JP2013206180A - 電子機器および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易に表示画像の拡大または縮小をする。
【解決手段】電子機器1は表示部30と押圧検出部60と制御部10とを有する。表示部30は画像を表示する。押圧検出部60は押圧を検出する。制御部10は押圧検出部60が検出する押圧に基づいて、画像の拡大または縮小の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器および表示方法に関するものである。より詳細には、タッチセンサなどの接触検出部に対する操作入力に基づいて、アプリケーションソフトウェアを実行させるなど所定の処理を行う電子機器および表示方法に関するものである。
近年、携帯電話等の携帯端末において、操作者による操作を検出する部材として、タッチパネルやタッチスイッチ等のタッチセンサを備える電子機器が増えている。また、携帯端末以外に、電卓、券売機等の機器や、電子レンジ、テレビ、照明器具等の家電製品、産業用機器(FA機器)等、タッチセンサを備える電子機器は広く使用されている。
このようなタッチセンサを用いて、表示した写真などの画像の拡大および縮小を直感的に操作することが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1においては、画像が表示されている状態で複数の箇所の接触、すなわちマルチタップを検出し、複数の接触点を離すことにより画像を拡大し、近づけることにより画像を縮小することが提案されている。
特開2008−070968号公報
しかし、このような拡大または縮小処理を行うためには、マルチタップを行う必要がある。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザにとってより容易に表示画像の拡大または縮小が可能な電子機器および表示方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、本発明による電子機器は、
画像を表示する表示部と、
押圧を検出する押圧検出部と、
押圧検出部が検出する押圧に応じた倍率で、画像の拡大または縮小の制御を行う制御部とを備える
ことを特徴とするものである。
なお、
接触を検出する接触検出部を更に備え、
制御部は、接触検出部が検出する接触の回数に応じた倍率で画像の拡大または縮小の制御を行う
ことが好ましい。
また、
接触を検出する接触検出部を更に備え、
制御部は、接触検出部に対する接触の移動量を検出し、移動量に応じた倍率で表示部に表示する画像の拡大または縮小の制御を行う
ことが好ましい。
また、
接触を検出する接触検出部を更に備え、
制御部は、接触検出部に対する接触の移動方向を検出し、移動方向に応じて拡大および縮小の制御のいずれかを選択する
ことが好ましい。
また、本発明を方法として実現させた入力受け付け方法は、
画像を表示する表示ステップと、
押圧を検出する押圧検出ステップと、
押圧検出ステップにおいて検出する押圧に基づいて、画像の拡大または縮小の制御を行う倍率変更ステップとを備える
ことを特徴とするものである。
上記のように構成された本発明に係る電子機器および表示方法によれば、ユーザにとってより容易に表示画像の拡大または縮小が可能である。
本発明の一実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。 電子機器の実装構造の例を示す図である。 第1の実施形態において、電子機器をズームモードに切替える方法を説明するための図である。 第1の実施形態において第1の拡大動作および第2の拡大動作を説明するための図である。 第1の実施形態において第1の縮小動作および第2の縮小動作を説明するための図である。 第1の実施形態において、制御部が実行するズームモード処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態において、第1の拡大動作および第1の縮小動作における倍率の決定方法を説明するための図である。 第2の実施形態において、第2の拡大動作による倍率の決定方法を説明するための図である。 第2の実施形態において、第2の縮小動作による倍率の決定方法を説明するための図である。 第2の実施形態において、制御部が実行するズームモード処理を説明するフローチャートである。 第3の実施形態において、制御部が実行するズームモード処理を説明するフローチャートである。 第4の実施形態において、第1の拡大動作および第1の縮小動作における倍率の決定方法を説明するための図である。 第4の実施形態において、制御部が実行するズームモード処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る電子機器1は例えば携帯電話端末であり、図1に示すように、制御部10と、表示部30と、接触検出部40と、振動部50と、押圧検出部60と、記憶部80とを備えている。
制御部10は、電子機器1を構成する各機能部を制御することにより、電子機器1の全体を制御および管理する。制御部10の処理のうち本実施の形態特有のものについては後述する。
表示部30は、写真などを含む様々な画像を表示可能である。また、表示部30は、これらの画像に重畳して、例えば押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)等のようなオブジェクトを画像で表示する。このオブジェクトは、接触検出部40のタッチ面上において接触すべき領域を操作者に示唆する画像である。また、押しボタンスイッチとは、操作者が入力の操作に用いるボタンやキー等(以下、単に「キー等」と総称する)である。表示部30は、例えば、液晶表示パネル(LCD)や有機EL表示パネル等を用いて構成する。
接触検出部40は、通常は表示部30の前面に配置して、表示部30に表示したオブジェクトに対する操作者の指やスタイラスペン等(以下、単に「接触物」と総称する)による接触を、対応する接触検出部40のタッチ面において検出する。また、接触検出部40は、タッチ面に対する接触物の接触の位置を検出し、当該検出した接触の位置を制御部10に通知する。この接触検出部40は、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の方式のもので構成されたタッチセンサを用いることができる。
振動部50は、例えば圧電振動子等を用いて構成し、接触検出部40を振動させる。この振動部50は、所定の振動パターンによる振動を発生させることにより、タッチ面に接触している接触物に対して触感を呈示する。本実施の形態において、振動部50は、制御部10から供給される駆動信号に基づいて振動を発生する。
すなわち、本実施の形態において、制御部10は、振動部50が振動するように制御する。また、この際、制御部10は、接触検出部40が検出する接触物の接触の位置に応じて、振動部50を駆動する駆動信号を異ならせるように制御することもできる。つまり、制御部10は、接触検出部40が接触を検出した位置に対応する表示部30に表示されたオブジェクトに応じて、異なる態様の振動を発生するよう制御することもできる。
押圧検出部60は、接触検出部40のタッチ面に対する押圧量を検出するもので、例えば、押圧量に応じて物理的または電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する歪みゲージセンサや圧電素子等の素子等を用いて構成する。押圧検出部60が、例えば、圧電素子等を用いて構成された場合、押圧検出部60の圧電素子は、接触検出部40のタッチ面に対する押圧に係る荷重(力)の大きさ(または、荷重(力)の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、電気的な特性である電圧の大きさ(電圧値(以下、押圧に基づくデータと称する))が変化する。制御部10は、押圧検出部60が押圧に基づくデータを制御部10に通知することにより、または、制御部10が、押圧検出部60の押圧に基づくデータを検出することにより、当該押圧に基づくデータを取得する。つまり、制御部10は、接触検出部40のタッチ面に対する押圧量に基づくデータを押圧検出部60から取得する。なお、押圧に基づくデータは、電圧値の代わりに、押圧に係る荷重の大きさ、電力値、抵抗値等でもよい。なお、振動部60と押圧検出部60とは一体化して構成されていてもよい。
記憶部80は、例えばフラッシュメモリ等によって構成し、電子機器1において実行する各種のアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」と記す)を記憶するのみならず、各種の情報を記憶することができる。
図2は、図1に示した電子機器1のうち、表示部30、接触検出部40、振動部50、および押圧検出部60を中心とする実装構造の一例を示す図である。図2(A)は要部断面図であり、図2(B)は要部平面図である。図2(A)に示すように、本実施形態に係る電子機器1において、表示部30は、筐体71内に収納保持される。また、表示部30上には、弾性部材からなるインシュレータ72を介して、接触検出部40が保持される。また、電子機器1において、接触検出部40は、図2(B)に仮想線で示す表示部30の表示領域Aから外れた4隅に配設したインシュレータ72を介して表示部30上に保持される。なお、図2において、本実施の形態に係る電子機器1は、表示部30および接触検出部40を、平面視で矩形状としている。しかしながら、これらの形状は、電子機器1が備える接触検出部40または表示部30の構成などの諸条件に応じた形状とすることができる。
また、筐体71には、表示部30の表示領域から外れた接触検出部40の表面領域を覆うようにアッパカバー73が設けられ、このアッパカバー73と接触検出部40との間に、弾性部材からなるインシュレータ74が配設される。なお、図2に示す接触検出部40において、タッチ面40aを有する表面部材は、例えば透明フィルムやガラスで構成され、裏面部材はガラスやアクリルで構成されるようにする。接触検出部40は、タッチ面40aが押圧されると、押圧部分が押圧力に応じて微少量撓む(歪む)、または構造体そのものが微少量撓む構造のものを用いる。
接触検出部40の表面上には、アッパカバー73で覆われる各辺の近傍に、接触検出部40に加わる押圧を検出するための歪みゲージセンサ62が、それぞれ接着等により設けられる。さらに、接触検出部40の裏面上には、対向する2つの辺の近傍に、接触検出部40を振動させるための圧電振動子52が、それぞれ接着等により設けられる。すなわち、図2に示す電子機器1において、図1に示した押圧検出部60は、4つの歪みゲージセンサ62を用いて構成され、振動部50は、2つの圧電振動子52を用いて構成されている。そして、振動部50により接触検出部40を振動させることにより、タッチ面40aを振動させるようにしている。なお、図2(B)は、図2(A)に示した筐体71、アッパカバー73およびインシュレータ74の図示を省略している。
上述の構成を有する電子機器1において、キー等のオブジェクトに対する接触および押圧に応じて、入力を検知することが可能である。例えば、オブジェクトへの単なる接触、弱い押圧、より強い押圧、およびさらに強い押圧を検知することが可能である。したがって、単一のオブジェクトに対して、様々な入力が可能である。
また、電子機器1は、操作者によるキー等のオブジェクトへの操作入力に対して、振動部50によって振動を発生させる。このような構成により、機械式のキーの押圧感を操作者に呈示させることが可能である。さらに、電子機器1では、押圧に基づくデータに応じて、振動部50の振動パターンが変わる。たとえば、電子機器1は、押圧に基づくデータに応じて、機械式の多段階のボタンにおける1段目の押圧感を知覚させる振動を、又は多段の押圧感を知覚させる振動を、振動部50によって発生させる。なお、以後の説明において、n段目(nは正の整数)の押圧感をユーザに知覚させる振動の発生に起因する押圧をn段押圧と呼ぶ。
また、電子機器1は画像の拡大表示および縮小表示機能を有する。拡大表示および縮小表示機能について、以下に説明する。
拡大表示または縮小表示の対象となる画像を表示中(図3(a)参照)に、操作者が接触検出部40のタッチ面の何処かに接触、すなわちタップすることにより制御部10は表示部30にアイコンAを表示させる(図3(b)参照)。なお、アイコンAは、タップした状態で所定時間経過した後に表示させてもよい。アイコンAは、タッチ面における接触領域に対する表示部30上の対応領域に表示される。以下の説明において、アイコンAの表示位置に対するタッチ面の対応領域を、便宜上、アイコン領域と呼ぶ。
ユーザがアイコン領域に対して1段押圧、すなわち弱く押圧すると、電子機器1は、1段目の押圧の振動を発生させるとともにズームモードに切替える(図3(c)参照)。ズームモードにおいて、電子機器1は、拡大表示又は縮小表示が可能になる。また、電子機器1は、ズームモードに切替わると、元の画像に対する拡大または縮小の倍率Mを表示部30に表示させる。第1の実施形態においては、電子機器1は、アイコン領域に対する接触が解除されるときに、ズームモードを終了させる。
ズームモードにおいて、ユーザがアイコン領域に対する接触を維持した状態から、例えば接触位置を上方に摺動(図4(a)参照)、すなわちスイープさせると、制御部10は、アイコンAをスイープに対応する位置に移動して表示させると共に、拡大処理を実行する。拡大処理において、電子機器1は、第1の拡大動作および第2の拡大動作を実行可能である。第1の拡大動作はスイープした距離(移動量)に基づく拡大であり、第2の拡大動作はアイコン領域に対する押圧に基づく拡大である。
拡大動作の実行のトリガであるアイコン領域に対する接触を維持した状態から上方へのスイープは、第1の拡大動作を伴う。すなわち、制御部10は、スイープ量に応じて倍率が大きくなるように定める。表示部30は、定められる倍率で表示画像を拡大表示し、また、定められた倍率Mを表示する(図4(b)参照)。
スイープ量に応じた倍率で表示画像を拡大した状態においてアイコン領域への押圧を大きくすることにより、制御部10は、第2の拡大動作を開始する。第2の拡大動作では、第1の拡大動作で定められた倍率を基準にして、制御部10は押圧の強さに応じて倍率を定める。
例えば、制御部10は、第1の拡大動作において150%に定まった倍率に対して、n段押圧を検出することにより(150%)になるように、倍率を定める。図4(c)では、3段押圧を検出することにより、338%に拡大された状態を示す。また、第1の拡大動作において150%に定まった倍率に対して、押圧の強さに応じて倍率が150%から微小に増加するように定められる構成であってもよい。
一方、ズームモードにおいて、アイコン領域への接触を維持したまま、例えば接触位置を下方にスイープ(図5(a)参照)させると、制御部10は縮小処理を実行する。縮小処理において、電子機器1は、第1の縮小動作および第2の縮小動作を実行可能である。第1の縮小動作はアイコン領域のスイープ量に基づく縮小であり、第2の縮小動作はアイコン領域に対する押圧に基づく縮小である。
縮小処理の実行のトリガであるアイコン領域の下方へのスイープは、第2の縮小動作を伴う。すなわち、アイコン領域の下方へのスイープにおいて、制御部10は、スイープ量が大きくなるほど倍率が小さくなるように定める。表示部30は、定められる倍率で表示画像を縮小表示し、また、定められた倍率Mを表示する(図5(b)参照)。
スイープ量に応じた倍率で表示画像を縮小した状態においてアイコン領域への押圧を大きくすることにより、第2の縮小動作が開始する。第2の縮小動作では、第1の縮小動作で定められた倍率を基準にして、制御部10は押圧の強さに応じて倍率を定める。
例えば、制御部10は、第1の縮小動作において84%に定まった倍率に対して、n段押圧を検出することにより(84%)になるように、倍率を定める。図5(c)では、3段押圧を検出することにより、59%に縮小された状態を示す。また、第1の縮小動作において84%に定まった倍率に対して、押圧の強さに応じて倍率が84%から微小に縮小するように定められる構成であってもよい。
次に、第1の実施形態において、制御部10が実行するズームモード処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、拡大表示または縮小表示を可能な画像を表示部30に表示している状態において接触を検出するときにズームモード処理を開始する。
ステップS100において、制御部10は、接触検出部40のタッチ面におけるタップ位置座標を検出し、タップ位置座標をズームモードにおける基準座標に設定する。基準座標の設定後、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101では、制御部10は、表示部30の基準座標に対応する位置にアイコンAを表示させる。アイコンAの表示後に、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、制御部10は、アイコン領域に対する押圧を検出しているか否かを判別する。押圧を検出している場合には、プロセスはステップS103に進む。押圧を検出していない場合には、プロセスはステップS104に進む。
ステップS103では、制御部10は、接触物がタッチ面上においてスイープしているか否かを判別する。スイープしていない場合には、プロセスはステップS104に進む。スイープしている場合には、プロセスはステップS105に進む。
ステップS104では、制御部10は、アイコン領域に対する接触が解除されているか否かを判別する。接触が解除されていなければ、プロセスはステップS102に戻る。接触が解除されている場合には、ズームモード処理を終了する。
前述のように、ステップS103においてスイープを検出した場合に進むステップS105では、制御部10は、タッチ面における現在の接触位置座標を検出する。現在の接触位置座標を検出すると、プロセスはステップS106に進む。
ステップS106では、制御部10は、ステップS100において設定した基準座標とステップS105において検出した現在接触位置座標に基づいて、スイープ方向およびスイープ量を検出する。スイープ方向およびスイープ量を検出すると、プロセスはステップS107に進む。
ステップS107では、制御部10は、ステップS106において検出したスイープ方向およびスイープ量に基づいて、画像を拡大または縮小すべき倍率を算出する。倍率を算出すると、プロセスはステップS108に進む。
ステップS108では、制御部10は、ステップS107において算出した倍率となるように画像を拡大または縮小して、表示部30に表示させる。制御部10は、さらに、現在接触位置座標に対する表示部30の対応位置にアイコンAと、現在の倍率Mとを表示部30に表示させる。ステップS103、ステップS105から108は、第1の拡大動作または第1の縮小動作に対応する。拡大画像または縮小画像の表示後、プロセスはステップS109に進む。
ステップS109では、制御部10は、アイコン領域に対する押圧を検出しているか否かを判別する。押圧を検出している場合には、プロセスはステップS110に進む。押圧を検出していない場合には、プロセスはステップS110およびS111をスキップしてステップS112に進む。
ステップS110では、制御部10は、ステップS109における押圧に基づくデータを検出する。また、制御部10は、押圧に基づくデータに応じて、ステップS107において算出した倍率を調整する。倍率の調整を終えると、プロセスはステップS111に進む。
ステップS111では、制御部10は、ステップS110において調整した倍率となるように画像を拡大または縮小して、表示部30に表示させる。制御部10は、さらに、現在の倍率Mを表示部30に表示させる。ステップS109から111は、第2の拡大動作または第2の縮小動作に対応する。拡大画像または縮小画像の表示後、プロセスはステップS112に進む。
ステップS112では、制御部10は、アイコン領域に対する接触が解除されているか否かを判別する。接触が解除されていなければ、プロセスはステップS103に戻る。接触が解除されている場合には、ズームモード処理を終了する。
以上のような構成の第1の実施形態の電子機器1によれば、押圧検出部が検出する押圧に基づくデータに応じた倍率で表示部30に表示する画像の拡大または縮小が可能である。したがって、マルチ接触の検出を必要とすることなく表示する画像の拡大または縮小が可能である。
また、第1の実施形態の電子機器1によれば、接触物のタッチ面に対するスイープの方向によって拡大または縮小のいずれを行うかを定めることが可能である。したがって、拡大および縮小のいずれも可能な画像を表示中に、拡大ボタンおよび縮小ボタンの何れかへの操作入力などを不要にしながら、簡易な操作入力により何れかを選択することが可能である。
また、第1の実施形態の電子機器1によれば、接触物のタッチ面に対するスイープ量に応じて第1の拡大動作および第1の縮小動作を実行可能である。したがって、押圧に基づくデータに応じた第2の拡大動作および第2の縮小動作と組合わせることにより、操作者の操作性を向上させることが可能である。例えば、第1の拡大動作および第1の縮小動作によって大まかな倍率調整を行わせ、第2の拡大動作およびは第2の縮小動作によって倍率の微調整を行わせることが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器1について説明する。第2の実施形態ではズームモードにおける処理が第1の実施形態と異なっている。以下に、第1の実施形態と異なる点を中心に第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能および構成を有する部位には同じ符号を付す。第2の実施形態の電子機器1の構成は、第1の実施形態と同じである。
第1の実施形態と同じく、拡大表示または縮小表示の対象となる画像を表示中(図3(a)参照)に操作者が接触検出部40のタッチ面の何処かに接触することにより制御部10は表示部30にアイコンAを表示させる(図3(b)参照)。
また、アイコン領域に対する押圧により、電子機器1はズームモードに切替わる。ただし、第1の実施形態と異なり、1段押圧に限定されることなく、電子機器1はズームモードに切替わる。さらに、第1の実施形態と異なり、制御部10はズームモードに切替える押圧に基づくデータに応じて、第1の拡大動作または第1の縮小動作のいずれかにおける倍率を定める。
例えば、図7(a)に示すように、1段押圧を検出した場合には、制御部10は第1の拡大動作および第1の縮小動作のいずれか実行する場合の倍率をそれぞれ115%および90%に定める。また、図7(b)に示すように、2段押圧を検出した場合には、制御部10は第1の拡大動作および第1の縮小動作のいずれかを実行する場合の倍率をそれぞれ150%および75%に定める。また、図7(c)に示すように、3段押圧を検出した場合には、制御部10は第1の拡大動作および第1の縮小動作のいずれかを実行する場合の倍率をそれぞれ200%および55%に定める。表示部30は、定められた倍率Mを表示する。
押圧により拡大および縮小の倍率が定まった状態で、アイコン領域を上方にスイープさせると、制御部10は押圧に基づくデータに応じた倍率による第1の拡大動作の実行を確定する。さらに制御部10は、第1の拡大動作における拡大倍率を基準にして、スイープ量に応じて倍率を変更する。
例えば、図8に示すように、1段押圧を検出した場合における第1の拡大動作の実行を確定すると、制御部10は115%を基準にして第2の拡大動作を開始する。スイープ量に応じて115%の倍率からさらに大きくなるように倍率が定められる。第2の実施形態においても、制御部10は、アイコン領域から接触が解除されるときに、ズームモードを終了する。
一方、押圧に基づくデータにより拡大および縮小の倍率が定まった状態で、アイコン領域を下方にスイープさせると、制御部10は押圧に基づくデータに応じた倍率による第1の縮小動作の実行を確定する。さらに制御部10は、第1の縮小動作における縮小倍率を基準にして、スイープ量に応じた倍率を変更する。
例えば、図9に示すように、1段押圧を検出した場合における第1の縮小動作の実行を確定すると、制御部10は90%を基準にして第2の縮小動作を開始する。さらに、スイープ量に応じて90%の倍率からさらに小さくなるように倍率が定められる。第2の実施形態においても、制御部10は、アイコン領域から接触が解除されるときに、ズームモードを終了する。
次に、第2の実施形態において、制御部10が実行するズームモード処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、拡大表示または縮小表示を可能な画像を表示部30に表示している状態において押圧を検出するときにズームモード処理を開始する。
ステップS200、S201では、制御部10は、第1の実施形態におけるステップS100、S101と同じ制御を実行する。
ステップS202では、制御部10は、アイコン領域に対する押圧に基づくデータを検出する。押圧に基づくデータを検出すると、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203では、制御部10は、押圧に基づくデータに応じて拡大倍率および縮小倍率を定める。押圧に基づくデータに応じた拡大倍率および縮小倍率は予め記憶部80に格納されており、制御部10が読出す。拡大倍率および縮小倍率を設定すると、プロセスはステップS204に進む。
ステップS204では、制御部10は、接触物がタッチ面上においてスイープしているか否かを判別する。スイープしている場合には、プロセスはステップS205に進む。スイープしていない場合には、プロセスはステップS205からステップS209をスキップしてステップS210に進む。
ステップS205では、制御部10は、タッチ面における現在の接触位置座標を検出する。現在の接触位置座標を検出すると、プロセスはステップS206に進む。
ステップS206では、制御部10は、ステップS200において設定した基準座標とステップS205において検出した現在接触位置座標に基づいて、スイープ方向およびスイープ量を検出する。スイープ方向およびスイープ量を検出すると、プロセスはステップS207に進む。
ステップS207では、制御部10は、スイープ方向に基づいて実行する処理を拡大処理および縮小処理のいずれか一方から決定する。また、制御部10は、拡大処理に決定した場合には、ステップS203において設定した拡大倍率を基準倍率に定める。一方、制御部10は、縮小処理に決定した場合には、ステップS203において設定した縮小倍率を基準倍率に定める。ステップS202からS207が、第1の拡大処理または第1の縮小処理に対応する。実行する処理を決定すると、プロセスはステップS208に進む。
ステップS208では、制御部10は、ステップS206において検出したスイープ量に基づいて、ステップS207において設定した基準倍率を調整する。基準倍率を調整すると、プロセスはステップS209に進む。
ステップS209では、制御部10は、ステップS208において調整した倍率となるように画像を拡大または縮小して、表示部30に表示させる。制御部10は、さらに、現在の倍率Mを表示部30に表示させる。ステップS204からS209が第2の拡大処理または第2の縮小処理に対応する。拡大画像または縮小画像の表示後、プロセスはステップS210に進む。
ステップS210では、制御部10は、アイコン領域への接触が解除されているか否かを判別する。接触が解除されていなければ、プロセスはステップS204に戻る。接触が解除されている場合には、ズームモード処理を終了する。
以上のような構成の第2の実施形態の電子機器1によっても、押圧検出部60が検出する押圧に基づくデータ応じた倍率で表示部30に表示する画像の拡大または縮小が可能である。また、第2の実施形態によっても、接触物のタッチ面に対するスイープの方向によって拡大または縮小のいずれを行うかを定めることが可能である。また、第2の実施形態によっても、接触物のタッチ面に対するスイープ量に応じて第1の拡大動作および第1の縮小動作を実行可能である。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器1について説明する。第3の実施形態ではズームモードにおける処理が第2の実施形態と異なっている。以下に、第2の実施形態と異なる点を中心に第3の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態と同じ機能および構成を有する部位には同じ符号を付す。第3の実施形態の電子機器1の構成は、第2の実施形態と同じである。
第2の実施形態と同じく、拡大表示または縮小表示の対象となる画像を表示中(図3(a)参照)に操作者が接触検出部40のタッチ面の何処かに接触することにより制御部10は表示部30にアイコンAを表示させる(図3(b)参照)。
また、アイコン領域に対する押圧により、電子機器1はズームモードに切替わる。ただし、第2の実施形態と同じく、1段押圧に限定されることなく、電子機器1はズームモードに切替わる。さらに、第2の実施形態と同じく、制御部10はズームモードに切替える押圧に基づくデータに応じて、拡大する場合の倍率および縮小する場合の倍率を定める(図7参照)。
第3の実施形態では、アイコンAの押圧後に、アイコン領域を上方にスイープすると、第1の拡大動作を実行する。第1の拡大動作では、押圧により定められた拡大倍率によって画像を拡大表示する。一方、アイコン領域の押圧後に、アイコン領域を下方にスイープすると、第1の縮小動作を実行する。第1の縮小動作では、押圧により定められた縮小倍率によって画像を縮小表示する。第2の実施形態と異なり、アイコン領域のスイープ量によっては、倍率は変動しない。
第1の拡大動作または第1の縮小動作の実行中に、アイコン領域のタップを検出すると、制御部10は、タップ回数に応じて、第2の拡大動作または第2の縮小動作を実行する。第1の拡大動作および第2の縮小動作では、制御部10はそれぞれ元の拡大倍率または縮小倍率を基準にして倍率を調整する。
例えば、押圧により定められた基準倍率が115%である場合には、制御部10は1回のタップにより倍率を5%増加させる。また、押圧により定められた基準倍率が90%である場合には、制御部10は1回のタップにより倍率を5%減少させる。制御部10は、調整された倍率に応じて、さらに画像を拡大または縮小して、表示部30に表示させる。
次に、第3の実施形態において、制御部10が実行するズームモード処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、拡大表示または縮小表示を可能な画像を表示部30に表示している状態において押圧を検出するときにズームモード処理を開始する。
ステップS300からS303では、制御部10は、第2の実施形態におけるステップS200からS203と同じ制御を実行する。
ステップS304では、制御部10は、接触物がタッチ面上においてスイープしているか否かを判別する。スイープしている場合には、プロセスはステップS305に進む。スイープしていない場合には、ズームモード処理を終了する。
ステップS305では、制御部10は、タッチ面における現在の接触位置座標を検出する。現在の接触位置座標を検出すると、プロセスはステップS306に進む。
ステップS306では、制御部10は、ステップS200において設定した基準座標とステップS205において検出した現在接触位置座標に基づいて、スイープ方向を検出する。第2の実施形態と異なり、制御部10はスイープ量を検出しない。スイープ方向を検出すると、プロセスはステップS307に進む。
ステップS307では、制御部10は、スイープ方向に基づいて実行する処理を拡大処理および縮小処理のいずれか一方から決定する。また、制御部10は、拡大処理に決定した場合には、ステップS303において設定した拡大倍率を基準倍率に定める。一方、制御部10は、縮小処理に決定した場合には、ステップS303において設定した縮小倍率を基準倍率に定める。ステップS302からS307が第1の拡大動作または第1の縮小動作に対応する。実行する処理を決定すると、プロセスはステップS308に進む。
ステップS308では、制御部10は、ステップS307において設定した基準倍率となるように画像を拡大または縮小させて、表示部30に表示させる。制御部10は、さらに、現在の倍率を表示部30に表示させる。拡大画像または縮小画像の表示後、プロセスはステップS309に進む。
ステップS309では、制御部10は、タッチ面へのタップを検出したか否かを判別する。タップが検出されない場合には、ステップS309に戻る。タップが検出された場合には、ステップS310に進む。
ステップS310では、制御部10は、タップの回数に応じて基準倍率を調整する。また、制御部10は、調整した基準倍率となるように画像を拡大または縮小させて、表示部30に表示させる。拡大画像または縮小画像の表示後、ズームモード処理を終了する。
ステップS309、S310が第1の拡大動作または第1の縮小動作に相当する。
以上のような構成の第3の実施形態の電子機器1によっても、押圧検出部60が検出する押圧に基づくデータに応じた倍率で表示部30に表示する画像の拡大または縮小が可能である。また、第3の実施形態によっても、接触物のタッチ面に対するスイープの方向によって拡大または縮小のいずれを行うかを定めることが可能である。
また、第3の実施形態によれば、タップ回数によって、画像の拡大倍率または縮小倍率を調整可能である。したがって、押圧に基づくデータに応じた拡大動作および縮小動作と組合わせることにより、操作者の操作性を向上させることが可能である。例えば、押圧に応じた拡大動作および縮小動作によって大まかな倍率調整を行わせ、タップ回数に応じて倍率の微調整を行わせることが可能である。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器1について説明する。第4の実施形態ではズームモードにおける処理が第3の実施形態と異なっている。以下に、第3の実施形態と異なる点を中心に第4の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態と同じ機能および構成を有する部位には同じ符号を付す。第4の実施形態の電子機器1の構成は、第3の実施形態と同じである。
第3の実施形態と同じく、拡大表示または縮小表示の対象となる画像を表示中(図3(a)参照)に操作者が接触検出部40のタッチ面の何処かに接触することにより、制御部10は表示部30にアイコンAを表示させる(図3(b)参照)。
アイコン領域から接触を解除し、さらにタッチ面をタップすることにより、電子機器1はズームモードに切替わる。ズームモードへの切替わり後、アイコン領域へのタップ回数に応じて、拡大する場合の倍率および縮小する場合の倍率を制御部10は定める(図12参照)。
アイコン領域のタップ後に、アイコン領域を上方にスイープすると、第1の拡大動作を実行する。第1の拡大動作では、タップ回数により定められた拡大倍率によって画像を拡大表示する。一方、アイコン領域のタップ後に、アイコン領域を下方にスイープすると、第1の拡大動作を実行する。第1の縮小動作では、タップ回数により定められた縮小倍率によって画像を縮小表示する。アイコン領域のスイープ量によっては、倍率は変動しない。
第1の拡大動作または第1の縮小動作の実行後に、アイコン領域を押圧することにより、制御部10は押圧に基づくデータに応じて第2の拡大動作または第2の縮小動作を実行する。第1の拡大動作および第2の縮小動作では、それぞれ元の拡大倍率または縮小倍率を基準にして倍率を調整する。アイコン領域の押圧を解除、すなわち接触を解除したときに、制御部10は、調整された倍率に応じて、さらに画像を拡大または縮小して表示部30に表示させる。
次に、第4の実施形態において、制御部10が実行するズームモード処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、拡大表示または縮小表示を可能な画像を表示部30に表示している状態において押圧を検出するときにズームモード処理を開始する。
ステップS400、S401では、制御部10は、第3の実施形態におけるステップS300、S301と同じ制御を実行する。
ステップS402では、制御部10は、アイコン領域へのタップを検出しているか否かを判別する。タップを検出した場合には、プロセスはステップS403に進む。タップを検出しなかった場合には、ズームモード処理は終了する。
ステップS403では、制御部10は、タップ回数に応じて拡大倍率および縮小倍率を設定する。倍率の設定後、プロセスはステップS404に進む。
ステップS404からS408では、制御部10は、第3の実施形態におけるステップS304から408と同じ制御を実行する。ステップS402からS408が第1の拡大動作または第1の縮小動作に対応する。
ステップS409では、制御部10は、アイコン領域が押圧されているか否かを判別する。押圧が検出された場合には、ステップS410に進む。押圧が検出されなかった場合には、ステップS410、411をスキップして、ステップS412に進む。
ステップS410では、制御部10は、押圧に基づくデータに応じて基準倍率を調整する。基準倍率を調整すると、プロセスはステップS411に進む。
ステップS411では、制御部10は、ステップS410において調整された基準倍率になるように画像を拡大または縮小して、表示部30に表示させる。ステップS409からS411が第2の拡大動作または第2の縮小動作に対応する。表示部30に拡大画像または縮小画像を表示すると、プロセスはステップS412に進む。
ステップS412では、制御部10は、アイコン領域から接触が解除されたか否かを判別する。接触が解除されなかった場合には、プロセスはステップS409に戻る。接触が解除された場合には、ズームモード処理を終了する。
以上のような構成の第4の実施形態の電子機器1によっても、押圧検出部60が検出する押圧に基づくデータに応じた倍率で表示部30に表示する画像の拡大または縮小が可能である。また、第4の実施形態によっても、接触物のタッチ面に対するスイープの方向によって拡大または縮小のいずれを行うかを定めることが可能である。また、第4の実施形態によっても、タップ回数によって、画像の拡大倍率または縮小倍率を設定可能である。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、第1から第4の実施形態において、画像の拡大または縮小をスイープ方向に基づいて決定する構成であるが、他の方法によって拡大または縮小を決める構成であってもよい。あるいは、拡大または縮小のいずれか一方のみが可能な構成であってもよい。拡大表示のみ可能な画像、または縮小表示のみ可能な画像を表示中であれば、拡大および縮小表示の決定をすることなく、拡大表示または縮小表示が可能である。
また、第1から第4の実施形態において、スイープの方向が上方向の場合に拡大処理を実行し、下方向の場合に縮小処理を実行する構成であるが、拡大または縮小を決定付ける方向は上下に限定されない。
また、第1および第2の実施形態において、スイープ量に応じて倍率を定める構成であるが、スイープに関する多様な情報の中で倍率を定めるのはスイープ量に限定されない。例えば、スイープの速度またはスイープの加速度等のように他の情報に応じて倍率を定めてもよい。
また、第1から第4の実施形態では、電子機器1は携帯電話端末であるが、タッチパネルなどの接触検出部に対する入力に基づいて所定の処理を行う多様な機器に適用可能である。
1 電子機器
10 制御部
30 表示部
40 接触検出部
40a タッチ面
50 振動部
52 圧電振動子
60 押圧検出部
62 歪みゲージセンサ
71 筐体
72 インシュレータ
73 アップカバー
74 インシュレータ
80 記憶部
A アイコン
M 倍率

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示部と、
    押圧を検出する押圧検出部と、
    前記押圧検出部が検出する押圧に基づいて、画像の拡大または縮小の制御を行う制御部とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    接触を検出する接触検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記接触検出部が検出する接触の回数に応じた倍率で画像の拡大または縮小の制御を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器であって、
    接触を検出する接触検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記接触検出部に対する接触の移動量を検出し、前記移動量に応じた倍率で画像の拡大または縮小の制御を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器であって、
    接触を検出する接触検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記接触検出部に対する接触の移動方向を検出し、前記移動方向に応じて拡大および縮小の制御のいずれかを選択する
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 画像を表示する表示ステップと、
    押圧を検出する押圧検出ステップと、
    前記押圧検出ステップにおいて検出する押圧に基づいて、画像の拡大または縮小の制御を行う倍率変更ステップとを備える
    ことを特徴とする表示方法。
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