JPWO2018083795A1 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

燃料噴射弁において、弁体は、コアに対向する筒状のアマチュアと、アマチュアに固定されている弁体本体とを有している。弁体本体は、コアから離れる方向へのアマチュアの変位によりシート面に接触し、コアに近づく方向へのアマチュアの変位によりシート面から離れる。アマチュアのコア側の端部には、凸部と、凸部よりも径方向外側に位置する平面形成部とが設けられている。平面形成部は、凸部から連続する第1の直交平面部を有している。第1の直交平面部は、アマチュアの軸線に直交する平面と平行になっている。凸部は、第1の直交平面部の位置よりもコアに向けて突出している。アマチュアの軸線を含む平面での凸部の外形線は、アマチュアの内周面から連続する弧状の曲線になっている。

Description

この発明は、例えば自動車の内燃機関へ燃料を供給する燃料噴射弁に関するものである。
従来、筒状のハウジング内に弁部材を往復移動可能に収容し、弁部材を弁座に接触させることにより噴孔を閉じ、弁部材を弁座から離すことにより噴孔を開くようにした燃料噴射装置が知られている。ハウジング内には、弁部材と一体に移動する可動コアが収容されている。また、ハウジングには、可動コアの上流側に配置された固定コアが固定されている。ハウジングの周囲には、可動コアを固定コアに吸引する電磁吸引力を発生するコイル部が設けられている。コイル部への通電が停止されているときには、スプリングの力によって、弁部材が弁座に接触している。コイル部への通電が行われると、コイル部の電磁吸引力により、スプリングの力に逆らって、弁部材が弁座から離れる。
従来、可動コアが固定コアに衝突することにより発生する開弁時の作動音を低減するために、ハウジングの内周面と可動コアの外周面との隙間を調整するとともに、可動コアの固定コア側の端部に環状の突出部を設けた燃料噴射装置が提案されている。このような従来の燃料噴射装置では、可動コアと固定コアとの間に存在する空間が突出部の径方向外側で大きくなり、ハウジングの内周面と可動コアの外周面との隙間を流れる燃料の抵抗による流体ダンパ効果が大きくなる。これにより、開弁時の可動コアの速度が低下し、開弁時の作動音が低減する(例えば特許文献1参照)。
特開2003−148280号公報
しかし、特許文献1に示されている従来の燃料噴射装置では、突出部に平坦面が形成されているので、噴孔を閉じる閉弁動作を開始するとき、即ち固定コアから離れる方向への移動を可動コアが開始するときに、可動コアと固定コアとの分離を妨げる流体の貼り付き力、即ちスクイーズ力が大きくなってしまい、閉弁時の応答性が悪化してしまう。
また、特許文献1に示されている従来の燃料噴射装置では、突出部に平坦面が形成されているので、可動コアが固定コアに衝突するときに可動コアが傾いていると、突出部の平坦面の外周の角部が固定コアに接触する。これに対して、可動コアが固定コアに衝突するときに可動コアが傾いていない場合には、突出部の平坦面の仕上り具合に応じて突出部の平坦面が固定コアに部分的に接触する。従って、従来の燃料噴射装置では、突出部が固定コアに接触する位置が燃料噴射装置の個体ごと及び動作ごとに異なることになり、開弁時の作動音のばらつきが生じてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、開弁時の作動音のばらつきの発生を抑制することができるとともに、閉弁時の応答性の悪化を抑制することができる燃料噴射弁を得ることを目的とする。
この発明による燃料噴射弁は、筒状のコア、シート面が形成され、コアよりも燃料の流れの下流側に配置されている弁座、コアとシート面との間に変位可能に配置され、シート面に接触することにより燃料通路を閉じ、シート面から離れることにより燃料通路を開く弁体、弁座及び弁体を収容する筒状のホルダ、シート面に接触する方向へ弁体を付勢するスプリング、及びスプリングの付勢力に逆らって、シート面から離れる方向へ弁体を変位させる電磁吸引力を発生するコイルを備え、弁体は、コアに対向する筒状のアマチュアと、アマチュアに固定されている弁体本体とを有し、弁体本体は、コアから離れる方向へのアマチュアの変位によりシート面に接触し、コアに近づく方向へのアマチュアの変位によりシート面から離れ、アマチュアのコア側の端部には、凸部と、凸部よりも径方向外側に位置する平面形成部とが設けられており、平面形成部は、凸部から連続する第1の直交平面部を有し、第1の直交平面部は、アマチュアの軸線に直交する平面と平行になっており、凸部は、第1の直交平面部の位置よりもコアに向けて突出しており、アマチュアの軸線を含む平面での凸部の外形線は、アマチュアの内周面から連続する弧状の曲線になっている。
この発明による燃料噴射弁によれば、アマチュアの凸部とコアとの間の接触面積を小さくすることができ、アマチュアがコアから離れる閉弁時にアマチュアとコアとの間に作用するスクイーズ力を低減させることができる。従って、シート面に向けて弁体を変位させやすくすることができ、燃料噴射弁の閉弁時の応答性の悪化を抑制することができる。また、アマチュアの傾きがどのようになっていても、コアと凸部との接触状態のばらつきを小さくすることができ、開弁時の作動音のばらつきの発生を抑制することができる。
この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を示す断面図である。 図1のアマチュアを示す拡大断面図である。 図2のアマチュアを示す上面図である。 この発明の実施の形態2による燃料噴射弁のアマチュア及びコアを示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態3による燃料噴射弁のアマチュア及びコアを示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態4による燃料噴射弁のアマチュアを示す断面図である。 図6のアマチュアを示す上面図である。 この発明の実施の形態5による燃料噴射弁のアマチュアを示す断面図である。 図8のアマチュアを示す上面図である。 この発明の実施の形態6による燃料噴射弁のアマチュア及びコアを示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態6による燃料噴射弁のアマチュア及びコアを示す要部拡大断面図である。 図11のアマチュアを示す上面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を示す断面図である。燃料噴射弁1は、駆動装置2と、駆動装置2により動作される弁装置3とを有している。燃料は、駆動装置2内及び弁装置3内のそれぞれの燃料通路を通った後、弁装置3から噴射される。
駆動装置2は、二段円筒形状の金属製のハウジング4と、ハウジング4の内側に配置されている金属製の筒状のコア5と、コア5を囲んだ状態でハウジング4の内側に配置されているコイル6と、コイル6が巻かれている樹脂製のボビン7と、ハウジング4の外周部の一部に溶接で固定され、コア5の周囲でボビン7を覆っている金属製のキャップ8と、コイル6を外部と電気的に接続するためのターミナル9とを有している。ハウジング4、コア5、コイル6、ボビン7、キャップ8及びターミナル9は、樹脂製の成形体10によって一体になっている。また、ハウジング4、コア5、コイル6、ボビン7及びキャップ8は、燃料噴射弁1の軸線Aと同軸に配置されている。
キャップ8には、切欠き部が設けられている。ターミナル9は、キャップ8の切欠き部を通ってコイル6に接続されている。コイル6への通電がターミナル9を通して行われると、コイル6から電磁力が発生する。
弁装置3は、弁座内空間部11が設けられている弁座12と、弁座12よりも燃料の流れの下流側に配置されている噴孔プレート13と、軸線Aに沿った方向へ弁座12に対して変位可能な弁体14と、弁座12、噴孔プレート13及び弁体14を収容する筒状のホルダ15と、弁体14よりも燃料の流れの上流側に配置され、コア5に固定されている筒状の固定ロッド16と、弁体14と固定ロッド16との間に配置されている弾性体であるスプリング17とを有している。
ホルダ15は、ハウジング4に固定されている。弁座12は、ホルダ15の内周面に固定されている。噴孔プレート13は、弁座12に固定されている。弁座12、噴孔プレート13、弁体14、ホルダ15、固定ロッド16及びスプリング17は、燃料噴射弁1の軸線Aと同軸に配置されている。
弁座12は、コア5よりも燃料の流れの下流側に配置されている。弁座12には、弁座内空間部11から噴孔プレート13側へ貫通する貫通孔12aが燃料通路として設けられている。貫通孔12aは、軸線Aと同軸に設けられている。弁座内空間部11の内面は、弁体14が変位される方向に沿った円筒状の摺動面18と、摺動面18から貫通孔12aに向かって軸線Aに近づく方向へ連続的に傾斜する円錐状のシート面19とを有している。即ち、弁座12の内周部には、軸線Aに沿った摺動面18と、軸線Aに対して傾斜するシート面19とが形成されている。
弁体14は、コア5とシート面19との間に変位可能に配置されている。また、弁体14は、ホルダ15内に配置された可動鉄心である筒状のアマチュア21と、アマチュア21に固定されている弁体本体22とを有している。弁体本体22は、弁座内空間部11に挿入されているボール23と、アマチュア21とボール23とを連結する筒状の連結部材24とを有している。弁体14は、ボール23を摺動面18に案内させながら、弁座12に対して変位される。
アマチュア21は、燃料噴射弁1の軸線Aに沿った方向についてコア5と対向している。弁座内空間部11の内面とボール23との間には、燃料が流れる燃料通路が形成されている。弁座12に対して弁体14が変位すると、弁体本体22のボール23が、シート面19に接触したりシート面19から離れたりする。弁体本体22のボール23は、コア5から離れる方向へのアマチュア21の変位によりシート面19に接触し、コア5に近づく方向へのアマチュア21の変位によりシート面19から離れる。
ボール23がシート面19から離れると、ボール23とシート面19との間には、隙間が燃料通路として生じ、燃料通路が開いた状態、即ち開弁状態になる。ボール23がシート面19に接触すると、ボール23とシート面19との間の隙間がなくなり、燃料通路が閉じた状態、即ち閉弁状態になる。
燃料は、弁座内空間部11の内面とボール23との間に生じた燃料通路を、摺動面18、シート面19の順に流れた後、貫通孔12aを通って噴孔プレート13へ出る。貫通孔12aから噴孔プレート13へ出る燃料の量は、ボール23がシート面19に接触したりボール23がシート面19から離れたりすることにより調整される。
コア5のアマチュア21側の端部には、アマチュア21に対向するコア下流側端面25が形成されている。この例では、コア下流側端面25が、燃料噴射弁1の軸線Aに直交している。燃料噴射弁1が開弁状態になると、アマチュア21がコア5のコア下流側端面25に接触する。
噴孔プレート13は、溶接により弁座12に固定されている。噴孔プレート13には、噴孔プレート13を貫通する複数の燃料噴射孔26が設けられている。弁座12の貫通孔12aから噴孔プレート13へ出た燃料は、複数の燃料噴射孔26から外部へ噴射される。
スプリング17は、固定ロッド16と連結部材24との間に縮められた状態で弾性復元力を発生している。これにより、スプリング17は、ボール23がシート面19に接触する方向へ弁体14を付勢している。
コイル6の電磁力が発生すると、アマチュア21がコア5に吸引される。即ち、コイル6は、アマチュア21をコア5に吸引する電磁吸引力を発生する。コイル6の電磁吸引力が発生すると、弁体14は、スプリング17の付勢力に逆らって、シート面19から離れる方向へ変位される。
固定ロッド16内の空間、スプリング17が配置されている空間、連結部材24内の空間は、燃料が流れる燃料通路になっている。燃料は、固定ロッド16、スプリング17、連結部材24の順に、燃料通路を流れた後、弁座12の弁座内空間部11へ流れる。
図2は、図1のアマチュア21を示す拡大断面図である。また、図3は、図2のアマチュア21を示す上面図である。アマチュア21のコア5側の端部には、凸部31と、凸部31よりも径方向外側に位置する平面形成部32とが設けられている。
アマチュア21の軸線Bに沿って見たときの凸部31の形状は、図3に示すように、アマチュア21の周方向に沿った円環状になっている。この例では、アマチュア21の軸線Bを中心とする円上に凸部31が配置されている。また、凸部31は、アマチュア21のコア5側の端部における内周部分に設けられている。さらに、アマチュア21の軸線Bを含む平面でアマチュア21を切断したときの凸部31の外形線は、アマチュア21の内周面から連続しコア5側へ盛り上がる弧状の曲線になっている。この例では、図2に示すように、アマチュア21の軸線Bを含む平面でアマチュア21を切断したときの凸部31の外形線が、半径rを持つ円弧状になっている。
平面形成部32は、凸部31から径方向外側へ連続する第1の直交平面部33を有している。第1の直交平面部33は、凸部31よりも径方向外側でアマチュア21の全周にわたって形成されている。また、第1の直交平面部33は、アマチュア21の軸線Bに直交する平面と平行になっている。凸部31は、アマチュア21の軸線Bに沿った方向について、第1の直交平面部33の位置からコア5に向けて突出している。
アマチュア21は、図1に示すように、ホルダ15に案内されながら燃料噴射弁1の軸線Aに沿った方向へ変位する。アマチュア21の外周面とホルダ15の内周面との間には、隙間sが存在している。これにより、アマチュア21は、燃料噴射弁1の軸線Aに対して傾いた状態でコア下流側端面25に接触することがある。
第1の直交平面部33の位置からの凸部31の高さは、軸線Aに対するアマチュア21の最大の傾きに基づいて設定されている。これにより、アマチュア21が軸線Aに対して傾いた状態でコア下流側端面25に接触したときでも、凸部31以外のアマチュア21の他の部分がコア下流側端面25から離れた状態を保ったまま、凸部31のみがコア下流側端面25に接触する。また、アマチュア21の軸線Bを含む平面でアマチュア21を切断したときの凸部31の外形線が弧状の曲線になっていることから、燃料噴射弁1が開弁状態になっているときには、凸部31はコア下流側端面25に線接触状態で接触する。
次に、動作について説明する。コイル6への通電が停止されている状態では、スプリング17の付勢力によって、弁体本体22のボール23が弁座12のシート面19に接触している。これにより、燃料通路が閉じ、弁座12から噴孔プレート13への燃料の供給が停止されている。
コイル6への通電が行われると、電磁吸引力が発生し、アマチュア21がコア5に吸引される。これにより、弁体14は、スプリング17の付勢力に逆らって、コア5に向かって変位される。これにより、弁体本体22のボール23が弁座12のシート面19から離れ、燃料通路が開いた開弁状態になる。
燃料噴射弁1が開弁状態になると、アマチュア21がコア5のコア下流側端面25に接触する。このとき、凸部31以外のアマチュア21の他の部分がコア下流側端面25から離れたまま、凸部31のみがコア下流側端面25に接触する。凸部31の外形線が弧状の曲線であることから、凸部31がコア下流側端面25に線接触状態で接触する。
開弁状態では、連結部材24内の燃料通路から弁座内空間部11に流入した燃料が、ボール23と摺動面18との間に生じている燃料通路を通ってシート面19に達した後、ボール23とシート面19との間に生じた燃料通路を通って貫通孔12aへ流れる。この後、燃料は、貫通孔12aから噴孔プレート13へ流れ、複数の燃料噴射孔26を通って外部へ噴射される。
一方、コイル6への通電が停止されると、電磁吸引力がなくなり、スプリング17の付勢力によって弁体14が弁座12のシート面19に近づく方向へ変位される。この後、弁体本体22のボール23がシート面19に接触し、燃料通路が閉じる。これにより、弁座12の貫通孔12aから噴孔プレート13への燃料の供給が停止される。
このような燃料噴射弁1では、凸部31と、凸部31から連続する第1の直交平面部33とがアマチュア21のコア5側の端部に設けられており、アマチュア21の軸線Bを含む平面での凸部31の外形線が、アマチュア21の内周面から連続する弧状の曲線になっているので、アマチュア21の凸部31がコア5に接触したときに凸部31とコア5との接触状態を線接触状態にすることができる。これにより、アマチュア21とコア5との間の接触面積を小さくすることができ、アマチュア21がコア5から離れる閉弁時にアマチュア21とコア5との間に作用するスクイーズ力を低減させることができる。従って、シート面19に向けて弁体14を変位させやすくすることができ、燃料噴射弁1の閉弁時の応答性の悪化を抑制することができる。また、凸部31が設けられているので、凸部31よりも径方向外側でコア下流側端面25と平面形成部32との間に存在する空間の容積を大きくすることができ、コア下流側端面25と平面形成部32との間に存在する燃料による流体ダンパ効果を大きくすることができる。これにより、コア5に近づく方向への弁体14の変位に対する抵抗力を大きくすることができ、開弁時の弁体14の速度を低下させることができる。従って、開弁時の作動音の低減化を図ることができる。
さらに、燃料噴射弁1の開弁時には、アマチュア21が燃料噴射弁1の軸線Aに対して傾いた状態でアマチュア21がコア5に接触することがある。コア5に接触するときのアマチュア21の傾き度合は、燃料噴射弁1の個体ごとに異なる。また、アマチュア21の凸部31に平坦面を設けた場合、凸部の平坦面の仕上り具合も、燃料噴射弁1の個体ごとに異なる。従って、アマチュア21の凸部31に平坦面を設けた場合、アマチュア21がコア5に衝突したときの開弁時の作動音のばらつきが、燃料噴射弁1の個体ごとに大きくなってしまう。即ち、アマチュア21の凸部31に平坦面を設けた場合、アマチュア21の傾きが大きくなると、凸部の平坦面の最外周部でアマチュア21がコア5に接触し、アマチュア21の傾きが小さくてコア5のコア下流側端面25とアマチュア21の凸部の平坦面とがほぼ平行になると、コア5のコア下流側端面25及び凸部の平坦面のそれぞれの平面度の仕上り具合によって接触位置がばらつくので、アマチュア21がコア5に衝突したときに発生する作動音のばらつきが、燃料噴射弁1の個体ごとに大きくなってしまう。
これに対して、本実施の形態では、アマチュア21の軸線Bを含む平面での凸部31の外形線が、アマチュア21の内周面から連続する弧状の曲線になっているので、燃料噴射弁1の軸線Aに対するアマチュア21の傾きがどのようになっていても、コア下流側端面25と凸部31との接触状態のばらつきが小さくなる。これにより、開弁時の作動音のばらつきも小さくすることができる。
さらにまた、アマチュア21の凸部31に平坦面を設けた場合には、アマチュア21が傾くと、凸部31の平坦面の最外周部がコア5のコア下流側端面25に接触する。これに対して、本実施の形態では、アマチュア21の外形線が弧状の曲線であるので、凸部31の平坦面の最外周部の位置よりもコア5の径方向内側の位置で凸部31がコア5に接触する。これにより、コア5に対する凸部31の接触位置からコア5の外周面に振動が達するまでの伝達経路が、凸部31に平坦面がある場合よりも、凸部31の外形線が弧状の曲線になっている本実施の形態のほうが長くなる。従って、アマチュア21の軸線Bを含む平面での凸部31の外形線を弧状の曲線にすることにより、コア5における振動の減衰を大きくすることができ、開弁時の作動音をより確実に抑制することができる。
また、凸部31は、アマチュア21の周方向に沿った円環状に配置されているので、コア下流側端面25にアマチュア21のうちの凸部31のみをより確実に接触させることができる。これにより、開弁時の作動音のばらつきをさらに確実に小さくすることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による燃料噴射弁のアマチュア21及びコア5を示す要部拡大断面図である。平面形成部32は、凸部31から連続する第1の直交平面部33と、第1の直交平面部33よりも径方向外側に位置する第2の直交平面部34とを有している。第2の直交平面部34は、第1の直交平面部33よりも径方向外側でアマチュア21の全周にわたって形成されている。また、第1の直交平面部33及び第2の直交平面部34は、アマチュア21の軸線Bに直交する平面と平行になっている。
第2の直交平面部34の位置は、第1の直交平面部33の位置よりもコア下流側端面25から遠くなっている。即ち、第2の直交平面部34とコア下流側端面25との間の距離である第2のギャップg2は、第1の直交平面部33とコア下流側端面25との間の距離である第1のギャップg1よりも大きくなっている。従って、凸部31よりも径方向外側に存在する空間Eでは、平面形成部32とコア下流側端面25との間の距離が、第1の直交平面部33、第2の直交平面部34の順にアマチュア21の径方向外側に向かって段階的に広がっている。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁1では、第2の直交平面部34とコア下流側端面25との間の距離である第2のギャップg2が、第1の直交平面部33とコア下流側端面25との間の距離である第1のギャップg1よりも大きくなっているので、アマチュア21が燃料噴射弁1の軸線Aに対して傾いた状態で凸部31がコア下流側端面25に接触した場合でも、第2のギャップg2の存在によって、凸部31以外のアマチュア21の他の部分がコア下流側端面25に接触しにくくすることができる。また、平面形成部32の中で凸部31に近い部分ほど、コア下流側端面25に接触しにくいことから、第1の直交平面部33の位置をコア下流側端面25に近づけることができ、第1の直交平面部33とコア下流側端面25との間の距離である第1のギャップg1を小さくすることができる。これにより、コア5とアマチュア21との間の電磁吸引力を増大させることができ、燃料噴射弁1の開弁時の応答性を向上させることができる。
なお、上記の例では、平面形成部32に含まれている直交平面部の数が、第1の直交平面部33及び第2の直交平面部34の2つであるが、アマチュア21の軸線Bに直交する平面に平行な3つ以上の直交平面部が平面形成部32に含まれていてもよい。この場合、第1の直交平面部33よりも径方向外側に第2の直交平面部34が設けられ、第2の直交平面部34よりも径方向外側に別の直交平面部が設けられる。また、この場合、平面形成部32とコア下流側端面25との間の距離がアマチュア21の径方向外側に向かって段階的に広がるように、平面形成部32の各直交平面部がアマチュア21のコア5側の端部に形成される。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による燃料噴射弁のアマチュア21及びコア5を示す要部拡大断面図である。アマチュア21のコア5側の端部には、平面形成部32よりも径方向外側に位置するアマチュア側テーパ面部41が設けられている。アマチュア側テーパ面部41は、平面形成部32よりも径方向外側でアマチュア21の全周にわたって形成されている。
アマチュア側テーパ面部41は、アマチュア21の軸線Bに対して傾斜している。また、アマチュア側テーパ面部41は、平面形成部32から径方向外側に向かってコア5から離れる方向へ傾斜している。この例では、第1の直交平面部33のみが平面形成部32に含まれており、第1の直交平面部33から連続して、アマチュア側テーパ面部41が径方向外側に向かってコア5から離れる方向へ傾斜している。これにより、凸部31よりも径方向外側に存在する空間Eでは、アマチュア側テーパ面部41とコア下流側端面25との間の距離が、アマチュア21の径方向外側に向かって連続的に広がっている。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁1では、平面形成部32から径方向外側に向かってコア5から離れる方向へ傾斜するアマチュア側テーパ面部41がアマチュア21のコア5側の端部に設けられているので、アマチュア21が燃料噴射弁1の軸線Aに対して傾いた状態で凸部31がコア下流側端面25に接触した場合でも、実施の形態2と同様に、凸部31以外のアマチュア21の他の部分がコア下流側端面25に接触しにくくすることができる。また、アマチュア21のコア5側の端部の中で凸部31に近い部分をコア下流側端面25に近づけることができ、コア5とアマチュア21との間の電磁吸引力を増大させることができる。さらに、アマチュア側テーパ面部41が連続的に傾斜しているので、アマチュア側テーパ面部41において段差をなくすことができ、段差における電磁吸引力の損失をなくすことができる。これにより、コア5とアマチュア21との間の電磁吸引力をさらに増大させることができ、燃料噴射弁1の開弁時の応答性をさらに向上させることができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4による燃料噴射弁のアマチュア21を示す断面図である。また、図7は、図6のアマチュア21を示す上面図である。アマチュア21の周方向について環状に配置されている凸部31には、複数の凹部42が設けられている。複数の凹部42は、アマチュア21の周方向について互いに離して凸部31に設けられている。これにより、アマチュア21の周方向について凹部42によって分割された複数の凸部31が、アマチュア21のコア5側の端部に設けられている。即ち、アマチュア21のコア5側の端部には、複数の凸部31が、アマチュア21の周方向について凹部42を介して互いに間隔を置いて設けられている。この例では、6つの凹部42が凸部31に設けられ、凹部42によって分割された6つの凸部31がアマチュア21のコア5側の端部に設けられている。
各凹部42の底面43は、第1の直交平面部33に連続している。また、各凹部42の底面43は、アマチュア21の内周面にも連続している。さらに、各凹部42の底面43は、アマチュア21の軸線Bに直交する平面と平行になっている。即ち、各凹部42の底面43は、第1の直交平面部33と同一平面上に存在している。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁1では、凸部31に凹部42が設けられているので、コア5に対するアマチュア21の接触面積を凹部42によってさらに小さくすることができる。これにより、閉弁時にコア5とアマチュア21との間に作用するスクイーズ力をさらに小さくすることができ、閉弁時の応答性の向上をさらに図ることができる。また、凹部42の底面43が、第1の直交平面部33に連続し、かつアマチュア21の軸線Bに直交する平面と平行になっているので、凹部42の底面43を第1の直交平面部33と同一平面上に配置することができ、凹部42の底面43をコア下流側端面25に近づけることができる。これにより、コア5とアマチュア21との間の電磁吸引力の低下を抑制することができる。
また、アマチュア21のコア5側の端部には、複数の凸部31がアマチュア21の周方向について互いに間隔を置いて配置されているので、閉弁時にコア5とアマチュア21との間に作用するスクイーズ力をさらに小さくすることができ、閉弁時の応答性の向上をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、複数の凹部42が凸部31に設けられているが、これに限定されず、1つの凹部42のみを凸部31に設けてもよい。このようにしても、コア5に対するアマチュア21の接触面積を小さくすることができ、閉弁時の応答性の向上を図ることができる。
また、上記の例では、凹部42の底面43が第1の直交平面部33と同一平面上に存在しているが、凹部42の底面43を第1の直交平面部33の位置よりもコア下流側端面25に近い位置に形成してもよい。このようにすれば、コア5とアマチュア21との間の電磁吸引力の低下の抑制をさらに図ることができる。
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5による燃料噴射弁のアマチュア21を示す断面図である。また、図9は、図8のアマチュア21を示す上面図である。アマチュア21のコア5側の端部には、複数の凸部31がアマチュア21の周方向について互いに間隔を置いて配置されている。複数の凸部31のそれぞれの外面の形状は、球面の部分の形状になっている。この例では、アマチュア21の軸線Bを中心とする円上に複数の凸部31が配置され、複数の凸部31の外面の形状がすべて同じ形状になっている。他の構成は実施の形態4と同様である。
このような燃料噴射弁1では、複数の凸部31がアマチュア21の周方向について互いに間隔を置いて配置され、複数の凸部31のそれぞれの外面の形状が球面の部分の形状になっているので、コア下流側端面25に対するアマチュア21の接触状態を点接触状態にすることができる。これにより、コア下流側端面25とアマチュア21との接触面積をさらに小さくすることができ、閉弁時にコア5とアマチュア21との間に作用するスクイーズ力をさらに小さくすることができる。従って、閉弁時の応答性の向上をさらに図ることができる。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6による燃料噴射弁のアマチュア21及びコア5を示す要部拡大断面図である。コア5のアマチュア21側の端部に形成されているコア下流側端面25は、コア5の軸線Aを囲む環状のコア側直交平面部52と、コア側直交平面部52よりも径方向内側に位置する円錐状のコア側テーパ面部51とを有している。
コア側直交平面部52は、コア5の軸線Aに直交する平面と平行になっている。コア側テーパ面部51は、コア5の軸線Aに対して傾斜している。また、コア側テーパ面部51は、コア側直交平面部52からコア5の径方向内側に向かってアマチュア21から離れる方向へ傾斜している。これにより、コア5のアマチュア21の端部には、コア5の軸線Aに向かって窪む窪み部がコア側テーパ面部51によって形成されている。凸部31は、コア5の軸線Aに沿った方向について、コア側テーパ面部51に対向している。
開弁時にアマチュア21の軸線Bがコア5の軸線Aに対して偏芯した状態でアマチュア21がコア5に吸引されると、アマチュア21がコア5の軸線Aに対して傾いた状態で凸部31が図10のコア側テーパ面部51のP点に接触する。凸部31がコア側テーパ面部51のP点に接触すると、凸部31がコア側テーパ面部51に沿って滑りながら図10の矢印dの方向、即ちアマチュア21の軸線Bがコア5の軸線Aに近づく調芯方向へ変位され、最終的には凸部31がコア5の全周にわたってコア側テーパ面部51に接触する。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような燃料噴射弁1では、コア5の径方向内側に向かってアマチュア21から離れる方向へ傾斜するコア側テーパ面部51がコア5のアマチュア21側の端部に設けられ、凸部31がコア側テーパ面部51に対向しているので、アマチュア21の軸線Bがコア5の軸線Aに対して偏芯した状態でアマチュア21がコア5に接触した場合でも、凸部31がコア側テーパ面部51に案内されることにより、アマチュア21の軸線Bとコア5の軸線Aとの偏芯を小さくする方向へアマチュア21をコア5に対して自動的に変位させることができる。また、コア下流側端面25がコア5の軸線Aに直交する平面である場合、開弁時に凸部31がコア下流側端面25に衝突すると、アマチュア21がコア5に対してバウンスしやすくなるが、開弁時に凸部31がコア側テーパ面部51に衝突するようにすると、凸部31がコア側テーパ面部51に沿って滑るので、アマチュア21がコア5に対してバウンスしにくくなる。従って、コア5のアマチュア21側の端部にコア側テーパ面部51を設けることにより、開弁時の応答性の向上をさらに図ることができる。さらに、凸部31がコア側テーパ面部51に沿って滑るときに、凸部31とコア側テーパ面部51との間で摩擦の損失が生じるので、アマチュア21からコア5に伝わるエネルギを小さくすることができ、開弁時の作動音の低減化をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、コア下流側端面25がコア側直交平面部52及びコア側テーパ面部51を有しているが、コア側直交平面部52はなくてもよい。
実施の形態7.
図11は、この発明の実施の形態6による燃料噴射弁のアマチュア21及びコア5を示す要部拡大断面図である。また、図12は、図11のアマチュア21を示す上面図である。凸部31と第1の直交平面部33との間には、凸部31と第1の直交平面部33とを滑らかにつなぐ曲面部53が設けられている。この例では、アマチュア21の軸線Bを含む平面において、曲面部53である円弧の半径Rが、凸部31の外形線である円弧の半径rよりも大きくなっている。他の構成及び動作は実施の形態6と同様である。
このような燃料噴射弁1では、凸部31と第1の直交平面部33とを滑らかにつなぐ曲面部53が凸部31と第1の直交平面部33との間に設けられているので、凸部31と第1の直交平面部33との境界での燃料の流れの淀みを曲面部53によって抑制することができる。これにより、燃料の淀み部分の圧力損失による空間Eにおける圧力の低下を抑制することができ、開弁時の流体ダンパ効果の低下を抑制することができる。
なお、上記の例では、凸部31と第1の直交平面部33とを滑らかにつなぐ曲面部53が実施の形態6のアマチュア21に適用されているが、凸部31と第1の直交平面部33とを滑らかにつなぐ曲面部53を実施の形態1〜5のアマチュア21に適用してもよい。このようにしても、
また、実施の形態2において、第1の直交平面部33と第2の直交平面部34とを滑らかにつなぐ曲面部を第1の直交平面部33と第2の直交平面部34との間に設けてもよい。このようにしても、第1の直交平面部33と第2の直交平面部34との境界での燃料の流れの淀みを抑制することができ、空間Eにおける圧力の低下を抑制することができる。さらに、実施の形態3において、平面形成部32とアマチュア側テーパ面部41とを滑らかにつなぐ曲面部を平面形成部32とアマチュア側テーパ面部41との間に設けてもよい。平面形成部32とアマチュア側テーパ面部41との境界での燃料の流れの淀みを抑制することができ、空間Eにおける圧力の低下を抑制することができる。
また、実施の形態3〜7のアマチュア21には、平面形成部32が複数の直交平面部を有する実施の形態2と同様の構成を適用してもよい。
また、実施の形態4〜7のアマチュア21には、実施の形態3と同様のアマチュア側テーパ面部41を適用してもよい。
また、実施の形態2〜5のコア5には、実施の形態6と同様のコア側テーパ面部51を適用してもよい。
なお、本発明は、発明の範囲内において、各上記実施の形態を自由に組み合わせたり、各上記実施の形態を適宜、変形及び省略したりすることが可能である。
1 燃料噴射弁、5 コア、6 コイル、12 弁座、14 弁体、15 ホルダ、17 スプリング、19 シート面、21 アマチュア、22 弁体本体、31 凸部、32 平面形成部、33 第1の直交平面部、34 第2の直交平面部、41 アマチュア側テーパ面部、42 凹部、51 コア側テーパ面部、53 曲面部。

Claims (11)

  1. 筒状のコア、
    シート面が形成され、前記コアよりも燃料の流れの下流側に配置されている弁座、
    前記コアと前記シート面との間に変位可能に配置され、前記シート面に接触することにより燃料通路を閉じ、前記シート面から離れることにより燃料通路を開く弁体、
    前記弁座及び前記弁体を収容する筒状のホルダ、
    前記シート面に接触する方向へ前記弁体を付勢するスプリング、及び
    前記スプリングの付勢力に逆らって、前記シート面から離れる方向へ前記弁体を変位させる電磁吸引力を発生するコイル
    を備え、
    前記弁体は、前記コアに対向する筒状のアマチュアと、前記アマチュアに固定されている弁体本体とを有し、
    前記弁体本体は、前記コアから離れる方向への前記アマチュアの変位により前記シート面に接触し、前記コアに近づく方向への前記アマチュアの変位により前記シート面から離れ、
    前記アマチュアの前記コア側の端部には、凸部と、前記凸部よりも径方向外側に位置する平面形成部とが設けられており、
    前記平面形成部は、前記凸部から連続する第1の直交平面部を有し、
    前記第1の直交平面部は、前記アマチュアの軸線に直交する平面と平行になっており、
    前記凸部は、前記第1の直交平面部の位置よりも前記コアに向けて突出しており、
    前記アマチュアの軸線を含む平面での前記凸部の外形線は、前記アマチュアの内周面から連続する弧状の曲線になっている燃料噴射弁。
  2. 前記凸部は、前記アマチュアの周方向に沿った円環状に配置されている請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記凸部には、凹部が設けられている請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記アマチュアの前記コア側の端部には、複数の前記凸部が設けられており、
    前記複数の凸部は、前記アマチュアの周方向へ互いに間隔を置いて配置されている請求項1に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記複数の凸部のそれぞれの外面の形状は、球面の部分の形状になっている請求項4に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記平面形成部は、前記第1の直交平面部よりも径方向外側に位置する第2の直交平面部を有しており、
    前記第2の直交平面部は、前記アマチュアの軸線に直交する平面と平行になっており、
    前記第2の直交平面部と前記コアとの間の距離は、前記第1の直交平面部と前記コアとの間の距離よりも大きくなっている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記第1の直交平面部と前記第2の直交平面部との間には、前記第1の直交平面部と前記第2の直交平面部とを滑らかにつなぐ曲面部が設けられている請求項6に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記アマチュアの前記コア側の端部には、前記平面形成部から径方向外側に向かって前記コアから離れる方向へ傾斜するアマチュア側テーパ面部が設けられている請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  9. 前記平面形成部と前記アマチュア側テーパ面部との間には、前記平面形成部と前記アマチュア側テーパ面部とを滑らかにつなぐ曲面部が設けられている請求項8に記載の燃料噴射弁。
  10. 前記コアの前記アマチュア側の端部には、前記コアの径方向内側に向かって前記アマチュアから離れる方向へ傾斜するコア側テーパ面部が設けられており、
    前記凸部は、前記コア側テーパ面部に対向している請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  11. 前記凸部と前記第1の直交平面部との間には、前記凸部と前記第1の直交平面部とを滑らかにつなぐ曲面部が設けられている請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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