JP2012526576A - 医療機器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、好ましくは経口胃内配置用に構成されたアームと、前記アームの一端に配置可能な手先効果器(100)とを含んでなる医療機器であって、前記手先効果器(100)は流体圧操作機構(1)を介して操作可能であり、前記流体圧操作機構(1)は少なくとも1個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)を通じてシリンダ内部と連通した少なくとも1本、好ましくは2本、3本、4本または5本の圧流体オーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)の設けられたシリンダ(20)を有し、前記シリンダ(20)の内部には前記シリンダ(20)の縦軸に沿って可動するピストン(30)が配置され、前記ピストン(30)は前記シリンダ(20)の内部室(23)を第1のシリンダ室(23a)と第2のシリンダ室(23b)とに分割すると共に、ピストンロッド(31)を介して前記手先効果器(100)と連結され、前記第1のシリンダ室(23a)に圧流体を導入するための少なくとも1個の圧流体接続口(41)が設けられていると共に、前記シリンダ(20)に設けられた少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)と連通したさらに別の少なくとも1個の圧流体接続口(41a,41b,41c,41d)が設けられている医療機器に関する。

Description

本発明は、好ましくは経口胃内進入用に構成されたアームと、前記アームの一端に装備可能な手先効果器とを含み、前記手先効果器は流体圧操作機構を介して操作可能に構成した医療機器、及び内視鏡システムの末端に配置された手先効果器を操作するための方法に関する。
ドイツ特許公告第4435644号公報には、内視鏡システムの屈曲区間用の流体圧屈曲機構が開示されている。同様な装置は欧州公開第0401129号公報にも記載されている。
米国特許第4485817号公報には、手先効果器用の流体圧操作機構であって、手先効果器の操作に利用される圧流体を作り出すために、ピストンが第2のピストンに向かって変位する方式の流体圧操作機構が開示されている。この流体圧操作機構の短所は操作機構の構造が複雑であることならびに、この操作機構によっては手先効果器の所定の2つの動作状態のみの制御しかできないという点にある。しかし、特に胃縫縮術に用いられる手先効果器に関しては2つ以上の動作状態の制御が必要となることが多いため、この操作機構はそなような手先効果器には不適である。類似の装置は米国特許第5361583号公報にも開示されている。
ドイツ特許公告第4435644号公報 欧州公開第0401129号公報 米国特許第4485817号公報 米国特許第5361583号公報 オーストリア特許出願A239/2009号公報 欧州公開第1187559号公報 米国特許第2004/59349号公報
そこで本発明の目的は、シンプルな構造にもかかわらず確実な操作を可能とし、しかも、従来の技術が有する欠点を解消した流体圧操作機構を有する医療機器を提供することである。
上記課題を解決する本発明による、冒頭に述べたタイプの医療機器では、その流体圧操作機構は少なくとも1個の孔を通じてシリンダ内部と連通した少なくとも1本、好ましくは2本、3本、4本または5本の圧流体オーバーフロー路の設けられたシリンダを有し、当該シリンダの内部には当該シリンダの縦軸に沿って可動するピストンが配置され、当該ピストンは上記シリンダの内部室を第1のシリンダ室と第2のシリンダ室とに分割している。さらには、ピストンロッドを介して手先効果器と連結され、上記第1のシリンダ室に圧流体を導入するための少なくとも1つの圧流体接続口が設けられていると共に、上記シリンダに設けられた少なくとも1つのオーバーフロー路と連通したさらに別の少なくとも1つの圧流体接続口が設けられているように構成されている。
この場合、上記のオーバーフロー路は、本発明の第1の実施形態において、シリンダ壁の外周面に設けられた溝として形成されて、一連の孔を通じてシリンダの内部室と連通しており、その際、これらの一連の孔はシリンダ端との間にそれぞれ異なる距離を保って配置されている。シリンダは好ましくはスリーブ内に嵌着可能であるために、スリーブ内壁とシリンダ外壁との間に、シリンダ外壁に設けられた上記の溝によってオーバーフロー路が形成されている。
コンパクトで信頼度の高い流体圧操作機構を得るべく、好ましくは、ピストンロッドとは反対側のスリーブ端に配置されたシールユニットに、シリンダの内部室と連通した圧流体接続口が設けられている。
本発明の別な実施形態において、少なくとも1本のオーバーフロー路がシリンダ壁内に配置され、少なくとも1つの孔を通じてシリンダ室と連通している。本発明のこの実施形態は上述した実施形態に比較して製造コストが高まるが、この場合、圧流体接続口は直接シリンダ底に設けられているために、専用のシールユニットは不要となる。これによって全長をさらに短くすることが可能であり、これは特に内視鏡分野において重要である。
さて、隣接した第1のシリンダ室と連通した接続口を通じて圧流体がポンプ注入されると、ピストンはシリンダ底から離間運動し、他方、オーバーフロー路を通じて第2のシリンダ室と連通した第2の接続口を通じて第2のシリンダ室から圧流体が流出する。これにより、第1のシリンダ室が拡大する一方で、第2のシリンダ室は縮小し、ピストンのピストンロッドはシリンダから突き出る。オーバーフロー路の少なくとも1個の孔がシリンダ内にあるピストンのピストンスカートによって封止閉塞されると直ちに、ピストンは第2のシリンダ室内の逆圧によって前進運動を続行できず、その結果、ピストンはその場で所定のポジションに到達したことになる。ピストンのこのポジションはピストンロッドに連結された手先効果器の所定の1動作状態に対応している。オーバーフロー路の数および位置ないしオーバーフロー路の孔の数および位置次第で、本発明による医療機器に接続可能な手先効果器につき一連の異なる動作状態を定めることが可能である。
たとえば、胃縫縮術に使用するには、2本のグリップフィンガーを有する手先効果器の操作に3つの動作状態(フィンガー姿勢)が必要である。これらの動作状態とは、手先効果器が患者の胃内に配置される際の第1の閉姿勢、グリップフィンガーがその状態から相互接近運動することによって双方のグリップフィンガーの間に組織が配置されることとなる初期状態としての開姿勢、そして最後に、クランプ装置が手先効果器の双方のグリップフィンガー間にある組織を縫合する際の第2の閉姿勢である。そのために使用可能な手先効果器に関しては、たとえば、欧州公開第1187559号公報または米国特許第2004/59349号公報が参照される。
したがって、胃縫縮術用のこの種の手先効果器に特に適した本発明の好ましい実施形態は4本のオーバーフロー路を有しており、その際、うち3本はそれぞれ上述した手先効果器の動作状態をもたらし、他方、第4のオーバーフロー路は第2のシリンダ室からの完全な圧力吐き出しに使用される。
本発明による医療機器にはその他の手先効果器も接続可能であることは当然であり、そのため、当当該医療機器には標準的なアダプタ要素が設けられているのが好ましい。本発明による流体圧システムには手先効果器として極めて多様なグリップフィンガーが接続可能であるが、その他にまた、プローブおよびその他の内視鏡検査器具または内視鏡手術器あるいは内視鏡検査・手術器具も接続することが可能である。
本発明による流体圧操作機構の動作のために、好ましくは、流体圧操作機構と連携する流体圧装置が設けられている。この流体圧装置は少なくとも1基のポンプと、シールユニットに配されたそれぞれの圧流体接続口に対応する少なくともそれぞれ1本の流体圧流路とを有し、好ましくは、それぞれの流体圧流路には少なくとも1つの切替器(弁)が配備されている。
さらに、好ましくは経口胃内配置用に構成されたアームを有する内視鏡と、このアームの一端に配置された手先効果器とを有してなる内視鏡手術器具によって本発明の目的は解決可能であり、その際、手先効果器は本発明による機器によって操作可能である。
この場合、手先効果器は好ましくは、開姿勢から少なくとも1つの閉姿勢、好ましくは2もしくはそれを上回る数の閉姿勢に相互可動するフック爪状の2本のグリップフィンガーを有している。
本発明によれば、特に内視鏡手術器具の一端に配置された手先効果器を本発明による装置を使用して操作するための方法において、ピストンロッドを備えたピストンのシリンダ内部におけるポジションは第1のシリンダ室内への圧流体の流入またはシリンダの第2のシリンダ室からの圧流体の流出あるいはそのような流入と流出とによって調節され、その際、ピストンロッドに連結された手先効果器の動作状態はピストンのポジションによって決定される。
本発明による医療機器は極めて省スペース的な構造を有していることから、公知の内視鏡システムと組み合わせて使用することも可能である。たとえば、本発明による医療機器の直径は、たとえば従来の技術による内視鏡の通路内に配置し得るほど狭小に保持することが可能である。
以下、本発明を制限するものではない一連の実施形態に基づき、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
本発明による流体圧操作機構の分解図である。 図1に示した操作機構が一体組み付けされた状態の第1の断面図である。 図2aに示した断面図に対して90°回転された操作機構の第2の断面図である。 操作機構をシールユニット側から眺めた図である。 操作機構をピストンロッド側から眺めた図である。 手先効果器を具備した操作機構の断面図である。 図3aに示した手先効果器を具備した操作機構の側面図である。 図3aに示した手先効果器を具備した操作機構の斜視図である。 図3a〜図3cに示した開姿勢にある手先効果器の流体圧回路図である。 図3aに示した開姿勢にあるカバー付き手先効果器の斜視図である。 第1の閉姿勢にある手先効果器の流体圧回路図である。 第1の閉姿勢にある手先効果器の斜視図である。 図5bに示した手先効果器を上方から眺めた図である。 第2の閉姿勢にある手先効果器の流体圧回路図である。 第2の閉姿勢にある手先効果器の斜視図である。 図6bに示した手先効果器を上方から眺めた図である。 手先効果器を第2の閉姿勢から開姿勢に移行する際の流体圧回路図である。 さらに別の手先効果器の部分断面図である。 図7aに示した手先効果器の斜視図である。 図7aに示した手先効果器の流体圧回路図である。 復帰手段の部分断面図である。 復帰手段の部分断面図である。
図1には、特に内視鏡手術器具または内視鏡検査器具あるいは内視鏡手術・検査器具のための本発明による流体圧(油圧)操作機構1が分解された形で表されている。当該操作機構はスリーブ10を有しており、当該スリーブにはシリンダ20を嵌着することができる。シリンダ20は、図示実施形態において、シリンダ20の外周にシリンダ20の縦軸Aと平行に配置され、孔22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’を通じてシリンダ20の内部室23(図2a,2b)と連通したフライス削り溝として形成されたオーバーフロー路21a,21b,21c,21dを有している。流体圧操作機構1は、さらに、ピストンロッド31と、シリンダ20内をシリンダ縦軸Aに沿って可動するシーリングピストンスカート32とを有するピストン30を備えている。最後に、シールユニット40を貫通して圧流体(圧油)を導通するための孔として形成された5個の圧流体接続口41,41a,41b,41c,41dを形成したシールユニット40が設けられている。
図2aおよび図2bには、一体に組み付けられた状態の流体圧操作機構1が示されている。この場合、シリンダ20はスリーブ10内に嵌着配置されて、シールユニット40によってそのポジションに固定されている。その際、スリーブ10とシリンダ20とシールユニット40とは、シールユニット40に設けられた圧流体接続口41a,41b,41c,41dがシリンダ20に設けられたオーバーフロー路21a,21b,21c,21dと心合わせして一直線をなして連結されるように相互を関係付けて配置されており、オーバーフロー路21a,21b,21c,21dは孔22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’を通じてシリンダ20の内部室23と連通している。
さらに、ピストン30はシリンダ20の内部に摺動可能に配置されており、その際、ピストンロッド31はスリーブ10の中央開口11を貫いて延びている。ピストン30はシリンダ20の内部に摺動可能に配置されたピストンスカート32の箇所にシール体33を有しており、当該シール体はピストンスカート32をリング状に包囲して、シリンダ20の内部室23内におけるピストン30の当当該ポジションにおいてオーバーフロー路21a,21b,21c,21dの少なくともいずれか1本に設けられた孔を封止閉塞する(図2a)。スリーブ10の同軸心開口部11には、シリンダ20からの圧流体の漏出を防止すべく、もう1個のシール体13が設けられている。
図2cには流体圧操作機構1の平面図が示されており、同図では、実質的にシールユニット40が可視である。同図から、中央に配された圧流体接続口41の周囲に、さらに4個の接続口41a,41b,41c,41dが実質的に正方形をなすシールプレート40内に配置されていることが理解できる。さらに、シールプレート40の四隅には、シールプレート40をスリーブ10に取り付けるための固定手段(図中不図示)を収容するための窪み42が設けられている。最後に図2dには、本発明による流体圧操作機構1をピストンロッド31側から眺めた平面図が示されている。
図3a〜図3cには、特に内視鏡手術処置時に使用されるタイプの手先効果器100の取付けられた流体圧操作機構1が表されている。図3aには、手先効果器100がピストン30のピストンロッド31に連結配置された状態が示されており、この場合、手先効果器100は、図3bに示したように、開姿勢にある。手先効果器100は2本のフック爪状のグリップフィンガー110a,110bを有しており、一方のグリップフィンガー110aには、プレート体122aに配置された2本のピン121を有する第1のクランプ要素部120aが配置されている。この種のクランプ装置は、たとえば、本願出願人のオーストリア特許出願A239/2009号公報から読み取ることができる。
本発明による流体圧操作機構1を用いて手先効果器100の双方のグリップフィンガー110a,110bを閉運動させることにより、たとえは、胃縫縮術の過程で組織を固定すべく、第1のクランプ要素部120aは、第2のグリップフィンガー110bに配置された第2のクランプ要素部122bに噛み合わされる。双方のグリップフィンガー110a,110bの相互開閉運動を可能にするため、流体圧操作機構1のピストン30の運動時にガイド溝112a,112bに沿って変位するガイド体111a,111bが設けられている。図3aにおいて、ピストン30は実質的にシールプレート40に密に接当した下死点に位置している。シールユニット40の中央孔41を通じて流入する圧流体によってピストン30が上方へ移動すると、ガイド体111a,111bはガイド溝112aに沿ってグリップフィンガー110a,110bの方向へ向かって運動させられるため、結果として、双方のグリップフィンガーはガイド溝112a,112bの延びに従って互いに接近運動する。ガイド溝112a,112bが屈曲して延びている場合には、手先効果器100を第1の閉姿勢にもたらす際に僅かな力しか必要とせず、他方、第2の閉姿勢にあっては、ガイド溝112a,112bの特別な形の延びにより、ピン121の折断に必要な大きな力が供給されるという利点が得られる。ここで、ガイド溝112a,112bの延びは、適用ケース次第で、真直ぐであっても屈曲して形成されてもよい。
以下、本発明による流体圧操作機構1の操作態様を詳細に説明する。そのため、図4a〜図6dには、操作機構1の動作に適した流体圧装置200が模式的に表されている。流体圧装置200は、第1のシリンダ室23aと連結した第1の流体圧流路202を通じて流体圧操作機構1に圧流体を供給するポンプ201を含んでいる。さらに、オーバーフロー路21a,21b,21c,21dは別途の流体圧流路202a,202b,202c,202dに接続されて、圧流体タンク203と連結されている。それぞれの流体圧流路202,202a,202b,202c,202dには、切替えを可能にし、したがって、それぞれの流体圧流路202,202a,202b,202c,202d内の圧流体の流れを可能にする少なくとも1つの切替器204たとえば流体圧弁が備えられている。多くの場合、手先効果器100を正しく動作させるために、図8aおよび8bに詳細を示した補助的な復帰手段210を設けるのが好ましい。
図4aには、流体圧操作機構1のピストン30がその下死点に位置して、シールプレート40に直接に接している場合の回路図が表されている。図の明瞭化のため、この場合、シールプレート40とそれから分岐する流体圧流路はいずれも不図示である。流体圧流路202,202a,202b,202c,202dは図中において直接、オーバーフロー路21,21a,21bのポジションにて示されているが、実際には、図1〜図2dに示した本発明の実施形態において、流体圧流路202,202a,202b,202c,202dはシールユニット40に接続されている。図4aに示した流体圧回路図は,図3a〜図3cないし図4bに示したように、手先効果器100が開姿勢にある場合の流体圧装置200の状態を示している。図4bには、図3aに示した手先効果器100が、それに付属した、たとえば、シリコン製のカバー101と共に示されている。
流体圧操作機構1は、特に、内視鏡胃縫縮術に使用される手先効果器の操作にも適している。内視鏡胃縫縮術の場合、手先効果器100は内視鏡によって胃内に挿入され、続いて、手先効果器100に設けられた(たとえば図3a〜図3cに表されているような)クランプ装置が(胃)組織内に配置される。ただし、胃内に内視鏡を挿入する際には、挿入時に食道あるいは胃が傷付けられないようにするため、手先効果器100は閉じられていなければならない。ただし、手先効果器100は、クランプ装置のピン121が第2のプレート部122bに嵌合するほど密に閉じられていてはならない。
図5a〜図5cには、所望の部位への手先効果器100の、好ましくは、経口挿入状態での、手先効果器100の第1の閉姿勢が当当該流体圧回路図によって示されている。ここでは、ピストン30はシリンダ20内の中央位置にあり、シリンダの内部室を2つのシリンダ室23aと23bとに分割している。手先効果器100がたとえば胃内の所定の部位に配置されるや直ちに、双方のグリップフィンガー110a,110bは図4bに示した開姿勢となる。
グリップフィンガー110a,110bの続いての閉運動によって胃組織はグリップフィンガー110a,110bによって掴まれ、同所にピン121が突き通される。最後に、ピストン30は図6a〜6cに示した上死点に移動し、その際、クランプ装置のピン121は所定の破砕姿勢に屈曲する(図中不図示)。
圧流体がオーバーフロー路202dを通じて第2のシリンダ室23bに流入すると、ピストン30はシールユニット40に接当する下死点に向かって変位する。これによって、手先効果器100が再び開姿勢に移行すると直ちに(図6d)、クランプ装置は組織内に残置され、手先効果器100は再び図5bおよび図5cに示した第1の閉姿勢にもたらされて、胃から食道ならびに口腔を通って抜き去ることが可能である。
本発明による流体圧操作機構1は図示した手先効果器100に適しているだけでなく、その他、特に医術に使用され、通例、ボーデンケーブル、プッシュ・プル手段を介して操作される手先効果器にも使用可能であることはいうまでもない。
したがって、たとえば、図7aおよび図7bに示したようなペンチタイプの手先効果器100も本発明による操作機構1によって操作可能である。この場合、流体圧装置200は、図7cに表したように、よりシンプルな仕様とすることができる。というのも、この場合には、2つのポジションのみ、つまり手先効果器100の開姿勢と閉姿勢のみに制御可能でありさえすればよいからである。したがって、この実施形態の流体圧操作機構1は1本のオーバーフロー路21を有しているだけでよく、他方、シールプレート40はシリンダ20の内部室23内の圧力造成用の流体圧接続口41ならびにオーバーフロー路21と連結した流体圧接続口41aを有していればよい。ただし、1本以上のオーバーフロー路を有する上記流体圧操作機構も使用可能であることはいうまでない。
図7aおよび図7bに示したペンチタイプの手先効果器100の閉姿勢において、ピストン30は上部ポジションにあり、他方、ペンチ100を開くためにピストン30はオーバーフロー路21の開放によって、ピストンスカート32がシールプレート40に直接に接する下部ポジションに向かって運動させられる。このタイプの手先効果器100は、特に、手術中やや長時間にわたって組織を保持するおよび/または固定するために使用されるので、この手先効果器の保持力は、特にボーデンケーブルを用いた操作機構にあっては、やや長い時間が経過する間に徐々に低下し、最悪の場合には、保持された組織が欠落してしまうことがある。したがって、手先効果器100の正しい機能に必要な流体圧をバネ力によって維持する補助的な復帰手段210が設けられている。
図8aおよび図8bには、この種の補助的な復帰手段210の好ましい実施形態が示されている。この場合、復帰手段210はバネ装置211(ここでは、バネ)ならびに、所望のバネ力調節を可能とする調整ノブ212を有している。復帰手段210は流体圧接続口241の設けられたシールプレート240を通じて流体圧系と連結されており、必要に応じ、切替器214(図7c)を通じて作動可能である。この復帰手段はその他あらゆるタイプの手先効果器と連結されて使用可能であることはいうまでもない。
場合により、さらにまたは別法として、流体圧系200内の圧力低下を表示し、それによって、ユーザが復帰手段210を作動可能にする信号装置も設けられていてよい。
本発明は図示実施形態に制限されるものでないことは自明である。したがって、特にオーバーフロー路の数および位置はそれぞれの要件に適合させることが可能であり、5本以上のオーバーフロー路が設けられていてもよい。

Claims (9)

  1. アームと、前記アームの一端に配置可能な手先効果器(100)とを含み、前記手先効果器(100)は流体圧操作機構(1)を介して操作可能に構成した医療機器であって、
    前記流体圧操作機構(1)は少なくとも1個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)を通じてシリンダ内部と連通した少なくとも1本、好ましくは2本、3本、4本または5本の圧流体オーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)の設けられたシリンダ(20)を有し、前記シリンダ(20)の内部には前記シリンダ(20)の縦軸に沿って可動するピストン(30)が配置され、前記ピストン(30)は前記シリンダ(20)の内部室(23)を第1のシリンダ室(23a)と第2のシリンダ室(23b)とに分割すると共に、ピストンロッド(31)を介して前記手先効果器(100)と連結され、前記第1のシリンダ室(23a)に圧流体を導入するための少なくとも1個の圧流体接続口(41)が設けられていると共に、前記シリンダ(20)に設けられた少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)と連通したさらに別の少なくとも1個の圧流体接続口(41a,41b,41c,41d)が設けられていることを特徴とする医療機器。
  2. 少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)の前記少なくとも1個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)はピストン上死点とピストン下死点の間に配置されているため、前記ピストン(30)は前記シリンダ(20)内で、前記ピストン上死点と前記ピストン下死点の間に位置する少なくとも1つの所定の中央位置にもたらされることができることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
  3. 前記少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)は前記シリンダ(20)の外周面に溝として形成され、前記少なくとも1個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)を通じて前記シリンダ室(23a,23b)と連通しており、前記シリンダ(20)はスリーブ(10)内に嵌着可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の医療機器。
  4. 前記ピストンロッド(31)とは反対側の前記スリーブ(10)端部に配置されたシールユニット(40)に、前記シリンダ(20)の前記内部室(23)と連通した圧流体接続口(41,41a,41b,41c,41d)が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
  5. 前記少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)は前記シリンダ壁内に配置されて、少なくとも1個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)を通じて前記シリンダ室(23a,23b)と連通していることを特徴とする請求項1または2に記載の医療機器。
  6. オーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)ごとに2個の孔(22a,22b,22b’,22c,22c’,22d,22d’)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療機器。
  7. 前記手先効果器(100)は、開姿勢から少なくとも1つの閉姿勢、好ましくは2つの閉姿勢に相互可動するフック爪状の2本のグリップフィンガー(110a,110b)を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の医療機器。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の医療機器の手先効果器を操作する操作装置であって、
    前記医療機器の前記流体圧操作機構(1)と連携する流体圧装置(200)が設けられ、前記流体圧装置(200)は少なくとも1基のポンプ(201)と、前記シールユニット(40)の前記それぞれの圧流体接続口(41,41a,41b,41c,41d)に対応する少なくともそれぞれ1本の流体圧流路(202,202a,202b,202c,202d)とを有し、好ましくは前記それぞれの流体圧流路(202,202a,202b,202c,202d)にそれぞれ少なくとも1つの切替器(204)が配備されていることを特徴とする操作装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の医療機器の手先効果器(100)を流体圧によって操作するための操作方法であって、
    前記ピストンロッド(31)を備えたピストン(30)の前記シリンダ(20)内におけるポジションは、前記第1のシリンダ室(23a)内への圧流体の流入、または前記シリンダ(20)に設けられた少なくとも1本のオーバーフロー路(21a,21b,21c,21d)を介した前記第2のシリンダ室(23b)からの圧流体の流出、あるいはそのような流入と流出とによって変更され、前記ピストンロッド(31)に連結された前記手先効果器(100)の動作状態は前記ピストンのポジションによって決定されることを特徴とする操作方法。
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