JPH08109254A - ポリエーテルの製造方法 - Google Patents

ポリエーテルの製造方法

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JPH08109254A
JPH08109254A JP27296794A JP27296794A JPH08109254A JP H08109254 A JPH08109254 A JP H08109254A JP 27296794 A JP27296794 A JP 27296794A JP 27296794 A JP27296794 A JP 27296794A JP H08109254 A JPH08109254 A JP H08109254A
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Japan
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polyether
alkylene oxide
oxide
hydroxyl group
propylene oxide
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JP27296794A
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Takashi Sano
孝 佐野
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/06Aluminous cements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 副生物の少ないポリエーテルの製造方法の提
供。 【構成】 水酸基を有する化合物にアルカリ触媒により
アルキレンオキサイドを付加してポリエーテルを製造す
る方法において、下記(1)と(2)の工程を順次1回
または順次複数回繰り返し行うポリエーテルの製造方
法。(1) 水酸基を有する化合物に、水酸基1個あたり1
0個以下のアルキレンオキサイドを付加する工程(2)(1)
の工程で生じた副生物である揮発性成分を除去する工程

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ触媒の存在下に
おいて水酸基含有化合物にアルキレンオキサイド、特に
プロピレンオキサドまたはプロピレンオキサイドと他の
アルキレンオキサイドの混合物を付加してポリエーテル
を製造する方法であり、付加反応の過程で生成する副生
物の量の非常に少ないポリウレタン用ポリエーテルまた
は各種界面活性剤用ポリーテルなどを製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アルカリ触媒の存在下において水酸基含
有化合物にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
などのアルキレンオキサイドを付加してポリエーテルを
製造することは工業的に広く行われている。特に、プロ
ピレンオキサイドを付加した場合には、同時に起こる副
反応のために不飽和結合量が増加し、ポリエーテルの品
質の低下を招く。
【0003】以上の問題点を解決するために、触媒とし
てセシウム化合物を使用する方法が知られている(US
P3,393,243号)。しかし、セシウム化合物は
非常に高価であり、工業的に使用するには経済性が悪い
という欠点がある。また、触媒として二重金属シアナイ
ドを使用する方法も知られている(USP3,278,
457号)。しかしながら、この方法ではプロピレンオ
キサイドを付加した後にエチレンオキサイドを付加する
と、エチレンオキサイドの単独重合によるポリエチレン
グリコールが生成するという欠点がある(USP4,3
55,188号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来公
知の方法においては、アルキレンオキサイド、特にプロ
ピレンオキサイドをアルカリ触媒の存在下で付加する
と、プロピレンオキサイドがアリルアルコールに転移す
る反応が起こり、さらにアリルアルコールにプロピレン
オキサイドが付加してポリエーテル中に不飽和末端の副
生物として存在する。
【0005】この副反応は反応温度が高くなるほど起き
やすく、また、高分子量のポリエーテルになるほど副生
物の量が多くなる。この不飽和末端の副生物はモノオー
ルであり、ポリウレタンの製造に使用すると、鎖延長が
停止されるために品質の劣ったポリウレタンとなる。各
種界面活性剤の場合でも、所期の目的とは異なった構造
のポリエーテルとなり所期の目的の性能が得られにくく
なる。
【0006】本発明の目的は、従来の安価なアルカリ触
媒を使用してアルキレンオキサイドを水酸基含有化合物
に付加重合する方法において生成する副生物の量を極力
少なくしたポリエーテルの製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、従来のアルカリ触媒により付加されたポリエーテル
の構造および組成の解析と反応条件を鋭意研究し、副生
物が揮発性を有する分子量である間に反応系から除去す
れば副生物の少ないポリエーテルを製造することができ
ることを見出し、本発明に到達した。すなわち、水酸基
を有する化合物にアルカリ触媒によりアルキレンオキサ
イドを付加してポリエーテルを製造する方法において、
(1) 水酸基1個あたり10個以下のアルキレンオキサイ
ドを付加する工程、(2)(1)の工程で生じた副生物である
揮発性成分を除去する工程、を順次1回または順次複数
回繰り返すことを特徴とするポリエーテルの製造方法で
ある。
【0008】次にこの発明の製造方法について工程別に
詳しく説明する。 (1)アルキレンオキサイドの付加工程 本発明において用いられる水酸基を有する化合物(以下
開始剤という)としては次のようなものが使用できる。
水酸基を1個有する開始剤として、メタノール、エタノ
ール、ブタノール、ラウリルアルコール、フェノール、
ノニルフェノールなどがある。水酸基を2個有する開始
剤として、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ビスフェノール類など、
水酸基を3個以上有する開始剤として、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、トリメチロールエタン、トリエ
タノールアミン、ペンタエリスリトール、ソルビトール
および蔗糖などである。これらの開始剤にアルキレンオ
キサイドを付加させた化合物も開始剤として使用でき
る。さらに、1級および2級アミンのアルキレンオキサ
イド付加物、例えばモノエタノールアミンのプロピレン
オキサイド付加物など、エチレンアミン類のアルキレン
オキサイド付加物、たとえばエチレンジアミンのプロピ
レンオキサイド付加物なども使用できる。これらの開始
剤を単独あるいは2種以上混合して使用してもよい。
【0009】本発明において使用されるアルカリ触媒と
しては次のようなものが使用できる。すなわち、アルカ
リ金属単体(金属ナトリウム、カリウムなど)、アルカ
リ金属水素化物(水素化ナトリウム、水素化カリウムな
ど)、アルカリ金属アルコラート(ソジュウムメチラー
トなど)、アルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなど)、およびアルカリ金属炭酸塩(炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)が挙げられる。これ
らのうちで好ましいものはアルカリ金属アルコラートと
アルカリ金属水酸化物であり、特に好ましいのは水酸化
カリウム(KOH)および水酸化ナトリウム(NaO
H)である。アルカリ触媒はポリエーテルの仕上がり量
にたいして0.001〜2.0重量%の範囲で通常は使
用される。
【0010】本発明におけるアルキレンオキサイドとは
分子中に1個のエポキサイド基を有する化合物であり、
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,2−
ブチレンオキサイド、2,3−ブチレンオキサイド、お
よびグリシジルエーテル類などが挙げられる。これらの
うち、副生物を最も多く生成するのがプロピレンオキサ
イドを用いた場合であり、従ってプロピレンオキサイド
の単独またはプロピレンオキサイドと他のアルキレンオ
キサイドとの混合物を使用した場合に特に効果的であ
る。
【0011】本発明におけるアルキレンオキサイド付加
の反応温度は80〜150℃が好ましい。反応温度が8
0℃より低いと反応速度が遅くなるばかりでなく、反応
混合物の冷却がしにくく温度制御が困難となる。反応温
度が150℃より高い場合には、反応中に多量の副生物
ができ、目的のポリエーテルの収率が低下する原因とな
るばかりでなく、ポリエーテル中に副生物が残存しやす
くポリエーテルの品質低下の原因となる。
【0012】従来の1段で所定量のアルキレンオキサイ
ドを付加する方法に比べて、本発明の方法は反応中の副
生物を順次除去するので反応温度を高くして、反応速度
を速くするのが可能である。以上の観点から反応温度は
80〜150℃が好ましいが、さらに好ましくは100
〜130℃である。
【0013】本発明で付加するアルキレンオキサイドの
量は、最終的には任意であるが、1回の付加の工程では
水酸基1個当たり10個以下とする必要があり、好まし
くは1〜6個のアルキレンオキサイドを付加するのが良
い。1回の付加の工程で付加するアルキレンオキサイド
の量が10個より多くなると、分子量の高い副生物が生
成し、揮発により除去できない副生物の量が多くなり、
最終的に得られるポリエーテル中の副生物の量が多くな
る。したがって、1回の付加の工程で付加する量は少な
いほど良くなるが、副生物の分子量が約400以下なら
ば揮発により除去できるので、ポリエーテルの品質を低
下させないアルキレンオキサイドの付加量は水酸基1個
当たり10個であり、さらに好ましくは6個以下であ
る。しかしながら、1回の工程で付加するアルキレンオ
キサイドの量が少なくなれば、所定の分子量まで重合し
て高分子のポリエーテルを得るには多くの回数の工程を
繰り返さなければならず経済的ではない。したがって、
1回の付加の工程で付加するアルキレンオキサイドの量
は水酸基1個当たり10個以下、好ましくは1〜6個で
ある。
【0014】本発明におけるアルキレンオキサイドの付
加方法は、例えば、(イ) 所定の開始剤と触媒を含む反応
器中に逐次アルキレンオキサイドを導入し、付加する方
法、(ロ) 開始剤、触媒およびアルキレンオキサイドを同
時に反応器中に添加し、付加する方法、(ハ) 開始剤、触
媒およびアルキレンオキサイドを所定量ずつ連続的にパ
イプライン反応器に導入し、連続的に付加する方法など
任意の方法が採用できる。
【0015】(2)揮発性成分の除去工程 本発明においてはアルキレンオキサイドの付加工程に続
き、(1)の付加工程において生成した副生物である揮
発性成分を除去する工程があるのが大きな特徴である。
プロピレンオキサイドの付加の場合、付加工程で得られ
たポリエーテル中の副生物はアリルアルコールおよびア
リル基またはプロペニル基の末端にアルキレンオキサイ
ドが付加したものであり、比較的低分子量のものであっ
て、かつ揮発性の成分である。他のアルキレンオキサイ
ドの場合もプロピレンオキサイドの場合ほど副生物の量
は多くはないが、多少生成され、本発明の方法が適用で
きる。
【0016】これらの副生物を揮発により除去するには
80〜150℃の温度範囲において30mmHg以下の
圧力で0.01〜6時間、好ましくは110〜150℃
の温度範囲で10mmHg以下の圧力で0.02〜2時
間処理すると比較的低分子量である副生物は揮発して反
応系から除去される。温度が80℃より低いか、あるい
は圧力が30mmHgより高いときには副生物の除去で
きる量が少なくなり、ポリエーテル中に副生物が残りや
すくなる。温度が150℃を超えるとポリエーテルの着
色などが起こりやすく好ましくない。付加工程での水酸
基1個当たりのアルキレンオキサイドの付加量が少ない
場合には、副生物の分子量も小さいものとなり、この揮
発性成分の除去工程で比較的容易に除去できる。副生物
の揮発除去を促進するために窒素などの不活性気体を流
しながら減圧とすることもできる。
【0017】本発明の(1)の工程のアルキレンオキサ
イドの付加工程および(2)の工程の副生物である揮発
性成分の除去工程は順次1回または順次複数回繰り返す
ことにより、副生物の少ない所望の分子量のポリエーテ
ルが製造される。この製造方法は同一の反応器中で2つ
の工程を繰返し行う方法によりポリエーテルを製造する
ことができる。さらに、2つの工程を複数回連続して接
続された設備によりポリエーテルを製造することもでき
る。例えば、パイプライン反応器とフィルムエバポレー
ターのような揮発除去装置を連続して組み合わせた設備
で連続的にポリエーテルを製造することにより、さらに
経済的に副生物の少ないポリエーテルを製造できる。本
発明の水酸基1個当たりのアルキレンオキサイドの付加
量および副生物の揮発除去の条件を守れば、これらの設
備の選択は任意にできる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中の部は重量基準である。
【0019】実施例1 開始剤としてグリセリンにプロピレンオキサイド(水酸
基1個に対して5.22個の付加量)を付加した分子量
1000の化合物(0.31%のKOHを含有)696
部と、触媒として48%KOH22.7部を撹拌機と温
度調節機の付いた5リットルのオートクレーブに仕込ん
だ後、撹拌しながら120℃で5mmHgとなるまで減
圧にし、脱水を行った。
【0020】115℃においてプロピレンオキサイド7
03部を1時間でオートクレーブ中に導入し、そのまま
の温度で圧力が平衡に達するまで熟成をしてプロピレン
オキサイドの付加反応を完結させた。このときのプロピ
レンオキサイドの量は開始剤の水酸基1個に対して5.
80個である。120℃において5mmHg以下の圧力
で30分間減圧にし、反応物中の揮発分を除去した。さ
らに、115℃においてプロピレンオキサイド703部
を付加する工程と加熱減圧において揮発分を除去する工
程を3回繰り返して、開始剤に対して合計2812部の
プロピレンオキサイド(水酸基1個に対して23.2個
のプロピレンオキサイド)を付加した。さらに、520
部のエチレンオキサイド(水酸基1個に対して5.66
個のエチレンオキサイド)を130℃において付加させ
た後、減圧(5mmHg以下)、130℃において揮発
分を除去した。これにより3998部の反応物が得られ
た。得られた反応物を公知の方法により精製して、KO
Hを除去した。得られたポリエーテルは水酸基価が3
0.6mgKOH/gで、不飽和度は0.006meq
/gであった。
【0021】比較例1 実施例1と同じ開始剤を696部と、触媒として48%
KOH22.7部をオートクレーブに仕込んで、実施例
1と同じ条件で脱水を行った。115℃において圧力が
0.45MPaを超えないように2812部のプロピレ
ンオキサイドを逐次オートクレーブ中に導入した。圧力
が平衡に達するまでプロピレンオキサイドの反応を行っ
た。さらに、520部のエチレンオキサイドを130℃
で反応させて、4012部の反応物を得た。これを実施
例と同じ公知の方法で精製してポリエーテルを得た。得
られたポリエーテルは水酸基価が34.2mgKOH/
gで、不飽和度は0.087meq/gであった。
【0022】同一の反応原単位で製造した実施例1と比
較例1を比較すれば、本発明による実施例のポリエーテ
ルの方が、水酸基価は小さくなり、不飽和度は著しく小
さく、副生物の生成量が少ないことがわかる。
【0023】実施例2 開始剤としてラウリルアルコール373部と、触媒とし
て48%KOH8.3部を撹拌機と温度調節機の付いた
5リットルのオートクレーブに仕込んだ後、撹拌しなが
ら120℃で10mmHgとなるまで減圧にし脱水を行
った。
【0024】125℃において、プロピレンオキサイド
363部とエチレンオキサイド91部の混合物を1時間
でオートクレーブ中に導入し、そのままの温度で圧力が
平衡に達するまで反応を続けた。この時のプロピレンオ
キサイドの量は開始剤の水酸基1個に対して3.13
個、エチレンオキサイドは1.03個であり、合わせて
開始剤の水酸基1個に対して4.16個のアルキレンオ
キサイドである。
【0025】125℃において、5mmHg以下の圧力
で30分間減圧にし、反応物中の揮発分を除去した。こ
の工程を計8回繰り返した。これにより開始剤の水酸基
1個に対してプロピレンオキサイドを25.04個、エ
チレンオキサイドを8.24個を付加したことになる。
これにより3985部の反応物が得られた。得られた反
応物を酢酸で中和しポリエーテルを得た。得られたポリ
エーテルは水酸基価が29.8mgKOH/gであり、
開始剤と付加したアルキレンオキサイドから計算される
理論の水酸基価28.0mgKOH/gに近いものであ
った。
【0026】比較例2 実施例2と同様にラウリルアルコール373部と、48
%KOH8.3部をオートクレーブに仕込んで脱水を行
った。プロピレンオキサイド2904部とエチレンオキ
サイド728部の混合物を125℃において圧力が0.
45MPaを越えないように逐次導入した。圧力が平衡
に達するまで125℃で反応を継続した。この時の開始
剤の水酸基1個に対してプロピレンオキサイドを25.
03個、エチレンオキサイドを8.27個付加したこと
になる。これは理論的に実施例2と同じ原単位でポリエ
ーテルを製造したことになる。これにより4001部の
反応物が得られ、実施例2と同様に酢酸で中和し、ポリ
エーテルを得た。得られたポリエーテルの水酸基価は3
9.4mgKOH/gであり、理論値の28.0mgK
OH/gより大きく異なったものであった。
【0027】同一の反応原単位で製造した実施例2と比
較例2のポリエーテルの水酸基価を比較すれば、実施例
2のポリエーテルの方は理論値とほぼ同じであり、一方
比較例2のポリエーテルの方は理論値よりかなり数値が
大きかった。これより比較例2のポリエーテルはかなり
低分子量の副生物が生成していることが分かる。
【0028】
【発明の効果】本発明の製造方法にれば、副生物の非常
に少ないポリエーテルが得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基を有する化合物にアルカリ触媒に
    よりアルキレンオキサイドを付加してポリエーテルを製
    造する方法において、下記(1)と(2)の工程を順次
    1回または順次複数回繰り返し行うことを特徴とするポ
    リエーテルの製造方法。 (1)水酸基を有する化合物に、水酸基1個あたり10
    個以下のアルキレンオキサイドを付加する工程 (2)(1)の工程で生じた副生物である揮発性成分を
    除去する工程
  2. 【請求項2】 (1)の工程において、付加するアルキ
    レンオキサイドがプロピレンオキサイドまたはプロピレ
    ンオキサイドと他のアルキレンオキサイドとの混合物で
    ある請求項1記載のポリエーテルの製造方法。
  3. 【請求項3】 (1)の工程において水酸基1個あたり
    1から6個のアルキレンオキサイドを付加する請求項1
    または2記載のポリエーテルの製造方法。
  4. 【請求項4】 (2)の工程において、80から150
    ℃の温度範囲で30mmHg以下の圧力で揮発性成分を
    除去する請求項1〜3のいずれか1項に記載されたポリ
    エーテルの製造方法。
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