JP2012516922A - 安定剤 - Google Patents

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Abstract

N−置換された大環状トリアジン−HALS安定剤。

Description

本発明は、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン基が4つぶら下がっている環状立体ヒンダードアミン安定剤の組成物に関する。前記基は、2〜4個の置換基によって窒素原子が特定の比で置換される。さらに、本発明の概要は、個々の成分、かかる組成物を含有する農業ポリマー製品、ポリマー製品を安定化するための方法、及び安定剤及び難燃剤としての該組成物の使用である。
立体ヒンダードアミン(HAS)は、特にポリオレフィンのための、光及び熱の悪影響に対する有効なポリマー安定剤であることが知られている。
しかしながら、第一級又は第二級の立体ではないヒンダードアミンは、いくつかの市販のHASにおいて反応副生成物として存在してよい。これらの副生成物は、安定化効率に負に影響しうる。
Chimassorb 966は、第一級又は第二級の立体ではないヒンダードアミンが主にその大環状構造において存在しないために、この問題を有さない市販の立体ヒンダードアミン安定剤である。
しかしながら、Chimassorb 966の融点は、290℃より高い。たいてい、ポリマー、特にポリオレフィンの加工温度は、290℃未満である。この理由のために、Chimassorb 966は、ポリオレフィン安定剤として使用される場合に、加工中に全く又は不完全に溶融する。結果として、Chimassorb 966での膜安定化は、未溶融スポットによる大きい数のゲルによって影響されうる。この理由のために、大きい数のゲルを所望しない膜適用における安定剤としてのChimassorb 966の使用は、問題を生じる。
驚くべきことに、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン複素環式部分の環におけるヒンダード窒素原子が部分的に又は徹底的な方法で、特定の置換基で置換される場合に、前記沸点を、実質的に250℃未満に下げることができ、優れた安定化効率は残ったままであることが見出されている。従って置換された化合物は、現在、例えばポリオレフィンの全ての薄膜適用において有利に使用されうる。
本発明の1つの側面は、
(a)光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける天然又は合成ポリマー、及び
(b)成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物の天然又は合成ポリマーに対して0.001〜10質量%;その際、
成分b−Iは、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIは、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIIは、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
成分b−IVは、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
式(I)は、
Figure 2012516922
[式中、
基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基であり;
その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である置換基R1の数に寄与し、
基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
Figure 2012516922
[式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である]で示される基であり、又は
基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]を含む組成物である。
置換度に従って、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である置換基R1の数を理解する。置換度は、2〜4であってよい。有利には2〜3である。2の置換度に関して、いくつかの異性体が可能であり、かつ含まれる。
有利には、成分b−I〜b−IVの合計量は、天然又は合成ポリマーの質量に対して、0.01〜1質量%である。
有利には、成分b−Iの量は、5〜25部であり、成分b−IIは5〜35部であり、成分b−IIIは10〜45部であり、かつ成分b−IVは10〜45部である。
20個までの炭素原子を有するアルキルは、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ヘキシル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ヘキサデシル又はn−オクタデシルである。
1〜C20アルコキシG11は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オクトキシ、デシルオキシ、ドデシルオキシ、テトラデシルオキシ、ヘキサデシルオキシ及びオクタデシルオキシである。C6〜C12アルコキシは、特にヘプトキシ及びオクトキシが好ましい。
3〜C12シクロアルコキシは、例えば、シクロプロポキシ、シクロペントキシ、シクロヘキソキシ、シクロヘプトキシ、シクロオクトキシ、シクロデシルオキシ及びシクロドデシルオキシである。C5〜C8シクロアルコキシは、特にシクロペントキシ及びシクロヘキソキシが好ましい。
あらゆるC5〜C12シクロアルキル置換基は、特にシクロペンチル及びシクロヘキシルである。
7〜C9フェニルアルキルは、有利にはベンジルである。
適した天然又は合成ポリマーを以下に示す。
1. モノオレフィン及びジオレフィンのポリマー、例えばポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリブト−1−エン、ポリ−4−メチルペント−1−エン、ポリビニルシクロヘキサン、ポリイソプレン又はポリブタジエン、並びにシクロオレフィンのポリマー、例えばシクロペンテン又はノルボルネン、ポリエチレン(随意に架橋していてよい)、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、高密度高分子量ポリエチレン(HDPE−HMW)、高密度超高分子量ポリエチレン(HDPE−UHMW)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、(VLDPE)及び(ULDPE)。
ポリオレフィン、すなわち、前記の段落に例示されたモノオレフィンのポリマー、有利にはポリエチレン及びポリプロピレンは種々の方法、及び特に以下の方法によって製造され得る:
a) ラジカル重合(通常、高圧かつ高温下にて)。
b) 通常、周期律表のIVb、Vb、VIb又はVIII族の1つ又はそれより多くの金属を含有する触媒を使用した触媒重合。それらの金属は通常、1つ又はそれより多くの配位子、典型的にはオキシド、ハライド、アルコレート、エステル、エーテル、アミン、アルキル、アルケニル、及び/又はアリールを有し、それらはπ又はσ配位のいずれであってもよい。それらの金属錯体は遊離した形態か、あるいは基質、典型的には活性化塩化マグネシウム、塩化チタン(III)、アルミナ又はケイ素酸化物に固定されていてよい。それらの触媒は重合媒体中で可溶性又は不溶性であってよい。重合において、該触媒をそれのみで使用するか、あるいはさらなる活性剤、典型的には金属アルキル、金属水素化物、金属アルキルハライド、金属アルキルオキシド又は金属アルキルオキサンを使用してもよく、前記の金属は周期律表のIa、IIa及び/又はIIIa族の元素である。前記の活性剤を適宜、さらなるエステル、エーテル、アミン又はシリルエーテル基で変性してもよい。それらの触媒系は通常、Phillips、Standard Oil Indiana、Ziegler(−Natta)、TNZ(DuPont)、メタロセン又はシングルサイト触媒(SSC)と称される。
2. 1)で述べられたポリマーの混合物、例えばポリプロピレンとポリイソブチレンとの混合物、ポリプロピレンとポリエチレンとの混合物(例えばPP/HDPE、PP/LDPE)、及び異なる型のポリエチレンの混合物(例えばLDPE/HDPE)。
3. モノオレフィン及びジオレフィンのお互いの、又は他のビニルモノマーとのコポリマー、例えば、エチレン/プロピレンコポリマー、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)及びそれらと低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物、プロピレン/ブト−1−エンコポリマー、プロピレン/イソブチレンコポリマー、エチレン/ブト−1−エンコポリマー、エチレン/ヘキセンコポリマー、エチレン/メチルペンテンコポリマー、エチレン/ヘプテンコポリマー、エチレン/オクテンコポリマー、エチレン/ビニルシクロヘキサンコポリマー、エチレン/シクロオレフィンコポリマー(例えばエチレン/ノルボルネン、例えばCOC)、エチレン/1−オレフィンコポリマー、ここで1−オレフィンはインサイチューで生成される; プロピレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレン/イソプレンコポリマー、エチレン/ビニルシクロヘキセンコポリマー、エチレン/アルキルアクリレートコポリマー、エチレン/アルキルメタクリレートコポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマー又はエチレン/アクリル酸コポリマー及びそれらの塩(イオノマー)、並びにエチレンとプロピレン及びジエン、例えばヘキサジエン、ジシクロペンタジエン又はエチリデン−ノルボルネンとのターポリマー、;及び、かかるコポリマー同士の、及び上記1)で述べられたポリマーとの混合物、例えばポリプロピレン/エチレン−プロピレンコポリマー、LDPE/エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)、LDPE/エチレン−アクリル酸コポリマー(EAA)、LLDPE/EVA、LLDPE/EAA、及び交互又はランダムなポリアルキレン/一酸化炭素コポリマー及びそれらと他のポリマーとの混合物、例えばポリアミド。
4. 炭化水素樹脂(例えばC5〜C9)。それらの水素化改質物(例えば粘着性付与剤)及びポリアルキレンとデンプンとの混合物を含む。
1)〜4)からのホモポリマー及びコポリマーは、シンジオタクチック、アイソタクチック、ヘミアイソタクチック、又はアタクチックを含む任意の立体構造を有してよく、ここで、アタクチックポリマーが好ましい。ステレオブロックポリマーも含まれる。
5. ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン)。
6. スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンの全ての異性体、特にp−ビニルトルエン、エチルスチレン、プロピルスチレン、ビニルビフェニル、ビニルナフタレン及びビニルアントラセンの全ての異性体、及びそれらの混合物を含む、ビニル芳香族モノマーから誘導される芳香族ホモポリマー及びコポリマー。ホモポリマー及びコポリマーは、シンジオタクチック、アイソタクチック、ヘミアイソタクチック、又はアタクチックを含む任意の立体構造を有してよく、ここで、アタクチックポリマーが好ましい。ステレオブロックポリマーも含まれる。
6a. エチレン、プロピレン、ジエン、ニトリル、酸、マレイン酸無水物、マレイミド、酢酸ビニル及び塩化ビニル又はアクリル誘導体及びそれらの混合物、例えばスチレン/ブタジエン、スチレン/アクリロニトリル、スチレン/エチレン(共重合体)、スチレン/アルキルメタクリレート、スチレン/ブタジエン/アルキルアクリレート、スチレン/ブタジエン/アルキルメタクリレート、スチレン/マレイン酸無水物、スチレン/アクリロニトリル/メチルアクリレート;耐衝撃性スチレンコポリマーと他のポリマーとの混合物、例えばポリアクリレート、ジエンポリマー又はエチレン/プロピレン/ジエンターポリマー;及びスチレンのブロックコポリマー、例えば、スチレン/ブタジエン/スチレン、スチレン/イソプレン/スチレン、スチレン/エチレン/ブチレン/スチレン又はスチレン/エチレン/プロピレン/スチレンから選択される、先述のビニル芳香族モノマー及びコモノマーを含むコポリマー。
6b. 6)で述べられたポリマーの水素化から誘導される水素化芳香族ポリマー。特にアタクチックポリスチレンを水素化することによって製造されるポリシクロヘキシルエチレン(PCHE)を含み、それはしばしばポリビニルシクロヘキサン(PVCH)として示される。
6c. 6a)で述べられたポリマーの水素化から誘導される水素化芳香族ポリマー。
ホモポリマー及びコポリマーは、シンジオタクチック、アイソタクチック、ヘミアイソタクチック、又はアタクチックを含む任意の立体構造を有してよく、ここで、アタクチックポリマーが好ましい。ステレオブロックポリマーも含まれる。
7. ビニル芳香族モノマー、例えばスチレン又はα−メチルスチレンのグラフトコポリマー、例えばポリブタジエン上のスチレン、ポリブタジエン−スチレン又はポリブタジエン−アクリロニトリルコポリマー上のスチレン;ポリブタジエン上のスチレン及びアクリロニトリル(又はメタクリロニトリル);ポリブタジエン上のスチレン、アクリロニトリル及びメチルメタクリレート;ポリブタジエン上のスチレン及びマレイン酸無水物;ポリブタジエン上のスチレン、アクリロニトリル及びマレイン酸無水物又はマレイミド;ポリブタジエン上のスチレン及びマレイミド;ポリブタジエン上のスチレン及びアルキルアクリレート又はメタクリレート;エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー上のスチレン及びアクリロニトリル;ポリアルキルアクリレート又はポリアルキルメタクリレート上のスチレン及びアクリロニトリル、アクリレート/ブタジエンコポリマー上のスチレン及びアクリロニトリル、並びにそれらと6)で示されたコポリマーとの混合物、例えばABS、MBS、ASA又はAESポリマーとして公知のコポリマー混合物。
8. ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、塩化ゴム、イソブチレン−イソプレンの塩素化及び臭素化コポリマー(ハロブチルゴム)、塩素化又はスルホ塩素化(sulphochlorinated)ポリエチレン、エチレンと塩素化エチレンとのコポリマー、エピクロロヒドリンホモポリマー及びコポリマー、特にハロゲン含有ビニル化合物のポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、並びにそれらのコポリマー、例えば塩化ビニル/塩化ビニリデン、塩化ビニル/酢酸ビニル又は塩化ビニリデン/酢酸ビニルコポリマー。
9. α,β−不飽和酸から誘導されるポリマー及びその誘導体、例えばポリアクリレート及びポリメタクリレート;ポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアミド及びポリアクリロニトリル、ブチルアクリレートを用いた耐衝撃性改質物。
10. 9)で述べられたモノマー同士の、又は他の不飽和モノマーとのコポリマー、例えばアクリロニトリル/ブタジエンコポリマー、アクリロニトリル/アルキルアクリレートコポリマー、アクリロニトリル/アルコキシアルキルアクリレート又はアクリロニトリル/ビニルハライドコポリマー又はアクリロニトリル/アルキルメタクリレート/ブタジエンターポリマー。
11. 不飽和アルコール及びアミン又はアシル誘導体又はそれらのアセタールから誘導されるポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリビニルステアレート、ポリビニルベンゾエート、ポリビニルマレエート、ポリビニルブチラール、ポリアリルフタレート又はポリアリルメラミン;並びに上記の1)で述べられたオレフィンとのそれらのコポリマー。
12. 環状エーテルのホモポリマー及びコポリマー、例えばポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、又はそれらとビスグリシジルエーテルとのコポリマー。
13. ポリアセタール、例えばポリオキシメチレン、及びコモノマーとしてエチレンオキシドを含有するそれらのポリオキシメチレン;熱可塑性ポリウレタン、アクリレート又はMBSで変性されたポリアセタール。
14. ポリフェニレンオキシド及びスルフィド、及びポリフェニレンオキシドとスチレンポリマー又はポリアミドとの混合物。
15. 一方は末端にヒドロキシル基を有するポリエーテル、ポリエステル又はポリブタジエン、かつ他方は脂肪族又は芳香族ポリイソシアネートから誘導されるポリウレタン、並びにそれらの前駆体。
16. ジアミン及びジカルボン酸から、及び/又はアミノカルボン酸又は相応するラクタムから誘導されるポリアミド及びコポリアミド、例えばポリアミド4、ポリアミド6、ポリアミド6/6、6/10、6/9、6/12、4/6、12/12、ポリアミド11、ポリアミド12、m−キシレンジアミン及びアジピン酸から出発する芳香族ポリアミド;ヘキサメチレンジアミン及びイソフタル酸又は/及びテレフタル酸から製造され、かつ変性剤としてのエラストマーを有する又は有さないポリアミド、例えばポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミド又はポリ−m−フェニレンイソフタルアミド;及び上述のポリアミドと、ポリオレフィン、オレフィンコポリマー、イオノマー、あるいは化学結合又はグラフトされたエラストマーとのブロックコポリマー;又はポリエーテルとの、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール又はポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリマー;並びにEPDM又はABSで変性されたポリアミド又はコポリアミド;及び加工の間に縮合したポリアミド(RIMポリアミド系)。
17. ポリウレア、ポリイミド、ポリアミド−イミド、ポリエーテルイミド、ポリエステルイミド、ポリヒダントイン及びポリベンゾイミダゾール。
18. ジカルボン酸及びジオールから誘導される、及び/又はヒドロキシカルボン酸又は相応するラクトン又はラクチドから誘導されるポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチロールシクロヘキサンテレフタレート、ポリアルキレンナフタレート及びポリヒドロキシベンゾエート、並びに末端にヒドロキシル基を有するポリエーテルから誘導されるコポリエーテルエステル;及び同様にポリカーボネート又はMBSで変性されたポリエステル。コポリエステルは例えば、限定されずに、ポリブチレンスクシネート/テレフタレート、ポリブチレンアジペート/テレフタレート、ポリテトラメチレンアジペート/テレフタレート、ポリブチレンスクシネート/アジペート、ポリブチレンスクシネート/カーボネート、ポリ−3−ヒドロキシブチレート/オクタノエートコポリマー、ポリ−3−ヒドロキシブチレート/ヘキサノエート/デカノエートターポリマーを含んでよい。さらに、脂肪族ポリエステルは例えば、限定されずに、ポリ(ヒドロキシアルカノエート)の類、特に、ポリ(プロピオラクトン)、ポリ(ブチロラクトン)、ポリ(ピバロラクトン)、ポリ(バレロラクトン)及びポリ(カプロラクトン)、ポリエチレンスクシネート、ポリプロピレンスクシネート、ポリブチレンスクシネート、ポリヘキサメチレンスクシネート、ポリエチレンアジペート、ポリプロピレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリエチレンオキサレート、ポリプロピレンオキサレート、ポリブチレンオキサレート、ポリヘキサメチレンオキサレート、ポリエチレンセバケート、ポリプロピレンセバケート、ポリブチレンセバケート及びポリ乳酸(PLA)並びにポリカーボネート又はMBSで変性された相応するポリエステルを含んでよい。用語"ポリ乳酸(PLA)"は、有利にはポリ−L−ラクチドのホモポリマー及びそれと他のポリマーとの任意の配合物又は合金;乳酸又はラクチドと他のモノマー、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばグリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ吉草酸、5−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシ−カプロン酸及びそれらの環式形態とのコポリマーを示す;用語"乳酸"又は"ラクチド"は、L−乳酸、D−乳酸、それらの混合物及び二量体、すなわちL−ラクチド、D−ラクチド、メソ−ラクチド、及びそれらの任意の混合物を含む。
19. ポリカーボネート及びポリエステルカーボネート。
20. ポリケトン。
21. ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、及びポリエーテルケトン。
22. 一方でアルデヒド、かつ他方でフェノール、ウレア及びメラミンから誘導される架橋ポリマー、例えばフェノール/ホルムアルデヒド樹脂、ウレア/ホルムアルデヒド樹脂、及びメラミン/ホルムアルデヒド樹脂。
23. 乾燥型及び非乾燥型アルキド樹脂。
24. 飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価アルコール、及び架橋剤としてのビニル化合物とのコポリエステルから誘導される不飽和ポリエステル樹脂、及び同様にそれらの低燃焼性のハロゲン含有変性物。
25. 置換アクリレートから誘導される架橋可能なアクリル樹脂、例えばエポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、又はポリエステルアクリレート。
26. メラミン樹脂、ウレア樹脂、イソシアネート、イソシアヌレート、ポリイソシアネート又はエポキシ樹脂で架橋されたアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、及びアクリレート樹脂。
27. 脂肪族、脂環式、ヘテロ環式又は芳香族グリシジル化合物から誘導される架橋エポキシ樹脂、例えばビスフェノールA及びビスフェノールFのジグリシジルエーテルの生成物であって、通例の硬化剤、例えば無水物又はアミンを用い、促進剤を用いて、又は用いないで架橋されているもの。
28. 天然ポリマー、例えばセルロース、ゴム、ゼラチン、及び化学的に変性されたそれらのホモロガス誘導体、例えばセルロースアセテート、セルロースプロピオネート、及びセルロースブチレート、又はセルロースエーテル、例えばメチルセルロース;並びにロジン及びそれらの誘導体。
29. 上述のポリマー(ポリブレンド)の混合物、例えばPP/EPDM、ポリアミド/EPDM又はABS、PVC/EVA、PVC/ABS、PVC/MBS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/ASA、PC/PBT、PVC/CPE、PVC/アクリレート、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑性PUR、POM/アクリレート、POM/MBS、PPO/HIPS、PPO/PA 6.6及びコポリマー、PA/HDPE、PA/PP、PA/PPO、PBT/PC/ABS又はPBT/PET/PC。
生分解性ポリマーを本発明において使用することも可能である。例えばかかるポリマーを以下に示す。
天然又は合成起源の生分解性ポリマーは、制限されることなく、
ポリエチレンスクシネート(Lunare SE(Nihon Shokubai))
ポリブチレンスクシネート(Bionolle 1000(Showa Highpolymer))
ポリブチレンスクシネート/アジペート(Bionolle 3000(Showa Highpolymer))
ポリブチレンスクシネート/カーボネート(lupec(Mitsubishi Gas Chemicals))
ポリブチレンスクシネート/テレフタレート(Biomax(Dupont)、Ecoflex(BASF)、EasterBio(Eastman Chemicals))
ポリカプロラクトン(CelGreen PH(Daicel Kagaku)、Tone(UCC))
ポリ(ヒドロキシアルカノエート)(Procter and Gambleからの又はMetabolixからのNodax)
ポリ3−ヒドロキシブチレート(Biogreen(Mitsubishi Gas Chemicals))
ポリ乳酸(NatureWorks (Cargill)、LACEA(Mitsui Chemicals) Lacty(Shimadzu Seisakusho))
ポリエステルアミド
又はそれら材料と、天然又は化工デンプン、ポリサッカリド、リグニン、木粉、セルロース及びチチンとのブレンドを含む。
合成ポリマー、特に熱可塑性ポリマーが好ましい。特に、前記の項目1〜3において挙げられたポリオレフィンが好ましい。
例えば、式(I)において、R1は、C4〜C12アルキル、C4〜C12アルコキシ、C5〜C6シクロアルコキシである。
例えば、式(I)において、基−NR23は、式
Figure 2012516922
[式中、R4は前記で示された意味を有する]で示される基である。
特に、式(I)において、基−NR23が、式
Figure 2012516922
の基である場合に好ましい。
式(I)の化合物は、公知であり、かつ例えばUS 4,442,250において記載されている、対応するアミン前駆体(R1はHである)から製造されてよい。−NR23が式(II)の基である場合に、前記アミン前駆体は、市販の製品、Ciba Inc.社から販売されているChimassorb(登録商標)966である。
1の一部が酸素(−O●)又はヒドロキシル(−OH)である場合に、酸化は、US 5,654,434において記載されている4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの、過酸化水素での酸化に類似して実施されてよい。他の好適な参加方法も、過酢酸を使用するWO 00/40550において記載されている。
前記酸化は、全てのピペリジン窒素原子が酸化されるまで実施してはいけない。従って、NH、NOH及びNO●部分を含有する生成混合物を導く前の多くの工程で停止させることができる。
本発明の他の側面は、式(Ia)
Figure 2012516922
[式中、
基R1の2、3又は4個は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基であり、
かつR1の残りの基は、水素、酸素又はヒドロキシルであり、
式(Ia)における基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基
並びにC1〜C10アルキル;又は式(I−1)
Figure 2012516922
[式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である]で示される基であり、又は
基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]で示される化合物である。
本発明による適した個々の化合物を以下に示す:
化合物(1)
Figure 2012516922
化合物(2)
Figure 2012516922
化合物(3)
Figure 2012516922
化合物(4)
Figure 2012516922
化合物(5)
Figure 2012516922
化合物(6)
Figure 2012516922
化合物(7)
Figure 2012516922
化合物(8)
Figure 2012516922
化合物(9)
Figure 2012516922
化合物(10)
Figure 2012516922
化合物(11)
Figure 2012516922
及び、化合物(12)
Figure 2012516922
本発明の他の側面は、成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物を含有する安定剤組成物であり、その際、
成分b−Iは、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIは、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIIは、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
成分b−IVは、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
式(I)は、
Figure 2012516922
[式中、
基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基であり;
その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である置換基R1の数に寄与し、
基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
Figure 2012516922
[式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である]で示される基であり、又は
基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]であり、かつ
天然又は合成ポリマーの安定化のための方法は、前記の組成物の天然又は合成ポリマーの質量に対して0.001〜10質量%を該ポリマー中に組み込むことを含む、光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける。
本発明の添加剤、場合によりさらなる成分を、ポリマー材料に個々に添加してよく、または互いに混合してよい。所望される場合、個々の成分を互いに混合した後、例えば乾式混合、圧縮によって、又は溶融してポリマー中に取り込む。
本発明の添加剤、及び場合によりさらなる成分の、前記ポリマー中への取り込みを、公知の方法、例えば粉末の形態での乾式混合によって、又は溶液、分散液もしくは懸濁液の形態で例えば不活性溶剤、水もしくは油中での湿式混合によって実施する。本発明の添加剤及び場合によりさらなる添加剤を、例えば成形の前もしくは後に、又は溶解もしくは分散させた添加剤又は添加剤混合物をポリマー材料に適用し、次に溶剤又は懸濁液/分散液の薬剤を蒸発させて、又は蒸発させないで、取り込むことができる。それらを加工装置(例えば押出機、密閉式混合機、等)内に、例えば乾燥した混合物もしくは粉末として、又は溶液もしくは分散液もしくは懸濁液もしくは溶融物として直接的に添加できる。
取り込みを、攪拌機、例えば密閉装置、例えばニーダ、混合機又は攪拌容器を装備したあらゆる加熱可能な容器中で実施できる。前記取り込みを、有利には押出機中で又はニーダ中で実施する。処理を不活性雰囲気中又は酸素の存在で実施するかどうかは重要でない。
添加剤又は添加剤ブレンドの前記ポリマーへの添加を、全ての通常の混合機中で実施することができ、そこで前記ポリマーが溶融され、そして添加剤と混合される。適した機械は、当業者に公知である。それらは、主に混合機及び押出機である。
特に好ましい加工機械は、一軸スクリュー押出機、反転及び共回転二軸スクリュー押出機、遊星歯車押出機、リング押出機又はコニーダである。真空が適用されうる少なくとも1つのガス除去室が提供される加工機械を使用することも可能である。
適した押出機及びニーダは、例えば、Handbuch der Kunststoffex−trusion、Vol.1 Grundlagen、Editors F.Hensen、W.Knappe、H.Potente、1989、pp.3−7、ISBN:3−446−14339−4(Vol.2 Extrusionsanlagen 1986、ISBN 3−446−14329−7)において記載されている。
例えば、前記のスクリュー長さは、1〜60スクリュー直径、有利には20〜48スクリュー直径である。スクリューの回転速度は、有利には1分あたり1〜800回転(rpm)、非常に特に有利には25〜400rpmである。
最大のスループットはスクリュー直径、回転速度及び駆動力に依存する。本発明のプロセスを、前記パラメータを変化させることによって、又は投与量を供給する計量機を用いることによって、最大のスループットよりも低いレベルでも実施できる。
本発明の添加剤及び場合によりさらなる添加剤を、その成分を例えば約1質量%〜約40質量%、有利には約2質量%〜約20質量%の含有率でポリマー中に取り込んで含有しているマスターバッチ("濃縮物")の形態でポリマーに添加してもよい。該ポリマーは、添加剤が最終的に添加されるポリマーと同一の構造である必要はない。かかる作業において、該ポリマーを粉末、顆粒、溶液、懸濁液又はラテックスの形態で使用できる。
適した他の添加剤は以下である。
1. 酸化防止剤
1.1. アルキル化モノフェノール
1.2. アルキルチオメチルフェノール
1.3. ヒドロキノン及びアルキル化ヒドロキノン
1.4. トコフェロール
1.5. ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル
1.6. アルキリデンビスフェノール
1.7. O−、N−及びS−ベンジル化合物
1.8. ヒドロキシベンジル化マロネート
1.9. 芳香族ヒドロキシベンジル化合物
1.10. トリアジン化合物
1.11. ベンジルホスホネート
1.12. アシルアミノフェノール
1.13. β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と一価又は多価アルコールとのエステル
1.14. β−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸と一価又は多価アルコールとのエステル
1.15. β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と一価又は多価アルコールとのエステル
1.16. β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)酢酸と一価又は多価アルコールとのエステル
1.17. β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド
1.18. アスコルビン酸(ビタミンC)
1.19. アミン系酸化防止剤
2. UV吸収剤及び光安定剤
2.1 2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール
2.2. 2−ヒドロキシベンゾフェノール
2.3. 置換及び非置換の安息香酸のエステル
2.4. アクリレート
2.5. ニッケル化合物
2.6. 他の立体ヒンダードアミン
2.7. オキサミド
2.8. 2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン
3. 金属不活性化剤
4. ホスフィット及びホスホナイト
5. ヒドロキシルアミン
6. ニトロン
7. チオ相乗剤
8. ペルオキシドスカベンジャー
9. ポリアミド安定剤
10. 塩基性共安定剤
11. 成核剤
12. 充填剤及び補強剤
13. 他の添加剤、例えば、可塑剤、潤滑剤、乳化剤、顔料、流動添加剤、触媒、流れ調整剤、蛍光増白剤、防炎加工剤、帯電防止剤及び膨張剤
14. ベンゾフラノン及びインドリノン。
前記群のそれぞれからの例は、US 6,878,761においてさらに詳細に記載されている。
最終生成物は、天然光及び/又は低温、周囲温度もしくは高温での湿度における安定化が必要であるあらゆるタイプのプラスチック生成物であってよい。例えば、前記ポリマー成分を、プラスチックフィルム、シート、袋、瓶、発泡スチロールカップ、皿、調理器具、ブリスターパッケージ、箱、パッケージ包装、プラスチック繊維、テープ、農業用物品、例えば縒糸の農業用フィルム(twine agricultural film)、マルチフィルム、小トンネル用フィルム、バナナ袋、直接被覆用膜(direct cover)、不織布、農業用途のポット、ジオテキスタイル(goetextile)、ゴミ埋め立て用カバー、工業用カバー、廃棄物用カバー、一時的な足場シート、建築用のフィルム、シルトフェンス、家禽用カーテン、一時的な避難所建築物を建てるためのフィルム、使い捨ておむつ、使い捨て衣料等を製造するために使用してよい。前記物品は、当業者が利用可能なあらゆる方法によって製造でき、前記方法は限定されずに押出成形、押出ブロー成形、フィルムキャスティング、フィルムブロー成形、圧延、射出成形、ブロー成形、圧縮成形、熱成形、紡績、インフレーション法、及び回転成形を含む。
好ましい物品は、
(a)光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける天然又は合成ポリマー、及び
(b)本発明の他の側面は、成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物を含有する安定剤組成物;その際、
成分b−Iは、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIは、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
成分b−IIIは、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
成分b−IVは、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
式(I)は、
Figure 2012516922
[式中、
基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基であり;
その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である置換基R1の数に寄与し、
基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
Figure 2012516922
[式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
Figure 2012516922
の基である]で示される基であり、又は
基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]から製造される農業用物品である。
特に、前記農業用物品は、式(I)の化合物が、式(Ic)
Figure 2012516922
の化合物であり、かつR1は前記で定義されたものである。
さらに、本発明の側面は、光、熱又は酸化によって誘発される分解に対する天然又は合成ポリマーの安定化のための前記で定義された組成物の使用、及び天然又は合成ポリマーのための難燃剤としての該組成物の使用である。
定義は本発明の全ての側面に同等に適用されることが好ましい。
以下の実施例によって本発明を説明する。
合成:
全ての化学物質を、受け入れないように使用し、合成前に精製しない。全ての反応を窒素雰囲気中で実施する。次の構造は、以下の化合物の合成のための出発材料として使用される市販のChimassorb 966に相応する:
Figure 2012516922
前記構造式において、以下のピペリジン感の窒素原子での全ての置換が概略されるが、これは、モノ−、ジ−、トリ及びテトラ−置換された化合物の混合物である。それぞれの量を、それぞれの例に関してLCMS(liquid chromatography mass spectroscopy:液体クロマトグラフィー質量分析)データで示す。
実施例1:Chimassorb 966から出発する化合物(101)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、500mlの1,2−ジクロロベンゼン、2.5gのMolybdenum(VI)酸化物、及び50.0gの水中で70%溶液のtert−ブチルヒドロペルオキシドを装填する。そして、その反応混合物を、撹拌下で、共沸温度まで加熱して、Marcusson装置によって4時間水で除去する。そして、その反応混合物を1Lのオートクレーブに移し、そしてシクロヘキサン200ml、水中で70%溶液のtert−ブチルヒドロペルオキシド50.0g、及びMolybdenum(VI)酸化物2.5gを、続いて添加する。そしてその反応物を、140℃に加熱し、そして4時間の撹拌下で反応させる。そして該混合物を、室温まで冷却し、そして濾過する。水300ml及び亜硫酸ナトリウム100.0gを、撹拌下で維持した未処理の濾過した溶液に添加する。そして、その有機相を分離し、真空下で濃縮する。未処理のベージュ色の残りを、1H−NMRによって解析して、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−シクロヘキシルオキシに置きかえられて、そして化合物(101)を形成することが判明する。
融点:215〜235℃
LCMS解析は、最終の未処理の残り中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例2:Chimassorb 966から出発する化合物(102)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、500mlの1,2−ジクロロベンゼン、2.5gのMolybdenum(VI)酸化物、及び50.0gの水中で70%溶液のtert−ブチルヒドロペルオキシドを装填する。そして、その反応混合物を、撹拌下で、共沸温度まで加熱して、Marcusson装置によって4時間水で除去する。そして、その反応混合物を1Lのオートクレーブに移し、そしてn−オクタン200ml、水中で70%溶液のtert−ブチルヒドロペルオキシド50.0g、及びMolybdenum(VI)酸化物2.5gを、続いて添加する。そしてその反応物を、140℃に加熱し、そして4時間の撹拌下で反応させる。そして該混合物を、室温まで冷却し、そして濾過する。水300ml及び亜硫酸ナトリウム100.0gを、撹拌下で維持した未処理の濾過した溶液に添加する。そして、その有機相を分離し、真空下で濃縮する。未処理のベージュ色の残りを、1H−NMRによって解析して、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−オクトキシに置きかえられて、そして化合物(102)を形成することが判明する。
融点:112〜135℃
LCMS解析は、最終の未処理の残り中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例3:Chimassorb 966から出発する化合物(103)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、200mlの1,2−ジクロロベンゼン、23.0gの炭酸カリウム、1.0gのヨウ化カリウム、及び56.0gの1−ブロモオクタンを装填する。その混合物を、撹拌下で18時間、還流温度で維持する。そして、水200mlを、冷却した反応溶液に添加し、そしてその有機層を分離して、減圧下で濃縮する。そして、未処理のベージュ色の残りを、1H−NMRによって解析して、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−オクチルに置きかえられて、そして化合物(103)を形成することが判明する。
融点:125〜195℃
LCMS解析は、最終の未処理の残り中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例4:Chimassorb 966から出発する化合物(104)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、200mlの1,2−ジクロロベンゼン、23.0gの炭酸カリウム、1.0gのヨウ化カリウム、及び56.0gの1−ブロモデカンを装填する。その混合物を、撹拌下で10時間、還流温度で維持する。そして、水200mlを、冷却した反応溶液に添加し、そしてその有機層を分離して、減圧下で濃縮する。未処理のベージュ色の残りを、1H−NMRによって解析して、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−デシルに置きかえられて、そして化合物(104)を形成することが判明する。
融点:70〜109℃
LCMS解析は、最終の未処理の残り中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例5:Chimassorb 966から出発する化合物(105)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、250mlの1,2−ジクロロベンゼン、23.0gの炭酸カリウム、1.0gのヨウ化カリウム、及び63.0gの1−ドデシルブロミドを装填する。その混合物を、撹拌下で35時間、還流温度で維持する。そして、濾過した溶液を、エタノールで再結晶化し、減圧下で乾燥させる。得られた白色の沈殿物の1H−NMR解析は、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−ドデシルに置きかえられて、そして化合物105を形成することが判明する。
融点:126〜152℃
LCMS解析は、最終の固体中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例6:化合物Aから出発する化合物(106)の合成
Figure 2012516922
Chimassorb 966から出発する化合物(A)の合成:
Figure 2012516922
化合物Aを、WO 2002058844 tにおいて報告されている方法に従って、又は従来技術の酸化法によって製造することができる。
化合物(106)の合成:
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて化合物A100.0g、ジクロロメタン500ml、ドデシルアルデヒド147.0g、酢酸60.0g及び塩化銅(I)3.0gを装填する。そして、水中で30%の過酸化水素溶液80.0gを、37℃未満の温度を維持しながら撹拌した混合物に滴加する。そして、その反応物を、19時間37℃で反応させて、その後30%水酸化ナトリウム溶液を、水相のpHが11になるまで混合物に添加する。残りをエタノールで洗浄して、わずかに茶色の固体を得る。
融点:127〜137℃
LCMS解析は、最終の未処理の残り中で次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
I.化合物(106)の他の合成:
機械攪拌器、熱電対、滴下漏斗および凝縮器を装備した四ツ口丸底フラスコに、続いて化合物B30.0g、ジクロロエタン50ml及びクロロベンゼン300mlを装填する。ジクロロエタン100ml中で溶解した過酸化ラウロイル42.0gを、3時間にわたって150℃の温度で撹拌した混合物に滴加する。撹拌を、8時間指示された温度で続ける。その反応混合物を、真空中で濃縮する。イソプロパノール400mlを添加し、そしてその混合物を75℃に加熱する。この温度で撹拌すると、生成物が沈澱し始める。2時間後その反応物を室温まで冷却する。その固体を濾過によって採取し、そして冷却したイソプロパノールで2回洗浄する。化合物(106)を、オフホワイトの固体として得る(23g)。
融点:125〜134℃
II.化合物(106)のさらに他の合成:
a)α,α’−ジヒドロキシジドデシルペルオキシドの製造
ドデカナル30.0gを、tert−ブチルメチルエーテル45ml中で溶解する。30%過酸化水素溶液36gを、15分間に渡って添加し、そして形成したエマルションを3時間室温で撹拌する。その反応混合物を、5回水10mlで抽出し、続いて硫酸ナトリウムの上で乾燥する。その溶剤を真空下で除去して、白色粉末(20.9g)として生成物を得る。
b)機械攪拌器、熱電対、滴下漏斗および凝縮器を装備した四ツ口丸底フラスコに、続いて化合物A3.0g、ジクロロエタン5ml及びクロロベンゼン30mlを装填する。ジクロロベンゼン10ml中で溶解した過酸化ラウロイル4.2gを、2時間にわたって105℃の温度で撹拌した混合物に滴加する。撹拌を、8時間指示された温度で続ける。その反応混合物を、真空中で濃縮する。イソプロパノール40mlを添加し、そしてその混合物を75℃に加熱する。この温度で撹拌すると、生成物が沈澱し始める。3時間後、その混合物を室温まで冷却する。その固体を濾過によって採取し、そして冷却したイソプロパノールで2回洗浄する。化合物(6)を、オフホワイトの固体として得る(2.2g)。
融点:124〜145℃
実施例7:化合物Aから出発する化合物(107)の合成
Figure 2012516922
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて化合物A50.0g、ジクロロメタン200ml、2−エチル化プロンアルデヒド73.5g、酢酸30.0g及び塩化銅(I)1.5gを装填する。そして、水中で30%の過酸化水素溶液40.0gを、39℃未満の温度を維持しながら1時間及び30分で撹拌した混合物に滴加する。そしてその反応物を、19時間39℃で反応させ、その後、30%水酸化ナトリウム溶液を、水相のpHが11になるまで混合物に添加する。その有機相を水相から分離し、水で2回洗浄し、そして真空下で濃縮して、白色の固体を得る。
融点:213〜222℃
LCMS解析は、最終固体中で次の生成物分布(%)を提供する:
Figure 2012516922
実施例8:Chimassorb 966及び化合物(B)から出発する化合物(108)の合成
Figure 2012516922
Figure 2012516922
化合物(B)の合成:
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mw=350)140.0g、エチルブロモアセテート133.6g、p−トルエンスルホン酸一水和物2.0g、キシレン400mlを装填する。その混合物を、撹拌下で16時間、還流温度で維持する。そして、その溶液を真空下で濃縮し、そして濾過する。得られた液体の1H−NMR解析は、化合物Bの構造を確認する。
化合物(108)の合成:
機械攪拌機、熱電対、滴下漏斗及びコンデンサを備えた四首丸底フラスコに、続いて50.0gのChimassorb 966、500mlのクロロベンゼン、109.0gの化合物(B)、34.5gの炭酸カリウム、及び6.9gのヨウ化カリウムを装填する。その混合物を、撹拌下で16時間、還流温度で維持する。そして、水を濾過した溶液に添加し、そしてその有機相を分離して、真空下で濃縮する。その残りをエタノールで洗浄し、そして続いて水で洗浄する。形成された沈殿物を濾過し、そして炉中で乾燥する。得られた沈殿物の1H−NMR解析は、Chimassorb 966の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン単位のN−H基の大部分が、相応するN−アルキル基に置きかえられて、そして化合物(108)を形成することが判明する。
融点128〜140℃
GPU−UVクロマトグラム解析は、次の生成物分布を提供する:
Figure 2012516922
実施例9:化合物(A)から出発する化合物(102)の他の合成
Figure 2012516922
機械攪拌器、熱電対、滴下漏斗および凝縮器を装備した四ツ口丸底フラスコに、続いて化合物A3.0g、ジクロロエタン10ml及びクロロベンゼン15mlを装填する。ジクロロエタン10ml中で溶解した過酸化ノナオイル3.3gを、1.5時間にわたって150℃の温度で撹拌した混合物に滴加する。撹拌を、10時間指示された温度で続ける。その反応混合物を、真空中で濃縮する。イソプロパノール40mlを添加し、そしてその混合物を75℃に加熱する。この温度で撹拌すると、生成物が沈澱し始める。2時間後その反応物を室温まで冷却する。その固体を濾過によって採取し、そして冷却したイソプロパノールで2回洗浄する。化合物(102)を、オフホワイトの固体として得る(2.3g)。
融点:162〜169℃
適用データ:
膜の製造:
ターボ混合機(Caccia、Labo 10)中で、添加剤をLDPEと混合する。その混合物を、200℃の最大温度で、O.M.C.二軸スクリュー押出機(モデルebv 19/25)を使用して押出、顆粒にする。続いてその顆粒を、混合してLDPEで希釈して、ブロー押出機(Dolci(RTM))を使用して最大温度210℃で加工して150μmの厚さの膜を製造するための最終組成物を得る。LDPE膜の最終濃度を第1表に示す。
Figure 2012516922
ゲル計数:
添加したLDPE膜におけるN°ゲル/m2を、OCS Optical Control Systemによって販売されているFilm Scan FS3で計数する。結果を、第2表において報告する。
Figure 2012516922
安定剤としての添加剤のLDPE膜における性能:
露光:LDPE膜を、6500Wのキセノンランプ(0.35W/m2;常時点灯サイクル、ブラックパネル温度=63℃)を装備したアトラスウェザロメーター(モデルCi65A)中に曝す。
測定パラメータ:
1)カルボニル増分:化合物と0.4%で添加させたLDPE膜におけるカルボニル結合増分(1710cm-1)の測定は、適用させた試験下であり、光/熱安定剤としての性能を評価する。
化合物105及び107の安定剤性能を、第3表〜第6表において示す。
Figure 2012516922
Figure 2012516922
Figure 2012516922
Figure 2012516922
難燃剤としてのPP膜における性能:
加工及び燃焼試験:
特に指定されない限り、市販のポリプロピレン(MOPLEN HF500N、製造元:Basell)を、Coperion Werner & Pfleiderer社製の共回転二軸押出機ZSK25上で、Tmax=230℃(加熱域1〜6)の温度、4kg/時間の押出量及び100rpmで、標準レベル安定剤(0.3%IRGANOX B225+0.05$Ca−ステアレート、IRGANOX B225は、IRGAFOS 168とIRGANOX 1010との1:1の混合物である)及び表1−2に示した添加剤の添加下で押出す。
試験体を、ホットプレス中で形成する圧縮によって製造する(膜厚=200μm、250×110mm、Fontjne TP200、pmax=50kN、230℃)。
その試験体を、DIN 4102−B2(エッジ点火、炎の長さ=40mm)に従って難燃性に関して調べる。
第1表(DIN 4102−B2、エッジ点火、40mmの炎、データ ex PDR100388に従う、圧縮した膜200μmに対する燃焼試験)
Figure 2012516922
損失質量及び燃えた長さに関する低い値は、増加された難燃性をもたらす。優れたFR挙動をもたらす他の注意すべき観点は、燃えない滴である。

Claims (13)

  1. 以下、
    (a)光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける天然又は合成ポリマー、及び
    (b)成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物の天然又は合成ポリマーの質量に対して、0.001〜10質量%;その際、
    成分b−Iは、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIは、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIIは、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
    成分b−IVは、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
    式(I)は、
    Figure 2012516922
    [式中、
    基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基であり;
    その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
    置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である置換基R1の数に寄与し、
    基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
    Figure 2012516922
    [式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である]で示される基であり、又は
    基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]
    を含有する組成物。
  2. 前記R1が、C4〜C12アルキル、C4〜C12アルコキシ、C5〜C6シクロアルコキシである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記基−NR23が、式
    Figure 2012516922
    で示される基である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記基−NR23が、式(II)
    Figure 2012516922
    で示される基である、請求項1から3までのいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記天然又は合成ポリマーがポリオレフィンである、請求項1から4までのいずれか1項に記載の組成物。
  6. 式(Ia)
    Figure 2012516922
    [式中、
    基R1の2、3又は4個は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基であり、
    かつR1の残りの基は、水素、酸素又はヒドロキシルであり、
    式(Ia)における基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基
    並びにC1〜C10アルキル;又は式(I−1)
    Figure 2012516922
    [式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である]で示される基であり、又は
    基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]
    で示される化合物。
  7. 以下、
    化合物(1)
    Figure 2012516922
    化合物(2)
    Figure 2012516922
    化合物(3)
    Figure 2012516922
    化合物(4)
    Figure 2012516922
    化合物(5)
    Figure 2012516922
    化合物(6)
    Figure 2012516922
    化合物(7)
    Figure 2012516922
    化合物(8)
    Figure 2012516922
    化合物(9)
    Figure 2012516922
    化合物(10)
    Figure 2012516922
    化合物(11)
    Figure 2012516922
    又は、化合物(12)
    Figure 2012516922
    である化合物。
  8. 成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物を含有する組成物であって、その際、
    成分b−Iが、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIが、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIIが、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
    成分b−IVが、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
    式(I)は、
    Figure 2012516922
    [式中、
    基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基であり;
    その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
    置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である置換基R1の数に寄与し、
    基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によってフェニル基上で置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
    Figure 2012516922
    [式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である]で示される基であり、又は
    基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]である、組成物。
  9. 光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける天然又は合成ポリマーの安定のための方法であって、該ポリマー中に、請求項8に記載の組成物の天然又は合成ポリマーの質量に対して、0.001〜10質量%を取り込むことを含む、方法。
  10. 以下、
    (a)光、熱又は酸化によって誘発される分解を受ける天然又は合成ポリマー、及び
    (b)成分b−I、b−II、b−III及びb−IVを含有する生成物混合物の天然又は合成ポリマーに対して0.001〜10質量%;その際、
    成分b−Iは、0〜30質量部の量で1の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIは、0〜50質量部の量で2の置換度を有する式(I)の化合物であり、
    成分b−IIIは、10〜50質量部の量で3の置換度を有する式(I)の化合物であり、かつ
    成分b−IVは、10〜60質量部の量で4の置換度を有する式(I)の化合物であり、成分bI〜bIVの質量部の合計は100であり;その際、
    式(I)は、
    Figure 2012516922
    [式中、
    基R1は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基であり;
    その際、成分b−I及びb−IIに関して、基R1は、さらに水素、酸素又はヒドロキシルであってよく;
    置換度は、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である置換基R1の数に寄与し、
    基R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C12アルキル、非置換の又は1〜3個のC1〜C4アルキルによって置換されたC5〜C12シクロアルキル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたフェニル、非置換の又は−OH及びC1〜C10アルキルから選択される1〜3個の基によって置換されたC7〜C9フェニルアルキル基、又は式(I−1)
    Figure 2012516922
    [式中、R4は、水素、C4〜C20アルキル、C4〜C20アルコキシ、C3〜C12シクロアルコキシ又は式
    Figure 2012516922
    の基である]で示される基であり、又は
    基R2及びR3は、窒素と共に結合して、モルホリノ基を形成する]から製造される農業用物品。
  11. 式(I)の化合物が、式(Ic)
    Figure 2012516922
    で示される化合物であり、かつR1が請求項10において定義されたものである、請求項10に記載の農業用物品。
  12. 光、熱又は酸化によって誘発される分解に対する天然又は合成ポリマーの安定化のための、請求項8に記載の組成物の使用。
  13. 天然又は合成ポリマーのための難燃剤としての、請求項8に記載の組成物の使用。
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