JP4573163B2 - オートフォーカス装置およびオートフォーカス調整方法 - Google Patents

オートフォーカス装置およびオートフォーカス調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、光学装置、例えば、ウエハ上に回路パターンを積層形成するときにおいて、回路パターンの形成位置ずれを検出する重ね合わせ測定機等に用いられるオートフォーカス装置およびオートフォーカス調整方法に関する。
ウエハ上に半導体パターンを形成するリソグラフィ工程では、各工程毎に対応するパターンが形成された複数のレチクルを用いて複数のパターンが一層ずつ積層形成される。このように複数のパターン層を積層形成するときに、下層パターンとその上に積層される上層パターンとを正しい位置関係で形成する必要がある。このような上下パターン層の位置関係を検査するために、各パターン層の形成と同時に位置検出パターンマークを形成し、この位置検出パターンマークを光学的に検出して上下パターン層の位置ずれ検出(重ね合わせ検出)を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このように各層毎に形成される位置検出パターンマークによる位置ずれ測定(重ね合わせ測定)は、位置検出パターンマークを光学的に観察する光学測定装置を用いて行われる。具体的には、この光学測定装置により得られた位置検出パターンマークの画像に基づいて測定演算がなされて位置ずれが測定されるが、このような光学測定装置はオートフォーカス機構を有しており、このオートフォーカス機構により自動的なフォーカス調整が行われる。
このような光学測定装置の一例を、図1を参照して簡単に説明する。図1の光学測定装置は本発明の実施形態に係るものでもあるが、基本構成は従来と同一であるので、図1を参照して従来の光学測定装置の構成およびその問題点を以下に説明する。但し、この光学測定装置の詳細構成説明は本発明の好ましい実施形態の説明に譲り、ここでは従来の問題点を説明するに必要な部分のみを注目してその他は極く簡単に説明する。
この光学測定装置においては、光源1から出射された照明光は、拡散板2、コンデンサレンズ3、AF用スリット板4および投影レンズ5を通って第1ハーフミラー6により反射され、第1対物レンズ7を通ってウエハステージ33により把持されたウエハWの表面の位置検出パターンマークMを照明する。位置検出パターンマークMを照明してウエハWの表面から反射された光は、第1対物レンズ7および第1ハーフミラー6を通って第2ハーフミラー8に至り、第2ハーフミラー8を透過した光は観察光学系10に入射し、第2ハーフミラー8において反射された光はオートフォーカス光学系20に入射する。
オートフォーカス光学系20においては、第2ハーフミラー8において反射されたフォーカス用の光が、AF系第2対物レンズ21を通ってほぼ瞳位置に位置するウエッジミラー23により反射されて分割され、続いてフォーカス用結像レンズ24およびシリンドリカルレンズ25を通ってAF用光電変換素子26に照射される。なお、従来の装置では、リレーレンズ22は設けられていない。この結果、AF用光電変換素子26において、オートフォーカス計測方向にウエハと略共役で且つ非計測方向に瞳共役な分割像が撮影される。
このようにしてAF用光電変換素子26により撮影されて得られた画像情報(オートフォーカス検出信号)は、フォーカス位置検出装置31に送られ、ここで分割された二つの像間距離を計測してフォーカス誤差信号を求める。そして、このフォーカス誤差信号を受けたフォーカスアクチュエータ駆動装置32はウエハステージ33を駆動させて、ウエハWを光軸方向(ウエハWの表面に垂直な方向であり、この方向をZ方向と称する)に移動させてオートフォーカス調整が行われる。
特開2001−317913号公報
このような構成のオートフォーカス装置では、オートフォーカス光学系20においてウエッジミラー23は瞳面上で像分割を行っているため、ジャストフォーーカス位置を中心として(これを「ジャストピント位置」と称する)、前側にピントずれが生じる位置(これを「前側ピントずれ位置」と称する)と、後側にピントずれが生じる位置(これを「後側ピントずれ位置」と称する)とで、オートフォーカス検出信号が非対称なピークを持つという現象(リンギング現象)が発生する。
このリンギング現象を図2に示している。ジャストピント位置(AF=0の位置)の状態では、二分割された像は図2(C)に示すように非対称なピークが発生することがないが、前側ピントずれが若干生じた位置(AF=−1の位置)においては、図2(B)に示すように分割像における内側にピークが発生し、前側ピントずれが大きくなる(AF=−2の位置)と、図2(A)に示すようにピークがなだらかとなる。一方、ジャストピント位置から後側ピントずれが若干生じた位置(AF=+1の位置)においては、図2(D)に示すように分割像における外側にピークが発生し、後側ピントずれが大きくなる(AF=+2の位置)と、図2(E)に示すようにピークがなだらかとなる。
ところで、フォーカス位置検出装置31においては二つに分割された像間距離を計測してフォーカス誤差信号を求めるのであるが、このようにリンギング現象によるピークが発生すると、像間距離がピーク分だけずれて算出され、フォーカス位置がずれるという問題がある。特に、ジャストピント位置から僅かに前側ピントずれが生じる場合と、僅かに後側ピントずれが生じる場合とでピーク発生位置が像の内側から外側へと逆転するため、オートフォーカス調整が不安定となったり、設定したオートフォーカス位置に対して非線形を生じたりするという問題がある。具体的には、図2では、フォーカス位置検出装置31により求められた像間距離がL,L1,L2,L3,L4で示されている。これら像間距離L,L1〜L4はリンギング現象が生じていないときの正常値を示している(画像出力X,Yの重心間距離)。しかし、図2のようにリンギング現象が生じると、像間距離が正常値から非線形なシフトが生じる。
これをもう少し詳しく説明する。図3には、横軸にZ方向位置(ピント調整オフセット量AF)を示し、縦軸にフォーカス誤差信号ESを示している。リンギングが発生しない場合には、フォーカス誤差信号ESは、破線で示すようにジャストピント位置からのずれ量(ウエハWのZ方向移動量)に比例して線形に変化するはずであり、この場合には正確で且つ安定したオートフォーカス調整が可能である。しかしながら、実際にはリンギング現象が発生するため、図3に実線で示すように、ジャストピント位置(Z=0すなわちAF=0の位置)の前後で非線形な特性となり、オートフォーカス調整が不安定となりやすいという問題が発生する。
すなわち、図3において破線で示す特性と実線で示す特性とのフォーカス誤差信号ESのずれが発生するのが問題であるが、このずれ量ΔESは光の波長によって相違する。その一例を、図4を参照して説明する。図4には、横軸にZ方向位置(ピント調整オフセット量AF)を示し、縦軸にフォーカス誤差信号のずれ量ΔES(すなわち、図3における破線と実線とのフォーカス誤差信号の差に対応する値)を波長毎に示している。図4では、青色光の場合のフォーカス誤差信号のずれ量を実線ES1(B)、赤色光の場合のフォーカス誤差信号のずれ量を実線ES1(R)で示している。さらに、図4においては、観察光学系10における軸上色収差に対するオフセット修正量を破線で示しており、青色光の場合のオフセット修正量を破線ES2(B)、赤色光の場合のオフセット修正量を破線ES2(R)で示している。
図4から分かるように、実線ES1(B)と実線ES1(R)とはZ=0の近傍で交差しており、フォーカス誤差信号のずれ量ΔESはZが負の領域では赤色光のずれ量ES1(R)が青色光のずれ量ES1(B)より大きい(グラフの縦軸方向でES1(R)が上側に位置する)が、Zが正の領域では逆(グラフの縦軸方向でES1(R)が下側に位置する)となる。これに対して、観察光学系10におけるオフセット修正量は、全ての領域において赤色光の修正量ES2(R)が青色光の修正量ES2(B)より大きい(グラフの縦軸方向でES2(R)が上側に位置する)。
このように、青色光および赤色光におけるフォーカス誤差信号のずれ量の大小関係が、青色光および赤色光の軸上色収差に対する観察光学系のオフセット修正量の大小関係に対して、Zが負の領域では同一方向であるが、Zが正の領域では逆の関係となり、光の色すなわち波長の相違に応じてオートフォーカス調整がより不安定化しやすいという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、オートフォーカス光学系におけるリンギング現象により発生する非線形特性を改善して安定したオートフォーカス調整が可能となるようなオートフォーカス装置およびオートフォーカス調整方法を提供することを目的とする。
本発明はまた、波長(色)が相違する光に対するリンギング現象の相違に起因する非線形特性を改善して安定したオートフォーカス調整が可能となるようなオートフォーカス装置およびオートフォーカス調整方法を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明は、観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス装置であって、前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF用撮像手段と、前記AF用撮像手段により撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出手段と、前記フォーカス位置検出手段により算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカスアクチュエータとを備えて構成され、前記オートフォーカス光学系において前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置を所定分だけずらせる補正光学系を有し、前記補正光学系は、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記フォーカスアクチュエータにより前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記反射光の波長毎における前記フォーカス誤差信号のずれ量の大小関係と前記反射光の波長毎の軸上色収差に対する前記観察光学系のオフセット修正量の大小関係とが同一の関係となるように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせる構成である
また、本発明に係るオートフォーカス調整方法は、観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス調整方法であって、前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF撮像ステップと、前記AF撮像ステップにおいて撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出ステップと、前記フォーカス位置検出ステップにおいて算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカス調整ステップとを有し、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記各ステップを行って前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記反射光の波長毎における前記フォーカス誤差信号のずれ量の大小関係と前記反射光の波長毎の軸上色収差に対する前記観察光学系のオフセット修正量の大小関係とが同一の関係となるように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせるAF結像位置調整ステップをさらに有する。
もう一つの本発明に係るオートフォーカス装置は、観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス装置であって、前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF用撮像手段と、前記AF用撮像手段により撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出手段と、前記フォーカス位置検出手段により算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカスアクチュエータとを備え、前記オートフォーカス光学系において前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置を所定分だけずらせる補正光学系を有し、前記フォーカス位置検出手段は前記二つの像の像間距離から前記フォーカス誤差信号を算出するように構成されており、前記補正光学系は、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記二つの像に発生するリンギング現象により前記二つの像の像間距離が実際の距離よりずれて算出されて前記フォーカス調整量の変化に対して前記フォーカス誤差信号が大きな非線形性を有して変化するという現象が生じる部分を避け、前記フォーカス調整量の変化に対してこれより小さな非線形性を有して前記フォーカス誤差信号が変化するように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせる構成である。
もう一つの本発明に係るオートフォーカス調整方法は、観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス調整方法であって、前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF撮像ステップと、前記AF撮像ステップにおいて撮像された二つの像の像間距離に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出ステップと、前記フォーカス位置検出ステップにおいて算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカス調整ステップとを有し、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記各ステップを行って前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記二つの像に発生するリンギング現象により前記二つの像の像間距離が実際の距離よりずれて算出されて前記フォーカス調整量の変化に対して前記フォーカス誤差信号が大きな非線形性を有して変化するという現象が生じる部分を避け、前記フォーカス調整量の変化に対してこれより小さな非線形性を有して前記フォーカス誤差信号が変化するように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせるAF結像位置調整ステップをさらに有する。
本願発明のオートフォーカス装置によれば、オートフォーカス光路内に配設された補正光学系がオートフォーカス光学系において撮像手段により撮像される像の結像位置を所定分だけずらせるので、フォーカス位置検出手段が撮像手段により撮像された像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するときに、この像に発生するリンギング現象による生じる非線形部分を避けて観察光学系のオートフォーカス調整を行うことができ、安定したオートフォーカス制御を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るオートフォーカス装置を有した光学測定装置の構成について、図1を参照して説明する。なお、既に説明したオートフォーカス光学系20の構成説明は省略する。
観察光学系10は第2対物レンズ11、観察用結像レンズ12および二次元光電変換素子13を有し、第2ハーフミラー8を透過した光は第2対物レンズ11および観察用結像レンズ12を通って二次元光電変換素子13に至り、二次元光電変換素子13により位置検出パターンマークMの像が撮影される。そして、このようにして二次元光電変換素子13により撮影された像に基づいて、位置ずれ測定が行われる。
一方、オートフォーカス光学系20は、AF系第2対物レンズ21およびリレーレンズ22、ウエッジミラー23、フォーカス用結像レンズ24、シリンドリカルレンズ25およびAF用光電変換素子26を備えて構成される。
ここで前述し、又図2に示すように、AF用光電変換素子26により撮影されて得られた分割像は、リンギング現象によりジャストピント位置から若干でもずれた位置にピントが合うときには像の内側もしくは外側端にピークが発生してフォーカス位置がずれるという問題がある。
このようなことから、本実施形態の光学測定装置においては、オートフォーカス光学系20におけるリレーレンズ22の位置をジャストピント位置から光軸方向(矢印A方向)に若干移動させて構成している。ここで、AF系第2対物レンズ21とリレーレンズ22との間に一次結像面28が存在するが、リレーレンズ22を矢印A方向に移動させることによりAF用光電変換素子26により撮影される像のピント位置がこれに対応した分だけずれる。リレーレンズ22の移動は、レンズのガイド機構に沿って手動操作によって達成しても良いし、モータによる電動操作によって達成したも良い。
このようにピント位置がずれた場合におけるAF用光電変換素子26により撮影される分割像の一例を図5に示している。この例では、ジャストピント位置(AF=0)の前後所定範囲内においてリンギング現象が同一方向に発生するようにオフセット量を設定している。実際にジャストピント位置(AF=0の位置)となるときに、図5(c)に示すように分割像の外側にピークが発生し、前側ピントずれが若干生じた位置(AF=−1の位置)でも同様に外側にピークが発生している。すなわち、図2と図5とを比較すれば分かるように、全体として後側ピントずれ位置にずれた分割像がAF用光電変換素子26により撮影されることとなり、この分割像によりオートフォーカス調整が行われる。
このようにリレーレンズ22を矢印A方向に、例えばオフセット量AF=+2の分だけ移動させたときのフォーカス誤差信号ESの特性を図6に示している。なお、図6においても図3と同様に、リンギングが発生しない場合の特性を破線で示し、本実施形態の場合の実際特性(リンギングが発生したときの特性)を実線で示している。図5で示したように全体として後側ピントずれ位置側にシフトするため、実線で示す特性も、図3の特性から破線に沿ってZ軸方向マイナス側にシフトした特性となり、ジャストピント位置(Z=0の位置)を中心とする所定範囲内においては良好な線形性を有した特性となる。このため、このように線形性を有する特性の範囲内でオートフォーカス調整を行わせれば、安定した調整が可能となる。
また、光の色(波長)に対応した特性も同様に良好となる調整が望ましく。これについて図4および図7を参照して説明する。前述のように図4の特性では、実線ES1(B)と実線ES1(R)とはZ=0の近傍で交差しており、青色光および赤色光におけるフォーカス誤差信号のずれ量の大小関係が、青色光および赤色光の軸上色収差に対する観察光学系のオフセット修正量の大小関係に対して、Zが負の領域では同一方向であるがZが、正の領域では逆の関係となる。このため、このままではジャストピント位置近傍において、青色光に対するオートフォーカス調整特性と赤色光に対するオートフォーカス調整特性とが大きく相違し、オートフォーカス制御が不安定、不正確となりやすいという問題がある。
ところが、本実施形態のオートフォーカス光学系20においてはリレーレンズ22を矢印A方向に若干移動させており、この結果、図7に示すように、実線ES1(B)および実線ES1(R)で示すずれ量が図4の線を右方向にシフトしたように変化している。このようにシフトした図7に示す特性の場合には、ジャストピント位置(Z=0の位置)近傍において、青色光および赤色光ともに線形性を有しており、且つ、青色光および赤色光におけるフォーカス誤差信号のずれ量の大小関係と観察光学系のオフセット修正量の大小関係とが同一となっている。このため、青色光に対しても赤色光に対しても安定した且つ良好なオートフォーカス制御が行われる。
なお、本実施形態においては、ウエッジミラー23を用いて二分割した像間距離からフォーカス誤差信号を求め、オートフォーカス制御を行う例を示したが、これに変えてナイフエッジ、分割プリズム等を用いてフォーカス誤差信号を求める構成でも良いのは無論である。
次に、上記実施形態に係る光学測定装置を用いて位置ずれ測定(重ね合わせ測定)を行う実施例について説明する。この例では、ウエハWの表面に形成された位置検出パターンマークMに基づいて位置ずれ検出が行われるが、位置検出パターンマークMの一例を図8に示している。この例では、ウエハWの表面に第1パターン層L1が形成されており、この第1パターン層L1の形成時に第1マークM1が形成され、この第1パターン層L1の上に第2パターン層L2の一部として第2マークM2が形成された場合を示している。なお、フォトリソグラフィー工程においては、ウエハW上に多数のレチクル(フォトマスク)パターンが縮小投影されて転写形成されるが、このとき各投影パターンに隣接して複数の位置検出パターンマークMが形成され、各転写パターン毎の位置ずれ検出を行うことができるようになっている。
上述した光学測定装置の構成から分かるように、観察光学系10において二次元光電変換素子13により位置検出パターンマークMの像が撮影され、この撮影された像に基づいて第1パターン層L1に対する第2パターン層L2の位置ずれが検出される。このときに、二次元光電変換素子13に位置検出パターンマークMの像を適切にフォーカス調整された状態で結像させるために、オートフォーカス光学系20を用いてウエハステージ33を駆動させ、ウエハWをZ軸方向に移動させてオートフォーカス制御が行われる。
但し、図8の位置検出パターンマークMのように、第1マークM1と第2マークM2との高さ(段差)が相違すると、オートフォーカス制御により調整されるジャストピント位置は、両マークM1,M2のいずれかに偏って設定されることが多い。しかしながら、位置ずれ測定には両マークM1,M2の両方を良好に撮影することが要求され、両方のマークM1,M2に対して等しいコントラストが得られるようなピント位置とする調整(フォーカス調整)が行われる。
このフォーカス調整はジャストピント位置(AF=0の位置)からピント位置を前側もしくは後側に移動させる調整であるが、本例のオートフォーカス光学系20ではリレーレンズ22を矢印A方向に移動させて、図5〜図7に示す特性を設定しているため、ジャストピント位置(AF=0の位置)の近傍でのピント位置調整(少なくともAF=−1〜AF=+1の範囲内での調整)に対してオートフォーカス検出信号のずれ量ΔESは良好な線形性を有しており、このフォーカス調整を安定して且つ正確に行うことができる。
特に、ウエハWの表面に形成されるパターン層は層の厚さ(膜厚)が相違しており、膜厚に応じて各マークM1,M2からの分光特性が相違することがある。すなわち、第1マークM1からの反射光の波長(色)と第2マークM2からの反射光の波長(色)とが相違することがあるが、本例では図7のように設定しており、このように各マークの反射光の波長が相違するような場合でも安定したフォーカス調整が可能である。
第2の実施形態(変形例)を次に説明する。図9は、上述した実施形態の変形例を示すもので、図1からリレーレンズ22を除いた装置のフローチャートを示す。その他の構成は図1と同様であるのでここでは説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
この変形例では、ウエハステージ33をZ軸方向の予め決められたデフォーカス位置に駆動させ(すなわち、リンギング現象の出ないデフォーカス位置に駆動させ、線形性の良い位置で駆動制御を完了させておき)、その後、ウエハステージ33を上記所定のデフォーカス分だけ戻す駆動制御をする。
具体的には、図9のステップS1において、リンギング現象の出ないデフォーカス位置(例えば、オフセット量AF=3の位置)を、フォーカス位置検出装置31の目標位置に設定する。その目標位置、すなわち所定のデフォーカス位置(AF=3)が検出されるまで、フォーカスアクチュエータ駆動装置32にフォーカス誤差信号を出力する。
ステップS2において、フォーカス位置検出装置31が、所定のデフォーカス量を検出すると、フォーカスアクチュエータ駆動装置32への信号出力を中止し、ウエハステージ33のZ軸方向の駆動が停止される。
ステップS3において、ウエハステージ33の駆動の停止が確認されると、フォーカスアクチュエータ駆動装置32は、フォーカス位置検出装置31からのフォーカス誤差信号の受付を強制的に禁止する。フォーカスアクチュエータ駆動装置32は、ステップS1で設定された所定のデフォーカス量に相当する駆動量をステップS2での駆動方向と逆方向に駆動する。
ステップS4において、フォーカスアクチュエータ駆動装置32が、所定のデフォーカス量相当分の反転駆動が終了したか判断する。
ステップS5において、ステップS4の反転駆動が終了すると、図1の光学測定装置(例えば、半導体製造装置)は、次の検査工程のシーケンスに入る。
本発明に係るオートフォーカス装置を有した光学測定装置の概略構成図である。 従来のオートフォーカス装置においてAF用光電変換素子26により撮影された二つの像とピント位置ずれとの関係を示す図である。 従来のオートフォーカス装置におけるピント位置オフセット量に対するフォーカス誤差信号特性を示すグラフである。 従来のオートフォーカス装置におけるピント位置オフセット量に対するフォーカス誤差信号のずれ量と観察光学系における軸上色収差に対応したオフセット修正量との関係を青色光および赤色光の場合について示すグラフである。 本発明のオートフォーカス装置においてAF用光電変換素子26により撮影された二つの像とピント位置ずれとの関係を示す図である。 本発明のオートフォーカス装置におけるピント位置オフセット量に対するフォーカス誤差信号特性を示すグラフである。 本発明のオートフォーカス装置におけるピント位置オフセット量に対するフォーカス誤差信号のずれ量と観察光学系における軸上色収差に対応したオフセット修正量との関係を青色光および赤色光の場合について示すグラフである。 本発明に係るオートフォーカス装置を有した光学測定装置の測定対象となる位置検出パターンマークの一例を示す平面図および断面図である。 第2の実施例に係るオートフォーカス調整を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 光源
4 AF用スリット板
5 投影レンズ
6 第1ハーフミラー
7 第1対物レンズ
8 第2ハーフミラー
10 観察光学系
11 第2対物レンズ
13 二次元光電変換素子
20 オートフォーカス光学系
21 AF系第2対物レンズ
22 リレーレンズ
23 ウエッジミラー
24 フォーカス用結像レンズ
25 シリンドリカルレンズ
26 AF用光電変換素子
28 一次結像面
31 フォーカス位置検出装置
32 フォーカスアクチュエータ駆動装置
33 ウエハステージ
W ウエハ
M 位置検出パターンマーク
M1 第1マーク
M2 第2マーク

Claims (4)

  1. 観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス装置であって、
    前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF用撮像手段と、
    前記AF用撮像手段により撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出手段と、
    前記フォーカス位置検出手段により算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカスアクチュエータとを備え、
    前記オートフォーカス光学系において前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置を所定分だけずらせる補正光学系を有し、
    前記補正光学系は、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記フォーカスアクチュエータにより前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記反射光の波長毎における前記フォーカス誤差信号のずれ量の大小関係と前記反射光の波長毎の軸上色収差に対する前記観察光学系のオフセット修正量の大小関係とが同一の関係となるように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせる構成であることを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス調整方法であって、
    前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF撮像ステップと、
    前記AF撮像ステップにおいて撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出ステップと、
    前記フォーカス位置検出ステップにおいて算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカス調整ステップとを有し、
    前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記各ステップを行って前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記反射光の波長毎における前記フォーカス誤差信号のずれ量の大小関係と前記反射光の波長毎の軸上色収差に対する前記観察光学系のオフセット修正量の大小関係とが同一の関係となるように、前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせるAF結像位置調整ステップをさらに有することを特徴とするオートフォーカス調整方法。
  3. 観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス装置であって、
    前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF用撮像手段と、
    前記AF用撮像手段により撮像された二つの像に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出手段と、
    前記フォーカス位置検出手段により算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカスアクチュエータとを備え、
    前記オートフォーカス光学系において前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置を所定分だけずらせる補正光学系を有し、
    前記フォーカス位置検出手段は前記二つの像の像間距離から前記フォーカス誤差信号を算出するように構成されており、
    前記補正光学系は、前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記二つの像に発生するリンギング現象により前記二つの像の像間距離が実際の距離よりずれて算出されて前記フォーカス調整量の変化に対して前記フォーカス誤差信号が大きな非線形性を有して変化するという現象が生じる部分を避け、前記フォーカス調整量の変化に対してこれより小さな非線形性を有して前記フォーカス誤差信号が変化するように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせる構成であることを特徴とするオートフォーカス装置。
  4. 観察対象に照明光を照射する照明光学系および前記観察対象からの反射光を受けて前記観察対象の像を得る観察光学系を備えた光学装置において、前記観察対象からの反射光の一部を分岐させるとともにこの分岐光を導くオートフォーカス光学系を用いて前記観察光学系のフォーカス調整を行うオートフォーカス調整方法であって、
    前記オートフォーカス光学系において瞳を分割し、前記瞳の一方の領域を通過する前記観察対象の像と前記瞳の他方の領域を通過する前記観察対象の像とを検出するAF撮像ステップと、
    前記AF撮像ステップにおいて撮像された二つの像の像間距離に基づいてフォーカス誤差信号を算出するフォーカス位置検出ステップと、
    前記フォーカス位置検出ステップにおいて算出されたフォーカス誤差信号に基づいて前記観察対象の光軸方向の相対位置調整を行うフォーカス調整ステップとを有し、
    前記観察光学系が合焦位置となる状態の前後の所定範囲内において前記各ステップを行って前記観察光学系のフォーカス調整を行ったときに、前記二つの像に発生するリンギング現象により前記二つの像の像間距離が実際の距離よりずれて算出されて前記フォーカス調整量の変化に対して前記フォーカス誤差信号が大きな非線形性を有して変化するという現象が生じる部分を避け、前記フォーカス調整量の変化に対してこれより小さな非線形性を有して前記フォーカス誤差信号が変化するように前記AF用撮像手段により撮像される像の結像位置をずらせるAF結像位置調整ステップをさらに有することを特徴とするオートフォーカス調整方法。
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