JP2013005275A - 撮像制御装置、及び、撮像制御方法 - Google Patents

撮像制御装置、及び、撮像制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2眼カメラ等の、2以上の撮像系を有するディジタルカメラ等の撮像装置について、操作性を向上させる。
【解決手段】撮像制御装置に、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部11L,11Rそれぞれに関連する処理を、独立に制御する制御部18とを備える。
【選択図】図1

Description

本技術は、撮像制御装置、及び、撮像制御方法に関し、特に、例えば、画像を撮像する撮像部として、複数の撮像部を有する撮像装置の操作性を向上させることができるようにする撮像制御装置、及び、撮像制御方法に関する。
例えば、2眼の撮像系を有するディジタルカメラ(2眼カメラ)によれば、ステレオ画像(3D(Dimension)画像)を撮像することができる。
また、2眼の撮像系のうちの、初期動作に要する時間が短い方の撮像系を優先的に使用することにより、画像を迅速に撮像する2眼カメラが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006-093859号公報
ところで、2眼カメラ等の、2以上の撮像系を有するディジタルカメラ等の撮像装置については、撮像装置の操作性を向上させるUI(User Interface)の提案が要請されている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、操作性を向上させることができるようにするものである。
本技術の第1の側面の撮像制御装置は、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御する制御部とを備える撮像制御装置である。
本技術の第1の側面の撮像制御方法は、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御するステップとを含む撮像制御方法である。
以上のような第1の側面においては、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理が、独立に制御される。
本技術の第2の側面の撮像制御装置は、画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御する制御部とを備える撮像制御装置である。
本技術の第2の側面の撮像制御方法は、画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御するステップとを含む撮像制御方法である。
以上のような第2の側面においては、画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向が制御される。
なお、撮像制御装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本技術によれば、操作性を向上させることができる。
本技術を適用したディジタルカメラの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 撮像部11L及び11Rの構成例を示すブロック図である。 入出力パネル14の表示例を示す図である。 入出力パネル14の表示例を示す図である。 入出力パネル14の表示例を示す図である。 カメラ制御処理を説明するフローチャートである。 カメラ制御処理を説明するフローチャートである。 カメラ制御処理を説明するフローチャートである。 カメラ制御処理を説明するフローチャートである。 入出力パネル14の表示例を示す図である。
[本技術を適用したディジタルカメラの一実施の形態]
図1は、本技術を適用したディジタルカメラとしての撮像装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1において、ディジタルカメラは、複数である、例えば、2つの撮像部11L及び11R、信号処理部12、記録部13、入出力パネル14、操作部17、並びに、制御部18を有する。
以上のように、ディジタルカメラは、2つの撮像部11L及び11Rの有するので、2眼カメラである。
撮像部11L及び11Rは、それぞれ、制御部18からの制御に従って、そこに入射する光に対応する画像を撮像し、その結果得られる画像(信号)を、信号処理部12に供給する。
信号処理部12は、制御部18からの制御に従って、撮像部11L及び11Rからの画像に信号処理を施し、必要に応じて、記録部13や入出力パネル14に供給する。
記録部13は、例えば、メモリカードや光ディスク、磁気ディスク(HD(Hard Disk))等のリムーバブルな記録媒体(図示せず)の着脱が可能になっており、信号処理部12から供給される画像を、記録媒体に記録する。
また、記録部13は、記録媒体に記録された画像を再生し、信号処理部12を介して、入出力パネル14に供給して表示させる。
なお、記録部13において、記録媒体に記録された画像を再生する再生機能は、必須ではない。
入出力パネル14は、検出部15と表示部16とを有する。
検出部15は、外部からの入力を受け付ける(検知する)機能を有するデバイス、すなわち、例えば、静電式等のタッチパネルや、光を照射する光源と、その光の、物体からの反射光を受光するセンサとのセット等で構成される。
検出部15は、外部からの物体、すなわち、例えば、ユーザの指や、ユーザが扱うタッチペン等が近接し、又は、タッチされると、その近接、又は、タッチの位置を検出し、その位置を表す検出信号を、制御部18に供給する。
表示部16は、画像を表示するデバイス、すなわち、例えば、液晶パネル等で構成され、信号処理部12から供給される画像を表示する。
入出力パネル14は、以上のような検出部15と表示部16とが一体的になっており、表示部16において画像を表示し、検出部15において、表示部16に表示された画像に対する外部からの操作入力(タッチや近接)を検出することができる。
なお、本実施の形態では、検出部15は、入出力パネル14の画面(表示部16の画面)上の1以上の位置(1つの位置、及び、複数の位置)に対するタッチ、又は、近接の検出が可能になっている。したがって、入出力パネル14では、例えば、2本等の複数の指によるタッチ(及び近接)を検出することができるので、ユーザは、入出力パネル14に対して、マルチタッチ操作を行うことができる。
操作部17は、ユーザによって操作される物理的なボタン等であり、ユーザの操作に対応する操作信号を、制御部18に供給する。
制御部18は、CPU19、不揮発性メモリ20、及び、RAM21を有し、入出力パネル14(の検出部15)からの検出信号や、操作部17からの操作信号等に応じて、撮像部11L及び11R、並びに、信号処理部12を制御する。
CPU19は、不揮発性メモリ20に記憶されたプログラムを実行することにより、ディジタルカメラを構成する各ブロックを制御する。
不揮発性メモリ20は、CPU19が実行するプログラムや、CPU19の動作上記憶しておくことが必要なデータ、ユーザが操作部17等を操作することにより設定した撮像パラメータ等の、ディジタルカメラの電源がオフされたときにも保持する必要があるデータ(プログラムを含む)を記憶する。
RAM21は、CPU19の動作上必要なデータを一時記憶する。
ここで、撮像部11Lは、例えば、ディジタルカメラを被写体に向けたときに、被写体と反対側に位置する、ディジタルカメラを操作するユーザから見て、撮像部11Rの左側に設けられている。したがって、撮像部11Rは、撮像部11Lの右側に設けられている。
また、入出力パネル14は、例えば、ディジタルカメラの、撮像部11L及び11Rが設けられている側の反対側に設けられている。したがって、ユーザが、ディジタルカメラ(の撮像部11L及び11R)を被写体に向けたときに、入出力パネル14は、ユーザの正面に位置する。
以上のように構成されるディジタルカメラでは、制御部18において、CPU19が、不揮発性メモリ20等に記録されているプログラムを実行することにより、ディジタルカメラの各部を制御する。
撮像部11L及び11Rは、制御部18からの制御に従って、そこに入射する光に対応する画像を撮像し、その結果得られる画像信号を、信号処理部12に供給する。
信号処理部12では、撮像部11L及び11Rからの画像信号に、(ディジタル)信号処理が施され、入出力パネル14(の表示部16)に供給される。入出力パネル14では、信号処理部12からの画像信号に対応する画像、すなわち、いわゆるスルー画が表示される。
また、制御部18は、入出力パネル14(の検出部15)や操作部17からの信号に従い、所定の処理を実行する。
すなわち、入出力パネル14や操作部17が、例えば、撮像を行うように操作されると、制御部18は、信号処理部12を制御することにより、撮像部11Lや11Rからの画像信号を圧縮符号化させ、記録部13に装着された記録媒体に記録させる。
その他、制御部18は、信号処理部12を制御することにより、入出力パネル14(の表示部16)に、UIとしてのアイコン等を表示させる。
また、制御部18は、信号処理部12を制御することにより、記録部13に、記録媒体から画像を再生させ、入出力パネル14に表示させる。
なお、ディジタルカメラは、例えば、AF(Auto focus)機能、AE(Auto Exposure)機能、AWB(Auto White Balance)機能等を有しており、これらの機能は、制御部18において、CPU19がプログラムを実行することにより実現される。
また、CPU19に実行させるプログラムは、例えば、リムーバブルな記録媒体からディジタルカメラにインストールすることや、ネットワークを介してダウンロードし、ディジタルカメラにインストールすることができる。
[撮像部11L及び11Rの構成例]
図2は、図1の撮像部11L及び11Rの構成例を示すブロック図である。
撮像部11Lは、撮像系41L、画像処理部42L、及び、駆動部43Lを有する。
撮像系41Lは、光学系51L、及び、撮像素子54Lを有する。
光学系51Lは、レンズ群52L、及び、絞り53Lを有し、そこに入射する光を調整して、撮像素子54Lに入射させる。
すなわち、レンズ群52Lは、光軸方向に移動してフォーカスを調整するフォーカスレンズや、ズームを調整するズームレンズ等からなり、被写体からの光を、絞り53Lを介して、撮像素子54L上に結像させる。
なお、レンズ群52Lには、その他、例えば、光軸と直交する方向(垂直な方向)に移動して、いわゆる手ぶれを補正する防振レンズ等として機能するレンズを含めることができる。この場合、レンズ群52Lを有する光学系51Lは、手ぶれを補正する手ぶれ補正機能を有する。
絞り53Lは、開口のサイズを調整することにより、レンズ群52Lから撮像素子54Lに入射する光の光量を調整する。
撮像素子54Lは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等から構成され、被写体を撮像し、その結果得られる画像信号を出力する。
すなわち、撮像素子54Lは、光学系51Lから入射する光を受光し、その光を、受光量に応じた電気信号としての画像信号に光電変換して出力する。撮像素子54Lが出力する画像信号は、画像処理部42Lに供給される。
画像処理部42Lは、撮像素子54Lからの画像信号の増幅、A/D(Analog/Digital)変換、及び、ゲイン調整等を行う。さらに、画像処理部42Lは、撮像素子54Lからの画像信号について、ホワイトバランスを調整するホワイトバランス処理等の画像処理を、必要に応じて施し、信号処理部12(図1)に供給する。
なお、画像処理部42Lでは、その他、例えば、撮像素子54Lにおいて、短期間に、高速のシャッタスピード(短い露光時間)で撮像された複数の画像を合成することによって、手ぶれを補正した画像を得る手ぶれ補正処理を、画像処理の1つとして行うことができる。
また、画像処理部42Lには、制御部18から制御信号が供給される。画像処理部42Lは、制御部18からの制御信号に従い、画像処理を行う。
すなわち、画像処理部42Lは、制御部18からの制御信号に従い、例えば、手ぶれ補正処理等の画像処理のオンとオフの切り替えを行う。
駆動部43Lには、制御部18から制御信号が供給される。
駆動部43Lは、制御部18からの制御信号に従い、撮像系41Lを駆動する。
すなわち、駆動部43Lは、制御部18からの制御信号に従い、撮像系41Lが有する光学系51Lを駆動する。
具体的には、駆動部43Lは、例えば、光学系51Lが有するレンズ群52Lのフォーカスレンズやズームレンズを駆動することにより、フォーカスやズーム倍率を調整する。
また、駆動部43Lは、例えば、光学系51Lが有する絞り53Lを駆動し、絞り(絞り53Lの開口)を調整する。
さらに、駆動部43Lは、例えば、光学系51Lが有するレンズ群52Lの防振レンズの駆動をオン、又は、オフにすることで、光学系51Lが有する手ぶれ補正機能のオンとオフの切り換えを行う。
また、駆動部43Lは、撮像素子54Lのシャッタスピードを調整する。
さらに、駆動部43は、撮像系41L全体を、例えば、パン又はチルトするように駆動することで、撮像系41Lの光軸の方向(撮像素子54Lの受光面と直交する、光学系51Lの光軸の方向)、つまり、撮像系41Lの撮像方向を調整する。
撮像部11Rは、撮像部11Lと同様に構成される。
すなわち、撮像部11Rは、撮像系41R、画像処理部42R、及び、駆動部43Rを有する。
撮像系41Rは、光学系51R、及び、撮像素子54Rを有し、光学系51Rは、レンズ群52R、及び、絞り53Rを有する。
撮像系41R、画像処理部42R、駆動部43R、光学系51R、レンズ群52R、絞り53R、及び、撮像素子54Rは、撮像系41L、画像処理部42L、駆動部43L、光学系51Lは、レンズ群52L、絞り53L、及び、撮像素子54Lとそれぞれ同様に構成される。
撮像部11L及び11Rは、上述のように、制御部18によって制御される(制御部18からの制御信号に従って動作する)が、制御部18は、撮像部11L及び11Rのぞれぞれを、独立(別個)に制御することができる。
したがって、制御部18は、制御部11Lが有する光学系51Lと、制御部11Rが有する光学系51Rとを、独立に制御することができる。
例えば、制御部18は、光学系51Lが有するレンズ群52Lと、光学系51Rが有するレンズ群52Rとを、独立に制御すること、ひいては、光学系51L(撮像部11L)のズーム倍率と、光学系51R(撮像部11R)のズーム倍率とを独立に制御することや、光学系51Lのフォーカスと、光学系51Rのフォーカスとを、独立に制御することができる。
また、制御部18は、光学系51Lが有する絞り53Lと、光学系51Rが有する絞り53Rとを、独立に制御することができる。
さらに、制御部18は、光学系51Lの手ぶれ補正機能のオンとオフの切り替えと、光学系51Rの手ぶれ補正機能のオンとオフの切り替えとを、独立に制御することができる。
また、制御部18は、画像処理部42Lによる手ぶれ補正処理等の画像処理と、画像処理部42Rによる手ぶれ補正処理等の画像処理とを、独立に制御することができる。
さらに、制御部18は、撮像系41L(撮像部11L)の撮像方向と、撮像系41R(撮像部11R)の撮像方向とを、独立に制御することができる。
[入出力パネル14の表示例]
図3は、図1の入出力パネル14のスルー画の表示例を示す図である。
図2で説明したように、制御部18は、撮像部11L及び11Rを、独立に制御することができる。その結果、撮像部11L及び11Rでは、ズーム倍率や、撮像方向が異なることがある。
そこで、入出力パネル14では、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向が一致している場合と、ズーム倍率と撮像方向のうちの少なくとも一方が異なる場合とで、異なる表示パターンで、スルー画を表示する。
図3Aは、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向が一致している場合の、入出力パネル14でのスルー画の表示パターンを示す図である。
入出力パネル14では、1つの画像表示領域61に、(1つの)スルー画が表示される。
すなわち、入出力パネル14では、例えば、撮像部11L及び11Rで撮像された画像のうちの一方の画像、又は、撮像部11Lで撮像された画像と、撮像部11Rで撮像された画像とを、信号処理部12で信号処理することにより、裸眼で観察することができる3D画像が、画像表示領域61に、スルー画として表示される。
ここで、1つの画像表示領域61に、スルー画が表示される表示パターンを、1画面表示ともいう。
図3Bは、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率と撮像方向のうちの少なくとも一方が異なる場合の、入出力パネル14でのスルー画の表示パターンを示す図である。
入出力パネル14では、2つの画像表示領域61L及び61Rそれぞれに、スルー画が表示される。
すなわち、入出力パネル14では、画面の左側に、画像表示領域61Lが設けられるとともに、画面の右側に、画像表示領域61Rが設けられる。そして、画像表示領域61Lに、撮像部11Lで撮像された画像(以下、L画像ともいう)が、スルー画として表示され、画像表示領域61Rに、撮像部11Rで撮像された画像(以下、R画像ともいう)が、スルー画として表示される。
ここで、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画が表示される表示パターンを、2画面表示ともいう。
なお、図3では、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向が一致している場合には、入出力パネル14において、スルー画像を、1画面表示で表示することとしたが、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向が一致している場合も、ズーム倍率と撮像方向のうちの少なくとも一方が異なる場合と同様に、スルー画像を、2画面表示で表示することが可能である。この場合、1画面表示と2画面表示の切り替えは、例えば、ユーザの操作に応じて行うことができる。
図4は、図1の入出力パネル14の表示例を示す図である。
ここで、図1のディジタルカメラの動作モードには、2つの撮像部11L及び11Rの両方で画像を撮像する2眼モードと、2つの撮像部11L及び11Rのうちの一方だけで画像を撮像する1眼モードとがある。
図4は、動作モードが2眼モードである場合の入出力パネル14の表示例を示している。
なお、動作モードは、例えば、入出力パネル14に対する所定時間以上のタッチ等の入出力パネル14や操作部17の操作等で切り替えることができる。
2眼モードでは、入出力パネル14において、図4に示すように、ユーザが操作すべき対象の領域である操作領域を表す操作領域アイコン62L及び62Rが、UIとして表示される。
ユーザは、例えば、操作領域アイコン62Lを、左手の親指で、操作領域アイコン62Rを、右手の親指で、それぞれ操作することができる。
操作領域アイコン62L及び62Rについては、ユーザは、入出力パネル14の画面と垂直な方向の操作である垂直操作を行うことができる。
制御部18は、入出力パネル14に対する垂直操作に応じて、上述したような、撮像部11L及び11Rの制御や、信号処理部12の制御を行うことができる。
すなわち、例えば、制御部18は、入出力パネル14に対する垂直操作によって生じる、入出力パネル14の操作領域アイコン62L及び62Rに対するタッチの圧力に応じて、撮像部11L及び11Rそれぞれのズーム倍率を、独立に制御する。
具体的には、例えば、制御部18は、操作領域アイコン62Lに対するタッチの圧力が大であるほど、ズームインするように、撮像部11Lのズーム倍率を制御する。同様に、制御部18は、操作領域アイコン62Rに対するタッチの圧力が大であるほど、ズームインするように、撮像部11Rのズーム倍率を制御する。
なお、制御部18は、操作領域アイコン62Lがタップされてから、垂直操作されると、その垂直操作によって生じる、操作領域アイコン62Lに対するタッチの圧力に応じて、ズームアウトするように、撮像部11Lのズーム倍率を制御する。
同様に、制御部18は、操作領域アイコン62Rがタップされてから、垂直操作されると、その垂直操作によって生じる、操作領域アイコン62Rに対するタッチの圧力に応じて、ズームアウトするように、撮像部11Rのズーム倍率を制御する。
制御部18は、上述したように、撮像部11L及び11Rを、独立に制御するので、ユーザは、操作領域アイコン62L及び62Rに対して、撮像部11Lがズームインし、撮像部11Rがズームアウトするような操作を行うことができる。
なお、入出力パネル14(の検出部15)が、入出力パネル14に対するタッチの他、近接を検出することができる場合には、制御部18は、入出力パネル14に対する垂直操作を行う、例えば、ユーザの指等の、入出力パネル14からの距離に応じて、撮像部11L及び11Rを制御することができる。
また、図1のディジタルカメラにおいて、操作部17に、ズーム倍率を調整する物理的なキーとしてのズームキーが設けられている場合には、制御部18では、例えば、操作領域アイコン62Lがタッチされながら、ズームキーが操作されたときには、撮像部11Lのズーム倍率を、ズームキーの操作に従って制御し、操作領域アイコン62Rがタッチされながら、ズームキーが操作されたときには、撮像部11Rのズーム倍率を、ズームキーの操作に従って制御することができる。
操作領域アイコン62L及び62Rについては、ユーザは、以上のように、垂直操作を行うことができる他、入出力パネル14の画面と平行な方向の操作である平行操作(以下、水平操作ともいう)、すなわち、入出力パネル14の画面をなぞるような操作を行うことができる。
制御部18は、入出力パネル14に対する水平操作に応じて、上述したような、撮像部11L及び11Rの制御や、信号処理部12の制御を行うことができる。
すなわち、例えば、制御部18は、入出力パネル14に対する水平操作に応じて、撮像部11L及び11Rそれぞれの撮像方向を、独立に制御する。
具体的には、例えば、制御部18は、操作領域アイコン62Lに対する水平操作が行われた場合、撮像部11Lの撮像方向が、現在の撮像方向から、水平操作が行われた方向に、水平操作の操作量に対応する角度だけ傾くように、撮像系41L(図2)を制御(駆動制御)する。
例えば、いま、撮像部11Lの撮像方向が、入出力パネル14の画面と直交する、入出力パネル14の画面から、その反対側の面に向かう方向(以下、正面方向ともいう)であるとし、操作領域アイコン62Lを、右から左になぞるような水平操作が行われたこととすると、撮像部11Lの撮像方向は、正面方向から、左にパンをしたような方向に変更される。
同様に、制御部18は、操作領域アイコン62Rに対する水平操作が行われた場合、撮像部11Rの撮像方向が、現在の撮像方向から、水平操作が行われた方向に、水平操作の操作量に対応する角度だけ傾くように、撮像系41R(図2)を制御する。
図5は、2眼モードでの入出力パネル14の表示例を示す図である。
図1において、信号処理部12は、制御部18の制御に従って、スルー画像を、入出力パネル14に表示する。
図3で説明したように、撮像部11L及び11Rにおいて、ズーム倍率と撮像方向のうちの少なくとも一方が異なる場合には、画像表示領域61Lに、撮像部11Lで撮像された画像(L画像)が、スルー画として表示されるとともに、画像表示領域61Rに、撮像部11Rで撮像された画像(R画像)が、スルー画として表示される2画面表示が行われる。
図3では、画像表示領域61L及び61Rのサイズは、同一のサイズになっているが、2画面表示では、画像表示領域61L及び61Rのサイズを、それぞれ、撮像部11L及び11Rのズーム倍率に従って設定し、そのようなサイズの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示することができる。
この場合、画像表示領域61Lに表示されるスルー画としての、撮像部11Lで撮像された画像(L画像)は、撮像部11Lのズーム倍率に対応するサイズで表示される。
同様に、画像表示領域61Rに表示されるスルー画としての、撮像部11Rで撮像された画像(R画像)は、撮像部11Rのズーム倍率に対応するサイズで表示される。
図5は、撮像部11L及び11Rそれぞれのズーム倍率ごと、及び、撮像方向ごとのスルー画の表示例を示している。
なお、図5では、説明を簡単にするために、撮像部11L及び11Rがとり得るズーム倍率が、1倍、又は、2倍の2通りであり、撮像部11L及び11Rがとり得る撮像方向が、正面方向、又は、正面方向に対して所定の一定角度だけ外側に傾いた外向き方向の2通りであることとする。
ここで、撮像部11Lの外向き方向は、正面方向に対して左側の左向き方向であり、撮像部11Rの外向き方向は、正面方向に対して右側の右向き方向である。
(左の)撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向であり、(右の)撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向も一致しているので、1つの画像表示領域61に、スルー画を表示する1画面表示が行われる。
ここで、以上のような撮像部11L及び11R(の撮像系41L及び41R)のズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Aともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
また、2画面表示では、画像表示領域61L及び61Rのサイズは、それぞれ、撮像部11L及び11Rのズーム倍率に従って設定される。
すなわち、例えば、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、撮像部11Rのズーム倍率が2倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して小さなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して大きなサイズに設定される。
そして、小さなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が1倍で低いL画像が、スルー画として表示されるとともに、大きなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が2倍で高いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Bともいう。
なお、以上のように、撮像部11L及び11Rの撮像方向が同一方向であり、撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、撮像部11Rのズーム倍率が2倍である場合には、ユーザは、撮像部11L及び11Rの撮像方向にある風景の広い範囲を、ズーム倍率が1倍の撮像部11Lで(広角で)撮像するのと同時に、その風景の一部を拡大した画像を、ズーム倍率が2倍の撮像部11Rで(望遠で)撮像することができる。
すなわち、例えば、子供の運動会等のイベントにおいて、子供が参加している競技の全体の様子を、ズーム倍率の低い(広角の)撮像部11Lで撮像するのと同時に、子供をズームアップした画像を、ズーム倍率の高い(望遠の)撮像部11Rで撮像することができる。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも1倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも1倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Cともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、撮像部11Rのズーム倍率が2倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して小さなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して大きなサイズに設定される。
そして、小さなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が1倍で低いL画像が、スルー画として表示されるとともに、大きなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が2倍で高いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Dともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
また、2画面表示では、画像表示領域61L及び61Rのサイズは、それぞれ、撮像部11L及び11Rのズーム倍率に従って設定される。
すなわち、例えば、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、撮像部11Rのズーム倍率が1倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して大きなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して小さなサイズに設定される。
そして、大きなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が2倍で高いL画像が、スルー画として表示されるとともに、小さなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が1倍で低いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Eともいう。
なお、以上のように、撮像部11L及び11Rの撮像方向が同一方向であり、撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、撮像部11Rのズーム倍率が1倍である場合には、表示状態Bの場合と同様に、ユーザは、撮像部11L及び11Rの撮像方向にある風景を、ズーム倍率が1倍の撮像部11Rで広角で撮像するのと同時に、ズーム倍率が2倍の撮像部11Lで望遠で撮像することができる。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致し、かつ、撮像方向も一致しているので、1つの画像表示領域61に、スルー画を表示する1画面表示が行われる。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Fともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、撮像部11Rのズーム倍率が1倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して大きなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して小さなサイズに設定される。
そして、大きなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が2倍で高いL画像が、スルー画として表示されるとともに、小さなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が1倍で低いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Gともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも2倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも2倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Hともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも1倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも1倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Iともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、撮像部11Rのズーム倍率が2倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して小さなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して大きなサイズに設定される。
そして、小さなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が1倍で低いL画像が、スルー画として表示されるとともに、大きなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が2倍で高いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Jともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも1倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも1倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Kともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が1倍で、撮像部11Rのズーム倍率が2倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して小さなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して大きなサイズに設定される。
そして、小さなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が1倍で低いL画像が、スルー画として表示されるとともに、大きなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が2倍で高いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Lともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、撮像部11Rのズーム倍率が1倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して大きなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して小さなサイズに設定される。
そして、大きなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が2倍で高いL画像が、スルー画として表示されるとともに、小さなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が1倍で低いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Mともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が正面方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも2倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも2倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Nともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が1倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が一致せず、撮像方向も一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、撮像部11Rのズーム倍率が1倍であるため、画像表示領域61Lは、画像表示領域61Rに比較して大きなサイズに設定され、画像表示領域61Rは、画像表示領域61Lに比較して小さなサイズに設定される。
そして、大きなサイズの画像表示領域61Lに、ズーム倍率が2倍で高いL画像が、スルー画として表示されるとともに、小さなサイズの画像表示領域61Rに、ズーム倍率が1倍で低いR画像が、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Oともいう。
撮像部11Lのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が左向き方向であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍で、その撮像方向が右向き方向である場合、撮像部11L及び11Rの撮像方向が一致していないので、2つの画像表示領域61L及び61Rに、スルー画を表示する2画面表示が行われる。
2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
いまの場合、撮像部11L及び11Rのズーム倍率は、いずれも2倍であるため、画像表示領域61L及び61Rは、同一のサイズに設定される。
そして、同一のサイズの画像表示領域61L及び61Rに、ズーム倍率がいずれも2倍のL画像及びR画像が、それぞれ、スルー画として表示される。
ここで、以上のような撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5に示すように、状態Pともいう。
なお、図5では、説明を簡単にするために、撮像部11L及び11Rがとり得るズーム倍率が、1倍と2倍の2通りとしたが、撮像部11L及び11Rそれぞれのズーム倍率としては、その他の値を採用することができる。
そして、2画面表示では、上述したように、撮像部11Lで撮像されたL画像を表示する画像表示領域61L、及び、撮像部11Rで撮像されたR画像を表示する画像表示領域61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比に対応するように設定される。
例えば、撮像部11Lのズーム倍率が1倍であり、撮像部11Rのズーム倍率が2倍である場合には、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比は、1:2であるから、画像表示領域61L及び61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比である1:2になるように設定される。
また、例えば、撮像部11Lのズーム倍率が2.3倍であり、撮像部11Rのズーム倍率が3倍である場合には、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比は、2.3:3であるから、画像表示領域61L及び61Rのサイズは、そのサイズの比が、撮像部11Lのズーム倍率と、撮像部11Rのズーム倍率との比である2.3:3になるように設定される。
なお、画像表示領域61L及び61Rのサイズについては、その最大値と最小値とが、あらかじめ決定されている。画像表示領域61L及び61Rのサイズは、その最大値を超えず、かつ、最小値未満にならないように設定(制限)される。
[カメラ制御処理]
図6ないし図9は、図1の制御部18が行う、撮像部11L及び11Rの制御の処理(カメラ制御処理)を説明するフローチャートである。
ここで、図7及び図8は、図6に続く図であり、図9は、図8に続く図である。
ステップS11において、制御部18は、動作モードが、2眼モード、及び、1眼モードのうちの2眼モードであるかどうかを判定する。
ステップS11において、動作モードが2眼モードでないと判定された場合、すなわち、動作モードが1眼モードであり、例えば、撮像部11L及び11Rのうちのいずれか一方だけが動作している場合、処理は、ステップS12に進み、制御部18は、撮像部11L及び11Rのうちの、動作している方の撮像部を、1つの撮像部を有するディジタルカメラ(1眼のディジタルカメラ)で行われるのと同様に制御する通常制御を行う。
また、ステップS11において、動作モードが2眼モードであると判定された場合、処理は、ステップS13に進み、制御部18は、例えば、入出力パネル14、又は、操作部17が操作されることにより、動作モードが1眼モードから2眼モードに変更された直後であれば、撮像部11Lの撮像系41L(図2)、及び、撮像部11Rの撮像系41Rを、デフォルト状態にするように制御して、処理は、ステップS14に進む。
ここで、撮像系41L及び41Rのデフォルト状態とは、例えば、ズーム倍率が1倍で、撮像方向が正面方向になっている状態である。
ステップS14では、制御部18は、L画像を撮像する撮像系41L(図2)の撮像方向を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62L(図4)の水平操作(以下、左の撮像方向操作ともいう)がされたかどうかを判定する。
ステップS14において、左の撮像方向操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS15に進み、制御部18は、L画像を撮像する撮像系41Lのズーム倍率を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62Lの垂直操作(以下、左のズーム操作ともいう)がされたかどうかを判定する。
ステップS15において、左のズーム操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS16に進み、制御部18は、R画像を撮像する撮像系41R(図2)の撮像方向を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62R(図4)の水平操作(以下、右の撮像方向操作ともいう)がされたかどうかを判定する。
ステップS16において、右の撮像方向操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS17に進み、制御部18は、R画像を撮像する撮像系41Rのズーム倍率を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62Rの垂直操作(以下、右のズーム操作ともいう)がされたかどうかを判定する。
ステップS17において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、ステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Aになる。
また、ステップS17において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS18に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、ステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Bになる。
また、ステップS16において、右の撮像方向操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS19に進み、制御部18は、右の撮像方向操作に応じて、例えば、撮像系41Rの撮像方向を、右向き方向にするように、撮像系41Rを制御し、処理は、ステップS20に進む。
ステップS20では、制御部18は、右のズーム操作(撮像系41Rのズーム倍率を調整する操作アイコン62Rの垂直操作)がされたかどうかを判定する。
ステップS20において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、ステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Cになる。
また、ステップS20において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS21に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、ステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Dになる。
一方、ステップS15において、左のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS22に進み、制御部18は、左のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Lを制御し、処理は、図7のステップS31に進む。
図7のステップS31において、制御部18は、右の撮像方向操作(撮像系41Rの撮像方向を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62Rの水平操作)がされたかどうかを判定する。
ステップS31において、右の撮像方向操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS32に進み、制御部18は、右のズーム操作(撮像系41Rのズーム倍率を調整するように、入出力パネル14の操作アイコン62Rの垂直操作)がされたかどうかを判定する。
ステップS32において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Eになる。
また、ステップS32において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS33に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、ステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Fになる。
また、ステップS31において、右の撮像方向操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS34に進み、制御部18は、右の撮像方向操作に応じて、例えば、撮像系41Rの撮像方向を、右向き方向にするように、撮像系41Rを制御し、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35では、制御部18は、右のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS35において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Gになる。
また、ステップS35において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS36に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Hになる。
図6に戻り、ステップS14において、左の撮像方向操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS23に進み、制御部18は、左の撮像方向操作に応じて、例えば、撮像系41Lの撮像方向を、左向き方向にするように、撮像系41Lを制御し、処理は、図8のステップS41に進む。
図8のステップS41では、制御部18は、左のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS41において、左のズーム操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS42に進み、制御部18は、右の撮像方向操作がされたかどうかを判定する。
ステップS42において、右の撮像方向操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS43に進み、制御部18は、右のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS43において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Iになる。
また、ステップS43において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS44に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Jになる。
また、ステップS42において、右の撮像方向操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS45に進み、制御部18は、右の撮像方向操作に応じて、例えば、撮像系41Rの撮像方向を、右向き方向にするように、撮像系41Rを制御し、処理は、ステップS46に進む。
ステップS46では、制御部18は、右のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS46において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Kになる。
また、ステップS46において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS47に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Lになる。
一方、ステップS41において、左のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS48に進み、制御部18は、左のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Lを制御し、処理は、図9のステップS51に進む。
図9のステップS51では、制御部18は、右の撮像方向操作がされたかどうかを判定する。
ステップS51において、右の撮像方向操作がされていないと判定された場合、処理は、ステップS52に進み、制御部18は、右のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS52において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Mになる。
また、ステップS52において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS53に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Nになる。
また、ステップS51において、右の撮像方向操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS54に進み、制御部18は、右の撮像方向操作に応じて、例えば、撮像系41Rの撮像方向を、右向き方向にするように、撮像系41Rを制御し、処理は、ステップS55に進む。
ステップS55では、制御部18は、右のズーム操作がされたかどうかを判定する。
ステップS55において、右のズーム操作がされていないと判定された場合、制御部18は、撮像系41L及び41Rを、特に制御しない。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Oになる。
また、ステップS55において、右のズーム操作がされたと判定された場合、処理は、ステップS56に進み、制御部18は、右のズーム操作に応じて、例えば、ズーム倍率を2倍にするように、撮像系41Rを制御する。
この場合、図6のステップS13において、撮像系41L及び41Rが、デフォルト状態にされていれば、撮像系41L及び41Rの状態は、例えば、図5で説明した状態Pになる。
以上のように、図1のディジタルカメラでは、制御部18が、入出力パネル14に対する垂直操作や水平操作に応じて、撮像部11L及び11Rそれぞれを独立に制御するので、ディジタルカメラの操作性を向上させることができる。
すなわち、ユーザは、操作領域アイコン62L及び62R(図4)の操作により、例えば、撮像部11L及び11Rのズーム倍率と撮像方向の状態を、図5の状態AないしPに、シームレスに切り替えることができる。
また、例えば、操作領域アイコン62L及び62Rに対する水平操作で、撮像部11L及び11Rの撮像方向が変更され、操作領域アイコン62L及び62Rに対する垂直操作で、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が変更されるので、ユーザは、複雑な操作をすることなく、いわば、直感的な操作で、撮像部11L及び11Rの撮像方向やのズーム倍率を、容易に変更することができる。
[入出力パネル14の他の表示例]
図10は、図1の入出力パネル14の他の表示例を示す図である。
図10の入出力パネル14の表示では、図4の表示に、視野角UI(User Interface)80が重畳されている。
視野角UI80は、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像される撮像範囲を表す矩形状の画像(グラフィクス)であり、Lアイコン81L、及び、Rアイコン81R、焦点距離ライン82L及び82R、並びに、視野角ライン83L及び83Rを(GUIの部品として)有する。
Lアイコン81Lは、撮像部11Lを模したアイコンであり、撮像部11Lの撮像方向に対応する方向に向いた状態で表示される。
Lアイコン81Rは、撮像部11Rを模したアイコンであり、撮像部11Rの撮像方向に対応する方向に向いた状態で表示される。
焦点距離ライン82Lは、Lアイコン81L、及び、Rアイコン81Rの両方から近い所定の位置を中心とする円の円弧状のラインであり、Lアイコン81Lから、焦点距離ライン82Lとしての円弧状のラインまでの距離、つまり、所定の位置を中心とする、焦点距離ライン82Lが円周の一部になっている円(以下、撮像部11Lの焦点距離円ともいう)の半径は、撮像部11Lの焦点距離(ひいては、ズーム倍率)に対応する。
焦点距離ライン82Rは、焦点距離ライン82Lと同様に、所定の位置を中心とする円の円弧状のラインであり、Rアイコン81Rから、焦点距離ライン82Rとしての円弧状のラインまでの距離、つまり、所定の位置を中心とする、焦点距離ライン82Rが円周の一部になっている円(以下、撮像部11Rの焦点距離円ともいう)の半径は、撮像部11Rの焦点距離に対応する。
視野角ライン83Lは、撮像部11Lの焦点距離円の半径方向の2つの線分であり、その2つの線分がつくる角度が、撮像部11L(で撮像される画像)の画角に対応する。また、視野角ライン83Lとしての2つの線分がつくる角度を2等分する方向が、撮像部11Lの撮像方向に対応する。
視野角ライン83Rは、撮像部11Rの焦点距離円の半径方向の2つの線分であり、その2つの線分がつくる角度が、撮像部11Rの画角に対応する。また、視野角ライン83Rとしての2つの線分がつくる角度を2等分する方向が、撮像部11Rの撮像方向に対応する。
以上のような視野角UI80では、撮像部11L及び11Rのズーム倍率が変更されると、変更後のズーム倍率(及び画角)に応じて、焦点距離ライン82L及び82R、並びに、視野角ライン83L及び83Rが変更される。
また、撮像部11L及び11Rの撮像方向が変更されると、変更後の撮像方向に応じて、Lアイコン81L、及び、Rアイコン81R、並びに、視野角ライン83L及び83Rが変更される。
ユーザは、視野角UI80を参照することにより、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像される撮像範囲を認識することができる。
また、ユーザは、視野角UI80を参照することで、視野角ライン83Lとしての半径方向の2つの線分のうちの、視野角ライン83Rに近い方の線分と、視野角ライン83Rとしての半径方向の2つの線分のうちの、視野角ライン83Lに近い方の線分とが(ほぼ)重なるように、撮像部11Lや11Rの撮像方向を、容易に調整することができ、これにより、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像される画像を、いわば、つなぎ合わせた広画角のパノラマ画像を、容易に得ることができる。
なお、視野角UI80は、非表示にすることができる。視野角UI80の表示と非表示(表示のオンとオフ)は、入出力パネル14や操作部17を操作することにより切り替えることができる。
また、図1のディジタルカメラでは、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像された画像をつなぎ合わせて、パノラマ画像を生成することができる。パノラマ画像を生成するか、又は、そのようなパノラマ画像を生成せずに、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像された画像のままとするかは、入出力パネル14や操作部17を操作することにより切り替えることができる。
パノラマ画像を生成するように、入出力パネル14や操作部17が操作された場合、制御部18は、信号処理部12を制御することにより、撮像部11L及び11Rそれぞれで撮像された画像をつなぎ合わせて、パノラマ画像を生成する信号処理を行わせる。
ここで、本明細書において、コンピュータ(CPU)がプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
すなわち、本実施の形態では、ディジタルカメラに、2つの撮像部11L及び11Rを設けたが、ディジタルカメラには、1つ、又は、3つ以上の撮像部を設けることができる。
また、本技術は、静止画、及び、動画のいずれの撮像にも適用可能である。
さらに、本実施の形態では、制御部18において、2つの撮像部11L及び11Rそれぞれを、独立に制御することとしたが、制御部18では、撮像部11L及び11Rのうちの一方の制御を、他方の制御に追従させ、これにおり、撮像部11L及び11Rに、同一の処理を行わせることができる。制御部18において、撮像部11L及び11Rを、独立に制御するか、又は、撮像部11L及び11Rのうちの一方の制御を、他方の制御に追従させるかは、例えば、ユーザの操作に応じて切り替えることができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることもできる。
[1]
画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、
前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御する制御部と
を備える撮像制御装置。
[2]
前記制御部は、前記パネルに対するタッチの圧力に応じて、前記複数の撮像部それぞれを、独立に制御する
[1]に記載の撮像制御装置。
[3]
前記制御部は、前記パネルに近接する物体の、前記パネルからの距離に応じて、前記複数の撮像部それぞれを、独立に制御する
[1]に記載の撮像制御装置。
[4]
前記撮像部は、光学系を有し、
前記制御部は、前記複数の撮像部が有する光学系それぞれを、独立に制御する
[1]に記載の撮像制御装置。
[5]
前記光学系は、
レンズと
絞りと
を有し、
前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有するレンズの駆動を、独立に制御する
[4]に記載の撮像制御装置。
[6]
前記制御部は、前記レンズの駆動を制御することにより、前記複数の撮像部それぞれのズーム倍率を、独立に制御する
[1]ないし{3]のいずれかに記載の撮像制御装置。
[7]
前記制御部は、前記複数の撮像部で撮像される画像それぞれを、その画像を撮像した撮像部のズーム倍率に対応するサイズで表示させる
[6]に記載の撮像制御装置。
[8]
前記制御部は、前記レンズの駆動を制御することにより、前記複数の撮像部それぞれのフォーカスを、独立に制御する
[4]に記載の撮像制御装置。
[9]
前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有する絞りを、独立に制御する
[4]に記載の撮像制御装置。
[10]
前記光学系は、光軸と垂直な方向に移動することにより、手ぶれを補正する手ぶれ補正機能を有し、
前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有する手ぶれ補正機能のオンとオフの切り換えを、独立に制御する
[4]に記載の撮像制御装置。
[11]
前記撮像部は、
光学系と、
前記光学系からの光を画像信号に光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子で得られる画像信号の画像処理を行う画像処理部と
を有し、
前記制御部は、前記複数の撮像部が有する前記画像処理部それぞれの画像処理を、独立に制御する
[1]ないし[10]のいずれかに記載の撮像制御装置。
[12]
前記画像処理部は、前記画像処理として、手ぶれを補正する手ぶれ補正処理を行い、
前記制御部は、前記複数の撮像部が有する前記画像処理部それぞれの手ぶれ補正処理のオンとオフの切り替えを、独立に制御する
[11]に記載の撮像制御装置。
[13]
前記制御部は、前記パネルに対する画面と平行な方向の平行操作に応じて、前記複数の撮像部それぞれの撮像方向を、独立に制御する
[1]ないし[12]のいずれかに記載の撮像制御装置。
[14]
前記パネルは、前記平行操作の対象となる操作領域を表示する
[13]に記載の撮像制御装置。
[15]
前記制御部は、前記複数の撮像部それぞれで撮像される撮像範囲を表示させる
[13]又は[14]に記載の撮像制御装置。
[16]
画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、
前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御するステップと
を含む撮像制御方法。
[17]
画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、
前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御する制御部と
を備える撮像制御装置。
[18]
前記パネルは、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能であり、
前記制御部は、前記平行操作に応じて、複数の撮像部それぞれの撮像方向を、独立に制御する
[17]に記載の撮像制御装置。
[19]
前記制御部は、前記複数の撮像部それぞれで撮像される撮像範囲を表示させる
[18]に記載の撮像制御装置。
[20]
画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、
前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御するステップと
を含む撮像制御方法。
11L,11R 撮像部, 12 信号処理部, 13 記録部, 14 入出力パネル, 15 検出部, 16 表示部, 17 操作部, 18 制御部, 19 CPU, 20 不揮発性メモリ, 21 RAM, 41L,41R 撮像系, 42L,42R 画像処理部, 43L,43R 駆動部, 51L,51R 光学系, 52L,52R レンズ群, 53L,53R 絞り, 54L,54R 撮像素子, 61,61L,61R 画像表示領域, 62L,62R 操作領域アイコン, 80 視野角UI, 81L Lアイコン, 81R Rアイコン, 82L,82R 焦点距離ライン, 83L,83R 視野角ライン

Claims (20)

  1. 画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、
    前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御する制御部と
    を備える撮像制御装置。
  2. 前記制御部は、前記パネルに対するタッチの圧力に応じて、前記複数の撮像部それぞれを、独立に制御する
    請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記制御部は、前記パネルに近接する物体の、前記パネルからの距離に応じて、前記複数の撮像部それぞれを、独立に制御する
    請求項1に記載の撮像制御装置。
  4. 前記撮像部は、光学系を有し、
    前記制御部は、前記複数の撮像部が有する光学系それぞれを、独立に制御する
    請求項1に記載の撮像制御装置。
  5. 前記光学系は、
    レンズと
    絞りと
    を有し、
    前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有するレンズの駆動を、独立に制御する
    請求項4に記載の撮像制御装置。
  6. 前記制御部は、前記レンズの駆動を制御することにより、前記複数の撮像部それぞれのズーム倍率を、独立に制御する
    請求項4に記載の撮像制御装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の撮像部で撮像される画像それぞれを、その画像を撮像した撮像部のズーム倍率に対応するサイズで表示させる
    請求項6に記載の撮像制御装置。
  8. 前記制御部は、前記レンズの駆動を制御することにより、前記複数の撮像部それぞれのフォーカスを、独立に制御する
    請求項4に記載の撮像制御装置。
  9. 前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有する絞りを、独立に制御する
    請求項4に記載の撮像制御装置。
  10. 前記光学系は、光軸と垂直な方向に移動することにより、手ぶれを補正する手ぶれ補正機能を有し、
    前記制御部は、前記複数の撮像部の光学系それぞれが有する手ぶれ補正機能のオンとオフの切り換えを、独立に制御する
    請求項4に記載の撮像制御装置。
  11. 前記撮像部は、
    光学系と、
    前記光学系からの光を画像信号に光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子で得られる画像信号の画像処理を行う画像処理部と
    を有し、
    前記制御部は、前記複数の撮像部が有する前記画像処理部それぞれの画像処理を、独立に制御する
    請求項1に記載の撮像制御装置。
  12. 前記画像処理部は、前記画像処理として、手ぶれを補正する手ぶれ補正処理を行い、
    前記制御部は、前記複数の撮像部が有する前記画像処理部それぞれの手ぶれ補正処理のオンとオフの切り替えを、独立に制御する
    請求項11に記載の撮像制御装置。
  13. 前記制御部は、前記パネルに対する画面と平行な方向の平行操作に応じて、前記複数の撮像部それぞれの撮像方向を、独立に制御する
    請求項1に記載の撮像制御装置。
  14. 前記パネルは、前記平行操作の対象となる操作領域を表示する
    請求項13に記載の撮像制御装置。
  15. 前記制御部は、前記複数の撮像部それぞれで撮像される撮像範囲を表示させる
    請求項13に記載の撮像制御装置。
  16. 画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と垂直な方向の垂直操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、
    前記垂直操作に応じて、画像を撮像する複数の撮像部それぞれに関連する処理を、独立に制御するステップと
    を含む撮像制御方法。
  17. 画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付ける操作信号受付部と、
    前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御する制御部と
    を備える撮像制御装置。
  18. 前記パネルは、画面上の複数の位置に対するタッチ、又は、近接の検出が可能であり、
    前記制御部は、前記平行操作に応じて、複数の撮像部それぞれの撮像方向を、独立に制御する
    請求項17に記載の撮像制御装置。
  19. 前記制御部は、前記複数の撮像部それぞれで撮像される撮像範囲を表示させる
    請求項18に記載の撮像制御装置。
  20. 画面上に対するタッチ、又は、近接の検出が可能なパネルに対する画面と平行な方向の平行操作に対応する操作信号を受け付けるステップと、
    前記平行操作に応じて、画像を撮像する撮像部の撮像方向を制御するステップと
    を含む撮像制御方法。
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