JP2012522976A - プリント配線板を検査する検査装置用の接触ユニット - Google Patents

プリント配線板を検査する検査装置用の接触ユニット Download PDF

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Abstract

本発明は、プリント配線板を検査する検査装置用の接触ユニットに関する。接触ユニットは、フルグリッドカセットとアダプタとを備える。フルグリッドカセットは、検査装置の基本グリッドの接点のグリッドに配置された複数のスプリング接触ピンが設けられている。アダプタは、フルグリッドカセットの各スプリング接触ピンを検査対象であるプリント配線板の配線板検査点に電気的に接続する検査ニードルが設けられ、スプリング接触ピンは、フルグリッドカセットの中でアダプタから遠い側に落ちないように固定され、検査ニードルは、アダプタの中でフルグリッドカセットから遠い側に落ちないように固定されている。アダプタ及びフルグリッドカセットは、互いに取り外し自在に接合されている。このようにして、スプリング接触ピン及び検査ニードルの両方が、アダプタとフルグリッドカセットとが組み付けられた状態において接触ユニットから落ちないように固定されている。
【選択図】図4a

Description

本発明は、コンポーネント化されていないプリント配線板を検査する並列テスタ用のフルグリッドカセット及びアダプタを備える接触ユニットに関する。
プリント配線板を検査する装置は、複数の接触フィンガを使用して検査対象であるプリント配線板の検査点を直列に走査するフィンガテスタと、アダプタを用いて検査対象であるプリント配線板のすべての検査点に同時に接触する並列テスタとの2つのグループに分類される。このようなアダプタは、検査装置の事前に設定された規則的な基本グリッドを検査対象であるプリント配線板の通常は不規則的である検査点の配置に変換するので、グリッドパターンアダプタとしても知られている。この種のアダプタは、原則として、検査ニードルを収容するよう設計されたガイド穴を有する複数の間隔を介したガイドプレートを備える。検査ニードルはアダプタの中で傾斜可能であり、規則的な基本グリッドの接点と、原則として基本グリッドの規則的な配置から外れているプリント配線板検査点との間の電気的接続を検査ニードルによって確立可能となっている。
原則として、アダプタは基本グリッド上に直接的に位置するのではなく、いわゆるフルグリッドカセットが基本グリッドとアダプタとの間に設けられている。アダプタと同様に、フルグリッドカセットは、基本グリッドのパターンと適合した接触ピンが設けられている複数のガイドプレートを備える。これらの接触ピンは、スプリング接触ピンとして設計されている。この種のフルグリッドカセットを使用する理由は、このようなスプリング接触ピンは、非常に太いためアダプタの中で傾斜させることができないが、フルグリッドカセットを用いることで、基本グリッドのパターンを検査対象であるプリント配線板の検査点に位置合わせするアダプタに取り付けることができるようになることにある。他方においては、フルグリッドカセットのスプリング接触ピンを用いて、検査対象であるプリント配線板の表面の不規則性、及び/又は、アダプタの中のニードルの傾斜に起因した高さのばらつきを補正することが必要であるためである。
この種のフルグリッドカセットは、検査装置の一体的な部品でもよい。しかし、フルグリッドカセットは、代替的に、検査装置の基本グリッドに取り替え自在に位置付けられた別個のコンポーネントとして設計されてもよい。
特別なアダプタが検査対象であるプリント配線板毎に製造されるべきである。他方では、フルグリッドカセットは、検査対象であるプリント配線板の種類とは独立である。
いわゆる単純なニードルがアダプタで使用できる。これらのニードルは、太さ0.1mm乃至0.2mmの細い直線的なワイヤの部分である。ほぼすべてのテスタが今日ではプリント配線板の両面を検査するため設計されているので、検査装置は、検査対象であるプリント配線板の下及び上の両方にアダプタの設置を必要とする。ニードルがアダプタから落ちるべきでない場合、ニードルは、アダプタの中に固定されるべきである。このような単純なニードルを使用する場合、ニードルは、有孔ラテックス膜を用いて、又は、ナイロン生地を用いて固定される。ラテックス膜は、ニードルが貫通するポイントに予め穿孔されるべきである。膜のこの種の穿孔は、非常に費用がかかる上に難しい。ニードルは個々の糸の間で生地を貫通できるので、生地を使用する方が著しく容易である。しかし、生地を用いることで、プリント配線板検査点の密度とその結果ニードルの密度とが増加する場合に重大な問題を引き起こす可能性があるニードルのオフセットが生じる。
欧州特許第149776B1号明細書によると、アダプタの中への滑落を防止するため一方端に球状ヘッド部を有しているアダプタ用の検査ニードルが知られている。しかしながら、この刊行物に記載されたアダプタは、球状ヘッド部をもつ検査ニードルが常にアダプタの上側にあることが必要であり、アダプタを裏返しにすることができないので、プリント配線板の片面検査用の装置にしか適さない。この種の検査ニードルは、ニードルの上端から僅かに離れた場所に球状プラスチックヘッド部を設けることによってさらに発展させられた。その結果、さらなる有孔プレートをアダプタに置くことができ、よってニードルのプラスチックヘッド部をこの有孔プレートとさらなるガイドプレートとの間に固定することができた。このようにして固定されたニードルは、決してアダプタから落ちることがない。しかし、これらのプラスチックニードル及び付加的な保持プレートは、隣接するニードル間に最小距離を必要とするので、この固定方法では、ニードル配置の密度をさらに増加することができない。
独国特許出願公開第102006059429A1号明細書は、基本グリッドが2つの組み合わされた正方形グリッドで構成されている、コンポーネント化されていないプリント配線板を検査する並列テスタについて記載している。各正方形グリッドは、50ミルのグリッド間隔を有している。2つのグリッドは、グリッド間隔の半分(=25ミル)ずつX方向及びY方向へ互いに相対的にオフセットされている(図2b)。このようなグリッドは、角度45°で置かれた正方形グリッドとして図示され、この傾斜した正方形グリッドのグリッド間隔は、約0.89mmである。基本グリッドの接点の密度は、概して、1平方センチメートル当たり124接点である。検査対象であるプリント配線板の検査点は、不規則的なパターンに配置されるので、密度が著しく増大される領域が存在する。例えば、1cm×1cmの面積の中で、この密度は、プリント配線板検査点600個を超えることがある。
隣接する検査ニードルの非常に緊密な間隔は、既知アダプタを用いて局所的に実現することができる。欧州特許第206704B1号明細書によると、先細の接触先端を自由端に有しているアダプタ用の検査ニードルが知られている。これらのニードルを用いると、隣接する接触先端の間の距離は、0.25mm以下に短縮することができる。しかし、上述の固定方法(ラテックス膜、生地、プラスチックヘッド部)の結果として、このような緊密な間隔で設けられた複数の検査ニードルを、例えば、1cm×1cmの事前に設定された面積の中に配置することは不可能である。従って、検査対象であるプリント配線板に対向する端において検査ニードルを1cm当たり600個の密度で配置可能な、プリント配線板に接触する装置の必要性が高まっている。
独国特許第19644725C1号明細書は、フルグリッドカセットの基本構造について記載している。このフルグリッドカセットでは、フルグリッドピンが取り付けられ、各フルグリッドピンは、弾性的かつ導電的な仕方でコイルスプリングによって互いに接続された上方ピン部分及び下方ピン部分を備える。このスプリングは、ピン部分より大きい径を有している。ピン部分及びスプリングを収容するための穴は段状であり、フルグリッドピンをフルグリッドカセットの中で拘束された状態にする。
独国特許第19900833B4号明細書は、検査装置の中でプリント配線板を保持する検査ホルダについて記載している。検査ホルダは、プローブプレートがその上に位置する支持プレートを備える。スプリング圧プローブを収容するための穴は、支持プレート12とプローブプレートとの両方に設けられている。支持プレートとプローブプレートとの間に、スプリング圧プローブがその中を延在するプローブ保持膜が設けられている。この膜は、独立気泡ゴム、特に、ラテックスゴムから作ることができる。
仏国特許第2887034号明細書は、螺旋状に巻き付けられたスプリング部分を含むワイヤから形成された非被覆スプリング接触ピンの使用を図示している。このスプリング接触ピンは、基板とプリント配線板の半田ポイントとの間に位置している。審査官は、独立請求項に関連してこの文献を引用した。
米国特許第4884024号明細書は、プリント配線板を検査する装置を開示している。この装置は側壁を備え、ユニバーサル検査ピン支持板が側壁のうちの一方に回動的に搭載されている。
後に公開された国際特許出願第PCT/EP2008/063038号明細書は、スプリング接触ピンが膜を用いて位置付けされているフルグリッドカセットを備え、コンポーネント化されていないプリント配線板を検査する検査装置を開示している。その結果、フルグリッドカセットを、どちら側が上方を向いていてもスプリング接触ピンが落ちることなく取り扱うことができる。これは、一方の側だけで検査ピンが落ちないように固定されているアダプタとの組み合わせにおいて特に有用である。
欧州特許第149776B1号明細書 独国特許出願公開第102006059429A1号明細書 欧州特許第206704B1号明細書 独国特許第19644725C1号明細書 独国特許第19900833B4号明細書 仏国特許第2887034号明細書 米国特許第4884024号明細書 国際特許出願第PCT/EP2008/063038号明細書
従って、本発明は、従来の装置と比べてより高い接点密度を局所的に可能にし、プリント配線板の両面を検査するのにより適している、コンポーネント化されていないプリント配線板を検査する並列テスタのための接触ユニットを作成するという課題に基づいている。
上記課題は、請求項1の特徴を備えた接触ユニットによって解決される。本発明の有利なさらなる展開は、従属請求項に明らかにされている。
プリント配線板を検査する検査装置用の本発明による接触ユニットは、フルグリッドカセットとアダプタとを備え、フルグリッドカセットは、検査装置の基本グリッドの接点のグリッドに位置している複数のスプリング接触ピンを有し、アダプタは、フルグリッドカセットの各スプリング接触ピンを検査対象であるプリント配線板の配線板検査点の1つに電気的に接続するため設けられた検査ニードルを有し、フルグリッドカセットの中のスプリング接触ピンは、アダプタから遠い側に落ちないように固定され、アダプタの中の検査ニードルは、フルグリッドカセットから遠い側に落ちないように固定され、アダプタ及びフルグリッドカセットは、アダプタ及びフルグリッドカセットが堅固に接合された接触ユニットを形成するように互いに取り外し自在に接続されている。
フルグリッドカセット及びアダプタは、互いに取り外し自在に接続されているので、これらが接続された状態で取り回しの良い接触ユニットが形成され、ここでスプリング接触ピンは、アダプタに向いている側ではアダプタによってフルグリッドカセットから落ちないように固定され、検査ニードルは、フルグリッドカセットの中の対応するスプリング接触ピンによってフルグリッドカセットの方にアダプタから落ちないように固定される。この接触ユニットは、従って、スプリング接触ピン又は検査ニードルのうちの一方を失う危険性なしに、どちら側が上方に向いていても取り扱うことができる。
フルグリッドカセットとアダプタとは、どちらもスプリング接触ピン又は検査ニードルを落ちないようにそれぞれフルグリッドカセット又はアダプタの両側に固定する手段を必要としない。フルグリッドカセットがアダプタから分離された場合、スプリング接触ピンと検査ニードルとは、機械的抵抗なしに、簡単に取り付けることができる。スプリング接触ピンと検査ニードルとがそこからフルグリッドカセット又はアダプタのそれぞれの中へ取り付けられる側に、スプリング接触ピンと検査ニードルとが落ちないように固定するプレートを保持する必要がない。このような保持プレートは、従来技術においてよく用いられるが、これらの保持プレートは、スプリング接触ピン及び検査ニードルを配置する最大密度を著しく低減する。
従って、本発明によれば、スプリング接触ピン及び検査ニードルの望ましい高密度を実現することができる接触ユニットを簡単な方法で作り出すことが可能である。
フルグリッドカセット及びアダプタを含む従来の並列テスタでは、フルグリッドカセット及びアダプタは、クランプ装置を用いて互いに独立に検査装置の中に保持されていた。アダプタは、位置合わせピン及び対応する位置合わせ穴を用いてフルグリッドカセットの上で位置合わせされた。アダプタとフルグリッドカセットとの間に機械的接続は存在しない。アダプタは、従って、フルグリッドカセットを邪魔することなく取り替えることができる。本発明は、アダプタ及びフルグリッドカセットが互いに永久に又は堅固に接合されて接触ユニットを形成している点で、この従来技術の検査装置と異なっている。接触ユニットは、組立体として検査装置の中に取り付けられ、組立体として取り替えられる。
本発明の好ましい実施形態では、アダプタとフルグリッドカセットとの間のこの取り外し自在接続は、スイベルジョイント及びロック装置によって提供される。組み付けられた状態で、フルグリッドカセット又はアダプタは、ロック装置を用いてロックすることができるので、剛体ユニットを形成する。折り畳み開放状態では、スプリング接触ピン又は検査ニードルを挿入可能なフルグリッドカセット及びアダプタの面に自由にアクセス可能である。従って、破損したスプリング接触ピン又は検査ニードルの取り替えは、簡単な作業である。
本発明の範囲内で、スイベルジョイント以外の取り外し自在の接続手段をロック装置との組み合わせで設けることができる。アダプタとフルグリッドカセットとの間に数個のロック装置及び/又はラッチ装置を設け、スイベルジョイントを用いることなく取り外し自在の相互装着を可能にすることが有利な場合もある。
スプリング接触ピンは、被覆なしでフルグリッドカセットの中に位置していることが好ましい。このようにして、高いスプリング接触ピン密度をもつフルグリッドカセットを比較的簡単な手段によって実現することができる。フルグリッドカセットは、スプリング接触ピンの軸方向に対して直角に遊びを持って設計されてもよい。
アダプタの検査ニードルは、好ましくは、螺旋状巻き付けなしで実質的に直線的であり、検査対象であるプリント配線板に対向するアダプタの側に向かって落ちることがないように検査ニードルを固定する厚化部分を有している。
本発明は、添付図面を参照して以下でより詳細に説明される。
アダプタの領域をフルグリッドカセットの隣接する部分と共に示す断面図である。 図1からのフルグリッドカセットの領域をアダプタの部分と共に示す断面図である。 アダプタの接触ニードルとフルグリッドカセットのスプリング接触ピンとの間の接触領域の断面を示す図である。 折り畳み開放状態にあるフルグリッドカセットとアダプタとを備える接触ユニットを含む略断面図である。 折り畳み無負荷状態にあるフルグリッドカセットとアダプタとを備える接触ユニットを含む略断面図である。 折り畳み負荷状態にあるフルグリッドカセットとアダプタとを備える接触ユニットを含む略断面図である。 アダプタの様々な接触ニードル及び接触ピンを検査対象であるプリント配線板と共に示す略図である。 ロック突起部を含むアダプタの接触ピンとアダプタのいくつかのガイドプレートを示す略図である。 図6aからの接触ピンを収容するための穴を有するガイドプレートの略断面図である。 中心スプリング接点を有するスプリング接触ピンの端部分を示す略図である。 モジュールから構成された基本グリッドの部分の平面図である。
並列テスタは、規則的なグリッドパターンに配置された接触パッドの形をした複数の接点を有するプレート形状基本グリッド要素1(図2)を備える。基本グリッド要素1の各接点は、電子評価ユニットのポートに接続されている。基本グリッド要素は、原則として、複数のストリップ形状の断片から構成されている。
基本グリッド要素1は、スプリング接触ピン3を有するフルグリッドカセット2を支持する。フルグリッドカセット2のスプリング接触ピン3は、基本グリッド要素1の接点と同じグリッドパターンに配置されているので、基本グリッド要素1の各接点は、スプリング接触ピン3と接し、電気的に接触する。スプリング接触ピン3は、互いに平行に配置されている。
本実施形態では、フルグリッドカセット2は、基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5を備える。プレート4、5の厚さは7mmである。スプリング接触ピン3を1本ずつ収容する一定の断面をもつ貫通穴6がアダプタプレート5の中に設けられている。貫通穴6の径は、約0.75mmである。
基本グリッドプレート4は、同様に貫通穴7が設けられている。これらの貫通穴7は、環状段差8を有し、この貫通穴7の径は、環状段差8とアダプタプレート5に対向する基本グリッドプレート4の面との間の部分においてアダプタプレート5の貫通穴6の径に一致し、環状段差8から基本グリッド要素1に対向する基本グリッドプレート4の面までの部分では、若干小さく、例えば、0.6mmになっている。
数個のガイド装置9が2つのプレート4、5のエッジ領域に配置されている。各ガイド装置9は、互いに相対的に移動可能である2つの円筒スリーブを備え、その中にコイルスプリング(図示せず)が位置している。ガイド装置9は、不確動的及び/又は確動的にプレート4、5に接合されている。基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5の中の対応する穴は、2つのプレート4、5をある程度まで弾性的に押し離すように配置されている。外圧がフルグリッドカセット2に作用しない場合、約2乃至5mmの間隔がガイド装置9によって2つのプレート4、5の間に作り出される。このようにして、ガイド装置9は、負荷が加えられると、2つのプレートが実質的にスプリング接触ピン3の軸方向10だけに互いの方へ向けて移動させられるように2つのプレート4、5を案内する。
しかしながら、ガイド装置9は、基本グリッドプレート4とアダプタプレート5との間に軸方向10に対して直角な遊びが存在するように2つのプレート4、5に配置され設計されている。スプリング接触ピン3は、例えば、太さ0.12mmであるワイヤが巻き付けられる。スプリング接触ピンは、スプリング接触ピン3の長さの大部分に沿って延在するスプリング部分11を備える。スプリング部分11では、スプリング接触ピン3は、隣接する巻き付けが互いに一定の距離に配置された螺旋状に巻き付けられるので、これらのスプリング部分は、弾性的なスプリング作用を提供する。
アダプタに対向する端部で、スプリング部分11は、いわゆるラッパ形部分12になる。ラッパ形部分12は、軸方向に隙間のない僅かな数の巻き付けを備える。その結果、ラッパ形部分12は剛性である。ラッパ形部分は、端部へ向かって再び広がるテーパを有している。これにより、アダプタに対向する凹部が作り出される。この凹部は、アダプタの接触ニードル又は接触ピンの端部を収容する。このテーパによって、ラッパ形部分にラッパの形状が与えられるので、この名前が付されている。出願人は、ラッパ形部分を含んでいるこのようなスプリング接触ピンを「ラッパ形スプリング」として識別する。
ラッパ形部分12から遠い方の端部で、スプリング部分11は、スプリング接触ピン3の他のすべての巻き付けの径より大きい径をもつ僅かな回数の巻き付けを含む厚化部分13になる。
厚化部分13には、スプリング接触ピン3のプラグイン部分14が隣接している。プラグイン部分14の個々の巻き付けは、スプリング部分11の巻き付けより小さい径を持ち、隙間がないので、プラグイン部分14は剛性である。スプリング部分11からプラグイン部分14への移行部で、スプリング接触ピン3は、貫通穴7の環状段差8に当接し、フルグリッドカセットから基本グリッド要素1側へのスプリング接触ピン3の落下を防止するテーパ又は段差を有する。基本グリッド要素から遠ざかる方向に関して、スプリング接触ピン3は、フルグリッドカセットの中で自由に移動可能である。
基本グリッド要素1に対向するプラグイン部分14の端部で、スプリング接触ピン3は、僅かなテーパを有し、最後の巻き付け部分は、隣接する巻き付けより小さい半径まで湾曲させられるので、スプリング接触ピン3のワイヤの端部は、隣接する巻き付けに対してほぼ中心にある。これは、中心スプリング接点15(図2、図8)を作り出す。
図8は、円形接触パッド16を含んでいる基本グリッドの断面の平面図である。この基本グリッドは、2つの組み合わされた正方形グリッドを備える。各正方形グリッドは、50ミルのグリッド間隔を有している。2つのグリッドは、X方向及びY方向にグリッド間隔の半分(=25ミル)ずつ互いに相対的にオフセットしている。
従来のスプリング接触ピンの接点は、図8において円形線17として図式的に示された円形線上でスプリング接触ピンの中心の外側にある。スプリング接触ピンが接触パッドに対して正確に中心に設置されていない場合、スプリング接触ピンは接触点の外側で基本グリッド要素に接触することがあり、これによって、電気的接触が妨げられることになるという危険性が存在する。接点が偏心的に設けられると、円形線17と接触パッド16の外側エッジとの間の距離(=Δs)に等しい程度に過ぎないオフセットの場合でも、接触が不良となることがある。
スプリング接点15をスプリング接触ピン3上の中心に設置することで、スプリング接触ピン3は、完全に位置合わせされている場合、正確に中心で接触パッド16に接触する。従って、不良接触の危険性が生じ始める許容範囲は、接触パッド16の全半径Rを含み、従来のスプリング接触ピンを正確に設置することで達成される許容範囲Δsの数倍である。
これは、基本グリッドが数個のモジュール18から構成されている場合に特に有利である。モジュール間には当接エッジ19が存在する。モジュールの当接エッジ19の領域では、接触パッド16は、製造技術上の理由のため僅かに切断されるので、接触パッド16に対するスプリング接触ピンのオフセットに関する許容範囲は、より一層低減される。当接エッジ19の領域では、偏心的な接点による不良接触が起こる危険性が著しく増大される。
図8に示された接触パッドの直径Dは、0.635mmであり、半径は、0.317mmである。最適な達成可能な許容範囲は、従って、0.317mmである。従来のスプリングピンでは、円形線17の直径は、0.4mm(r=0.2mm)である。これにより得られる許容範囲は、0.117mmに過ぎない。接触パッド16が当接エッジで切断される場合、この許容範囲は、0.06mmまで低減される。
基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5は、非繊維性プラスチック材料で作られる。これにより、スプリング接触ピンの挿入を容易にする滑らかな表面を貫通穴6、7が有することになる。適当なプラスチック材料の例は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)である。本実施形態では、プレート4、5の厚さは7mmである。5乃至10mmのプレート厚さが考えられる。
規則的なグリッドパターンに配置されたスプリング接触ピンと、以下ではプリント配線板検査点と称される検査対象であるプリント配線板の不規則的に配置された接点との間の電気接続がアダプタ21を介して確立される。アダプタ21は、互いに平行に配置された複数のガイドプレートから構成されている。フルグリッドカセット2に隣接して、2つのプレートを含んでいるプレート組立体が設けられ、このプレート組立体は、フルグリッドカセットのスプリング接触ピン又は基本グリッドの接点のそれぞれのパターンに適合する穴を有している。このプレート組立体は、以下では、基本グリッドユニット22、すなわち、BGユニット22と称される。BGユニット22は、カバープレート23と構造プレート24とを備える。カバープレートは、フルグリッドカセット2の直ぐ隣にあり、約1.5mmの厚さを有している。構造プレート24は、カバープレート23と接触している。構造プレートは、3mmの厚さを有し、フルグリッドカセットに対向する面でアダプタに必要な機械的強度を与える。
保持プレート25は、構造プレート24から僅かに距離をあけて設けられている。保持プレートの厚さは、3mmである。
4つの薄いガイドプレート26が互いに一定の間隔で配置されている。各ガイドプレートの厚さは、0.3mmである。アダプタ21のプリント配線板に対向する側では、以下ではプリント配線板ユニット、すなわち、PCBユニット27と称される3つのプレートの組立体が設けられている。PCBユニットは、構造プレート28と、ガイドプレート29と、カバープレート30とを備える。構造プレート28によって、PCBユニット27に必要な機械的強度が与えられる。この構造プレート28の厚さは、4mmである。
カバープレート23及びカバープレート30は、検査エリアの外側のアダプタのその他プレートにボルト締めされる。これらのネジ接続は、従って、アダプタの電気特性に影響を与えることがない。
ガイドプレート29は、同様に、厚さ0.3mmの薄いガイドプレートである。このような薄いプレートでは、接触ニードル及び接触ピンを案内する穴は、厚い構造プレート及び保持プレートよりも高精度で容易に製作することができる。ガイドプレート29又はカバープレート30は、それぞれ、プリント配線板検査点のパターンに適合する穴パターンを有しており、それによりアダプタ21の検査ニードルがプリント配線板検査点に正確に位置合わせされることが確実になる。
カバープレート23、30を除いて、すべてのプレートは、いくつかの周知の柱機構部33によって、所要の間隔で支えられている。BGユニット22とPCBユニット27との間に、位置合わせピン34が設けられ、各位置合わせピンは、保持プレート25及びガイドプレート26の中の穴を確動的に貫通し、それによって、プレート25、26を正確に位置合わせする。
アダプタ21には、検査ニードルとしての接触ニードル31と接触ピン32とが共に設けられている。接触ニードル31は、検査対象であるプリント配線板のパッドアレイに接触するため使用される。接触ピン32は、プリント配線板35の鍍金された貫通穴37に接触するよう設計される。
接触ニードル31は様々な径を有する。本実施形態では、径0.15mmの接触ニードル31.1と径0.25mmの接触ニードル31.2とが設けられている(図5)。各接触ニードル31は、円形断面を有している。フルグリッドカセットと対向する端部で、接触ニードルには厚肉部分38が設けられている。この厚肉部分38は、スナップ留めされるか、若しくは、収縮して留められるスリーブ38.1、又は、接触ニードル31.2の圧接部38.2のいずれかによって製作できる。圧接は、より容易であり、またより費用対効果に優れている。しかし、圧接では接触ニードルのある程度の材料厚さが必要となり、主としてより太い接触ニードルの場合に適している。より細い接触ニードルには、付加的なスリーブ38.1がより適している。
接触ニードル31.2の圧接部38.2を収容するために、段状の穴がカバープレート23の中に設けられ、スリーブ38.1を収容するために、段状の穴が保持プレート25の中に設けられている(図3)。これらの段状穴によって、接触ニードル31の厚肉部分38がプレート23、25を通り抜けることが防止され、よって、接触ニードルが検査対象であるプリント配線板に向かって落ちないように固定される。フルグリッドカセット2の方向には、接触ニードル31は、アダプタ21の中を自由に移動可能である。
原則として、このような接触ニードル31は、プリント配線板35の表面の鍍金された貫通穴37のエッジ領域に接触することができる。しかし、経験上、パッドアレイ36のオフセットと鍍金された貫通穴37のオフセットとは、使用された製造プロセスが異なるために互いに独立であることが分かっている。すなわち、原則として、すべてのパッドアレイ36は、所定の量ずつかつ所定の方向に、これらのパッドアレイの理想的な位置に対して明確なオフセットを有しており、すべての鍍金された貫通穴は、所定の方向にかつ所定の量ずつ異なるオフセットを有している。接触ニードル31は、小さいパッドアレイ36に対して非常に正確に位置合わせされ調整されなければならない。
鍍金された貫通穴37のために特に設計された接触ピン32は、プリント配線板35に対向する端部に拡幅された走査ヘッド部39を有している(図5)。この走査ヘッド部39の三角形ポイントは、プリント配線板35の方を向いている。こうすることで、接触ニードル31がパッドアレイ36に位置合わせされている程度と同程度に正確に接触ピン32が鍍金された貫通穴37に位置合わせされていない場合でも、鍍金された貫通穴37の確実な接触が可能になる。このようにして、アダプタ21が主として接触ニードル31及び対応するパッドアレイ36を基準にプリント配線板35に位置合わせされている場合でも、すべてのプリント配線板検査点36、37に確実に接触させることができる。
本実施形態による接触ピン32は、例えば、厚さ0.2mmをもつ薄いシートメタルで作られている。走査ヘッド部は、同様に、このシートメタルで作られている。
ロック突起部40は、走査ヘッド39から僅かな距離に隣接して接触ピン32上に設けられる(図5、6a)。
接触ピン32を収容するため、以下では鍵穴41と称される特別の穴がPCBユニット27に設けられている。これらの鍵穴は十分に大きいため、接触ピン32をこの接触ピンの(複数の)ロック突起部40と共に通過させることができる。鍵穴41は、ロック突起部40を収容するためのリセス部42によって、プリント配線板から遠い側のPCBユニット27の面に隣接してもよい。図6bに示された実施形態では、鍵穴41は、上から見た場合にT字形であるので、接触ピン32は、この接触ピンのロック突起部40と共に「T字の横棒43」の中に案内され、その後直ぐに、ロック突起部40と走査ヘッド部39との間の領域にある接触ピン32の狭い部分で「T字の縦棒44」に沿って移動させられる。ロック突起部40を収容するためのリセス部42は、横棒43から遠い方の縦棒44の端部に隣接する。ロック突起部は、このリセス部42に取り付けられ、接触ピンが横棒43に向かって逆行すること、及び、アダプタ21からプリント配線板に対向する側に落ちることを防止する。
リセス部40は、PCBユニット27の構造プレート28の中に形成される。
本発明の範囲内で、鍵穴41及びリセス部42がその他の形状を有しても構わないことは明らかである。鍵穴41はスロットとして設計されてもよく、リセス部42は上から見た場合にこのスロットに対して直角に延在してもよい。この場合、接触ピン32は、(複数の)ロック突起部40の挿入に続いて、ロック突起部40がリセス部の中に位置するように、鍵穴41の中で90°回転させられなければならない。
あるいは、鍵穴41は対応するリセス部なしで設計されてもよい。他のガイドプレート26の中のガイド穴が、非常に狭いために(複数の)ロック突起部40がガイドプレート27の上に位置することになるポイントで、接触ピン32を鍵穴41を通して案内するように配置される。図6bに示されたT字形鍵穴において、接触ピン32の理想的な位置であるこの位置は、縦棒44の領域に位置している。挿入又は取り外しのため、接触ピン32は、T字形鍵穴41の横棒43を通してロック突起部40を案内するため湾曲させられる必要がある。
アダプタ21の中の接触ピン32は、個別のプレート23〜30に対して実質的に垂直に向けられている。これに対して、接触ニードル31は、多くの場合にアダプタ21の中で傾斜している。その結果、検査対象であるプリント配線板のグリッドに位置していない接点と接触をとることが可能であり、高い接触密度を得るために、多数の接触ニードル31の端部を検査対象であるプリント配線板側で局所的に制限された領域に設けることが可能である。フルグリッドカセット2に対向する反対側で、これらの接触ニードルの端部は、複数のスプリング接触ピン3に接触するもっと広いエリアに亘って分布している。この理由のため、できるだけ接触ニードル31を傾斜させることが望ましい。原則として、接触ニードル31の傾斜に機械的限界は存在しない。しかし、このような傾斜はいずれも、プレート23〜30に垂直な方向である軸方向において接触ニードル31を短縮させる。軸方向でのこの長さの差は、スプリング接触ピン3によって補正される。
フルグリッドカセット2及びアダプタ21は、スイベルジョイント20を用いて互いに機械的に接合されている。スイベルジョイント20は、フルグリッドカセット2のアダプタプレート5のエッジ、又は、アダプタ21のBGユニット22のエッジにそれぞれ搭載されている。スイベルジョイントは、取り外しできるように設計されることが好ましい。スイベルジョイントは、例えば、回動軸方向へのアダプタ又はフルグリッドカセットの直線運動によって取り外すことができる。このようにして、フルグリッドカセット2は、別のアダプタ21と容易に組み合わせることができる。
スイベルジョイント20の反対側にあるフルグリッドカセット2のアダプタプレート5のエッジ、又は、アダプタ21のBGユニット22のエッジに、少なくとも1つのロックピン49とピンロケーション50とを備えるロック装置が設けられている。本実施形態では、ロックピン49は、フルグリッドカセット2に設けられ、ピンロケーション50は、アダプタ21に設けられている。ロックピン49は、ピンロケーション50の中にロックピン49を位置付けるために、ピンロケーション50におけるラッチ(図示せず)を解除可能に係止するためのノッチ51を有している。
図4aは、折り畳み開放状態にあるフルグリッドカセット2及びアダプタ21を備える接触ユニットを非常に図式的かつ簡略的に表した図である。図4bは、折り畳まれた状態にある接触ユニットを示す。フルグリッドカセット2及びアダプタ21は、ロック装置49、50を用いて互いに固定されている。このようにして、検査ニードル31のうちの1つがスプリング接触ピン3のそれぞれに配置され、接触ユニットから落ちないように互いを固定する。従って、ロックされた状態では、いずれの側が上方を向いていても、検査ピン又は検査ニードルを失うことなく接触ユニットを取り扱うことができる。フルグリッドカセット2及びアダプタ21が一緒に折り畳まれるとき、これらは、互いに向かい合うフルグリッドカセット2の表面とアダプタ21の表面とが接触する瞬間に垂直であるように案内されることが好ましく、そのためスプリング接触ピン3と接触ニードル31はどちらも落ちることがない。
図4bは、検査装置に無負荷で搭載された接触ユニットを示す。この状態では、基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5は、ガイド装置9によって僅かに押し離され、スプリング接触ピン3が、解除された状態で貫通穴6、7の中に位置している。基本グリッドプレート4は、検査装置の基本グリッド要素1の位置合わせ穴46と係合した数個の位置合わせピン45で嵌め込まれている。スイベルジョイント20を有するアダプタプレート5をアダプタのBGユニット22に確実に接続することで、アダプタ21に対してフルグリッドカセット2を位置合わせする。接触ニードル31の厚化部分は、スプリング接触ピン3のラッパ形部分12の凹部に収容されている。傾斜した接触ニードル31は、検査対象であるプリント配線板から離れて配置されている。
この接触組立体が今度は負荷を加えられる場合、すなわち、適当な圧力によって圧縮される場合、基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5は、ガイド装置9のスプリング作用に対抗して、フルグリッドカセット2の中で共に押される。これにより、スプリング接触ピン3がアダプタ21の方へ押される。スプリング接触ピンは、今度は接触ニードル31に対してスプリング荷重が加えられる。接触ニードル31は、次に、検査対象であるプリント配線板の方へ押されるので、すべての接触ニードル31が、それぞれのプリント配線板検査点に接触する。図4cは、傾斜配置及び非傾斜配置における接触ニードルとスプリング接触ピンとの間の接点におけるレベル差を明示している。
接触ニードル31又は接触ピン32が割り当てられていないスプリング接触ピン3は、アダプタ21のカバープレート23に押し付けられる。その上、カバープレート23は、アダプタの中で柱機構部33を固定するネジ要素を覆っている。従って、カバープレート23によって、使用されていないスプリング接触ピン3とアダプタのその他の要素との間の望ましくない接触を確実になくすことができる。
なお、基本グリッドプレート4の位置合わせピン45とアダプタプレート5の位置合わせピン47とは互いに独立であり、基本グリッドプレート4及びアダプタプレート5がそれぞれ基本グリッド要素1又はアダプタ21に独立に位置合わせできる。この独立した位置合わせは、基本グリッドプレート4とアダプタプレート5との間の遊びによってさらに容易になる。この遊びは、一方で、ガイド装置9によって提供され、他方で、スプリング接触ピン3が基本グリッドプレート4とアダプタプレート5との間のギャップをスチールスリーブなしで延在し、よって、スプリング接触ピンが軸方向10に対して直角に移動可能であることによって提供される。
以上の通り、本発明をフルグリッドカセット及びアダプタがジョイントを用いて互いに接合されている実施形態を参照して説明した。本発明の範囲内では、どのような種類の解除可能な機械的接続でもフルグリッドカセットとアダプタとの間に設けることができる。例えば、複数のロック装置又はラッチ装置をフルグリッドカセット及びアダプタのエッジ領域の少なくとも2つの対抗する面に設けることで、アダプタをフルグリッドカセットから完全に取り外し可能にしてもよい。
あるいは、本発明の範囲内では、スプリング接触ピンは、膜を用いてフルグリッドカセットから落ちないように固定されてもよい。膜中の穴の幅はスプリング接触ピンの最大径未満であるので、スプリング接触ピンは膜によって軸方向に位置付けられる。アダプタの中で検査ニードルを位置付けることより、フルグリッドカセットの中でスプリング接触ピンを位置付ける方が容易である。フルグリッドカセットとアダプタとが組み付けられた状態では、アダプタの検査ニードルは、フルグリッドカセットのスプリング接触ピンによって落ちないように固定される。
本発明は、以下の通り簡単に要約することができる。
本発明は、プリント配線板を検査する検査装置用の接触ユニットに関する。接触ユニットは、フルグリッドカセットとアダプタとを備える。フルグリッドカセットは、検査装置の基本グリッドの接点のグリッドに配置された複数のスプリング接触ピンが設けられている。アダプタは、フルグリッドカセットの個別のスプリング接触ピンを検査対象であるプリント配線板の個別の配線板検査点に電気的に接続する検査ニードルが設けられ、フルグリッドカセットの中のスプリング接触ピンは、アダプタから遠い側に落ちないように固定され、アダプタの中の検査ニードルは、フルグリッドカセットから遠い側に落ちないように固定されている。アダプタ及びフルグリッドカセットは、互いに取り外し自在に接合されている。その結果、スプリング接触ピン及び検査ニードルの両方がアダプタ及びフルグリッドカセットが組み付けられた状態において落ちないように固定される。
1 基本グリッド要素
2 フルグリッドカセット
3 スプリング接触ピン
4 基本グリッドプレート
5 アダプタプレート
6 アダプタプレートの貫通穴
7 基本グリッドプレートの貫通穴
8 環状段差
9 ガイド装置
10 スプリング接触ピンの軸方向
11 スプリング部分
12 ラッパ形部分
13 厚化部分
14 プラグイン部分
15 中心スプリング接点
16 基本グリッドの接触パッド
17 円形線
18 モジュール
19 当接エッジ
20 スイベルジョイント
21 アダプタ
22 BGユニット
23 カバープレート
24 構造プレート
25 保持プレート
26 ガイドプレート
27 PCBユニット
28 構造プレート
29 ガイドプレート
30 カバープレート
31 接触ニードル
32 接触ピン
33 柱機構部
34 位置合わせピン
35 プリント配線板
36 パッドアレイ
37 鍍金された貫通穴
38 厚肉部分
39 走査ヘッド部
40 ロック突起部
41 鍵穴
42 リセス部
43 横棒
44 縦棒
45 位置合わせピン
46 位置合わせ穴
47 位置合わせピン
48 位置合わせ穴
49 ロックピン
50 ピンロケーション
51 ノッチ

Claims (13)

  1. フルグリッドカセット(2)とアダプタ(21)とを備える、プリント配線板を検査する検査装置用の接触ユニットであって、
    前記フルグリッドカセット(2)は、前記検査装置の基本グリッドの接点のグリッドに位置している複数のスプリング接触ピン(3)を有し、
    前記アダプタ(21)は、前記フルグリッドカセット(2)の各スプリング接触ピン(3)を検査対象であるプリント配線板の配線板検査点の1つに電気的に接続するため設けられた検査ニードル(31、32)を有し、
    前記フルグリッドカセットの中の前記スプリング接触ピンは、前記アダプタ(21)から遠い側に落ちないように固定され、前記アダプタ(21)の中の前記検査ニードル(31、32)は、前記フルグリッドカセットから遠い側に落ちないように固定され、前記アダプタ(21)及び前記フルグリッドカセット(2)は、前記アダプタ(21)及び前記フルグリッドカセット(2)が堅固に接合された接触ユニットを形成するように互いに取り外し自在に接続されている、接触ユニット。
  2. 前記アダプタ(21)と前記フルグリッドカセット(2)との間の取り外し自在の接続は、ラッチ及び/又はロック装置によってもたらされることを特徴とする、請求項1に記載の接触ユニット。
  3. 前記アダプタ(21)と前記フルグリッドカセット(2)との間の取り外し自在の接続は、スイベルジョイント(20)とロック装置(49、50)とによってもたらされ、前記スイベルジョイント(20)は、前記アダプタ(21)及び前記フルグリッドカセット(2)の対向する表面のエッジに位置しており、従って前記アダプタ及び前記フルグリッドカセット(2)を備える接触ユニットを折り畳み開放状態にすることができ、前記フルグリッドカセット及び前記アダプタ(21)が折り畳まれた状態で前記ロック装置(49、50)を用いてロックすることができることを特徴とする、請求項1又は2に記載の接触ユニット。
  4. 前記スイベルジョイントは解除可能であることを特徴とする、請求項3に記載の接触ユニット。
  5. 前記アダプタ(21)及び前記フルグリッドカセット(2)は、解除可能なラッチ又はロック機構部を用いて互いに接続できることを特徴とする、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  6. 前記スプリング接触ピン(3)は、螺旋状に巻き付けられたスプリング部分を含むワイヤから製作され、被覆なしで前記フルグリッドカセット(2)の内部に位置していることを特徴とする、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  7. 前記スプリング接触ピン(3)のそれぞれは、ワイヤが螺旋状に巻き付けられ、各スプリング接触ピン(3)の最大径は、0.8mmを超えることがなく、そして、前記基本グリッドに対向する前記スプリング接触ピンの端部で、前記ワイヤの端部巻線が隣接する巻線より小さい半径に巻き付けられ、よって、前記ワイヤは、隣接する巻線に対し中心に位置し中心接点(15)を形成する端部を有していることを特徴とする、請求項6に記載の接触ユニット。
  8. 前記スプリング接触ピン(3)のそれぞれは、前記アダプタの側の端部にラッパ形部分(12)を有していることを特徴とする、請求項6又は7に記載の接触ユニット。
  9. 前記アダプタ(21)の前記検査ニードル(31)は、螺旋状巻線を含まずに実質的に直線的であり、前記検査ニードルが検査対象である前記プリント配線板に対向するアダプタの側に落ちないように固定するため設けられた厚肉部分(38)を有していることを特徴とする、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  10. 前記フルグリッドカセットは、前記アダプタ(21)に対向するアダプタプレート(5)と、前記基本グリッドに対向する基本グリッドプレート(4)とから作られ、そして、前記アダプタプレート(5)と前記基本グリッドプレート(4)との間にあるガイド装置(9)は、前記アダプタプレート(5)及び前記基本グリッドプレート(4)が前記スプリング接触ピン(3)の軸方向に互いに相対的に移動可能であり、前記スプリング接触ピン(3)の軸方向(10)に対して直角に延在する平面内に遊びを有するように設計されていることを特徴とする、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  11. 前記アダプタ(21)の前記検査ニードルは、接触ニードル(31)及び/又は接触ピン(32)を含むことを特徴とする、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  12. 前記スプリング接触ピン(3)は、膜を用いて落ちないように前記フルグリッドカセット(2)の中に固定されており、前記膜は、前記スプリング接触ピン(3)の最大径より小さい幅をもつ穴を有していることを特徴とする、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
  13. 前記スプリング接触ピン(3)は、前記基本グリッドに対向する前記スプリング接触ピン(3)の端部に形成されるプラグイン部分(14)を有し、前記プラグイン部分(14)は、プラグイン部分(14)から前記アダプタへ向かって延在する前記スプリング接触ピン(3)の部分より小さい径を有し、従って、テーパ部が存在し、個々のプラグイン部分(14)を収容するため前記フルグリッドカセット(2)の中に貫通穴(7)が設けられ、前記貫通穴(7)は、前記スプリング接触ピン(3)の前記テーパ部の止め部としての役割を果たす環状段差(8)を有していることを特徴とする、請求項1乃至12のうちのいずれか1項に記載の接触ユニット。
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