JP2013013595A - 発光表示部及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭小な箇所に複数の発光体を配置しても光が混ざり合うことなく、表現力豊かな発光表示部を提供する。
【解決手段】内側発光体51と、外側発光体52と、その手前側に配置される光分離体60とを備え、光分離体60には、内側発光体51の照射光を手前側に通過させる内側開口部61と、外側発光体52の照射光を手前側に通過させる外側開口部62が形成されているとともに、内側開口部61の外側であり外側開口部62の内側となる位置には、内側発光体51の照射光と外側発光体52の照射光を混合させないための遮光壁64が手前側に向かって突設され、遮光壁64には、内側発光体51の照射光を遊技者側に反射するための、内側発光体51の外側を囲む凹状の反射面64が形成されている。
【選択図】図5

Description

この発明は、遊技機に設けられる発光表示部及び発光表示部を備えた遊技機に関するものである。
従来、スロットマシンなどの遊技機においては、電球やLEDなどの発光体を着色カバーで覆い、発光表示部を形成している。そして、光源の照射光を遊技者側に向けるために、種々の工夫がなされている。例えば、特許文献1には、発光体の光を傾斜反射板に反射させて遊技者側に向けるようにした電飾装置が開示されており、引用文献2には、発光部からの光を反射部で反射し拡散部にて拡散させる照明装置が開示されている。
特開2002−346064号公報 特開2008−161456号公報
しかし、発光表示部として設定可能な遊技機の部位は無制限ではないため、設定部位によっては、異なる発光色の発光部を隣接させて配置するような場合には、光が混ざらないようにし、かつ上述したような照射方向の調節を行うことが困難である。その結果、表示が単調なものになり、客を惹きつける演出表示が行えない。
そこで、本願発明は、遊技機において、狭小な箇所に複数の発光体を配置しても光が混ざり合うことなく、表現力豊かな発光表示部を提供することを目的とする。
各請求項に記載された発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、遊技機(1)に設けられる発光表示部(サイドランプ40)であって、遊技機(1)を正面視したときの遊技機中心側(以下内側という)に位置する内側発光体(内側LED51)と、遊技機(1)を正面視したときの遊技機外周側(以下外側という)に位置する外側発光体(外側LED52)と、前記内側発光体(51)及び外側発光体(52)の手前側に配置される光分離体(リフレクタ60)とを備えている。また、前記光分離体(60)には、前記内側発光体(51)の照射光を手前側に通過させる内側開口部(61)と、前記外側発光体(52)の照射光を手前側に通過させる外側開口部(62)が形成されているとともに、前記内側開口部(61)の外側であり前記外側開口部(62)の内側となる位置には、前記内側発光体(51)の照射光と前記外側発光体(52)の照射光を混合させないための遮光壁(64)が手前側に向かって突設されている。そして、前記遮光壁(64)の内側には、前記内側発光体(51)の照射光を遊技者側に反射するための、前記内側発光体(51)の外側を囲む凹状の反射面(65)が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る発光表示部(40)は、遊技機(1)の電飾等に用いられるものであり、上記構成の他にも、光分離体(60)の手前側に設けられ内側発光体(51)及び外側発光体(52)の照射光を拡散するためのレンズ部(70)を備えていてもよい。
ここで、発光表示部(40)は、遊技機(1)の中心から側方や上下方向にずれた位置、例えばスロットマシンの正面パネルの周囲や、パチンコ遊技機の盤面の周囲に設けられるものであって、発光表示部(40)が遊技機(1)の正面右側に設けられる場合には、左側に位置するのが内側発光体(51)、右側に位置するのが外側発光体(52)となり、逆に、発光表示部(40)が遊技機(1)の正面左側に設けられる場合には、右側に位置するのが内側発光体(51)、左側に位置するのが外側発光体(52)となる。また、発光表示部(40)が遊技機(1)の中心よりも上側に設けられる場合には、下側に位置するのが内側発光体(51)、上側に位置するのが外側発光体(52)となり、逆に、発光表示部(40)が遊技機(1)の中心よりも下側に設けられる場合には、上側に位置するのが内側発光体(51)、下側に位置するのが外側発光体(52)となる。
前記内側発光体(51)及び外側発光体(52)は、電球やLEDとすることができ、それぞれ複数個設けられていてもよい。
前記光分離体(60)は、内側発光体(51)及び外側発光体(52)の照射光を分離して誘導するためのものであり、前記遮光壁(64)を挟んで内側開口部(61)と外側開口部(62)が設けられた板状の部材とすることができる。前記反射面(65)は、遮光壁(64)に形成された内側開口部(61)と連通する凹部とすることができ、「内側発光体(51)の外側を囲む」とは、光分離体(60)を正面視したとき、内側開口部(61)を通して見える内側発光体(51)の外側を囲むように形成されているという意味である。
本発明によれば、外側発光体(52)の照射光は外側開口部(62)を通過して正面側に届き、内側発光体(51)の照射光は、内側開口部(61)を通過して正面側に届くとともに、遮光壁(64)に形成された反射面(65)に反射して、内側方向、すなわち遊技者の方向にも届くものとなる。この際、内側発光体(51)と外側発光体(52)の設置距離が短くても、内側発光体(51)の照射光が外側発光体(52)の照射光と混じり合うことがない。従って、狭いスペースにおいて、見る方向によって発光色等の表示態様が異なり、表現力豊かな演出を実行させることができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、前記内側発光体(51)及び外側発光体(52)を覆うレンズ部(70)を備え、前記レンズ部(70)として、内側発光体(51)を覆う内側レンズ(71)と、外側発光体(52)を覆う外側レンズ(72)とを備え、遊技機に設置した状態において前記レンズ部(70)を正面視したときには、前記外側レンズ(72)の横幅よりも前記内側レンズ(71)の横幅の方が狭く見え、遊技を行う遊技者の位置から前記レンズ部(70)を視認したときには、前記外側レンズ(72)の横幅と前記内側レンズ(71)の横幅がほぼ同等に見えるように形成されていることを特徴とする。
ここで、前記レンズ部(70)は、例えば着色された透光部材であって、発光体の照射光を拡散させることができるように形成されていてもよい。
本発明は、遊技を行う遊技者に対して、内側発光体(51)の照射光がより多く届くようになっている。従って、例えば遊技機(1)の隣の席に付いた場合と、遊技機(1)に着席した場合とで、発光表示部(40)で行われる演出の印象が異なるものとなる。さらに、遊技者には、外側レンズ(72)と同じ幅で内側レンズ(71)が見えることにより、狭いスペースでも2列の表示を見せることが可能となる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、前記内側発光体(51)及び外側発光体(52)は発光体基板(50)の表面に設けられ、前記光分離体(60)は前記発光体基板(50)と対向する裏面(68)を備え、前記発光体基板(50)の表面と前記光分離体(60)の裏面(68)との間には所定の間隙(P)が形成されており、前記間隙(P)には、前記内側発光体(51)と前記外側発光体(52)の照射光を混合させないための仕切り部(遮光スリーブ67)が設けてあることを特徴とする。
ここで、「仕切り部」は、内側発光体(51)の照射光が外側発光体(52)の照射光を通過させるための外側開口部(62)の方に漏れたり、逆に、外側発光体(52)の照射光が内側発光体(51)の照射光を通過させるための内側開口部(61)の方に漏れたりしないようにするためのものであり、光分離体(60)に一体的に設けてもよいし、発光体基板(50)に一体的に設けてもよい。あるいは、遮光板などの別部材を間隙(P)に差し込むなどして後付で取り付けるものであってもよい。
本発明によれば、発光表示基板(50)の表面と、その手前側に配置される光分離体(60)との間に、発光表示基板(50)の電気配線を保護するための間隙(P)を設けた場合でも、仕切り部(67)があることによって、内側発光体(51)の照射光は外側開口部(62)に至ることがなく、また外側発光体(52)の照射光は内側開口部(61)に至ることがない。従って、内側発光体(51)と外側発光体(52)の照射光が混じり合うことなく、個別の発光表示をシャープに見せることができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記発光表示部(40)は、遊技機(1)に設けられた透光性を有する正面パネル(8)のいずれかの辺の外側に配置されるものであり、前記光分離体(60)の内側開口部(61)の内側かつ前記正面パネル(8)の外側には、前記内側発光体(51)の照射光を前記正面パネル(8)の外周辺端部に入射させないための遮光部(パネル側遮光壁91)が設けられていることを特徴とする。
ここで、正面パネル(8)は、遊技機の正面に設置される表示パネルであって、着色された透光性部材であってもよいし、透明な部材に着色部材を貼付又は印刷したものであってもよい。また、遊技機内部に収納された回転リール(10)を見ることができる透明な図柄表示窓(8A)を有しているようなものであってもよい。
前記「遮光部」は、光分離体(60)に設けられていてもよいし、光分離体(60)が取り付けられる遊技機(1)の基体(例えば前扉3)に設けられていてもよい。「遮光部」としては、正面パネル(8)の側端部からの光の入射を防ぐことができる態様のものであれば、遮光壁のようなものに限られず、正面パネル(8)の周縁部を覆う遮光性のシールなどであってもよい。
本発明によれば、正面パネル(8)と近接して発光表示部(40)が設けられていても、内側発光体(51)の照射光が正面パネル(8)に漏れて、正面パネル(8)の周囲が発光し、正面パネル(8)の本来の表示の妨げになるようなことがない。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記内側発光体(51)及び外側発光体(52)は、それぞれ、所定の軌跡で列を成すように配置された複数の発光体から構成され、前記内側発光体(51)の列と前記外側発光体(52)の列は略平行に形成されているとともに、前記内側発光体(51)の列を構成する発光体と、前記外側発光体(52)の列を構成する発光体とは、列方向と直交する方向には並列しないように配置され、前記反射面(65)は、前記遮光壁(64)の内側の面を凹ませ外側の面を突出させて形成されており、前記外側発光体(62)に対応する複数の外側開口部(62)は、前記遮光壁(65)の外側の面の突出部(凸部66)の間に位置するように配置されていることを特徴とする。
ここで、「所定の軌跡で列を成す」とは、複数の内側発光体(51)を順次繋ぐ線、及び複数の外側発光体(52)を順次繋ぐ線が、所定の軌跡を形作るように配置されているという意味であり、「所定の軌跡」は、直線状であっても曲線状であってもよい。また、各発光体の列を構成する個々の発光体が、「列方向と直交する方向には並列しない」とは、各列に含まれる発光体がいわゆる千鳥状に並ぶように配置されていることを意味するものである。
本発明における遮光壁(64)は、内側面には凹状の反射面(65)が形成され、外側面には反射面(65)の裏側となる突出部(66)が形成されているものである。つまり、遮光壁(64)を薄板状の部材で形成しても、凹状の反射面(65)を形成可能となっているものである。そして、内側発光体(51)と外側発光体(52)は千鳥状に配置されているので、内側開口部(61)と外側開口部(62)も千鳥状に配置され、外側開口部(62)が突出部(66)と干渉することがない。
本発明によれば、より狭いスペースにおいても、2列の発光体の照射光が混ざり合うことなく、鮮明な発光表示を行わせることができる。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項5記載の発明の特徴点に加え、前記内側発光体(51)は、前記光分離体(60)を正面視したときに、前記遮光壁(64)に半分ほど隠れてしまう位置に配置されており、前記内側開口部(61)及び反射面(65)は、前記内側発光体(51)を、正面視して前記内側開口部(61)の中央部に位置させることができるように形成されていることを特徴とする。
本発明は、発光体の設置スペースがより狭い場合であっても、内側発光体(51)と外側発光体(52)の照射光を分離することができ、2列分の発光表示を遊技者に見せることができる。
(請求項7)
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光表示部(40)を備えた遊技機(1)であって、前記発光表示部(40)の内側発光体(51)及び外側発光体(52)の点灯及び消灯を、それぞれ制御可能な制御部(制御装置30)を備えていることを特徴とする。
本発明は、請求項1乃至6に係る発光表示部(40)を搭載するのに適した遊技機(1)であり、上記構成の他にも、遊技を実行するための遊技装置(例えばリールユニットや遊技盤)や、遊技装置を作動させるための操作スイッチ類を有していてもよい。
本発明によれば、発光表示部(40)の内側発光体(51)と外側発光体(52)を同時に点灯させたり、別々に点灯させたり、異なる発光色で点灯させたりして、種々の演出表示を実行させることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、狭小な箇所に複数の発光体を配置しても光が混ざり合うことなく、表現力豊かな発光表示部を提供することができる。
本発明の実施の形態であって、遊技機1としてのスロットマシンの外観正面図である。 前扉を開いた遊技機1の斜視図である。 上扉4の部分分解斜視図である。 リフレクタ60の正面図である。 リフレクタ60の斜視図である。 レンズ部70の斜視図である。 サイドランプ40の横断面図である。 サイドランプ40の横断面図である。 本実施の形態の変形例であって、サイドランプ40の横断面図である。 変形例に係るサイドランプ40の横断面図である。
本発明を実施するための好適な形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
本実施の形態における遊技機1は、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部を有する筐体2と、筐体1の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。そして、この前扉3は、筐体2の開口上部を開閉可能に塞ぐ上扉4と、筐体2の開口下部を開閉可能に塞ぐ下扉5とに分割されている。
(筐体2)
筐体2は、図2に示すように、前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体である。そして、筐体2の開口上部の内部には、3個の回転リール10を備えたリールユニット20と、制御装置30が収納されており、開口下部の内部には、電源ユニットとホッパーユニット15が設置されている。
ここで、リールユニット20は、筐体2に着脱自在に形成されており、制御装置30はリールユニット20の枠体に固定されている。制御装置30は、CPU、ROMなど種々の電子部品を装着した制御基板を、基板ケースに収納したものであり、遊技機1の作動を制御するためのものである。前記制御基板としては、主として遊技を制御するためのメイン基板と、主として遊技に付随する演出を制御するためのサブ基板とが設けられている。メイン基板とサブ基板は、別々の基板ケースに収納されていてもよい。ホッパーユニット15はメダルを貯留するとともに入賞時等にはメダルを払い出す払い出し装置である。
(上扉4)
前扉3のうち、上扉4は、筐体2の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に回転リール10を正面側から見ることができる図柄表示窓8Aを有している。また、図柄表示窓8Aの上方には画像表示部7が設けられ、画像表示部7の上方には上部ランプ41が設けられているとともに、画像表示部7の側方には上部スピーカ100が設けられている。さらに、図柄表示窓8Aの側方には、サイドランプ40が設けられている。
ここで、上扉4は、上扉4の外観を成す上扉枠6と、上扉枠6の内側に設けられる基体9(図3参照)と、基体9の正面側に配置される正面パネル8とを備えている。
上扉枠6は、図1及び図3に示すように、中央よりも下側が前後に貫通する開口部6Aとなっている枠部材である。開口部6Aの上方には、図1に示すように、画像表示部7の表示画面を視認可能とする窓部6Bが形成されているとともに、窓部6Bの上方には、上部ランプ41のランプカバー6Dが設けられている。また、窓部6Bの両側には、上部スピーカ100のスピーカグリル6Cが設けられている。さらに、開口部6Aの両側には、図3に示すように、サイドランプ40の一部を成すリフレクタ60が形成されているとともに、リフレクタ60の手前側にはレンズ部70が設けられている。なお、サイドランプ40の詳細については後述する。
基体9は、略中央部に、前後に貫通する開口部(図示せず)が形成された板部材である。そして、基体9の開口部の両側にはサイドランプ40の発光体を固定するための発光体固定部90が設けてあり、発光体固定部90の上方には、上部スピーカ100のスピーカユニットが固定されている。発光体固定部90は上扉枠6のリフレクタ60の奥側に位置し、上部スピーカ100は同じくスピーカグリル6Cの奥側に位置するようになっている。また、図示していないが、基体9の中央上部には、画像表示部7としての液晶表示装置が固定されている。液晶表示装置の液晶画面は、上扉枠6の窓部6Bから視認可能となっている。さらに、液晶表示装置の上方には、上部ランプ41に内蔵される発光体が固定されている。
正面パネル8は、透明なアクリル板に種々の絵柄を印刷して成り、中央部に透明な可視部を設けて、図柄表示窓8Aを形成してあるものである。正面パネル8は、基体9の正面側に配置され、正面パネル8を固定した基体9を上扉枠6に収納固定することにより、正面パネル8が基体9の開口部を正面側から塞ぎ上扉枠6の開口部6Aを裏面側から塞ぐようになっている。そして、上扉4を閉めた状態で、筐体2の内部に収納されているリールユニット20の回転リール10が、図柄表示窓8Aから視認できるようになっている。
なお、図2に示すように、上扉枠6の一方の側端部には筐体2側のヒンジと係合可能なヒンジが設けられ、対向側の側端部にはラッチ錠が設けられている。そして、ヒンジに固定された上扉4を閉じると、ラッチ錠が筐体2側に設けられたロック片と係合して自動的にロックされ、筐体2の開口上部が閉塞される。また、下扉4を解放した状態で、下扉4の裏側(奥側)下部に設けられた解除つまみ(図示せず)を下方に引き下げることにより、上扉4のロックが解除されるようになっている。
(下扉5)
前扉3のうち、下扉5は、筐体2の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された上扉4よりも幅厚の扉であり、下扉5の上部は、遊技機1を作動させるためのカウンター状の操作部となっている。また、下扉5の下部には、ホッパーユニット15から払い出されたメダルを貯めておくことができる下皿13が形成されており、下皿13の奥側の壁には、下部スピーカ110が設けられている。
前記操作部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口14、回転リール10の回転を開始及び停止させるためのスタートスイッチ11及びストップスイッチ12などが設けられている。さらに、図2に示すように、下扉5の裏面側には、前記メダル投入口14から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター16が設けられている。メダルセレクター16を通過したメダルは、ホッパーユニット15に転送され、メダルセレクター16によりキャンセルされたメダルは、図1に示す下皿13に排出される。そして、下扉5を閉めると、ラッチ錠により自動的にロックされ、筐体2の開口下部が閉塞されるものである。また、下扉5は、鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すことによりロックが解除され、下扉5を解放することにより、上扉4のロックを解除することができるようになっている。
なお遊技機1は、メイン基板により行われる当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチ12の操作により当選図柄が入賞の態様となるように回転リール10を停止させることができると入賞となり、ホッパーユニット15からメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利な遊技が開始されるようになっている。
(サイドランプ40)
次に、サイドランプ40について詳述する。
サイドランプ40は、図3に示すように、発光体基板50と、上扉枠6の正面両側端部に形成され発光体基板50の手前側に配置されるリフレクタ60と、リフレクタ60を正面側から覆うレンズ部70とを備えている。なお、図3は正面右側のサイドランプ40の斜視図であるが、正面左側のサイドランプ40は、右側のサイドランプ40と同様の構成が左右対称に形成されている。
(発光体基板50)
発光体基板50は、基体9の発光体固定部90に固定される板状の基板であり、その表面には、発光体としてのLEDが複数設けられている。LEDとしては、遊技機1を正面視したときの遊技機中心側(内側)に位置する内側LED51と、遊技機1を正面視したときの遊技機外周側(外側)に位置する外側LED52とが、それぞれ複数個設けられている。また、内側LED51と外側LED52は、それぞれ縦に1列ずつ設けられており、発光体基板50の表面に千鳥状に配置されている。すなわち、図4に示すように、内側LED51と外側LED52は、直線状の軌跡L1,L2で列を成すように配置され、内側LED51の列と外側LED52の列は略平行に形成されているとともに、内側LED51の列を構成するLEDと、外側LED52の列を構成するLEDとは、列方向と直交する方向(すなわち横方向)には並列せず、互い違いとなるように(千鳥状に)配置されている。
なお、内側LED51と外側LED52は、サブ基板の制御に基づき、別個に点灯制御が可能となっている。すなわち、内側LED51の列と外側LED52の列を別々に、異なる発光色で点灯点滅させることができるようになっている。
(リフレクタ60)
リフレクタ60は、内側LED51及び外側LED52の照射光をそれぞれ所定の方向に誘導するための光分離体であって、上扉枠6の側面板を内側に屈曲して形成された板状の部分である(図7、8参照)。そして、リフレクタ60は、図4及び図5に示すように、正面63から手前側に突設され正面63の前方空間を左右に分ける縦長板状の遮光壁64と、正面63の遮光壁64よりも内側に位置する縦長方形の内側開口部61と、正面63の遮光壁64よりも外側に位置する円形の外側開口部62とを備えている。内側開口部61及び外側開口部62は、前後に貫通する開口部であり、基体9を上扉枠6に固定した状態で正面視したとき、発光体固定部90に固定された発光体基板50の内側LED51及び外側LED52がそれぞれ開口の略中央部に位置するように形成されている。そして、内側開口部61は内側LED51の照射光を、外側開口部62は外側LED52の照射光を、それぞれ前方に通過させることができるようになっている。また、遮光壁64は、内側開口部61を通過した内側LED51の照射光と、外側開口部62を通過した外側LED52の照射光とが混じり合わないようにするためのものである。
ここで、図4に示すように、内側LED51は、リフレクタ60を正面視したときに、遮光壁64に半分ほど隠れてしまう位置に配置されている。このため、図5(A)に示すように、遮光壁64の内側面には、正面視したとき内側LED51の外側を取り囲むように形成された凹状の反射面65が設けられているとともに、内側開口部61の外側の辺を遮光壁64の付け根部分に食い込ませるようにしてある。これによって、内側LED51は、正面視して内側開口部61の中央部に位置するものとなる。このように形成されていることから、内側LED51の照射光は、前方に遮光壁64があっても内側開口部61を通過し正面側に届くものである。ただし、正面側には届くものの、反射面65に反射して内側に屈折し、外側には導出されないようになっている(図8参照)。なお、遮光壁64は薄肉の部材であるため、反射面65は、遮光壁64の内側を凹ませ外側を突出させて形成してあるが、内側LED51及び外側LED52が千鳥状に配置されていることから内側開口部61及び外側開口部62も互い違いになっており、反射面65の反対側の面にできる凸部66は、上下に並ぶ二つの外側開口部62の中間に位置するようになっている。従って、凸部66が外側LED52の光路を塞ぐことはない。
一方、図7に示すように、リフレクタ60の裏面68と、発光体基板50の表面との間には、間隙Pが形成されている。これは、発光体基板50の表面にプリントされている配線が放電等の悪影響を与えたり、発光体基板50が他の部材からの静電気により悪影響を受けたりしないように、基板表面から他の部材までに一定の距離を保つことが求められるからである。しかし、この間隙があることにより、内側LED51の照射光と外側LED52の照射光とが、リフレクタ60の奥側で混じり合ってしまうおそれがある。そこで、リフレクタ60の裏面68には、外側開口部62の縁部から背面側に突出する筒状の遮光スリーブ67が形成されている。外側LED52の照射光は遮光スリーブ67の内壁で反射して外側開口部62へと導出され、内側LED51の照射光は遮光スリーブ67の外壁で反射して外側開口部62内へは導出されないので、照射光どうしが混じり合うことがない。なお、遮光スリーブを、内側開口部61の縁部にも設けるようにしてもよい。
ところで、発光体固定部90の内側には、図3及び図7、8に示すように、発光体固定部90の内側に配置される正面パネル8の側端面と対向する遮光部としてのパネル側遮光壁91が形成されている。パネル側遮光壁91は、リフレクタ60の内側開口部61よりも内側に位置しており、内側LED51の照射光はこのパネル側遮光壁91によって遮られ、正面パネル8の側辺端部から入射することがない。このため、正面パネル8の端部がサイドランプ40の発光表示に伴って発光し、正面パネル8を裏面から照射するバックライト等(図示せず)による表示が影響を受けるようなことがない。
(レンズ部70)
レンズ部70は、発光体の照射光を拡散するためのカバー部材であり、本実施の形態においては、内側LED51を覆う内側レンズ71と、外側LED52を覆う外側レンズ72が別体で設けられている。
内側レンズ71は、図1及び図3に示すように、縦長の本体部71Aと、本体部71Aから内側方向に伸びる張出部71Bを備えている。張出部71Bは、図1に示すように、上扉枠6の開口部6Aの上縁部に添って遊技機1の中心側に延び、内側レンズ71は正面パネル8の側方及び上方角部を囲むような形になっている。そして、図3に示すように、内側レンズ71の内面(上扉枠6に取り付けたとき表面となる面の反対側の面)には、光を分散させるための複数の凹凸が設けられている。
また、外側レンズ72は、縦長の本体部72Aと、本体部72Aから内側方向に伸びる屈曲部72Bを備えている。屈曲部72Bは、図1に示すように、上扉枠6のスピーカグリル6Cの内側を囲むように形成されている。そして、特に図示しないが、外側レンズ72の内面にも、内側レンズ71と同様の凹凸が設けられている。
さらに、図3及び図7、8に示すように、内側レンズ71の本体部71Aの前方外側端部には、高さ方向にわたり、正面側に開放する凹部73aが形成されており、外側レンズ72の本体部72Aの前方内側端部には、高さ方向にわたり、背面側に突出し、前記凹部73aと係合可能な凸部73bが形成されている。そして、内側レンズ71の凹部73aと外側レンズ72の凸部73bを係合させることにより、内側レンズ71と外側レンズ72が一体となり、リフレクタ60の正面側を覆うものとなる。また、凹部73aと凸部73bは、図7、8に示すように、リフレクタ60の遮光壁64の正面側に位置するようになっており、内側レンズ71の本体部71Aはリフレクタ60の遮光壁64の内側を覆い、外側レンズ72の本体部72Aは遮光壁64の外側を覆うものとなる。
なお、内側レンズ71の張出部71B及び外側レンズ72の屈曲部72Bは、各本体部71A,72Aから分岐して、それぞれ、基体9の所定位置に設けられた発光体(図示せず)を覆うようになっている。これらは、サイドランプ40には含まれず、レンズ部70は、遊技機1の正面にある他の発光表示部のレンズ部を兼ねているということができる。このように、サイドランプ40のレンズ部70は、正確には、内側レンズ71の本体部71A及び外側レンズ72の本体部72Bというべきものであるが、説明の便宜上、本体部71A,72Bを省略して、内側レンズ71、外側レンズ72というものとする。
さて、レンズ部70を上扉枠6に取り付けると、内側レンズ71の凹部73aと外側レンズ72の凸部73bがリフレクタ60の遮光壁64のちょうど正面側に位置するので(図7、8参照)、内側レンズ71と外側レンズ72の接合部73は、遮光壁64に添うように形成される。このように形成することにより、レンズ部70が発光表示したときに遮光壁64の陰が映ることがない。なお、内側レンズ71と外側レンズ72を遮光壁64の先端部に係合させるようにしてもよい。
そして、サイドランプ40を正面視すると、図1及び図6(A)に示すように、内側レンズ71の横幅すなわち内側レンズ71の内側端部から接合部73までの目視距離T1は、外側レンズ72の横幅すなわち接合部73から外側レンズ72の外側端部までの目視距離T2よりも短くなっている。一方、サイドランプ40を、遊技を行う遊技者の目線から見た場合には、図6(B)に示すように、内側レンズ71の横幅T1と外側レンズ72の横幅T2は、ほぼ同一となるように形成されている。
(サイドランプ40の発光表示)
上記構成を有するサイドランプ40は、内側LED51及び外側LED52の点灯制御によって、様々な発光表示を行わせることができる。例えば、内側LED51の列のみを点灯させれば、内側レンズ71のみが発光するし、外側LED52の列のみを点灯させれば、外側レンズ72のみが発光する。内側LED51の列と外側LED52の列の双方を点灯させれば、内側レンズ71と外側レンズ72の双方が発光する。この場合、内側LED51の発光色と外側LED52の発光色が異なっていても、色が混じり合うことがない。
さらに、レンズ部70は、正面視したときと、遊技を行う遊技者の目線で見たときとで、視認可能となる発光部位の広さが異なるように形成されているので、遊技機1に着席している遊技者には、例えば通路を歩行中の遊技者とは趣が異なる発光態様を提供可能となる。
なお、上記の場合、内側レンズ71の張出部71B及び外側レンズ72の屈曲部72Bは、内部に配置されたLEDを点灯させて本体部71A,72Aと同時に発光させてもよいし、別々に発光させてもよい。本実施の形態では、サイドランプ40のレンズ部70が他のランプのレンズ部も兼ねる構成としてあったが、もちろん、各ランプごとにレンズ部を設けてもよい。この場合のサイドランプ40のレンズ部70は、張出部71Bや屈曲部72Bを有しない本体部71A,72Aのみからなる構成となる。
(総括)
以上のように、本実施の形態は、単一の発光体基板50に設けられた発光体の照射光を、正面側と遊技者側にそれぞれ照射可能としてあるだけでなく、リフレクタ60の遮光壁64に反射面65を形成し、発光体を千鳥状に配置することにより、発光表示部の横幅が狭くても光が混ざらないようにしている。このため、遊技者の視点において従来と同じ面積で2倍の表現力を発揮でき、部品点数の削減、ひいては遊技機の製造コスト削減を図ることができるものである。
なお、上記した実施の形態では、正面パネル8の側方に形成された発光表示部(サイドランプ40)について述べたが、本発明に係る発光表示部は、正面パネル8の側方にあるものに限られず、例えば正面パネル8の上側に形成されたものであってもよい。また、正面パネル8の周囲に限られず、例えば下扉の側方や下方に設けられていてもよい。
また、上記した実施の形態では、リフレクタ60が上扉枠6に一体形成で設けられていたが、リフレクタ60を別部材にして上扉枠6に着脱自在に形成してもよいものである。
また、内側発光体としての内側LED51と外側発光体としての外側LED52がそれぞれ複数個、縦に列を成すように設けられていたが、発光体はLEDに限られず、内側発光体及び外側発光体はそれぞれ単一のものであってもよい。あるいは、発光体の列を2列以上(例えば内側、外側、中間)としてもよい。そして、発光体の列は直線状には限られず、例えば2列の発光体を円弧状に並べてもよい。この場合でも、各列の発光体が列方向と直交する方向には並列しないように千鳥状に並べて配置することにより、狭いスペースを有効活用することができる。
また、上記した実施の形態では、レンズ部70を内側レンズ41と外側レンズ72に分割してあったが、単一のレンズ部で内側発光体及び外側発光体を覆うようにしてもよい。また、発光体基板50は内側発光体用と外側発光体用を別々に設けてもよい。
さらに、内側発光体と外側発光体の発光色がリフレクタ60の奥側で混ざらないようにするための仕切り部としては、遮光スリーブ67に限られず、遮光壁64の奥側の位置から突出する仕切り板を設けてもよい。この場合、仕切り板は別部材を隙間Pの間に挿入するものであってもよい。また、内側発光体の照射光が正面パネル8に漏れないようにするための遮光部としてのパネル側遮光壁91は、リフレクタ60に設けてもよいし、正面パネル8の側端部と内側発光体との間に別部材を挿入するものでもよい。あるいは、正面パネル8の側面縁部に遮光性のシールを貼り付けてもよい。
(変形例)
ここで、「仕切り部」の変形例を図9及び図10に示す。
変形例に係る「仕切り部」は、基体9の発光体固定部90に設けられている。すなわち、図9及び図10に示すように、発光体固定部90の正面部には、発光体基板50の正面とリフレクタ60の裏面68との間隙Pの間に位置する仕切り板92が設けられている。仕切り板92は、パネル側遮光壁91の前端部を屈曲して形成してあり、内側LED51に対応する位置には導光開口94(図10参照)が、外側LED52に対応する位置には導光開口93(図9参照)が、それぞれ形成されている。そして、導光開口93,94の周囲には、背面側に突出する突部93a,94aが設けられており、各突部93a,94aは、発光体基板50の正面に当接するようになっている。このため、内側LED51は突部94aに囲まれ、外側LED52は突部93aに囲まれた形となり、周囲への光漏れがほとんど無くなる。そして、内側LED51の照射光は導光開口94によりリフレクタ60の内側開口部61に誘導され、外側LED52の照射光は導光開口93によりリフレクタ60の外側開口部62に誘導される。
なお、発光体基板50は、突部93a,94aと、発光体固定部90に設けられた二つの突起90aとの間に挟持されて固定されるようになっている。また、突部93a,94aによって、発光体基板50の正面と仕切り板92の裏面との間には間隙pが確保されるようになっている。つまり、仕切り板92は、発光体の光を分離し所定方向に導くリフレクタとしての機能と、発光体基板50を定位置に固定するための固定手段としての機能をも兼ね備えているものである。
このように、図示した変形例によれば、内側LED51と外側LED52の照射光がリフレクタ60の裏面側で混じり合うことがほとんど無いので、よりシャープな発光表示を実現させることができるものとなる。
本発明はスロットマシン以外の遊技機、例えばパチンコ遊技機などにも応用できるものである。また、発光表示部は前扉3に設ける場合に限られず、遊技機の筐体2に設けてもよいものである。
1 遊技機 2 筐体
3 前扉 4 上扉
5 下扉 6 上扉枠
7 液晶ユニット 8 正面パネル
9 基体 10 回転リール
11 スタートスイッチ 12 ストップスイッチ
13 下皿 14 メダル投入口
15 ホッパーユニット 16 メダルセレクター
20 リールユニット 30 制御装置
40 サイドランプ(発光表示部) 41 上部ランプ
50 発光体基板 51 内側LED(内側発光体)
52 外側LED(外側発光体) 60 リフレクタ(光分離体)
61 内側開口部 62 外側開口部
63 正面 64 遮光壁(遮光壁)
65 反射面 66 凸部
67 遮光スリーブ(仕切り部) 68 裏面
70 レンズ部 71 内側レンズ
72 外側レンズ
90 発光体固定部 91 パネル側遮光壁(遮光部)
92 仕切り板(仕切り部) 93,94 導光開口

Claims (7)

  1. 遊技機に設けられる発光表示部であって、
    遊技機を正面視したときの遊技機中心側(以下内側という)に位置する内側発光体と、
    遊技機を正面視したときの遊技機外周側(以下外側という)に位置する外側発光体と、
    前記内側発光体及び外側発光体の手前側に配置される光分離体とを備え、
    前記光分離体には、前記内側発光体の照射光を手前側に通過させる内側開口部と、前記外側発光体の照射光を手前側に通過させる外側開口部が形成されているとともに、前記内側開口部の外側であり前記外側開口部の内側となる位置には、前記内側発光体の照射光と前記外側発光体の照射光を混合させないための遮光壁が手前側に向かって突設され、
    前記遮光壁の内側には、前記内側発光体の照射光を遊技者側に反射するための、前記内側発光体の外側を囲む凹状の反射面が形成されていることを特徴とする発光表示部。
  2. 前記内側発光体及び外側発光体を覆うレンズ部を備え、
    前記レンズ部として、内側発光体を覆う内側レンズと、外側発光体を覆う外側レンズとを備え、
    遊技機に設置した状態において前記レンズ部を正面視したときには、前記外側レンズの横幅よりも前記内側レンズの横幅の方が狭く見え、遊技を行う遊技者の位置から前記レンズ部を視認したときには、前記外側レンズの横幅と前記内側レンズの横幅がほぼ同等に見えるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の発光表示部。
  3. 前記内側発光体及び外側発光体は発光体基板の表面に設けられ、前記光分離体は前記発光体基板と対向する裏面を備え、前記発光体基板の表面と前記光分離体の裏面との間には所定の間隙が形成されており、
    前記間隙には、前記内側発光体と前記外側発光体の照射光を混合させないための仕切り部が設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の発光表示部。
  4. 前記発光表示部は、遊技機に設けられた透光性を有する正面パネルのいずれかの辺の外側に配置されるものであり、
    前記光分離体の内側開口部の内側かつ前記正面パネルの外側には、前記内側発光体の照射光を前記正面パネルの外周辺端部に入射させないための遮光部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発光表示部。
  5. 前記内側発光体及び外側発光体は、それぞれ、所定の軌跡で列を成すように配置された複数の発光体から構成され、前記内側発光体の列と前記外側発光体の列は略平行に形成されているとともに、前記内側発光体の列を構成する発光体と、前記外側発光体の列を構成する発光体とは、列方向と直交する方向には並列しないように配置され、
    前記反射面は、前記遮光壁の内側の面を凹ませ外側の面を突出させて形成されており、前記外側発光体に対応する複数の外側開口部は、前記遮光壁の外側の面の突出部の間に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発光表示部。
  6. 前記内側発光体は、前記光分離体を正面視したときに、前記遮光壁に半分ほど隠れてしまう位置に配置されており、前記内側開口部及び反射面は、前記内側発光体を、正面視して前記内側開口部の中央部に位置させることができるように形成されていることを特徴とする請求項5記載の発光表示部。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光表示部を備えた遊技機であって、
    前記発光表示部の内側発光体及び外側発光体の点灯及び消灯を、それぞれ制御可能な制御部を備えていることを特徴とする遊技機。
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