JP2012530582A5

JP2012530582A5 -

Info

Publication number: JP2012530582A5
Application number: JP2012516850A
Authority: JP
Filing date: 2010-06-23
Publication date: 2013-08-08

Claims

薬物投薬用シリンジであって、
硬質のシリンジ本体と、
薬物（１）と接触してこれを取り囲む第１の容器（２）と、
前記第１の容器（２）を取り囲み前記第１の容器よりも気体浸透性が低い第２の容器（３）とを備え、
前記第２の容器は、前記硬質のシリンジ本体の一部もしくは全部をなす、または前記硬質のシリンジ本体内に保持されること、
を特徴とする薬物投薬用シリンジ。
前記シリンジは自己注射器である、請求項１に記載のシリンジ。
前記硬質のシリンジ本体の一部をなし、ユーザ作動要素（７）を備える穿孔メカニズムをさらに備え、
前記ユーザ作動要素（７）が前記第１の容器に対して相対的に移動することにより、前記穿孔メカニズムが前記第１の容器（２）に穿孔を形成し、前記穿孔を通して前記薬物を投薬することを可能にする、請求項１または２に記載のシリンジ。
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記穿孔メカニズムが前記第２の容器（３）に穿孔を形成し、前記薬物（１）を前記第２の容器から投薬することを可能にする、請求項３に記載のシリンジ。
前記第１の容器（２）は第１のシール（４）を含み、
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記穿孔メカニズムが前記第１のシールに穿孔する、請求項３または４に記載のシリンジ。
前記第２の容器（３）は第２のシール（５）を含み、
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記穿孔メカニズムが前記第２のシールに穿孔する、請求項３から５のいずれか一つに記載のシリンジ。
前記第２のシール（５）は実質的に酸素不浸透性の材料の第２の封止要素を備える、請求項６に記載のシリンジ。
前記第１の容器（２）は前記第２の容器（３）から独立している、先行する請求項のいずれか一つに記載のシリンジ。
前記第１の容器（２）と第２の容器（３）とは少なくとも部分的に同時成形されている、請求項１から７のいずれか一つに記載のシリンジ。
前記第１の容器（２）は第１の封止要素（４）を含み、
前記第１の封止要素は前記第２の封止要素と積層されている、請求項７に記載のシリンジ。
使用時にこれを通して前記薬物（１）が前記シリンジから投薬される針（１１）をさらに備える、先行する請求項のいずれか一つに記載のシリンジ。
前記針（１１）は前記穿孔メカニズムの一部であり、
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記針（１１）が前記第１の容器（２）および／または前記第２の容器（３）に穿孔する、請求項３に従属する場合における請求項１１に記載のシリンジ。
前記薬物の投薬前において、前記針（１１）は前記第１の容器（２）および第２の容器（３）の間に位置する、請求項１２に記載のシリンジ。
前記針（１１）は、第１の端部と、第２の端部とを有し、
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記針の前記第１の端部が前記第１の容器（２）に穿孔する、請求項１３に記載のシリンジ。
前記針（１１）は、第１の端部と、第２の端部とを有し、
前記ユーザ作動要素（７）の移動により、前記針の前記第１の端部が前記第１の容器（２）および前記第２の容器（３）に穿孔する、請求項１２または１３に記載のシリンジ。