JP2012254746A - 運転整理支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転整理支援システムにおいて、指令員が列車遅延の原因となる遅延事象に関する複数の指摘箇所、或いは指摘マーク同士の関連性が見えないために、いずれの指摘箇所から対処すべきであるかの判断が困難となる問題を解決する。
【解決手段】予測時刻演算部1210が算出した予測時刻上で遅延支障が発生している指摘箇所を指摘パターン検出部1220により検出し、指摘リンク作成部1230により指摘箇所同士の関連性を検出して指摘リンク情報を作成する。出力装置1400に表示する指摘マークに対し指令員がマウスカーソルを重ねた際に、受付部1240によりマウスカーソルと指摘箇所の位置関係を検出し、指摘表示部1250により指摘リンク情報を用いて指摘マークが付与された指摘箇所の対処順序を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、列車の運行管理システムにおいて、運転整理が必要な複数の指摘箇所同士の関連性および優先順位をユーザが容易に認識できる運転整理支援システムに関するものである。
車両故障や天候不良など列車運行に支障が発生した際、運行遅れの復旧計画立案を行う指令員はコンピュータを用いた列車運行管理システムによって運転整理を行い、ダイヤ変更を実施してダイヤの早期回復に努める。現在の走行実績に基づき未来の列車運行を予測した予測ダイヤを活用することで、今後起こりうる支障に事前対処が可能となり円滑な列車運行を実現することができる。
しかし、予測ダイヤにおいて列車が遅延した場合には、元の運行計画と大きく差異が発生し連鎖的に順序矛盾などの支障箇所が発生してしまうことがあり、その際は指令員の判断により運転整理をしなければならない。
従来技術においては、指令員の判断を支援する情報を提供する操作性の良い計画修正システムが開示されている。例えば特許文献1では、列車の運転計画や運行実績、運行予想などを表示する監視表示部、列車の運行予測結果を表示する予測表示部、予測内容のチェック結果を表示するマーク表示部、回復計画の提案内容を表示する提案表示部等を備えた表示部を含む中央処理装置を有し、表示モード、提案モード、一括提案モード等を備えている。
特開平6−72333号公報
特許文献1に記載の技術においては、各種の指摘マーク相互の関連性および優先順位が不明瞭であるという課題が生じていた。このため、指令員はいずれの指摘箇所から対処すべきであるかの判断が困難となる。
支障発生の指摘箇所はそれぞれに複雑に絡み合って発生している可能性が高い。すなわち、運転整理により対処する指摘箇所や順序が適切でない場合は、更なる指摘箇所の併発や運転整理回数の増大が十分に起こりうる。反対に、最適な手順で指摘箇所の対処を行うと、ある1つの対処が同時に複数の支障への対処となり、効率的かつ少ない手数の運転整理で支障を除去することが可能となる。本発明は、予測時刻演算結果より列車運行に支障の発生する運行支障箇所を抽出し、指摘箇所情報として指摘対象列番、発生駅名、指摘内容や関連列番等をデータベースに登録し、それを用いて画面上の運行支障箇所に指摘マークを表示するシステムを提供する。
本発明は、あらかじめ計画されている運転計画データと外部端末から入力される運転整理データと実際の列車走行実績に基づき未来の列車走行を予測した運行予測ダイヤを保持するダイヤデータテーブルを有するデータベースと、列車運転の予測時刻を算出する予測時刻演算部と外部端末からの運転整理入力を受付ける受付部とを有する処理装置とを備えた運転整理支援システムにおいて、
前記データベースはさらに前記予測時刻上で検出すべき遅延事象についての指摘情報を定義する指摘コード定義テーブルと、前記指摘情報を保存する指摘情報テーブルとを備え、前記処理装置は前記運行予測ダイヤにおける運転整理を必要とする支障発生の指摘箇所に関する指摘情報を検出する指摘パターン検出部と、検出した前記指摘情報同士の関連性を見つけ出し前記指摘情報に指摘リンク情報を付与する指摘リンク作成部と、前記指摘情報および前記指摘リンク情報を外部に出力して画面表示する指摘表示部を有することを特徴とする。
また、運転整理支援システムにおいて、前記指摘情報は列番情報を有することを特徴とする。
また、運転整理支援システムにおいて、前記指摘リンク作成部は個々の前記指摘情報が保持する列番情報間における関連性を検出し、関連性のある前記指摘情報に共通の指摘リンクIDを与え1リンクとして前記指摘情報テーブルに登録し管理することを特徴とする。
また、運転整理支援システムにおいて、前記指摘リンク作成部は関連性のある前記指摘情報間に指摘情報の発生順に順位付けを行い前記指摘情報に指摘リンク順位を与えて、前記指摘情報テーブルに登録し管理することを特徴とする。
また、運転整理支援システムにおいて、前記指摘コード定義テーブルは、各指摘コードに対応した始発駅列車遅延、進入駅列車遅延、交差遅延、順序矛盾のうち少なくとも一つの指摘パターンを有することを特徴とする。
また、運転整理支援システムにおいて、前記指摘情報テーブルは、各指摘情報ID毎に、支障発生予測時刻、指摘列番、関連列番、指摘コード、発生駅名、指摘リンクIDおよび指摘リンク順位を有することを特徴とする。
さらに、運転整理支援システムにおいて、相互に関連付けられリンクとして管理された複数の前記指摘情報から指摘マークを持つ表示データを作成し、特定の指摘マーク上にマウスカーソルが位置する際に、関連する指摘マークを指摘リンク順位とともに出力し表示することを特徴とする。
本発明は、運転整理支援システムにおいて、データベースは予測時刻上で検出すべき遅延事象についての指摘情報を定義する指摘コード定義テーブルと、指摘情報を保存する指摘情報テーブルとを備え、処理装置は運行予測ダイヤにおける運転整理を必要とする指摘箇所に関する指摘情報を検出する指摘パターン検出部と、検出した指摘情報同士の関連性を見つけ出し指摘情報に指摘リンク情報を付与する指摘リンク作成部と、指摘情報および指摘リンク情報を外部に出力して画面表示する指摘表示部を有することにより、指摘マークで示した予測時刻上の遅延事象である指摘情報の関連性および優先順位を明示することにより、指令員が対処すべき順序を容易に認識することが可能となり、最適な手順で指摘箇所の対処を行うことによって、少ない手数の運転整理で効率的に支障を除去することが可能となる。
本発明の運転整理支援システムを示すブロック図である。 本発明の運転整理支援システムの処理を示すフローチャートである。 本発明のダイヤデータテーブルの内容を示す説明図である。 図3に示すダイヤデータテーブルに基づき作成したダイヤ図である。 本発明の指摘コード定義テーブルの内容を示す説明図である。 本発明の指摘情報テーブルの内容を示す説明図である。 図6に示す指摘情報テーブルに基づく指摘マークを有するダイヤ図である。 本発明の指摘リンク作成部の処理を示すフローチャートである。 本発明の出力端末で表示される指摘リンク情報を有するダイヤ図である。
以下、本発明の一実施形態を図1から図9を用いて説明する。本実施形態では鉄道の運行管理システムにおける運転整理支援システムを適用対象として説明するものとする。
〔システム構成〕
図1は本発明の一実施形態に係る運転整理支援システムの構成を示す。本実施形態の運転整理支援システム1000はコンピュータシステムおよびコンピュータプログラム上に構成され、ダイヤなどのデータを蓄積するデータベース1100、プログラムを実行する処理装置1200、ユーザからの入力を受け付ける入力装置1300およびユーザに対してダイヤスジなどの表示を行う出力装置1400、列車の走行状況を把握し実績ダイヤ情報を送信する駅装置1500からなる。
データベース1100は、列車走行の計画時刻、実績時刻、予測時刻の時刻データを列車、駅、着発区分単位に保有するダイヤデータテーブル1110と、予測時刻上に表れる遅延事象のうち検出対象とする指摘パターンを登録する指摘コード定義テーブル1120と、抽出された指摘情報を保存する指摘情報テーブル1130を有する。
処理装置1200は列車走行の予測時刻を算出する予測時刻演算部1210と、算出した予測時刻より指摘コード定義テーブル1120に登録のある指摘パターンを検出する指摘パターン検出部1220と、指摘パターン検出部1220が検出した複数の指摘情報同士の関連について指摘リンク情報を作成する指摘リンク作成部1230と、出力装置1400におけるマウスカーソル位置を判断し、作成された指摘マークへ重ねた際に指摘表示部へ表示命令を出す受付部1240および受付部1240からの表示命令に基づき出力装置1400へ指摘リンク情報を表示する指摘表示部1250を構成要素とする。
入力装置1300は、通常のコンピュータと同様のマウスやキーボードなどの入力デバイスである。出力装置1400は、ディスプレイなどの出力デバイスである。駅装置1500は駅に設置され進路制御などを行い、かつ各駅における列車の走行状況を把握し実績ダイヤ情報を上位装置へと送信する制御装置である。
〔運転整理支援システムの処理フロー〕
図2は図1に示す運転整理支援システム1000の全体処理を示すフローチャートである。
ステップS2100では、入力装置1300から受信するダイヤ変更情報および駅装置1500から受信する実績ダイヤ情報により、ダイヤデータテーブル1110を更新する。
ステップS2200において、予測時刻演算部1210により予測時刻演算を行い、算出した予測時刻をもってダイヤデータテーブル1110を更新する。
ステップS2300において、指摘パターン検出部1220によりダイヤデータテーブル1110の予測時刻を参照し、指摘コード定義テーブル1120に定義する指摘パターンに該当する遅延等の支障発生箇所が存在するか判断するマッチングを実施する。指摘パターンが一致する支障発生箇所を検出した場合は、検出した支障発生の指摘箇所に関する指摘情報を指摘情報テーブル1130に入力してデータを更新する。
ステップS2400において、指摘リンク作成部1230により指摘情報同士の関連性を指摘リンク情報として作成し、指摘情報テーブル1130の指摘リンクID、指摘リンク順位の項目へ書込む。
ステップS2500において、入力装置1300によりマウスカーソルが指摘マーク上に存在するか否かを判断し、マウスカーソル位置が指摘マーク上であると判断した場合はステップS2600に向けて出力命令を出す。
ステップS2600ではデータベース1100内の指摘情報テーブル1130を参照することによって表示情報を生成し、出力装置1400に指摘リンク表示を行う。
〔計画ダイヤと実績ダイヤ〕
図3は図1に示すダイヤデータテーブル1110のデータ構成を示す。データ項目として、テーブルの通番であるNo3000及び列車の識別子である列番3100、列車が走行する駅のIDである駅名3200、列車の着発区分を示す到着/出発3300、計画時刻3400、予測時刻3500、実績時刻3600を有する。
計画時刻とは列車走行計画の時刻であり、予測時刻とは走行実績に基づいて未来の列車運行を予測した時刻であり、図1に示す予測時刻演算部1210が作成する時刻である。また実績時刻とは走行実績の時刻である。計画時刻3400および予測時刻3500は運転整理支援システムで常に保持しているが、実績時刻3600は図1の駅装置1500から実績ダイヤ受信を行ったダイヤデータのみを保持し、それ以外のダイヤデータの時刻情報は保持しない。
図3は、列車1レのC駅、D駅におけるダイヤデータ、及び列車2レのC駅におけるダイヤデータを示す。レコード3710から3730にて示す1レのD駅到着・出発及びC駅到着は計画時刻に比べ実績時刻が大きいことから、1レはD駅及びC駅の走行時に遅延したことを示す。またレコード3740にて示すC駅出発については、実績時刻が未保有であることから、1レはC駅に在線していることを示す。レコード3750に示す2レのD駅出発は1レと同様に計画時刻に比べ実績時刻が大きいことから、遅延していることを示している。
図4はダイヤデータを基に作成した、計画ダイヤと実績ダイヤを示すダイヤ図である。線分4000は現在時刻線を示す。実線は1レ計画ダイヤ4100、2レ計画ダイヤ4300、3レ計画ダイヤ4500、4レ計画ダイヤ4600及び5レ計画ダイヤ4700を示し、破線は1レ実績ダイヤ4200、2レ実績ダイヤ4400を示す。
図4では、1レに遅延があることを計画ダイヤ4100と実績ダイヤ4200の線分表示位置の差が示し、2レに遅延があることを計画ダイヤ4300と実績ダイヤ4400の線分表示位置の差が示す。現在時刻以前の領域において計画ダイヤを持つが実績ダイヤの存在しない列車(例えば計画ダイヤ4500など)は遅延して走行しているため、現在時刻においても実績時刻が取得できないことを示す。
〔指摘マークを有する計画ダイヤと実績ダイヤ〕
図5は図1に示す指摘コード定義テーブル1120のデータを示す。指摘コード定義テーブル1120では他列車の遅延により生じる遅延支障を指摘パターンとして定義しており、指摘コード5100と遅延支障の発生パターンを示す指摘パターン5200で構成する。指摘コード定義テーブル1120に追記することにより、指摘パターンの拡張が可能である。
例えばレコード5310に示す指摘コード1「始発駅列車遅延」は、始発駅において当該列車の出発が先行する他列車の遅延により遅延する遅延パターンを示す。またレコード5320に示す指摘コード2「進入駅列車遅延」は、他線区から列車が進入する境界駅(以降、この駅を進入駅と称する。)において、進入列車の進入駅出発が先行する他列車の遅延により遅延する遅延パターンを示す。この他、指摘コード3は「交差遅延(到着)」、指摘コード4は「交差遅延(出発)」、指摘コード5は「順序矛盾」を示す。
図6は図1に示す指摘情報テーブル1130のデータを示す。データ項目として、指摘情報テーブル1130の通番である指摘情報ID6100、支障発生予測時刻6200、遅延支障の発生により遅延が予測される列車である指摘列番6300、指摘列番に対して遅延支障を与える要因となる関連列番6400、指摘コード定義テーブル1120に定める指摘列車の遅延事象にマッチングしたパターンである指摘コード6500、支障発生箇所である発生駅名6600、指摘リンクID6700、指摘リンク順位6800を保有する。
図6において、レコード6910の指摘情報は、図4に示す4レ4600のB駅始発時刻が遅延している先行列車2レ4300の影響により遅延することを検出した指摘情報である。レコード6920の指摘情報は、3レ4500のC駅始発時刻が遅延している先行列車1レ4100の影響により遅延することを検出した指摘情報である。レコード6930の指摘情報は、5レ4700のC駅始発時刻が遅延している先行列車4レ4600の影響により遅延することを検出した指摘情報である。
図7は、指摘マークを表示した実績及び予測ダイヤのダイヤ図を示す。線分7000は現在時刻線を示す。点線の線分7100、7200は1レ及び2レの実績ダイヤを示し、図4と同様に各列車とも遅延をもって走行していることを示す。実線の線分7300、7400、7500、7600、及び7700はそれぞれ2レ、1レ、3レ、4レ及び5レの予測ダイヤを示す。1レは現在時刻線7000を境に実績7100と予測7400の2つの線分にて表示されるが、これは1レは走行中の列車であり、実績の存在する部分までは走行が完了したことを示す。
また、図1に示す指摘表示部1250は指摘情報テーブル1130に登録のあるパターン指摘情報を指摘マークとして生成し出力装置1400に表示する。指摘マーク7810は図6のレコード6910の指摘情報をマーク表示しており列車4レがB駅で支障発生している事を示す。指摘マーク7820はレコード6920の指摘情報をマーク表示しており列車3レがC駅で支障発生している事を示す。さらに指摘マーク7830はレコード6930の指摘情報をマーク表示しており列車5レがC駅で支障発生している事を示す。
〔指摘リンク作成処理〕
図8は、指摘リンク作成部2300の処理を示すフローチャートである。
初めに、ステップS8100において指摘ネットワークを作成する。指摘ネットワークとは、指摘情報相互のの関連性を表す有向グラフを指し、指摘ネットワークを構成するノードは図6に示すレコード6910などの各指摘情報を指し、リンクは指摘情報(指摘情報Aとする)の指摘列番6300を同一の関連列番6400としてもつ指摘情報(指摘情報Bとする)に対して繋がれ、指摘情報Aを送端、指摘情報Bを受端とする方向を持つ。
例えば図6に示す指摘情報テーブルの場合、レコード6910に示す指摘情報ID1の指摘列番6300(4レ)がレコード6930に示す指摘情報ID3の関連列番6400(4レ)と等しいので、レコード6910からレコード6930へとリンクを繋ぐ。それに従い図7に示すダイヤ図において、指摘マーク7810から指摘マーク7830へリンクを繋ぐこととなる。
ステップS8200において、作成した指摘ネットワーク上の全ての先端ノードに対し、一意となる指摘リンクIDを付与する。ここで先端ノードとは、受端となるリンクを持たないノードを指す。例えば図6に示す指摘情報テーブルの場合、指摘情報ID1はいずれの指摘情報からも受端となるリンクを繋がれておらずかつ指摘情報ID3へリンクを繋いでいるため、先端ノードである。よってユニークな指摘リンクID1を付与する。同様に図7に示すダイヤ図では、指摘マーク7810に指摘リンクID1を付与したこととなる。
ステップS8300において、ステップS8200にて抽出した全ての先端ノードからリンク方向に終端ノードまで順次関連しているノードに対し、先端ノードと等しい指摘リンクIDを付与する。
各指摘情報は指摘リンクIDを複数保有することを可能とし、複数の先端ノードとリンクが繋がる場合はそれぞれの先端ノードの持つ指摘リンクIDを併せて保有する。例えば図6に示す指摘情報テーブルの場合、先端ノードである指摘情報ID1は指摘リンクID1を保有しているため、リンクで繋がる指摘情報ID3にも同じ指摘リンクID1を付与する。同様に図7に示すダイヤ図では、指摘マーク7810が保有する指摘リンクID1を、リンクで繋がっている指摘マーク7830にも付与することとなる。
最後にステップS8400において、ステップS8200及び8300にて付与した指摘リンクIDが等しいネットワーク内において、先端ノードを1位としてリンクの繋がる順に2位、3位・・と終端ノードまで指摘リンク順位を定める。例えば図6に示す指摘情報テーブルの場合、先端ノードである指摘情報ID1の指摘リンク順位を1位、等しい指摘リンクIDを保有する次ノードである指摘情報ID3の指摘リンク順位を2位と定める。これに従い、図7に示すダイヤ図では指摘マーク7810が指摘リンク順位1位、指摘マーク7830が指摘リンク順位2位と定まる。
指摘マークを表示したダイヤ図の一例を図9に示す。この時、マウスカーソル9010が指摘マーク9820上に存在していると想定する。このとき、指摘マーク9820と同じ指摘リンクIDを有する指摘マーク上に指摘リンク順位表示9900、9910等を表示する。指摘リンク順位表示9900等に示す数字が小さい指摘マークほど優先順位の高い連鎖的な支障発生源を示すので、指摘リンク順位表示9900、9910等により支障発生箇所に対する対処順位が明らかとなる。これにより、指令員はこの優先順位に従って運転整理を進めることにより、最も少ない手順で効率的に支障を除去することが可能になる。
またマウスカーソル9010がいずれの指摘マーク9800、9810、9820等の上にも存在しない場合は指摘リンク順位表示9900、9910等は表示しない。この様にマウスカーソル位置により指摘リンク順位表示9900、9910等の有無を判断することで、必要時に必要な情報のみの表示が可能となる。
1000:運転整理支援システム
1100:データベース
1110:ダイヤデータテーブル
1120:指摘コード定義テーブル
1130:指摘情報テーブル
1200:処理装置
1210:予測時刻演算部
1220:指摘パターン検出部
1230:指摘リンク作成部
1240:受付部
1250:指摘表示部
1300:入力装置
1400:出力装置
1500:駅装置

Claims (7)

  1. あらかじめ計画されている運転計画データと外部端末から入力される運転整理データと実際の列車走行実績に基づき未来の列車走行を予測した運行予測ダイヤを保持するダイヤデータテーブルを有するデータベースと、列車運転の予測時刻を算出する予測時刻演算部と外部端末からの運転整理入力を受付ける受付部とを有する処理装置とを備えた運転整理支援システムにおいて、
    前記データベースはさらに前記予測時刻上で検出すべき遅延事象についての指摘情報を定義する指摘コード定義テーブルと、前記指摘情報を保存する指摘情報テーブルとを備え、前記処理装置は前記運行予測ダイヤにおける運転整理を必要とする支障発生の指摘箇所に関する指摘情報を検出する指摘パターン検出部と、検出した前記指摘情報同士の関連性を見つけ出し前記指摘情報に指摘リンク情報を付与する指摘リンク作成部と、前記指摘情報および前記指摘リンク情報を外部に出力して画面表示する指摘表示部を有することを特徴とする運転整理支援システム。
  2. 請求項1に記載の運転整理支援システムにおいて、前記指摘情報は列番情報を有することを特徴とする運転整理支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の運転整理支援システムにおいて、前記指摘リンク作成部は個々の前記指摘情報が保持する列番情報間における関連性を検出し、関連性のある前記指摘情報に共通の指摘リンクIDを与え1リンクとして前記指摘情報テーブルに保存し管理することを特徴とする運転整理支援システム。
  4. 請求項1または2に記載の運転整理支援システムにおいて、前記指摘リンク作成部は関連性のある前記指摘情報間に指摘情報の発生順に順位付けを行い前記指摘情報に指摘リンク順位を与えて、前記指摘情報テーブルに保存し管理することを特徴とする運転整理支援システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の運転整理支援システムにおいて、前記指摘コード定義テーブルは、各指摘コードに対応した始発駅列車遅延、進入駅列車遅延、交差遅延、順序矛盾のうち少なくとも一つの指摘パターンを有することを特徴とする運転整理支援システム。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の運転整理支援システムにおいて、前記指摘情報テーブルは、各指摘情報ID毎に、支障発生予測時刻、指摘列番、関連列番、指摘コード、発生駅名、指摘リンクIDおよび指摘リンク順位を有することを特徴とする運転整理支援システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の運転整理支援システムにおいて、相互に関連付けられリンクとして管理された複数の前記指摘情報から指摘マークを持つ表示データを作成し、特定の指摘マーク上にマウスカーソルが位置する際に、関連する指摘マークを指摘リンク順位とともに出力し表示することを特徴とする運転整理支援システム。
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