JP2012254400A - 繊維分離方法 - Google Patents
繊維分離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012254400A JP2012254400A JP2011128035A JP2011128035A JP2012254400A JP 2012254400 A JP2012254400 A JP 2012254400A JP 2011128035 A JP2011128035 A JP 2011128035A JP 2011128035 A JP2011128035 A JP 2011128035A JP 2012254400 A JP2012254400 A JP 2012254400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- ionic liquid
- separation method
- fibers
- blended
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも2種の繊維を含む混紡繊維から特定の繊維を分離する繊維分離方法であって、前記特定の繊維を溶解させるイオン液体に前記混紡繊維を投入し、当該混紡繊維に含まれる前記特定の繊維を前記イオン液体に抽出する抽出工程を実行する繊維分離方法。
【選択図】図2
Description
少なくとも2種の繊維を含む混紡繊維から特定の繊維を分離する繊維分離方法であって、
前記特定の繊維を溶解させるイオン液体に前記混紡繊維を投入し、当該混紡繊維に含まれる前記特定の繊維を前記イオン液体に抽出する抽出工程を実行することにある。
前記抽出工程を終えたイオン液体から固形分を分離した後、前記特定の繊維が溶解しない溶媒を添加することにより、前記特定の繊維の成分を析出させる析出工程をさらに実行することが好ましい。
前記析出工程を終えたイオン液体から析出物を分離した後、成分調整を行って再生し、イオン液体として再利用することが好ましい。
前記混紡繊維は、天然繊維及び合成繊維を含むことが好ましい。
前記特定の繊維は、セルロース繊維であり、
前記イオン液体は、3−メチル−N−ブチルピリジウム クロライド、1−アリル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、ベンジルジメチルテトラデシルアンモニウム クロライド、1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム アセテート及び1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム トリフルオロアセテートからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
前記特定の繊維は、ポリエステル繊維であり、
前記イオン液体は、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム テトラクロロアルミネート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム アセテート及び1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム トリフルオロアセテートからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
前記特定の繊維は、ナイロン繊維であり、
前記イオン液体は、N−メチル−N−プロピルピロリジウム ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド、及びN,N,N−トリメチル−N−プロピルアンモニウム ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミドからなる群から選択される少なくとも一つであることが好ましい。
常温以上の融点を有するイオン液体([C4mpy]+Cl-:3−メチル−N−ブチルピリジウム クロライド、融点:95℃)30.34gをビーカーに秤量し、ポリエステル/綿=65/35の混紡糸からなる平織の白色布3.013gをイオン液体中に投入した。次いで、イオン液体をホットスターラーで120℃、1時間、加熱し、その加熱の間、6回程度ビーカーを振盪した。加熱処理終了後、白色布をピンセットで取り出し、水100mlで洗浄した。取り出した白色布を105℃に設定した乾燥機にて1時間乾燥後、白色布の重量を測定した。乾燥後の白色布の重量は、1.928gであり、投入前の白色布に対して、約64重量%となった。この結果は、白色布に使用されている混紡糸が、ポリエステル65重量%、綿35重量%で構成されていることから、セルロース繊維で構成されている綿が、イオン液体に抽出され、ポリエステルのみが固形分として分離されたことを示唆している。
FT−IR装置を用いて、イオン液体処理前の白色布、及びイオン液体処理後の白色布中の綿成分の有無について分析を行った。図3は、本発明に係る繊維分離方法を用いて分離した繊維のフーリエ変換型赤外分光分析(FT−IR)の結果を示すグラフである。FT−IRは、パーキンエルマー社製Spectrum GX + Thermo(Spectra−Tech Foundationシリーズ)を用いて、1回反射式ATRの測定モードにより、積算回数16回で分析を行った。図3の表に示されているが、赤外吸収波長である1100cm-1付近のピーク(対称グリコールC−O伸縮)、1243cm-1付近のピーク(面内モード芳香族環エステル)及び1716cm-1付近のピーク(C=O伸縮)は、ポリエステル繊維の吸収スペクトルを示しており、3340cm-1付近のピーク(−OH伸縮)は、綿の吸収スペクトルを示している。その結果、図3のグラフ及び表に示されるように、イオン液体処理前の白色布(実線)は、ポリエステル繊維及び綿の何れの吸収ピークも有しているのに対して、イオン液体処理後の白色布(破線)は、ポリエステル繊維の吸収スペクトルのみしか有しておらず、綿の吸収スペクトルは確認されなかった。つまり、3−メチル−N−ブチルピリジウム クロライドを用いたイオン液体処理により、平織の白色布から、綿の成分であるセルロースが抽出され、ポリエステル繊維のみが固形分として分離されたことが確認された。
熱重量分析(TGA)装置を用い、昇温加熱過程におけるイオン液体処理前の白色布、及びイオン液体処理後の白色布の重量変化を窒素雰囲気下で測定した。図4は、本発明に係る繊維分離方法を用いて分離した繊維の熱重量分析(TGA)の結果を示すグラフである。TGA分析は、ティー・エイ・インスツルメント社製TGA2950を用いて、試料重量12mg、昇温速度20℃/minの条件で分析を行った。測定開始前の重量を1.0として、昇温過程での繊維の重量残存率を測定した。その結果、図4のグラフに示されるように、イオン液体処理前の白色布(実線)は、処理後(破線)の白色布よりも熱分解の進行が早く、約320℃以上(セルロース)及び450℃以上(ポリエステル)の2か所の温度域で熱分解が開始していることが明らかであり、このことは、2種類の繊維が含まれていることを示唆している。これに対して、イオン液体処理後の白色布は、約450℃以上の1か所の温度域から熱分解が開始していることから、1種類の繊維のみで構成されていることが示された。従って、TGA分析からも、イオン液体で処理した白色布は、ポリエステルのみにより構成されていることが確認された。
図5は、本発明で使用したイオン液体を繰り返し再生し、これを用いてポリエステル繊維を回収した回収率の変化を示すグラフである。白色布からポリエステル及び綿の分離回収試験に利用したイオン液体([C4mpy]+Cl-)を、150℃、3時間加熱撹拌処理を行って再生した。この再生イオン液体を用いて、平織の白色布からポリエステル及び綿の分離回収試験に再度供した。イオン液体の再生を1回から10回まで行い、其々の再生回数のイオン液体を用いて、上記繊維分離方法の試験を行い、回収されたポリエステルの繊維総重量に対する重量%をグラフに示した。その結果、再生回数にかかわらず、回収されたポリエステルは、処理前の白色布の重量に対して約64重量%となった。これは、イオン液体処理前の白色布に含まれているポリエステル量と略等しく、繰り返し再生させたイオン液体を用いても、綿の成分であるセルロースの抽出に何ら問題が起こらないことが確認された。これにより、イオン液体は、再生することにより繰り返し再利用することができることから、本発明に係る繊維分離方法は、リサイクルに掛るコストを抑えることができる。
2 糸条
3 天然繊維
4 合成繊維
Claims (7)
- 少なくとも2種の繊維を含む混紡繊維から特定の繊維を分離する繊維分離方法であって、
前記特定の繊維を溶解させるイオン液体に前記混紡繊維を投入し、当該混紡繊維に含まれる前記特定の繊維を前記イオン液体に抽出する抽出工程を実行する繊維分離方法。 - 前記抽出工程を終えたイオン液体から固形分を分離した後、前記特定の繊維が溶解しない溶媒を添加することにより、前記特定の繊維の成分を析出させる析出工程をさらに実行する請求項1に記載の繊維分離方法。
- 前記析出工程を終えたイオン液体から析出物を分離した後、成分調整を行って再生し、イオン液体として再利用する請求項2に記載の繊維分離方法。
- 前記混紡繊維は、天然繊維及び合成繊維を含む請求項1〜3の何れか一項に記載の繊維分離方法。
- 前記特定の繊維は、セルロース繊維であり、
前記イオン液体は、3−メチル−N−ブチルピリジウム クロライド、1−アリル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、ベンジルジメチルテトラデシルアンモニウム クロライド、1−ヘキシル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム アセテート及び1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム トリフルオロアセテートからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1〜4の何れか一項に記載の繊維分離方法。 - 前記特定の繊維は、ポリエステル繊維であり、
前記イオン液体は、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム テトラクロロアルミネート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム クロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム アセテート及び1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム トリフルオロアセテートからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1〜4の何れか一項に記載の繊維分離方法。 - 前記特定の繊維は、ナイロン繊維であり、
前記イオン液体は、N−メチル−N−プロピルピロリジウム ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド、及びN,N,N−トリメチル−N−プロピルアンモニウム ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミドからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1〜4の何れか一項に記載の繊維分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011128035A JP5824766B2 (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 繊維分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011128035A JP5824766B2 (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 繊維分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012254400A true JP2012254400A (ja) | 2012-12-27 |
JP5824766B2 JP5824766B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=47526502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011128035A Expired - Fee Related JP5824766B2 (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 繊維分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5824766B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104764671A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-07-08 | 河北出入境检验检疫局检验检疫技术中心 | 甲酸/氯化锌溶液的新用途及混合纤维中莱赛尔a100的定量分析方法 |
JP2018505973A (ja) * | 2015-02-06 | 2018-03-01 | レンツィング アクチェンゲゼルシャフト | 人工セルロース系繊維の再利用 |
WO2018115584A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | Aalto University Foundation Sr | Separation and upcycling of cellulose-containing blended waste |
JP2021511447A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースを含有する出発材料からの不溶性粒子の再利用 |
JP2021511448A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースに組み込まれたエラステインを含有する成形体および製造方法 |
JP2021511445A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースおよび合成プラスチックを含有する混紡織物を再利用する方法 |
JP2021511446A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | リヨセル法のためのリヨセルセルロースの再使用 |
CN115612172A (zh) * | 2022-10-24 | 2023-01-17 | 华能阜新风力发电有限责任公司 | 一种基于金属离子液体催化降解的风电叶片回收方法 |
WO2024024571A1 (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | 東洋紡株式会社 | 高分子材料のリサイクル方法及び繊維製品 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4277945B1 (en) * | 2022-04-04 | 2024-08-14 | Bromine Compounds Ltd. | Method for reclaiming fibers from textiles waste |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002058922A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Unitica Fibers Ltd | 濾 材 |
JP2005506401A (ja) * | 2001-10-03 | 2005-03-03 | ザ ユニヴァーシティー オブ アラバマ | イオン性液体を用いたセルロースの溶解及びプロセッシング |
JP2008174497A (ja) * | 2006-03-31 | 2008-07-31 | Yamaguchi Univ | 合成樹脂の解重合方法及び合成樹脂のモノマーの製造方法 |
JP2008545543A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-12-18 | ザ ユニバーシティ オブ アラバマ | イオン液体を使用して高配向のナノ粒子を含有するシートおよび膜を調製する方法、ならびにこの方法によって製造されたシートおよび膜 |
JP2010095820A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Nisshinbo Holdings Inc | ゼオライト付着繊維構造体の製造方法 |
JP2011036144A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Toyota Central R&D Labs Inc | セルロース含有材料からの有用物質の生産方法 |
-
2011
- 2011-06-08 JP JP2011128035A patent/JP5824766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002058922A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Unitica Fibers Ltd | 濾 材 |
JP2005506401A (ja) * | 2001-10-03 | 2005-03-03 | ザ ユニヴァーシティー オブ アラバマ | イオン性液体を用いたセルロースの溶解及びプロセッシング |
JP2008545543A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-12-18 | ザ ユニバーシティ オブ アラバマ | イオン液体を使用して高配向のナノ粒子を含有するシートおよび膜を調製する方法、ならびにこの方法によって製造されたシートおよび膜 |
JP2008174497A (ja) * | 2006-03-31 | 2008-07-31 | Yamaguchi Univ | 合成樹脂の解重合方法及び合成樹脂のモノマーの製造方法 |
JP2010095820A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Nisshinbo Holdings Inc | ゼオライト付着繊維構造体の製造方法 |
JP2011036144A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Toyota Central R&D Labs Inc | セルロース含有材料からの有用物質の生産方法 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018505973A (ja) * | 2015-02-06 | 2018-03-01 | レンツィング アクチェンゲゼルシャフト | 人工セルロース系繊維の再利用 |
CN104764671A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-07-08 | 河北出入境检验检疫局检验检疫技术中心 | 甲酸/氯化锌溶液的新用途及混合纤维中莱赛尔a100的定量分析方法 |
WO2018115584A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | Aalto University Foundation Sr | Separation and upcycling of cellulose-containing blended waste |
CN110168000A (zh) * | 2016-12-20 | 2019-08-23 | 阿尔托大学注册基金会 | 含纤维素的共混废物的分离和升级再造 |
US11168196B2 (en) | 2016-12-20 | 2021-11-09 | Aalto University Foundation Sr | Separation and upcycling of cellulose-containing blended waste |
JP2021511447A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースを含有する出発材料からの不溶性粒子の再利用 |
JP2021511448A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースに組み込まれたエラステインを含有する成形体および製造方法 |
JP2021511445A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | セルロースおよび合成プラスチックを含有する混紡織物を再利用する方法 |
JP2021511446A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-05-06 | レンツィング アクツィエンゲゼルシャフト | リヨセル法のためのリヨセルセルロースの再使用 |
US11987906B2 (en) | 2018-01-15 | 2024-05-21 | Lenzing Aktiengesellschaft | Method of reusing a mixed textile comprising cellulose and synthetic plastic |
WO2024024571A1 (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | 東洋紡株式会社 | 高分子材料のリサイクル方法及び繊維製品 |
CN115612172A (zh) * | 2022-10-24 | 2023-01-17 | 华能阜新风力发电有限责任公司 | 一种基于金属离子液体催化降解的风电叶片回收方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5824766B2 (ja) | 2015-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5824766B2 (ja) | 繊維分離方法 | |
JP7201144B2 (ja) | 廃棄物織物から綿およびポリエステル繊維をリサイクルするための方法 | |
JP2023055696A (ja) | 繊維製品系材料の処理方法 | |
CN109467741B (zh) | 由有机酸催化的水热反应来分离和回收废旧涤棉纺织品的方法 | |
KR20160090874A (ko) | 재생 셀룰로오스로부터의 성형체의 형성에서 사용되는 재활용 무명 섬유를 사전처리하는 방법 | |
EP3328924A1 (en) | Methods and systems for processing mixed textile feedstock, isolating constituent molecules, and regenerating cellulosic and polyester fibers | |
KR20110021781A (ko) | 섬유강화 고분자에 기초한 물품을 재생하는 방법 | |
SK39899A3 (en) | Process for recycling articles based on at least one vinyl chloride polymer | |
US20240092991A1 (en) | Modular textile recycling system and process | |
EP2922905B1 (en) | Processing of cotton-polyester waste textile | |
US11396114B2 (en) | Method for separating and recycling a waste polyester-cotton textile by means of a hydrothermal reaction catalyzed by an organic acid | |
Wu et al. | Efficient recycle of waste poly-cotton and preparation of cellulose and polyester fibers using the system of ionic liquid and dimethyl sulfoxide | |
AU5989794A (en) | Separation of nylon 6 from mixtures with nylon 6,6 | |
JP2008255554A (ja) | 布地の処理方法 | |
JP2003064387A (ja) | ポリエステル樹脂を原料とした粒状燃料の製造方法 | |
CN205874609U (zh) | 一种从废弃纺织品中回收再制pet的系统 | |
WO2024220053A1 (en) | A method for revaluation of acrylic fibre wastes in acrylic fibre production | |
CN115594883B (zh) | 基于酸性过氧化氢溶液的废旧涤棉混纺织物分离利用方法 | |
WO2024128967A2 (en) | Process for mixed fabric rejuvination | |
CN117916417A (zh) | 处理纤维原材料的方法 | |
JPH1088420A (ja) | Pvca直接アルコリシスによるpva繊維の紡糸の工業的方法 | |
WO2022013482A1 (en) | A method of separating one or more polymer fractions from a material comprising textiles as well as specific polymer fractions and uses thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140502 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5824766 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |