JP2012530171A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 一般式（Ｉ）
   

   

   ［式中、Ｒ¹は、脂肪族又は芳香族の基を意味する、
   Ｒ²は、水素又は脂肪族又は芳香族の基を意味する、
   ｋは、１〜１５の整数を意味する］
   の化合物又は化合物の混合物を開始剤として少なくとも１のアルキレンオキシドと、少なくとも１の塩基性触媒の存在下で反応させることを含み、その際、前記触媒を水及び／又はアルコール中の又は少なくとも１０質量％の水及び／又はアルコールを含有する溶媒混合物中の溶液として使用する、最大１００００ｐｐｍのジオールを含有するモノヒドロキシポリアルキレンオキシド（ＭＰＡＯ）の製造方法。
2. 触媒としてアルカリ金属水酸化物又はアルカリ金属メチラートを使用する請求項１記載の方法。
3. 開始剤として一般式Ｉ
   

   

   ［式中、Ｒ¹は、Ｃ₁〜Ｃ₁₃−アルキル基を意味する、
   Ｒ²は、水素又はＣ₁〜Ｃ₄−アルキル基を意味する、及び
   ｋは、１〜５の整数を意味する］の化合物又は化合物の混合物を使用する請求項１又は２記載の方法。
4. 開始剤がジエチレングリコールモノメチルエーテルである請求項１から３のいずれか１項記載の方法。
5. アルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを使用する請求項１から４のいずれか１項記載の方法。
6. ＭＰＡＯが６０００ｐｐｍ未満のジオールを含有する請求項１から５のいずれか１項記載の方法。
7. ＭＰＡＯが５〜２００個のアルキレンオキシド単位を含有する請求項１から６のいずれか１項記載の方法。
8. 開始剤及び触媒を装入し、この装入物を、少なくとも０．１質量％の開始剤が留去されるまで蒸留する請求項１から７のいずれか１項記載の方法。
9. 反応器が開始剤及び触媒の添加の際に更に最大反応器体積の２質量％までのＭＰＡＯを含有し、前記ＭＰＡＯが請求項１から８のいずれか１項に記載の方法により製造したものである請求項１から８のいずれか１項記載の方法。
10. 前記開始剤が同様に請求項１から９のいずれか１項記載の方法により製造したものである請求項１から９のいずれか１項記載の方法。
11. 少なくとも２つの極大を有する、多峰性モル質量分布を有するモノヒドロキシポリアルキレンオキシドの混合物であって、２つの極大のモル質量の差は混合物中の最高の割合を有する成分のモル質量の８０〜１２５％であり、かつ、個々の極大に帰属するべき成分の含有量はそのつど、次に高いモル質量を有する極大に帰属するべき成分の３０〜１０００倍である、混合物。
12. 請求項１１記載の混合物又は請求項１から１０のいずれか１項記載の方法により製造したモノヒドロキシポリアルキレンオキシドの、建材のための添加剤の製造のための出発材料としての使用。