JP2012251730A - 室圧制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室圧制御システムは、部屋100内に設置されたヒュームフード101−1,101−2、局所排気ダクト102−1,102−2、給気ダクト103、一般排気ダクト104、局所排気バルブEXV1,EXV2、給気バルブMAV−M,MAV−B、一般排気バルブGEX−M,GEX−B、コントローラ105−1,105−2,106,107、差圧センサ109を有する。コントローラ106は、給気バルブMAV−M,MAV−Bと一般排気バルブGEX−M,GEX−Bのうち何れか1つを室圧バルブとして決定し、差圧センサ109によって計測された圧力差が設定値に一致するように室圧バルブを制御する。コントローラ106は、所定の規則に従って室圧バルブとして機能させるバルブを切り替える。
【選択図】 図1
Description
また、本発明の室圧制御システムの1構成例において、前記補正出力対象決定手段は、一定の周期ごとに前記室圧バルブとして機能させるバルブを切り替えることを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例において、前記補正出力対象決定手段は、前記動作履歴情報記憶手段に記憶された動作履歴情報を参照し、前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち動作回数が最も少ないバルブを前記室圧バルブとして選択することを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例は、さらに、前記給気バルブおよび前記一般排気バルブの動作履歴情報を収集する動作履歴情報収集手段と、前記動作履歴情報を記憶する動作履歴情報記憶手段とを備え、前記補正出力対象決定手段は、前記動作履歴情報記憶手段に記憶された動作履歴情報を参照し、前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち動作回数が最も少ないバルブを前記室圧バルブとして選択することを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例は、さらに、対象部屋に設置されたヒュームフードと、このヒュームフードの排気風量を局所排気バルブで調節する局所排気風量調節手段とを備え、前記給気風量調節手段と前記一般排気風量調節手段とは、前記給気風量調節手段によって調節される給気風量と前記局所排気風量調節手段および前記一般排気風量調節手段によって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、前記給気バルブと前記一般排気バルブを制御することを特徴とするものである。
コントローラ107は、一般排気バルブGEX−M,GEX−Bを制御する排気風量制御部206と、差圧センサ109によって計測された圧力差が所定の設定値に一致するように室圧バルブ(一般排気バルブGEX−MまたはGEX−B)を制御する補正出力演算部207とを有する。
Vmav=Vgex+α ・・・(1)
次に、ヒュームフード101−1のみ使用されているときには、式(2)が成立する。
Vmav=Vgex+Vexv1+α ・・・(2)
Vmav=Vgex+Vexv1+Vexv2+α ・・・(3)
Vmav=Vgex+(Vexv1)max+Vexv2+α ・・・(4)
コントローラ106の動作履歴情報収集部202は、給気バルブMAV−M,MAV−Bのそれぞれの動作履歴情報を常時収集すると共に、コントローラ107を介して一般排気バルブGEX−M,GEX−Bのそれぞれの動作履歴情報を常時収集する。動作履歴情報は、バルブの動作回数を表す情報を含む。ここで、バルブの動作回数は、バルブの動作方向が反転したとき、すなわち開度が増加する方向に動いている最中に開度が減少する方向に転じたとき、または開度が減少する方向に動いている最中に開度が増加する方向に転じたときに、1回と数える。
次に、コントローラ106の補正出力対象決定部204は、給気バルブMAV−M,MAV−Bと一般排気バルブGEX−M,GEX−Bの中からPCVとして機能させるバルブを決定する(ステップS100)。最初の決定では、給気バルブMAV−MをPCVとして選択するものとする。
補正出力対象決定部204からの通知を受けたコントローラ107の補正出力演算部207は、応答ACKを返す(ステップS108)。そして、補正出力演算部207は、室内外の圧力差の設定値SPと、差圧センサ109によって計測された室内外の圧力差dPEとを基に、設定値SPと圧力差dPEとの偏差がなくなるように風量Vgexの増減分を例えばPIDアルゴリズムにより演算し、演算した増減分だけ一般排気ダクト104の排気風量Vgexが変わるように一般排気バルブGEX−Mの開度を制御する(ステップS109)。こうして、一般排気バルブGEX−Mの開度を微調整することにより、室圧制御が行われる。なお、このとき、補正出力演算部207は、排気風量制御部206が一般排気バルブGEX−M用に出力した制御出力値と補正出力演算部207自身が一般排気バルブGEX−M用に演算した補正制御出力値(風量Vgexの増減分)とを合算して一般排気バルブGEX−Mに出力することになる。上記の風量バランス制御動作またはステップS107〜S109の処理により、一般排気バルブGEX−Mが動作する度に一般排気バルブGEX−Mの動作履歴情報が更新される。
補正出力対象決定部204からの通知を受けたコントローラ107の補正出力演算部207は、応答ACKを返す(ステップS113)。そして、補正出力演算部207は、設定値SPと圧力差dPEとの偏差がなくなるように風量Vgexの増減分を演算し、演算した増減分だけ一般排気ダクト104の排気風量Vgexが変わるように一般排気バルブGEX−Bの開度を制御する(ステップS114)。このとき、補正出力演算部207は、排気風量制御部206が一般排気バルブGEX−B用に出力した制御出力値と補正出力演算部207自身が一般排気バルブGEX−B用に演算した補正制御出力値(風量Vgexの増減分)とを合算して一般排気バルブGEX−Bに出力することになる。以上のステップS100〜S114の処理が、本実施の形態のPCV制御動作である。
また、本実施の形態では、あらかじめ定められた順番に従ってバルブを交替させるローテーション方式を採用しているが、補正出力対象決定部204は動作回数が最も少ないバルブをPCVとして選択するようにしてもよい。
Claims (8)
- 対象部屋へ吹き出す給気の風量を給気バルブで調節する給気風量調節手段と、対象部屋から吸い出す排気の風量を一般排気バルブで調節する一般排気風量調節手段とを備え、前記給気風量調節手段と前記一般排気風量調節手段とは、前記給気風量調節手段によって調節される給気風量と前記一般排気風量調節手段によって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、前記給気バルブと前記一般排気バルブを制御する室圧制御システムにおいて、
対象部屋と所定の基準室との圧力差を計測する差圧計測手段と、
前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち何れか一方を室圧バルブとして決定し、所定の規則に従って前記室圧バルブとして機能させるバルブを切り替える補正出力対象決定手段と、
前記差圧計測手段によって計測された圧力差が所定の設定値に一致するように前記室圧バルブを制御する補正出力演算手段とを備えることを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項1記載の室圧制御システムにおいて、
さらに、前記給気バルブおよび前記一般排気バルブの動作履歴情報を収集する動作履歴情報収集手段と、
前記動作履歴情報を記憶する動作履歴情報記憶手段と、
前記補正出力対象決定手段は、前記動作履歴情報記憶手段に記憶された動作履歴情報を参照し、前記室圧バルブとして機能しているバルブが一定の動作回数に達したと判断したときに、前記室圧バルブとして機能させるバルブを切り替えることを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項1記載の室圧制御システムにおいて、
前記補正出力対象決定手段は、一定の周期ごとに前記室圧バルブとして機能させるバルブを切り替えることを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項2または3記載の室圧制御システムにおいて、
前記補正出力対象決定手段は、あらかじめ定められた順番に従って前記室圧バルブとして機能させるバルブを選択することを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項2記載の室圧制御システムにおいて、
前記補正出力対象決定手段は、前記動作履歴情報記憶手段に記憶された動作履歴情報を参照し、前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち動作回数が最も少ないバルブを前記室圧バルブとして選択することを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項3記載の室圧制御システムにおいて、
さらに、前記給気バルブおよび前記一般排気バルブの動作履歴情報を収集する動作履歴情報収集手段と、
前記動作履歴情報を記憶する動作履歴情報記憶手段とを備え、
前記補正出力対象決定手段は、前記動作履歴情報記憶手段に記憶された動作履歴情報を参照し、前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち動作回数が最も少ないバルブを前記室圧バルブとして選択することを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の室圧制御システムにおいて、
前記給気バルブと前記一般排気バルブとは、それぞれメインバルブと、メインバルブと並列に設置されたブースターバルブとからなり、
前記補正出力対象決定手段は、前記給気バルブのメインバルブとブースターバルブと、前記一般排気バルブのメインバルブとブースターバルブのうち何れか1つを前記室圧バルブとして選択することを特徴とする室圧制御システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の室圧制御システムにおいて、
さらに、対象部屋に設置されたヒュームフードと、
このヒュームフードの排気風量を局所排気バルブで調節する局所排気風量調節手段とを備え、
前記給気風量調節手段と前記一般排気風量調節手段とは、前記給気風量調節手段によって調節される給気風量と前記局所排気風量調節手段および前記一般排気風量調節手段によって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、前記給気バルブと前記一般排気バルブを制御することを特徴とする室圧制御システム。
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