JP2012246789A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コイルへの通電オンオフにより弁部材が可動コアと一体に往復移動して噴孔を開閉するインジェクタ(燃料噴射弁)において、固定コアと対向する可動コアの可動対向面に、軸方向に突出する環状の凸部551が設けられる。凸部551の端面には、基材58上のめっき層59により、周方向に高さが波状に変化するうねり57が形成される。コイルへの通電時、うねり57の山571の部分が固定コアに衝突し、当接する。この作動の繰り返しにより、当接部である山571の部分は摩耗するが、谷572の部分は摩耗しない。したがって、摩耗による当接面積の変化が小さくなり、当接面積によって決まるスクイズ力の変化が抑制される。よって、閉弁応答性を安定させることができる。
【選択図】図5
Description
そこで、特許文献1に記載の燃料噴射弁では、固定コアと対向する可動コアの対向面に二重の環状の凸部を設け、両凸部の間に環状の凹部を形成することで、スクイズ力の確保によるバウンスの抑制と、コイル通電停止時の磁気切れ特性とを両立させている。
ハウジングは、軸方向の一端に形成され燃料が噴射される噴孔、及び噴孔へ燃料を供給する燃料通路を有する。弁部材は、ハウジング内に設けられ、軸方向に往復移動することにより噴孔を開閉する。
可動コアは、ハウジング内で弁部材とともに軸方向に往復移動する。固定コアは、ハウジング内で可動コアの噴孔の反対側に固定され、噴孔側の面である固定対向面が可動コアの噴孔の反対側の面である可動対向面と対向する。
コイルは、通電されたとき固定コアと可動コアとの間に電磁吸引力を発生する。付勢手段は、弁部材または可動コアを噴孔側に付勢する。
また、固定コアの固定対向面または可動コアの可動対向面のいずれか一方に、軸方向に突出する環状の凸部が一つ以上設けられる。そして、少なくとも一つの凸部の軸方向の端面に、周方向に高さが波状に変化するうねりが形成されている。
ここで、スクイズ力とは、当接部に挟まれる流体の力をいい、ある程度の当接面積を確保することで、スクイズ力を利用してバウンスを抑制することができる。一方、当接面積を大きくしすぎると、スクイズ力が大きくなる反面、コイル通電停止時の残留磁束により磁気切れが悪化して閉弁応答性が悪くなる。したがって、スクイズ力を適正範囲に維持することが求められる。本発明では、上記のようにコア当接部の摩耗によるスクイズ力の変化が抑制されるため、燃料噴射弁の製造後の初期使用時から耐久使用時まで、閉弁応答性を安定させることができる。
さらに、本発明では、うねりを形成することで、当接部において局所的にばね定数を低減し、当接部の衝撃荷重を低減することができる。
具体的には、金属の基材上に、例えば硬質クロムめっき等を施し、めっき層の表面高さを周方向に波状に変化させる。このとき、平坦な基材表面に、めっき層の厚さを変化させてうねりを形成してもよい。或いは、基材表面にうねりを形成し、その上に厚さが略均一のめっき層を形成してもよい。
環状凹部内の流体は流動し難いため、スクイズ力への影響は実質的に無いに等しい。すなわち、この場合のスクイズ力は、外環凸部の当接面積と内環凸部の当接面積の単純な合計ではなく、外環凸部と内環凸部とを径方向に一体に接続した仮想の凸部の当接面積によって決まる。したがって、可動コアが固定コアに衝突したときのバウンスを抑制するために充分なスクイズ力を確保することができる。一方、環状凹部は磁気ギャップ部となるので、環状凹部を形成することにより、コイル通電停止時の磁気切れ特性を向上することができる。
このようにして、スクイズ力によるバウンスの抑制と磁気切れ特性の向上を両立させることができる。
一方の凸部にのみうねりを形成すれば、うねりを形成するコストを低減することができる。その場合、相対的に周長の長い外環凸部にうねりを形成する方が、うねりによる効果をより多く得られるため有利である。
これにより、連通路を経由してコア間空間と燃料通路との間で燃料を流出入させ、可動コアが移動した際のコア間空間の圧力変動を抑制することができる。よって、可動コアの作動を安定させることができる。
溝部は、凸部のうねりと同様に周方向で周期的に高さが変化するため、うねりの効果と同様の効果を有する。よって、一方のコアの対向面にうねりが形成される凸部を設け、他方のコアの対向面に溝部を設け、これらを組み合わせることで、摩耗によるスクイズ力の変化を抑制し閉弁応答性を安定させる効果、及び、当接部の衝撃荷重を低減する効果を一層高めることができる。
(第1実施形態)
図1に示す「燃料噴射弁」としてのインジェクタ10は、例えば直噴式ガソリンエンジンのエンジンヘッド(図示しない)に搭載され、エンジンにガソリンを噴射供給する。
以下、第1実施形態のインジェクタ10の構成について、図1〜図5を参照して説明する。以下の説明では、図1〜図3の上側を「上」、図1〜図3の下側を「下」とする。また、図3では、中心軸Oに対して一方の断面を示す。
以下、インジェクタ10の方向として、軸方向Zの図1の上方向を開弁方向Z1といい、軸方向Zの図1の下方向を閉弁方向Z2という。ニードル14は、開弁方向Z1に移動したとき後述する噴孔25を開放し、閉弁方向Z2に移動したとき噴孔25を閉塞する。
また、筒部材11は、例えば一体に成形した後、熱加工などにより一部を磁性化または非磁性化してもよい。また、非磁性部は、磁性部に対し板厚を薄くした磁気の絞りを設けた形状としてもよい。
ノズルホルダ13は、内径が互いに異なる大径部20、中径部21、小径部22および取付部23を略同軸に有している。大径部20、中径部21および小径部22は、上方から下方に向かってこの順に形成される。大径部20は、内径が筒部材11の内径と略等しく、筒部材11と略同軸となるように設けられる。
ノズルボディ24は、筒状に形成され、例えば圧入や溶接などによりノズルホルダ13の取付部23に固定されている。ノズルボディ24の内壁面は、閉弁方向Z2に向かうにつれて内径が小さくなるように傾斜し、いわゆる尖鋭状に形成される。ノズルボディ24の先端部には、ノズルボディ24を軸方向Zに貫通する噴孔25が形成される。噴孔25の周囲の内壁面は、弁座29として機能する。
本実施形態では、筒部材11、ノズルホルダ13、およびノズルボディ24が、特許請求の範囲に記載の「ハウジング」に相当する。
ニードル14は、ノズルボディ24と概ね同軸上に配置されている。ニードル14は、ステム部26、フランジ部27およびシール部28を有している。ステム部26は、ノズルホルダ13内で軸方向Zに延びている。フランジ部27は、ステム部26の燃料入口18側の端部において径外方向に全周に亘って突出するように設けられている。シール部28は、ステム部26の噴孔25側の端部に設けられており、ノズルボディ24に形成される弁座29に着座可能である。
固定コア35の中心穴351には「付勢手段」としての第1スプリング39が収容されている。第1スプリング39は、一方の端部がニードル14に接しており、他方の端部がアジャスティングパイプ40と接している。第1スプリング39は、軸方向Zに伸長する力を有している。そのため、可動コア36およびニードル14は、第1スプリング39により弁座29に着座する閉弁方向Z2へ押し付けられる。
中径部21と小径部22との接続部分には、第2スプリング46の閉弁方向Z2の端部が当接する段差面部47が形成される。中径部21の内径は、第2スプリング46の外径よりもやや大きくなるように形成され、第2スプリング46の傾きおよび曲がりを防止する。したがって、第2スプリング46の付勢力を精密に維持することができる。
また、上述したニードル14の連通孔31は、ニードル14の移動位置に係わらず、下流端の開口位置が、ノズルホルダ13の段差面部47と可動コア36の噴孔25側の端面(下端面部48)との間となるように形成されている。
外環凸部551および内環凸部552は、断面形状が略矩形状であって、高さが10μm以上、例えば約50μmである。外環凸部551と内環凸部552との間には環状凹部60が形成される。
本実施形態では、内環凸部552にも同様のうねり57が形成されているものとし、以下、外環凸部551を代表として説明する。また、外環凸部551と内環凸部552とを特に区別する場合を除き、両者を合わせて「凸部551、552」として記載する。
また、可動コア36には、可動コア36を軸方向Zに貫通し、コア間空間53と燃料通路322(ノズルホルダ13とニードル14との間の空間)とを連通する連通路53が形成されている。図4に示すように、本実施形態では4つの連通路53が可動コア36の周方向に略均等に配置されている。連通路53は、4つに限らず、例えば6〜8個設けられてもよく、周方向に不均等に配置されてもよい。
次に、上記の構成によるインジェクタ10の作動について説明する。
まず、閉弁状態から開弁するときの作動に関して説明する。
コイル34への通電が停止されているとき、固定コア35と可動コア36との間に磁気吸引力は発生しない。したがって、ニードル14は、第1スプリング39の閉弁力f1によって閉弁方向Z2に押圧されている。このとき、ニードル14のフランジ部27は、可動コア36の内環凸部552の内側の可動対向面45に当接している。そのため、可動コア36は、固定コア35と離れ、第1スプリング39の閉弁力f1と第2スプリング46の開弁力f2との差によってニードル14とともに閉弁方向Z2へ移動する。そして、ニードル14のシール部28が弁座29に着座し、噴孔25からの燃料噴射が遮断される。
固定コア35と可動コア36との間に発生する磁気吸引力と第2スプリング46の開弁力f2との和が第1スプリング39の閉弁力f1よりも大きくなると、可動コア36は開弁方向Z1への移動を開始する。このとき、ニードル14は、フランジ部27が可動コア36の可動対向面45に接しているため、可動コア36とともに開弁方向Z1へ移動する。その結果、ニードル14のシール部28は、弁座29から離れる。
ここで、可動コア36の凸部551、552が固定コア35に衝突する際、凸部551、552の間に形成される環状凹部60内にある燃料流体は圧縮され難く、スクイズ力への影響は実質的に無いに等しい。そのため、環状凹部60の開口面より上方(開弁方向Z1側)にある燃料流体によって発生するスクイズ力は、外環凸部551と内環凸部552とを径方向に一体に接続した仮想の凸部の当接面積によって決まるスクイズ力と同等となる。
開弁状態(全開状態)からコイル34への通電を停止すると、固定コア35と可動コア36との間の磁気吸引力は消失していく。そして、残留磁束による磁気吸引力と第2スプリング46の開弁力f2との和が第1スプリング39の閉弁力f1よりも小さくなると、ニードル14は、第1スプリング39の閉弁力f1によって可動コア36とともに閉弁方向Z2へ移動を開始する。そして、ニードル14のシール部28は再び弁座29に着座し、燃料通路32と噴孔25との間の燃料の流れは遮断される。したがって、燃料の噴射は終了する。
これにより、コイル34への通電を停止したとき、可動コア36およびニードル14は第1スプリング39の閉弁力f1によって第2スプリング46の開弁力f2に抗して閉弁方向Z2へ迅速に移動する。
また、ニードル14のシール部28が弁座29に着座すると、ニードル14に対して相対移動可能な可動コア36は、閉弁方向Z2への慣性力によって、可動コア36を開弁方向Z1に付勢する第2スプリング46の開弁力f2に打ち勝ち、さらに閉弁方向Z2に過剰に移動、いわゆるアンダーシュートする。
一方、ニードル14は、第1スプリング39の閉弁力f1によってシール部28が弁座29に着座した状態である。開弁力f2によって開弁方向Z1へ移動する可動コア36は、ニードル14のフランジ部27により移動が規制されて停止し、次の開弁動作が開始可能な閉弁状態となる。
上記の作動において、インジェクタ10の製造後の初期状態では、コイル通電時、可動対向面45の凸部551、552は、うねり57の山571部分が固定コア35の固定対向面49に当接する。そして、このときの当接面積によりスクイズ力の大きさが決まり、所望の閉弁応答性が得られる。その後、耐久使用にてインジェクタ10の作動が繰り返されると、固定コア35と可動コア36との衝突により当接部であるうねり57の山571部分が摩耗する。すると、山571部分が平坦になって当接面積が増加するため、スクイズ力が増加する方向に変化する。
本実施形態では、凸部551、552にうねり57を形成し、そのうねり量Hを適正な値にすることで、摩耗によるスクイズ力の変化を許容値以下とし、インジェクタ10の閉弁応答性を安定させることを特徴としている。
そこで、次に、図6、図7を参照して、うねり量Hの適正値について説明する。
図6(a)に戻り、スクイズ力は、うねり量Hがゼロから数μmまでの領域で急激に減少し、うねり量Hが数μm以上の領域でうねり量Hの増加に伴い漸減する。
図6(b)に示すうねり量H約3μmの場合、特性図にて「うねり量対スクイズ力」の傾きが大きい領域であり、摩耗によるスクイズ力の変化量ΔS3が大きい。それに対し、図6(c)に示すうねり量H約10μmの場合は、「うねり量対スクイズ力」の傾きが小さい領域であり、摩耗によるスクイズ力の変化量ΔS10が小さい。すなわち、同じ1μmの摩耗であっても、初期のうねり量Hによってスクイズ力の変化量が異なることとなる。
以上の結果より、うねり量Hの適正値は、4μm以上12μm以下であるといえる。
次に、本実施形態のインジェクタ10の効果について説明する。まず、作動におけるうねり57の効果について図8を参照して説明する。
図8(a)は、コイル34に印加される駆動パルス信号を示し、図8(b)は、ニードル14および可動コア36のリフト波形を示す。ニードル14および可動コア36は、駆動信号をオンにすると、閉弁状態から開弁し、その後駆動信号をオフにすると、開弁状態から閉弁する。ここで、駆動信号をオフにしてから閉弁が完了するまでの時間を「閉弁時間」という。また、インジェクタ10の初期状態すなわち凸部の端面が摩耗していないときの閉弁時間Tc0に対する凸部の摩耗後の閉弁時間の増分をΔTcと表す。
その他、うねりを形成することで、当接部において局所的にばね定数を低減し、当接部の衝撃荷重を低減することができる。
軸方向Zに突出する環状の凸部551、552は、可動コア36の可動対向面45に二重に設けられる。また、外環凸部551と内環凸部552との間には環状凹部60が形成される。環状凹部60内にある燃料流体は圧縮され難く、スクイズ力への影響は実質的に無いに等しい。そのため、外環凸部551と内環凸部552とを径方向に一体に接続した仮想の凸部の当接面積によって決まるスクイズ力と同等のスクイズ力を確保し、可動コア36が固定コア35に衝突したときのバウンスを抑制することができる。
一方、磁気ギャップ部となる環状凹部60を形成することにより、コイル通電停止時の磁気切れ特性を向上することができる。このようにして、スクイズ力によるバウンスの抑制と磁気切れ特性の向上を両立させることができる。
また、可動コア36に連通路53を形成することで、可動コア36の軸方向Zから見た投影面積を減少することができる。したがって、燃料油中で可動コア36が軸方向Zに移動する際の抵抗を低減することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図9(a)を参照して説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、うねり57の形成方法が異なる。
図9(a)に示すように、第2実施形態の凸部551aは、電磁ステンレス等の基材58aにうねりが形成され、その基材58aの表面に、略均一厚さの硬質クロムのめっき層59aが形成される。このようにしても、山571および谷572を有する波状のうねり57を実現することができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図10を参照して説明する。第3実施形態は、第1、第2実施形態に対して、固定コア35の下端面部の形状のみが異なる。それ以外の構成については、可動コア36の凸部551、552の端面にうねり57が形成されていること等、第1、第2実施形態と実質的に同一である。
うねり57と溝部61とを組み合わせることで、摩耗によるスクイズ力の変化を抑制し閉弁応答性を安定させる効果、及び、当接部の衝撃荷重を低減する効果を一層高めることができる。
(ア)上記実施形態では、凸部551、552は、可動コア36の可動対向面45に形成されている。しかし、凸部551、552は、固定コア35の固定対向面49に形成されてもよい。その場合、対向する可動コア36の可動対向面45に第3実施形態と同様の溝部が形成されてもよい。
なお、一方の凸部にうねり57を形成する場合、相対的に周長の長い外環凸部551に形成する方が、上記のうねりによる効果をより多く得られるため有利である。
(エ)凸部は、円周状に限らず、円周状以外の環状に形成されてもよい。
(オ)凸部の端面にうねりを形成する方法は、めっきに限らず、化学蒸着(CVD)、物理蒸着(PVD)、エッチング等、種々の表面処理技術を応用することができる。
(カ)上記実施形態では凸部の周方向のうねりの数は4つであるが、これに限らない。また、うねりの周期は不均等であってもよい。
また、連通路は、軸方向Zに平行な方向に設けられるものに限らず、軸方向Zに傾斜して設けられるものであってもよい。また、連通路は、貫通孔ではなく、例えばコアの外壁に溝状に形成されるものであってもよい。また、連通路を設けなくてもよい。
(ケ)ハウジングは、筒部材11、ノズルホルダ13およびノズルボディ24の3部材で構成されるものに限らず、例えば2部材以下もしくは4部材以上で構成されてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
11 ・・・筒部材(ハウジングの一部)、
13 ・・・ノズルホルダ(ハウジングの一部)、
14 ・・・ニードル(弁部材)、
24 ・・・ノズルボディ(ハウジングの一部)、
25 ・・・噴孔、
32、321、322・・・燃料通路、
34 ・・・コイル、
35 ・・・固定コア、
36 ・・・可動コア、
39 ・・・第1スプリング(付勢手段)、
45 ・・・可動対向面、
49 ・・・固定対向面、
52 ・・・コア間空間、
53 ・・・連通路、
551・・・外環凸部(凸部)、
552・・・内環凸部(凸部)、
57 ・・・うねり、
571・・・山、
572・・・谷、
58 ・・・基材、
59 ・・・めっき(層)、
60 ・・・環状凹部、
61 ・・・溝部、
Z ・・・軸方向。
Claims (8)
- 軸方向の一端に形成され燃料が噴射される噴孔、及び前記噴孔へ燃料を供給する燃料通路を有するハウジングと、
前記ハウジング内に設けられ、軸方向に往復移動することにより前記噴孔を開閉する弁部材と、
前記ハウジング内で前記弁部材とともに軸方向に往復移動する可動コアと、
前記ハウジング内で前記可動コアの前記噴孔の反対側に固定され、前記噴孔側の面である固定対向面が前記可動コアの前記噴孔の反対側の面である可動対向面と対向する固定コアと、
通電されたとき前記固定コアと前記可動コアとの間に電磁吸引力を発生するコイルと、
前記弁部材または前記可動コアを前記噴孔側に付勢する付勢手段と、
を備え、
前記固定コアの前記固定対向面または前記可動コアの前記可動対向面のいずれか一方に、軸方向に突出する環状の凸部が一つ以上設けられ、
少なくとも一つの前記凸部の軸方向の端面に、周方向に高さが波状に変化するうねりが形成されていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記うねりは、めっきにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
- 前記うねりは、波の山と谷との高低差であるうねり量が4μm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
- 前記うねりは、前記うねり量が12μm以下であることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
- 前記凸部は、径方向の相対的に外側に設けられる外環凸部と、径方向の相対的に内側に設けられる内環凸部とから構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
- 前記うねりは、前記外環凸部に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射弁。
- 前記固定コアおよび前記可動コアの少なくともいずれか一方は、前記凸部の径外方向に、前記固定対向面と前記可動対向面との間のコア間空間と前記燃料通路とを連通する連通路を有していることを特徴とする1〜6のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
- 前記固定コアの前記固定対向面および前記可動コアの前記可動対向面のうち前記凸部が形成されるコアと反対側のコアの対向面に、軸方向に凹み径方向に延びる溝部が周方向に一つ以上形成されていることを特徴とする1〜7のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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