JP2951504B2 - シリル化平坦化レジスト及び平坦化方法並びに集積回路デバイスの製造方法 - Google Patents

シリル化平坦化レジスト及び平坦化方法並びに集積回路デバイスの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の製造のため
の平坦化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的集積回路デバイスにおいては、多
くの電子回路が個々のシリコン基板上に製造され、回路
上で個々の能動デバイスの構成要素は絶縁層により分離
され、かつ導電層により相互接続されている。集積回路
デバイスに用いられる典型的トランジスタを図1に示
す。トランジスタ10は、図1に示すようにP型基板と
してシリコン基板1を用意し、まず、その上に絶縁層4
を成長させることにより製造される。絶縁層4は、従来
の酸化技術を用いて成長させた酸化シリコンから構成さ
れ得る。絶縁層4を基板1の全面を覆うように成長させ
た後、絶縁層4の所定部に開口部2を設けるようなパタ
ーニングが行われ、基板1の活性領域が露出させられ
る。
【0003】基板1の活性領域にゲート絶縁層3を形成
した後、ゲート絶縁層3上にゲート電極5が形成され
る。ゲート電極5が絶縁層6に覆われた後、基板1中に
純物拡散領域(ソース領域及びドレイン領域)7が形成
される。その後、絶縁層4上には、相互配線層8が不純
物拡散領域7にコンタクトするように形成される。
【0004】トランジスタ10や相互配線層8等の回路
素子の存在によって、基板1の上面には凹凸が形成され
る。これらの凹凸形状またはそのような形状を有する構
造を、以下において、トポグラフと称することとする。
すなわち、トランジスタ10の上面30および基板上に
形成された他のトランジスタ等の素子等が、本明細書に
おける「トポグラフ」を規定する。
【0005】図2(a)から(f)に示すように、その
ようなパターニングには、通常、感光層またはフォトレ
ジスト層15を絶縁層14上に積層する工程;あらかじ
め形成しておいたマスク17をフォトレジスト層15の
上方に置く工程;フォトレジスト層15を光源に露出
(露光)する工程;フォトレジスト層15を現像して、
露光された部分(または用いるフォトレジストのタイプ
によっては露光されない部分)を取り除く工程;および
絶縁層14をエッチングして、スルーホール18を形成
する工程が含まれる。次に、例えば、スルーホール18
を通して基板12中にn型不純物を与えるように構造体
にドーピングがなされ、不純物拡散領域が基板12中に
形成される。このような工程が繰り返し実行されること
により、複雑な構造物が基板1上に形成される。
【0006】高集積度の電子構成要素を含むように製造
した複合集積回路においては、更に他のフォトリソグラ
フィマスクレジスト層を絶縁層14の表面に積層する必
要がある。一般にそのような追加のレジスト層を用いる
ことは、現在使用可能なマスク材料およびリソグラフィ
装置の物理的および化学的限界を補正するために必要で
ある。回路が超大規模集積回路(VLSI)レベル(チ
ップ当たり100,000から1,000,000個の
構成素子)に至るまでに進歩したことにより、ウエハ表
面にさらに層を追加する必要が生じた。さらにこれらの
マスク層を追加することにより、ウエハ表面を含むさら
なる製造工程が必要となり、それらの工程における光反
射およびレジスト層の薄層化のため、小さいイメージサ
イズの解像がより困難となる。
【0007】そのような高密度製造プロセスの発達にお
いて、素子製造プロセスの後半段階の素子トポグラフを
鮮明にし、その鮮明さを維持することは集積回路リソグ
ラフィにおける大きな問題である。マスクイメージが構
造を有する基板に露光されると、表面トポグラフにはイ
メージ規定の問題をもたらす。例えば、コントラスト効
果、フォトレジスト光散乱及び基板反射率は、すべて、
フォトリソグラフィ工程中において基板表面に伝えられ
るパターンのゆがみの一因である。これらの要因は焦点
深度が浅い(0.1μmのオーダー)サブミクロン素子の形
状をパターニングするためのジレンマとなる。
【0008】これらの問題の一般的解決法は、多層レジ
ストプロセス、平坦化層、およびリフローの技術を含め
て、「平坦化技術」と称される。それらは露光された構
造体上のプロジェクションレンズにより最良のイメージ
規定を得るために適したフラットな表面を得ることを目
的としている。
【0009】この問題の1つの解決法は、一般に2層平
坦化技術と称され、図3(a)−3(e)に示されるも
のであり、種々のトポグラフを有するウエハ上の小さな
ジオメトリーを解像するために、2層フォトレジストを
利用するものである。典型的に、2つの有機層、すなわ
ち底層である平坦化層32、および上層であるイメージ
ングレジスト規定層34は、異なる化学的性質を有して
いる。図3(a)に示す、基板表面12はその上に形成
された特定の素子トポグラフ35を有している。最初
に、図3(b)に示すように、比較的厚い層であるレジ
スト32−−レジストによっては異なるが典型的にはウ
エハ上の最も大きな段差の約1.5から4倍−−が用い
られ、サーマルフロー点になるまでベークされる。その
ような使用に適したレジストは遠紫外線輻射にセンシテ
ィブであり、ポジティブ反応をするポリメチルメタクリ
レート(PMMA)を含むものである。引き続き図3
(c)に示すように、紫外線に近い輻射にのみセンシテ
ィブであるフォトレジストの薄層を底層32の上面に回
転塗布させ、製造工程の現像段階で加工した(図3
(d))。この方法により、フォトレジストは下にある
平坦化層のマスクとして機能する。上述のように、層3
4がポジ型フォトレジストである場合、現像工程には、
マスクパターンを層34に転写するために層34をマス
クを介して紫外線輻射に露光し、次いで層34を現像し
て薄い層34中に開口部38を形成することが含まれる
(図3(d))。層34によれば、厚いウエハ表面に見
られる反射といった効果を起こさせずにマスクパターン
がウエハ表面に転写される。次に層32を、新たに形成
された開口部38を介して遠紫外線輻射に露光し、パタ
ーンを直接ウエハ表面に転写する。第2の現像工程は開
口部の解像を完了し、ウエハはエッチングされる状態に
なる。その後ウエハをエッチングし、ウエハ表面に達す
るパターンが設けられる(図3(e))。
【0010】残念ながら、PMMAまたはポリイミドの
ような平坦化膜組成物の多くは、境界面でのミキシング
を避けるために、イメージングレジストとは性質がかな
り異なるものでなければならない。さらに、平坦化層を
介してイメージングを行うには、イメージング規定層用
の波長と異なる波長が必要とされる。これらの要因が重
なると、平坦化組成物が従来のレジスト系よりさらに加
工が困難である物質に限られることになる。またそれに
伴う高い欠陥レベルおよび加工の複雑さのため、2層シ
ステムが用いられる応用範囲が限られる。
【0011】2層プロセスにおける限界のために、IC
製造プロセスにおいて既に用いられた物質を用いての3
層技術の開発が進められた。3層レジストプロセスは2
層プロセスにおける2つのレジスト層の間に「硬い」層
(ハード層)を導入する。このハード層としては、二酸
化シリコンまたは他の現像液耐性のある物質の堆積層が
用いられ得る。図4(a)−4(g)に示す典型的3層
プロセスでは、第1レジスト層42がウエハのトポグラ
フ上に比較的厚く積層され、僅かな流動性をもたせるた
め加熱またはベークされる。続けて、ハード層43を堆
積し(図4B)、薄い上層であるレジスト44を積層す
る(図4(c))。パターンイメージを上層であるフォ
トレジスト層44中に形成し(図4(d))、続けてハ
ード層43をエッチングする(図4(e))。次に第1
レジスト層42(図4(f))および表面トポグラフを
エッチングして、素子トポグラフに所望のパターンを形
成する(図4(g))。
【0012】用いる典型的ハード平坦化層はスピン−オ
ン−グラス(SOG)層である。ここでの「グラス」と
は迅速に蒸発する溶媒中での二酸化シリコン混合物のこ
とである。スピン塗布された後、グラス膜を加熱し、平
坦化された二酸化シリコン膜を残す。
【0013】3層技術、とりわけSOGプロセスによ
り、2層技術の欠点の多くが克服されたが、SOG層の
使用により、その層自体の複雑さを伴うことになった。
例えば、イソプロピルアルコール溶媒(IPA)は比較
的迅速に蒸発するため、二酸化シリコン−IPA混合物
の安定性および貯蔵寿命は減じられる。
【0014】特に深刻であるのはSOG欠陥濃度に関わ
る問題である。とりわけ、IPAは他の溶媒と比べてか
なり迅速に乾燥するため、SOGプロセスは粒子の形成
および析出によって生じる層内部および表面欠陥の影響
を受けやすい。粒子の形成が共通して生じる方法は、二
酸化シリコン−IPA混合物それ自体の中で二酸化シリ
コンの粒子に析出するものである。析出物の形成は、真
の溶液とは対照的にゾル−ゲルとしてのSOG系の存在
に起因するものである。他に、スピン塗布工程の間にも
粒子形成は生じる。スピン塗布中に、IPAは、集積回
路デバイスが形成される基板の上方にあるディスペンス
ラインの先端において空気にさらされることにより、混
合物から迅速に蒸発する。それにより、粒子がその先端
を覆うことになる。それらの形成法のいずれかにより、
粒子はSOG層の一部として堆積され得る。さらに、3
層被覆プロセスによって複雑性が増すことにより、SO
G層の欠陥密度レベルが上昇する。しかし、SOG加工
の容易さ、およびエッチングプロセスにおいてシングル
ステップで層の平坦化が可能であること、および高い適
合度といったように、3層技術には2層方法を上回る利
点がある。
【0015】平坦化技術を簡潔化する別の方法として
は、従来のフォトレジストの選択された領域にシリコン
を導入する方法が挙げられる。例えば、米国特許第4、
882、008号が単層レジストプロセスに関連してお
り、そのプロセスによれば、フォトレジストは、例えば
輻射に露光され、次いでヘキサメチルジシラザンのよう
なシリコン含有ガスにさらされる。それによりシリコン
はレジストの露光領域に導入される。次にシリコンが豊
富に含まれるレジスト(シリコンリッチレジスト)を酸
素プラズマにさらすことにより、シリコンを二酸化シリ
コンに変化させる。
【0016】米国特許第4、963、463号は、輻射
にセンシティブな樹脂(輻射感受性樹脂)をベースにし
たフォトレジスト樹脂組成物、および輻射露光により酸
を生成する光活性化合物を記載している。輻射感受性樹
脂はキノンジアジド化合物を有するノボラックのような
アルカリ可溶性樹脂の凝縮物をベースに作製され得る。
フォトレジスト樹脂組成物で被覆された基板を酸が形成
されるに適切である輻射にさらす。その後、被覆した基
板をシリコン含有化合物で処理し、続けてシリコンを酸
との反応によりレジスト層に導入する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】シリル化(silylate
d)平坦化レジストが有する、基板上に所望のパターン
を作製する能力に関して、いくつかの問題点が生じてい
る。1つの問題点は感光前駆体からの酸生成に関するも
のである。そのような前駆体の転化は、例えば輻射によ
り、平坦化レジスト層、とりわけ輻射を受けたレジスト
層のポジおよびネガ領域間の移行区間において、酸濃度
に勾配を形成することがある。均一なパターニングは一
般に、また均一で離れたラインの幅の形成は、とりわ
け、そのような平坦化レジスト組成物における均一な酸
濃度に依存するため、酸を生成する組成物においては、
パターン転写の均一性および制御性が減少する。
【0018】第2の問題点は、レジスト組成物の長期安
定性に関わるものである。ある組成物においては、例え
ばジアゾナフトキノン樹脂および増感剤をベースにした
組成物においては、極微量(例えば1重量%未満)の酸
が存在していても時間が経つにつれ分解が生じ、保存寿
命を減少せしめる。
【0019】よって、本発明の目的は簡潔化された方法
による高精度の多層半導体製造プロセスを提供すること
である。本発明のさらなる目的はプロセスの解像度を損
なうことなく公知の3層加工技術を簡潔化することであ
る。
【0020】本発明の別の目的はフォトレジスト物質中
に欠陥が比較的生じないプロセスを提供することであ
る。
【0021】本発明のさらなる目的はライン幅の均一
性、および全体のパターンのシャープさを高める安定し
た平坦化樹脂組成物を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】1つの局面によれば、本
発明の平坦化方法は、基板上のトポグラフを平坦化レジ
スト層で被覆する工程;シリコン含有蒸気または液体の
存在中で平坦化レジスト層をソフトベークする工程;平
坦化レジスト層をイメージングレジスト層で被覆する工
程;イメージングレジストをソフトベークする工程;イ
メージングレジスト層を選択的に輻射に露光する工程;
イメージングレジスト層を現像する工程;および平坦化
層をエッチングする工程を包含する。
【0023】さらなる局面によれば、本発明の平坦化層
はノボラック、ポリイミド、および他の有機ポリマーの
ようなリソグラフィプロセスに従来用いられる有機ポリ
マーを包含する。とりわけ、ポリマーはノボラック、ポ
リメチルメタクリレート、ポリジメチルグルタルイミ
ド、およびポリヒドロキシスチレンからなる群から選択
される。平坦化層はさらに樹脂を溶解するために用いら
れる溶媒と親和性のある有機酸モイエッティを包含す
る。とりわけ、酸モイエッティはインドール−3−カル
ボン酸である。
【0024】別の局面によれば、本発明はシリル化平坦
化レジストを包含する。とりわけ、レジストはポリマー
および酸の溶液、並びにシリコンが豊富に含まれる層
(シリコンリッチ層)を包含し、ポリマーはノボラッ
ク、ポリメチルメタクリレート、ポリヒドロキシスチレ
ン、およびポリジメチルグルタルイミドからなる群から
選択され、酸濃度は溶液が塗布される基板の水平面にお
いて均一であり、シリコンが豊富に含まれる層(シリコ
ンリッチ層)はオルガノシランと酸との反応により溶液
の上に形成される。
【0025】さらに別の局面によれば、シリル化平坦化
レジストの酸濃度はポリマーに対して約5から40重量
%であり、特に約25から30重量%である。
【0026】本発明は、SOG層技術を利用して3層プ
ロセスを簡潔化し、それにより現在一部のIC製造に採
用されているシリル化プロセスの応用を組み合わせて従
来のリソグラフィポリマーの使用を可能としている。す
なわち、SOGプロセスを簡潔なシリル化工程に置き換
え、従来の装置を用いて行うことを可能とする。簡潔化
により、3つの被覆層の使用プロセスが削減され、欠陥
を被りがちなSOG物質が排除され、2つの従来の有機
レジスト層を用いたプロセスが生みだされた。被覆およ
びシリル化工程後の、2層フォトレジストサンドウィッ
チの処理は3層SOGサンドウィッチの処理と同一であ
り、規定層のパターンイメージングおよび湿式現像を含
んでいる。
【0027】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0028】図4(a)から(g)に示したように、3
層平坦化プロセスは、おおよそ次の10工程にまで削減
し得る:(1)平坦化レジスト42をトポグラフ35上
に設ける工程;(2)平坦化レジスト42をソフトベー
クする工程;(3)平坦化レジスト42をSOG物質4
3で被覆する工程;(4)SOG物質43をベークし、
硬化する工程;(5)SOG物質43をイメージングレ
ジスト44で被覆する工程;(6)イメージングレジス
ト44をソフトベークする工程;(7)イメージングレ
ジスト44を露光してエッチングマスクにする工程;
(8)イメージングレジスト44を現像する工程;
(9)SOG物質43をエッチングする工程;および
(10)平坦化物質42をエッチングする工程。
【0029】図5(a)から(f)を参照して、本発明
の独特なプロセスを以下に説明する。本発明によれば利
用工程を8工程のみとし、かつ平坦化プロセス中に生じ
る粒子状の物質の量を削減することが可能となる。本発
明の他の利点は以下の説明により明らかになるだろう。
【0030】図5(a)に示すように、平坦化レジスト
物質52が、基板上のトポグラフ35の上に設けられ
る。以下に詳細に記載するように、平坦化レジスト物質
は本発明のプロセスに適した新規な化学特性を有してい
る。
【0031】図5(b)に示すように、その後平坦化レ
ジスト52は、適切に加熱された雰囲気中でソフトベー
クされると同時に、シリコン含有蒸気または液状のシリ
ル化剤を用いることによりシリル化される。ソフトベー
ク/シリル化工程により、平坦化レジスト52の上部に
おいてシリコンリッチフォトレジストの層55が形成さ
れる。ソフトベーク/シリル化工程は、シリコン含有雰
囲気に耐え得るように改変された従来の蒸気プライムオ
ーブンに平坦化レジスト52で被覆された基板を入れる
ことにより行われ得る。
【0032】その後、従来のイメージング層57を平坦
化レジスト52の上にスピン被覆し、図5(c)に示す
構造を得る。引き続き、イメージングレジスト57をソ
フトベークし、硬化する。
【0033】その後、薄い(2000から4000オン
グストロームの)イメージングレジスト57を露光し、
現像して(図5(d))、選択パターン部分を取り除
く。
【0034】次に図5(e)に示すように、シリコンが
豊富に含まれた部分(シリコンリッチ部分)55を含む
平坦化レジスト52を、マスクとしてイメージングレジ
スト57を用いることにより、トポグラフ35までエッ
チングする。一般に、この工程の第1の部分は従来のシ
リコンエッチングプロセスに類似しており、CF3Hの
ようなフッ化炭化水素ガスまたはCF4中で行われ得
る。露光した部分でシリコンリッチ層を取り除くと、エ
ッチングプロセスの化学は、酸素のような酸化プラズマ
の化学に変化し、その結果図5(f)に示す構造が得ら
れる。酸化プラズマは、ウエハトポグラフ35の下にあ
る基板までエッチングすることなく、従来のイメージン
グレジスト層57を取り除き、シリコン含有層55をS
iO2に転化するため(図5(f)の層55a)、この
酸化プラズマエッチング工程はシリコン含有レジスト層
55をマスクとして利用することを可能にする。その結
果、8工程を利用するだけで、3層機構と同等の解像度
を可能とし、従来の3層プロセス、とりわけSOG層の
プロセスと比較して粒子状の物質の生成量がかなり少な
い平坦化プロセスが得られる。
【0035】シリル化平坦化レジスト52の顕著な特徴
は、その独特な化学特性にある。シリル化剤と反応する
に適切である酸を生成する光活性成分を含有する従来の
シリル化レジストとは異なり、本発明の平坦化膜組成物
は光感受性でない。適切な酸は基板を平坦化レジストで
被覆した時に得られる;すなわち酸はレジスト組成物を
不安定にすることなくはじめから存在する。その結果、
均一な平坦化レジスト溶液が基板上に提供される。
【0036】とりわけ、平坦化レジストの構成物は、リ
ソグラフィプロセスに用いられる有機ポリマーであれば
よく、すなわち従来のノボラック(または機能的に同等
であるポリマー)、ポリイミド、PMMA、ポリジメチ
ルグルタルイミド(PMGI)、またはポリヒドロキシ
スチレンの単独、またはそれらの組み合わせを含めた従
来より公知の有機ポリマーである。ガラス転移温度、T
gを超えた温度で平坦化プロセスを行うと、酸がレジス
トの空気界面に向かって拡散しやすくなるため、ガラス
転移温度、Tgはポリマーを選択する際の重要な要素で
ある。とりわけ、ソフトベークおよびシリル化工程後、
平坦化レジストの水平面での酸の濃度は一定のままであ
る。
【0037】本発明に用いられるレジスト組成物の付加
的利点は、IPAより比較的蒸発度の低い溶媒中にポリ
マー、酸、および感光剤、または他の付加剤が溶解して
いる点である。そのような溶媒としては、乳酸エチルお
よび酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル(P
GMEA)が挙げられる。これらの溶媒は容易にノボラ
ックおよび本発明に用いるに適した他のポリマーを溶解
させ、その結果さらに、平坦化層の欠陥密度を減少せし
める。
【0038】ソフトベークの工程中(図5(b))、酸
は平坦化膜52の空気との界面に向かって拡散する。シ
リル化剤を用いることにより、シリコンは酸モイエッテ
ィと反応し、平坦化層の外気との界面にシリル化ポリマ
ーの層を形成する。ソフトベーク工程中の加熱の際に許
容し得るポリマーのフロー、従って酸の拡散率は、Tg
が約100℃から約200℃、好ましくはTgが約13
5℃から約145℃である樹脂を用いることにより得ら
れる。
【0039】適切な有機酸モイエッティとしては、イン
ドール−3−カルボン酸のようなインドールの酸官能族
が挙げられる。それ以外の酸もその分子量、揮発度、お
よび用いるポリマーとの溶解度によっては用いられ得
る。約5−40重量%(ポリマーに対する酸)が有効量
であり、25−30重量%が好適である。
【0040】この分野で公知のように、ソフトベーク/
シリル化工程の間、HMDS、すなわちヘキサメチルジ
シラザンアミンのようなオルガノシランがシリル化剤と
して用いられ得る。液状またはガス状のオルガノシラン
が用いられるが、後者の方が前者よりろ過しやすいた
め、平坦化層における粒子形成量削減の一助となる。
【0041】Yield Enhancement Systems Companyより
入手可能なモデルのような従来の蒸気プライムオーブン
チャンバを用いる場合、シリコン含有雰囲気は一般にガ
ス状である。そのようなオーブンを用いることにより、
オルガノシラン蒸気圧、およびそれに伴ってシリコン導
入の量および均一性を直接制御することが可能となる。
例えば、そのような制御は窒素ガス中シランを含有する
シリンダーを用いることにより行われ得る。平坦化レジ
ストで被覆された基板を約1時間、3psi窒素、17
0℃で、オルガノシラン蒸気にさらすことにより、十分
なシリコン導入が成し遂げられる。代わりに、カリフォ
ルニア州サンホゼのシリコンバレーグループから商業的
に入手可能であるようなホットプレートのオーブンを用
いてもよい。被覆した基板を約60秒、170℃、3p
siの窒素キャリアで、オルガノシラン蒸気にさらして
もよい。代わりに、液状オルガノシランの「パッドル」
または「プール」を平坦化膜の上に設けてもよい。
【0042】本発明の2層プロセスにおいては、薄いシ
リル化層が酸化プラズマの存在中で二酸化シリコンに転
化するように、3層プロセスの本質的要素が繰り返され
る。平坦化レジスト上のシリル化表面を加工して、従来
の3層プロセスにおけるSOG物質と同様の働きをもた
せることが出来る。転写されるべきパターンの鮮明なポ
ジおよびネガの転写を行うために、平坦化レジスト全体
に均一である酸の密度、および薄いイメージングレジス
ト層の使用は、所望の鮮明なパターンを基板に転写する
一助となる。
【0043】平坦化レジスト層52の別の特徴は、一般
に180から280nmの波長を有する遠紫外線輻射を
吸収することである。素子製造の最終段階で、チップの
トポグラフはかなり顕著となる。その結果、金属層をチ
ップ上に蒸着する時には、表面はもはや完全に平坦でな
く、望まない反射が次のリソグラフィ工程において生じ
るかもしれない。遠紫外線(180−280nm)にお
いて、レジスト層が露光波長を吸収する。これにより、
プロセス中の露光工程における反射を排除しないまでも
大幅に減少せしめる傾向が生じる。より従来的な露光、
例えば365−436nmの長い波長での露光が所望で
あるなら、平坦化層が所望の露光波長で吸収するよう
に、その露光波長で吸収する色素(染料)が平坦化層と
共に混合され得る。適切な色素としては、多くの商業的
に入手可能であるクマリンレーザ色素および同等物が挙
げられる。代わりに、露光波長で吸収し得る有機酸を選
択してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明のプロセスは従来の有機レジスト
を用いつつ、プロセス能力を高めている。加えて、改良
されたレジスト組成物を用い、レジスト物質の被覆を最
適にし、かつ平坦化プロセスの工程数を3から2へ削減
することにより欠陥密度を低くしている。さらに、比較
的低いガラス転移温度を有する従来のリソグラフィポリ
マーが用いられ得るため、過剰なプロセス条件にたよる
ことなく、平坦化の改良が成し遂げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積回路デバイスに用いられるトランジスタの
一例を示す断面図である。
【図2】(a)から(f)は、従来技術のフォトリソグ
ラフィプロセスの一例を示す断面図である。
【図3】(a)から(e)は、従来技術の2層平坦化技
術の一例を示す断面図である。
【図4】(a)から(g)は、従来技術の3層平坦化技
術の一例を示す断面図である。
【図5】(a)から(f)は、本発明の平坦化法を示す
断面図である。
【符号の説明】
35 トポグラフ 52 平坦化レジスト 55 シリコン含有レジスト層 57 イメージングレジスト
フロントページの続き (72)発明者 デイビッド アーサー ビドゥセック アメリカ合衆国 ワシントン 98607, キャマス,エスイー 195ティーエイチ アベニュー 1305 (56)参考文献 特開 昭63−184332(JP,A) 特開 平3−154062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 H01L 21/3065 H01L 21/312

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程を包含する2層平坦化方法: (a)基板上のトポグラフを平坦化レジスト層で被覆す
    る工程; (b)シリコン含有蒸気または液体の存在中で該平坦化
    レジスト層をソフトベークする工程; (c)該平坦化レジスト層をイメージングレジスト層で
    被覆する工程; (d)該イメージングレジスト層をソフトベークする工
    程; (e)該イメージングレジスト層を選択的に輻射に露光
    する工程; (f)該イメージングレジスト層を現像する工程;およ
    び (g)該平坦化層をエッチングする工程。
  2. 【請求項2】 前記平坦化層がリソグラフィ工程におい
    て従来より用いられている有機ポリマーを含む請求項1
    に記載の平坦化方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(a)より前に、色素を前記平
    坦化レジスト層と予め混合する工程をさらに包含し、該
    色素は前記工程(e)において入射する輻射を吸収する
    ものが選択される、請求項2に記載の平坦化方法。
  4. 【請求項4】 前記平坦化層がノボラック、ポリメチル
    メタクリレート、ポリジメチルグルタルイミド、および
    ポリヒドロキシスチレンからなる群から選択されるポリ
    マーを包含する、請求項2に記載の平坦化方法。
  5. 【請求項5】 前記平坦化層が有機酸モイエッティを包
    含する、請求項4に記載の平坦化方法。
  6. 【請求項6】 前記平坦化層が選択的露光工程において
    入射する輻射を吸収する、請求項5に記載の平坦化方
    法。
  7. 【請求項7】 前記平坦化層がインドール−3−カルボ
    ン酸を包含する、請求項6に記載の平坦化方法。
  8. 【請求項8】 前記基板表面まで前記トポグラフをエッ
    チングする工程(h)をさらに包含する、請求項1に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記工程(b)により、前記平坦化層に
    平坦化レジストのシリコンリッチ層が生じる、請求項1
    に記載の平坦化方法。
  10. 【請求項10】 前記工程(g)が酸化プラズマ中で前
    記平坦化層をエッチングする工程を包含し、該工程中に
    前記シリコンリッチ層が二酸化シリコンに変化し、前記
    平坦化層をエッチングするためのマスクとして機能す
    る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 集積回路デバイスを製造する方法であ
    って、該デバイスは複数の半導体素子が形成された基板
    を含み、基板上にトポグラフを生じさせ、 (a)第1レジスト層を該トポグラフに積層する工程; (b)シリコン含有蒸気または液体の存在中において、
    該第1レジスト層を加熱する工程; (c)該第1レジスト層上に第2レジスト層を積層する
    工程; (d)該第2レジスト層中に所望のフォトリソグラフィ
    パターンを形成する工程; (e)該所望のフォトリソグラフィパターンを該第1レ
    ジスト層中に形成する工程;および (f)該フォトリソグラフィパターンを該トポグラフ中
    に形成する工程; を包含する方法。
  12. 【請求項12】 集積回路デバイスを製造するフォトリ
    ソグラフィ方法であって、 (a)ノボラックポリマーおよび酸の均一溶液を含む平
    坦化フォトレジスト組成物を半導体基板の表面トポグラ
    フに塗布する工程; (b)該平坦化フォトレジスト組成物をシリコン含有環
    境中において、ソフトベークする工程; (c)該平坦化フォトレジスト組成物をイメージングレ
    ジスト層で被覆する工程; (d)該イメージングレジストをソフトベークする工
    程; (e)該イメージングレジスト層を選択的に露光する工
    程; (f)該イメージングレジスト層を現像する工程; (g)該平坦化層をエッチングする工程;および (h)該表面トポグラフをエッチングする工程;を包含
    する方法。
  13. 【請求項13】 フォトリソグラフィプロセスにおいて
    従来用いられる有機ポリマーと、該ポリマーを含有する
    溶液中の酸とを含むシリル化平坦化レジストであって、 該溶液は該レジストの水平面において均一であり、該溶
    液は該レジスト層の表面に隣接してシリコンリッチ部分
    を形成し、該シリコンリッチ部分はオルガノシランと該
    酸との反応によって形成される、シリル化平坦化レジス
    ト。
  14. 【請求項14】 前記酸がインドール−3−カルボン酸
    である、請求項13に記載のシリル化平坦化レジスト。
  15. 【請求項15】 前記酸の濃度がポリマーに対して約5
    から40重量%である、請求項14に記載のシリル化平
    坦化レジスト。
  16. 【請求項16】 前記オルガノシランがガス状である、
    請求項13に記載のシリル化平坦化レジスト。
  17. 【請求項17】 前記オルガノシランが液状である、請
    求項13に記載のシリル化平坦化レジスト。
  18. 【請求項18】 ポリマーおよび酸の溶液であって、該
    ポリマーはフォトリソグラフィプロセスにおいて従来用
    いられているどのような有機ポリマーでもよく、該酸の
    濃度は該溶液が塗布される基板の水平面において均一で
    ある溶液と、 シリコンが豊富に含まれる層であって、オルガノシラン
    と酸との反応により該溶液の上に形成される層と、 を備えたシリル化平坦化レジスト。
  19. 【請求項19】 前記ポリマーがノボラック、ポリメチ
    ルメタクリレート、ポリヒドロキシスチレン、およびポ
    リジメチルグルタルイミドからなる群から選択され、前
    記酸の濃度は前記溶液が塗布される基板の水平面におい
    て均一である、請求項18に記載のシリル化平坦化レジ
    スト。
  20. 【請求項20】 前記酸がインドール−3−カルボン酸
    である、請求項19に記載のシリル化平坦化レジスト。
  21. 【請求項21】 前記酸の濃度が前記ポリマーに対して
    約5から40重量%である、請求項18に記載のシリル
    化平坦化レジスト。
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