材102を介して上方に付勢される。
次にディレイバルブ54の作用を説明する。
入力ポート86からの油は、分岐部92まで送られ、その一部は上部出力通路91から外部へ出される。分岐部92での油圧が高まると、ピストン98は押し下げられる。すると、分岐部92に送られた油の残りは、シリンダ部94を介して下部出力通路103から外部へ出される。
次に側面図に基づいて第2油圧ホース74及び第4油圧ホース64の配索について説明する。
図7に示すように、第2油圧ホース74は、ディレイバルブ54から延ばされ、フロントフォーク16に沿うようにして配索される。第4油圧ホース64は、第2接続部62から延ばされ、フロントフォーク16に沿うようにして配索される。第2油圧ホース74及び第4油圧ホース64は、ボトムブリッジ18に設けられたホースクリップ111により固定される。(詳細口述)
第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74は、それぞれバンジョーボルト81、85がらヘッドパイプ11に近づく方向に配索される。なお、第1油圧ホース73、第2油圧ホース74、第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64は、可撓性を有するホースである。
次に油圧ホースの取付けについて説明する。
図8に示すように、ホースクリップ111は、第2油圧ホース74及び第4油圧ホース64を囲むように曲げられており、その端部がボトムブリッジ18にボルト112により固定される。なお、油圧ホースは、他の部分でも同様のホースクリップで保持されていても差し支えない。
次に正面図に基づいてABSモジュレータ53及びディレイバルブ54の取付けについて説明する。
図9に示すように、ヘッドパイプ11に車両前方に向けてブラケット113がボルト114により取付けられる。このブラケット113の車幅方向左側にディレイバルブ54がボルト115により取付けられる。ブラケット113の車幅方向右側にブッシュ115を介してABSモジュレータ53がボルト116により取付けられる。なお、図7に示す第1接続部57及び第2接続部62もブラケット113に取付けられている。また、第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74は、ディレイバルブ54の車幅方向内側に締結される。
図7に戻って、本構造は、一つのブラケット113の車幅方向にABSモジュレータ53とディレイバルブ54を並べて配置したので、車両前後方向の長さを短くすることができる。結果、図1に示すように、脚の居住空間を確保しながらフロントカバー32をコンパクトにできるので、本構造は、フロントカバー32シート24の間にステップフロア34を備えるスクータタイプの自動二輪車10に好適である。さらには、フロントカバー32の車両前後方向の厚みが、フロントカバーの車幅方向の寸法よりも薄いスクータタイプの自動二輪車により一層好適である。
次に油圧ホースの長さについて比較例と比べて説明する。
図10(a)は比較例の自動二輪車200(車体200)であり、ブレーキ装置201において、ABSモジュレータ53及びディレイバルブ54は、車体200の略中央に配置される。第1操作子55及び第2操作子71からの油圧ホース58、73は、車体200の前部から中央のABSモジュレータ53及びディレイバルブ54まで延ばされる。そして、油圧ホース64、74は、車体200の中央から前方の前輪ブレーキ51まで延ばされる。結果、油圧ホース58、73と油圧ホース64、74が重なる長さが大きくなる。
これに対して図10(b)に示す実施例では、ブレーキ装置50において、ABSモジュレータ53及びディレイバルブ54は、自動二輪車10の前部に配置される。すると、油圧ホース58、73と油圧ホース64、74とが重ならない。結果、油圧ホース58、64、73、74の長さを最も短くなるように配索することができる。
以上に述べた自動二輪車10の作用を次に述べる。
図5に示す構成により、第1操作子55と第2操作子71の間にABSモジュレータ53及びディレイバルブ54が配置される。第1操作子55からABSモジュレータ53又はディレイバルブ54に至る油圧配管58(第3油圧ホース58)と第2操作子71からABSモジュレータ53又はディレイバルブ54に至る油圧配管73(第1油圧ホース73)を最短にすることができる。結果、油圧配管のトータル長さを短くすることができる。特にヘッドパイプ11廻りの油圧配管58、73が短くなるため、この油圧配管58、73、ABSモジュレータ53及びディレイバルブ54を一括して囲うフロントカバー(図1、符号32)を、小型にすることができる。
図5に示す構成により、ディレイバルブ54は操舵されないヘッドパイプ11に取付けられる。操舵系16にディレイバルブ54の重量が加わらないため、操舵系16の重量が抑えられ操舵を軽快に行うことができる。
加えて、第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74をヘッドパイプ11に近づけられるので、操舵の際の油圧ホース73の移動を最小限に抑えることができ、油圧ホース73を極力短くするこができ、自動二輪車10の小型化を図ることができる。さらに、バンジョーボルト81、85を車幅方向に向くように締め付けるので、バンジョーボルト81、85の軸直角方法へ延びる第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74をヘッドパイプ11側に容易に指向させることができ、ディレイバルブ54を無理なく配置でき、配置の自由度を向上させることができる。
図5に示す構成により、ABSモジュレータ53は操舵されないヘッドパイプ11に取付けられる。操舵系16にABSモジュレータ53の重量が加わらないため、操舵系16
加えて、第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64をヘッドパイプ11に近づけられるので、操舵の際の油圧ホース58の移動を最小限に抑えることができ、油圧ホース58を極力短くするこができ、自動二輪車10の小型化を図ることができる。さらに、ディレイバルブ54を第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64の前方に配置したので、操舵系の操舵に伴い移動する第1油圧ホース73及び第3油圧ホース58を互いに近傍に配置することができると共に第2油圧ホース74及び第4油圧ホース64を互いに近傍に配置することができるので、それぞれの油圧ホースをまとめて配索して移動空間を最小限に抑えられ、フロントカバー32を小さくすることができる。
図5に示す構成により、別体の油圧配管61、63をディレイバルブ54の車幅方向外側を迂回して配索したので、車幅方向中心側の空間を広くでき、ディレイバルブ54、第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64をヘッドパイプ11に近づけることができ、自動二輪車10の前部の小型化を図ることができる。
図9に示す構成により、ABSモジュレータ53、ディレイバルブ54、第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64を、ブラケットに113小組した状態で車体に取付けることができ、組み付け工数の低減を図ることができる。また、図5に示す構成により、第1接続部57及び第2接続部62をヘッドパイプ11に近づけて配置したので、第3油圧ホース58及び第4油圧ホース64をヘッドパイプ11近傍に配索でき、ハンドル17操作時の動きを最小限にできる。
図5に示す構成により、第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74を車幅方向中央寄りの位置に取付けられるので、第1油圧ホース73及び第2油圧ホース74をヘッドパイプ11に近づけ、操舵の際の油圧ホース73の移動をより一層抑えることができると共に、ABSモジュレータ53及びディレイバルブ54を左右にバランスよく配置することができる。
尚、本発明は、実施の形態ではスクータタイプの自動二輪車に適用したが、ハンドルに第1操作子及び第2操作子が設けられたものであれば、一般の自動二輪車に適用することは差し支えない。
本発明は、フロントカバーとシートの間にステップフロアを備えるスクータタイプの自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、11…ヘッドパイプ、14…車体フレーム、15…前輪、16…操舵系(フロントフォーク)、17…ハンドル、21…後輪、32…フロントカバー、51…前輪ブレーキ、52…後輪ブレーキ、53…ABSモジュレータ、54…ディレイバルブ、55…第1操作子、58…第3油圧ホース、61…第1の油圧配管、63…第2の油圧配管、64…第4油圧ホース、71…第2操作子、73…第1油圧ホース、74…第2油圧ホース、113…ブラケット。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(14)の前部に設けられるヘッドパイプ(11)と、このヘッドパイプ(11)に軸支され下部に前輪(15)を備える操舵系(16)と、この操舵系(16)の上部に設けられ前記前輪(15)を操舵するハンドル(17)と、このハンドル(17)の下方に設けられ前記ヘッドパイプ(11)を覆うフロントカバー(32)と、前記操舵系(16)に設けられ前記前輪(15)を制動する油圧式の前輪ブレーキ(51)と、車体に設けられ後輪(21)を制動する油圧式の後輪ブレーキ(52)と、前記前輪ブレーキ(51)を操作する油圧を発生させる第1操作子(55)と、前記前輪ブレーキ(51)及び前記後輪ブレーキ(52)を操作する油圧を発生させる第2操作子(71)と、前記前輪ブレーキ(51)操作時の前輪(15)の制動力を制御するABSモジュレータ(53)と、第2操作子(71)の操作により発生した油圧を前記前輪ブレーキ(51)及び前記後輪ブレーキ(52)に分岐させると共に前記後輪ブレーキ(52)に比較して前記前輪ブレーキ(51)へ油圧を送るタイミングを遅らせるディレイバルブ(54)とを備える自動二輪車(10)において、
    前記第1操作子(55)及び前記第2操作子(71)は、前記ハンドル(17)に設けられ、
    前記ABSモジュレータ(53)は、前記フロントカバー(32)内に且つ前記ヘッドパイプ(11)の前方に配置され、
    前記ディレイバルブ(54)は、前記フロントカバー(32)内に且つ前記ABSモジュレータ(53)の側方に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ディレイバルブ(54)は、前記ヘッドパイプ(11)に固定され、
    前記第2操作子(71)から前記ディレイバルブ(54)に延ばされ可撓性を有する第1油圧ホース(73)、及び、前記前輪ブレーキ(51)から前記ディレイバルブ(54)に延ばされ可撓性を有する第2油圧ホース(74)は、車幅方向に指向するバンジョーボルト(81、85)により前記ディレイバルブ(54)に締結され、
    前記第1油圧ホース(73)及び前記第2油圧ホース(74)は、車両側面視にて前記バンジョーボルト(81、85)から前記ヘッドパイプ(11)に近づく方向に配索されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記ABSモジュレータ(53)は、前記ヘッドパイプ(11)に取付けられ、
    前記第1操作子(55)から前記ABSモジュレータ(53)に延ばされ可撓性を有する第3油圧ホース(58)、及び、前記前輪ブレーキ(51)から前記ABSモジュレータ(53)に延ばされ可撓性を有する第4油圧ホース(64)は、前記ディレイバルブ(54)の後方で前記ヘッドパイプ(11)に取付けらた後、別体の油圧配管(61、63)を介してABSモジュレータ(53)に接続されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記別体の油圧配管(61、63)は、前記ABSモジュレータ(53)から、前記ディレイバルブ(54)の前方、外側方及び後方を迂回して前記第3油圧ホース(58)及び前記第4油圧ホース(64)に接続されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記ABSモジュレータ(53)、前記ディレイバルブ(54)、前記第3油圧ホース(58)及び前記第4油圧ホース(64)は、前記ヘッドパイプ(11)の前方に取付けられるブラケット(113)を介して取付けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の自動二輪車。
  6. 前記ディレイバルブ(54)は、車両正面視にて、車幅方向一方側にオフセット配置され、
    前記ABSモジュレータ(53)は、車幅方向他方側にオフセット配置され、
    前記第1油圧ホース(73)及び前記第2油圧ホース(74)は、前記ディレイバルブ(54)の車幅方向内側に締結されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の自動二輪車。
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