JP2012517845A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 投薬対象の薬物を収容し、第１の開口部を規定する第１の端部を有する筐体と、
   前記筐体内に配され、前記薬物と接触するプランジャーと、
   前記筐体の前記第１の開口部に第１の封止シールを設ける第１の封止要素と、
   前記第１の封止シールの前記プランジャーとは反対側に当初配置され、前記第１の封止シールを破り前記プランジャーを前記筐体内で移動させて前記薬物を投薬させるように操作可能なプッシャーとを備え、
   前記プランジャーが前記筐体とともに封止シールを形成しない薬物投薬装置。
2. 自己注射器を構成する、請求項１に記載の装置。
3. 前記筐体の壁面と接触する前記プランジャーの周辺部が実質的に非エラストマー系材料からなる、請求項１または請求項２に記載の装置。
4. 前記プランジャーは前記筐体とともにカップシールを形成する、請求項１から請求項３までのいずれか１項に記載の装置。
5. 前記プランジャーは潤滑剤でコートされていない、請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載の装置。
6. 前記プランジャーは、薬物の送達中に薬物によりかかる液圧の成分がプランジャーと筐体との間の封止インターフェースに向かうように形成される、請求項１から請求項５までのいずれか１項に記載の装置。
7. 前記プランジャーは前記筐体内を移動可能であり、前記筐体に対する摩擦係数が０．３未満である、請求項１から請求項６までのいずれか１項に記載の装置。
8. 前記プランジャーおよび前記筐体のいずれも潤滑剤で滑らかにされていないとき、前記プランジャーが前記筐体内を移動可能であり、前記筐体に対する摩擦係数が０．３未満である、請求項１から請求項７までのいずれか１項に記載の装置。
9. 前記第１の封止要素はラミネートフォイルを含む、請求項１から請求項８までのいずれか１項に記載の装置。
10. 前記ラミネートフォイルはアルミニウム層を含む、請求項９に記載の装置。
11. 前記筐体はさらに、第２の開口部を規定する第２の端部と、前記第２の開口部に第２の封止シールを設ける第２の封止要素とを有し、前記プランジャーが前記第１の開口部から離れる方向に移動することにより前記薬物を前記第２の開口部を介して前記筐体から投薬する、請求項１から請求項１０のいずれか一つに記載の装置。
12. 前記筐体は主としてプラスチック材料から形成される、請求項１から請求項１１のいずれか一つに記載の装置。
13. 薬物を収容し、第１の開口部を規定する第１の端部を有する筐体と、
    前記筐体内に配され、前記薬物と接触するプランジャーと、
    前記筐体の前記第１の開口部に第１の封止シールを設け、破裂可能な第１の封止要素とを備え、
    前記プランジャーが前記筐体とともに封止シールを形成しない一次薬物容器。
14. 前記筐体の壁面と接触する前記プランジャーの周辺部が実質的に非エラストマー系材料からなる、請求項１３に記載の一次薬物容器。
15. 前記プランジャーは前記筐体とともにカップシールを形成する、請求項１３または請求項１４に記載の一次薬物容器。