JP2002537998A - 遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット - Google Patents

遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット

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ヤン セッテルベルイ、
ステファン スツェペシィー、
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アルファ ラヴァル アクチボラゲット
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、遠心分離機の遠心ロータ(2)用の駆動ユニット(1)に関する。駆動ユニットは、遠心ロータ(2)を支持するように配置され、少なくとも1つの支持部材(4)に回転可能に支持された駆動シャフト(3)と、駆動シャフトおよび支持部材が位置する上側空間(7)とオイルを貯留する下部空間(8)とを形成するケーシング(6)とを含んでいる。第1の手段(18,19,20)が、オイルミストを形成するために空気とオイルの流れを生じさせると共に、支持部材(4)を冷却するためにこのオイルミストが支持部材(4)を通って流れるようにするように構成されている。第2の手段(14,16,17)が、オイルミストの大部分を、支持部材(4)の出口から、ケーシング(6)の外側の周囲空間と熱伝導するように接触して延びている少なくとも1つの通路(17)を通して下側空間(8)まで移送することによってオイルを冷却するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景および従来技術 本発明は、遠心ロータを支持するように配置され、少なくとも1つの支持部材
に回転可能に支持された駆動シャフトと、駆動シャフトおよび第1の支持部材が
位置する上側空間と液体オイルを貯蔵する下側空間とを形成するケーシングとを
含み、オイルミストを形成するために空気とオイルの流れを生じさせ、かつ支持
部材を冷却し潤滑するためにこのオイルミストが支持部材を通って流れるように
するように構成された第1の手段を有する、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユ
ニットに関する。
【0002】 遠心分離機用のこのような公知の駆動ユニットの支持部材の冷却は、オイルミ
ストが形成されるように、駆動ユニット内の下側空間内の油溜めからオイルの液
滴が供給される内部循環空気流に依存することが多い。オイルミストを含む空気
流は、ファンまたは任意の類似の部材によって当該の支持部材を通って循環し、
支持部材を潤滑するのと同時に支持部材に生じた熱を吸収する。オイルミストを
含む空気流は、支持部材の後に、駆動ユニットのケーシングによって形成された
内部空間内をさらに循環し、オイル液滴および空気によって吸収された熱は、駆
動ユニットの他の部分に放出される。そのため、オイル液滴の一部は、オイルが
、オイルが収集される油溜めまで流れ落ちるときに流れる部分の表面上に付着す
る。しかしながら、現在利用可能な遠心分離機では、空気流から分離壁への熱放
出はそれほど効率的ではない。
【0003】 米国特許第4541736号は、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニットを
開示している。この公知の装置は、オイル液滴を、ロータスピンドルを支持する
支持部材を介して、流れのない大気中に供給するように構成されている。
【0004】 発明の概要 本発明の目的は、上述の問題を解消し、遠心分離機内の支持部材の冷却効率を
高めることである。
【0005】 この目的は、オイルミストの大部分を、支持部材の出口から、ケーシングの外
側の周囲空間と熱伝導するように接触して延びている少なくとも1つの通路を通
って下側空間まで移送させることを可能にすることによってオイルミストを冷却
するように構成された第2の手段を有することを特徴とする、冒頭で定義された
駆動ユニットによって達成される。このような構成によって、支持部材を通って
流れたオイルミストから効率的な熱放出が行われ、すなわち、オイルの冷却が、
公知の遠心分離機の対応する冷却と比べて向上する。オイルミストはこのように
比較的低い温度になるので、支持部材を通る比較的少ない流量によって支持部材
を効率的に冷却することができる。
【0006】 本発明の一実施態様によれば、上記の通路は上側空間の上部から上側空間の下
部まで延びている。この通路は、上側の自由空間、すなわち液体オイルの上にあ
る空間の大部分に沿って延びているので、オイルミストを確実に効率的に冷却す
ることが可能である。そのため、この通路はケーシングの実質的に垂直な方向の
長さの大部分に沿って延びていることが有利である。
【0007】 本発明の他の実施態様によれば、この通路は、ケーシングの外側の周囲空間と
熱伝導するように接触した壁部材によって少なくとも一部が形成されている。こ
のような壁部材はケーシングの壁によって形成することができ、すなわち、この
通路は、ケーシングの内側を直接延びているか、あるいはケーシングの壁の中の
流路を通って延びている。しかしながら、この通路は本発明によって多数の種々
の方法で形成することができる。たとえば、壁部材はたとえばケーシングの実質
的に外側に延びているパイプ導管で形成することができ、この場合、オイルは上
側空間の上部にあるケーシング内の通路を通ってパイプ導管内に導入され、上側
空間の下部、すなわち下側空間内のオイルのすぐ上にあるケーシングを通る通路
を通してパイプ導管から外に排出される。
【0008】 本発明の他の実施態様によれば、第2の手段は、支持部材から外側にケーシン
グの内壁の方へ延びている第1の遮蔽部材を備えている。このように、オイルは
支持部材から外側に比較的低温のケーシングの方へ押しやられる。さらに、第2
の手段は、上記の通路を形成するために駆動シャフトとケーシングの内壁との間
に延びている第2の遮蔽部材を有していることが有利である。このような遮蔽部
材によって、比較的低温のケーシングと遮蔽部材との間の通路が簡単にかつ適切
に得られる。そのため、第2の遮蔽部材は、第1の遮蔽部材の半径方向外側の縁
部から実質的に軸方向下向きに延びていてもよい。さらに、第2の遮蔽部材は、
第2の遮蔽部材の下縁部と下側空間内の液体オイルとの間に隙間が形成される距
離だけ下向きに延びていてもよい。このようにして、オイルの効率的な冷却が確
実に行われ、さらに、オイルの大部分が下側空間内の液体オイル中に収集される
。第2の遮蔽部材は、駆動シャフトの周囲の少なくとも大部分にわたって延びて
いることが有利である。このようにして、周囲空間の近くのケーシングの壁のほ
ぼ全体をオイルの冷却面として利用することができる。
【0009】 本発明の他の実施態様によれば、駆動ユニットは、たとえばオイルからの熱伝
導を高めるために上記の通路に設けられた突出フランジなどの形態の表面積増大
部材、および/または、たとえば周囲空間への熱放出を高めるために周囲空間の
近くのケーシングの外側に設けられた突出フランジなどの形態の表面積増大部材
を有している。
【0010】 本発明の他の実施態様によれば、第1の手段は、空気およびオイルの流れの1
つを、支持部材および上記の通路を通して送り込むように構成されたファン部材
を有している。それにより、支持部材からの熱は空気およびオイルを介して周囲
空間に伝導される。ファン部材は、駆動シャフト上に固定されて設けられている
ことが有利である。
【0011】 発明の様々な実施形態の詳細な説明 次に、実施形態について説明し、添付の図面を参照することによって、本発明
についてさらに詳しく説明する。
【0012】 図1は、部分的に示された遠心ロータ2用の駆動ユニットを示している。駆動
ユニット1と遠心ロータ2は共に、遠心分離機の大部分の構成部材を形成してい
る。
【0013】 駆動ユニット1は、遠心ロータ2を支持し、回転軸zの周りで回転することが
でき、第1の上側支持部材4および第2の下側支持部材5(図2参照)によって
支えられた駆動シャフト3を含んでいる。さらに、駆動ユニット1は、内部空間
を画定するケーシング6を含んでいる。内部空間は、駆動シャフト3、第1の支
持部材4、および第2の部材5が位置している上側空間7と、油溜めとして構成
されある量の液体オイルを貯蔵するように配置された下側空間8とで構成されて
いる。駆動ユニット1は、ベルトプーリ9に連結された駆動モータ(不図示)も
含んでいる。駆動モータおよびベルトプーリ9は、ケーシング6の外側に設けら
れており、ケーシング6内の通路12を通って延びている駆動ベルト11の形態
の伝達部材によって、駆動シャフト3上に固定されて設けられたベルトプーリ1
0に連結されている。駆動ベルト11は、2つの歯車を介して駆動モータおよび
駆動シャフト3と動力を伝えるように係合する駆動ロッドに置き換えてもよいこ
とに留意されたい。
【0014】 上側支持部材4、いわゆるネックベアリングは、支持ハウジング13によって
支持されている。支持ハウジング13は、上側支持部材4から外側に、好ましく
は実質的に半径方向外側に、ケーシング6の内壁の方へ延びている少なくとも1
つの保護部分を含んでいる第1の遮蔽部材14に連結されている。支持ハウジン
グ13および遮蔽部材14は、図示されている例では、それ自体は公知の減衰要
素(不図示)を収容するようになっている空間15を形成するように構成されて
いる。上側支持部材4は、支持ハウジング13、減衰要素、および第1の遮蔽部
材14を介してケーシング6に連結されている。
【0015】 第2の遮蔽部材16が、駆動シャフト3とケーシング6の内壁との間に環状通
路17が形成されるように、駆動シャフト3とケーシング6の内壁との間を第1
の遮蔽部材14の半径方向外側縁部から実質的に軸方向下向きに延びている。第
2の遮蔽部材16は、図示されている例では、駆動シャフト3の周りに、かつ第
2の遮蔽部材16の下縁部と下側空間8内のオイルとの間に比較的小さい隙間が
形成される距離だけ下向きに延びている。
【0016】 図示されている例では、駆動シャフト3(図2参照)は、上側空間7の全体を
通って下向きに下側空間8内のオイルの中まで延びている。さらに、駆動シャフ
ト3は、下側空間8内の少なくとも1つのオリフィスと、上側空間7内の、ベル
トプーリ10よりも上で上側支持部材4よりも下にある空間内の複数のオリフィ
ス19とを有する内部流路18を有している。駆動シャフト3は、オイルが、遠
心分離機の動作時に内部流路18を通って移送され、上側のオリフィス19のオ
イルの少なくとも出口で小さいオイル液滴を形成するように構成されている。
【0017】 さらに、駆動ユニット1は、駆動シャフト3上の、図示されている例では上側
支持部材4よりも上に固定されて配置されたファンホイール20を備えている。
ファンホイール20は、上側支持部材4を冷却し潤滑する、上側支持部材4を通
って流れるオイルミストを形成する空気とオイル液滴の流れを生じさせるように
構成されている。さらに、ファンホイール20は、支持部材4の出口からの上記
の流れを、半径方向外側にケーシング6の内壁の方に、かつ軸方向下向きに、ケ
ーシング6の内壁と第2の遮蔽部材16との間の通路17を通って、下側空間8
内のオイルのちょうど上、すなわち、第2の遮蔽部材16と下側空間8内のオイ
ルとの間の隙間まで押しやるように配置されている。それによって、上記の流れ
中に存在するオイルの一部が、下側空間8内のオイルに回収され、別の一部が、
以下に詳しく説明するように下側支持部材5をも冷却し潤滑するように、上記の
空気流れとともに上向きに下側支持部材5へさらに移送される。オイルミストは
、下側支持部材5の出口から、ベルトプーリ10を通って延びているいくつかの
流路21を通って、上側支持部材4の入口までさらに移送される。したがって、
オイル液滴を含む空気流は、オイルミストとして、ケーシング6によって形成さ
れている内部空間7,8内の経路であって、2つの支持部材4,5と、オイルミ
ストがその熱を放出しケーシング6の内壁と接触することによって冷却される通
路17とを通って延びている経路内を循環する。オイルミストの冷却を高めるた
めに、ケーシング6の外壁上にフランジ22またはこれに類似する任意の表面積
増大部材を設けてもよい。図1では、一例としてそのような1つのフランジ22
のみが示されている。このような複数のフランジ(不図示)またはこれに類似す
る任意の複数の表面積増大部材を、ケーシング6の内壁および/または第2の遮
蔽部材16の上に設けることも可能である。
【0018】 通路17を多数の異なる方法で実現できることに留意されたい。たとえば、そ
の通路は、ケーシング6の上部および下部の開口によってケーシング6の外側に
実質的に垂直に延びているパイプ導管で形成することができる。外側に位置する
このようなパイプ導管は、周囲空間の空気によって効率的に冷却することができ
る。この通路は、ケーシング6の壁の中をケーシング6の上部から下部まで実質
的に垂直に延びる流路によって形成することもできる。これらの実施形態では、
第2の軸方向の遮蔽部材16を省略することができる。通路6は、ケーシング6
の内壁の内側を実質的に垂直に延びるいくつかの別個の流路として構成すること
もできる。このような実施形態では、第2の遮蔽部材16は、複数の遮蔽部材、
たとえばこのような別個の各流路ごとの別個の遮蔽部材によって形成することが
できる。
【0019】 さらに、駆動ユニット1は、そのようなケーシング6内に設けられ、駆動ベル
ト11がケーシング6の内部空間7,8から隔てられるように、駆動ベルト11
の、ケーシング6の内部に延びている部分を収納するように配置された隔離部材
23を備えている。隔離部材23は、上述の通路12およびそれに直径方向に向
かい合う通路24の周りに延びているそれぞれの連結部によって、直径方向両側
でケーシング6の内壁に連結されている。したがって、隔離部材23は、回転軸
zに対して実質的に直径方向にケーシング6の内部空間7,8を通って延びてお
り、この空間7,8から隔てられている流路25を形成している。さらに、隔離
部材23は、細長い箱のような形状を有しており、すなわち、図2に示されてい
る断面図で見るとほぼ長方形であり、互いに実質的に平行な上側区画壁および下
側区画壁と、2つの実質的に平行な横側区画壁とを有している。隔離部材23は
長方形とは別の断面形状を有していてもよいことに留意すべきであり、隔離部材
23はたとえば長円形であってもよい。
【0020】 さらに、隔離部材23は、上側区画壁を通って延びている上側開口26と、下
側区画壁を通って延びている下側開口27とを有している。駆動シャフト3は、
これらの開口26,27を通って隔離部材23を貫通して延びており、上側開口
26はまた、ベルトプーリ10の上部を収容するように配置されている。図2に
示されているように、ギャップシール28、たとえばラビリンスシールが、ベル
トプーリ10と隔離部材23の上側区画壁との間に設けられている。隔離部材2
3の下側区画壁は、下側開口27を形成する円筒状部分29を有している。円筒
状部分29は、図2を見るとわかるように、下側支持部材5を支えている。さら
に、円筒状部分29はベルトプーリ10の円筒状凹部30内に延びている。円筒
状部分29の外面と円筒状凹部30の内面との間にギャップシール31が設けら
れている。さらに、図2を見るとわかるように、駆動ベルト11は下側支持部材
5のほぼ半径方向外側でベルトプーリ10に当接している。
【0021】 したがって、オイルミストを含んで循環する空気流は、下側開口27から隔離
部材23を通過し、下側支持部材5を通り、ベルトプーリ10の上部の流路21
を通って外に出る。しかしながら、シール部28および31により、オイルミス
トを含む空気流が、隔離部材23によって形成されている流路25内に流入する
ことはない。しかし、駆動ユニット1の周囲の空気からの空気流は、通路12お
よび24ならびに流路25を通過することができる。このようにして、オイルを
さらに冷却することができ、同時に、下側支持部材5をより冷却することができ
る。
【0022】 そのため、図示された駆動ベルト11は、ポンプ部材として働き、このような
空気流を流路25を通して押しやる働きをする。それにより、駆動ベルト11の
、流路25内を内向きに走行する部分は空気流を流路25内に導入し、駆動ベル
トの、流路25内を外向きに走行する部分は空気流を流路25から排出する。流
路25を通る空気の流れをよりよくするために、流路25が2つの部分流路に分
割されるように、壁部材32が流路25内のほぼ中央に設けられている。壁部材
32は、実質的に回転軸zに対して軸方向かつ半径方向の平面内を、ベルトプー
リ10に近接した領域から通路12に近接した領域まで延びている。したがって
、駆動ベルト11は、一方の部分流路内を内向きに走行し、他方の部分流路内を
外向きに走行する。
【0023】 流路25は、ケーシング6によって形成されている内部空間7,8を横切って
延びることは必ずしも必要でなく、すなわち、必要なのは通路12および24の
一方だけであることに留意されたい。流路25を通る空気流れを増大させるよう
に構成されたファン部材により隔離部材23によって冷却効果を高めることも可
能である。さらに、隔離部材23も、流路25および/またはケーシング6によ
って形成されている内部空間7,8内に延びる複数のフランジまたはこれに類似
する複数の表面積増大部材を備えていてもよい。
【0024】 本発明は、開示された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲内で変形
し修正することができる。本発明の範囲内で、開示されたファンホイール20の
代わりに、加圧によってオイルを移送することが可能である。その場合、オイル
は支持部材5および4を通って押しやられ、その後、駆動ユニット1内の表面に
沿って流れ、下側空間8に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニットの、部分的に断面を示す概略斜視図
である。
【図2】 図1の駆動ユニットの下側部分の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16N 7/32 F16N 7/32 B (72)発明者 セッテルベルイ、 ヤン スウェーデン国 エス−141 41 ヒュッ ディンゲ ヘッラベルイスヴェーガン 26 (72)発明者 スツェペシィー、 ステファン スウェーデン国 エス−118 46 ストッ クホルム レープスラーガルガータン 18 Fターム(参考) 3J017 EA01 FA03 GA01 GA03 4D057 AD01 AE02 BA00 BA01 BA03 BA04 BA05 BA34 BB00 BB11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心ロータ(2)を支持するように配置され、実質的に垂直
    な軸(z)の周りを回転可能に少なくとも1つの支持部材(4)に支持された駆
    動シャフト(3)と、前記駆動シャフト(3)および前記支持部材(4)が位置
    する上側空間(7)とオイルを貯留する下側空間(8)とを形成するケーシング
    (6)とを含み、オイルミストを形成するために空気と前記オイルの流れを生じ
    させ、かつ前記支持部材(4)を冷却し潤滑するために前記オイルミストが前記
    支持部材(4)を通って流れるように構成された第1の手段(18,19,20
    )を有する、遠心分離機の遠心ロータ(2)用の駆動ユニット(1)において、 前記オイルミストの大部分を、前記支持部材(4)の出口から、前記ケーシン
    グ(6)の外側の周囲空間と熱伝導するように接触して延びている少なくとも1
    つの通路(17)を通って前記下側空間(8)まで移送することによって、前記
    オイルミストを冷却するように構成された第2の手段(14,16,17)を有
    することを特徴とする、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 前記通路(17)は、前記上側空間(7)の上部から前記上
    側空間(7)の下部まで延びていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記通路(17)は、前記ケーシング(6)の実質的に垂直
    な方向の長さの大部分に沿って延びていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の駆動ユニット。
  4. 【請求項4】 前記通路(17)は、前記ケーシング(6)の外側の周囲空
    間と熱伝導するように接触した壁部材によって少なくとも一部が形成されている
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  5. 【請求項5】 前記壁部材は前記ケーシング(6)によって形成されている
    ことを特徴とする、請求項4に記載の駆動ユニット。
  6. 【請求項6】 前記第2の手段は、前記支持部材(4)から外側に前記ケー
    シング(6)の内側の方へ延びている第1の遮蔽部材(14)を有していること
    を特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  7. 【請求項7】 前記第2の手段は、前記通路(17)を形成するために前記
    駆動シャフト(3)と前記ケーシング(6)の内側との間に延びている第2の遮
    蔽部材(16)を有していることを特徴とする、請求項6に記載の駆動ユニット
  8. 【請求項8】 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記第1の遮蔽部材(14
    )の半径方向外側の縁部から実質的に軸方向下向きに延びていることを特徴とす
    る、請求項7に記載の駆動ユニット。
  9. 【請求項9】 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記第2の遮蔽部材(16
    )の下縁部と前記下側空間(8)内の前記オイルとの間に隙間が形成される距離
    だけ下向きに延びていることを特徴とする、請求項8に記載の駆動ユニット。
  10. 【請求項10】 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記駆動シャフト(3)
    の周囲の少なくとも大部分にわたって延びていることを特徴とする、請求項7か
    ら9のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  11. 【請求項11】 前記オイルからの熱伝導を高めるために前記通路(7)に
    設けられた表面積増大部材を有することを特徴とする、請求項1から10のいず
    れか1項に記載の駆動ユニット。
  12. 【請求項12】 前記周囲空間の近くの前記ケーシング(6)の外側に設け
    られた表面積増大部材(22)を有することを特徴とする、請求項1から11の
    いずれか1項に記載の駆動ユニット。
  13. 【請求項13】 前記第1の手段は、前記支持部材(4,5)および前記通
    路(17)を通る空気とオイルの前記流れを生じさせるように構成されたファン
    部材(20)を有していることを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項
    に記載の駆動ユニット。
  14. 【請求項14】 前記ファン部材(20)は、前記駆動シャフト(3)上に
    固定されて設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の駆動ユニット
JP2000603814A 1999-03-08 2000-03-08 遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット Expired - Fee Related JP4624568B2 (ja)

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