JP2012250146A - ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 - Google Patents

ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 Download PDF

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Abstract

【課題】倒立時に良好な噴霧状態を確保できるポンプユニットを提供する。
【解決手段】ポンプシリンダ4と作動部材30とを具備する。作動部材30は、上方に付勢されかつポンプシリンダ4の下部4a内面に液密に摺接するシール部36を下部に有する基筒32と、棒状の上半部40bの下面外周から筒状の下半部40aを垂下させてなり、この下半部40aを上記基筒32の上部へ嵌合させた弁部材40と、ポンプシリンダ4の上部4b内に下端側で摺接する筒状ピストン52及び筒状ピストン52からポンプシリンダ4の上方へ延長する連結管56からなる管状部材50と、管状部材50に付設した噴霧ヘッド60とを備える。基筒32の上端部で形成する第1弁座34内に、弁部材40の上半部40bの下面中心部から弾性伸縮部40cを介して垂下した弁体40dを挿入することで吸込弁Vを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置、特に液体容器に適用されるポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置に関する。
特許文献1の正倒立両用の噴霧容器は、ポンプシリンダの上部内面から起立するプランジャの上端を、噴霧ヘッドの下面側に有する接続筒に嵌合させ、ポンプシリンダの下端部内に、玉弁で形成する吸込弁を設け、ポンプシリンダの内部からプランジャ内へ起立する弁棒部材の上端部と、上記接続筒内に形成した弁座とで吐出弁を形成している。
また上記ポンプシリンダの下部の外面から下方へ突出した取付筒部の下端から小径の嵌合筒部を垂下するスリーブを設け、その取付筒部の下部内に、大径筒部から上端小径のテーパ状部を起立した弁筒を内蔵させ、この弁筒内に挿入させた玉弁と上記テーパ状部の内面で形成する弁座とで、倒立状態で閉鎖される空気阻止弁を形成している。
特開2002−066403
上記特許文献1では、吸込弁を玉弁で形成しているため、倒立して使用した場合に玉弁が弁座から多少動いてしまう。その状態で噴霧ヘッドを押すと、ポンプシリンダ内の空間が高圧化して玉弁は弁座に戻るが、その際に或る程度の内容物が容器体側へ押し戻されることになり、吐出効率に悪い影響を与える。その影響が大きいと適正に噴霧ができないおそれがあった。
本発明の第1の目的は、倒立時に良好な噴霧状態を確保できるポンプユニットを提供することである。
本発明の第2の目的は、上記ポンプユニットにアダプターを適用することで簡易に構成できる正倒立両用噴霧装置を提供することである。
第1の手段は、ポンプユニットであって、
上端側に鍔部5をかつ下端側に連通孔8をそれぞれ有するポンプシリンダ4と、
ポンプシリンダ4内に下半部を挿入した作動部材30と、
上記鍔部5の外周に連係させた装着筒22の上部に内向きフランジ24を付設した装着部材20と、を具備し、
上記作動部材30は、
上方に付勢され、かつポンプシリンダ4の下部4a内面に液密に摺接するシール部36を下部に有する基筒32と、
棒状の上半部40bの下面外周から筒状の下半部40aを垂下させてなり、この下半部40aを上記基筒32の上部側へ嵌合させた弁部材40と、
ポンプシリンダ4の上部4b内に下端側で摺接する筒状ピストン52及びこの筒状ピストン52からポンプシリンダ4の上方へ延長する連結管56からなり、この連結管56の上部内に内向きフランジ状の第2弁座58を横設させた管状部材50と、
この管状部材50の上端に付設したノズル64付きの噴霧ヘッド60と、を備え、
上記弁部材40の上端部を上記第2弁座58内に挿入することで吐出弁Vを構成し、
上記基筒32の上端部で形成する第1弁座34内に、弁部材40の上半部40bの下面中心部から弾性伸縮部40cを介して垂下した弁体40dを挿入することで吸込弁Vを構成し、
弁部材40の外面と管状部材50の内面との間に、上記ポンプシリンダ4の上部4bの内部から第2弁座58に至る液体流路Pを形成していた。
本手段は、図1に示す如く弁部材40の上半部40bの下面から弾性伸縮部40cを介して垂下する弁体40dと弁部材40の下半部40a内に嵌合された基筒32の上端部で形成する第1弁座34とで吸込弁Vを形成することを提案する。この構成によれば倒立状態でも弁体40dが第1弁座から離脱してしまうことがなく、噴霧状態を良好とすることができる。
本手段のポンプユニットとは、ポンプ機構としてまとまりをもつ構造であって、図1に示すように第1嵌合筒部に吸上げパイプ68を取り付けて正立用の噴霧装置とすることもでき、また図7に示すように後述のアダプター70を取り付けて、正倒立両用の噴霧装置とすることもできる。また本明細書において“上”及び“下”というときには正立状態での上及び下を指すものとする。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ上記弁部材40の下半部40aのうち弾性伸縮部40cの両側部分に開口部46を形成し、この弁部材40を一体に成形している。
本手段は、弁部材40を一体に成形することを設ける。これを可能とするために、図3に示すように弁部材40の下半部40aのうち弾性伸縮部40cの両側(リング状の弾性伸縮部40cにあってはリング孔の開通方向の両側)に開口部を設けている。
第3の手段は、第1の手段を有し、かつ請求項1又は請求項2に記載のポンプユニット2と、ポンプユニット2のポンプシリンダ4の下部に適用したアダプター70と、アダプター70の下端部に吸上げパイプ68とからなる正倒立両用噴霧装置であって、
上記ポンプユニット2は、ポンプシリンダ4の連通孔8の周りから垂下した第1嵌合筒部10を有し、
上記アダプター70は、
上記ポンプシリンダ4の下部4aの外面に着脱自在に嵌合されかつこの外面から第1嵌合筒部10の下方へ突出させた取付筒部74を有し、取付筒部74の下端から第2嵌合筒部76を垂下したスリーブ72と、
大径筒部80aからテーパ状部80bを介して小径筒部80cを起立してなり、大径筒部80aを取付筒部74の下部分内にかつ小径筒部80cを第1嵌合筒部10にそれぞれ嵌合させた接続筒80と、
上記大径筒部80a内に挿入された玉弁82とを具備し、
この玉弁82と上記テーパ状部80bの内面で形成する第3弁座84とで、倒立状態で閉塞される空気阻止弁Vを形成するとともに、
取付筒部74への大径筒部80aへの嵌合力を、第1嵌合筒部10への小径筒部80cへの嵌合力を大としている。
本手段は、図7に示すようにポンプシリンダ4に適用したアダプター70を提案している。スリーブ72の取付筒部74への接続筒80の大径筒部80aの嵌合力を、ポンプシリンダ4の第1嵌合筒部10への小径筒部80cの嵌合力より大としたから、ポンプシリンダ4からスリーブ72を引き抜くことでアダプター70全体を外すことができ、使い勝手がよい。
第1の手段に係る発明によれば、基筒32の上端部で形成する第1弁座34内に、弁部材40の上半部40bの下面中心部から弾性伸縮部40cを介して垂下した弁体40dを挿入することで吸込弁Vを構成したから、倒立状態でも弁体40dを第1弁座34に密着させることができ、良好な噴霧状態を保持できる。
第2の手段に係る発明によれば、弁部材40を一体に成形したから部品数を削減できる。
第3の手段に係る発明によれば、取付筒部74への大径筒部80aへの嵌合力を、第1嵌合筒部10への小径筒部80cへの嵌合力を大としたから、アダプター70としてポンプシリンダ4への着脱が容易である。
本発明の第1実施形態に係るポンプユニットを含む噴霧装置の正面図である。 図1のポンプユニットの要部の縦断面図である。 図2の要部のIII−III方向の横断面図である。 図1の装置の使用状態の第1段階を示す図である。 図1の装置の使用状態の第2段階を示す図である。 図1の装置の使用状態の第3段階を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るポンプユニットを含む噴霧装置の正面図である。 図7の装置の使用状態を示す図である。
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係るポンプユニットを含む噴霧装置を示している。この噴霧装置は、図1の如くポンプユニット2と吸上げパイプ68とで構成している。この構成に加えて後述のアダプター70を適用することで正倒立可能な噴霧装置とすることができるが、説明の都合上、これについては別に説明する。なお、これらの部材は特にことわらない限り合成樹脂で成形することができる。
ポンプユニット2は、図1に示す如くポンプシリンダ4と装着部材20と作動部材30とを具備する。
上記ポンプシリンダ4は、上端部に鍔部5を有する有底筒形であり、底壁6の中心部に連通孔8に開口し、かつ底壁6の外周から第1嵌合筒部10を一体的に垂下している。上記鍔部5の下面にはパッキン12を付設している。また図示例ではポンプシリンダ4の上部4bを下部4aに比べて大径に形成している。
装着部材20は、容器体の口頸部外面への嵌合用の装着筒22を有し、この装着筒22の上端に付設した内向きフランジ24の外周部から案内筒部26を、その内周部から抜止め筒部28をそれぞれ起立している。抜止め筒部28は、後述の作動部材の抜け出しを防止するためのものであり、図示例ではその内面に下向きの係止段部を周設している。
作動部材30は、図5に示すように基筒32と弁部材40と管状部材50と噴霧ヘッド60とで構成され、ポンプシリンダ4に対して昇降可能に形成する。
上記基筒32は、その筒壁の外面下端部にコイル受部を付設し、このコイル受部とポンプシリンダ4の底壁6との間にコイルスプリング38を介装している。そのコイル受部よりやや上方の基筒32部分外面にはポンプシリンダ4の上部4b内面と液密に接する環状のシール部36を周設する。基筒32の筒孔上端部は第1弁座34を形成している。
上記弁部材40は、先端小径で棒状の上半部40bと、この上半部40bの下面外周部から垂下した直筒形の下半部40aと、上半部40bの下面中央部から弾性伸縮部40cを介して垂下する弁体40dと、この弁体40dの下側に付設した突部40eとを有する。
上記下半部40aは、上記シール部36上方の基筒32部分の外面に嵌着している。その下半部40aの外径はポンプシリンダ4の下部4aの内径と同じとして、図5の如く作動部材30を下降させたときに、ポンプシリンダ4の下部4a内に液密に嵌合するように設ける。また上記下半部40aの左右両側部(後述のリング孔の開通方向の両側)には型抜き孔を兼ねた一対の開口部46を形成する。
上記弁部材40の上半部40bは、縦長棒状であり、ポンプシリンダ2の上方へ突出している。図示例では、弁部材40の上半部40bを下半部40aよりもやや小径に形成している。弁部材40の上半部40bは、先端が尖ったテーパ形状の上端部42を有し、かつ、そのテーパ面の下端から弁部材40の上半部40b下端に亘って縦設した連通溝Pを有する。
上記弾性伸縮部40c及び弁体40dは、上半部40bと一体に連設されている。弁体40dは弾性伸縮部40cの弾性力により第1弁座34に圧接されており、倒立状態でも弁体40dが重力により第1弁座34から離れないようにしている。
図示例では、弾性伸縮部40cを上下両側に連結片を有するリング体に形成している。そのリング孔は左右方向(紙面に垂直な方向)に開口しており、上下方向の伸縮により変形するようにしている。もっともこの構造に限定されることはなく、例えば波板形の板バネに形成してもよい。また図示例では、弁体40dから先細の突部40eを垂下している。
上記管状部材50は、筒状ピストン52と連結管56とを上下方向に連ねて形成している。
上記筒状ピストン52は、周壁53の下端面から下外方へ突出するスカート部54を有する。図示例では、弁部材40の形状に対応させて筒状ピストン52の周壁53の下部53aを上部53bに比べて大径としている。この周壁の下部53aは、弁部材40の下半部40aの輪郭に沿ってこの下半部の表面との間に間隙Pを存して開口部46の下方まで延びている。この間隙Pは、上記連通溝Pに連通しており、これら間隙Pと連通溝Pとで、ポンプシリンダ4の上部4b内から第2弁座58に至る液体流路Pを構成している。
また上記連結管56は、筒状ピストン52の外面から上方へ延長している。図示例では、連結管56を筒状ピストン52と別体に形成しているが、両者を一体としても構わない。連結管56の外部には上向きの段差が形成されており、これを抜止め筒部28に係合させている。連結管の上部には、内向きフランジ状の第2弁座58を形成している。この第2弁座58と上記弁部材40の上端部とで吐出弁Vを形成している。
噴霧ヘッド60は頂壁裏面の中心部から内筒部62Aを、また外周部から外筒部62Bを垂下し、その内筒部62Aを上記連結管56の上部外面に嵌着するとともに、内筒部62Aの内部と連通して外筒部62Bの前壁に開通するノズル64を形成している。
また図示例では、上記装着部材20の案内筒部26にオーバーキャップ66の下部を着脱自在に嵌合させている。
吸上げパイプ68は、上記第1嵌合筒部10内に着脱自在に嵌合させている。
上記構成によれば、本発明の噴霧装置を容器体100の口頸部101に取り付け、噴霧ヘッド60を押下げると、作動部材30全体がコイルスプリング38の弾性力に抗して下降する。この際に筒状ピストン52がポンプシリンダ4の上部4b内を下降することでこの上部4b内の液体が間隙P及び連通溝P内を通って吐出弁V側へ向かうので、弾性伸縮部40cの弾性力に抗して弁部材40の上半部40bが第2弁座58に対して下降する。これにより吐出弁Vが開き、液体が噴霧される。
次に上記噴霧ヘッド60の押下げを解放すると、コイルスプリング38の弾性力により作動部材30全体が上昇するとともに、弾性伸縮部40cの弾性力により管状部材50に対して弁部材40の上半部40bが上昇して、吐出弁Vが閉じる。次にポンプシリンダ4の上部4bに対して筒状ピストン52が上昇することで上部4b内が負圧化され、弾性伸縮部40cの弾性に抗して弁体40dが第1弁座34に対して上昇し、吸込弁Vが開く。これにより容器体100内の液体がポンプシリンダ4の上部4b内に流入する。この上部4b内の負圧が解消されると吸込弁Vが閉じる。
図7から図8は、本発明の第2実施形態に係る噴霧装置を示している。本実施形態では第1実施形態とほぼ同様の構造を有するポンプユニット2にアダプター70を適用して噴霧装置を構成したものである。
上記ポンプユニット2は、第1実施形態のポンプユニット2から突部40eを省略した構造のものである。
上記アダプター70は、図7に示す如くスリーブ72と接続筒80と玉弁82とで構成される。
上記スリーブ72は、縦長の取付筒部74の下端から取付筒部74より小径の第2嵌合筒部76を垂下してなる。上記取付筒部74の上部は上記ポンプシリンダ4の下部4a外面に嵌合されており、第2嵌合筒部76の内面には吸上げパイプ68を液密に嵌合させている。取付筒部74の内面には縦溝78を形成している。
上記接続筒80は、大径筒部80aの上端から上端小径のテーパ状部80bを介して小径筒部80cを突出してなる。上記大径筒部80aは上記取付筒部74の下部内面に、また小径筒部80cは第1嵌合筒部10の内面にそれぞれ液密に嵌合させている。取付筒部74への大径筒部80aの嵌合力は、第1嵌合筒部10への小径筒部80cへの嵌合力より大とする。
上記大径筒部80a内には玉弁82を挿入する。この玉弁82と、このテーパ状部80bの内面である第3弁座84とは、倒立時に空気の流入を阻止する空気阻止弁Vを形成する。
上記構成によれば、この噴霧装置を倒立させて噴霧ヘッド60を押すと、正立時と同じ順序で吸込弁Vが開き、液体が噴霧される。ポンプシリンダ4の下部4a内の空気は空気阻止弁Vを通って容器体内へ移動する。
上記噴霧ヘッド60の押圧を解放すると、作動部材30の基筒32はコイルスプリング38の弾性力により、ポンプシリンダ4の下部4a側から上部4b側へ移動しようとするが、このとき空気阻止弁Vが閉じているので、容器体底部内の空気がポンプシリンダ4の内部へ吸引されることが防止される。噴霧ヘッド60を正立状態に戻すと、玉弁82が重力によって第3弁座84から移動するので空気阻止弁Vが開く。その後の作用については正立時に記載したことを援用する。
2…ポンプユニット 4…ポンプシリンダ 4a…同下部 4b…同上部
5…鍔部 6…底壁 8…連通孔 10…第1嵌合筒部 12…パッキン 14…通気孔
20…装着部材 22…装着筒 24…内向きフランジ 26…案内筒部 28…抜止め筒部
30…作動部材 32…基筒 34…第1弁座 36…シール部 38…コイルスプリング
40…弁部材 40a…下半部 40b…上半部 40c…弾性伸縮部 40d…弁体 40e…突部
42…上端部 46…開口部
50…管状部材 52…筒状ピストン 53…周壁 53a…同下部 53b…同上部
54…スカート状部 56…連結管 58…第2弁座
60…噴霧ヘッド 62A…内筒部 62B…外筒部 64…ノズル
66…オーバーキャップ 68…吸上げパイプ
70…アダプター 72…スリーブ 74…取付筒部 76…第2嵌合筒部
78…縦溝 80…接続筒 80a…大径筒部 80b…テーパ状部 80c…小径筒部
82…玉弁 84…第3弁座
100…容器 101…口頸部
P…液体流路 P…間隙 P…連通溝
…吸込弁 V…吐出弁 V…空気阻止弁

Claims (3)

  1. 上端側に鍔部(5)をかつ下端側に連通孔(8)をそれぞれ有するポンプシリンダ(4)と、
    ポンプシリンダ(4)内に下半部を挿入した作動部材(30)と、
    上記鍔部(5)の外周に連係させた装着筒(22)の上部に内向きフランジ(24)を付設した装着部材(20)と、を具備し、
    上記作動部材(30)は、
    上方に付勢され、かつポンプシリンダ(4)の下部(4a)内面に液密に摺接するシール部(36)を下部に有する基筒(32)と、
    棒状の上半部(40b)の下面外周から筒状の下半部(40a)を垂下させてなり、この下半部(40a)を上記基筒(32)の上部側へ嵌合させた弁部材(40)と、
    ポンプシリンダ(4)の上部(4b)内に下端側で摺接する筒状ピストン(52)及びこの筒状ピストン(52)からポンプシリンダ(4)の上方へ延長する連結管(56)からなり、この連結管(56)の上部内に内向きフランジ状の第2弁座(58)を横設させた管状部材(50)と、
    この管状部材(50)の上端に付設したノズル(64)付きの噴霧ヘッド(60)と、を備え、
    上記弁部材(40)の上端部を上記第2弁座(58)内に挿入することで吐出弁(V)を構成し、
    上記基筒(32)の上端部で形成する第1弁座(34)内に、弁部材(40)の上半部(40b)の下面中心部から弾性伸縮部(40c)を介して垂下した弁体(40d)を挿入することで吸込弁(V)を構成し、
    弁部材(40)の外面と管状部材(50)の内面との間に、上記ポンプシリンダ(4)の上部(4b)の内部から第2弁座(58)に至る液体流路(P)を形成した、ポンプユニット。
  2. 上記部材40の下半部40aのうち弾性伸縮部40cの両側部分に開口部46を形成し、この弁部材40を一体に成形したことを特徴とする、請求項1記載のポンプユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のポンプユニット(2)と、ポンプユニット(2)のポンプシリンダ(4)の下部に適用したアダプター(70)と、アダプター(70)の下端部に吸上げパイプ(68)とからなる正倒立両用噴霧装置であって、
    上記ポンプユニット(2)は、ポンプシリンダ(4)の連通孔(8)の周りから垂下した第1嵌合筒部(10)を有し、
    上記アダプター(70)は、
    上記ポンプシリンダ(4)の下部(4a)の外面に着脱自在に嵌合されかつこの外面から第1嵌合筒部(10)の下方へ突出させた取付筒部(74)を有し、取付筒部(74)の下端から第2嵌合筒部(76)を垂下したスリーブ(72)と、
    大径筒部(80a)からテーパ状部(80b)を介して小径筒部(80c)を起立してなり、大径筒部(80a)を取付筒部(74)の下部分内にかつ小径筒部(80c)を第1嵌合筒部(10)にそれぞれ嵌合させた接続筒(80)と、
    上記大径筒部(80a)内に挿入された玉弁(82)とを具備し、
    この玉弁(82)と上記テーパ状部(80b)の内面で形成する第3弁座(84)とで、倒立状態で閉塞される空気阻止弁(V)を形成するとともに、
    取付筒部(74)への大径筒部(80a)への嵌合力を、第1嵌合筒部(10)への小径筒部(80c)への嵌合力を大としたことを特徴とする、正倒立両用噴霧装置。
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