JPH05223092A - 遠心圧縮機及びその機械損失の低減方法 - Google Patents
遠心圧縮機及びその機械損失の低減方法Info
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- JPH05223092A JPH05223092A JP4222400A JP22240092A JPH05223092A JP H05223092 A JPH05223092 A JP H05223092A JP 4222400 A JP4222400 A JP 4222400A JP 22240092 A JP22240092 A JP 22240092A JP H05223092 A JPH05223092 A JP H05223092A
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- oil
- bearing
- gear
- centrifugal compressor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/06—Lubrication
- F04D29/063—Lubrication specially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠心圧縮機用の改善された潤滑システムを提
供する。 【構成】 変速機14の歯車上への及び変速機室への油
の外方向への流れを妨げるように、軸受の回りに油抑制
障壁61が設けられている。この方法で、油を歯車に流
れさせそこで機械損失を発生させることなく、また油を
変速機内の油霧に付加させることなく、軸受が潤滑され
る。
供する。 【構成】 変速機14の歯車上への及び変速機室への油
の外方向への流れを妨げるように、軸受の回りに油抑制
障壁61が設けられている。この方法で、油を歯車に流
れさせそこで機械損失を発生させることなく、また油を
変速機内の油霧に付加させることなく、軸受が潤滑され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心圧縮機に係り、さ
らに詳細には、改善された潤滑方法及びその装置に関す
る。
らに詳細には、改善された潤滑方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】密封型の遠心冷凍圧縮機は、一般に電動
機を用いて歯車変速機を介してインペラを駆動してい
る。そのような圧縮機においては、変速機は、系統内の
低圧冷媒源に通じており、油が軸シールを通して外部に
漏れるのを最小限に押さえている。油の循環過程中に、
変速機から出て行く冷媒気体に加えて、小滴あるいは露
状の油が、冷媒気体内に乗せられ、変速機から出て行
く。これまで、このことは特別問題にはならなかった。
機を用いて歯車変速機を介してインペラを駆動してい
る。そのような圧縮機においては、変速機は、系統内の
低圧冷媒源に通じており、油が軸シールを通して外部に
漏れるのを最小限に押さえている。油の循環過程中に、
変速機から出て行く冷媒気体に加えて、小滴あるいは露
状の油が、冷媒気体内に乗せられ、変速機から出て行
く。これまで、このことは特別問題にはならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、例えばR−22
などの、より一層高圧かつ高密度の冷媒を使用するよう
になり、上述の如き油が問題になってきた。すなわち、
高圧冷媒のため、歯車装置を高速に操作する必要があ
る。このことは、変速機内の油の撹流や油露の発生を増
大させることになる。また、圧力差が一層大きくなるた
め、排気流速が一層大きくなり、その結果、逸失損失が
一層大きくなる。
などの、より一層高圧かつ高密度の冷媒を使用するよう
になり、上述の如き油が問題になってきた。すなわち、
高圧冷媒のため、歯車装置を高速に操作する必要があ
る。このことは、変速機内の油の撹流や油露の発生を増
大させることになる。また、圧力差が一層大きくなるた
め、排気流速が一層大きくなり、その結果、逸失損失が
一層大きくなる。
【0004】冷媒が高圧であることに加え、高密度であ
ることは、その問題を一層悪化させることになる。すな
わち、大きな密度は、油滴をより長く浮遊させる傾向が
あり、分離を一層困難にする。さらに、密度が大きいの
で、油分離機構からの機械損失が一層大きくなる。次に
油逸失損失の結果について考察する。変速機からの冷媒
に乗せられた油が、圧縮機入口に循環させられると、そ
の油は圧縮機を通り、凝縮器中に放出される。そして、
その凝縮器内で、熱交換器の表面に付着し、その効率を
下げる。幾分かの油は、その後冷却器に流れ、同様の現
象を生じさせる。従って、油逸失損失が大きいと、熱交
換器の性能を悪化させる結果を引き起こすことがわか
る。さらに、この現象によって油だめ内の油供給が減ぜ
られるので、潤滑を必要とする全ての可動部品が実際に
適切な油供給を受けることを保証するに充分な量の油が
もはや与えられなくなる。
ることは、その問題を一層悪化させることになる。すな
わち、大きな密度は、油滴をより長く浮遊させる傾向が
あり、分離を一層困難にする。さらに、密度が大きいの
で、油分離機構からの機械損失が一層大きくなる。次に
油逸失損失の結果について考察する。変速機からの冷媒
に乗せられた油が、圧縮機入口に循環させられると、そ
の油は圧縮機を通り、凝縮器中に放出される。そして、
その凝縮器内で、熱交換器の表面に付着し、その効率を
下げる。幾分かの油は、その後冷却器に流れ、同様の現
象を生じさせる。従って、油逸失損失が大きいと、熱交
換器の性能を悪化させる結果を引き起こすことがわか
る。さらに、この現象によって油だめ内の油供給が減ぜ
られるので、潤滑を必要とする全ての可動部品が実際に
適切な油供給を受けることを保証するに充分な量の油が
もはや与えられなくなる。
【0005】油逸失損失の問題は、2つの異なる方法で
対応されてきた。第1の方法である最も普通のやり方
は、循環ラインにメッシュ型油分離器を設け、油滴を分
離させて変速機に戻す方法である。第2の方法は、一連
の中空回転管を使用し、循環流の好ましくない油露成分
を遠心分離させることである。これらのいずれの方法
も、それだけでは、R−22などの高圧、高密度冷媒を
使用している遠心圧縮機内の含有油に対して充分ではな
いことがわかっている。
対応されてきた。第1の方法である最も普通のやり方
は、循環ラインにメッシュ型油分離器を設け、油滴を分
離させて変速機に戻す方法である。第2の方法は、一連
の中空回転管を使用し、循環流の好ましくない油露成分
を遠心分離させることである。これらのいずれの方法
も、それだけでは、R−22などの高圧、高密度冷媒を
使用している遠心圧縮機内の含有油に対して充分ではな
いことがわかっている。
【0006】歯車の高速回転によって生じるような変速
機からの油損失に加えて、歯車メッシュ中や歯車面に送
られる軸受からの油によって引き起こされる機械損失も
また存在する。すなわち、歯車メッシュはポンプとして
作用するので、歯車上の油は、ポンプ損失とともに風損
も引き起すことになる。従って、これらは、軸受の負荷
を増大させ、その寿命を低減させることになる。
機からの油損失に加えて、歯車メッシュ中や歯車面に送
られる軸受からの油によって引き起こされる機械損失も
また存在する。すなわち、歯車メッシュはポンプとして
作用するので、歯車上の油は、ポンプ損失とともに風損
も引き起すことになる。従って、これらは、軸受の負荷
を増大させ、その寿命を低減させることになる。
【0007】よって、本発明の目的は、遠心圧縮機用の
改善された潤滑システムを提供することにある。
改善された潤滑システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、変速機の歯車上への及び一般に変速機室への油の
外方向への流れを妨げるように、軸受の回りに油抑制障
壁が設けられている。この方法で、油を歯車に流れさせ
そこで機械損失を発生させることなく、及び/または油
を変速機内の油霧に付加させることなく、軸受が潤滑さ
れる。
れば、変速機の歯車上への及び一般に変速機室への油の
外方向への流れを妨げるように、軸受の回りに油抑制障
壁が設けられている。この方法で、油を歯車に流れさせ
そこで機械損失を発生させることなく、及び/または油
を変速機内の油霧に付加させることなく、軸受が潤滑さ
れる。
【0009】本発明の他の観点によれば、油が障壁内に
実質的に蓄積されないように、油をその障壁から油だめ
に排出する装置が設けられている。これは、油を重力に
よって油だめに排出させる一連のポートによって成し遂
げられる。通路は渦流気体効果から保護されているとと
もに、油は撹流から隔離されている。
実質的に蓄積されないように、油をその障壁から油だめ
に排出する装置が設けられている。これは、油を重力に
よって油だめに排出させる一連のポートによって成し遂
げられる。通路は渦流気体効果から保護されているとと
もに、油は撹流から隔離されている。
【0010】
【作用】付加的ポンピングと風損等の損失を低減するた
めに、軸受の周囲に構造障壁を設け、軸受から歯車方向
に移る油量を制限するようにしている。
めに、軸受の周囲に構造障壁を設け、軸受から歯車方向
に移る油量を制限するようにしている。
【0011】また、その障壁が駆動歯車への油の流れを
抑制すると、油は、障壁内にたまり、その底部に流れる
傾向がある。従って、変速装置内に通路を設け、この油
を障壁から排出させるようにしている。
抑制すると、油は、障壁内にたまり、その底部に流れる
傾向がある。従って、変速装置内に通路を設け、この油
を障壁から排出させるようにしている。
【0012】
【実施例】図1を参照する。遠心圧縮機システムで具体
化された本発明が、符号10で示されている。そのシス
テムは、その一端に電動機12を、他端に遠心圧縮機1
3を有しており、それら2つのものは変速機14によっ
て相互接続されている。電動機12は、外側ケーシング
16を有し、その内周囲にステータ巻線17が設けられ
ている。ロータ18は、変速機14によって支持されか
つそれから突き出しているロータ軸19によって、ステ
ータ巻線17の内側に回転可能に配置されている。
化された本発明が、符号10で示されている。そのシス
テムは、その一端に電動機12を、他端に遠心圧縮機1
3を有しており、それら2つのものは変速機14によっ
て相互接続されている。電動機12は、外側ケーシング
16を有し、その内周囲にステータ巻線17が設けられ
ている。ロータ18は、変速機14によって支持されか
つそれから突き出しているロータ軸19によって、ステ
ータ巻線17の内側に回転可能に配置されている。
【0013】変速機14は、複数個のボルト24によっ
て電動機ケーシング16と圧縮機ケーシング23の間に
固定されている径方向に延びている環状フランジ22を
持つ変速装置21を有する。
て電動機ケーシング16と圧縮機ケーシング23の間に
固定されている径方向に延びている環状フランジ22を
持つ変速装置21を有する。
【0014】電動機のロータ軸19の延長部として好ま
しくは一体的に形成されている変速機の軸28は、一対
の軸方向に離れた軸受26及び27によって、変速装置
21内に回転可能に取り付けられている。焼ばめによっ
て取り付けられ、すなわち組み込まれたカラー29は、
軸28からの推力を軸受26のスラスト軸受部に伝える
ために設けられている。軸28の端部は、駆動歯車31
が止め板32とボルト38によって取り付けられている
変速装置21を越えて延びている。
しくは一体的に形成されている変速機の軸28は、一対
の軸方向に離れた軸受26及び27によって、変速装置
21内に回転可能に取り付けられている。焼ばめによっ
て取り付けられ、すなわち組み込まれたカラー29は、
軸28からの推力を軸受26のスラスト軸受部に伝える
ために設けられている。軸28の端部は、駆動歯車31
が止め板32とボルト38によって取り付けられている
変速装置21を越えて延びている。
【0015】駆動歯車31は、被駆動歯車34と係合す
る。その歯車34は、圧縮機インペラー37を直接駆動
するための高速軸36を駆動するようになっている。各
軸の代表的速度は、変速機軸28で3550rpmであ
り、高速駆動される軸36で16,000rpmであ
る。高速軸36は、複数個の軸受によって支持される。
その一方が符号38で示され、他方が39で示されてい
る。軸36上のカラー41によって係合されるスラスト
軸受40は、インペラー37によって発生される軸推力
に反作用するように設けられている。
る。その歯車34は、圧縮機インペラー37を直接駆動
するための高速軸36を駆動するようになっている。各
軸の代表的速度は、変速機軸28で3550rpmであ
り、高速駆動される軸36で16,000rpmであ
る。高速軸36は、複数個の軸受によって支持される。
その一方が符号38で示され、他方が39で示されてい
る。軸36上のカラー41によって係合されるスラスト
軸受40は、インペラー37によって発生される軸推力
に反作用するように設けられている。
【0016】軸受の潤滑は、次のように行われる。油
は、変速装置21によって軸受26及び27に供給され
る。軸受26からの油は、通路42を通り、その後、開
口43を介して油だめ44に流れる。軸受27を取り囲
んでいる給油環状路からの供給油は、通路46内に流
れ、軸受38を潤滑する。その後、その油は、軸受38
の左側から開口43を介して流れ、油だめ44に入る。
同様に、その油は、軸受38の右側から開口47を介し
て油だめ44に流れる。
は、変速装置21によって軸受26及び27に供給され
る。軸受26からの油は、通路42を通り、その後、開
口43を介して油だめ44に流れる。軸受27を取り囲
んでいる給油環状路からの供給油は、通路46内に流
れ、軸受38を潤滑する。その後、その油は、軸受38
の左側から開口43を介して流れ、油だめ44に入る。
同様に、その油は、軸受38の右側から開口47を介し
て油だめ44に流れる。
【0017】さて、次に高速軸36の他端にある軸受3
9について参照する。給油路48は、軸受面に対して径
方向かつ内方向に流れる油の導管として与えられてい
る。右側での軸受39からの放出油は、油切り49方向
へ流れ、外方向に向かって空洞51内に投げ込まれる。
左側での軸受39からの放出油は、スラスト軸受40に
向かって流れ、そこでスラスト軸受油と混合し、空洞1
01中に放出される。油が油だめ44に蓄積すると、油
ポンプ53の入口に引き抜かれる。その油ポンプは、油
をフィルタ54を介して汲み上げ、潤滑を行うためにそ
れをシステム構成要素に与えるよう機能する。軸シール
を経由して変速機14から油が移動するのを制限するた
めに、変速機14は、変速機吐出口47を介して低圧冷
媒源(すなわち、圧縮機入口46)に通じている。油分
離器すなわちデミスタ48は、冷媒が開口47に流れ込
む前に、ある量の含有油を回収する目的で設けられてい
る。しかし、含有油の量が過剰の場合には、その様な油
分離器は、それだけでは充分とは言えない。これは、例
えば、R−22冷媒を使用する機械等の高速、高圧機で
起こり得る。
9について参照する。給油路48は、軸受面に対して径
方向かつ内方向に流れる油の導管として与えられてい
る。右側での軸受39からの放出油は、油切り49方向
へ流れ、外方向に向かって空洞51内に投げ込まれる。
左側での軸受39からの放出油は、スラスト軸受40に
向かって流れ、そこでスラスト軸受油と混合し、空洞1
01中に放出される。油が油だめ44に蓄積すると、油
ポンプ53の入口に引き抜かれる。その油ポンプは、油
をフィルタ54を介して汲み上げ、潤滑を行うためにそ
れをシステム構成要素に与えるよう機能する。軸シール
を経由して変速機14から油が移動するのを制限するた
めに、変速機14は、変速機吐出口47を介して低圧冷
媒源(すなわち、圧縮機入口46)に通じている。油分
離器すなわちデミスタ48は、冷媒が開口47に流れ込
む前に、ある量の含有油を回収する目的で設けられてい
る。しかし、含有油の量が過剰の場合には、その様な油
分離器は、それだけでは充分とは言えない。これは、例
えば、R−22冷媒を使用する機械等の高速、高圧機で
起こり得る。
【0018】ある量の油が、駆動歯車31によって径方
向かつ外方向に送り込まれようとすることは理解されよ
う。その油が霧となり、変速機14を取り囲んでいる冷
媒内に含有されるのを防止するため、歯車31を密接に
取り囲むようにして、歯車おおい59が設けられてい
る。そのおおい59は、それによって下方向に集められ
る油を、油ポンプ53の方向に向けるよう機能する。
向かつ外方向に送り込まれようとすることは理解されよ
う。その油が霧となり、変速機14を取り囲んでいる冷
媒内に含有されるのを防止するため、歯車31を密接に
取り囲むようにして、歯車おおい59が設けられてい
る。そのおおい59は、それによって下方向に集められ
る油を、油ポンプ53の方向に向けるよう機能する。
【0019】駆動歯車31によって径方向にかつ外方向
に遠心分離される油量を制限するという好適さに加え
て、駆動歯車31の面上に流れる、場合により、駆動歯
車31と被駆動歯車34との間のメッシュに流れる油量
を制限することも望ましい。この点に関して、動作中に
2つの歯車の相互作用によって大量の熱が発生されるこ
と、及び油をそのメッシュに導くことが熱をメッシュか
ら転移させるのに望ましいこともわかる。これは、本実
施例では、油の流れを2つの歯車間のメッシュの出側に
導くことによって成し遂げられる。駆動歯車から離脱し
た油を取り除き、その歯車がメッシュ点から離れる方向
に回転し続けるとき、油が周辺に運ばれるのを防止する
ため、駆動歯車近傍にストリッパが設けられている。そ
の時、残っている油だけが、それら歯車間のメッシュ点
の入側で必要な潤滑機能を行う薄膜となる。残りの油
は、取り除かれ、油だめ44内に落とされる。
に遠心分離される油量を制限するという好適さに加え
て、駆動歯車31の面上に流れる、場合により、駆動歯
車31と被駆動歯車34との間のメッシュに流れる油量
を制限することも望ましい。この点に関して、動作中に
2つの歯車の相互作用によって大量の熱が発生されるこ
と、及び油をそのメッシュに導くことが熱をメッシュか
ら転移させるのに望ましいこともわかる。これは、本実
施例では、油の流れを2つの歯車間のメッシュの出側に
導くことによって成し遂げられる。駆動歯車から離脱し
た油を取り除き、その歯車がメッシュ点から離れる方向
に回転し続けるとき、油が周辺に運ばれるのを防止する
ため、駆動歯車近傍にストリッパが設けられている。そ
の時、残っている油だけが、それら歯車間のメッシュ点
の入側で必要な潤滑機能を行う薄膜となる。残りの油
は、取り除かれ、油だめ44内に落とされる。
【0020】しかし、駆動歯車31に対して利用できる
別の油源は、ジャーナル軸受27を潤滑するために使用
されるものである。すなわち、ジャーナル軸受27と駆
動歯車31の接面では、油が駆動歯車31の面上に流
れ、その面を横切って押しやられ、最終的に駆動歯車3
1と被駆動歯車34間のメッシュに入り込む傾向があ
る。同様に、ジャーナル軸受38からの油は、高速歯車
34上に流れ、歯車メッシュに入り込む傾向がある。各
場合において、歯車メッシュにおけるこの過剰な油は、
そのシステムに油ポンピング及び風損をもたらす。メッ
シュで生ずる油ポンピングはまた、軸受27及び28に
余分な負荷を加えることになる。
別の油源は、ジャーナル軸受27を潤滑するために使用
されるものである。すなわち、ジャーナル軸受27と駆
動歯車31の接面では、油が駆動歯車31の面上に流
れ、その面を横切って押しやられ、最終的に駆動歯車3
1と被駆動歯車34間のメッシュに入り込む傾向があ
る。同様に、ジャーナル軸受38からの油は、高速歯車
34上に流れ、歯車メッシュに入り込む傾向がある。各
場合において、歯車メッシュにおけるこの過剰な油は、
そのシステムに油ポンピング及び風損をもたらす。メッ
シュで生ずる油ポンピングはまた、軸受27及び28に
余分な負荷を加えることになる。
【0021】出願人は、ジャーナル軸受27及び28に
よって歯車に導びかれる油に加えて、スラスト軸受40
から放出される油が、歯車31及び34の面に衝突し、
メッシュに入り込むことを見いだした。付加的ポンピン
グと風損はこのようにして与えられる。これらの損失を
低減するために、出願人は構造障壁を設け、軸受から歯
車方向に移る油量を制限するようにした。構造障壁は、
図2に符号61,62及び63で示され、より一層詳細
には、図3乃至図13に示されている。
よって歯車に導びかれる油に加えて、スラスト軸受40
から放出される油が、歯車31及び34の面に衝突し、
メッシュに入り込むことを見いだした。付加的ポンピン
グと風損はこのようにして与えられる。これらの損失を
低減するために、出願人は構造障壁を設け、軸受から歯
車方向に移る油量を制限するようにした。構造障壁は、
図2に符号61,62及び63で示され、より一層詳細
には、図3乃至図13に示されている。
【0022】図2乃至図5に示されるような油障壁61
は、円筒部65及びフランジ部66を有する環64から
構成される。穴68を持つふた板67は、円筒部65内
の穴69と一致する適切な締め具によって、円筒部65
の一端に取り付けられている。これらの締め具はまた、
図2に示されているように、環64を変速装置21に固
定する働きをする。軸方向断面がU字形の障壁構造体6
1は、軸受27から駆動歯車31への油の移動を防止す
る障壁となる。円筒部65は油の径方向移動に対して障
壁となり、ふた67は駆動歯車31への油の軸方向移動
に対して障壁となる。
は、円筒部65及びフランジ部66を有する環64から
構成される。穴68を持つふた板67は、円筒部65内
の穴69と一致する適切な締め具によって、円筒部65
の一端に取り付けられている。これらの締め具はまた、
図2に示されているように、環64を変速装置21に固
定する働きをする。軸方向断面がU字形の障壁構造体6
1は、軸受27から駆動歯車31への油の移動を防止す
る障壁となる。円筒部65は油の径方向移動に対して障
壁となり、ふた67は駆動歯車31への油の軸方向移動
に対して障壁となる。
【0023】障壁61が駆動歯車31への油の流れを抑
制すると、油は、障壁61内にたまり、その底部に流れ
る傾向がある。従って、変速装置21内の一対の通路に
よって、この油を障壁61から排出させるようにしてい
る。その通路の1つが、図2に符号70で示されてい
る。この流れを受け入れるため、図4に示される如く、
一対の開口71及び72が板部66の底部分に設けられ
ている。すなわち、開口71及び72は、変速装置21
の通路70と一致する。従って、一般の軸受27からの
油は、障壁61によって捕らえられ、通路70及び開口
43を通して下の油だめ44に流させられる。
制すると、油は、障壁61内にたまり、その底部に流れ
る傾向がある。従って、変速装置21内の一対の通路に
よって、この油を障壁61から排出させるようにしてい
る。その通路の1つが、図2に符号70で示されてい
る。この流れを受け入れるため、図4に示される如く、
一対の開口71及び72が板部66の底部分に設けられ
ている。すなわち、開口71及び72は、変速装置21
の通路70と一致する。従って、一般の軸受27からの
油は、障壁61によって捕らえられ、通路70及び開口
43を通して下の油だめ44に流させられる。
【0024】図2、図6及び図7に示される如く、ジャ
ーナル軸受38と高速歯車間の油の流れを防止するた
め、障壁62も同様の機能を行う。環状路73は、円筒
部74と板状部75から構成されている。円筒部73
は、適切な締め具によって環状路73を軸受38に取り
付けるための複数個の穴を有する。その環状路73の底
部には、油が環状路73から最終的に油だめ44に入っ
ている通路78に排出される流路を与えるように取り除
かれた円筒部74の一部分が存在する。従って、軸受3
8から高速歯車34に流れる油は、環状路73によって
集められ、流路77及び通路78を通して流させられ、
油だめ44に入れられる。
ーナル軸受38と高速歯車間の油の流れを防止するた
め、障壁62も同様の機能を行う。環状路73は、円筒
部74と板状部75から構成されている。円筒部73
は、適切な締め具によって環状路73を軸受38に取り
付けるための複数個の穴を有する。その環状路73の底
部には、油が環状路73から最終的に油だめ44に入っ
ている通路78に排出される流路を与えるように取り除
かれた円筒部74の一部分が存在する。従って、軸受3
8から高速歯車34に流れる油は、環状路73によって
集められ、流路77及び通路78を通して流させられ、
油だめ44に入れられる。
【0025】障壁63は図2及び図8乃至図14に示さ
れている。これは、止め輪79、封止環80及びスペー
サ環81から構成される。図からわかるように、封止環
80は、それぞれその側部に配置された止め輪79及び
スペーサ環81によって、軸36のカラー82を取り囲
むようにして保持されている。それらの組合せ部は、ス
ラスト軸受カラー41を取り囲んでいる空洞83を形成
し、空洞83からの油は空洞101に放出される。空洞
101からの油は、図2に示される如く、通路84を通
して油だめ44に排出される。
れている。これは、止め輪79、封止環80及びスペー
サ環81から構成される。図からわかるように、封止環
80は、それぞれその側部に配置された止め輪79及び
スペーサ環81によって、軸36のカラー82を取り囲
むようにして保持されている。それらの組合せ部は、ス
ラスト軸受カラー41を取り囲んでいる空洞83を形成
し、空洞83からの油は空洞101に放出される。空洞
101からの油は、図2に示される如く、通路84を通
して油だめ44に排出される。
【0026】さて、次に図9及び図10を参照する。止
め輪は、軸横断面がT字形であり、外側フランジ87と
内側フランジ86を有し、それらは共働して開端面88
を形成している。内側フランジ86の他方側には、径方
向に延びているシール止め面89と、軸方向に延びてい
るシール止め面90がある。ボルトを挿入することによ
って止め輪79を軸受39に固定するため、複数個の穴
91がその止め輪の周囲に設けられている。ベーパロッ
クを発生させずに油が空洞51から排出されるように、
軸受39内の開口102によって、空洞51を変速機1
4を取り囲んでいる領域に通じさせるために、一対の穴
92もまた止め輪79の底部近くに設けられている。
め輪は、軸横断面がT字形であり、外側フランジ87と
内側フランジ86を有し、それらは共働して開端面88
を形成している。内側フランジ86の他方側には、径方
向に延びているシール止め面89と、軸方向に延びてい
るシール止め面90がある。ボルトを挿入することによ
って止め輪79を軸受39に固定するため、複数個の穴
91がその止め輪の周囲に設けられている。ベーパロッ
クを発生させずに油が空洞51から排出されるように、
軸受39内の開口102によって、空洞51を変速機1
4を取り囲んでいる領域に通じさせるために、一対の穴
92もまた止め輪79の底部近くに設けられている。
【0027】図11及び図12に示される如く、封止環
80は、止め輪79の軸方向に延びたシール止め面90
の内径よりも小さな径を持つ外周部93を有する簡単な
黄銅環である。その内周部94は、封止環80がカラー
82上に組み込まれるときに、それらの間を密封し、空
洞83からの油の流れを防止するように、カラー82の
径よりもほんの僅か大きくなっている。
80は、止め輪79の軸方向に延びたシール止め面90
の内径よりも小さな径を持つ外周部93を有する簡単な
黄銅環である。その内周部94は、封止環80がカラー
82上に組み込まれるときに、それらの間を密封し、空
洞83からの油の流れを防止するように、カラー82の
径よりもほんの僅か大きくなっている。
【0028】止め輪79と同じボルトで軸受39に対し
て所定の位置に保持されているスペーサ環81が、図1
3及び図14に示されている。このスペーサ環は、円筒
部96及び内方向に延びているフランジ97を有する環
から構成されている。組み込み時に、フランジ97の外
面98が封止環80と係合し、それを軸方向位置に保持
するようになっている。軸受39に対してスペーサ環8
1を保持するためのボルト(図示せず)を受け入れるた
めに、複数個の穴99が設けられている。半円形の開口
100がスペーサ環81の外周部に形成され、通路84
(図2)によって排出される環状空洞101と空洞83
との間を流体的に連通させるための流路を与えている。
すなわち、油は、ジャーナル軸受39とスラスト軸受4
0の空洞から空洞83中に流れ、スペーサ環81、封止
環80及び止め輪79の結合体によってそこに抑止され
る。空洞83内のカラー49の回転のため、その空洞内
の油は、2時の位置にある開口100に向かって周方向
に循環される。その油は開口100から、スペーサ環8
1と通路84との間の環状空洞101に流れ、その後、
通路84を通して油だめ44中に流れる。
て所定の位置に保持されているスペーサ環81が、図1
3及び図14に示されている。このスペーサ環は、円筒
部96及び内方向に延びているフランジ97を有する環
から構成されている。組み込み時に、フランジ97の外
面98が封止環80と係合し、それを軸方向位置に保持
するようになっている。軸受39に対してスペーサ環8
1を保持するためのボルト(図示せず)を受け入れるた
めに、複数個の穴99が設けられている。半円形の開口
100がスペーサ環81の外周部に形成され、通路84
(図2)によって排出される環状空洞101と空洞83
との間を流体的に連通させるための流路を与えている。
すなわち、油は、ジャーナル軸受39とスラスト軸受4
0の空洞から空洞83中に流れ、スペーサ環81、封止
環80及び止め輪79の結合体によってそこに抑止され
る。空洞83内のカラー49の回転のため、その空洞内
の油は、2時の位置にある開口100に向かって周方向
に循環される。その油は開口100から、スペーサ環8
1と通路84との間の環状空洞101に流れ、その後、
通路84を通して油だめ44中に流れる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、変速機の歯車上への及
び一般に変速機室への油の外方向への流れを妨げるよう
に、軸受の回りに油抑制障壁が設けられているので、油
を歯車に流れさせそこで機械損失を発生させることな
く、及び/または油を変速機内の油霧に付加させること
なく、軸受が潤滑され得る。
び一般に変速機室への油の外方向への流れを妨げるよう
に、軸受の回りに油抑制障壁が設けられているので、油
を歯車に流れさせそこで機械損失を発生させることな
く、及び/または油を変速機内の油霧に付加させること
なく、軸受が潤滑され得る。
【図1】本発明を具体化した遠心圧縮機の長手方向の横
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の油抑制構造を示している図で、その圧
縮機の拡大部分図である。
縮機の拡大部分図である。
【図3】本発明の一実施例に係る油抑制構造の横断面図
である。
である。
【図4】図3の構造の正面図である。
【図5】図3の構造のカバー部分の正面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る油抑制構造の正面図
である。
である。
【図7】図6の線7−7に沿って見た横断面図である。
【図8】スラスト軸受に適用された本発明の他の実施例
の拡大横断面図である。
の拡大横断面図である。
【図9】図8の止め輪部分の正面図である。
【図10】図8の止め輪部分の軸横断面図である。
【図11】図8の封止環部分の正面図である。
【図12】図8の封止環部分の軸横断面図である。
【図13】図8のスペーサ環部分の正面図である。
【図14】図13の線14−14に沿って見た軸横断面
図である。
図である。
10…本発明の部分 11…遠心圧縮機システム 12…電動機 13…遠心圧縮機 14…変速機 16…電動機ケーシング 17…ステータ巻線 18…ロータ 19…ロータ軸 21…変速装置 22…環状フランジ 23…圧縮機ケーシング 26,27…軸受 28…変速機軸 31…駆動歯車 32…止め板 33…ボルト 34…被駆動歯車 36…高速軸 37…圧縮機インペラー 38,39…軸受 40…スラスト軸受 42…通路 44…油だめ 47…開口 51…空洞 52…入口 53…油ポンプ 54…フィルター 59…歯車おおい 61,62,63…障壁 64…環 65…円筒部 66…フランジ部 67…ふた板 68…穴 70…通路 74…円筒部 76…穴 77…流路 78…通路 79…止め輪 80…封止環 81…スペーサ環 84…封止環 86…内側フランジ 87…外側フランジ 88…開口端面 89…止め面 100…開口 101…空洞
Claims (11)
- 【請求項1】 駆動歯車に接続された軸を支持し、かつ
潤滑されている軸受を有する型の遠心圧縮機の機械損失
を低減する方法であって、 油が歯車上に付着させられるのを防止するために、軸受
の一端回りに障壁を設ける段階と、 上記障壁内に蓄積する油を排出するため、上記障壁の内
部と流体的に連通する油排出口を設ける段階を有するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、上記油
排出口が油を圧縮機内の油だめに排出することを特徴と
する方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、上記軸
が低速駆動軸であって、上記歯車が低速駆動歯車である
ことを特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、上記軸
が高速駆動軸であって、上記歯車が高速駆動歯車である
ことを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、上記軸
受がスラスト軸受であることを特徴とする方法。 - 【請求項6】 請求項4に記載の方法において、上記軸
受がジャーナル軸受であることを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、上記障
壁が、障壁と歯車との間に配置された環状路から構成さ
れていることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 遠心圧縮機の軸に駆動的に接続された歯
車に隣接する軸支持軸受を有する型の遠心圧縮機におい
て、上記軸受から上記歯車への油の流れを防止するため
の抑制手段が、軸方向脚及び径方向脚から成るL字型横
断面を有する環状輪と、上記脚が上記軸の各軸方向及び
径方向部分と重なりあって、上記軸受から上記歯車への
油の流れを防止するように、上記環状輪を上記軸受に隣
接して配置するための取り付け手段を有することを特徴
とする遠心圧縮機。 - 【請求項9】 請求項8に記載の遠心圧縮機において、
さらに上記環状輪内に蓄積する油を排出するための油口
を有することを特徴とする遠心圧縮機。 - 【請求項10】 請求項9に記載の遠心圧縮機におい
て、上記油口が、油を圧縮機内の油だめに排出すること
を特徴とする遠心圧縮機。 - 【請求項11】 請求項8に記載の遠心圧縮機におい
て、さらに、上記環状輪によって所定の位置に保持され
る封止環を有し、上記封止環が上記軸の外周囲を取り囲
みかつそれと係合し、それらの間を密封していることを
特徴とする遠心圧縮機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/748,734 US5301771A (en) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | Oil channeling in a centrifugal compressor transmission |
US748,734 | 1991-08-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223092A true JPH05223092A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=25010693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222400A Pending JPH05223092A (ja) | 1991-08-22 | 1992-08-21 | 遠心圧縮機及びその機械損失の低減方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5301771A (ja) |
EP (1) | EP0530133A1 (ja) |
JP (1) | JPH05223092A (ja) |
KR (1) | KR930004641A (ja) |
MX (1) | MX9204862A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009185713A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Ihi Corp | ターボ圧縮機及び冷凍機 |
JP2012207666A (ja) * | 2012-07-17 | 2012-10-25 | Ihi Corp | ターボ圧縮機及び冷凍機 |
WO2013008750A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | 株式会社Ihi | ターボ圧縮機 |
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- 1991-08-22 US US07/748,734 patent/US5301771A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-08-13 EP EP92630075A patent/EP0530133A1/en not_active Withdrawn
- 1992-08-20 KR KR1019920014972A patent/KR930004641A/ko not_active Application Discontinuation
- 1992-08-21 JP JP4222400A patent/JPH05223092A/ja active Pending
- 1992-08-21 MX MX9204862A patent/MX9204862A/es not_active IP Right Cessation
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950822 |