JP2013005270A - データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013005270A
JP2013005270A JP2011135311A JP2011135311A JP2013005270A JP 2013005270 A JP2013005270 A JP 2013005270A JP 2011135311 A JP2011135311 A JP 2011135311A JP 2011135311 A JP2011135311 A JP 2011135311A JP 2013005270 A JP2013005270 A JP 2013005270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
data
transmission
information
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011135311A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ozawa
信 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2011135311A priority Critical patent/JP2013005270A/ja
Publication of JP2013005270A publication Critical patent/JP2013005270A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】アドホックモードで1つのデータを複数の端末に送信する場合に、効率よく早く複数の端末にデータ転送することが可能なデータ転送システムを提供する。
【解決手段】教師端末(0)は、名簿に記録された各生徒端末(1)-(15)のIDを対象に、教師端末(0)から生徒端末(1)を1回目の送信先、2回目以降は同教師端末(0)と既に送信先とされた生徒端末分の新たな生徒端末を次の送信先(2回目(0)(1)→(2)(3),3回目(0)-(3)→(4)-(7)、4回目(0)-(7)→(8)-(15))とする送信ルート15bを設定し、この送信ルート15bに応じて教師端末用と各生徒端末用の送信先端末(ID)を記述した送信先情報を生成する。教師端末用の送信先情報に従い各生徒端末(1)(2)(4)(8)にデータ送信する際は、都度、送信先情報に基づき、該当する生徒端末(n)からの直接の送信先端末とその送信先端末からの更なる送信先端末とを記述した転送情報を作成し、前記データと共に送信する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、発信元端末から複数台の受信端末へデータを転送するためのデータ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法に関する。
従来、1台の情報端末にある情報を他の複数台の情報端末に転送して、全情報端末間で同じ情報を共有することが広く行われている。
例えば教育現場(教室)では、教師および各生徒が各々通信機能を持った携帯端末(電卓等)を使用し、教師の端末から生徒の端末に転送した共通の問題を基に学習することが行われる。
ここで、無線のアクセスポイントがない教室内でもデータ送信可能なように、アドホックモードにより、教師端末から1つのデータを複数の生徒端末に送信(1対多送信)する場合、送り元である教師端末は、受け側である各生徒端末に順番に全員分データを送信しなければならない。
この場合、送り元に多大な負担が掛かるだけでなく、全員にデータを送信し終わるまでに「1回の送信時間×受け側の数」だけ時間が掛かっていた。
例えば、1回の送信に30秒掛かる携帯端末において、40名の端末にデータを送信する場合、30秒×40名=1200秒=20分もの時間が掛かってしまう。
従来の通信装置において、データを回覧板形式で連鎖的に多数の端末に送信する連鎖式通信システムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−008801号公報
前記従来の連鎖式通信システムでは、送り元に多大な負担が掛かることはないものの、全端末にデータを送信し終わるまでに「1回の送信時間×受信端末の数」だけ時間が掛かることに変わりはなく、例えば教育現場(教室)では、学習の準備に長い時間を取られてしまう問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、アドホックモードで1つのデータを複数の端末に送信(1対多送信)する場合に、効率よく早く複数の端末にデータ転送することが可能になるデータ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ転送システムは、何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムであって、
前記発信元端末は、データを記憶するデータ記憶手段と、前記複数の受信端末の識別情報を取得する端末情報取得手段と、この端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定する送信ルート設定手段と、この送信ルート設定手段により設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成する送信先情報作成手段と、この送信先情報作成手段により作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末に前記データ記憶手段により記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信するデータ送信手段とを備え、
前記受信端末は、前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段により受信されたデータを保存するデータ保存手段と、前記データ受信手段により受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記データ保存手段により保存されたデータを次の受信端末へ送信するデータ転送手段とを備えた、ことを特徴としている。
本発明に係るデータ転送方法は、何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなる通信システムでのデータ転送方法であって、
前記発信元端末では、端末情報取得手段が、前記複数の受信端末の識別情報を取得し、送信ルート設定手段が、前記取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定し、送信先情報作成手段が、前記設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成し、データ送信手段が、前記作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末にデータ記憶手段に記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信し、
前記受信端末では、データ受信手段が、前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信し、データ保存手段が、前記受信されたデータを保存し、データ転送手段が、前記受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記保存されたデータを次の受信端末へ送信する、ことを特徴としている。
本発明によれば、アドホックモードで1つのデータを複数の端末に送信(1対多送信)する場合に、効率よく早く複数の端末にデータ転送することが可能になるデータ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法を提供できる。
本発明の実施形態に係るデータ転送システムの発信元端末(受信端末)となる携帯情報端末10(20)の外観構成を示す正面図。 前記データ転送システムの構成を示す概念図。 前記データ転送システムで発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記データ転送システムで受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20の電子回路の構成を示すブロック図。 前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の記憶装置14に記憶される名簿データ14bの内容を示す図であり、同図(A)はクラスxの名簿データ(ソート前)14bxを示す図、同図(B)はクラスxの名簿データ(ソート後)14bx′を示す図。 前記データ転送システムの発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の初期設定処理を示すフローチャート。 前記データ転送システムの受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20の初期設定処理を示すフローチャート。 前記データ転送システムの発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理を示すフローチャート。 前記データ転送システムの受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20のデータ配布対応処理を示すフローチャート。 前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理に伴い設定される送信ルート情報(15b)の具体例を示す図。 前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理にて設定された送信ルート情報(15b)に基づき生成される送信先情報(15c)の具体例を示す図。 前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理にて生成された同教師端末10用の送信先情報に従って各生徒端末(1)(2)(4)(8)にデータ送信する際に作成される転送情報の具体例を示す図であり、同図(A)は生徒端末(1)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(1)を示す図、同図(B)は生徒端末(2)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(2)を示す図、同図(C)は生徒端末(4)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(4)を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ転送システムの発信元端末(受信端末)となる携帯情報端末10(20)の外観構成を示す正面図である。
この携帯情報端末10(20)は、例えば、アドホックモードの通信機能を有する電卓として構成され、キー入力部11(21)、表示部12(22)を有する。
図2は、前記データ転送システムの構成を示す概念図である。
このデータ転送システムは、例えば無線アクセスポイントがない教室内で、アドホックモードにより、教師用の携帯情報端末(教師端末)10から1つのデータを複数の生徒(例えば15名)の携帯情報端末(生徒端末)20a〜20oに効率よく転送するシステムである。
データを転送するためのルート情報は、例えば図10に示すように、予め作成し、教師用の携帯情報端末(教師端末)10のRAM15に保存しておく。図10は、15人の端末に送信するためのルート情報で、教師端末10が、4回の送信で4つの生徒端末(No.1,No.2,No.4,No,8の番号に割り当てられた端末)に順番に送信するのに伴い、データを受信したNo.1の端末が2回目の送信タイミング以降、No.3,No.5,No,9の番号に割り当てられた端末に送信し、同様に、No.2、No.3の端末が3回目の送信タイミング以降、それぞれNo.6,No.10とNo,7、No.11の番号に割り当てられた端末に送信し、No.4〜No.7の端末が4回目の送信タイミングで、それぞれNo.12〜No.15の番号に割り当てられた端末に送信することを示している。これにより、各回受信済みの生徒端末もそれぞれ同時並行して未受信の生徒端末に送信して行くことで、短時間で全生徒端末に対するデータ転送を完了できる。
図3は、前記データ転送システムで発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図4は、前記データ転送システムで受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20の電子回路の構成を示すブロック図である。
先ず、図3に示すように、発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10は、コンピュータであるCPU13を備えている。
CPU13は、記憶装置14に予め記憶される教師端末制御プログラム14a、あるいは外部から読み込まれて記憶装置14に記憶された教師端末制御プログラム14aに従い、RAM15を作業用メモリとして回路各部の動作を制御するもので、当該教師端末制御プログラム14aは、キー入力部11からのユーザ操作に応じたキー入力信号に応じて起動される。
前記CPU13には、前記記憶装置14、RAM15、キー入力部11が接続される他に、アドホックモードで他の端末(例えば、生徒端末20)と通信するための通信部16、表示駆動部17を介した表示部12が接続される。
前記記憶装置14には、前記教師端末制御プログラム14aが記憶される他に、クラス毎の名簿データ14b、教科毎の問題データ14cなどが記憶される
図5は、前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の記憶装置14に記憶される名簿データ14bの内容を示す図であり、同図(A)はクラスxの名簿データ(ソート前)14bxを示す図、同図(B)はクラスxの名簿データ(ソート後)14bx′を示す図である。
図5(A)に示すように、クラスxの名簿データ(ソート前)14bxには、クラスxに属する各生徒の生徒IDがシリアル番号1〜nに対応付けられて登録されると共に、各生徒IDには、該当する生徒IDの携帯情報端末(生徒端末)20から取得される電池残量情報(十分[○]/普通[△]/不足[−])とメモリ容量情報(十分[○]/不足[×])とが対応付けられて記憶される。
図5(B)に示すように、名簿データ(ソート後)14bx′は、前記名簿データ(ソート前)14bxおいてシリアル番号1〜nに対応付けられて登録された各生徒IDの順序を、当該各生徒IDに対応付けられた電池残量情報[○/△/−]およびメモリ容量情報[○/×]に応じてソートしたものであり、第1にメモリ容量情報(不足[×])の生徒IDが最下位になるようソートされ、第2に電池残量情報(不足[−])の生徒IDが最下位に、(普通[△])の生徒IDが下位2番目になるようソートされる。
つまり、名簿データ(ソート後)14bx′には、メモリ容量情報および電池残量情報が共に(十分[○])の生徒IDが上位にソートされて記憶される。
前記RAM15には、表示データメモリ15a、送信ルートデータメモリ15b、送信先データメモリ15cなどが備えられる。
表示データメモリ15aには、前記表示部12に表示すべき表示データがビットマップに展開されたデータとして記憶される。
送信ルートデータメモリ15bには、前記記憶装置22に記憶された名簿データ(ソート後)14bx′に基づいて、各生徒IDの携帯情報端末(生徒端末)20a,20b,…に問題データ14cを送信するための送信ルート情報(図10参照)が設定されて記憶される。
送信先データメモリ15cには、前記送信ルートデータメモリ15bに記憶された各携帯情報端末(生徒端末)に対する送信ルート情報(図10参照)に基づいて、当該送信ルートに応じた本教師端末10用および各生徒端末20a,20b,…用の送信先端末を記述した送信先情報(図11参照)が生成されて記憶される。
このように構成された携帯情報端末(教師端末)10は、CPU13が前記教師端末制御プログラム14aに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、図4に示すように、受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20は、コンピュータであるCPU23を備えている。
CPU23は、記憶装置24に予め記憶される生徒端末制御プログラム24a、あるいは外部から読み込まれて記憶装置24に記憶された生徒端末制御プログラム24aに従い、RAM25を作業用メモリとして回路各部の動作を制御するもので、当該生徒端末制御プログラム24aは、キー入力部21からのユーザ操作に応じたキー入力信号に応じて起動される。
前記CPU23には、前記記憶装置24、RAM25、キー入力部21が接続される他に、アドホックモードで他の端末(例えば、教師端末10や生徒端末20)と通信するための通信部26、表示駆動部27を介した表示部22が接続される。
前記記憶装置24には、前記生徒端末制御プログラム24aが記憶される他に、本生徒端末20固有のIDデータ24bなどが記憶される
前記RAM25には、表示データメモリ25a、問題データメモリ25b、転送データメモリ25cなどが備えられる。
表示データメモリ25aには、前記表示部22に表示すべき表示データがビットマップに展開されたデータとして記憶される。
問題データメモリ25bには、前記教師端末10から転送されて受信された問題データが記憶される。
転送データメモリ25cには、前記教師端末10から転送された問題データと併せて受信された本生徒端末20以降の送信ルートに従った送信先情報が記述されている転送情報が記憶される。
このように構成された携帯情報端末(生徒端末)20は、CPU23が前記生徒端末制御プログラム24aに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成のデータ転送システムの動作について説明する。
図6は、前記データ転送システムの発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10の初期設定処理を示すフローチャートである。
図7は、前記データ転送システムの受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20の初期設定処理を示すフローチャートである。
教師端末10において、これから授業を行うクラス名“x”が入力されると(ステップS1)、入力されたクラス名“x”に対応付けられて記憶装置14に記憶されている名簿データ(ソート前)14bxが選択的に読み出される(ステップS2)。
すると、前記名簿データ(ソート前)14bxのシリアル番号に従って各生徒IDが指定され(ステップS3)、当該指定の生徒IDで認識される生徒端末20に対して同端末情報(電池残量情報・メモリ容量情報)の送信要求が送信される(ステップS4)。
生徒端末20において、ユーザ自身のクラス名“x”が入力されると(ステップP1)、本生徒端末20の電池残量およびメモリ(24,25)の空き容量が検出されてRAM25に一時記憶される(ステップP2)。
そして、前記教師端末10から送信された端末情報(電池残量情報・メモリ容量情報)の送信要求が受信されると(ステップP3(Yes))、これに応答して、前記RAM25に記憶された本生徒端末20の電池残量情報およびメモリ容量情報からなる端末情報が教師端末10へ送信される(ステップP4)。
前記教師端末10において、前記生徒端末20から送信された同生徒端末20自身の端末情報(電池残量・メモリ容量)が受信されると(ステップS5(Yes))、当該受信データ(電池残量・メモリ容量)は、受信元である生徒端末20の生徒IDに従って、前記記憶装置14に記憶されたクラス名“x”の名簿データ(ソート前)14bx(図5(A)参照)に登録される(ステップS6)。この際、電池残量は、その残量値に応じて判定される(十分[○])(普通[△])(不足[−])の何れかで登録され、またメモリ容量は、生徒端末20に配布(転送)すべき問題データ14cのデータ量との比較により判定される(十分[○])または(不足[×])の何れかで登録される。
ここで、今回名簿データ(ソート前)14bxに登録された生徒端末20のメモリ容量について十分[○]である、つまり不足してないと判断された場合は(ステップS7(No))、当該生徒端末20とのリンク成功のメッセージが同生徒端末20へ返信される(ステップS8)。
一方、今回名簿データ(ソート前)14bxに登録された生徒端末20のメモリ容量について不足[×]していると判断された場合は(ステップS7(Yes))、リンク成功および容量不足のメッセージが同生徒端末20へ返信される(ステップS9)。
そして、前記名簿データ(ソート前)14bxのシリアル番号に従った全生徒IDの指定が終了していないと判断された場合は(ステップS10(No))、次の生徒IDが指定され(ステップS3)、該当する生徒端末20に対応した初期設定処理が前記同様に繰り返される(ステップS4〜S9)。
前記生徒端末20において、前記教師端末10から返信されたリンク成功メッセージが受信されリンク確立したと判断されると共に(ステップP5(Yes))、メモリ容量不足でないと判断された場合は(ステップP6(No))、通常の待機状態に設定される(ステップP7)。
一方、前記教師端末10から返信されたリンク成功および容量不足のメッセージが受信されるのに伴い、リンク確立したと判断されると共に(ステップP5(Yes))、メモリ容量不足であると判断された場合は(ステップP6(Yes))、メモリ容量の不足をユーザに報知するメッセージが表示部22に表示される(ステップP8)。
図8は、前記データ転送システムの発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理を示すフローチャートである。
図9は、前記データ転送システムの受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)20のデータ配布対応処理を示すフローチャートである。
図10は、前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理に伴い設定される送信ルート情報(15b)の具体例を示す図である。
教師端末10において、前記図6における初期設定処理の後、ユーザ操作に応じて各生徒端末20a〜20oに対する問題データ14cの配布が指示されると(ステップS11(Yes))、前記記憶装置14に記憶された名簿データ(ソート前)14bx(図5(A)参照)がその生徒ID毎の電池残量情報およびメモリ容量情報に基づきソートされ、十分なメモリ容量と電池残量を有する生徒端末(n)20n…の生徒IDを上位にした名簿データ(ソート後)14bx′(図5(B)参照)に更新される(ステップS12)。
すると、前記名簿データ(ソート後)14bx′の各生徒IDのシリアル番号を順番に図10に示す送信ルートのNo.1からNo.15に割り当てて、各生徒端末20a〜20oに問題データ14cを送信するための送信ルートが設定され、送信ルートデータメモリ15bに記憶される(ステップS13)。以下、図10の各番号(No.n)に割り当てられた生徒端末を生徒端末(n)と表示して説明する。
具体的には、教師端末10を先頭とする15名の各生徒端末(1)〜(15)への送信ルート(15b)は、先ず、教師端末10から生徒端末(1)が1回目の送信ルート、2回目以降は教師端末10および既に問題の受信を完了した全生徒端末(2回目では生徒端末(1))から2n−1(n:送信回数)個の次の生徒端末(2回目(2)(3)、3回目(4)〜(7)、4回目(8)〜(15))が順次送信ルートとして判断・決定される。
図11は、前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理にて設定された送信ルート情報(15b)に基づき生成される送信先情報(15c)の具体例を示す図である。
前記教師端末10において、各生徒端末20a〜20oに問題データ14cを送信するための送信ルート(15b)が設定されると、当該送信ルート(15b)によって問題データ14cの送信先が示された本教師端末10および各生徒端末(1)〜(7)それぞれからの送信先端末を記述した送信先情報(図11参照)が生成され、転送データメモリ15cに記憶される(ステップS14)。
具体的には、教師端末10用の送信先情報としては、前記送信ルート(15b)に設定された4回の送信にて順次送信先となる生徒端末(1)(2)(4)(8)がその送信数“4”に対応付けられて記述される。
また、生徒端末(1)用の送信先情報としては、前記送信ルート(15b)に設定された3回の送信にて順次送信先となる生徒端末(3)(5)(9)がその送信数“3”に対応付けられて記述される。
また同様に、生徒端末(2)〜(7)用の送信先情報としても、前記ルート設定された送信先の生徒端末がその送信数に対応付けられて記述される。
すると、前記送信先データメモリ15cに記憶された送信先情報から本教師端末10用の送信先情報が取得され(ステップS15)、送信先となる生徒端末(1)(2)(4)(8)、送信回数“4”が設定される(ステップS16)。
ここで、先ず1回目の送信先である生徒端末(1)に対する転送情報15c(1)(図12(A)参照)が作成される(ステップS17)。
図12は、前記発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)10のデータ配布処理にて生成された同教師端末10用の送信先情報に従って各生徒端末(1)(2)(4)(8)にデータ送信する際に作成される転送情報の具体例を示す図であり、同図(A)は生徒端末(1)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(1)を示す図、同図(B)は生徒端末(2)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(2)を示す図、同図(C)は生徒端末(4)へのデータ送信に際して作成された転送情報15c(4)を示す図である。
すなわち、図12(A)に示すように、1回目の送信先である生徒端末(1)へのデータ送信に際して作成される転送情報15c(1)は、前記送信先データメモリ15cに記憶された送信先情報(図11参照)における生徒端末(1)用の送信先情報に、当該生徒端末(1)からの送信先である生徒端末(3)用の送信先情報(同端末(3)からの送信先である端末(7)用の送信先情報も含む)と生徒端末(5)用の送信先情報とが付加されて作成される。
すると、前記作成された生徒端末(1)への転送情報15c(1)と問題データ14cが同生徒端末(1)へ送信され(ステップS18)、前記設定された本教師端末10用の送信回数“4”が“3”にディクリメントされる(ステップS19)。
ここで、前記送信回数(残り)“3”に基づき送信終了ではないと判断され(ステップS20(No))、次(2回目)の送信先である生徒端末(2)に対する転送情報15c(2)(図12(B)参照)が作成される(ステップS17)。
すなわち、この2回目の送信先である生徒端末(2)へのデータ送信に際して作成される転送情報15c(2)は、前記送信先データメモリ15cに記憶された送信先情報(図11参照)における生徒端末(2)用の送信先情報に、当該生徒端末(2)からの送信先である生徒端末(6)用の送信先情報が付加されて作成される。
すると、前記作成された生徒端末(2)への転送情報15c(2)と問題データ14cが同生徒端末(2)へ送信され(ステップS18)、前記本教師端末10用の送信回数“3”が“2”にディクリメントされる(ステップS19)。
ここで、前記送信回数(残り)“2”に基づき送信終了ではないと判断され(ステップS20(No))、次(3回目)の送信先である生徒端末(4)に対する転送情報15c(4)(図12(C)参照)が作成される(ステップS17)。
すなわち、この3回目の送信先である生徒端末(4)へのデータ送信に際して作成される転送情報15c(4)は、前記送信先データメモリ15cに記憶された送信先情報(図11参照)における生徒端末(4)用の送信先情報として作成される。
すると、前記作成された生徒端末(4)への転送情報15c(4)と問題データ14cが同生徒端末(4)へ送信され(ステップS18)、前記本教師端末10用の送信回数“2”が“1”にディクリメントされる(ステップS19)。
ここで、前記送信回数(残り)“1”に基づき送信終了ではないと判断され(ステップS20(No))、次(4回目)の送信先である生徒端末(8)に対する転送情報の作成処理(ステップS17)に進むが、前記送信先データメモリ15c(図11参照)には、当該4回目の送信先である生徒端末(8)用の送信先情報は存在せず、つまり転送先は無いので、そのまま次の処理(ステップS18)に進む。
そして、問題データ14cが同生徒端末(8)へ送信され(ステップS18)、前記本教師端末10用の送信回数“1”が“0”にディクリメントされる(ステップS19)。
ここで、前記送信回数(残り)“0”に基づき送信終了と判断され(ステップS20(Yes))、前記一連の教師端末10によるデータ配布処理は終了となる(End)。
次に、生徒端末20において、前記教師端末10(または他の生徒端末20)から送信された問題データ14cが受信されると(ステップP11(Yes))、当該問題データ14cは問題データメモリ25bに登録される(ステップP12)。
また、前記教師端末10(または他の生徒端末20)から前記問題データ14cと共に転送情報15c(n)(図12参照)が受信されたと判断されると(ステップP13(Yes))、当該転送情報15c(n)は転送データメモリ25cに登録される(ステップP14)。
すると、前記転送データメモリ25cに記憶された転送情報から本生徒端末20用の送信先情報が取得され(ステップP15)、送信先となる他の生徒端末(n)、送信回数“n”が設定される(ステップP16)。
具体的に、本生徒端末20が例えば生徒端末(1)である場合は、前記教師端末10から問題データ14cと共に受信され前記転送データメモリ25cに登録された転送情報15c(1)(図12(A)参照)から、本生徒端末(1)用の送信先情報が取得され(ステップP15)、送信先となる他の生徒端末(3)(5)(9)、送信回数“3”が設定される(ステップP16)。
ここで、先ず1回目の送信先である生徒端末(3)に対する転送情報15c(3)(図示せず)が作成される(ステップP17)。
すなわち、本生徒端末(1)から1回目の送信先である生徒端末(3)へのデータ送信に際して作成される転送情報15c(3)は、前記転送データメモリ25cに登録された転送情報15c(1)(図12(A)参照)における生徒端末(3)用の送信先情報が抜き出されて作成される。
すると、前記作成された生徒端末(3)への転送情報15c(3)と前記問題データメモリ25bに登録された問題データ14cが同生徒端末(3)へ送信され(ステップP18)、前記設定された本生徒端末(1)用の送信回数“3”が“2”にディクリメントされる(ステップP19)。
ここで、前記送信回数(残り)“2”に基づき送信終了ではないと判断され(ステップP20(No))、次(2回目)の送信先である生徒端末(5)に対する転送情報15c(5)(図示せず)が作成される(ステップP17)。
すなわち、この2回目の送信先である生徒端末(5)へのデータ送信に際して作成される転送情報15c(5)は、前記転送データメモリ25cに登録された転送情報15c(1)(図12(A)参照)における生徒端末(5)用の送信先情報が抜き出されて作成される。
すると、前記作成された生徒端末(5)への転送情報15c(5)と前記問題データメモリ25bに登録された問題データ14cが同生徒端末(5)へ送信され(ステップP18)、前記設定された本生徒端末(1)用の送信回数“2”が“1”にディクリメントされる(ステップP19)。
ここで、前記送信回数(残り)“1”に基づき送信終了ではないと判断され(ステップP20(No))、次(3回目)の送信先である生徒端末(9)に対する転送情報の作成処理(ステップP17)に進むが、前記転送データメモリ25cに登録された転送情報15c(1)(図12(A)参照)には、当該3回目の送信先である生徒端末(9)用の送信先情報は存在せず、つまり転送先は無いので、そのまま次の処理(ステップP18)に進む。
そして、前記問題データメモリ25bに登録された問題データ14cが同生徒端末(9)へ送信され(ステップP18)、前記本生徒端末(1)用の送信回数“1”が“0”にディクリメントされる(ステップP19)。
ここで、前記送信回数(残り)“0”に基づき送信終了と判断され(ステップP20(Yes))、前記一連の生徒端末(1)によるデータ配布対応処理は終了となる(End)。
この後、前記教師端末10と生徒端末(1)とからそれぞれ並行して問題データ14cが転送された生徒端末(2)と(3)とにおけるデータ配布対応処理、また、前記前記教師端末10と各生徒端末(1)〜(3)とからそれぞれ並行して問題データ14cが転送された各生徒端末(4)〜(7)におけるデータ配布対応処理、さらに、前記前記教師端末10と各生徒端末(1)〜(7)とからそれぞれ並行して問題データ14cが転送された各生徒端末(8)〜(15)におけるデータ配布対応処理が前記同様に実行される。
なお、生徒端末20において、前記教師端末10(または他の生徒端末20)から転送情報15c(n)(図12参照)が受信されないと判断された場合は(ステップP13(No))、次の送信先端末は存在しないので、問題データ14cの受信、登録処理をしただけでデータ配布対応処理は終了される(ステップP11〜P13(No)→End)。
これにより、前記教師端末10は4回の送信処理を実行するだけで、その間に、全ての生徒端末(1)〜(15)に対して共通の問題データ14cを転送し配布することができる。
よって、アドホックモードで1つのデータを複数の端末に送信(1対多送信)する場合に、効率よく早く複数の端末にデータ転送することが可能になる。
なお、前記教師端末10が有する該当クラス“x”の名簿データ(ソート後)14bx′は、初期設定処理において各生徒端末20a〜20oから取得された電池残量情報に従い、電池残量が不足[−]している生徒端末(ID)が最下位にソートされて記録され、前記送信ルート(15b)は、当該名簿データ(ソート後)14bx′に記録された上位の生徒端末(ID)から順番に選択されて設定される。これにより、電池残量の不足により正常な送信動作ができない恐れのある生徒端末20に対してデータ転送が割り当てられるのを未然に防止することができる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムであって、
前記発信元端末は、
データを記憶するデータ記憶手段と、
前記複数の受信端末の識別情報を取得する端末情報取得手段と、
この端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定する送信ルート設定手段と、
この送信ルート設定手段により設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成する送信先情報作成手段と、
この送信先情報作成手段により作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末に前記データ記憶手段により記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信するデータ送信手段とを備え、
前記受信端末は、
前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
このデータ受信手段により受信されたデータを保存するデータ保存手段と、
前記データ受信手段により受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記データ保存手段により保存されたデータを次の受信端末へ送信するデータ転送手段とを備えた、
ことを特徴とするデータ転送システム。
[2]
前記発信元端末は、
前記端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に対応付けて、当該各受信端末の電池残量情報を取得する電池残量情報取得手段を備え、
前記送信ルート設定手段は、前記端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、前記電池残量情報取得手段により取得された電池残量情報が残量不足ではない受信端末から優先し、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末として割り当てた送信ルートを設定する、
ことを特徴とする[1]に記載のデータ転送システム。
[3]
何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムの発信元端末であって、
データを記憶するデータ記憶手段と、
前記複数の受信端末の識別情報を取得する端末情報取得手段と、
この端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定する送信ルート設定手段と、
この送信ルート設定手段により設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成する送信先情報作成手段と、
この送信先情報作成手段により作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末に前記データ記憶手段により記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信するデータ送信手段と、
を備えたことを特徴とする発信元端末。
[4]
何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムの受信端末であって、
前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
このデータ受信手段により受信されたデータを保存するデータ保存手段と、
前記データ受信手段により受信されたデータに本受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記データ保存手段により保存されたデータを次の受信端末へ送信するデータ転送手段と、
を備えたことを特徴とする受信端末。
[5]
何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなる通信システムでのデータ転送方法であって、
前記発信元端末では、
端末情報取得手段が、前記複数の受信端末の識別情報を取得し、
送信ルート設定手段が、前記取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定し、
送信先情報作成手段が、前記設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成し、
データ送信手段が、前記作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末にデータ記憶手段に記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信し、
前記受信端末では、
データ受信手段が、前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信し、
データ保存手段が、前記受信されたデータを保存し、
データ転送手段が、前記受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記保存されたデータを次の受信端末へ送信する、
ことを特徴とするデータ転送方法。
10 …発信元端末となる携帯情報端末(教師端末)
11 …キー入力部(教師端末)
12 …表示部(教師端末)
13 …CPU(教師端末)
14 …記憶装置(教師端末)
14a…教師端末制御プログラム
14b…名簿データ
14bx…クラス“x”名簿データ(ソート前)
14bx′…クラス“x”名簿データ(ソート後)
14c…問題データ
15 …RAM(教師端末)
15a…表示データメモリ
15b…送信ルートデータメモリ
15c…送信先データメモリ
15c(n)…転送情報
16 …通信部(教師端末)
17 …表示駆動部(教師端末)
20 …受信端末となる携帯情報端末(生徒端末)
21 …キー入力部(生徒端末)
22 …表示部(生徒端末)
23 …CPU(生徒端末)
24 …記憶装置(生徒端末)
24a…生徒端末制御プログラム
24b…IDデータ
25 …RAM(生徒端末)
25a…表示データメモリ
25b…問題データメモリ
25c…転送データメモリ
26 …通信部(生徒端末)
27 …表示駆動部(生徒端末)

Claims (5)

  1. 何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムであって、
    前記発信元端末は、
    データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記複数の受信端末の識別情報を取得する端末情報取得手段と、
    この端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定する送信ルート設定手段と、
    この送信ルート設定手段により設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成する送信先情報作成手段と、
    この送信先情報作成手段により作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末に前記データ記憶手段により記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信するデータ送信手段とを備え、
    前記受信端末は、
    前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
    このデータ受信手段により受信されたデータを保存するデータ保存手段と、
    前記データ受信手段により受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記データ保存手段により保存されたデータを次の受信端末へ送信するデータ転送手段とを備えた、
    ことを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記発信元端末は、
    前記端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に対応付けて、当該各受信端末の電池残量情報を取得する電池残量情報取得手段を備え、
    前記送信ルート設定手段は、前記端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、前記電池残量情報取得手段により取得された電池残量情報が残量不足ではない受信端末から優先し、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末として割り当てた送信ルートを設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送システム。
  3. 何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムの発信元端末であって、
    データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記複数の受信端末の識別情報を取得する端末情報取得手段と、
    この端末情報取得手段により取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定する送信ルート設定手段と、
    この送信ルート設定手段により設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成する送信先情報作成手段と、
    この送信先情報作成手段により作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末に前記データ記憶手段により記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信するデータ送信手段と、
    を備えたことを特徴とする発信元端末。
  4. 何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなるデータ転送システムの受信端末であって、
    前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
    このデータ受信手段により受信されたデータを保存するデータ保存手段と、
    前記データ受信手段により受信されたデータに本受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記データ保存手段により保存されたデータを次の受信端末へ送信するデータ転送手段と、
    を備えたことを特徴とする受信端末。
  5. 何れもアドホックモードで通信する1つの発信元端末と複数の受信端末とからなる通信システムでのデータ転送方法であって、
    前記発信元端末では、
    端末情報取得手段が、前記複数の受信端末の識別情報を取得し、
    送信ルート設定手段が、前記取得された各受信端末の識別情報に基づき、1回目の送信先を1つの受信端末、2回目以降の送信先を2n−1(n:送信回数)個ずつ増加する他の受信端末とした送信ルートを設定し、
    送信先情報作成手段が、前記設定された送信ルートに基づき、本発信元端末を含む各端末からの送信先端末を記述した送信先情報を作成し、
    データ送信手段が、前記作成された送信先情報における本発信元端末からの送信先端末に従って同送信先の受信端末にデータ記憶手段に記憶されたデータを送信する際に、同送信先の受信端末からの送信先端末を記述した送信先情報も付加して送信し、
    前記受信端末では、
    データ受信手段が、前記発信元端末または他の受信端末から送信されたデータを受信し、
    データ保存手段が、前記受信されたデータを保存し、
    データ転送手段が、前記受信されたデータに送信先情報が付加されている場合は、当該送信先情報に基づいて前記保存されたデータを次の受信端末へ送信する、
    ことを特徴とするデータ転送方法。
JP2011135311A 2011-06-17 2011-06-17 データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法 Withdrawn JP2013005270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135311A JP2013005270A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135311A JP2013005270A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013005270A true JP2013005270A (ja) 2013-01-07

Family

ID=47673341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011135311A Withdrawn JP2013005270A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013005270A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103165005A (zh) * 2013-03-26 2013-06-19 昆山杰普软件科技有限公司 物联网工程教学开放实验平台
JP2015210550A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 カシオ計算機株式会社 分散データベース、データ共有方法、プログラム、装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103165005A (zh) * 2013-03-26 2013-06-19 昆山杰普软件科技有限公司 物联网工程教学开放实验平台
JP2015210550A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 カシオ計算機株式会社 分散データベース、データ共有方法、プログラム、装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102737529B (zh) 学生终端、电子黑板、服务器以及终端功能限制方法
CN108345593A (zh) 一种基于题库系统的教学讲义生成方法及其装置
CN103489347B (zh) 智能教学电子积木及其使用方法
CN103839450B (zh) 辅助教学方法、辅助教学装置和辅助教学系统
CN107563924A (zh) 试卷生成方法、介质和电子设备
CN112135196A (zh) 在线直播教学互动方法、装置、系统、设备及存储介质
CN106126524A (zh) 信息推送方法和装置
KR102296966B1 (ko) 예습과 복습을 통한 학습 관리 시스템 및 그 방법
JP2020108795A5 (ja) コンテンツシステム、コンテンツ端末、及びプログラム
JP2013005270A (ja) データ転送システム、発信元端末、受信端末、およびデータ転送方法
JP2017187524A (ja) 学習支援システムおよび学習支援プログラム
CN110083466A (zh) 一种小程序的数据传输方法和装置
CN108243174B (zh) 在线直播互动系统及方法
JP5400668B2 (ja) 来場者の場内での広範囲の移動を促進するクイズシステム
WO2006134986A2 (ja) 学習支援システム、学習支援方法およびプログラム
JP6740660B2 (ja) 計算装置、電子機器、及びプログラム
CN108243171B (zh) 在线直播互动系统及方法
CN110677501B (zh) 基于语音互动的远程教学方法、装置、电子设备及介质
CN110782718B (zh) 辅助学习方法、系统、家教机、计算机设备和存储介质
CN111598746A (zh) 教学交互控制方法、装置、终端及存储介质
CN110191225A (zh) 一种通信方法及通信装置
CN108509456B (zh) 课件数据的处理方法及装置
JP2006018073A (ja) 学習支援システム及び方法、学習端末、ならびに、コンピュータプログラム
JP2008268406A (ja) 教育支援システム及び教育支援方法
JP5347014B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140902