JP2012507128A - 同軸ケーブル - Google Patents
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Abstract
本発明は、外部導体(12)によって所定の間隔を置いて同心状に包み込まれた中心内部導体(11)を備え、内部導体(11)と外部導体(12)との間の中間空間が誘電体(13)で埋められた同軸ケーブル(10)に関する。誘電体(13)が、ケーブルの長手方向に延びる複数本のガラス製中空繊維(14、15、19)から構成されており、同軸ケーブル(10)の温度に対する位相変化ができる限り小さくなることを考慮して、少なくとも内部導体(11)の熱膨張係数が誘電体(13)と適合されていることによって、特に良好な機械的かつ電気的特性を有する同軸ケーブルが実現される。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
同軸ケーブルは、外部導体によって所定の間隔を置いて同心状に包み込まれた中心内部導体を有する。中心内部導体と同心状の外部導体との間の中間空間は、誘電体で埋められている。例えば、宇宙での人工衛星技術の場合など、過酷な用途において、同軸ケーブルにとって特に重要なことは、GHz域の極めて高い周波数に対する適合性とともに、とりわけ、線減衰量(dB/m単位)が低いことと、広い温度域、例えば−55℃から+125℃にわたる温度に対する位相シフトの依存性が線形および/またはゼロに近いことである。
超低減衰量は、例えば、中心内部導体と外部導体との間の中間空間ができる限り完全に空気(比誘電率εr=1)で埋められることによって達成可能である。その一方で、誘電体は、多くの場合、ケーブルが屈曲されたり捩じられたりしてもケーブルの同心構造が維持されるように、中心内部導体を安定化させて中心部に固定させる働きも負っている。
中間空間、すなわち、誘電体内の空気量を多くすることは、以下の様々な方法で達成可能である。
1.内部導体を外部導体に対して支持して固定させるスペーサまたは間隔設定要素を配置することによって(例えば、欧州特許出願公開第0899750号明細書、米国特許第5,742,002号明細書参照)。
2.低密度の発泡材料または多孔質材料によって(例えば、独国特許出願公開第3415746号明細書、別の参照文献とともに国際公開第2007/147271号参照)。この公知の技術は、ペースト押出し、溶融押出し、粉末焼結またはプラスチック巻付けである。
3.ケーブルの長手方向に延びる密充填状態の管束によって。
変形例(1)は、製造に非常に手間がかかり、特にケーブル径が小さい場合には、容易には実現できない。
変形例(2)は、多種多様な形で使用されているが、空隙率または機械的強度のどちらかが制限される。
上記列挙したうちの変形例(3)に関しては、これまで多種多様な解決策が提案されている。
独国特許出願公開第1440771号明細書は、内部導体の周りに、複数本の管が間隔設定要素としてケーブルの中心軸線と平行に長手方向に1層に並べられた同軸ケーブル、特にそのようなケーブルの製造方法を記載している。管の壁は相対的に薄く、内部導体と外部導体または外被との間の容積は、空気または少なくとも気体で満たされているだけである。管は、プラスチック発泡体またはエラストマー発泡体からなる。本明細書において「管」とは、中空であるか否かに関係なく、充填および未充填の管の両方ならびに棒形状を意味すると理解される。このように定義される管は、シリコーンまたはシリコーンゴムの補強材も含む様々な材料で含浸され補強されたガラス繊維から製造されていてもよい。同じことは、関連文献である英国特許第909,343号明細書にもあてはまる。
独国特許出願公告第1059522号明細書は、導体同士が互いに支持され、1本以上の管状絶縁要素によって互いに絶縁された同軸ケーブルを開示している。絶縁要素は、絶縁される内部導体の周りに螺旋状に1層に巻き付けられているか、または内部導体に対して平行に配置されている。絶縁要素は、ケーブルの屈曲挙動を向上させる螺旋状のスリットを有する内側要素と内側要素の薄い被覆材との2部品形状である。絶縁要素は、好ましくはポリスチレンからなる。
スイス国特許第257548号明細書は、中空の内部導体が、螺旋状に1層に巻き付けられたエチレン重合体製の複数本の管によって外部導体から間隔を保持して絶縁された同軸ケーブル(図2)を開示している。管の直径は、内部導体と外部導体との間に中実材料をできる限り少なくするように、できる限り大きく設定されている。内部導体にとって必要な保持を確保するため、管は大きめに製造されており、管の断面は、目標の直径比が得られて内部導体に対して必要圧力が加えられる程度に円形断面から変形されている。
独国特許出願公開第19956641号明細書は、好ましくはモノフィラメントとして形成された複数本の撚糸によって内部導体が外部導体から隔離されるとともに外部導体に支持された同軸ケーブルを記載している。撚糸は、誘電体として、ポリエーテルエーテルケトン類、ポリアリールエーテルケトン類、またはポリエーテルイミド類からなる。この場合、撚糸間の中間空間のみが空気で埋められている。
独国特許第902865号明細書は、例えばポリエチレンなどの絶縁材料からなる複数本の管が内部導体の周りにスペーサとして巻き付けられ、上にプラスチックが巻き付けられた同軸ケーブルを開示している。元来は丸い断面の管が使用され、撚り加工時とその後のプラスチック巻付けによって発生する張力を受けて内部導体に対して径方向に押圧され、その結果、互いに密着した状態になり、断面でほぼ扇形を呈する。
さらに別の文献として、英国特許第535,743号明細書は、内部導体が、「ポリテン」やゴムなどの低誘電損失の材料からなる複数本の管またはケーブルによって包み込まれた同軸ケーブルを対象としている。
英国特許出願公開第2374721号明細書は、中空の内部導体が、内部導体に平行に引き揃えられた多数のフィラメント状絶縁撚糸によって包み込まれた同軸ケーブルを開示している。撚糸は、好ましくはメチルペンテン製であるが、長手方向の張力を受けた高い弾性負荷によって特徴づけられ、ケーブルの機械的特性を向上させる働きをする。
最後に、特開平07―169341号公報は、内部導体と外部導体との間の中間空間がガラス繊維またはセラミック繊維で埋められた耐放射線性同軸ケーブルを開示している。
温度依存位相変化を最小限にすることに関しては、特殊な構造の誘電体を有する解決策(米国特許第4,287,384号明細書)および内部導体が良導電性層で被覆された低熱膨張率の金属からなる解決策(米国特許第3,909,555号または3,971,880号明細書)が既知である。後者の場合、誘電体は、微細に分割された石英、マグネシアまたはアルミナからなる。
既知の高品質同軸ケーブルの1つは、本出願人によって提供される「SUCOFLEX404」という種類の同軸ケーブルである。インピーダンスが50オーム、動作周波数が26.5GHz、外径が5.5mmであるこの同軸ケーブルは、26.5GHzでの減衰量が約1.15dB/mである。−55℃と+125℃の間の温度域での(非線形)位相変化は750ppmしかない。銀メッキ銅製の内部導体は、この場合、比誘電率が1.26の超低密度の押出しPTFE誘電体によって包み込まれている。温度に伴う位相変化の非線形プロファイルは、PTFEの誘電率に起因する位相変化部分の非線形温度依存性が原因である。本発明者らの知見によれば、その位相変化の絶対量の低さは、PTFEの誘電率に起因する位相変化部分の温度に対する負の応答の大部分が、内部導体と外部導体の熱膨張に起因する位相変化部分の温度に対する正の応答によって補償されることに原因がある。
上記「SUCOFLEX404」同軸ケーブルは、減衰量、温度依存位相変化および動作範囲に関して極めて優れた特性を有しているが、それにもかかわらず、そのようなケーブルをすべての値でさらに向上させてほしいという要望がある。特に、このようにして改良されるケーブルは、十分に可撓性があって、比較的単純であり、製造費も高くなく、ミリメートル域の小径でも優れた品質を有するように意図される。
したがって、本発明は、既知の同軸ケーブルの欠点を回避する可撓性または半可撓性の同軸ケーブルを提供するという目的に基づいている。特に、本ケーブルは、減衰量が最小限であることによって際立つように意図されている。さらに、本ケーブルは、位相シフトの温度に対する応答が最小限であるように意図されている。さらに、位相シフトの温度依存性が、広い温度域にわたってできる限り線形である必要がある。最後に、本ケーブルが、過酷な条件、特に宇宙においても少なくとも−55℃から+125℃の広い温度域で問題なく使用可能であり、数ミリメートル(例えば6mm)の細い外径まで比較的簡単に製造可能であるように意図されている。
上記の目的は、請求項1の特徴全体によって達成される。
本発明にかかる同軸ケーブルにとって、内部導体と同心状の外部導体との間の誘電体が、該ケーブルの長手方向に延びる複数本のガラス製中空繊維から構成されていること、ならびに、同軸ケーブルの温度に対する位相変化ができる限り小さくなることを考慮して、少なくとも内部導体の熱膨張係数が誘電体と一致されていることが必須である。
ガラス引き上げの中空繊維は、1mm未満の外径と0.05mm未満の壁厚になるまで非常に均一に製造または延伸させることができる。この寸法であれば、そのような中空ガラス繊維またはガラス毛細管は、高い機械的安定性を有すると同時に、破断することなく広い範囲内で屈曲することができる。中空ガラス繊維は、張力を受けても強度があり、たやすく撚り加工することが可能であり、したがって従来のケーブル製造工程に組み込むことができる。特に、誘電体として中空ガラス繊維群を備えた同軸ケーブルは、高温、低温、振動および他の機械的影響を受けない。中空繊維内および中空繊維間の中空空間は、必要に応じてケーブルの全長にわたって脱気されたり、特定の用途において望ましいかまたは必要である場合に、特別な気体または混合気で満たされたりしてもよい。
中空ガラス繊維は、優れた電気絶縁体であり、化学的に中性であるかまたは外部からの影響を比較的受けない。中空ガラス繊維は、最小限の厚みであることから、空隙率が高い、ひいては空気量が多い誘電体を形成する。特に、中空ガラス繊維に起因する位相変化の温度に対する応答部分は線形であり、ガラスの種類によっては、ゼロに近い場合もある。
本発明にかかる同軸ケーブルの一構造は、誘電体に起因する位相変化部分の温度に対する応答がほぼ無視できる程度であり、それに対応して内部導体の熱膨張係数がゼロに近いことを特徴とする。好ましくは、外部導体の熱膨張係数もゼロに近い。これにより、温度依存位相変化を広い温度域にわたって非常に低く維持することができ、残りの温度依存性を概ね線形にすることができる。
本発明の別の構造は、中空繊維群が複数の同心層に配置されていることによって特徴づけられる。この場合、中空繊維群の同心層間に、それぞれ電気絶縁材料、好ましくはプラスチック製の中間層が設けられていることが好ましく、この中間層はケーブル構造の安定性を増大させる。個々の同心層の中空繊維群がそれぞれ撚り加工されていると、機械的特性がさらに向上する。撚り加工は、層間で同じ方向であっても層ごとに逆の方向であってもよい。
原理上、誘電体全体が1種類の中空繊維群から構成されていてもよい。しかしながら、別々の同心層の中空繊維群が、構造および/または材料および/または寸法が異なるように構成されることにより、ケーブル構造の自由度がより大きくなる。
実質的に石英ガラスまたはSiO2からなる中空繊維は、電気的、機械的および加工上の特性に関して特に好ましいことが分かっており、円形断面を有し、外径が0.01mmと4mmの間、特に0.01mmと1mmの間の中空繊維が好ましい。この場合の中空繊維の壁厚は、0.001mmと2mmの間、特に0.001mmと0.05mmの間である。
中空繊維群の外側に、好ましくは、アクリレート、シリコーン、セラミック、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)またはポリエチレンからなり、10μmの範囲内の層厚を有する保護被覆層が設けられていることによって、同軸ケーブルの特に優れた長期安定性を達成することができる。
中空ガラス繊維誘電体の温度依存位相変化に対する影響は、例えばPTFEなどの従来の誘電体に比べて比較的小さいので、同軸ケーブルにおいて、熱膨張係数が5ppm/K以下の内部導体を使用することが好ましい。特に、内部導体は、Fe−Ni36−Ag(「インバール」)、コバールまたはガラスからなり、内部導体の外側には、良導電性の、特に銀製のクラッド層が設けられている。この場合、内部導体の外径が2mm未満であれば有利である。
それに対して、外部導体は、巻き付けられたCu−Ag帯片からなっていてもよい。
本発明を図面と併せて例示の実施形態に基づいて以下により詳細に説明する。
低減衰量に必要な高い空隙率は、その結果としての高い空気量とともに、先行技術では、例えば、発泡度の高さによって達成されている。現在のところ、この空隙率を達成するために、「SUCOFLEX404」タイプの冒頭で述べた市販の同軸ケーブルと同様に、PTFEが主に使用されている。しかしながら、発泡度またはそれに関連する空隙率が高い結果、機械的安定性が低下する。最小限の材料含有量すなわち高い空気量を有する絶縁体断面異形材は、目下、異形押出しによっても達成可能であるが、異形押出しには、空隙率(60%〜80%)および機械的安定性に関して限界がある。
本発明の場合、要求された特性は、ガラス製中空繊維を選択することによって達成される。中空ガラス繊維を使用することにより、空気量を大幅に増加させることができるとともに、適切なガラスを使用すれば、機械的特性が特に優れたものになる。さらに、そのような技術は、加工速度の高速化を可能にするので、押出しと比較して費用対効果の高い製造を可能にする。好ましくは石英、シリカまたはSiO2製の中空繊維を使用することにより、強度に優れ、約92%という非常に優れた空隙率の誘電体を実現することができる。この場合、SiO2は、熱膨張と電気値に関して非常に優れた特性を有する。
図1には、本発明の例示の実施形態にかかる同軸ケーブルの基本構造が断面図で再現されており、図2は、図1に示す同軸ケーブルの中空繊維層の撚り加工を斜視図で示している。図1および図2の同軸ケーブル10は、中心内部導体11を備え、内部導体11は、所定の間隔を置いて外部導体12に同心状に包み込まれている。内部導体11と外部導体12との間の環状の中間空間は、高い空隙率の誘電体、すなわち、高割合に空気が入った中空空間H1(中空繊維内部)およびH2(中空繊維間)で埋められている。この導体の構成は、外側から(図1に破線で示す)絶縁性保護外被22によって包み込まれている。
誘電体は、内外に同心状に層状に配置された撚り加工の中空繊維群14、15を備えている。内側層の中空繊維群14と外側層の中空繊維群15のそれぞれが撚り加工されている。図2にかかる撚り加工は、いわゆるSZ撚り(すなわち、互いに逆方向に流れる撚り加工中空繊維層)である。しかしながら、その代わりに、「単層」撚り加工(複数層の同一方向への配向)も可能である。さらに、層レベルごとに異なる種類の繊維(繊維材料、径、壁厚など)を使用することも可能である。さらに変形が可能なことは、ピッチ(層の長さ)の設定であり、ピッチは層ごとに異なっていてもよい。層数は限定されない。撚り加工作業時にピッチを撚り加工長さの±10%で任意に変えることも有利である。境界条件は、撚り加工中空繊維群のN個の層からなる誘電体の寸法が、規定インピーダンス値(通常50オームまたは75オーム)をもたらすことである。
撚り加工を行う際は、最終製品の各要件、例えば、ケーブルのねじり安定性、温度安定性、電気的特性(位相安定性、減衰量、送電)に気を付ける必要もある。
撚り加工中空繊維群14、15の層間には、それぞれ同様に絶縁材料(例えば、プラスチック)からなる(同心状の)中間層21が導入されていてもよい。この場合の中間層21は、押出し、綾巻き、縦巻きまたは浸漬被覆によって導入されてもよい。
個々の中空繊維14、15の直径(図5のd2)は、0.01mmから4mmの範囲内、特に0.01mmと1mmの間の範囲内にある。例として与えられる直径は650μmである。中空繊維14、15の壁厚は、0.001mmと2mmの間の範囲内、特に0.001mmと0.05mmの間の範囲内にある。例として与えられる壁厚は27μmである。個々の中空繊維14、15は互いに補強し合っていてもよいし、補強し合っていなくてもよい。この補強は、ケーブル構造全体の易動性に影響し、一部の用途ではケーブル設置後に有利となる。誘電体の外径は、0.03mmと12mmの範囲内にある。同軸ケーブル10の外径は、外部導体12の構造に左右されており、0.05mmと16mmの間にある。
中空繊維14、15を製造可能な材料は、絶縁性の非導電材料である。中空繊維材料として、プラスチック(フッ素重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、COC、TPX、COP、PVC)が使用されてもよいが、原則的に、中空繊維はガラス、特に石英ガラスまたはシリカからなる。また、中空繊維は、ルビーなどの宝石用原石のガラスや材料からなっていてもよい。しかしながら、これらすべての材料の組合せも考えられる。さらに、各中空繊維14、15を、図5に示す方法で、上記2分類の材料、つまり、例えば、外側にフッ素重合体(特にFEP)などの薄い(例えば、10μm厚の)保護被覆層18を備えた中空石英ガラス繊維または中空繊維19からなる複数の同心層18、19から製造することも有利である。さらに可能なことは、多孔質中空繊維、微細構造繊維、または非円形断面もしくは特異な断面形状を有する中空繊維を使用することである。
内部導体11および外部導体12に相応しい材料を選択し、熱膨張係数が誘電体13に一致するようにすることも本発明の範囲内で重要である。誘電体に起因する位相シフト部分の温度に対する応答に応じて、熱膨張係数がともに正に、ともに負に、さもなくば等しく、またはゼロにほぼ等しくなるように補償されるように選択される。これにより、温度域にわたって最適な位相応答が生み出される。その理由は次のとおりである。
1.温度変化が、誘電体13の(比)誘電率(εr)の変化、ひいては電気的長さの変化をもたらし、その結果、温度変化があれば位相シフトが生じる。
2.内部導体11および外部導体12の温度変化が、誘電体13の場合の効果に対して逆向きの、長さ変化に関連する位相シフトを生じさせる。
2つの効果の総和は、最低減衰量値(高い空隙率による)での全体的な(最適の)位相変化をもたらす。誘電体13が、ガラス製中空繊維と同様に図6および図7に曲線a1で特徴づけられるように、温度依存位相変化Δpに対してわずかにしか寄与しないならば、内部導体および外部導体による補償は不要である。むしろ、その場合、外部導体12もそうであるが、特に内部導体11が、できる限り低いか、無視できるほどの熱膨張係数(図7の曲線b2)を有すること、つまり、例えば、インバール、コバールまたは熱膨張に関して同様の材料からなることが必要である。それと同時に、必要な高い導電性を達成するために、図4にかかる内部導体11は、上記の材料からなるコア16と、銀などからなるクラッド層17とを備えている。その場合、2本の曲線a1およびb2が、正味の効果として曲線cをもたらすとすると、曲線cは、ほぼ温度非依存性の位相シフトを表す。その一方、内部導体11の材料として、Fe−Ni36−Ag(インバール)の代わりに銀メッキ銅導体(Cu−Ag)を使用すると、図6に示すように、曲線b1に従って比較的大きな温度非依存性の位相変化の部分が作り出され、結局は、それに応じた強い温度応答をもたらす。しかしながら、どちらの場合も、誘電体としてPTFEを使用した場合と異なり、少なくとも温度に対する線形の応答が達成される。
外部導体12は、綾巻き金属帯片、金属化帯片または金属化膜から構成されていてもよい。外部導体12は、金属製のまたは金属化された帯片や膜からなる長手方向膜、編組線、編組リッツ線、または絶縁材料の金属化繊維の編組の形で形成されていてもよい。しかしながら、これらの全種類の外部導体の組合せから構成されていてもよい。
外被22は、絶縁材料またはプラスチックからなる層、絶縁材料の綾巻き帯片または膜、絶縁性帯片または膜からなる長手方向膜、絶縁材料製繊維の編組、またはこれらの種類の外被の組合せから構成されていてもよい。
図3に示し、以下のデータを有する本発明にかかる同軸ケーブルの試作品(20)が製造された。
内部導体:銀メッキ銅導体(直径d1=1.7mm)
中空繊維:石英ガラス、27×650μm;2層25本
外部導体:巻付けCu−Ag帯片
誘電率(εr):1.22
18GHzにおける減衰量:3.1
26.5GHzにおける減衰量:4.5
位相変化:−55℃から+125℃の温度域で3600ppm(線形)
内部導体:銀メッキ銅導体(直径d1=1.7mm)
中空繊維:石英ガラス、27×650μm;2層25本
外部導体:巻付けCu−Ag帯片
誘電率(εr):1.22
18GHzにおける減衰量:3.1
26.5GHzにおける減衰量:4.5
位相変化:−55℃から+125℃の温度域で3600ppm(線形)
しかしながら、この試作品の場合の比較的高い温度依存位相変化は、内部導体11を銀メッキされたFe−Ni36−Ag(インバール)製とし、結果的にその熱膨張を実質的に無視できる程度にすれば、劇的に(90ppmまで)低減させることができる。
10、20 同軸ケーブル
11 内部導体
12 外部導体
13 誘電体(例えば、中空SiO2繊維)
14、15 中空繊維(例えば、SiO2)
16 コア
17 クラッド層
18 被覆層
19 中空繊維
21 中間層
22 外被
a1 曲線(中空ガラス繊維誘電体に起因する位相変化)
b1 曲線(Cu−Ag内部導体に起因する位相変化)
b2 曲線(Fe−Ni36−Ag内部導体に起因する位相変化)
c 曲線(a1とb2の重ね合わせ)
d1 直径(内部導体)
d2 直径(中空繊維)
H1、H2 中空空間
11 内部導体
12 外部導体
13 誘電体(例えば、中空SiO2繊維)
14、15 中空繊維(例えば、SiO2)
16 コア
17 クラッド層
18 被覆層
19 中空繊維
21 中間層
22 外被
a1 曲線(中空ガラス繊維誘電体に起因する位相変化)
b1 曲線(Cu−Ag内部導体に起因する位相変化)
b2 曲線(Fe−Ni36−Ag内部導体に起因する位相変化)
c 曲線(a1とb2の重ね合わせ)
d1 直径(内部導体)
d2 直径(中空繊維)
H1、H2 中空空間
Claims (15)
- 外部導体(12)によって所定の間隔を置いて同心状に包み込まれた中心内部導体(11)を備え、前記内部導体(11)と前記外部導体(12)との間の中間空間が誘電体(13)で埋められた同軸ケーブル(10、20)において、
前記誘電体(13)が、前記ケーブルの長手方向に延びる複数本のガラス製中空繊維(14、15、19)から構成されており、当該同軸ケーブル(10、20)の温度に対する位相変化ができる限り小さくなることを考慮して、少なくとも前記内部導体(11)が、前記誘電体(13)と一致するようなされた熱膨張係数を有することを特徴とする同軸ケーブル。 - 前記誘電体(13)に起因する位相変化の部分(曲線a1)の温度に対する応答がほぼ無視できる程度であり、それに対応して前記内部導体(11)の熱膨張係数がゼロに近い(曲線b2)ことを特徴とする、請求項1に記載の同軸ケーブル。
- 前記外部導体(12)の熱膨張係数もゼロに近いことを特徴とする、請求項2に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維群(14、15、19)が複数の同心層に配置されていることを特徴とする、請求項1〜3の一項に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維群(14、15)の前記同心層間に、それぞれ特に電気絶縁材料、好ましくはプラスチック製の中間層(21)が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の同軸ケーブル。
- 個々の前記同心層の前記中空繊維群(14、15、19)がそれぞれ撚り加工されていることを特徴とする、請求項4または5に記載の同軸ケーブル。
- 種々の前記同心層の前記中空繊維群(14、15)は、構造および/または材料および/または寸法が異なるように構成されていることを特徴とする、請求項4〜6の一項に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維(14、15、19)が石英ガラスまたはSiO2から実質的になることを特徴とする、請求項1〜7の一項に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維(14、15、19)が円形断面を有し、外径が0.01mm〜4mmの間、特に0.01mm〜1mmの間であることを特徴とする、請求項8に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維(14、15、19)の壁厚が、0.001mm〜2mmの間、特に0.001mm〜0.05mmの間であることを特徴とする、請求項8または9に記載の同軸ケーブル。
- 前記中空繊維群(14、15、19)の外側に保護被覆層(18)が設けられていることを特徴とする、請求項8〜10の一項に記載の同軸ケーブル。
- 前記被覆層(18)が、アクリレート、シリコーン、セラミック、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)またはポリエチレン(PE)からなり、10μmの範囲内の層厚を有することを特徴とする、請求項11に記載の同軸ケーブル。
- 前記内部導体(11)の熱膨張係数が5ppm/K以下であることを特徴とする、請求項1〜12の一項に記載の同軸ケーブル。
- 前記内部導体(11)が、Fe−Ni36−Ag、コバールまたはガラスからなり、前記内部導体(11)の外側に、良導電性の、特に銀製のクラッド層(17)が設けられており、前記内部導体(11)の外径が2mm未満であることを特徴とする、請求項13に記載の同軸ケーブル。
- 前記外部導体(12)が、巻き付けられたCu−Ag帯片からなることを特徴とする、請求項1〜14の一項に記載の同軸ケーブル。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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