JP2012505215A - ビスホスファイトの合成のためのスラリープロセス - Google Patents
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Abstract
Description
三塩化リン(PCl3)を、式I:
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成しそして/又は
任意的に、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される芳香族ジオール(「第一の芳香族ジオール」)と、
固体形でのこの芳香族ジオールの一部分を含み、そしてこの芳香族ジオールの残りの部分及び有機溶媒を含む溶液相からなるスラリー中で接触させることを含んでなる、ホスホロモノクロリダイトを製造する新規な合成プロセスであって、このスラリーが、芳香族ジオールの合計モル基準で計算して、5モル%よりも少ない窒素塩基を含み、そしてこの有機溶媒が、低い塩化水素溶解度を有し、この接触が、式II:
によって表されるホスホロモノクロリダイトを製造するのに充分な反応条件下で実施される合成プロセスを提供する。
(a)三塩化リンを、式I:
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、ここで、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第一の芳香族ジオールと、
式III:
R10〜R15は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R11はR12に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R13はR14に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第二の芳香族ジオールの存在下で接触させる工程(この接触は、固体形での第一及び第二の芳香族ジオールの一部分を含み、そして第一及び第二の芳香族ジオールの残りの部分並びに有機溶媒を含む溶液相を含んでなるスラリー中で実施され)(ここで、このスラリーは、第一の芳香族ジオールの合計モル基準で計算して5モル%未満の窒素塩基を含み、そして前記有機溶媒が、低い塩化水素溶解度を有し、前記接触が、式II:
によって表されるホスホロモノクロリダイト、第二の芳香族ジオール及び過剰の三塩化リンを含む第一の混合物を製造するのに充分な反応条件下で実施される)、
(b)過剰の三塩化リンを第一の混合物から除去して、このホスホロモノクロリダイト及び第二の芳香族ジオールからなる第二の混合物を得る工程並びに
(c)第二の芳香族ジオールをこのホスホロモノクロリダイトと反応させて、式IV:
によって表されるビスホスファイトを製造するのに充分な条件下で、窒素塩基を第二の混合物に添加する工程
を含んでなるプロセスを提供する。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、ここで、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される。好ましくは、mはゼロ又は1であり、R7及びR8は、それぞれ、水素である。更に好ましくは、mはゼロ又は1であり、R1、R6、R7及びR8は、それぞれ、水素である。式Iによって表される化合物は、後で説明されるような本発明の別の好ましい面に於いて、第二の、異なった芳香族ジオールが、また、プロセスに於いて使用され得るので、「第一の芳香族ジオール」として本明細書に於いて参照される。
R9及びR16は、それぞれ独立に、C1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、
R10〜R15は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R11はR12に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意に、R13はR14に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第二の芳香族ジオールの存在下で、前に(即ち、本発明の第一の面に於いて)記載したようなプロセスを実施することによって製造される。好ましくは、R9及びR16は、それぞれ独立に、C1〜C10アルキル部分から選択される。更に好ましくは、R9及びR16は、それぞれ独立に、C3〜C10第二級及び第三級アルキル部分から選択される。なお更に好ましくは、R9及びR16は、それぞれ独立に、C4〜C10の第三級アルキル部分から選択される。なお更に好ましくは、R9及びR16は、それぞれ独立に、C4〜C10第三級アルキル部分から選択され、R10、R12、R13及びR15は、それぞれ水素であり、そしてR11及びR14は、それぞれ独立に、C1〜C10置換又は非置換のアルキル部分から選択される。
によって表されるビスホスファイトを製造する。
下記の実施例は、本発明の例示であり、本発明を限定すると見なされるべきではない。反応条件、例えば反応剤、温度及び溶媒に於ける変形は、本明細書中に含まれる説明及び実施例に基づいて、当業者に明らかであろう。本明細書で参照された全ての部、パーセント及び比率は、他の方法で示されない限り、重量基準で示される。31P NMR分析に関して、リン酸をδ=0.0ppmに設定することによって、分光計を標準化した。
1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイトの製造
2,2’−ビフェノール(6.2g、33ミリモル)を、隔壁部、磁気攪拌棒及び還流凝縮器(これの頂部に、窒素入口及びスクラバーへのベントラインを取り付けた)を取り付けた、窒素パージした乾燥250mL、三つ口丸底フラスコの中に装入する。脱気した無水トルエン(50mL、43g)を添加し、得られるスラリーを、氷浴によって0℃まで冷却し、続いてPCl3(7.1g、51ミリモル)及び次いでピリジン(0.1mL、1ミリモル)を添加する。得られるスラリー(これは、固体の2,2’−ビフェノール、溶解された2,2−ビフェノール、PCl3及びトルエンを含有している)を、35℃に加温しながら、60分間撹拌し、次いで、35℃で一夜撹拌し、その時間内に、固体が溶解して、透明な溶液を与える。31P NMR分析は、残りのPCl3及び5モル%未満の不純物を有する1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイト(δ=180.5ppm)のみを示す。この溶液を94℃以下で蒸留して、過剰のPCl3(bp=76°)を除去する。
6,6’−(3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチルビフェニル−2,2’−ジイル)ビス(オキシ)ジジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピンの製造
2,2’−ビフェノール(6.25g、0.0335モル)及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノール(イソ−BHT−ジオール、6.80g、0.0166モル)の粉末を、窒素入口及びスクラバーへのベントライン、隔壁部並びに磁気攪拌棒を取り付けた、窒素パージした乾燥250mL、三つ口丸底フラスコの中に装入する。この粉末を脱気し、次いでトルエン(50mL)を添加して、スラリーを得る。このスラリーを氷温度(0℃)まで冷却する。三塩化リン(PCl3、7.1g、0.051モル)を、冷却したスラリーの中に添加し、続いてピリジン(0.1mL、0.001モル)を添加する。得られるスラリーを、環境温度まで加温しながら、60分間撹拌し、次いで、35℃で一夜撹拌し、その時間内に、固体が溶解して、透明な薄黄色溶液を与える。31P NMR分析は、過剰のPCl3及び10%未満の他の不純物を有するホスホロモノクロリダイト(δ=180.5ppm)のみを示す。(イソ−BHT−ジオールは、それがP原子を欠いているので検出されないであろう)。この溶液を136℃以下で蒸留して、過剰のPCl3(bp=76°)を除去して、ホスホロモノクロリダイト及びイソ−BHT−ジオールを含有する溶液を得る。この溶液を氷温度(0℃)まで冷却した後、25mLのトルエンを添加し、次いで25mLのトルエン中に稀釈した8.0gのピリジン(0.1モル)を、45分間かけて滴下により添加し、黄褐色固体を含有する混合物になる。この混合物を一夜撹拌し、その間に、温度は環境温度にまで上昇する。この混合物の上澄み液の31P NMR分析は、ホスホロモノクロリダイト及びイソ−BHT−ジオールの、10%未満の合計不純物を有する所望のビスホスファイトである、6,6’−(3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチルビフェニル−2,2’−ジイル)ビス(オキシ)ジジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピン(δ=146.0ppm)への非常にきれいな転化を示す。
本発明の下記の態様が考えられる。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される芳香族ジオールと、
固体形の芳香族ジオールの一部分を含み、そして芳香族ジオールの残りの部分及び有機溶媒を含む溶液相を含んでなるスラリー中で接触させることを含む、ホスホロモノクロリダイトの製造プロセスであって、このスラリーが、この芳香族ジオールの合計モル基準で計算して5モル%よりも少ない窒素塩基からなり、そしてこの有機溶媒が、低い塩化水素溶解度を有し、この接触が、式:
によって表されるホスホロモノクロリダイトを製造するのに充分な反応条件下で実施されるプロセス。
3.R1、R6、R7及びR8が、それぞれ水素である前記の態様のいずれか一つ。
4.前記芳香族ジオールが、これらに限定するものではないが、下記のもの、即ち2,2’−ビフェノール、5,5’−ジメチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジクロロ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジブロモ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジヨード−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジエチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−プロピル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−イソプロピル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−ブチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−sec−ブチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−イソブチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−アミル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ビス(1,1−ジメチルプロピル)−2,2’−ビフェノール、5,5’−ビス(2,2−ジメチルプロピル)−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−ヘキシル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−2−ヘキシル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−3−ヘキシル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−ヘプチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−2−ヘプチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−3−ヘプチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−4−ヘプチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−オクチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−2−オクチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−3−オクチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−4−オクチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ビス(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−2,2’−ビフェノール、5,5’,6,6’−テトラメチル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジフェニル−2,2’−ビフェノール、5,5’−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジメトキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジエトキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−プロポキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−イソプロポキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−n−ブトキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−sec−ブトキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−イソ−ブトキシ−2,2’−ビフェノール、5,5’−ジ−tert−ブトキシ−2,2’−ビフェノール、1,1’−ビ−2−ナフトール、ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2’−メチレンビス(4−クロロフェノール)及び2,2’−メチレンビス(4−tert−ブチル−フェノール)、好ましくは2,2’−ビフェノールから選択される前記態様のいずれか1つ。
5.前記有機溶媒が、20℃の温度及び760mmHg(101kPa)の全圧で測定して、有機溶媒1モル当たり、0.2モルよりも小さい、好ましくは0.1モルよりも小さいHClの塩化水素(HCl)溶解度を有する前記態様のいずれか1つ。
(a)三塩化リンを、式:
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第一の芳香族ジオールと、
式:
R10〜R15は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R11はR12に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R13はR14に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第二の芳香族ジオールの存在下で接触させる工程、
前記接触は、固体形での第一及び第二の芳香族ジオールの両方の一部分を含み、そして第一及び第二の芳香族ジオールの両方の残りの部分並びに有機溶媒を含む溶液相を含んでなるスラリー中で実施され、ここで、このスラリーは、第一の芳香族ジオールの合計モル基準で計算して5モル%よりも少ない窒素塩基を含み、そしてこの有機溶媒が、低い塩化水素溶解度を有し、この接触が、式:
によって表されるホスホロモノクロリダイト、第二の芳香族ジオール及び過剰の三塩化リンを含む第一の混合物を製造するために充分な反応条件下で実施される、
(b)過剰の三塩化リンを第一の混合物から除去して、このホスホロモノクロリダイト及び第二の芳香族ジオールを含む第二の混合物を得る工程並びに
(c)第二の芳香族ジオールをこのホスホロモノクロリダイトと反応させて、式:
によって表されるビスホスファイトを製造するのに充分な条件下で、窒素塩基を第二混合物に添加する工程
を含んでなるプロセス。
(a)PCl3を、2,2’−ビフェノールと、3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの存在下で、スラリー(このスラリーは、固体形での2,2’−ビフェノール及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの一部を含み、そして有機溶媒中の2,2’−ビフェノール及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの残りの部分を含む溶液相を含んでなる)中で、25℃よりも高く75℃よりも低い反応温度で、2,2’−ビフェノールの95モル%よりも多くを1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイトに転化させるために充分な時間、接触させる工程(ここで、スラリーは、2,2’−ビフェノールの合計モル基準で計算して5モル%よりも少ない窒素塩基を含み、PCl3の2,2’−ビフェノールに対するモル比が、1.0/1よりも大きく3.5/1よりも小さく、この有機溶媒が、20℃の温度及び760mmHg(101kPa)の全圧で測定された、有機溶媒1モル当たり、0.2モルよりも小さいHClの塩化水素溶解度を有し、それによって、1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイト、3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノール及び過剰のPCl3を含む第一の混合物を得る、
(b)過剰のPCl3を除去して、1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイト及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールを含んでなる第二の混合物を得る工程並びに
(c)トリアルキルアミン及びピリジンからなる群から選択された窒素塩基を、少なくとも2.0で3.0よりも小さい、窒素塩基対3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールのモル比を与えるのに充分な量で、6,6’−(3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチルビフェニル−2,2’−ジイル)ビス(オキシ)ジジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピンを製造するのに充分な条件下で添加する工程
を含んでなるプロセス。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第一の芳香族ジオール及び
式:
R10〜R15は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R11はR12に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R13はR14に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第二の芳香族ジオール
を含んでなる反応組成物。
Claims (10)
- (a)三塩化リンを、式:
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして
ここで、任意的に、R2はR3に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R4はR5に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第一の芳香族ジオールと、
式:
R10〜R15は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン及びC1〜C10の置換又は非置換のヒドロカルビル部分から選択され、そして任意的に、R11はR12に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成し、そして/又は
任意的に、R13はR14に結合されて、5員若しくは6員環を形成するように、置換若しくは非置換のヒドロカルビレン部分を形成する)
によって表される第二の芳香族ジオールの存在下で接触させる工程(この接触は、固体形での第一及び第二の芳香族ジオールの両方の一部分を含み、そして第一及び第二の芳香族ジオールの両方の残りの部分並びに有機溶媒を含む溶液相を含んでなるスラリー中で実施され)(ここで、このスラリーは、第一の芳香族ジオールの合計モル基準で計算して、5モル%よりも少ない窒素塩基を含み、そしてこの有機溶媒が、低い塩化水素溶解度を有し、この接触が、式:
によって表されるホスホロモノクロリダイト、第二の芳香族ジオール及び過剰の三塩化リンを含む第一の混合物を製造するのに充分な反応条件下で実施される)、
(b)過剰の三塩化リンを第一の混合物から除去して、ホスホロモノクロリダイト及び第二の芳香族ジオールを含む第二の混合物を得る工程並びに
(c)第二の芳香族ジオールを、ホスホロモノクロリダイトと反応させて、式:
によって表されるビスホスファイトを製造するのに充分な条件下で、窒素塩基を第二の混合物に添加する工程
を含んでなるビスホスファイトの製造プロセス。 - mがゼロ又は1であり、R1、R6、R7及びR8が、それぞれ、水素である請求項1に記載のプロセス。
- R9及びR16が、それぞれ独立に、C4〜C10第三級アルキル部分から選択される請求項18〜22のいずれか1項に記載のプロセス。
- R9及びR16が、それぞれ独立に、C4〜C10の第三級アルキル部分から選択され、R10、R12、R13及びR15が水素であり、そしてR11及びR14が、それぞれ独立に、C1〜C10の置換又は非置換のアルキル部分から選択される請求項18〜22及び24のいずれか1項に記載のプロセス。
- 第二の芳香族ジオールが3,3’−ジ−tert−ブチル−5,5’−ジメトキシ−2,2’−ビフェノール、3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノール及び3,3’,5,5’−テトラキス(1,1−ジメチルプロピル)−2,2’−ビフェノールから選択される請求項18〜21のいずれか1項に記載のプロセス。
- 前記有機溶媒が、20℃の温度及び760mmHg(101kPa)の全圧で測定して、有機溶媒1モル当たり、0.2モルよりも小さいHClの塩化水素(HCl)溶解度を有し、この有機溶媒が、90℃よりも高く、250℃よりも低い標準沸点を有する請求項18〜26のいずれか1項に記載のプロセス。
- 工程(a)の接触を、25℃超から80℃未満までの反応温度で実施する請求項18〜31のいずれか1項に記載のプロセス。
- 工程(a)の接触を、第一の芳香族ジオールの合計モル基準で計算して、0.01モル%超から5モル%未満までの量での窒素塩基の存在下で実施する、請求項18〜34のいずれか1項に記載のプロセス。
- 工程(c)に於いて第二の混合物の中に添加される窒素塩基が、少なくとも2.0で3.0よりも小さい、窒素塩基対第二の芳香族ジオールのモル比を与えるために充分な量にある請求項18〜36のいずれか1項に記載のプロセス。
- 6,6’−(3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチルビフェニル−2,2’−ジイル)ビス(オキシ)ジジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピンの製造プロセスであって、
(a)PCl3を、2,2’−ビフェノールと、3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの存在下で、スラリー(このスラリーは、固体形での2,2’−ビフェノール及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの一部分を含み、そして有機溶媒中の2,2’−ビフェノール及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールの残りの部分を含む溶液相を含んでなる)中で、25℃よりも高く75℃よりも低い反応温度で、2,2’−ビフェノールの95モル%超を1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイトに転化させるのに充分な時間、接触させる工程(ここで、このスラリーは、2,2’−ビフェノールの合計モル基準で計算して5モル%未満の窒素塩基を含み、PCl3の2,2’−ビフェノールに対するモル比が、1.0/1よりも大きく3.5/1よりも小さく、この有機溶媒が、20℃の温度及び760mmHg(101kPa)の全圧で測定して、有機溶媒1モル当たり、0.2モルよりも小さいHClの塩化水素溶解度を有し、それによって、1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイト、3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノール及び過剰のPCl3を含む第一の混合物を得る)、
(b)過剰のPCl3を除去して、1,1‘−ビフェニル−2,2’−ジイル ホスホロモノクロリダイト及び3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールからなる第二の混合物を得る工程並びに
(c)トリアルキルアミン及びピリジンからなる群から選択された窒素塩基を、少なくとも2.0で3.0よりも小さい、窒素塩基対3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−2,2’−ビフェノールのモル比を与えるのに充分な量で、6,6’−(3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチルビフェニル−2,2’−ジイル)ビス(オキシ)ジジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサホスフェピンを製造するのに充分な条件下で添加する工程
を含んでなるプロセス。
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