JP2012529743A5

JP2012529743A5 -

Info

Publication number: JP2012529743A5
Application number: JP2012514922A
Authority: JP
Filing date: 2010-06-09
Publication date: 2013-07-18

Claims

少なくとも１つのポリマ電解質膜燃料電池を有する燃料電池アセンブリ（５）と、水素流を提供するための水素供給手段とを含む、燃料電池装置（１０）であって、
前記装置には、燃料流が予め定められたレベルに増加するまで、および／または酸素濃度が予め定められたレベルに減少するまで、燃料電池アセンブリに入る燃料を燃焼するよう適合された事前燃焼用手段（４）が設けられていることを特徴とする、装置。
前記装置は、前記予め定められたレベルに達すると発電に切換えるための手段を含む、請求項１に記載の装置。
装置（１０）の動作を制御するための電子制御回路（９）をさらに含む、請求項１または２に記載の装置。
事前燃焼用手段（４）は、触媒装置および専用の燃料電池から選択される、請求項１、２、または３に記載の装置。
事前燃焼用手段（４）は触媒装置であり、表面に触媒材料が設けられた多孔質材料を含む、請求項４に記載の装置。
事前燃焼用手段（４）は燃料電池であり、電池を短絡させる抵抗器を含む、請求項４に記載の装置。
事前燃焼用手段（４）は、燃料電池アセンブリ（５）における燃料電池のうちの少なくとも１つを含み、電子制御回路（９）は、前記予め定められたレベルに達すると前記燃料電池の動作を事前燃焼から発電に切換えるよう適合されている、請求項１に記載の装置。
燃料電池装置（１０）を動作させる方法であって、燃料電池装置は、少なくとも１つのポリマ電解質膜燃料電池を有する燃料電池アセンブリ（５）と、燃料流を提供するための燃料供給手段とを含み、装置は第１の始動段階と第２の発電段階という２つの段階で動作可能であり、前記方法は、
燃料供給手段に燃料流を供給させることによって始動段階を開始するステップを含み、それにより、事前燃焼用手段（４）が燃料電池アセンブリに入る燃料を燃焼し、前記方法はさらに、
燃料流が予め定められたレベルに増加すると、および／または酸素濃度が予め定められたレベルに減少すると、始動段階から発電段階に切換えるステップを含む、方法。
燃料流および／または酸素濃度を監視するステップをさらに含む、請求項８に記載の方法。
事前燃焼用手段（４）は、燃料電池アセンブリの前に設けられた専用の燃料電池であり、レベルを監視するステップは、前記専用の燃料電池の電圧を測定することによって行なわれる、請求項８または９に記載の方法。
事前燃焼用手段（４）は、燃料電池アセンブリにおける燃料電池のうちの１つ以上であり、レベルを監視するステップは、前記燃料電池アセンブリにおけるある電池の電圧を測定することによって行なわれる、請求項８に記載の方法。