JP2012504029A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 複数の骨又は骨の破片を安定化させるように形成された骨固定組立体であって、この骨固定組立体が、
   頭部部分を備える骨固定具であって、頭部部分は、骨固定具と機能的に関連した第１の外科器具と係合するように形成されている第１のツール連結部を具備している、上記骨固定具と、
   本体部分であって、長手軸線と、上側開口部を備えた上端部と、下側開口部を備えた下端部と、長手軸線に沿って上側開口部と下側開口部との間に実質的に延在してなるボアとを備え、ボアは、下側縁部分と、下側縁部分と上端との間において下側縁部分に近接した拡大した直径部分とを形成し、下側縁部分は下端に近接した第１の球形面を有している、上記本体部分と、
   本体部分のボアの内部にて可動に位置決めされるコレットであって、コレットは、第１の端部と、第２の端部と、第２の端部から延びている少なくとも２つのスロットとを具備し、この少なくとも２つのスロットは可撓性アームを形成し、可撓性アームはコレットを拡張可能にして、骨固定具の頭部を受け入れると共に、コレットに対して骨固定具の頭部を固定するために圧縮可能とし、コレットは、さらにキャビティを具備している、上記コレットと、を備え、
   コレットの可撓性アームは、装填位置において、拡大した直径部分と整列されて配置され、骨固定具の頭部は、コレットに形成されたキャビティの中に受け入れられ、
   可撓性アームの少なくとも一部分は、係止位置において、下側縁部分に接触し、骨固定具の頭部は、コレットに対して固定されることを特徴とする骨固定組立体。
2. 本体部分は、長手軸線に対してほぼ垂直に延びてなる統合された長手方向に細長い部材を備える、請求項１に記載の骨固定組立体。
3. 長手方向に細長い部材は、脊柱ロッドである、請求項２に記載の骨固定組立体。
4. さらに、本体部分に係合可能な係止キャップを備え、係止キャップは非係止位置から係止位置へと可動になっており、ここで、係止キャップが非係止位置から係止位置へ移動すると、可撓性アームが本体部分における第１の球形面に対して促され、本体部分に対して骨固定具の位置を固定し、可撓性アームを第１の球形面の少なくとも一部分に対して、実質的に線状に接触させる、請求項１に記載の骨固定組立体。
5. ボアは、第１の直径を有し、下側縁部分は、第１の直径に比べて小さい第２の直径と、第１の直径及び第２の直径の間に配置されている第１の球形面及び拡大した直径部分とを有している、請求項１に記載の骨固定組立体。
6. 拡大した直径部分は、下側縁部分と上端との間に配置され、拡大した直径部分は、第３の直径を形成し、第３の直径は第１の直径に比べて大きくなっている、請求項５に記載の骨固定組立体。
7. 第１の球形面は、曲率半径を有し、可撓性アームは曲率半径を有する外側球形面を有し、ここで、外側球形面の曲率半径は、第１の球形面の曲率半径とは相違している、請求項１に記載の骨固定組立体。
8. 第１の球形面は、曲率半径を有し、拡大した直径部分は、曲率半径を有する第２の球形面を有し、第２の球形面の曲率半径は、第１の球形面の曲率半径とは相違している、請求項１に記載の骨固定組立体。
9. 拡大した直径部分は、曲率半径を有する第２の球形面を有し、可撓性アームは曲率半径を有する外側球形面を有し、外側球形面の曲率半径は、第２の球形面の曲率半径とは相違している、請求項１に記載の骨固定組立体。
10. 可撓性アームはそれぞれルート端部と、終端端部と、終端端部に近接した外側屈曲凸面とを有し、可撓性アームは、装填位置において、拡大された直径部分に近接して位置決め可能であり、可撓性アームの外側屈曲凸面の少なくとも一部分は、ロック位置において、第１の球形面の少なくとも一部分に対して、線状に接触している、請求項１に記載の骨固定組立体。
11. 係止キャップは選択的に、本体部分から係脱可能であることを特徴とする請求項４に記載の骨固定組立体。
12. 係止キャップは、本体部分から係脱不能であることを特徴とする請求項４に記載の骨固定組立体。
13. 骨固定組立体において、
    係止キャップは、外面を具備し、ここで、外面は、１又は複数の雄ねじを具備し、それぞれの雄ねじは、関連した雄ねじピッチを有し、
    本体部分は、本体内面を具備し、ここで、本体内面は、１又は複数の本体雌ねじを具備し、それぞれの本体雌ねじは、関連した本体雌ねじピッチを有している、
    ことを特徴とする請求項４に記載の骨固定組立体。
14. 骨固定組立体において、
    本体部分は、１又は複数の本体ねじを有し、表面を具備し、本体ねじピッチを有し、
    係止キャップは、１又は複数の係止キャップねじを有する表面を有し、係止キャップねじピッチを有しており、
    少なくとも１つの本体ねじの本体ねじピッチは、少なくとも１つの係止キャップねじの係止キャップねじピッチと相違している、
    ことを特徴とする請求項４に記載の骨固定組立体。
15. 少なくとも１つの本体ねじにおける本体ねじピッチは、約１．１５mmであることを特徴とする請求項１４に記載の骨固定組立体。
16. 骨固定具の頭部部分は、拡大され且つ屈曲している、請求項１に記載の骨固定組立体。