JP2009518246A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 密閉されている第１の端部と開口部を備える第２の端部とを有し、充填時に変形によって前記開口部を介して内容物を分配することができる可変形分配チューブであって、
   該チューブは、チューブ内部を移動可能な分配装置を含み、該分配装置は充填中に内容物が概ね前記分配装置と前記開口部との間に配置されるように位置しており、ユーザが前記チューブに外圧を付加する際に、内容物を前記開口部を介して分配することができ、
   また前記分配装置は中空で流体が充填されており、前記チューブ内で内容物と接触し且つ前記チューブの内容物と前記分配装置内の流体との間で圧力を伝達するように配置された装置頭部と、前記分配装置と前記チューブとの間を密封するための密封部とを含み、
   前記装置頭部及び前記密封部の厚さと材質は、前記チューブに外圧を付加した際に前記チューブの内容物と前記分配装置内の流体とにかかる圧力が増加して内容物を分配し且つ前記密封部が前記チューブの内側面に増加した圧力を付加することができる十分な可撓性を有していて、使用時に前記分配装置が前記チューブ内部を移動して前記チューブが変形したときに一貫した密封を形成し且つ維持することができることを特徴とする可変形分配チューブ。
2. 前記装置頭部は前記開口部方向に変形可能であり、前記チューブに付加された外圧が前記分配装置に付加されることによって、前記流体が前記装置頭部を前記開口部方向に変形させ、これによって前記開口部を介して内容物を分配するために前記内容物に増加した圧力を付加することができることを特徴とする請求項１に記載のチューブ。
3. 前記チューブの内容物への外圧の付加は、前記装置頭部の変形によって前記チューブの密閉された第１の端部の方へ伝達され、前記分配装置内の流体によって前記密封部は前記分配チューブの内側面に増加された圧力を付加し、内容物の分配時に前記分配装置と前記内側面との間に内容物が流出することを防止することを特徴とする請求項２に記載のチューブ。
4. ユーザが前記分配装置の位置又はその付近の位置で前記チューブに外圧を付加したとき、前記密封部によって前記チューブの内側面に付加された圧力が増加されることによって前記分配装置内の流体の圧力が増加し、またユーザが前記分配装置から離れた部分でチューブに外圧を付加したとき、前記チューブの内容物にかかる圧力が増加して前記分配装置内の流体に伝達されることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載のチューブ。
5. 前記分配装置は弾性であり、外圧から解放されたときに前記分配装置は非変形の状態にもどることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載のチューブ。
6. 前記装置頭部が弾性で非変形状態に戻ったときに、チューブ内の内容物の内圧が減少し、前記開口部に位置している内容物がチューブ内部に後退することを特徴とする請求項５に記載のチューブ。
7. 前記分配装置は前記チューブ内を摺動移動するように収容されており、前記装置頭部が前記開口部に向かって変形したときに前記分配装置における前記外圧の付加によって、前記分配装置は内容物分配のために開口部に向かって摺動移動することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載のチューブ。
8. 前記分配装置は、前記分配装置が前記開口部へ向かって移動することを許容し、前記分配装置が前記チューブの密閉された第１の端部へ移動することを防止する戻り防止手段を含むことを特徴とする請求項７に記載のチューブ。
9. 前記戻り防止手段は、前記チューブの内側面を押圧して前記分配装置が前記チューブの密閉された第１の端部へ移動することを防止するようになされていることを特徴とする請求項８に記載のチューブ。
10. 前記装置頭部は、使用時に前記分配装置が前記第２の端部へ移動し且つ前記装置頭部が前記開口部に向かって変形するときに前記第２の端部においてチューブの内部形状となるように成型されていることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一項に記載のチューブ。
11. 前記装置頭部は、前記開口部に入るように変形することができ、これによって前記開口部にある内容物を分配することができることを特徴とする請求項１０に記載のチューブ。
12. 前記分配装置は、前記チューブの第１の端部側にある端部が、前記チューブの前記第１の端部位置の内部断面と適合するように成型されていることを特徴とする請求項１乃至１１に記載のチューブ。
13. 前記装置頭部は、該装置頭部から前記チューブの第１の端部に向かって延在する装置尾部に接続されており、該装置尾部の断面領域は前記装置頭部からその端部へ前記チューブの第１の端部に向かって減少していることを特徴とする請求項１乃至１２に記載のチューブ。
14. 前記分配装置は流体を含む外皮を有することを特徴とする請求項１乃至１３に記載のチューブ。
15. 前記流体はガスであることを特徴とする請求項１乃至１４に記載のチューブ。
16. 前記流体は液体であることを特徴とする請求項１乃至１４に記載のチューブ。
17. 前記流体はゲルであることを特徴とする請求項１乃至１４に記載のチューブ。
18. 前記流体は内圧で前記分配装置内に含まれることを特徴とする請求項１乃至１７に記載のチューブ。
19. 請求項１乃至１８のいずれか一項に記載の分配チューブ用の分配装置。