JP2012520787A - ハイブリッド構造の航空機の機体のセル構造 - Google Patents

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Abstract

本発明はハイブリッド構造の航空機の機体のセル構造に関し、この機体のセル構造は、複数枚のスキンパネル(2、3、30、31、32、42、43、70、71)と、複数本の縦方向延在桁材(53、88、89)と、例えば肋材(18、59)などの複数本の横方向延在桁材とを備え、複数本の縦方向延在継ぎ目(1、83)及び/または複数本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)が形成されることにより構成されている。更に、少なくとも1枚のスキンパネル(2、31、32、42、71)が二重殻型スキンパネルとされており、少なくとも1枚のスキンパネル(3、30、43、70)が単板型スキンパネルとされている。本発明によれば、単板型スキンパネル(3、70)と二重殻型スキンパネル(2、71)とを接合している少なくとも1本の縦方向延在継ぎ目(1、83)の形成領域に、少なくとも1枚の縦方向延在継ぎ目板(10、81、82)を備えており、該縦方向延在継ぎ目板(10、81、82)は第1縦方向延在フランジ部(11)と第2縦方向延在フランジ部(12)とを有し、それら縦方向延在フランジ部(11、12)は、傾斜したウェブ部(13)を介して、互いにオフセットした位置関係にあって互いに接続している。また、単板型スキンパネル(43、70)と二重殻型スキンパネル(31、42、71)とを接合している少なくとも1本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)の形成領域に、単板型スキンパネル(43、70)上に設けられている少なくとも1本の縦方向延在桁材(53、88、89)を少なくとも1枚の二重殻型スキンパネル(42、71)に接合している少なくとも1つの荷重伝達部材(34、56、90、91)を備えている。前記縦方向延在継ぎ目板(10、82)によって、単板型スキンパネル(3、70)と二重殻型スキンパネル(2、71)とがそれらの間の荷重の流れが良好となる接合状態で互いに接合されると共に、二重殻型スキンパネル(2、71)の芯材(4、74)の側端面が被覆される。前記横方向延在継ぎ目(29、41、77)の形成領域に備えられている荷重伝達部材(34、56、90、91)は、縦方向延在桁材(53、88、89)から二重殻型スキンパネル(31、32、42、71)へ荷重を良好に伝達させることができ、更にオプションとして横方向延在継ぎ目板(37、49、84)を備えるようにすれば、その横方向延在継ぎ目板によって、更に剛性が高められると共に、そのままでは露出してしまう芯材(44、74)が被覆されるという効果も得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は航空機の機体のセル構造に関するものであり、この機体のセル構造は、複数枚のスキンパネル(外板)と、複数本の縦方向延在桁材(縦通材)と、例えば肋材などの複数本の横方向延在桁材とを備え、複数本の縦方向延在継ぎ目及び/または複数本の横方向延在継ぎ目が形成されることにより構成されており、更に、少なくとも1枚のスキンパネルが二重殻型(ダブルシェル)スキンパネルとされており、少なくとも1枚のスキンパネルが単板型(モノリシック)スキンパネルとされている機体のセル構造である。
従来公知の航空機の機体のセル構造は、また特に大型旅客機などの機体のセル構造は、多くの場合、単板型スキンパネルで構成されている。またその単板型スキンパネルとしては、金属材料で、及び/または、繊維複合材料で製作されたものが使用されている。更に、単板型スキンパネルに剛性を付与するために、飛行方向に対して平行に延在する複数本の縦通材(縦方向延在桁材)と、飛行方向に対して直交する方向に延在する複数本の横方向延在桁材である肋材とが用いられており、複数本の縦通材は互いの間に間隔を開けて互いに平行に延在するように配設されている。しかるに、縦通材及び肋材を製作し、それらを単板型スキンパネルに取付けるためには、多大の製造コストを要する。
二重殻型スキンパネルで構成される機体のセルは、多くの場合、小型航空機に用いられる。二重殻型スキンパネルを、平板形状の、及び/または、少なくとも部分的に少なくとも一方向に湾曲した湾曲板形状の積層構造体としたものでは、内側面板(内側の面板)と外側面板(外側の面板)との間に芯材が介装されることで、それら面板の間に所定の離隔距離が維持される積層構造体とされており、その芯材としては、例えば、ハニカムコア材、硬質発泡体芯材、或いは、プリーツ型の異形ハニカムコア材などが用いられている。また、面板の製作材料としては、繊維複合材料、金属材料、或いは、ハイブリッド材料などが用いられており、ハイブリッド材料の具体例としては「Glare(登録商標)」などがある。
理想的な二重殻型構造の機体には、その機体の剛性を確保する上で縦方向延在桁材(縦通材)及び横方向延在桁材(肋材)を全く必要としないか、或いは、それら桁材の必要本数が僅かであるという利点があり、それによって機体の製作コストが低減され、機体重量の点でも有利となる。更に加えて、単板型スキンパネルでは得られない利点として、二重殻型スキンパネルを用いることで、場合によっては主断熱材の使用量が低減されるという利点も得られる。
本発明の目的は、平板形状の、及び/または、少なくとも一方向に湾曲した湾曲板形状の、単板型と二重殻型との2種類のスキンパネルが、複数本の縦方向延在継ぎ目及び/または複数本の横方向延在継ぎ目が形成されることによって、荷重の流れを最適化することのできる接合部を介して組合せられた構成とし、もって、軽量化が達成されると共に製作コストも低減されるようにした、ハイブリッド構造の航空機の機体のセル構造を提供することにある。
上記目的は請求項1に記載の特徴を備えた機体のセルによって達成される。
単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとを接合している少なくとも1本の縦方向延在継ぎ目の形成領域に、少なくとも1枚の縦方向延在継ぎ目板を備えており、該縦方向延在継ぎ目板は第1縦方向延在フランジ部と第2縦方向延在フランジ部とを有し、それら縦方向延在フランジ部は、傾斜したウェブ部を介して、互いにオフセットした位置関係にあって互いに接続しているという特徴、及び/または、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとを接合している少なくとも1本の横方向延在継ぎ目の形成領域に、単板型スキンパネル上に設けられている少なくとも1本の縦方向延在桁材を少なくとも1枚の二重殻型スキンパネルに接合している少なくとも1つの荷重伝達部材を備えているという特徴によって、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとを略々任意の配列で組合せて複合構造の機体のセル構造を構成することが可能となっている。また更に、機体のセル構造の夫々の部分ごとに、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとのうちで、静応力の分布状態並びに組立作業の作業性の点でより適切な方のスキンパネルを用いることが可能となっている。
基本的に、ある1つの機体部分の全体を二重殻型スキンパネルで構成し、それに隣接する別の1つの機体部分を単板型スキンパネルだけで構成するという方式が可能である。
縦方向延在継ぎ目の形成領域では、二重殻型スキンパネルと単板型スキンパネルとの接合部に、傾斜した段部を有する縦方向延在継ぎ目板が備えられているために、二重殻型スキンパネルの積層構造を構成している内側面板からの荷重と外側面板からの荷重とがひとつにまとめられた上で、単板型スキンパネルへ伝達されるようになっている。更に、縦方向延在継ぎ目板は、二重殻型スキンパネルの芯材を被覆する機能も果たしている。
横方向延在継ぎ目の形成領域では、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの接合部に、複数の荷重伝達部材が備えられており、それら荷重伝達部材が、単板型スキンパネル上に設けられている縦方向延在桁材と二重殻型スキンパネルの一方の面板との間で荷重を伝達する機能を果たしている。
前記機体のセル構造の特に有利な1つの構成例においては、前記第1縦方向延在フランジ部は前記二重殻型スキンパネルの内側面板に接合されており、前記第2縦方向延在フランジ部は前記二重殻型スキンパネルの外側面板に接合されており、更に、縦方向延在継ぎ目が形成されることにより、前記第2縦方向延在フランジ部が、継ぎ目板を介して、及び/または、例えばT形材などの形材を介して、単板型スキンパネルに接合されている。
この構成例によれば、好ましくはT形材として形成される形材を備えているために、また適当な継ぎ目板の働きにより、それらの間に挟まれた内部において、前記単板型スキンパネルと前記縦方向延在継ぎ目板の前記第2フランジ部とが、互いに突き合わされて接合されている。またそれに加えて、前記二重殻型スキンパネルの前記外側面板が、前記第2縦方向延在フランジ部と前記単板型スキンパネルとの突き合わせ部の両側に亘って延展してそれらを接合している。また、それら構成要素の間の接合は、公知の接合方法によって行えばよく、例えば、リベット接合、ボルト接合、少なくとも部分的な接着接合、或いはそれら接合方法を任意に組合せた方法などを用いることができる。
また別の特に有利な1つの構成例においては、単板型スキンパネルの少なくとも1本の肋材は、その肋材端部ないしその近傍領域における当該肋材の下側部分に切欠部が形成されていると共に、その肋材端部に少なくとも1つのブラケットが取付けられている。
この構成例によれば、前記ブラケットによって肋材端部を二重殻型スキンパネルに構造的に接合することができ、このようにしているのは、多くの場合、二重殻型スキンパネルの領域には肋材を備える必要がないからである。尚、前記ブラケットを肋材に一体的に形成するようにしてもよい。
二重殻型スキンパネルの領域における肋材の本数が、単板型スキンパネルの領域における肋材の本数より少ない場合には、このように肋材を二重殻型スキンパネルに接合することによって、荷重の流れを最適化することができる。
本発明の更に別の1つの構成例においては、少なくとも1本の横方向延在継ぎ目の形成領域に、第1横方向延在フランジ部と第2横方向延在フランジ部とを有する少なくとも1枚の横方向延在継ぎ目板が配設されており、前記第1横方向延在フランジ部と前記第2横方向延在フランジ部とは、段部により、互いに段違いの位置関係にあって、互いに殆ど平行に接続している。
この構成例によれば、前記横方向延在継ぎ目板は、二重殻型スキンパネルと単板型スキンパネルとの間の荷重伝達のための主部材ではないが、その荷重伝達に参与している。またそれと共に、前記横方向延在継ぎ目板は、二重殻型スキンパネルの芯材を被覆する機能も果たしている。
その他の請求項は、本発明に係る機体のセル構造の特に有利な構成例に関する特徴を記載したものである。
本発明に従って形成された、二重殻型スキンパネルと単板型スキンパネルとの間の縦方向延在継ぎ目の概念的斜視図である。 図1における肋材端部及びその近傍領域を示した横断面図である。 図2の切断線III‐IIIに沿った横断面図である。 本発明に従って形成された、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの間の、複数の荷重伝達部材を備えた横方向延在継ぎ目の模式的斜視図である。 本発明に従って形成された横方向延在継ぎ目の詳細断面図である。 1つの変更構成例に係る、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの間の横方向延在継ぎ目であって、横方向延在継ぎ目の形成領域に窓が組込まれていることを示す図である。
図1に示したのは、ハイブリッド構造の航空機の機体のセル、即ち、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとが組合わされて構成された航空機の機体のセルにおける、本発明に従って形成された、二重殻型スキンパネル2と単板型スキンパネル3との間の縦方向延在継ぎ目1の斜視図である。
二重殻型スキンパネル2は、内側面板(内側の面板)5と、外側面板(外側の面板)6とを備えた芯材4より形成されている。外側面板6は、オプションとして備えられている裏打ち板7と、外板8とで構成されている。図中のx軸9は不図示の航空機の機体用セルの飛行方向を表しており、このx軸9は縦方向延在継ぎ目1に対して略々平行に延在している。
縦方向延在継ぎ目1は、その主要な部分が縦方向延在継ぎ目板10により構成されている。縦方向延在継ぎ目板10は第1フランジ部11と第2フランジ部12とを有しており、それらフランジ部11、12は、互いにオフセットして互いに略々平行に延展しており、傾斜したウェブ部13を介して互いに接続している。尚、本件特許出願に関して「平行である」というとき、それは、平面と平面とが厳密に平行関係にあることを必ずしも意味するものではない。即ち、この「平行」という用語は、平面、及び/または、少なくとも部分的に少なくとも一方向に湾曲している湾曲面である、2つの面が、例えば第1フランジ部11及び第2フランジ部12の板面のように、少なくとも部分的に互いの間に略々一定の間隔を保って延展していることを意味するものである。従って、例えば、機体のうちの略々中空円筒形状の部分では、第1フランジ部11及び第2フランジ部12の板面形状が、実質的に、一方向にのみ湾曲した板面形状となるのに対して、機体のうちの尾部や操縦室部分では、第1フランジ部11及び第2フランジ部12の板面形状が、通常、より複雑度の高い球面的な形状となり、即ち、少なくとも部分的に二方向に湾曲した板面形状となる。また、板面形状が湾曲している場合には、その湾曲度が位置によって異なることもある。一方、機体のうちの平面形状の部分では、それに対応して第1フランジ部11及び第2フランジ部12の板面形状も平面形状となる。
ウェブ部13の傾斜角は45°以下とすることが好ましい。第1フランジ部11は縦方向延在継ぎ目1の領域において内側面板5に接合されている。この接合は例えばリベット接合、ボルト接合、及び/または、接着接合などによって行うことができる。縦方向延在継ぎ目板10の第2フランジ部12は、その端縁が単板型スキンパネル3の端縁に突き合わされており、それによって実際の縦方向延在継ぎ目1が形成されている。第2フランジ部12と単板型スキンパネル3とは、図1に示した実施の形態では、x軸9に対して略々直交する方向に延在しているT形材14を介して互いに接合されており、このT形材14は、底部フランジ部15と、この底部フランジ部15の中央に立設されたウェブ部16とを有する。T形材14の底部フランジ部15は、第2フランジ部12と、単板型スキンパネル3との両方に接合されて固定されている。更に、図中下側では、第2フランジ部12の端縁と単板型スキンパネル3の端縁とが互いに突き合わされた縦方向延在継ぎ目1の形成領域において、外側面板6が突き合わせ部の両側に亘って延展してそれら端縁どうしを接合している。従って、以上の構成によれば、T形材14と、第2フランジ部12と、単板型スキンパネル3と、二重殻型スキンパネル2の外側面板6とが、互いに構造的に接合されている。また、それら構成要素の間の接合は、リベット接合、ボルト接合、及び/または、少なくとも部分的な接着接合などの公知の接合方法によって行えばよい。図1では、多数の接合要素が用いられており、それらの代表として、それらのうちの1つにだけ参照符号17を付してある。
縦方向延在継ぎ目1に対して略々直交する方向に肋材18が延在している。この肋材18は底部フランジ部19と頂部フランジ部20とを有しており、それら2つのフランジ部19、20は、それらフランジ部に対して垂直に延展しているウェブ部21を介して互いに接続している。肋材18は、その肋材端部22ないしその近傍領域におけるこの肋材18の下側部分に切欠部23が形成されていると共に、その肋材端部22にブラケット24が取付けられており、このブラケット24は肋材端部22を二重殻型スキンパネル2に接合するためのものである。このブラケット24は第1取付部25と第2取付部26とを有しており、第1取付部25は肋材端部22に接合され、第2取付部26は二重殻型スキンパネル2の内側面板5に接合されている。第1取付部25と第2取付部26とが成す角度は約90°である。このようにブラケット24を介して接合することにより、肋材端部22と二重殻型スキンパネル2とを、静応力の分布状態が最適となる接合形態で接合することができる。また、図示例に変更を加えた不図示の変更構成例として、肋材18のウェブ部21のブラケット24の取付面とは反対側の側面に、ブラケット24とは逆向きのもうひとつの別のブラケットを装備するようにするのもよい。
二重殻型スキンパネル2の芯材4には、ブラケット24の第2取付部26の直下に位置する箇所に、ポケットのような切欠部27を形成するようにしてもよい。この切欠部27は図示例では直方体の形状に形成されており、図1には示していない補強用の形材部材をこの切欠部27の中に嵌装することによって、肋材端部22を二重殻型スキンパネル2の内側面板5に加えて外側面板6にも接合できるようにするものである。肋材端部22ないしその近傍領域における肋材18の下側部分に形成されている切欠部23は、厚さの大きな二重殻型スキンパネル2とそれより薄い単板型スキンパネル3との間の高さの差に対処するためのものである。
図2に示したのは、本発明に係る、二重殻型スキンパネル2と単板型スキンパネル3との間の縦方向延在継ぎ目1の模式的横断面図である。
縦方向延在継ぎ目1は、T形材14の底部フランジ部15と、縦方向延在継ぎ目1の下側を完全に被覆している二重殻型スキンパネル2の外側面板6とが協働して、縦方向延在継ぎ目板10の第2縦方向延在フランジ部(図中右側の縦方向延在フランジ部)12と、単板型スキンパネル3とを接合することにより形成されている。内側面板5は、縦方向延在継ぎ目板10の第1縦方向延在フランジ部(図中左側の縦方向延在フランジ部)11に接合されている。剛性を有する縦方向延在継ぎ目板10が外側面板6に接合されていることから、二重殻型スキンパネル2の内側面板5からの荷重と外側面板6からの荷重とがひとつにまとめられた上で、単板型スキンパネル3の上側と下側とへ同時に伝達されるようになっている。
縦方向延在継ぎ目1の曲げ剛性を高めるために、肋材18の底部フランジ部19が単板型スキンパネル3に接合された構成とし、且つ、肋材端部22がブラケット24を介して少なくとも二重殻型スキンパネル2の内側面板5に接合される構成としている。また、肋材端部22ないしその近傍領域における肋材18の下側部分に切欠部23が形成されていることから、二重殻型スキンパネル2と単板型スキンパネル3との間で、それらの水平位置を揃えられるようになっており、また、その切欠部23の中を貫通させてT形材14を横方向に延在させることが可能となっている。
芯材4にはオプションとして切欠部27を形成するようにしてもよく、ここでは直方体形状の収容空間として形成されている。この切欠部27は、適当な横断面形状を有する非中実材から成る部材、例えばH形材28をその中に嵌装して組込むためのものである。H形材28は、図示した多数の接合要素による接合を補助するための部材であり、例えば接着接合などの方法によって、内側面板及び外側面板に対して少なくとも部分的に面接合となるようにして接合される。これによって、肋材端部22を二重殻型スキンパネル2の外側面板6にも構造的に接合できるようにしている。尚、図1では、縦方向延在継ぎ目1を組立てるために必要な多数の接合要素を円ないし楕円で示したが、図2では、それらを一点鎖線で示している。H形材28などの、切欠部27の中に嵌装して組込む非中実材は、金属材料で、及び/または、繊維複合材料で製作されたものとするとよい。
図3に示したのは、図2の切断線III‐IIIに沿った模式的横断面図である。
肋材18にオプションとして底部フランジ部19を形成するようにしてもよく、ここでは、この底部フランジ部19と、縦方向延在継ぎ目板10の第1フランジ部11と、内側面板5とが、図には詳細に示していない多数の接合要素によって互いに接合されている。また、肋材18と二重殻型スキンパネル2とは、ブラケット24を介して構造的に接合されており、その接合のために、ブラケット24の第1取付部25は肋材18のウェブ部21に接合されており、ブラケット24の第2取付部26は、第1縦方向延在フランジ部11と、内側面板5と、H形材28とに、まとめて接合されている。更に、H形材28には二重殻型スキンパネル2の外側面板6も接合されている。ここでは、肋材端部22を二重殻型スキンパネル2に接合するために、この二重殻型スキンパネル2の芯材4の切欠部27に組込む形材として、H形材28を使用しているが、H形材に替えて、適宜の横断面形状を有する様々な形材を使用することができ、例えば中空長方形断面形状の形材などを使用してもよい。
従って、H形材28を使用することで、肋材端部22を、ブラケット24を介して二重殻型スキンパネル2の内側面板5と外側面板6との両方に接合することができ、そのことによって、二重殻型スキンパネル2の端縁と単板型スキンパネル3の端縁とが突き合わされて接合されている縦方向延在継ぎ目1の形成領域において、それら二重殻型スキンパネル2と単板型スキンパネル3との間で荷重の伝達が安定的に且つ効果的に行われるようになっている。
図4に示したのは、本発明に従って形成された、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの間の横方向延在継ぎ目(交差した継ぎ目)の斜視図であり、この横方向延在継ぎ目は複数の荷重伝達部材を備えたものである。
単板型スキンパネル30と二重殻型スキンパネル31との間に横方向延在継ぎ目29が形成されている。二重殻型スキンパネル31には、二重殻型接合部材33を介して更に別の二重殻型スキンパネル32が接合されている。この例では、例えばリベットやボルトなどの接合要素が多数用いられており、それらは図4中に小円で示されている。
図中のx軸9の延在方向は飛行方向に対応している。単板型スキンパネル30上に不図示の複数の縦通材が配設されており、それら縦通材はx軸9に対して略々平行に延在しており、複数の荷重伝達部材を介して二重殻型スキンパネル31に接合されている。図中には、それら複数の荷重伝達部材のうちのひとつにだけ参照符号34を付してある。荷重伝達部材34は、その一方の端部に台形フランジ部35を備えており、この台形フランジ部35が二重殻型スキンパネル31に接合されている。荷重伝達部材34は更に、台形フランジ部35の下側をx軸9に対して平行に延在している横断面形状がL字形の形材形状部(形材のごとき形状を有する部分)36を備えており、この形材形状部36が単板型スキンパネルに取付けられた縦通材に接合されている。荷重伝達部材34は、一体部品として製作したものとすることが望ましい。荷重伝達部材34と二重殻型スキンパネル31との接合状態を良好にするために、荷重伝達部材34の下側を延在する横方向延在継ぎ目板37をオプションとして装備するのもよく、この横方向延在継ぎ目板37は、第1横方向延在フランジ部38と第2横方向延在フランジ部39とを有しており、それら横方向延在フランジ部38、39は、それら横方向延在フランジ部に対して略々垂直に延展している段部40を介して互いに接続している。第1横方向延在フランジ部38と第2横方向延在フランジ部39とは、互いに略々平行に延展しており、互いに段違いの位置関係にあり、それら横方向延在フランジ部38、39の間の段違いの寸法は、垂直な段部40の幅寸法に略々等しい。横方向延在継ぎ目板37は、一体品として製作したものとすることが望ましい。この横方向延在継ぎ目板37は更に、二重殻型スキンパネル31の芯材を被覆する機能も果たしている。
単板型スキンパネル30と、単板型スキンパネル30の表面に配設された縦通材と、荷重伝達部材34と、横方向延在継ぎ目板37と、二重殻型スキンパネル31とは、図4には不図示の、特に、リベット、ボルト、接着手段、溶接手段、それにそれらの任意の組合せなどの接合要素ないし接合手段によって、まとめて接合されている。
図5に示したのは、本発明に従って形成された、二重殻型スキンパネル42と単板型スキンパネル43との間の横方向延在継ぎ目41の詳細断面図である。
二重殻型スキンパネル42は、内側面板(内側の面板)45と、外側面板(外側の面板)46とを備えた芯材44より成る。外側面板46は、裏打ち板47と、事実上の外板48とで構成されている。横方向延在継ぎ目の形成領域には、横方向延在継ぎ目板49が延在している。この横方向延在継ぎ目板49は第1横方向延在フランジ部50と第2横方向延在フランジ部51とを有しており、第2横方向延在フランジ部51は、第1横方向延在フランジ部50に対して殆ど平行に、ただし段違いの位置関係をもって延展している。それら横方向延在フランジ部50、51は、略々垂直に延展している段部52を介して互いに接続している。単板型スキンパネル43の領域には、縦通材53が延在しており、この縦通材53の端部54に、高さの差に対処するために鉛直方向に偏位させたオフセット部55が形成されている。端部54は、第2の横方向延在フランジ部51上の、横方向延在継ぎ目41の形成領域に位置している。縦通材53のうちの単板型スキンパネル43上の部分と、二重殻型スキンパネル42とは、荷重伝達部材56を介して互いに構造的に接合されている。荷重伝達部材56は、その一端に台形フランジ部57を備え、その他端に横断面形状がL字形の形材形状部58を備えた部材である。
横方向延在継ぎ目41の全体のうち、二重殻型スキンパネル42の領域に形成されている部分は、台形フランジ部57を含んでおり、この台形フランジ部57は、横方向延在継ぎ目板49の第1横方向延在フランジ部50と、二重殻型スキンパネル42の内側面板45とに接合されている。また更に、荷重伝達部材56の形材形状部58が、横方向延在フランジ部49の第2横方向延在フランジ部51と、外側面板46とに接合されている。一方、横方向延在継ぎ目41の全体のうち、単板型スキンパネル43の側に形成されている部分では、縦通材53と、横方向延在フランジ部49の第2横方向延在フランジ部51と、単板型スキンパネル43とが接合されており、特に、縦通材53は、その端部54においてそれらに接合されている。
横方向延在継ぎ目41の全体を図示するために、図5には更に、肋材59及び支持ブラケット60を示した。これら2つの構成部材も、横方向延在継ぎ目41の形成領域において、縦通材53の端部54と、第2の横方向延在フランジ部51と、単板型スキンパネル43とに接合されている。
また、芯材44の切欠部61の中に、形材から成る部材を組込むようにしてもよく、図示例ではその部材としてH形材62を使用している。この部材を使用することによって特に、荷重伝達部材56を更に二重殻型スキンパネル42の外側面板にも接合することができる(図3参照)。H形材62は金属材料で、及び/または、繊維強化樹脂材料で製作されたものとするとよい。H形材62を、芯材44、内側面板45、外側面板46、及び荷重伝達部材56に接合するための接合方法としては、例えば、多数の接合要素を使用する方法、及び/または、少なくとも部分的に接着する方法、及び/または、発泡法などを用いることができる。
図5には示していない横方向延在継ぎ目41の変更構成例として、縦通材53が横方向延在継ぎ目41に到達せずに手前で終端している構成としたものがある。この実施の形態では、荷重伝達部材56を縦通材53と一体的に形成してもよく、縦通材53とは別体の部材として形成してもよい。荷重伝達部材56を縦通材53と一体的に形成する場合には、台形フランジ部57と形材形状部58とを一体的に形成することになる。荷重伝達部材56を縦通材53とは別体の部材として形成する場合には、この荷重伝達部材56を2つ以上の部材に分けて形成してもよく、例えばそれを、台形フランジ部57と、形材形状部58と、更に別体の部材とした縦通材53に連結するための連結部材とで形成してもよい。また、その連結部材は形材から成る部材としてもよく、例えば、横断面形状がL字形ないしはその他の適宜の形状の形材から成るものとするのもよい。またその場合に、荷重伝達部材56を接合する位置は、縦通材53に直接的に接合する位置としてもよく、或いは、2本の縦通材53の間に接合する位置としてもよい。後者の場合には、単板型スキンパネル43と二重殻型スキンパネル42とを接合している横方向延在継ぎ目板を利用して、その横方向延在継ぎ目板に荷重伝達部材56を接合するのもよい。
この変更構成例の特に顕著な利点は、縦通材53の端部に、高さの差に対処するためのオフセット部55を設けずに済むことにあり、オフセット部55は、特に繊維複合材料を用いて縦通材53を製作する場合に、それを形成するために面倒な製作工程を必要とするものである。
以上に言及した構成要素の全てを接合するには、図5に一点鎖線で示したように、ボルト、リベット、止めネジなどの接合要素を用いて行うようにしてもよく、また、溶接による接合や、部分的な接着による接合などを併用するようにしてもよい。
図6に示したのは、変更構成例に係る、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの間の横方向延在継ぎ目を示した概念図であり、全体を図示していない機体のセル構造を機内側から見た図である。
単板型スキンパネル70は二重殻型スキンパネル71に接合されている。二重殻型スキンパネル71は、内側面板72と、外側面板73とを備え、それらの間に芯材74が配設されている。
二重殻型スキンパネル71のうちの、窓板(窓ガラス)76が嵌装された単板型窓枠部材75の配設領域及び横方向延在継ぎ目77の形成領域では、芯材74と内側面板72とが共に切除されており、それによって二重殻型スキンパネル71に切除部78が形成されている。この切除部78の形状は、横方向延在継ぎ目77に連続するようにして設けられて単板型窓枠部材75の配設領域である長方形領域の右側部分の境界を画成している略正方形の枠体部材の形状に略々対応している。
横方向延在継ぎ目77は、図示例では、単板型スキンパネル70と二重殻型スキンパネル71の外側面板73との間に亘って延展するように配設された、ここに図示していない横方向延在継ぎ目板によって構成されている。二重殻型スキンパネル71の外側面板73は、横方向延在継ぎ目77の形成領域では、その機内側の側面が露出しており、横方向延在継ぎ目板はこの露出した外側面板73の機内側の側面と単板型スキンパネル70の機内側の側面とに当接するように配設されて固定接合されている。二重殻型スキンパネル71のうちの、芯材74が切除されておらず、その芯材74の両側面に面板72、73が存在する領域には、二重殻型スキンパネルに組込むための窓枠部材として構成された、いわゆる二重殻型窓枠部材79、80が配設されている。
横方向延在継ぎ目77の延在方向に対して直交する方向に延展しているそのままでは機内側に露出してしまう芯材74の側端面は、図6中の局所的断面図Iに示したように、水平方向に延在している縦方向延在継ぎ目板81によって被覆されている。また、図から明らかなように、この縦方向延在継ぎ目板81を介して内側面板72と外側面板73とが結合されている。更にもう1枚の別の縦方向延在継ぎ目板82が、図示した3つの窓枠部材75、79、80の下側を水平方向に延在している。この縦方向延在継ぎ目板82を、参照符号を付していない単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネル71とを接合する縦方向延在継ぎ目83を形成するための縦方向延在継ぎ目板として利用するようにしてもよい。これら縦方向延在継ぎ目板81、82の構成は、図1〜図3を参照して上で詳細に説明した縦方向延在継ぎ目板の構成と同様のものであり、即ち、2つの縦方向延在フランジ部を有しており、それら縦方向延在フランジ部は、傾斜したウェブ部を介して互いに接続している。また、縦方向延在継ぎ目83の構成も、図1〜図3を参照して上で説明した縦方向延在継ぎ目の構成と同様のものである。
横方向延在継ぎ目77の延在方向に対して平行に延展している芯材74の側端面は、図6中の局所的断面図IIIに示したように、横方向延在継ぎ目板84によって被覆されている。この横方向延在継ぎ目板84は、参照符号を付していない2つの横方向延在フランジ部を有しており、それら横方向延在フランジ部は、それら横方向延在フランジ部に対して直交する方向に延展している段部形状のウェブ部を介して互いに接続している。この横方向延在継ぎ目板84によって、二重殻型スキンパネル71の内側面板72と外側面板73とが互いに接合されると共に、更にそれら面板72、73が窓枠部材75に接続されている。
横方向延在継ぎ目77の形成領域において、横方向延在継ぎ目板85とこの横方向延在継ぎ目板85に接合された台形フランジ部86、87とを介して、単板型スキンパネル70の縦通材88、89と二重殻型スキンパネル71とが結合されている。縦通材88、89は、横断面形状がL字形の参照符号を付していない夫々の形材形状部(図4の形材形状部36を参照されたい)を介して台形フランジ部86、87に結合されているようにすることが好ましく、それら形材形状部は、台形フランジ部86、87と一体に形成したものとすることが好ましい。これとは異なる構成例として、適当な接合要素を用いて形材形状部を台形フランジ部86、87に接合するようにしてもよい。図中に2つ示した台形フランジ部86、87は、その各々が、2つの形材形状部の各々と組合わされて、単板型スキンパネル70と二重殻型スキンパネル71との間で荷重を伝達するための2つの荷重伝達部材90、91の各々を形成する。
横方向延在継ぎ目板84、85の構成は、図4及び図5に示した、単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとの間の横方向延在継ぎ目を形成するために用いられている横方向延在継ぎ目板の構成と同様のものである。縦方向延在継ぎ目板81、82も、横方向延在継ぎ目板84、85も、その両端を留め継ぎ状に形成するようにするとよく、そうすることによって、縦方向延在継ぎ目板と横方向延在継ぎ目板とを、理想的な場合にはそれらの間に殆ど隙間のない状態で、互いに高精度で接合することができる。
局所的断面図IIは、二重殻型スキンパネル71に組込まれている窓枠部材79、80の横断面を模式的に示した図であり、また、局所的断面図IVは、単板型窓枠部材75、二重殻型スキンパネル71の外側面板73、及び単板型スキンパネル70の断面を模式的に示した図である。
図6を参照して以上に説明した変更構成例に係る、単板型スキンパネル70と二重殻型スキンパネル71との間の横方向延在継ぎ目77によれば、横方向延在継ぎ目77の形成領域に窓枠部材75を一体に組込めるのみならず、特に静応力の分布状態に関して、横方向延在継ぎ目77において「応力均一化」が達成されるようにすることができ、それによって、単板型スキンパネル70から二重殻型スキンパネル71への荷重の流れも、またそれとは逆方向の、二重殻型スキンパネル71から単板型スキンパネル70への荷重の流れも、より好適なものとなる。この応力均一化は、横方向延在継ぎ目77の形成領域において、二重殻型スキンパネル71から芯材74と内側面板72とを切除することで切除部78を形成し、その切除部78の形成領域に窓枠部材75を配設することによって可能となったものである。即ち、二重殻型スキンパネル71は、この切除部78の形成領域においては「疑似」単板型スキンパネルとなっており、そのため、真っ直ぐに延在する横方向延在継ぎ目77を、二重殻型スキンパネル71のうちの少なくとも窓枠部材75の配設領域にまで「入り込ませる」ことが可能となっており、それによって、単板型スキンパネル70の端縁と二重殻型スキンパネル71の端縁とを突き合わせて接合した接合部が静応力の分布状態に及ぼす影響が、当該領域において均一化されるようになっている。
本発明に従って形成される縦方向延在継ぎ目及び横方向延在継ぎ目は、部分的に平板形状の、及び/または、部分的に少なくとも1方向に湾曲した湾曲板形状の、任意の単板型スキンパネルと二重殻型スキンパネルとを接合するために用い得るものである。
1 縦方向延在継ぎ目
2 二重殻型スキンパネル
3 単板型スキンパネル
4 芯材
5 内側面板
6 外側面板
7 裏打ち板
8 外板
9 x軸
10 縦方向延在継ぎ目板
11 第1縦方向延在フランジ部
12 第2縦方向延在フランジ部
13 傾斜したウェブ部
14 T形材
15 T形材の底部フランジ部
16 T形材のウェブ部
17 接合要素
18 肋材(横方向延在桁材)
19 肋材の底部フランジ部
20 肋材の頂部フランジ部
21 肋材のウェブ部
22 肋材端部
23 肋材の切欠部
24 ブラケット
25 ブラケットの第1取付部
26 ブラケットの第2取付部
27 切欠部(収容空間)
28 H形材
29 横方向延在継ぎ目
30 単板型スキンパネル
31 二重殻型スキンパネル
32 二重殻型スキンパネル
33 二重殻型接合部材
34 荷重伝達部材
35 台形フランジ部
36 形材形状部
37 横方向延在継ぎ目板
38 第1横方向延在フランジ部
39 第2横方向延在フランジ部
40 段部
41 横方向延在継ぎ目
42 二重殻型スキンパネル
43 単板型スキンパネル
44 芯材
45 内側面板
46 外側面板
47 裏打ち板
48 外板
49 横方向延在継ぎ目板
50 第1横方向延在フランジ部
51 第2横方向延在フランジ部
52 段部
53 縦通材(縦方向延在桁材)
54 縦通材の端部
55 縦通材のオフセット部
56 荷重伝達部材
57 荷重伝達部材の台形フランジ部
58 荷重伝達部材の形材形状部
59 肋材(横方向延在桁材)
60 支持ブラケット
61 切欠部
62 H形材
70 単板型スキンパネル
71 二重殻型スキンパネル
72 内側面板
73 外側面板
74 芯材
75 単板型窓枠部材
76 窓板(窓ガラス)
77 横方向延在継ぎ目
78 二重殻型スキンパネルの切除部
79 二重殻型窓枠部材
80 二重殻型窓枠部材
81 縦方向延在継ぎ目板
82 縦方向延在継ぎ目板
83 縦方向延在継ぎ目
84 横方向延在継ぎ目板
85 横方向延在継ぎ目板
86 台形フランジ部
87 台形フランジ部
88 縦通材(縦方向延在桁材)
89 縦通材(縦方向延在桁材)
90 荷重伝達部材
91 荷重伝達部材

Claims (16)

  1. 複数枚のスキンパネル(2、3、30、31、32、42、43、70、71)と、複数本の縦方向延在桁材(53、88、89)と、例えば肋材(18、59)などの複数本の横方向延在桁材とを備え、複数本の縦方向延在継ぎ目(1、83)及び/または複数本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)が形成されることにより構成されており、更に、少なくとも1枚のスキンパネル(2、31、32、42、71)が二重殻型スキンパネルとされており、少なくとも1枚のスキンパネル(3、30、43、70)が単板型スキンパネルとされている、航空機の機体のセル構造において、
    単板型スキンパネル(3、70)と二重殻型スキンパネル(2、71)とを接合している少なくとも1本の縦方向延在継ぎ目(1、83)の形成領域に、少なくとも1枚の縦方向延在継ぎ目板(10、82)を備えており、該縦方向延在継ぎ目板(10、82)は第1縦方向延在フランジ部(11)と第2縦方向延在フランジ部(12)とを有し、それら縦方向延在フランジ部(11、12)は、傾斜したウェブ部(13)を介して、互いにオフセットした位置関係にあって互いに接続していることを特徴とし、及び/または、単板型スキンパネル(30、43、70)と二重殻型スキンパネル(31、32、42、71)とを接合している少なくとも1本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)の形成領域に、単板型スキンパネル(30、43、70)上に設けられている少なくとも1本の縦方向延在桁材(53、88、89)を少なくとも1枚の二重殻型スキンパネル(31、32、42、71)に接合している少なくとも1つの荷重伝達部材(34、56、90、91)を備えていることを特徴とする、航空機の機体のセル構造。
  2. 前記第1縦方向延在フランジ部(11)は前記二重殻型スキンパネル(2)の内側面板(5)に接合されており、前記第2縦方向延在フランジ部(12)は前記二重殻型スキンパネル(2)の外側面板(6)に接合されており、更に、縦方向延在継ぎ目が形成されることにより、前記第2縦方向延在フランジ部(12)が、継ぎ目板を介して、及び/または、例えばT形材(14)などの形材を介して、単板型スキンパネル(3)に接合されていることを特徴とする請求項1記載の機体のセル構造。
  3. 単板型スキンパネル(3)の少なくとも1本の肋材(18)は、その肋材端部(22)ないしその近傍領域における当該肋材の下側部分に切欠部(23)が形成されていると共に、その肋材端部(22)に少なくとも1つのブラケット(24)が取付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の機体のセル構造。
  4. 前記少なくとも1つのブラケット(24)は第1取付部(25)と第2取付部(26)とを有しており、前記第1取付部(25)と前記第2取付部(26)とは90°の角度を成して互いに接続しており、前記第1取付部(25)は、前記肋材端部(22)ないしその近傍領域において、例えばリベット接合及び/または接着接合などによって、前記肋材(18)に接合されており、前記第2取付部(26)は、前記第1縦方向延在フランジ部(11)に接合されていることを特徴とする請求項3記載の機体のセル構造。
  5. 前記第2取付部(26)は、芯材(4)の切欠部(27)の中に嵌装された例えばH形材(28)などの形材部材を介して前記二重殻型スキンパネル(2)に接合されていることを特徴とする請求項4記載の機体のセル構造。
  6. 前記外側面板(6)は少なくとも部分的に裏打ち板(7)を備えた外板(8)から成ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の機体のセル構造。
  7. 少なくとも1本の横方向延在継ぎ目(29、41)の形成領域に、第1横方向延在フランジ部(38、50)と第2横方向延在フランジ部(39、51)とを有する少なくとも1枚の横方向延在継ぎ目板(37、49)が配設されており、前記第1横方向延在フランジ部(38、50)と前記第2横方向延在フランジ部(39、51)とは、段部(40、52)により、互いに段違いの位置関係にあって、互いに殆ど平行に接続していることを特徴とする請求項1記載の機体のセル構造。
  8. 前記少なくとも1つの荷重伝達部材(34、56)は、二重殻型スキンパネル(31、42、71)の内側面板(45、72)に接合するための例えば台形フランジ部(35、57)などのフランジ部と、前記少なくとも1本の縦方向延在桁材(53)に接合するための形材形状部(36、58)であって前記台形フランジ部(35、57)下側を前記台形フランジ部(35、57)に対して実質的に平行に延在している横断面形状が例えばL字形などの形材形状部(36、58)とを備えていることを特徴とする請求項7記載の機体のセル構造。
  9. 前記第1横方向延在フランジ部(38、50)は、例えばリベット接合及び/または接着接合などによって、少なくとも1つの二重殻型スキンパネル(31、42)の内側面板(45)に接合されており、前記第2横方向延在フランジ部(39、51)は、前記二重殻型スキンパネル(31、42)の外側面板(46)と前記単板型スキンパネル(43、70)とに接合されていることを特徴とする請求項7又は8記載の機体のセル構造。
  10. 前記少なくとも1つの荷重伝達部材(34、56)は、一体形成された部材であることを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項記載の機体のセル構造。
  11. 前記少なくとも1本の縦方向延在桁材(53)には、その端部(54)に、高さの差に対処するために鉛直方向に偏位させたオフセット部(55)が形成されていることを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項記載の機体のセル構造。
  12. 前記横方向延在継ぎ目(29、41)の形成領域に、少なくとも1つの支持ブラケット(60)を備えた肋材(59)が配設されていることを特徴とする請求項7乃至11の何れか1項記載の機体のセル構造。
  13. 前記横方向延在継ぎ目(77)の形成領域において、芯材(74)に、並びに、前記二重殻型スキンパネル(71)の前記内側面板(72)に、少なくとも1つの大面積の切除部(78)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の機体のセル構造。
  14. 前記切除部(78)の形成領域において、前記芯材(74)の側端面が、縦方向延在継ぎ目板(81、82)と横方向延在継ぎ目板(84、85)とによって被覆されていることを特徴とする請求項13記載の機体のセル構造。
  15. 前記切除部(78)の形成領域に、少なくとも1つの単板型窓枠部材(75)が一体に組込まれていることを特徴とする請求項13又は14記載の機体のセル構造。
  16. 前記少なくとも1枚の縦方向延在継ぎ目板(10、81、82)と前記少なくとも1枚の横方向延在継ぎ目板(37、49、83、84)とが、金属材料で、及び/または、繊維強化熱硬化性樹脂材料で、一体部品として製作されたものであることを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項記載の機体のセル構造。
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