JP2012506642A - 傾斜型の光学的特性を有するbarcを用いるフォトリソグラフィを実行するための方法 - Google Patents

傾斜型の光学的特性を有するbarcを用いるフォトリソグラフィを実行するための方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】
傾斜型の光学的特性を有するBARCを用いるフォトリソグラフィ方法が提供される。例示的な実施形態においては、フォトリソグラフィ方法は、パターニングされるべき材質を覆うBARCを堆積させるステップを備えており、BARCは屈折率及び吸光度を有する。BARCは、その修正のステップの後に屈折率及び吸光度の値がBARCの第1の表面での第1の値からBARCの第2の表面での第2の値まで傾斜型になるように修正される。修正のステップは堆積させるステップの後に実行される。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的に集積回路デバイスを製造するための方法に関し、更に特定的には傾斜型の光学的特性を有する下層反射防止膜(bottom antireflective coatings)を用いるフォトリソグラフィを実行するための方法に関する。
半導体産業あるいはIC産業は、より小さいチップ面積上にますます高密度なデバイスを有するICを製造し、より高い機能性を達成しまた製造コストを低減することを目指している。この大規模集積化に対する要求は、回路寸法及びデバイス特徴の継続的な縮小化をもたらしてきている。構造のサイズ、例えば電界効果トランジスタにおけるゲート長や伝導線の幅を小さくする能力は、リソグラフィ性能によって後押しされる。
従来のフォトリソグラフィシステムでは、光はマスク又はレチクル(reticle)を通過して又はマスク又はレチクルで反射して半導体ウエハ上にイメージを形成する。一般的には、イメージがウエハ上に結像されて、処理されるべきターゲット層上に配置されるフォトレジスト材質のような材質の層を露光し、そしてパターニングする。次いで、パターニングされたフォトレジスト材質は、半導体ウエハの1つ以上のターゲット層内のドープ領域、堆積領域、エッチング領域、又はICに関連する他の構造を画定するために利用される。フォトレジスト材質はまた、ICの金属層に付随する伝導線又は伝導パッドを画定することができる。更に、フォトレジスト材質は、分離領域、トランジスタゲート、又は他のトランジスタの構造及び要素を画定することができる。
半導体集積回路の設計に組み込まれる個々のデバイスの数が増えるのに従って、最小特徴サイズ、即ち、最小幅、デバイスの個々の要素間の最小間隔、ホール又はビアの最小幅、等を減少させる要求が高まっている。最小特徴サイズが減少するのにつれて、フォトレジスト材質/ターゲット層の界面からの光の反射に起因して、フォトリソグラフィに際して特徴を十分に解像することがますます困難になる。光学的な歪は、マスク上のイメージとパターニングされたフォトレジスト材質内に生成されるイメージとの間で期待される一対一対応の喪失の原因となる。
下層反射防止膜(BARC)が知られており、BARCは、フォト露光動作の間にターゲット層表面で反射する光波を減衰させ又は吸収してイメージコントラストを向上させることによって、ターゲット層のパターニングに際しての欠陥を軽減するために用いられる。BARCは、反射波がフォトレジスト内を行き来して結像プロセスに不利に影響することを抑制するバリアとして機能するように、典型的にはターゲット層とフォトレジストの間に介在させられ、これによりイメージの画定を支援する。特徴サイズが45nm以下に近づくにつれて、入射光線が大きな伝搬角度で投影され得るように、約1.30乃至約1.35の範囲にある大きな又は過剰な開口数(NA)を有するArF露光システムを用いるリソグラフィが典型的には必要とされ、これにより解像度が向上する。しかし、そのように大きな伝搬角度では、フォトレジスト/BARC界面からの反射率が実質的に増大する。
反射率の増大に関連する問題に対処するために、多くの解決法が示唆されてきている。例えば、単一のBARCシステムの欠点を克服するために、異なる屈折率(n)及び吸光度(k)を有する2つ以上のBARC膜の使用が推奨されてきた。しかし、2つ以上のBARC膜の使用は、2つの異なる膜の堆積を必要とし、その両方ともが最適に堆積させられるべきである。このことは、同時に、コストを増大させ、歩留まり及び処理能力を低下させ、そして結果として不良率を高め得る。BARCの厚みの関数として変化する光学的特性を有する傾斜型(graded)BARCもまた、注目されてきている。傾斜型BARCは、BARCが堆積させられるのにつれてBARCの組成が変化することを可能にする専用の気相堆積プロセスを用いて製造される。しかし、そのようなプロセスは高価であり得るし、そして商業生産に適していない材質、設備及びプロセスを必要とし得る。代替的には、傾斜型BARCはスピンオン(spin-on)プロセスを用いて用意することができ、この場合、スピンオン形成(spin-on formulation)における成分の界面偏析(interfacial segregation)によって傾斜型材質が製造される。これらの例においては、材質挙動の極めて厳格な制御が必要であり、これにより最終的には一般的な実用性及び達成可能な反射率制御が制限される。
従って、フォトリソグラフィに際しての傾斜型光学特性を有し容易に一体化されるBARCを利用するフォトリソグラフィ方法を提供することが要望されている。また、大きなNAの結像条件を可能にする一方で効果的で且つ費用効率の高い様態で反射率を制御するための手段を提供する、フォトリソグラフィを実行するための方法を提供することが要望されている。更に、本発明の他の望ましい特徴及び特性は、添付の図面及び発明のこの背景と共に本発明の以下の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲から明らかになろう。
本発明の例示的な実施形態に従いフォトリソグラフィを実行するための方法が提供される。方法は、パターニングされるべき材質を覆う下層反射防止膜を堆積させるステップを備えており、下層反射防止膜は屈折率及び吸光度を有する。下層反射防止膜は、その修正のステップの後に屈折率及び吸光度の値が下層反射防止膜の第1の表面での第1の値から下層反射防止膜の第2の表面での第2の値まで傾斜型になるように修正される。修正のステップは堆積させるステップの後に実行される。
本発明の例示的な実施形態に従い半導体デバイスを製造するための方法が提供される。方法は、パターニングされるべき材質を覆う下層反射防止膜を堆積させるステップと、下層反射防止膜に約222nm以下の波長を有する光を照射するステップとを備えている。光を照射するステップの後に、下層反射防止膜を覆うフォトレジストが形成される。
本発明の例示的な実施形態に従いフォトリソグラフィを実行するための方法が提供される。方法は、パターニングされるべき材質を覆う下層反射防止膜を堆積させるステップを備えており、下層反射防止膜は、互いに加算されたときに第1の和をもたらす第1の屈折率及び第1の吸光度を有している。下層反射防止膜は、互いに加算されたときに第2の合計をもたらす第2の屈折率及び第2の吸光度を下層反射防止膜の表面が有するように修正される。修正するステップは堆積させるステップの後に実行される。修正するステップの後に、下層反射防止膜の表面を覆うフォトレジスト層が形成され、フォトレジスト層は、互いに合算されたときに第3の合計をもたらす第3の屈折率及び第3の吸光度を有している。第2の和と第3の和の差の絶対値は、第1の和と第3の和の差の絶対値よりも小さい。
以下、後続の図面と共に本発明を説明し、図面において同様の番号は同様の要素を示す。
図1は標準的なフォトリソグラフィシステムの模式図である。
図2はフォトレジストを覆う下層反射防止膜の厚み、光照射のコヒーレンス(シグマ)、及び反射率の関係のシミュレートされたグラフである。
図3は本発明の例示的な実施形態に従いフォトリソグラフィを実行するための方法のフローチャートである。
図4は本発明の例示的な実施形態に従い図3の方法の下層反射防止膜の屈折率及び吸光度を修正するための方法のフローチャートである。
図5は反射率と図3及び4の方法に従って形成される傾斜型下層反射防止膜の厚み並びに非傾斜型反射防止膜の厚みとの関係のシミュレートされたグラフである。
図6は図5の傾斜型反射防止膜内への特定の深さでの屈折率のシミュレートされたグラフである。
図7は図5の傾斜型反射防止膜内への特定の深さでの吸光度のシミュレートされたグラフである。
本発明の以下の詳細な説明は、本質的に単なる例示的なものであり、また本発明又は本発明の応用及び使用を限定することは意図されていない。更に、前述の発明の背景又は以下の発明の詳細な説明において提示されるいかなる理論によっても制約されることは意図されていない。
大きなNAの結像条件を利用して最小の反射率で高い解像度を達成するフォトリソグラフィを実行するための方法がここに提供される。フォトリソグラフィプロセスは、傾斜型の屈折率及び傾斜型の吸光度を有するBARCを採用している。大きなNAの結像条件及び大きな伝搬角度の使用は、一般的には、フォトレジスト/ターゲット材質の界面での高い反射率をもたらす。従来のBARCは反射率を最小化することを試みていると同時に、典型的には多重層及び/又は大きな厚みを必要とする。多重層及び、大きな厚みを有するBARCは高価であり、製造に時間を要し、そしてパターン転写プロセスに一体化することに課題がある。ここでの種々の実施形態のフォトリソグラフィ方法は、解像度を最大化することができる一方で、単一の、一体化が容易な傾斜型BARC層を用いることによって反射率を有意義に最小化することができる。
図1は、ターゲット材質12を覆うフォトレジスト14をパターニングするために用いられる従来のフォトリソグラフィシステム10の簡略化された模式図である。リソグラフィシステム10は、ArFエキシマレーザのような光源16、及び投影レンズ18を備えている。フォトレジスト上に投影されるべきパターニングされたマスクを有するレチクル20が、光源16と投影レンズ18の間に介在している。光源から垂直にフォトレジスト上に光22が投影される場合、即ち照明のコヒーレンス(シグマ;σ)がゼロである場合、フォトレジスト/ターゲット材質の界面で反射する光は最小であるが、解像度は乏しいであろう。光24が光源16の中央から遠ざかって投影されるに従って、つまりシグマが増大するのに従って、解像度は高くなるが、矢印26で示される反射もまた増加する。加えて、反射はピッチ依存であるので、レチクルパターンの特徴の寸法が小さくなり且つ/又はその密度が高くなるのに従って、反射率が高くなり、そしてフォトレジストの最終的なパターンは深刻に歪まされ得る。
フォトレジストの底面(即ちターゲット層に最も近い表面)での反射を最小化するためにBARCが用いられているが、反射はBARC厚みに依存する。図2は、開口数(NA)1.35のダイポール(dipole)光源に対してシグマ56を変化させた場合における、ナノメートル(nm)単位の標準的なBARC厚み54の関数としての、フォトレジスト/BARC界面での反射率52(BARC上面での入射強度に対して正規化されている)のシミュレートされたグラフ50である。図2によって示されているように、ある与えられたBARC厚みに対しては、シグマが大きくなるのに従って、反射率が高くなる。また、与えられたシグマから投影される光に対しては、反射率は、BARC厚みが大きくなるのに従って最小反射率になるまで減少し、その点を境に再び増大する。フォトレジスト/BARC界面での反射がフォトレジストの上面、即ちフォトレジスト/BARC界面と並行であるが離れている表面での反射の大部分を相殺するような厚みをBARCが有している場合に、最小反射率が生じる。このように、図2のシミュレーションに対しては、より小さいシグマで投影される光に対して、BARC層が約110nmの厚みを有しているときに最小の反射率が生じる。しかし、より大きなシグマで投影される光に対しては、解像度が良好であり得る一方で、BARCが約130nmの厚みを有しているときに最小の反射率が生じる。コストを最小にし且つ処理能力を高めるためには、BARC厚みが最小化されることが求められる。望ましくは、BARCは約120nm以下の厚みを有している。
本発明の例示的な実施形態に従いBARC層の光学的特性を修正することによって、反射率を最小化することができると同時にBARC層の厚みを最小化することができる。本発明の望ましい実施形態においては、フォトレジスト/BARC界面でのBARCの光学的特性が、BARCが修正されなかったとした場合における値よりもフォトレジストの光学特性に近い値になるように、BARCの光学的特性が傾斜型にされるべく修正される。更に望ましい実施形態においては、フォトレジスト/BARC界面でのBARCの光学的特性が、BARCが修正されなかったとした場合における値よりもフォトレジストの光学特性に近い値になるように、且つ、BARCと下層の界面でのBARCの光学特性が、下層の光学的特性に近いままであるか、あるいはBARCが修正されなかったとした場合における値よりも下層の光学的特性に近い値になるように、BARCの光学的特性が傾斜型にされるべく修正される。
具体的には、例示的な実施形態によると、BARCの屈折率(n)及び吸光度(k)は、それらがフォトレジスト/BARC界面でのそれぞれの第1の値からBARC/下層の界面での異なる第2の値まで傾斜型になるように修正される。屈折率及び吸光度は、両方ともが一方の界面から他方の界面まで増加してよく、両方ともが一方の界面から他方の界面まで減少してよく、あるいは一方の界面から他方の界面まで一方が増加し他方が減少してよい。本発明の1つの例示的な実施形態においては、フォトレジスト/BARC界面での修正されたBARCの屈折率と吸光度の和の絶対値は、BARCが修正されなかったとした場合における値よりもフォトレジストの屈折率と吸光度の和の絶対値に近い値である。換言すれば、
|(nMBARC+kMBARC)−(nphotoresist+kphotoresist)|
<|(nBARC+kBARC)−(nphotoresist+kphotoresist)|
…(1)
であり、ここで、nMBARCは修正されたBARCの屈折率、kMBARCは修正されたBARCの吸光度、nphotoresistはフォトレジストの屈折率、kphotoresistはフォトレジストの吸光度、nBARCは非修正のBARCの屈折率、そしてkBARCは非修正のBARCの吸光度である。
本発明の随意的な実施形態においては、(1)式の条件に加えて、フォトレジスト/下層の界面でのBARCの屈折率と吸光度の和の絶対値は、BARCが修正されなかったとした場合における値よりも下層の屈折率と吸光度の和の絶対値に近い値である。換言すれば、
|(nMBARC+kMBARC)−(nunderlying+kunderlying)|
<|(nBARC+kBARC)−(nunderlying+kunderlying)|
…(2)
であり、ここで、nunderlyingは下層の屈折率、そしてkunderlyingは下層の吸光度である。しかし、BARCの吸光度kが高くなるのに従ってBARC/下層の界面はより「隠された(hidden)」ものになるので、この実施形態は、BARC/下層の界面で高い吸光度を有するBARCには役に立たないかもしれない。
図3は本発明の例示的な実施形態に従いフォトリソグラフィを実行するための方法100のフローチャートである。方法は、下層材質上にBARCを堆積させることによって開始する(ステップ102)。1つの実施形態においては、下層材質は最終的にパターニングされるターゲット材質である。ここで検討されているターゲット材質は、任意の望ましい実質的に固体の材質から構成されていてよい。特に望ましいターゲット材質は、膜、ガラス、セラミック、プラスチック、金属若しくは被覆金属、又は複合材質から構成される。ターゲット材質は、集積回路(IC)産業において一般的な材質、例えば、二酸化シリコン(SiO)、炭素ドープのシリコン酸化物(SiOCH)、フッ素ドープのシリコン酸化物(SiOF)、シリコン窒化物(SiN)、シリコンカーバイド(SiC)、シリコン炭素窒化物(SiCN)、シリコンオキシカーバイド(SiOC)、及びシリコンオキシナイトライド(SiON)、並びに/又はパッケージング及び回路基板の産業で一般的な材質、例えばシリコン、銅、アルミニウム、ガラス、又はポリマから構成されていてよい。他の例示的な実施形態においては、下層の材質層は、ターゲット材質を覆い且つターゲット材質のトポロジ上に実質的に平坦化された表面を形成する有機平坦化層を備えており、露光波長で適切な吸光度を提供し、そしてターゲット材質プラズマエッチングプロセスに対して回復力がある。有機平坦化層の例は、カリフォルニア、サニーベイルのジェー・エス・アール・マイクロ(JSR Micro of Sunnyvale, California)から入手可能な市販のHMシリーズ又はアリゾナ、フェニックスのシンエツ・マイクロ・シリコン(Shin-Etsu MicroSi of Phoenix, Arizona)から入手可能なODLシリーズを含む。
BARCは、以下に更に詳細に説明されるように、222nm以下の波長を有する光で「反応する(reacts)」材質から形成される。1つの例示的な実施形態においては、BARC材質は、光で反応して化学的に活性な種、例えば酸又は塩基を生成する。他の例示的な実施形態においては、BARC材質は、揮発性種又は照明下で変化させられる光学的特性を有する種を生成する光を照射されたときに、結合開裂(bond cleavage)又は結合再配列(bond rearrangement)を受ける。
1つの例示的な実施形態においては、BARC材質は、222nm以下の波長を有する光を照射されたときに結合開裂又は結合再配列を受ける官能基(functional groups)を備えた有機高分子材料から構成される。そのような有機高分子材料は、限定はされないが、回転する下層材質に液剤として塗布されるスピンオン有機材質を含む。そのような材質の例は、ミズーリ、ローラのブルーワ・サイエンス・インク(Brewer Science, Inc. of Rolla, Missouri)から入手可能なスピンオンARC製品、又はマサチューセッツ、マールボロのローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ(Rohm & Haas Electronic Materials of Marlboro, Massachussetts)から入手可能なARC製品を含む。
他の例示的な実施形態においては、BARCは、無機ベースの材質、例えばシリコンベース、ガリウムベース、ゲルマニウムベース、ヒ素ベース、若しくはホウ素ベースの化合物、又はそれらの組み合わせから形成される。シリコンベースの化合物の例は、アルキルシロキサン、アルキルシルセスキオキサン、アリルシロキサン、アリルシルセスキオキサン、アルケニルシロキサン、アルケニルシルセスキオキサン(alkylsiloxanes, alkylsilsesquioxanes, arylsiloxanes, arylsilsesquioxanes, alkenyl siloxanes, alkenylsilsesquioxanes)、及びこれらの混合物を含む。幾つかの具体的な例は、限定はされないが、メチルシロキサン、メチルシルセスキオキサン、フェニルシロキサン、フェニルシルセスキオキサン、メチルフェニルシロキサン、メチルフェニルシルセスキオキサン、シラザン重合体類、ジメチルシロキサン、ジフェニルシロキサン、メチルフェニルシロキサン、シリケート重合体類、シルシリック酸誘導体(methylsiloxane, methylsilsesquioxane, phenylsiloxane, phenylsilsesquioxane, methylphenylsiloxane, methylphenylsilsesquioxane, silazane polymers, dimethylsiloxane, diphenylsiloxane, methylphenylsiloxane, silicate polymers, silsilic acid derivatives)、及びこれらの混合物を含む。ここで用いられる無機ベースの材質はまた、シロキサンの重合体類及びブロック重合体類(siloxane polymers and block polymers)、一般化学式(H0−1.0SiO1.5−2.0のハイドロジェンシロキサン重合体類(hydrogensiloxane polymers)及び化学式(HSiO1.5のハイドロジェンシルセスキオキサン重合体類(hydrogensilsesquioxane polymers)、並びにシルシリック酸誘導体を含み、ここでxは約4より大きい。更に、ハイドロジェンシルセスキオキサンとアルコキシハイドリドシロキサン又はハイドロキシハイドリドシロキサンとの共重合体類(copolymers of hydrogensilsesquioxane and an alkoxyhydridosiloxane or hydroxyhydridosiloxane)が含まれる。ここで検討されている材質は、追加的に、オルガノシロキサン重合体類、アクリリックシロキサン重合体類、シルセスキオキサンベースの重合体類(organosiloxane polymers, acrylic siloxane polymers, silsesquioxane-based polymers)、等を含む。そのような材質の例は、アリゾナ、フェニックスのシンエツ・マイクロ・シリコン(Shin-Etsu MicroSi of Phoenix, Arizona)からのSHBシリーズのコーティング、又はアリゾナ、テンペのハネウエル・エレクトロニック・マテリアルズ(Honeywell Electronic Materials of Tempe, Arizona)からのUVASシリーズのコーティングを含む。1つの実施形態においては、BARCは少なくとも15%のシリコンを含む。
BARCは、任意の適切な方法、例えば標準的なスピンオン堆積技術、スプレイコーティング、押し出しコーティング、蒸着、又は化学的気相堆積を用いて下層に塗布される。1つの例示的な実施形態においては、BARCは、約30nm乃至約120nmの範囲内の厚みを有するように塗布される。望ましい実施形態においては、BARCは約30nm乃至約100nmの範囲内の厚みを有している。
BARCが堆積させられた後、その屈折率及び吸光度の値が、BARCの底面、即ちBARC/下層材質の界面での表面から上面、即ち底面と平行であるが底面から離れている表面まで増加又は減少するように、BARCが修正される(ステップ104)。本発明の1つの例示的な実施形態においては、BARCの屈折率及び吸光度は、約222nm以下の波長を有する光をBARCに照射することによって傾斜型にされる。望ましい実施形態においては、BARCは、約172nm以下の波長を有する光を照射される。酸素はおおよそ172nm以下の波長で極めて光吸収性であり得るので、望ましくは、BARCは実質的に無酸素の環境内で光を照射される。ここで用いられる「実質的に無酸素の環境」の用語は、約10ppm以下の酸素を有する環境を意味する。1つの実施形態においては、BARCは真空中で光を照射される。他の実施形態では、BARCは不活性ガス環境において光を照射される。光照射に際しての使用に適する不活性ガスは、限定はされないが、窒素、ヘリウム、アルゴン、又はこれらの混合物を含む。望ましくは、BARCは室温(約15℃乃至約25℃)で光を照射される。BARCは、屈折率及び吸光度が前述したように傾斜型になるようにこれらを修正するのに十分な時間、光を照射される。1つの例示的な実施形態では、BARCは、約100ミリジュール/平方センチメートル(mJ/cm)乃至約2J/cmの範囲の光の線量を用いて照射される。
図4を参照すると、本発明の他の例示的な実施形態において、BARCを修正すること(図3のステップ104)によって屈折率及び吸光度を傾斜型にするための方法120は、上述したように222nm以下の波長を有する光でBARCを照射することによって開始する(ステップ122)。照射の後、屈折率及び吸光度は、BARCをベーキング(baking)すること(ステップ124)によって修正される。この点において、光照射ステップに際して化学的に活性な種が生成される場合には、ベーキングするステップは、BARCの光学的特性を傾斜型にし又は傾斜型にすることを容易にし得る更なる化学反応をもたらすことができる。代替的には、あるいは追加的には、光照射ステップに際して揮発性種が生成される場合には、ベーキングするステップは、当該種の蒸発を引き起こすことができる。また、光照射ステップに際してBARC内にボイドが生じる場合には、ベーキングのステップでボイドを除去することができる。1つの実施形態においては、照射の後、BARCは、約120℃以上の温度で約10秒乃至約2分の間ベーキングされる。他の実施形態においては、BARCは光を照射されると同時にベーキングされてよい。この点において、BARCは、望ましくは無酸素環境内で222nm以下の波長を有する光を照射される。照射に際して、BARCは、120℃以上の温度まで加熱され、そして約100mJ/cm乃至約2J/cmの範囲の光の線量を用いて同時に照射されると共に加熱される。
図3を再び参照すると、BARCが修正された後、BARCを覆うフォトレジストが堆積させられる(ステップ106)。ここで用いられる「〜を覆う(overlying)」の用語は、「〜に接して、〜上に(on)」及び「〜の上方に(over)」の用語を包含する。従って、フォトレジストは、BARC上に直接的に配置されてよく、あるいは1つ以上の他の材質がフォトレジストとBARCの間に介在するようにBARCの上方に配置されてよい。フォトレジストとBARCの間に介在し得る材質の例は、現像可能なBARC、予めパターニングされたフォトレジスト特徴、等の補助的なスピンオンコーティングを含む。フォトレジストは、日本の東京応化工業株式会社(Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd of Japan)から入手可能なフォトレジストTArF_P6239及びマサチューセッツ、マールボロのローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ(Rohm & Haas Electronic Materials of Marlboro, Massachussetts)から入手可能なEPIC(商標)2370のような標準的なフォトレジストであってよい。半導体製造は次いで、フォトレジスト及びBARCのパターニング、エッチング、又は下層の他の処理、並びに例えば標準的な方法及び技術を用いるフォトレジスト及びBARCの除去を続けてよい。
図5はBARC厚み152(単位はnm)の関数としての半導体基板の反射率154(BARC上面での入射強度に対して正規化されている)のシミュレートされたグラフ150、図6はBARC厚み162の関数としての吸光度(k)164のシミュレートされたグラフ160、そして図7はBARC厚み172の関数としての屈折率(n)174のシミュレートされたグラフ170である。これらのシミュレートされたグラフは、例示のみを目的として提示されており、本発明の種々の実施形態を限定することは何ら意図されていない。グラフは、カリフォルニア、ミリピタスのケー・エル・エー・テンコール社(KLA-Tencor Corp. of Milipitas, California)から入手可能なPROLITH(登録商標)ソフトウエアを用いて生成された計算に基いている。モデルは、1)約40乃至約120nmの範囲の厚み、屈折率1.4、及び吸光度0.6を有する有機平坦化層と、2)約30nm乃至約120nmの範囲の初期厚み、初期屈折率1.75、及び初期吸光度0.3を有する上層のBARC層と、3)厚み120nm、屈折率1.68、及び吸光度0.044を有する日本の東京応化工業株式会社(Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd of Japan)から入手可能なPi6−001MEフォトレジストと、4)厚み70nm、屈折率1.53、及び吸光度0を有する日本のジェイ・エス・アール社(JSR Corp. of Japan)から入手可能なTCX−041トップコートとを備えた半導体基板を仮定した。消光係数(extinction coefficient)は3.3であると仮定した。露光条件は、NAが1.35、ダイポールブレード(dipole blade)が35、インナーシグマ(inner sigma)が0.73、そしてアウターシグマ(outer sigma)が0.93であることを含んでいた。PROLITHは連続的な傾斜型膜の解析を許容しないので、連続的な傾斜型BARCの挙動は、10層の別々のサブ層からなる多重膜の挙動をシミュレートすることによって近似した。各サブ層はBARC全層厚みの1/10としてモデル化された。10層のサブ層の各々の光学的特性は、それらに類似する図6及び7に示される連続的なモデルに基いて規定された。
図5を参照すると、曲線156は非傾斜型、即ち非照射のBARCに対するBARC厚みと反射率との関係を表しており、曲線158は上述した方法で波長222nmの光で照射された傾斜型BARCに対する反射率とBARC厚みとの関係を表している。100nmよりも厚い非傾斜型のBARC厚みで最小反射率が生じているのに対して、傾斜型BARCでは実質的にそれより薄い約50nmでほぼ同じ最小反射率が生じた。
図6は傾斜型BARCの屈折率とBARC厚みの関係を示しており、そして図7は傾斜型BARCの吸光度とBARC厚みの関係を示している。両グラフ160及び170における厚みゼロはフォトレジスト/BARC界面を表している。曲線166及び176の終点はBARC/下層の界面を示している。前述したように、フォトレジストの屈折率及び吸光度の和とフォトレジスト/BARC界面での傾斜型BARCの屈折率及び吸光度の和との間の差を最小にすることが望ましい。フォトレジストの屈折率と吸光度の和は1.724(1.68+.044)と計算された。フォトレジスト/BARC界面での非傾斜型BARCの屈折率と吸光度の和は2.05(1.75+0.03)と計算された。対照的に、フォトレジスト/BARC界面での傾斜型BARCの屈折率と吸光度の和は約1.68(約1.62+約0.04)と計算された。従って、|(1.724−1.68)|<|(1.724−2.05)|、即ち0.044<0.326である。このように、ここに開示される方法の種々の実施形態を用いてBARCを傾斜型にすることによって、フォトレジスト/BARC界面での反射率の制御における顕著な改良が達成された。
同様に、上述したように、BARCの屈折率及び吸光度の和とBARC/下層の界面での下層の屈折率及び吸光度の和との間の差を最小にすることが望ましい。下層の屈折率と吸光度の和は2.00(1.4+0.6)と計算された。BARC/下層の界面での傾斜型BARCの屈折率と吸光度の和は約2.05(約1.75+約0.3)と計算された。屈折率と吸光度は傾斜型にされているので、この和は、フォトレジスト/BARC界面での非傾斜型BARCの屈折率と吸光度の和と同じであり、これは2.00に近い。従って、BARCの光学的特性が傾斜型になるように、堆積させられたBARCに光を照射することによって、フォトレジスト及び下層の両方に関する反射率の制御が達成される。
以上のように、フォトリソグラフィの間に傾斜型にされた光学的特性を有する容易に一体化されたBARCを利用するフォトリソグラフィ方法が提供される。フォトリソグラフィプロセスは、堆積させられたBARCへの光の照射を採用し、光を照射されたBARCは傾斜型の屈折率及び吸光度を有するようになる。この点において、ここでの種々の実施形態の傾斜型BARCは、実質的に小さな厚みで反射率を有意義に最小化することができる。本発明の上述した詳細な説明においては少なくとも1つの例示的な実施形態が提示されたが、多くの変形が存在することが理解されるべきである。また、単一又は複数の例示的な実施形態は、単に例示であって、そして本発明の範囲、適用可能性、又は構成を限定することを決して意図されていないことも理解されるべきである。むしろ、上述した詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を実施又は実装するための有用な指針を当業者に提供するであろうし、添付の特許請求の範囲に記載される本発明の範囲及びそれらの法的に均等なものから逸脱することなしに、要素の機能及び配置において種々の変更がなされ得ることが理解されるべきである。

Claims (14)

  1. フォトリソグラフィを実行するための方法であって、
    パターニングされるべき材質を覆う、屈折率及び吸光度を有する下層反射防止膜を堆積させるステップと、
    前記下層反射防止膜を修正してその修正のステップの後に前記屈折率及び前記吸光度の値が前記下層反射防止膜の第1の表面での第1の値から前記下層反射防止膜の第2の表面での第2の値まで傾斜型になるようにするステップとを備え、
    前記修正のステップは前記堆積させるステップの後に実行される方法。
  2. 前記堆積させるステップは、前記下層反射防止膜を約30nm〜約120nmの範囲の厚みまで堆積させることを備えている請求項1の方法。
  3. 前記堆積させるステップは、前記下層反射防止膜を約30nm〜約100nmの範囲の厚みまで堆積させることを備えている請求項2の方法。
  4. 前記修正のステップは、前記下層反射防止膜に約222nm以下の波長を有する光を照射することを備えている請求項1の方法。
  5. 前記修正のステップは、前記下層反射防止膜に約172nm以下の波長を有する光を照射することを備えている請求4の方法。
  6. 前記光を照射するステップは、約100mJ/cm〜約2J/cmの範囲の光の線量を用いて光を照射することを備えている請求項4の方法。
  7. 前記修正のステップは、前記光を照射するステップの後に前記下層反射防止膜を加熱することを更に備えている請求項4の方法。
  8. 前記加熱するステップは、前記下層反射防止膜を約120℃以上の温度まで加熱することを備えている請求項7の方法。
  9. 前記加熱するステップは、前記下層反射防止膜を約10秒〜約2分にわたり約120℃以上の温度まで加熱することを備えている請求項8の方法。
  10. 前記光を照射するステップは、実質的に無酸素の環境内で前記下層反射防止膜に光を照射することを備えている請求項4の方法。
  11. 前記修正のステップは、前記光を照射するステップの間に前記下層反射防止膜を加熱することを更に備えている請求項4の方法。
  12. 前記下層反射防止膜を覆うフォトレジストを形成するステップを更に備え、前記形成するステップは前記修正のステップの後に実行される請求項1の方法。
  13. 前記堆積させるステップは、互いに加算されたときに第1の和をもたらす第1の屈折率及び第1の吸光度を有する下層反射防止膜を堆積させることを備えており、
    前記形成するステップは、互いに加算されたときに第2の和をもたらす第2の屈折率及び第2の吸光度を有するフォトレジストを形成することを備えており、
    前記修正のステップは、互いに加算されたときに第3の和をもたらす第3の屈折率及び第3の吸光度を前記下層反射防止膜の表面が有するように前記下層反射防止膜を修正することを備えており、
    前記第2の和と前記第3の和の差の絶対値は、前記第1の和と前記第2の和の差の絶対値よりも小さい請求項12の方法。
  14. フォトリソグラフィを実行するための方法であって、
    パターニングされるべき材質を覆う、互いに加算されたときに第1の和をもたらす第1の屈折率及び第1の吸光度を有する下層反射防止膜を堆積させるステップと、
    互いに加算されたときに第2の合計をもたらす第2の屈折率及び第2の吸光度を前記下層反射防止膜の表面が有するように前記下層反射防止膜を修正するステップであって、前記堆積させるステップの後に実行されるステップと、
    前記修正するステップの後に前記下層反射防止膜の前記表面を覆うフォトレジスト層を形成するステップとを備え、
    互いに合算されたときに第3の合計をもたらす第3の屈折率及び第3の吸光度を前記フォトレジスト層は有しており、
    前記第2の和と前記第3の和の差の絶対値は、前記第1の和と前記第3の和の差の絶対値よりも小さい方法。
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