JP5754729B2 - ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 - Google Patents
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Description
ポンプシリンダ4内に下半部を挿入した作動部材36と、
上記鍔部5Bの外周に連係させた装着筒22の上部に内向きフランジ24を付設した装着部材20と、を具備し、
上記作動部材36は、
上方に付勢されかつ棒状の上半部40bの下面外周から筒状の下半部40aを垂下させてなる基体40を有し、基体40の下半部40a上端部分に弁孔44を開口したロッド部材38と、
ポンプシリンダ4の上部4c内に下端側で摺接する筒状ピストン52から上方へステム54を起立するとともに、ステム54の上部内に内向きフランジ状の吐出弁座58を形成した管状部材50と、
この管状部材50の上端に付設したノズル64付きの噴霧ヘッド60と、を備え、
上記ロッド部材38の上端部39を上記吐出弁座58内に挿入することで吐出弁V2を構成し、
上記弁孔44の形成箇所に、その弁孔44を開閉する弁板48を付設することで吸込弁V1を構成し、
ロッド部材38の外面と管状部材50の内面との間に、ポンプシリンダ4の内部から吸込弁V1形成箇所を経て吐出弁V2へ至る液体流路Pを形成したポンプユニットにおいて、
上記ロッド部材38は、上記基体40の上半部40bに比べて下半部40aを大径とするとともに、その下半部の上端部分を上側小径のテーパ状部42として、このテーパ状部42に弁孔44を形成し、かつ少なくとも弁孔近傍の基体40の外面部分に嵌合した係合筒47の端部から斜め下方へ上記弁板48を突設した。
上記ポンプユニット2は、ポンプシリンダ4の連通孔8の周りから垂下した第1嵌合筒部10を有し、
上記アダプター70は、
上記ポンプシリンダ4の下部4aの外面に着脱自在に嵌合されかつこの外面から第1嵌合筒部10の下方へ突出させた取付筒部74を有し、取付筒部74の下端から第2嵌合筒部76を垂下したスリーブ72と、
大径筒部80aからテーパ状部80bを介して小径筒部80cを起立してなり、大径筒部80aを取付筒部74の下部分内にかつ小径筒部80cを第1嵌合筒部10にそれぞれ嵌合させた接続筒80と、
上記大径筒部80a内に挿入された玉弁82とを具備し、
この玉弁82と上記テーパ状部80bの内面とで、倒立状態で閉塞される空気阻止弁V3を形成するとともに、
取付筒部74への大径筒部80aの嵌合力を、第1嵌合筒部10への小径筒部80cの嵌合力より大とした。
第2の手段に係る発明によれば、係合筒47の端部から弁板48を突出したから、ロッド部材38の基体40の外面に係合筒47を嵌めるだけで弁板48を取り付けできる。
第3の手段に係る発明によれば、ステム54の外面に気密に接する第1シール部31を設けたから、ポンプユニットのシール性が向上する。
第4の手段に係る発明によれば、取付筒部74への大径筒部80aへの嵌合力を、第1嵌合筒部10への小径筒部80cへの嵌合力を大としたから、アダプター70としてポンプシリンダ4への着脱が容易である。
5A…テーパ状壁 5B…鍔部
6…底壁 8…連通孔 10…第1嵌合筒部 12…パッキン
20…装着部材 22…装着筒 24…内向きフランジ 24a…外周部 24b…内周部
26…補助筒部 28…案内筒部
30…リング板 31…第1シール部 34…コイルスプリング
36…作動部材 38…ロッド部材 39…上端部
40…基体 40a…下半部 40b…上半部 41…第2シール部
42…テーパ状部 44…弁孔 46…弁部材 47…係合筒 48…弁板
50…管状部材 52…筒状ピストン 54…ステム 54a…同下部 54b…同上部
56…第3シール部 58…吐出弁座
60…噴霧ヘッド 62A…内筒部 62B…外筒部 64…ノズル
66…オーバーキャップ 68…吸上げパイプ
70…アダプター 72…スリーブ 74…取付筒部 76…第2嵌合筒部
78…縦溝 80…接続筒 80a…大径筒部 80b…テーパ状部 80c…小径筒部
82…玉弁 83…玉弁用弁座 P…液体流路
V1…吸込弁 V2…吐出弁 V3…空気阻止弁
Claims (3)
- 上端側に鍔部(5B)をかつ下端側に連通孔(8)をそれぞれ有するポンプシリンダ(4)と、
ポンプシリンダ(4)内に下半部を挿入した作動部材(36)と、
上記鍔部(5B)の外周に連係させた装着筒(22)の上部に内向きフランジ(24)を付設した装着部材(20)と、を具備し、
上記作動部材(36)は、
上方に付勢されかつ棒状の上半部(40b)の下面外周から筒状の下半部(40a)を垂下させてなる基体(40)を有し、基体(40)の下半部(40a)上端部分に弁孔(44)を開口したロッド部材(38)と、
ポンプシリンダ(4)の上部(4c)内に下端側で摺接する筒状ピストン(52)から上方へステム(54)を起立するとともに、ステム(54)の上部内に内向きフランジ状の吐出弁座(58)を形成した管状部材(50)と、
この管状部材(50)の上端に付設したノズル(64)付きの噴霧ヘッド(60)と、を備え、
上記ロッド部材(38)の上端部(39)を上記吐出弁座(58)内に挿入することで吐出弁(V2)を構成し、
上記弁孔(44)の形成箇所に、その弁孔(44)を開閉する弁板(48)を付設することで吸込弁(V1)を構成し、
ロッド部材(38)の外面と管状部材(50)の内面との間に、ポンプシリンダ(4)の内部から吸込弁(V1)形成箇所を経て吐出弁(V2)へ至る液体流路(P)を形成したポンプユニットにおいて、
上記ロッド部材(38)は、上記基体(40)の上半部(40b)に比べて下半部(40a)を大径とするとともに、その下半部の上端部分を上側小径のテーパ状部(42)として、このテーパ状部(42)に弁孔(44)を形成し、かつ少なくとも弁孔近傍の基体(40)の外面部分に嵌合した係合筒(47)の端部から斜め下方へ上記弁板(48)を突設したことを特徴とする、ポンプユニット。 - 上記ポンプシリンダ(4)の上端部と装着部材(20)の内向きフランジ(24)との間に挟持させたリング板(30)の内周に上記ステム(54)の外面に気密に接する第1シール部(31)を形成したことを特徴とする、請求項1記載のポンプユニット。
- 請求項1又は請求項2に記載のポンプユニット(2)と、ポンプユニット(2)のポンプシリンダ(4)の下部に適用したアダプター(70)と、アダプター(70)の下端部に吸上げパイプ(68)とからなる正倒立両用噴霧装置であって、
上記ポンプユニット(2)は、ポンプシリンダ(4)の連通孔(8)の周りから垂下した第1嵌合筒部(10)を有し、
上記アダプター(70)は、
上記ポンプシリンダ(4)の下部(4a)の外面に着脱自在に嵌合されかつこの外面から第1嵌合筒部(10)の下方へ突出させた取付筒部(74)を有し、取付筒部(74)の下端から第2嵌合筒部(76)を垂下したスリーブ(72)と、
大径筒部(80a)からテーパ状部(80b)を介して小径筒部(80c)を起立してなり、大径筒部(80a)を取付筒部(74)の下部分内にかつ小径筒部(80c)を第1嵌合筒部(10)にそれぞれ嵌合させた接続筒(80)と、
上記大径筒部(80a)内に挿入された玉弁(82)とを具備し、
この玉弁(82)と上記テーパ状部(80b)の内面とで、倒立状態で閉塞される空気阻止弁(V3)を形成するとともに、
取付筒部(74)への大径筒部(80a)の嵌合力を、第1嵌合筒部(10)への小径筒部(80c)の嵌合力より大としたことを特徴とする、正倒立両用噴霧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011122907A JP5754729B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011122907A JP5754729B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012250148A JP2012250148A (ja) | 2012-12-20 |
JP5754729B2 true JP5754729B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=47523489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011122907A Active JP5754729B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5754729B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024440Y2 (ja) * | 1978-11-07 | 1985-07-22 | 株式会社三谷バルブ | 手動噴霧器の噴射装置 |
JPS61902Y2 (ja) * | 1979-01-17 | 1986-01-13 |
-
2011
- 2011-05-31 JP JP2011122907A patent/JP5754729B2/ja active Active
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JP2012250148A (ja) | 2012-12-20 |
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