JP2012245818A - 車両シート装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両シート装置は、シートのスライド移動を規制するロック機構と、操作スイッチの操作に基づいてロック機構による規制及びその解除をするためのモータとを備える。又、操作スイッチの操作に基づいてロック機構による規制を行う際は、操作スイッチの操作以外の予め設定された規制条件(操作スイッチを操作してから予め設定した時間(例えば10秒)が経過した場合に満たされる時間経過規制条件)を満たすまでロック機構による規制が解除されている状態を保持するようにモータを制御するECUを備える。
【選択図】図5
Description
同構成によれば、操作スイッチは、シートバックの背面に配置された背面スイッチを含むことから、例えば、そのシートバックより後方の座席にいた搭乗者が操作スイッチを付勢して手を離した後も規制条件を満たすまでシートを自由に動かすといったことが可能となるため、前方側の車両ドアから車外に出るといったことを容易に行うことが可能となる。
図1に示すように、ECU7には、前記モータM(回転センサS含む)と、解除リミットスイッチ5と、規制リミットスイッチ6と、側面スイッチ8及び背面スイッチ9と、着座センサ10とが電気的に接続されている。又、ECU7には、車載ネットワークCAN(controller area network)や図示しないモジュールを介して車速センサ11と、衝突検知センサ12と、衝突察知センサ13と、報知手段14とが接続されている。衝突検知センサ12は、例えば、車両が衝突した(された)ことを検出可能な加速度センサであり、衝突察知センサ13は、例えば、後続車との距離を検出可能で衝突(追突)される可能性がある(高い)ことを検出可能な後方レーダーである。又、報知手段14は、視覚的に報知を可能とするカーナビゲーション用ディスプレイや警告ランプ等を含むインジケータや、聴覚的に報知を可能とするスピーカ等である。尚、ECU7には、車載ネットワークCAN(controller area network)や図示しないモジュールを介して、更にイグニッションセンサ15やドアカーテシスイッチ16等が接続されている。
例えば、ロック機構4による規制を解除すべく側面スイッチ8が押された状態とされると、ECU7は、図2に示す処理を開始し、操作スイッチ(側面スイッチ8及び背面スイッチ9)の操作以外の予め設定された解除条件を満たすまでロック機構4による規制が行われている状態を保持するようにモータMを制御する。
ステップS13において、ECU7は、解除リミットスイッチ5にてロック機構4による規制が解除されたことが検知されたか否かを判断し、解除されたことが検知されると、ステップS14に移行して、モータMへの通電を停止する。又、解除されたことが検知されていないと、ステップS15に移行する。
ステップS16において、ECU7は、モータMへの通電を停止するとともに、報知手段14を報知状態に作動させてその旨(例えば、解除が正常に行われていないこと)を報知させて、ステップS17に移行する。即ち、ECU7は、モータMに通電を行っている際に解除リミットスイッチ5又は規制リミットスイッチ6での検知以外の予め設定された強制停止条件が満たされるとモータMへの通電を停止するものであり、本実施の形態の強制停止条件は、予め設定した時間(例えば3秒)が経過した場合に満たされる時間経過強制停止条件とされている。
図4に示すように、ステップS31において、ECU7は、衝突検知センサ12と衝突察知センサ13にて、車両衝突が検知された又は車両衝突の可能性があると判断されたか否かを判断し、車両衝突が検知された又は車両衝突の可能性があると判断されると、ステップS32に移行する。又、車両衝突が検知されていない、且つ車両衝突の可能性がないと判断されると、ステップS31を繰り返す。
ステップS43において、ECU7は、前記報知手段14を非報知状態とする(例えば、まだ解除している状態を保持している旨の報知を終了させる)とともに、出力部がロック機構4による規制を行う側である逆方向に駆動するようにモータMへの通電を開始し、ステップS44に移行する。
ステップS47において、ECU7は、モータMへの通電を停止するとともに、報知手段14を報知状態に作動させてその旨(例えば、規制が正常に行われていないこと)を報知させて、ステップS48に移行する。
例えば、ロック機構4による規制を解除すべく側面スイッチ8が押された状態とされると、走行中ではロック機構4による規制は解除されない。又、車速が0、即ち停止中であると規制を解除する側にモータMへの通電が開始される。又、この際、他の(操作した側面スイッチ8以外の)操作スイッチ、即ち背面スイッチ9の操作が予め設定した時間(例えば3分)無効とされる。
(1)ECU7によって、操作スイッチ(側面スイッチ8及び背面スイッチ9)の操作に基づいてロック機構4による規制を行う際は、操作スイッチの操作以外の予め設定された規制条件を満たすまでロック機構4による規制が解除されている状態が保持されるようにモータMが制御される。具体的には本実施の形態では、規制条件は、操作スイッチを操作してから予め設定した時間(例えば10秒)が経過した場合に満たされる時間経過規制条件とされるため、予め設定した時間(例えば10秒)が経過するまでロック機構4による規制が解除されている状態が保持される。よって、例えば、操作スイッチを操作していない状態でも予め設定した時間が経過するまでシート1を自由に動かすといったことが可能となり、利便性を向上させることができる。
・上記実施の形態の解除条件(図2中、ステップS11参照)は、他の解除条件に変更してもよい。例えば、解除条件は、背面スイッチ9を操作したときにシート1に着座している搭乗者がいない場合に満たされる着座解除条件としてもよい(図6参照)。
例えば、規制条件は、操作スイッチを操作したときにイグニッションがオフであればイグニッションがオンとされた場合に満たされるイグニッション規制条件としてもよい(図7参照)。
即ち、ロック機構4による規制が解除されてモータMへの通電が停止された状態で、側面スイッチ8から手が離されると(側面スイッチ8が自動復帰すると)、ECU7は、ステップS71において、車速センサ11にて検出された車速が0であるか否かを判断し、車速が0であると、前記ステップS42に移行する。そして、ステップS42において、ECU7は、報知手段14を報知状態に作動させてその旨(例えば、まだ解除している状態を保持していること)を報知させ、前記ステップS71に戻る。又、ECU7は、ステップS71において、車速が0でない、即ち走行中であると、前記ステップS43(以降図5参照)に移行する。
即ち、ロック機構4による規制が解除されてモータMへの通電が停止された状態で、側面スイッチ8から手が離されると、ECU7は、ステップS81において、ドアカーテシスイッチ16にて検出された情報に基づき車両ドアが開状態(オフ)か否か閉状態(オンか)を判断し、開状態(オフ)であると、前記ステップS42に移行する。そして、ステップS42において、ECU7は、報知手段14を報知状態に作動させてその旨(例えば、まだ解除している状態を保持していること)を報知させ、前記ステップS81に戻る。又、ECU7は、ステップS81において、車両ドアが閉状態(オン)であると、前記ステップS43(以降図5参照)に移行する。
例えば、強制規制条件は、車速が0でない状態でロック機構4による規制が解除されてから予め設定した時間(例えば20秒)が経過した場合に満たされる時間経過強制規制条件としてもよい(図11参照)。
図11に示すように、ステップS101において、ECU7は、車速が0でない状態で規制が解除されてから予め設定した時間(例えば20秒)が経過したか否かを判断し、車速が0でない状態で予め設定した時間(例えば20秒)が経過すると、ステップS102に移行する。又、車速が0でない状態で予め設定した時間(例えば20秒)が経過していないと、ステップS101を繰り返す。
・上記実施の形態では、解除検知手段及び規制検知手段は、リミットスイッチ(解除リミットスイッチ5と規制リミットスイッチ6)であるとしたが、これに限定されず、ロック機構4による規制が解除されたことを検知する他の解除検知手段としてもよいし、ロック機構4による規制が行われていることを検知する他の規制検知手段としてもよい。例えば、解除検知手段及び規制検知手段を、回転センサSとしてもよいし、ロック電流検知手段としてもよい。尚、回転センサSとした場合は、例えば、回転センサSから出力されるパルスの数に基づいて規制が解除されたことや規制が行われていることを検知してもよいし、前記パルスが停止してからの時間に基づいて(即ち機械的に停止したと判断して)規制が解除されたことや規制が行われていることを検知してもよい。又、ロック電流検知手段とした場合は、例えば、通電する電流値を検出しその電流値に基づいて(即ちロック電流となると機械的に停止したと判断して)規制が解除されたことや規制が行われていることを検知してもよい。又、例えば、解除検知手段及び規制検知手段を、タイマーとしてもよいが、この場合では、上記実施の形態の強制停止条件(予め設定した時間が経過した場合に満たされる時間経過強制停止条件)が採用できなくなる。
Claims (9)
- シートのスライド移動を規制するロック機構と、操作スイッチの操作に基づいて前記ロック機構による規制及びその解除をするための駆動源とを備えた車両シート装置であって、
前記操作スイッチの操作に基づいて前記ロック機構による規制を行う際は、前記操作スイッチの操作以外の予め設定された規制条件を満たすまで前記ロック機構による規制が解除されている状態を保持するように前記駆動源を制御する制御部を備えたことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1に記載の車両シート装置において、
前記操作スイッチは、付勢された状態で解除した状態を保ち、付勢されていない状態とすると自動復帰して規制した状態とする自動復帰型の操作スイッチであることを特徴とする車両シート装置。 - 請求項2に記載の車両シート装置において、
前記操作スイッチは、シートバックの背面に配置された背面スイッチを含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記規制条件は、前記操作スイッチを操作してから予め設定した時間が経過した場合に満たされる時間経過規制条件を含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記規制条件は、前記操作スイッチを操作したときにイグニッションがオフであればイグニッションがオンとされた場合に満たされるイグニッション規制条件を含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記規制条件は、前記操作スイッチを操作したときに車速が0であれば0でなくなった場合に満たされる車速規制条件を含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記規制条件は、前記操作スイッチを操作したときに車両ドアが開状態であれば閉状態とされた場合に満たされるドア規制条件を含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記規制条件は、前記操作スイッチを操作したときに衝突検知後であれば衝突検知のフラグがリセットされた場合に満たされる衝突後規制条件を含むことを特徴とする車両シート装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両シート装置において、
前記制御部は、前記操作スイッチの操作に基づいて前記ロック機構による規制を行う際は、前記規制条件を満たすまで報知手段を報知状態に作動させてその旨を報知させることを特徴とする車両シート装置。
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