JP2614696B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

遠心圧縮機

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JP2614696B2 JP5248907A JP24890793A JP2614696B2 JP 2614696 B2 JP2614696 B2 JP 2614696B2 JP 5248907 A JP5248907 A JP 5248907A JP 24890793 A JP24890793 A JP 24890793A JP 2614696 B2 JP2614696 B2 JP 2614696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心圧縮機に関し、さ
らに詳細には、改善された潤滑方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハーメチック型の遠心冷凍圧縮機では、
モータを用いて歯車トランスミッションを介してインペ
ラーを駆動している。そのような圧縮機においては、シ
ャフトシールを通してオイルが外へしみ出すのを最小に
するためそのトランスミッションは、冷却器内の低圧源
に排気されている。この排気過程の中で、トランスミッ
ションから出る冷媒ガスに加えて、液滴またはミスト状
態のオイルが、その冷媒ガスに混入し、トランスミッシ
ョンから外部へ出て行くようになりがちである。このこ
とは、適切な圧力及び密度を持つ従来の冷媒に関しては
特に問題とならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばR−22など、
最近の高圧高密度冷媒の使用では、上述のオイル漏れの
問題がさらに一層重要になってきた。すなわち、高圧冷
媒のために、高速で操作するより大きな歯車で運転する
ことが必要である。これは、次に、集中液溜めから大量
の潤滑油を引き上げさせようとする乱入を大きくし、低
圧ベント開口を介して圧縮サイクルに入って行く。さら
に、より大きな圧力差は、ベントガス流をより一層活発
にさせ、その結果、漏れを大きくさせる。
【0004】前記の冷媒高圧に加えて、より大きな密度
もまた、その問題を大きくする。すなわち、大きな密度
が油滴をより長く保ち、分離を困難にさせる。さらにま
た、高密度であると、遠心型油分離機構からの機械損失
が増大する。
【0005】乱流によって油溜めから引き上げられる油
が、圧縮機入口に流されるとき生ずる油漏れの結果につ
いて考える。それは圧縮機を通過し、凝縮器に放出され
る。そこで、熱交換器面に被膜し、その効率を低下させ
る。その後、油の幾量かは、冷却器上に流れ、そこでも
同様の現象を引き起す。従って、大きな油漏れ率は、熱
交換器の性能の低下をもたらすことになる。さらに、こ
の現象のため油溜め内の油供給が減ぜられ、潤滑を要す
る全ての可動部品が実際に適切な油供給を受けるに充分
な量の油が存在しなくなる。
【0006】油漏れの問題は、2つの異なる方法で対処
されてきた。第1に、最も普通の方法は、ベント配管内
にメッシュ型油分離器を使用して、油滴を結合させ、ト
ランスミッションに戻すことである。第2の方法は、一
連の中空回転スポークを使用し、不所望な油ミスト成分
を遠心分離させることである。これらの方法は、それ自
身またはその組合せのいずれも、R−22などの高圧高
密度冷媒を用いている遠心圧縮機内に油を抑制するため
に充分でないことがわかった。
【0007】従って、本発明の目的は、遠心圧縮機用の
改善された油封じ込めシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、トランスミッション内の駆動歯車回りにシュラウ
ドを設置し、それにより潤滑油を油溜めから引き上げさ
せるトランスミッションのハウジング内で発生する乱流
封じ込めることにより実質的に低減させるようにして
いる。従って、潤滑油の漏れ実質的に低減させる。
【0009】本発明のさらに他の観点によれば、歯車シ
ュラウド放出が発生する位置の近傍において、バッフル
が油溜め内に設置される。そのバッフルは、シュラウド
から方向付けされる大容量、高速度の流れを方向転換さ
せ、油ポンプ吸入口の近傍における油溜め内の油を移動
させないようにして、油ポンプが充分な油を供給するこ
とができるように封じ込める
【0010】
【作用】大型の歯車の高速運転から引き起こされる気流
の乱れによって創り出される乱流によって、大量の油が
隣接する油溜めから引き上げられようとする。これを防
止するため、歯車シュラウドを歯車のすぐ近くを取り囲
むようにして設けるようにしている。
【0011】
【実施例】図1を参照する。本発明は、その一端にモー
タ12を、他端に遠心圧縮機13を有する遠心圧縮機シ
ステム11に具体化され、一般に符号10で示されてい
る。モータ12及び圧縮機13はトランスミッション1
4によって相互接続されている。モータ12は、ステー
タコイル17が内周囲に配設されている外部ケーシング
16を含んでいる。ロータ18は、トランスミッション
14によって支持され、かつそれから突出しているロー
タシャフト19によって、ステータ巻線17内に回転可
能に設置されている。
【0012】トランスミッション14は、複数個のボル
ト24によって圧縮機ケーシング23とモータケーシン
グ16の間に固定されている、径方向に長い環状フラン
ジ22を有するトランスミッション組立体21を含んで
いる。好適には、モータシャフト19の延長として一体
的に形成されているトランスミッションシャフト28
は、軸方向に離れた一対の軸受26及び27によって、
トランスミッション組立体21内に、回転可能に設けら
れている。シャフト28からのスラスト力を軸受26の
スラスト軸受部に伝えるために、焼ばめによって取り付
けすなわち組み込まれたカラー29が設けられている。
シャフト28の端部は、保持板32及びボルト33によ
って駆動歯車31が取り付けられている場所へ、トラン
スミッション組立体21を越えて延びている。
【0013】駆動歯車31は、圧縮機インペラ37を直
接駆動するための高速シャフト36を次に駆動する駆動
歯車34と係合する。各シャフトの代表的な速度は、ト
ランスミッションシャフト28が、3,550rpmで
あり、高速駆動シャフト36が、16,000rpmで
ある。高速シャフト36は、軸受によって支持されてい
る。その1つが、符号38で示され、他の1つが符号3
9で示されている。スラスト軸受41は、インペラ37
によって発生される軸方向スラストに反作用を与えるよ
うになっている。
【0014】軸受の潤滑は、次のようにして行われる。
トランスミッション組立体21を介して、軸受26及び
27に対して油が与えられる。軸受26からの油は通路
42を介して流れ、開口43を通って油溜め44へ流れ
る。油供給環状包囲軸受27から、油が通路46へ流
れ、軸受38を潤滑する。その後、油は軸受38の左側
から開口43を介して油溜め44へ入る。同様に、それ
に軸受38の右側から開口47を介して油溜め44へ入
る。
【0015】さて、高速シャフト36の他端にある軸受
39を参照する。軸受面に対して径方向内側に流れる油
用の導管として給油通路48が設けられている。また、
シャフト36から径方向外側へ油を押しやるために油ス
リンガ49が設けられている。環状空洞51は、軸受3
9から押しやられる油を受け取り、通路(図示せず)を
通して油溜め44への油排出を容易にさせるよう機能す
る。
【0016】油が油溜め44内に蓄積されると、油は油
ポンプ53の入口52へ引張られる。その油ポンプ53
は、フィルタ54を介して油をくみ上げ、システムを潤
滑するためシステム構成部品に対してその油を供給す
る。
【0017】シャフトシールを介してトランスミッショ
ン14から油が漏れるのを制限するために、トランスミ
ッション14を取り囲んでいる領域60が、トランスミ
ッションベント開口50を介して低圧冷媒源(すなわ
ち、圧縮機入口45)に通気されている。冷媒が開口5
0に入る前にある程度の含有油を回収するために、油分
離器すなわちデミスタ55が設けられている。しかし、
そのような油分離器は、R−22冷媒を使用するような
高速、高圧機などのように、含有され、さもなくば乱流
によって引き上げられる油の量が、過剰な場合には、そ
れだけでは充分ではない。システムの構造的特徴による
この油漏れを制限することが本発明の目的である。
【0018】従来機に対して変更が加えられなければ、
ある量の油は、駆動歯車31によって径方向外側に投げ
出され、トランスミッション14を取り囲んでいる冷媒
内に含有させられようとすることがわかっている。しか
し、さらに重大なことは、かなり大型の歯車の高速運転
から引き起こされる気流の乱れによって創り出される乱
流によって、大量の油が隣接する油溜めから引き上げら
れようとすることである。これを防止するため、歯車シ
ュラウド59が歯車31のすぐ近く(例えば、0.25
乃至0.375インチ)を取り囲むようにして設けられ
ている。その歯車シュラウド59は、図1乃至図5に示
されている。図から理解されるように、歯車シュラウド
59は、前壁61と後壁62を備えている。両者は半円
形部分63によって相互に接続されている。その半円形
部分63は、約270°の角度をなして、その一端64
から他端65まで延びている(図5)。端部64の近く
で、その半円形部分は、その形状が平板となり、前壁6
1及び後壁62の部分と結合して、歯車シュラウド59
によって抑制される大容量の冷媒と油との混合流を、油
ポンプ53に対して下方に向けさせるように機能する放
出シュート66を与える。
【0019】穴69を通る複数個の締め具によって、ケ
ーシング68に締結されている半円形延長部67は、通
常シュラウド前壁61から実質的に延びかつそれに一体
的に接続されている。この部材は、周辺領域に乱流を発
生させないよう気流の乱れが抑制されるように、高速シ
ヤフト36を取り囲んでいる領域60をトランスミッシ
ョン14を取り囲んでいる領域60から隔離させるよう
働く。
【0020】適切な締め具によって歯車シュラウド59
をトランスミッション組立体21に締結させ得る複数個
の締結ブラケット71,72及び73が、歯車シュラウ
ド59の後壁62に設けられている。このやり方で、駆
動歯車31とトランスミッション14を取り囲んでいる
領域との間に障壁を形成するように、歯車シュラウド5
9がトランスミッション組立体とケーシング68との間
に堅固に支持される。歯車とシュラウドとの間に捕獲さ
れるかなり大容量の冷媒及び油の流れは、下方に流れ、
油溜め44に入っている放出シュート66から放出され
る。
【0021】駆動歯車31上の油は、特に駆動歯車31
及び高速被駆動歯車34に向けられる供給油から、また
軸受27の両方から発生すると言える。この油は、ケー
シング76(図2参照)に設けられているスプレー装置
74を介して入り、油を直接歯車上に流させる。駆動歯
車31から過剰な油を取り去り、それを油溜め内に落下
させるために、ストリッパ77が設けられている。
【0022】乱気流効果を抑制し、その結果得られる流
れを油溜め44内に向けさせるような歯車シュラウド5
9の影響を考える。その放出シュート66が、油溜め内
の油ポンプ53の真上にあることが、図2からわかる。
駆動歯車31は高速に回転するので、冷媒と油の混合物
は、油を油溜めから局所的に吸引することによって油ポ
ンプ53内にキャビテーションを生ぜしめるような力で
放出される。さらに、歯車の歯がファンすなわちブロワ
ーとして働き、大容量の冷媒ガスとそれに含有された油
を押し出す。その油とガスの混合物は、油溜め内に泡状
の溶液を作り出し、キャビテーションを発生させる。こ
の発生を防止するために、油溜め内に外側下方に伸びて
いる圧縮機ケーシング23の一体部として、バッフル7
8(図1及び図2を参照)が設けられ、キャビテーショ
ンから油ポンプを保護している。すなわち、浸油バッフ
ル78は、油ポンプ53の入口52を、歯車シュラウド
放出シュート66の近傍で油溜めに持ち込まれる冷媒ガ
ス含有物の局所的な撹拌損失効果から保護する。バッフ
ル78の延長端79は、圧縮機ケーシングの側壁に接合
されている。その端部79の下側は開放され、油溜めか
ら油ポンプ53へ油の自由な流れを許している。
【0023】以上システム構成について述べたが、以下
に出願人の理論を実証するための試験手順及び装置並び
に問題の解決策について説明する。R−22冷媒で運転
されるとき、本発明の設計的特徴を持たずに、図1に示
されたような遠心圧縮機設計の初期試験では、油の全逸
失が、始動の2分以内に発生することが観察された。結
局、かなり高速で回転する歯車は、周囲の媒体を移動さ
せ、また、油溜めはトランスミッションハウジングと一
体であるので、油溜め内の油は、引き起こされる乱流に
よって衝撃を受けるということが理論付けされた。トラ
ンスミッション内の圧力が増すと、大きな密度の媒体に
よって、引き起こされる力もまた大きくなる。最終的
に、この圧力は、その力が油を油溜めからトランスミッ
ションハウジングへ、そして最後にはベント配管を介し
て蒸発器へ運ぶのに充分なほど大きいレベルに達する。
【0024】この理論を証明するために、図6に示すよ
うなテストシステムが組立てられた。インペラを持たな
い遠心圧縮機101が、モータ102によってトランス
ミッション103を介して駆動されるよう組み込まれ
た。ベント配管104は、トランスミッション103の
ハウジングから油分離器106へ、そして油ポンプ10
8を介してトランスミッション103へ油を戻す配管1
07へ通じている。インペラが設けられていないので、
圧縮機101の入口から油分離器106へ冷媒蒸気を運
ぶために、配管109もまた設けられた。
【0025】冷媒蒸気は、油分離器106から取り出さ
れ、配管111に沿って、圧縮機113及び凝縮器11
4を含んでいるポンプダウンユニット112へ流され
た。凝縮器114から、冷却された冷媒蒸気が配管11
6に沿って弁117及び冷媒フィルタ118へ流され、
モータを冷却するためモータ102へ流された。凝縮ユ
ニット114の流速は、平常運転状態でトランスミッシ
ョンを通る冷媒流に適合するように選択された。ベント
配管内で起こる油漏れの量を決めるため、サイトグラス
121及び122が設けられた。油冷却器124が、油
溜め内の油を冷却するために設けられた。図示の如く、
ベント配管104内の圧力P1を検知するために、圧力
センサ125もまた設けられた。さらに、冷媒ガスをシ
ステム中に充填するために、配管125が設けられた。
【0026】最初のテストランスミッションは、テスト
システムに含まれている本発明のバッフル装置を用いず
に行われた。テストシステムには、R−22が10ps
igで充填され、油溜め内の温度は、130°Fにされ
た。ポンプダウンユニット112、トランスミッション
103内に置かれた油ポンプ、及び分離器106からの
戻り配管内の油ポンプ108が圧縮機101を始動する
前に始動された。システムの圧力は、配管126を介し
てさらに多く冷媒を入れることによって、10psig
の段階で100psigまで上げられた。代表的には、
システムのトランスミッションは、約65psigで運
転する。圧力が上げられたときサイトグラス121を観
察すると、40psigにおいて、わずかな量の油がベ
ント配管104に流れることがわかった。60psig
では、油流は毎分5ガロンの単位にあった。60psi
gを越えると、油流は比例的に増大することがわかっ
た。
【0027】本発明に従って、シュラウド59を歯車の
回りに組み込んだ後、テストが繰り返された。圧力が1
0psigから100psigまで上げられた際、サイ
トグラス121で観察されるように、ベント配管104
を介する油逸失はなかった。しかし、圧力P1が40p
sigのとき油圧差(すなわち、ポンプ放出圧と軸受で
の圧力との間の油圧の差)が減少し始めた。圧力P1
60psigに達したとき、油圧差が10psig未満
に落ちた。なお、最小許容レベルは14psigであ
る。このことから、シュラウド59からのガスと油の混
合物の高速放出流は、油ポンプ方向に向けられ、それに
よって油をポンプ吸引管から遠くへ追いやることが結論
付けられた。
【0028】そのテストシステムは、その後、本発明に
従ってポンプとシュラウド放出領域との間にバッフル7
8を含むように変更された。その後、テストが繰り返さ
れ、ベント配管104内に油逸失がなく、さらに油圧差
の減少もないことが観察された。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、トランスミッション内
の駆動歯車回りにシュラウドを設置しているので、それ
により潤滑油を油溜めから引き上げさせるトランスミッ
ションのハウジング内で発生する乱流を封じ込めること
実質的に低減させることができる。従って、潤滑油の
漏れ実質的に低減するという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有する遠心圧縮機の長手方向断面図で
ある。
【図2】図1の線2−2に沿って見たその軸方向断面図
である。
【図3】後から見た遠心圧縮機の部分長手方向断面図で
ある。
【図4】本発明の歯車シュラウド部分の側面図である。
【図5】本発明の歯車シュラウド部分の前面図である。
【図6】本発明の概念を実証するために使用されるテス
ト装置の概略説明図である。
【符号の説明】
23…圧縮機ケーシング 31,34…駆動歯車 44…油溜め 53…油ポンプ 59…歯車用シュラウド 60…包囲領域 66…放出シュート 74…スプレー装置 76…ケーシング 78…バッフル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−16041(JP,A) 実開 平2−50138(JP,U)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速シャフト、潤滑歯車及び高速シャフ
    トによってインペラを駆動するためのモータを有する型
    の遠心圧縮機であって、その歯車が、当該ハウジングと
    一体の油溜めを有すると共に、低圧領域と流体的に連絡
    しているベントを有するトランスミッションハウジング
    内に配置されている遠心圧縮機において、 前記歯車が高速度で回転するときに前記ハウジング内で
    発生し、それによって潤滑油を油溜めから歯車ハウジン
    グへ引き上げるであろう乱流を低減させるため、前記歯
    車の一部分の回りに配設されたシュラウドを備え、前記
    シュラウドが高速流体の流れを前記歯車から油溜め中に
    方向付けするように働くことを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記油溜め内にある油ポンプと、前記油
    ポンプ近傍からの潤滑油の移動を防止するために流体流
    を前記シュラウドから偏向させるよう、前記ポンプと前
    記シュラウドとの間に設けられたバッフルを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 【請求項3】 さらに前記ベント内に油分離器を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記遠心圧縮機が、比較的高圧高密度の
    冷媒の圧縮に適するよう設計されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の遠心圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記冷媒がR−22であることを特徴と
    する請求項4に記載の遠心圧縮機。
  6. 【請求項6】 トランスミッションのハウジング内に乱
    流を作り出し、一体型油溜め内の潤滑油をハウジング中
    に引き上げさせる傾向のある潤滑高速歯車を有する遠心
    圧縮機のトランスミッションのハウジングからの油損失
    を低減させる方法において、 前記歯車の一部分の回りの近傍に、シュラウドを設置す
    る段階を有し、前記トランスミッションのハウジング内
    の乱流を実質的に低減させることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 前記シュラウド上に放出部を設ける段階
    を有し、前記シュラウドからの冷媒の高速流を隣接する
    油溜めへ方向付けすることを特徴とする請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記油溜め内にバッフルを設ける段階を
    有し、前記バッフルがシュラウドからの流路内に設けら
    れ、前記シュラウドからの高速流を前記油溜め内に設置
    された油ポンプから遠くへ偏向させることを特徴とする
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記トランスミッションが低圧領域に通
    気されていると共に、前記ベント内に油分離器を設ける
    段階を有していることを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
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