JP2012512738A - 潤滑装置を有する遠心分離機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、軸受装置と、回転可能なポンプ装置を含む潤滑装置と、を有する遠心分離機に関する。ポンプ装置は、潤滑剤槽から潤滑剤を受け入れる潤滑剤入口と、前記潤滑剤の少なくとも一部を潤滑剤ミストの形態で少なくとも1つの潤滑剤出口を通して送り出す出口装置まで潤滑剤を送る導管と、を有する。ポンプ装置は気体入口をさらに有し、出口装置は気体出口を有し、それによって、ポンプ装置の回転中に気体入口から気体出口への気体の流れが維持され、導管内に存在する潤滑剤を出口装置に向けて送る。遠心分離機は、軸受装置および潤滑装置を囲み、軸受装置を潤滑するために潤滑剤ミストが潤滑装置から軸受装置に流れるのを可能にするハウジングをさらに有する。

Description

本発明は、請求項1の前提項に係る遠心分離機に関する。
遠心分離機は、供給された媒体から少なくとも第1の成分と第2の成分を遠心分離するようになっている。供給される媒体は、液相であっても気相であってもよく、様々な種類の粒子材料を含んでいてよい。
遠心分離機のロータを支持する1つまたは複数の軸受の正しい潤滑を実現することが問題である。軸受が受ける潤滑剤が多過ぎる場合には、軸受における摩擦が大きくなり、したがって軸受の温度が高くなり、軸受が受ける潤滑剤が少な過ぎる場合には、軸受が動かなくなるおそれがある。
遠心分離機内の1つまたは複数の軸受を正しく潤滑して冷却する簡単な方法として、潤滑剤のミストを用いることができる。このような潤滑剤ミストを軸受に送ってその軸受の正しい潤滑を実現するために用いられるのを可能にするには、潤滑剤ミストが、あるサイズより大きい液滴を含まないようにすべきである。あるサイズより大きい液滴を含む潤滑剤ミストでは、軸受が過剰に潤滑されるおそれがある。同時に、このような潤滑剤ミストは、軸受のような離れた位置にある潤滑点に送られるのに耐えられるほど安定しない。それは、大きい粒子は、その質量のために、重力および慣性力の影響をより強く受け、所望の潤滑点に到達する前に分離機内の様々な面に衝突して濡らすからである。動作条件の変化中に1つまたは複数の軸受を正しく潤滑することができるように、潤滑剤ミストの生成を遠心分離機の動作条件に適合できるようにする必要もある。
欧州特許第0756897A1号(Veronesi Separatori S.p.A)は、回転スピンドル上の上部軸受および下部軸受と、潤滑剤ミストを生成する装置とを有する、上述した種類の遠心分離機に関する。スピンドルは、回転時に、下方に位置する油受けに接触する複数の固定導管を通して潤滑剤を引き上げる開口を有する円板を、下部軸受の上方に備えている。導管を通して引き上げられた潤滑剤は、円板によって液滴または潤滑剤ミストの形態で放出される。その後、潤滑剤ミストは、回転する円板内の他の開口を介して下部軸受を潤滑する。
スウェーデン特許第521030C2号(Alfa Laval Corporate AB)は、潤滑剤受けに浸漬し潤滑剤の流れを導管を通して送るようになっているオリフィスを有する長手方向の導管を含むスピンドルを有する遠心分離機内の潤滑剤供給装置に関する。この導管は、下部軸受に送られてその下部軸受を通過し、また潤滑剤ミストの形態で上部軸受に向かって上昇する、選択された量の流れを分離させる分配手段を有する。
1つまたは複数の軸受を潤滑するのを可能にするために、このような遠心分離機内の潤滑剤ミスト生成機能を向上させることが望まれている。
本発明の目的は、遠心分離機内の1つまたは複数の軸受を正しく潤滑する遠心分離機を提案することである。
本発明の他の目的は、潤滑剤ミストを使用して遠心分離機内の1つまたは複数の軸受を潤滑することである。
本発明のさらに他の目的は、遠心分離機内での潤滑剤ミストの生成を向上させることである。
これらの目的および他の目的は、軸受装置を介して遠心分離機内に回転可能に配置され、動作時に遠心分離が行われるロータに連結されたスピンドルを有する遠心分離機に関する本発明によって実現される。この遠心分離器は、さらに、動作時にスピンドルおよびロータを回転させるようになっている駆動装置と、潤滑装置とを有する。潤滑装置は、ある量の潤滑剤を収容するように構成された槽と、遠心分離機内に配置され中心軸を中心として回転可能なポンプ装置とを有する。ポンプ装置は、半径方向内側の第1のレベルに位置して潤滑剤槽から潤滑剤を受け入れる潤滑剤入口と、前記した潤滑剤の少なくとも一部を潤滑剤ミストの形態で潤滑装置から、半径方向内側の第1のレベルの外側に位置する少なくとも1つの潤滑剤出口を介して送り出すために、潤滑剤を潤滑剤入口から出口装置に送る導管とを有する。ポンプ装置は、ある量の気体を導管に流入させる気体入口をさらに有し、出口装置は、前記した量の気体を導管から送り出す気体出口を有し、それによって、ポンプ装置の回転中に気体入口から気体出口への気体の流れが維持され、こうして、気体の流れが、導管内に存在する潤滑剤を出口装置に向けて送る。この遠心分離器は、軸受装置および潤滑装置を少なくとも部分的に囲み潤滑剤ミストが潤滑装置から軸受装置に流れるのを可能にするハウジングをさらに有する。
ポンプ装置がこのような気体入口および気体出口を有するため、出口装置に送られる潤滑剤を増やすことが可能になり、潤滑装置内の潤滑剤ミストの生成が向上する。
本発明の一実施態様によれば、前記した気体出口が、管状の導管を有し、出口装置の半径方向外側部分から出口装置の半径方向内側部分まで延び、潤滑装置の回転中に前記した量の気体を気体入口から出口装置に送るために半径方向内側の第2のレベルで導管と連通しており、その結果、ポンプ作用が生じ、潤滑剤の流れを潤滑剤入口から出口装置まで送り、それによって潤滑剤ミストの生成が向上する。
本発明の他の実施態様によれば、前記した潤滑剤出口は、管状導管を有し、出口装置の半径方向外側部分から出口装置の半径方向内側部分まで延び、潤滑装置の回転中に前記した潤滑剤を潤滑剤ミストの形態で送り出すために半径方向内側の第2のレベルの外側で導管と連通している。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記した複数の潤滑剤出口の少なくとも1つと、前記した複数の気体出口の少なくとも1つは、出口装置の半径方向外側部分の所で共通出口に導く。その結果、潤滑剤ミストがさらに霧化される。あるいは、潤滑剤出口と気体出口は、出口装置の半径方向外側部分の所で合体し、潤滑剤と気体の両方を送り出す1つまたは複数の共通出口を構成する。このような出口はそれぞれ、出口装置の外径の所の外端と、導管と連通する内端とを有する。
本発明のさらに他の実施態様によれば、潤滑剤出口は、ノズルのような1つまたは複数の狭窄部を有する。潤滑剤がこれらの狭窄部またはノズルを通過するとき、潤滑剤の流れの少なくとも一部が潤滑剤ミストの形態の粒子として霧化される。前記した狭窄部は、潤滑剤出口の最も外側の外径の所に位置していてよいが、より小さい半径の所に位置していてもよい。あるいは、前記した潤滑剤出口は、実質的な狭窄部を持てないように構成される。
潤滑剤出口および気体出口は偶数または奇数であり、中心軸の周りに周方向に均等に分散していてよい。出口装置は、潤滑剤出口および/または気体出口の数を、必要に応じて、たとえばプラグによって閉じられる1つまたは複数の潤滑剤出口および/または気体出口に合わせるようにしてもよい。必要に応じて所望の流れ抵抗を有するノズルを取り付けることによって、気体出口を通る流れを減らすこともできる。
潤滑剤出口は、所与の量および所与の流れの潤滑剤が存在するときに潤滑剤の堆積量が占める半径方向の空間(radial extent)が可能なかぎり大きくなるように構成することができる。潤滑剤の流れを潤滑剤出口を通過させるようにするために用いられる遠心力の大きな効果を得るために、潤滑剤出口、したがって出口装置が半径方向に大きな空間を有していてよい。潤滑剤出口は、実質的に、各管が、流れ抵抗を最小限に抑えるのに十分な大きさであって、同時に、狭窄部またはノズルの半径方向内側の前記した潤滑剤の柱の形態の潤滑剤の堆積量が占める半径方向の空間を大きくすることができるほど小さい断面積を有するように構成された、半径方向の空間を有する管のような構成であってもよい。
本発明のさらに他の実施態様によればポンプ装置はほぼ回転対称であるが、多角形状、または回転時にほぼ釣り合いがとれるような他の何らかの形態に構成することができる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、潤滑装置は、潤滑剤をポンプ装置に流入させる流入手段を有する。気体入口は、ポンプ装置と流入手段との間の開口の形態をとっている。流入手段は、ポンプ装置内の導管内へ延びる第1の端部を有する回転不能な管状部材を含んでいてよく、それによって、気体流れのポンプ作用と、出口装置への潤滑剤流れの搬送が向上する。
本発明の他の実施態様によれば、管状部材の前記した第1の端部は、非対称な末端部を有する。この構成は、回転不能な管状部材から導管への潤滑剤の送出を向上させる。前記した非対称な末端部は、斜めに切断された端部、くぼみ、または穴などの形態であってよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、導管は、ポンプ装置の潤滑剤入口の所の半径方向内側の環状縁部の形態をした狭窄部を含む。この構成は、結果的に、ポンプ装置からの潤滑剤の流れがこの縁部を越えるのを制限し、したがって、潤滑剤の流れを出口装置の方へ向ける。
本発明のさらに他の実施態様によれば、潤滑装置は、潤滑剤の粘度、または潤滑剤の粘度に関連する他の何らかの物理的特性に関して、ポンプ装置への潤滑剤の流れを調整する装置を含む。これによって、十分な潤滑剤を導管を通して出口装置へ送り、潤滑剤の粘度が変化しても、特に潤滑剤の粘度が高くても、適切な量の潤滑剤ミストを生成することができる。この潤滑剤の流れの調整は、特に潤滑剤の粘度が低いときに、過剰な潤滑や潤滑剤の漏れおよび損失のおそれを最低限に抑えるために潤滑剤ミストの量を制限することが目的であってもよい。調整装置は、ポンプ装置の潤滑剤入口の所に配置してもよいが、ポンプ装置内に配置してもよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、出口装置への潤滑剤の流れは、潤滑剤の温度に関して調整される。これによって、温度が変わっても、したがって、潤滑剤の粘度が変わっても、十分な潤滑剤ミストを生成することができる。特に、潤滑剤が作動温度に到達する前に、十分な潤滑剤ミストを生成することが可能になる。あるいは、流量測定法、電気的方法、または誘電的方法によって検出することができる、潤滑剤の温度以外の、潤滑剤の粘度に関連する他の何らかの物理的特性に関して、潤滑剤の流れを調整することもできる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、潤滑剤の流れを調整する装置は、サーモスタット制御式弁を有する。このようにして、導管を通して出口装置に送られる潤滑剤の量を潤滑剤の温度に基づいて、簡単、効果的、かつ信頼性の高い方法で調整することができる。この弁は、周囲温度の作用を受ける弁体と弁座とを有し、流れを調整するために弁体が弁座に向かって移動する。あるいは、管状部材が、サーモスタット制御式弁体用の弁座に連結される。弁体は、温度が上昇するにつれて弁体が膨張するように構成されたハウジング内に封入されたろう部材を有していてよい。あるいは、弁は、バイメタルまたは形状記憶合金の熱活性化部分を備えていてもよく、または、潤滑剤の流れを温度に関して調整するのを可能にする他の何らかの類似の構成であってもよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、潤滑装置は、潤滑剤の流れを調整する装置が閉じられたときに潤滑剤が出口装置に流れるのを可能にするバイパス導管を有する。したがって、軸受装置を十分に潤滑し冷却するために、動作時に少なくとも最低限の量の潤滑剤ミストが生成される。
本発明のさらに他の実施態様によれば、ポンプ装置は、遠心分離機のスピンドルに軸方向に連結され、それによって、スピンドルの回転がポンプ装置の回転に変換される。したがって、他の駆動装置の必要性が制限され、潤滑装置は、簡素で、頑丈で、動作の信頼性の高い構成を有する。ポンプ装置は、他の何らかの方法でスピンドルと組み合わせることができ、それによって、ポンプ装置は、駆動ベルトや歯車などを備えている装置によって、スピンドルの回転の結果として回転させられ、それによって、遠心分離機のスピンドルが回転する間、潤滑剤を汲み出す。ポンプ装置は、スピンドルから切り離された別個のユニットの形態をとっていてもよく、その場合、潤滑装置は、ポンプ装置を駆動する別個の駆動装置を有する。この場合、必要に応じて潤滑剤ミストを生成するために、ポンプ装置をスピンドルの回転とは無関係に所望の速度で回転させてもよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、ポンプ装置は、軸受装置用の保持体内で回転できるように構成され、それによって潤滑装置と遠心分離機のスピンドルとを軸方向に簡単に連結することが可能になる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、軸受装置用の保持体は、気体を遠心分離機のハウジングの内部または外側の空間からポンプ装置の気体入口を介してポンプ装置に送る少なくとも1つの導管を備えている。気体を送るこの導管は、潤滑剤槽内に存在する潤滑剤の量より上の、軸受装置用の保持体内の空間から、ポンプ装置の気体入口まで軸方向に延びる、ポンプ装置と軸受装置用の保持体との間の隙間の形態をとっていてよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、保持体は、潤滑剤ミストが遠心分離機のハウジング内で潤滑装置から軸受装置まで流れるのを可能にする少なくとも1つの開口を、前記した潤滑剤出口の半径方向外側に備えている。
本発明のさらに他の実施態様によれば、保持体は、前記した潤滑剤出口の半径方向外側に他の複数の開口を備えており、その場合、複数の開口は、壁部材によって周方向に分けられている。これによって、潤滑剤ミストの生成が向上し、潤滑剤ミスト中の潤滑剤粒子のさらなる霧化が実現する。開口の形状は、円形、細長い形状、四辺形、または目的に応じた他の何らかの適切な形状に変えることができる。潤滑剤が接触する面および縁部の数を増やし、それによって潤滑剤ミストの生成を向上させるために、開口を半径方向に、または半径方向に対して角度をつけて配置してもよい。ワイヤ、切削加工された溝、ドリルによる穴などを出口装置の半径方向外側に配置することによって、そのような面および縁部の数を増やすこともできる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、軸受装置は少なくとも第1および第2の軸受手段を有する。出口装置は、スピンドルとともに、軸方向において、第1の軸受手段と第2の軸受手段の間、または第1の軸受手段および第2の軸受手段の外側に配置してもよい。
本発明のさらに他の実施態様によれば、遠心分離機は、潤滑剤ミストを潤滑装置から軸受装置に送るために、遠心分離機のハウジング内に気体の流れを発生させるファン装置を有する。
本発明による遠心分離機の、上方から斜めに見た部分断面図である。 本発明による潤滑装置を有する遠心分離機の軸方向断面図である。 (a)は本発明による調整装置を有する潤滑装置を示し、(b)は本発明による調整装置を有さない潤滑装置を示す、相互に回転させた2つの軸方向断面図である。 本発明による潤滑装置の一部の軸方向断面図である。 本発明による潤滑装置の一部の軸方向断面図である。 本発明による調整装置の軸方向断面図である。
本発明の好ましい実施形態について、添付の概略図を参照して、以下により詳しく説明する。
本発明による遠心分離機1の一例が図1に示されており、遠心ロータ2を支持するようになっているスピンドル3を有している。スピンドルは、第1の軸受手段4および第2の軸受手段5(図2参照)内で、図示されている例では垂直である回転軸を中心として回転するように構成されている。遠心分離機は、スピンドル3と、第1の軸受手段4と、第2の軸受手段5と、ある量の潤滑剤を収容するようになっている槽8と、を含む空間7を部分的に囲むハウジング6を有する。潤滑剤は、遠心分離機の動作条件、たとえば遠心分離機の動作温度の下では液体であり、潤滑油の形態であってよい。遠心分離機は、動力伝達手段11、たとえば図1に示されている駆動ベルトを介して、スピンドルに連結されたベルトプーリ10に結び付けられた駆動モータ9をさらに有する。あるいは、動力伝達手段は、プロペラシャフトや歯車などの形態をとってもよく、駆動モータをスピンドルに直接連結してもよい。第1の軸受手段4、すなわち頂部軸受は、上部軸受保持体12によってハウジング内に支持され、第2の軸受手段5、すなわち底部軸受は、下部軸受保持体13によって支持されている。
遠心分離機は、図2に示された潤滑装置14を有し、さらに図3では、潤滑装置自体が、回転可能に構成されたポンプ装置16を有している。図示された例におけるポンプ装置16は、スピンドル3に連結され、かつスピンドルの下端に取り付けられ、それによって、スピンドルが回転するとポンプ装置が回転する。ポンプ装置は、潤滑剤を導管17に入れるようになっている潤滑剤入口19から、槽8内の潤滑剤のレベルよりも上に位置する出口装置18まで延びる導管17を形成する管15を含む。出口装置は、潤滑剤入口19よりも、潤滑装置の中心線Zから半径方向に遠く離れて位置して、導管からの潤滑剤を送出する少なくとも1つの潤滑剤出口20を含む。出口装置は、管から半径方向に突き出て前記した潤滑剤出口20を支持する部材の形態をとっている。通常、潤滑剤出口の数は1つから8つである。
前記した潤滑剤出口20は、半径方向出口部の所に少なくとも1つの狭窄部を有する。この狭窄部は、ノズル自体を通過する潤滑剤を霧化してミストにするようになっている取り外し可能で交換可能なノズル22の形態をとっている。ノズルの構成および数は、十分に霧化された潤滑剤のミストが十分な量だけ生成され、潤滑剤中の粒子による妨害を防止するように選択される。
ポンプ装置16は、気体を導管に流入させる気体入口23をさらに有し、かつ出口装置18は、前記したのと同じ量の気体を導管から送出する少なくとも1つの気体出口24を有する。前記した気体出口24は、気体入口23の最大半径より大きい半径上に位置している。通常、気体出口の数は1つから8つである。各気体出口24は、出口装置の外径の所の外端と、出口装置の内径の所の内端とを有する。内端は、導管17内の気体と連通し、ポンプ装置16が回転する間、導管の壁に沿って送られる潤滑剤の膜の半径方向内側を延び、すなわち、複数の潤滑剤出口20のいずれの内径よりも小さい半径上に位置するように構成してもよい。複数の潤滑剤出口20および複数の気体出口24の半径方向内側部分が、出口装置18内のそれぞれ異なる半径上に配置されているため、ポンプ装置16が回転する間、実質的に、より軽い気体が気体出口を通して送られ、より重い潤滑剤が潤滑剤出口を通して送られる結果となる。
図4は、動作中のポンプ装置内への潤滑剤および気体の流れを示している。ポンプ装置が回転する間、潤滑剤入口19の所の潤滑剤が、遠心力によって外側に導管17の内壁に向かって移動させられ、それによって、潤滑剤42の流れを、槽8から潤滑剤入口19を介して出口装置18まで進行させる。潤滑剤の流れは、導管17の壁に沿って送られる潤滑剤膜の形態をとっている。導管のオリフィスの所に、半径方向内側に向けられたフランジの形態の狭窄部21が存在する。フランジ21の主要な機能は、前記した膜の厚さを最小限に抑えることである。それによって、フランジは、出口装置から離れる方向への潤滑剤の流れを制限する。ポンプ装置16が回転する間、気体は、遠心力の影響の下で出口装置の気体出口24を通って外へ移動し、それによって、導管17内に負圧を発生させ、その結果、潤滑剤が潤滑剤入口19を通して引き込まれ、気体が気体入口23を通して引き込まれる。したがって、ポンプ装置が回転することによって、気体を導くようになっている複数の導管33から気体入口23を介して出口装置18に至る気体43の流れが発生し、この気体が、潤滑剤の流れを潤滑剤入口19から出口装置18に送る。複数の気体出口24の半径方向の空間が広いため、その結果、気体および潤滑剤の流れを気体入口23から出口装置18まで進行させるのに用いられる遠心力の効果が大きく、それによって、十分な量および品質の潤滑剤ミストを生成するために潤滑剤の流れが維持される。
潤滑剤と気体がいずれも気体入口23を通ってポンプに流入することができ、気体が潤滑剤入口19を通って流入することもできることに留意されたい。図4に示されているように、潤滑剤入口19と気体入口23は合体してポンプ装置内の共通の入口になっていてもよく、その場合、気体は、気泡の形態で、あるいは潤滑剤と気体の脈動する流れまたは交互の流れ(pulsating or alternating flow)として導管17内に引き込まれる。
最初は、ポンプ装置16の、潤滑剤槽内の潤滑剤のレベルより下の部分に、潤滑剤が充填されている。したがって、潤滑剤は、最初、気体を気体入口23に導くようになっている導管33内に存在する。ポンプ装置16が回転すると、導管17内で負圧が発生し、その結果、潤滑剤が潤滑剤入口19および気体入口23を通して引き込まれる。複数の導管33内に存在する潤滑剤がポンプ装置内に引き込まれ、それによって気体が導管33を通過できるようになった後、複数の導管33によって気体が気体入口23に導かれ、さらにポンプ装置内に導かれる。ポンプ装置の潤滑剤入口19は、潤滑剤層8内の潤滑剤レベル44より下に位置している。動作時には、ポンプ装置内への潤滑剤の流れが維持される。この流れのための駆動力は、潤滑剤槽内の潤滑剤レベル44とポンプ装置内の潤滑剤の作動レベル45との差である。この流れのための他の駆動力は、回転中にポンプ装置内で発生する負圧である。
潤滑装置は、図3aに示されているように、潤滑剤をポンプ装置16に流入できるようにポンプ装置16内へ延びる第1の端部を含む管状部材30の形態をした入力手段を備えていてよい。管状部材30は、ポンプ装置16と同心に配置されているが、ポンプ装置の軸を横切る方向において偏心していてもよい。気体入口23は、導管17のオリフィスの所の狭窄部21と管状部材30の外面との間の開口として構成されている。この開口は、円形の隙間の形をしているが、他の構成も可能である。この円形の隙間は、ポンプ装置を通過する気体および潤滑剤の適切な流れを形成し、かつ気体の流れによって潤滑剤の流れを良好に閉じ込めた状態を維持するために狭くする必要があるが、同時に、製造および組み立てを容易にするためにできるだけ広くする必要がある。管状部材30は、導管17の方を向いた端部の所に、斜めに切断された非対称な末端部31を有する。
図5は、管状部材30の形態をした流入手段を備えている潤滑装置のポンプ装置内に入る潤滑剤および気体の流れを示している。気体は、図4に関して説明したのと一致する方法で、ポンプ装置16が回転している間、遠心力の影響の下で出口装置の気体出口24を通って外側へ移動し、それによって、導管17内で負圧を発生させ、その結果、潤滑剤が潤滑剤入口19を通して引き込まれ、気体が気体入口23を通して引き込まれる。したがって、ポンプ装置が回転することによって、気体を導くようになっている複数の導管33から気体入口23を介して出口装置18に至る気体43の流れが発生する。潤滑剤は、管状部材30を通過し、導管17の内壁の方へ送出され、その結果、潤滑剤膜が導管17の壁に沿って送られる。非対称な末端部は、特に潤滑剤の流れがほとんどないときに潤滑剤を管状部材30から導管17の内壁に送出するのを容易にするようになっている。導管内の気体43の流れは、潤滑剤を潤滑剤入口19から出口装置18まで運び、それによって、潤滑装置が動作する間、槽8から潤滑剤入口19を介して出口装置18に至る潤滑剤42の流れを維持する。
したがって、ポンプ装置16が回転すると、潤滑剤入口19から出口装置18までの潤滑剤の流れが生成され、それによって、潤滑剤が、前記した潤滑剤出口20に到達してノズル22を通過する。選択されたノズル寸法に対して潤滑剤の流れが十分であるとき、潤滑剤はノズルの半径方向内側に堆積し、その堆積量によって、遠心力のために、ノズルを通過する潤滑剤に対する圧力が高まり、その結果、潤滑剤が効果的に霧化され、十分な量および品質の潤滑剤ミストが生成される。
最初は、十分な潤滑剤が出口装置に送られる前に、潤滑剤出口20と気体出口24はいずれも、ポンプ装置が回転する間、気体を送出する。潤滑剤の温度が初期開始温度から動作温度まで上昇し、したがって潤滑剤の粘度が低下すると、気体と潤滑剤の両方が複数の潤滑剤出口20を通過させられる。
潤滑装置14は、図2に示されているように、潤滑剤槽8からポンプ装置16を介して潤滑剤出口20に至る潤滑剤の流れを調整するようになっている調整装置25をさらに有していてよい。図示されているように、調整装置25は、潤滑剤入口19の所に配置されているが、ポンプ装置16内に配置されていてもよく、その場合、ポンプ装置16内で相応の方法で潤滑剤の流れを調整するようになっている。
図6を参照すると、調整装置25は、潤滑剤の温度に基づいて潤滑剤の流れを調整する弁の形態をした閉塞部材を有する。この弁は、周囲温度の作用を受ける弁体26と弁座27とを有し、流れを調整するために弁体が弁座27に向かって移動する。弁体は、ハウジング内に封入されたろう部材を含み、温度が上昇するにつれて膨張するように構成されている。弁体は、第1のばね手段28および第2のばね手段29によって両側が囲まれており、第1のばね手段28は、第2のばね手段29よりも比較的弱く、かつ弁体が収縮して弁が開くときに弁体26を弁座27から離しておくようになっている。第2のばね手段29は、弁体26と弁座27が接触しているときに弁体をさらに膨張させ、弁が損傷するのを防止するようになっている。図2および3に示されているように、調整装置25は、調整槽8からポンプ装置の潤滑剤入口19までの潤滑剤の流れを調整するようになっている。
管状部材30は、導管17から離れる方向を向いた端部の所に、弁体26用の弁座27として働く面を有する。弁座27および弁体26は、互いに当接したときに弁座26と弁体27との間を通過する潤滑剤の流れを制限できるように構成されている。したがって、弁座または弁体は、潤滑剤を通過させるバイパス導管34、たとえば溝、または、弁および弁座がきつく閉まるのを防止する離間部材を備えていてよい。潤滑剤を通過させるバイパス導管34は、弁体の走行を制限することによって、または何らかの他の公知の方法によって形成することができる。
潤滑装置14は、遠心分離機のハウジング6からスピンドル3の方へ延びる底部軸受用の保持体、すなわち底部軸受保持体13の中に配置されている。この保持体は、ハウジングの底面から延び、潤滑装置14を囲むように構成されている。底部軸受保持体13は、潤滑剤を潤滑剤槽8からポンプ装置の潤滑剤入口19に送る複数の開口および複数の導管32を備え、開口は、潤滑剤中の粒子を除去するフィルタを備えていてよい。
底部軸受保持体13は、気体を遠心分離機のハウジング6内の空間またはそのハウジング6の外側の空間からポンプ装置16の気体入口23を介してポンプ装置16に送る少なくとも1つの導管33を備えている。図2に示されているように、気体を送る導管33は、ポンプ装置16の外面と底部軸受保持体13との間の隙間の形態をとっており、この隙間は、潤滑剤槽8内に存在する潤滑剤の量よりも上の底部軸受保持体内の空間から、ポンプ装置の気体入口23の近傍まで、軸方向に延びている。
底部軸受保持体13は、さらに、潤滑装置14の出口装置18の半径方向外側に、潤滑剤および気体を通過させる複数の開口35を備えている。複数の開口35は、周方向に分散しており、複数の壁部材37によって分けられている。複数の壁部材37は、潤滑剤出口からの潤滑剤が複数の壁部材の1つまたは複数の縁部および/または面に当たるように構成されており、それによって潤滑剤ミストの生成を向上させる。潤滑剤は、遠心分離機のハウジング内の空間7と連通する潤滑装置の外側の空間に潤滑剤ミストの形態で導かれ、その空間は、潤滑剤ミストを潤滑装置14から軸受装置に送る。遠心分離機は、スピンドル3と組み合わされ、かつ軸方向において頂部軸受4より上に配置され、かつスピンドルの回転中に空間7内に空気と潤滑剤ミストの循環流を維持するようになっているファン装置36をさらに有する。潤滑剤ミストはその流れと一緒に頂部軸受4まで移動し、そこで軸受を潤滑し冷却する。
底部軸受5は、底部軸受保持体13内で軸方向において出口装置18より上に位置している。潤滑剤ミストはまた、底部軸受保持体13を通って底部軸受5まで上方に導かれ、そこで前記した軸受を潤滑し冷却する。底部軸受保持体13は、内部に、底部軸受5より軸方向下方であって、潤滑装置14の出口装置18の半径方向外側に位置する複数の開口35より軸方向上方に、溝38を備えている。溝18は、潤滑剤が保持体の内壁に沿って底部軸受5に送られるのを防止するようになっている。溝38は、底部軸受保持体13の外側に、あるいは前記した複数の開口に向かって流出させることができる。図3に示されているように、ポンプ装置16は、底部軸受5が潤滑剤の大きい液滴に直接接触するのを防止するが、潤滑剤ミストが通過するのを妨げない、半径方向に突出した円板39を、軸方向において出口装置18と底部軸受5との間に備えている。半径方向に突出したこの円板39は、底部軸受保持体13の内側の流出溝39の所あるいはその近くに配置され、後で潤滑剤が順に放出され流出して潤滑剤槽に戻されるように構成されている。半径方向に突出した円板は、気体および潤滑剤ミストを出口装置の空間から底部軸受5に送る複数の開口または穴40を備えていてよい。この円板は、潤滑剤の膜を底部軸受に送る複数の穴41を内径の所に備えていてもよい。円板39は、底部軸受の方を向く側に、潤滑装置14および底部軸受5を底部軸受保持体13に取り付ける間に底部軸受5が載る複数の支持面を備えている。

Claims (21)

  1. 軸受装置(4、5)によって遠心分離機内に回転可能に配置され、動作時に遠心分離が行われるロータ(2)に連結されたスピンドル(3)と、動作時に前記スピンドルおよび前記ロータを回転させるようになっている駆動装置(9)と、ある量の潤滑剤(8)を収容するように構成された槽、および前記遠心分離機内に配置され中心軸(Z)を中心として回転可能なポンプ装置(16)を有する潤滑装置(14)と、を有し、
    前記ポンプ装置が、半径方向内側の第1のレベルに位置して潤滑剤槽から潤滑剤を受け入れる潤滑剤入口(19)と、前記潤滑剤の少なくとも一部を潤滑剤ミストの形態で前記潤滑装置から送り出す出口装置(18)と、潤滑剤を前記潤滑剤入口から前記出口装置に送る導管(17)とを有し、前記出口装置が、半径方向内側の第1のレベルの外側に位置する少なくとも1つの潤滑剤出口(20)を有し、
    前記遠心分離機が、前記軸受装置(4、5)および前記潤滑装置(14)を少なくとも部分的に囲み潤滑剤ミストが前記潤滑装置から前記軸受装置に流れるのを可能にするハウジング(6)を有する、遠心分離機(1)において、
    前記ポンプ装置は、ある量の気体を前記導管に流入させる気体入口(23)を有し、前記出口装置は、前記量の気体を前記導管から送り出す気体出口(24)を有し、それによって、前記ポンプ装置の回転中に前記気体入口から前記気体出口への気体の流れが維持され、したがって、前記気体の流れが、前記導管内に存在する潤滑剤を前記出口装置に向けて送る
    ことを特徴とする遠心分離機。
  2. 前記気体出口は、管状の導管を有し、前記出口装置の半径方向外側部分から該出口装置の半径方向内側部分まで延び、前記潤滑装置の回転中に前記量の気体を前記気体入口から前記出口装置に送るために半径方向内側の第2のレベルで前記導管と連通している、請求項1に記載の遠心分離機。
  3. 前記潤滑剤出口は、管状導管を有し、前記出口装置の半径方向外側部分から該出口装置の半径方向内側部分まで延び、前記潤滑装置の回転中に前記潤滑剤を潤滑剤ミストの形態で送り出すために前記半径方向内側の第2のレベルの外側で前記導管と連通している、請求項2に記載の遠心分離機。
  4. 前記潤滑剤出口は、1つまたは複数の狭窄部またはノズル(22)を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  5. 前記潤滑装置は、潤滑剤を前記ポンプ装置(16)に流入させる流入手段(30)を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  6. 前記気体入口(23)は、前記ポンプ装置(16)と前記流入手段(30)との間の開口の形態をとっている、請求項5に記載の遠心分離機。
  7. 前記流入手段(30)は、前記ポンプ装置内の前記導管(17)内へ延びる第1の端部を有する管状部材を含む、請求項5から6のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  8. 前記管状部材の前記第1の端部は、非対称な末端部(31)を有する、請求項7に記載の遠心分離機。
  9. 前記導管は、前記ポンプ装置の潤滑剤入口(19)の所に狭窄部(21)を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  10. 前記潤滑装置は、前記潤滑剤の粘度に関連する物理的特性に関して、前記出口装置への前記潤滑剤の流れを調整する装置(25)を含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  11. 前記出口装置への前記潤滑剤の流れは、前記潤滑剤の温度に関して調整される、請求項10に記載の遠心分離機。
  12. 前記潤滑剤の流れを調整する装置は、サーモスタット制御式弁体(26)を有する、請求項11に記載の遠心分離機。
  13. 前記管状部材(30)は、前記サーモスタット制御式弁体用の弁座(27)に連結されている、請求項12に記載の遠心分離機。
  14. 前記潤滑剤の流れを調整する装置は、該潤滑剤の流れを調整する装置が閉じられたときに潤滑剤が前記出口装置に流れるのを可能にするバイパス導管(34)を有する、請求項10から13のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  15. 前記ポンプ装置は、前記スピンドルの回転が前記ポンプ装置の回転に変換されるように、前記遠心分離機のスピンドルに軸方向に連結されている、請求項1から14のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  16. 前記ポンプ装置は、前記軸受装置(13)用の保持体内で回転するように構成されている、請求項15に記載の遠心分離機。
  17. 前記軸受装置用の保持体は、気体を前記遠心分離機のハウジングの内側または外側の空間から前記気体入口(23)に送る少なくとも1つの導管(33)を備えている、請求項16に記載の遠心分離機。
  18. 前記保持体は、前記潤滑剤出口の半径方向外側に位置し潤滑剤ミストが通過するのを可能にする少なくとも1つの開口(35)を備えている、請求項16から17のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  19. 前記保持体は前記潤滑剤出口の半径方向外側に他の複数の開口を備え、該複数の開口は壁部材(37)によって周方向に分けられている、請求項18に記載の遠心分離機。
  20. 前記軸受装置は、少なくとも第1の軸受手段(4)と第2の軸受手段(5)とを含む、請求項1から19のいずれか1項に記載の遠心分離機。
  21. 前記遠心分離機は、前記遠心分離機のハウジング内で気体の流れを発生させて潤滑剤ミストを前記潤滑装置から前記軸受装置に送るファン装置(36)を含む、請求項1から20のいずれか1項に記載の遠心分離機。
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