JP2012245585A - 切断工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させることができながら、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入を防止する。
【解決手段】機構収容ハウジング45の外周には、往復動変換機構40および駆動モータ30を外装するように前後方向に延びる外装ハウジング11が設けられている。機構収容ハウジング45と外装ハウジング11との間には、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への切り粉等の粉塵の浸入を規制する粉塵浸入規制構造60が設けられている。この粉塵浸入規制構造60は、外装ハウジング11の内側周面115から機構収容ハウジング45に向けて突き出した第1支持リブ63が機構収容ハウジング45の外側周面451に当たることにより外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を閉塞した状態とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、駆動モータと該駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する駆動変換機構とを内蔵し、該駆動変換機構により変換された駆動にて該駆動変換機構の前端に取り付けられた切断刃を駆動させて切断材を切断する切断工具に関する。
一般に、レシプロソーと称され、木材等の切断材を切断する切断工具が知られている。このような切断工具には、概略、駆動モータと該駆動モータの駆動力を往復動に変換する往復動変換機構とを内蔵する。この往復動変換機構は、駆動モータの出力側となる前側に配置されている。また、往復動変換機構の前端には、この往復動方向に沿って前側に向かって延びる長尺形のブレード(切断刃)が取り付けられている。このブレードは、往復動変換機構により変換された往復動を受けて往復動し、切断材を切断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、往復動変換機構は、金属製の機構収容ハウジングの内部に各種の機構が内蔵されて構成される。また、往復動変換機構を内蔵する金属製の機構収容ハウジングの外周には、樹脂製の外装ハウジングが配設されている。このように往復動変換機構を外装する外装ハウジングは、外観意匠性向上等を目的として、駆動モータの外装部分まで外装ハウジングの長さを延長させて形成したいとの要請がある。
特開2005−319542号明細書
しかしながら、このように、往復動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させて形成すると、機構収容ハウジングと外装ハウジングとの間に入り込んだ切り粉(切屑)が、駆動モータの構成部分に浸入し易いものとなってしまって駆動モータに悪影響を与えかねないものとなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、駆動モータと該駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する駆動変換機構とを内蔵し、該駆動変換機構により変換された駆動にて該駆動変換機構の前端に取り付けられた切断刃を駆動させて切断材を切断する切断工具において、駆動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させて形成することができながら、駆動モータの構成部分への粉塵(切り粉)の浸入を防止することにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る切断工具は次の手段をとる。
すなわち、本発明の第1の発明に係る切断工具は、駆動モータと該駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する駆動変換機構とを内蔵し、該駆動変換機構により変換された駆動にて該駆動変換機構の前端に取り付けられた切断刃を駆動させて切断材を切断する切断工具であって、前記駆動変換機構は、該駆動変換機構を構成する機構本体の少なくとも一部を支持しながら収容する機構収容ハウジングを具備し、且つ前記駆動モータの駆動軸線方向に沿って該駆動モータの前側に並んで配置されており、前記機構収容ハウジングの外周には、少なくとも前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装するように前後方向に延びる外装ハウジングが設けられており、前記機構収容ハウジングと前記外装ハウジングとの間には、前記駆動変換機構の前端側から前記駆動モータ内への粉塵の浸入を規制する粉塵浸入規制手段が設けられていることを特徴とする。
この第1の発明に係る切断工具によれば、機構収容ハウジングの外周には、少なくとも駆動変換機構および駆動モータを外装するように前後方向に延びる外装ハウジングが設けられているので、駆動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させて形成することができる。これによって、切断工具としての外観意匠性を向上させることができる。また、この第1の発明に係る切断工具によれば、機構収容ハウジングと外装ハウジングとの間には、駆動変換機構の前端側から駆動モータ内への切り粉等の粉塵の浸入を規制する粉塵浸入規制手段が設けられているので、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入を防止することができる。したがって、駆動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させて形成することができながら、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入を防止することができる。
第2の発明に係る切断工具は、前記第1の発明に係る切断工具において、前記駆動モータの後ろ側には、該駆動モータへの電力供給が操作される電源スイッチが配置されており、前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装する前記外装ハウジングは、前記電源スイッチを外装するまで延長して形成されていることを特徴とする。
この第2の発明に係る切断工具によれば、駆動変換機構および駆動モータを外装する外装ハウジングは、電源スイッチを外装するまで延長して形成されているので、電源スイッチ配設位置まで切断工具として統一した外観意匠性を向上させることができる。
第3の発明に係る切断工具は、前記第2の発明に係る切断工具において、前記電源スイッチの後ろ側には、前記切断工具を手握りする際のグリップが配置されており、前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装する前記外装ハウジングは、前記グリップ形状を形成するまで延長して形成されていることを特徴とする。
この第3の発明に係る切断工具によれば、駆動変換機構および駆動モータを外装する外装ハウジングは、グリップ形状を形成するまで延長して形成されているので、グリップ形状まで切断工具として統一した外観意匠性を向上させることができる。
第4の発明に係る切断工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る切断工具において、前記粉塵浸入規制手段は、前記外装ハウジングの内側周面から前記機構収容ハウジングに向けて突き出すリブが設けられることにより形成されることを特徴とする。
この第4の発明に係る切断工具によれば、粉塵浸入規制手段は、外装ハウジングの内側周面から機構収容ハウジングに向けて突き出すリブが設けられることにより形成されるので、粉塵浸入規制手段を外装ハウジングに一体化させた状態で簡単に形成することができる。これによって、上記した駆動モータの構成部分への切り粉等の粉塵の浸入を防止する作用効果を得ることができながら、製造コストが高価となるのを抑えることができる。
なお、前記外装ハウジングの内側周面から前記機構収容ハウジングに向けて突き出す前記リブの突出し量としては、前記外装ハウジングの内側周面と前記機構収容ハウジングの外側周面との間の隙間を僅かに埋める突出し量から、該隙間を完全に閉塞する突出し量まで、種々の突出し量を選択することができる。
第5の発明に係る切断工具は、前記第1から前記第4のいずれかの発明に係る切断工具において、前記外装ハウジングは、樹脂の半割り構造にて形成されていることを特徴とする。
この第5の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングは、樹脂の半割り構造にて形成されているので、対称構造にて形成することができる。これによって、外装ハウジングの成形の簡単化を図ることができて、各種の部材を内装する作業の簡単化にし、製造作業性を向上させることができる。
第6の発明に係る切断工具は、前記第1から前記第5のいずれかの発明に係る切断工具において、前記外装ハウジングには、該外装ハウジングの前側から該外装ハウジング内に向かう粉塵を該外装ハウジング内側から該外装ハウジング外側に排出させる粉塵排出孔が、該外装ハウジングの内外を貫通させて設けられていることを特徴とする。
この第6の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングには粉塵排出孔が外装ハウジングの内外を貫通させて設けられているので、外装ハウジングの前側から外装ハウジング内に向かう粉塵を外装ハウジング内側から外装ハウジング外側に排出させることができる。これによって、外装ハウジングの前側に切り粉等の粉塵を詰まらせないようにすることができて、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入の防止をより効果的に発揮することができる。
第7の発明に係る切断工具は、前記第6の発明に係る切断工具において、前記駆動変換機構のうち切断材に対面する切断材対向面は、該切断材対向面の中央部分から該切断材対向面の外周部分に向かうにしたがって前側から後ろ側に向かうように傾斜しており、該外装ハウジングの内部に向かう粉塵を前記粉塵排出孔に向かわせるようにガイドすることを特徴とする。
この第7の発明に係る切断工具によれば、駆動変換機構の切断材対向面は、切断材対向面の中央部分から切断材対向面の外周部分に向かうにしたがって前側から後ろ側に向かうように傾斜しているので、外装ハウジングの内部に向かう粉塵を粉塵排出孔に向かわせるようにガイドすることができる。これによって、外装ハウジングの前側から外装ハウジング内に向かう粉塵を外装ハウジング内側から外装ハウジング外側に排出を、より効果的なものとすることができる。
第8の発明に係る切断工具は、前記第4から前記第7のいずれかの発明に係る切断工具において、前記リブは、前記外装ハウジングの外周面に配設されるエラストマーが、該外装ハウジングの内側周面まで延在して形成されていることを特徴とする。
この第8の発明に係る切断工具によれば、リブは、外装ハウジングの外周面に配設されるエラストマーが外装ハウジングの内側周面まで延在して形成されているので、外装ハウジングの内側周面と機構収容ハウジングの外側周面との間を閉塞するあたっての機構収容ハウジングの外側周面に対するリブの当接状態を、弾性機能を有した当接状態とすることができる。これによって、機構収容ハウジングの外側周面に対するリブの当接状態を良好にすることができ、外装ハウジングの内側周面と機構収容ハウジングの外側周面との間を、より効果的に閉塞することができる。
第1の発明に係る切断工具によれば、駆動変換機構を外装する外装ハウジングを駆動モータの外装部分まで延長させた一部材で形成することができながら、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入を防止することができる。
第2の発明に係る切断工具によれば、電源スイッチ配設位置まで切断工具としての外観意匠性を向上させることができる。
第3の発明に係る切断工具によれば、グリップ形状まで切断工具として統一した外観意匠性を向上させることができる。
第4の発明に係る切断工具によれば、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入を防止する作用効果を得ることができながら、製造コストが高価となるのを抑えることができる。
第5の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングの成形の簡単化を図ることができて、各種の部材を内装する作業の簡単化にし、製造作業性を向上させることができる。
第6の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングの前側に粉塵を詰まらせないようにすることができて、駆動モータの構成部分への粉塵の浸入の防止をより効果的に発揮することができる。
第7の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングの前側から外装ハウジング内に向かう粉塵を外装ハウジング内側から外装ハウジング外側に排出を、より効果的なものとすることができる。
第8の発明に係る切断工具によれば、外装ハウジングの内側周面と機構収容ハウジングの外側周面との間を、より効果的に閉塞することができる。
側面視した切断工具の外観を示す外観側面図である。 半割り状態で断面視した切断工具を示す半割り断面図である。 図1におけるIII−III断面矢視の切断工具を示す断面図である。 機構収容ハウジングについて拡大して示す側面図である。 図2にて図示する粉塵浸入規制構造を拡大して示す断面図である。 図3にて図示する粉塵浸入規制構造を拡大して示す断面図である。 図6にて図示する粉塵浸入規制構造の変形例を示す断面図である。
以下、本発明に係る切断工具を実施するための形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
図1は、側面視した切断工具10の外観を示す外観側面図である。図2は、半割り状態で断面視した切断工具10を示す半割り断面図である。図3は、図1のIII−III断面矢視の切断工具10を示す断面図である。図4は、機構収容ハウジング45について拡大して示す側面図である。
図1および図2に示す切断工具10は、一般にレシプロソーと称され、木材等の切断材を切断する工具である。切断工具10は、駆動モータ30と該駆動モータ30の駆動を往復動に変換する往復動変換機構40とを内蔵する工具本体100に、切断刃としてのブレード95が取り付けられることにより構成される。この往復動変換機構40は、駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する本発明に係る駆動変換機構に相当する。切断工具10は、充電式のDC(direct current)電源のバッテリパック80が取り付けられて電力供給されている。このバッテリパック80は、充電可能とされるリチウムイオンバッテリにより構成される。このため、切断工具10は、持ち運び容易な手持ち式のレシプロソーとなっている。なお、この切断工具10は、図1に示すように、切断刃としてのブレード95装着側が、切断工具10の前側として規定される。逆に言えば、バッテリパック80装着側が、切断工具10の後ろ側として規定される。また、この切断工具10にあっては、操作スイッチに入力を行う操作部25配設側が、切断工具10の下側として規定される。
ブレード95は、後に説明する往復動変換機構40の前端部分に取り付けられる切断刃であり、往復動変換機構40による往復動方向に沿った前側に延びる長尺形にて形成されている。このブレード95は、図2および図3に示すように、往復動変換機構40により出力される往復ロッド部43に対して取付け機構47を介して取り付けられている。この取付け機構47は往復ロッド部43の前端部分に配設されており、ブレード95を挟持するための公知のクランプ機構を有して構成されている。これにより、ブレード95は、往復動変換機構40により変換された往復動を受けて往復動し、この往復動によって木材等の切断材を切断するようになっている。
図2および図3に示すように、切断工具10は、外装ハウジング11により外装されている。この外装ハウジング11は、図3に示すように、適宜のプラスチック樹脂の成形品であり、半割り構造にて形成されている。この半割り構造としては、前後方向に延びる中心線を含む上下断面に2分割される半割り構造となっている。つまり、外装ハウジング11は、2分割されて成形された左側外装ハウジング111と右側外装ハウジング112との半割り構造の成形品に対して、後に説明する各部材を内装する。このように内装された左側外装ハウジング111と右側外装ハウジング112とは、螺子部材17の螺子止めにより一体化して外装ハウジング11となる。なお、この外装ハウジング11は、ピストル形状を模した側面視略へ字状に形成されている。また、図1にも示すように、この外装ハウジング11の前側にはシュー90が配設されており、外装ハウジング11の後ろ側にはバッテリパック80が装着されており、外装ハウジング11の下側には操作部25が配設されており、外装ハウジング11の左右両側面の適宜箇所には通気孔18が形成されている。この通気孔18は、外装ハウジング11の内外を通気させるように開口するものであり、駆動モータ30の回転駆動により外装ハウジング11内部に風を流す場合に、外装ハウジング11内部の空気を外気と通気させるようになっている。
また、図1および図3に示すように、外装ハウジング11の前端近くとなる左右両側部分には、粉塵排出孔14が設けられている。この粉塵排出孔14は、外装ハウジング11の内外を貫通する孔状に形成される。この粉塵排出孔14は、外装ハウジング11の前側から外装ハウジング11内に向かう粉塵を外装ハウジング11内側から外装ハウジング11外側に排出させるように機能する。また、図3に示すように、往復動変換機構40のうち切断材に対面する切断材対向面50は、切断材対向面50の中央部分51から切断材対向面50の外周部分52に向かうにしたがって、前側から後ろ側に向かって傾斜するように形成されている(図6参照)。
また図2および図4に示すように、外装ハウジング11の前側部分には、シュー90が配設される。このシュー90は、切断材に対するブレード95の切断部位を適切に決める機能を有する。このシュー90は、工具本体100に対して固定して取り付けられるステー部91と、切断材に対して面当接する対向面94を具備するシュー本体93とを備える。ステー部91は、図3に示すように、上記した外装ハウジング11内の左右両側それぞれの位置に1本ずつ形成される2本にて形成されている。この2本のステー部91は、図4に示すように、後に説明する機構収容ハウジング45の外側面に対して面当接した状態で螺子締結されて固定される。つまり、この2本のステー部91の内周面は、機構収容ハウジング45の外側面に対して隙間無く密着した状態で面当接している。このステー部91には、外装ハウジング11に設けられた粉塵排出孔14に対応する貫通孔92が設けられている。
このようにして、切断材対向面50の傾斜構造により、外装ハウジング11の内部に向かおうとする粉塵は、切断材対向面50から、貫通孔92および粉塵排出孔14を通じて、外装ハウジング11の内側から外装ハウジング11の外側に排出されるようにガイドされる。
この外装ハウジング11の半割り構造は、シュー90を支持する前端部分からバッテリパック80が装着される後端までが一体化された外装形状にて形成されている。このため、外装ハウジング11は、半割り構造を螺子締結した一部品で形成されている。この外装ハウジング11の外周面12には、適宜の補助グリップ部13が配設されている。この補助グリップ部13は、ユーザの握りやすさの観点から適宜に成形されたエラストマーが設けられることにより形成されており、切断工具10をユーザにとって把持し易くしたり外観意匠性を向上させたりしている。
この外装ハウジング11の内部には、図2および図3に示すように、後ろ側から順に、電源スイッチ20と、駆動モータ30と、往復動変換機構40とが装置されるように構成される。つまり、外装ハウジング11は、駆動モータ30および往復動変換機構40を内蔵しつつ、駆動モータ30への電力供給を操作する電源スイッチ20を内蔵することができるように、前後方向に延びて形成されている。また、外装ハウジング11の後端側には、バッテリパック80を装着するバッテリ装着部15が形成されている。このバッテリ装着部15の外側部分は、グリップ形状をなしてユーザの手握り部分となるグリップ16として形成されている。つまり、外装ハウジング11は、後端側にバッテリ装着部15も兼ねるグリップ16が形成されるまで延長して形成されている。
上記した外装ハウジング11に内蔵される各部材について説明する。
図2および図3に示すように、電源スイッチ20は、上記したバッテリ装着部15に装着されたバッテリパック80から駆動モータ30への電力供給のオンオフを制御する。この電源スイッチ20は、概略、オンオフ切り替わるスイッチ本体21と、このスイッチ本体21に対してオンオフ操作入力する操作部25とを備える。操作部25は、引金操作部251と握り操作部252との2種類が設けられている。これら引金操作部251と握り操作部252とのいずれかが引かれると、スイッチ本体21にオン操作入力がされることとなる。そうすると、スイッチ本体21は、バッテリパック80から駆動モータ30に電力供給する。逆に、引金操作部251と握り操作部252とのいずれかが初期位置に戻ると、スイッチ本体21にオフ操作入力がされることとなる。そうすると、スイッチ本体21は、バッテリパック80から駆動モータ30に電力供給を遮断する。なお、このスイッチ本体21は、特に図示していないが、オン操作入力およびオフ操作入力を検出する検出部と、電力供給の制御を行う適宜のコントローラとを内蔵して構成されている。
このスイッチ本体21の前側には、駆動モータ30が配置されている。駆動モータ30は、ブラシモータで構成されている。駆動モータ30は、特に図示していないが、固定子としてのフィールドと、回転子としてのアーマチュアと、整流子としてのコンミテータと、カーボンブラシとを備える。また、フィールドの外周には、環状ハウジング31が設けられている。この環状ハウジング31は、フィールドと、アーマチュアと、コンミテータと、カーボンブラシ等を支持する。なお、アーマチュアと、コンミテータとは、回転可能に軸支される出力スピンドル32にて固定支持されている。この出力スピンドル32は、ベアリング33により回転可能に軸支されている。なお、この出力スピンドル32は、本発明に係る駆動軸に相当する。
この駆動モータ30の前側には、駆動モータ30の出力スピンドル32の軸線方向に沿って、往復動変換機構40が駆動モータ30に並んで配置されている。往復動変換機構40は、駆動モータ30の出力スピンドル32から回転駆動力が入力され、この入力された回転駆動力を往復動の駆動力に変換する。この往復動変換機構40は、往復動変換機構40を構成する機構本体41と、これら機構本体41を支持しながら収容する機構収容ハウジング45とを具備して構成される。機構本体41は、出力スピンドル32から回転駆動力を往復動の駆動力に変換する駆動変換部42と、この駆動変換部42のよって変換された往復動を出力する往復ロッド部43とを備える。これら駆動変換部42と往復ロッド部43とは、金属の成形品にて構成される機構収容ハウジング45により支持されている。つまり、機構収容ハウジング45は、駆動変換部42の出力スピンドル32から回転駆動力を往復動の駆動力に変換をガイドしつつ、変換された往復動を出力する往復ロッド部43の往復動もガイドする。このように機構本体41を支持しながら収容する機構収容ハウジング45は、このように支持しながら収容される機構本体41の構造に応じた支持収容形状をなして形成されている。具体的には、機構収容ハウジング45の外形は、機構本体41の構造に対応して段差形状71が形成されている。
上記したように構成された切断工具10の工具本体100には、機構収容ハウジング45と外装ハウジング11との間には、粉塵浸入規制構造60が設けられている。図5は、図2にて図示する粉塵浸入規制構造60を拡大して示す断面図である。図6は、図3にて図示する粉塵浸入規制構造60を拡大して示す断面図である。なお、この粉塵浸入規制構造60は、本発明に係る粉塵浸入規制手段に相当する。
すなわち、粉塵浸入規制構造60は、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制する機能を有している。この粉塵浸入規制構造60は、図5に示すように、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す第1支持リブ63と、機構収容ハウジング45の外側周面451をなす段差形状71とが、互いに対向状態で隙間無く密着した状態で面当接することにより構成される。つまり、外装ハウジング11の内側周面115には、内装される往復動変換機構40の機構収容ハウジング45を支持するために、第1支持リブ63が外装ハウジング11の内部に向けて突き出している。この第1支持リブ63は、機構収容ハウジング45の外側周面451の段差形状71に面当接して、この機構収容ハウジング45を支持する機能を有している。また、このように機構収容ハウジング45の外側周面451の段差形状71に面当接する第1支持リブ63は、この面当接により外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を隙間を埋めている。つまり、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間は閉塞して状態となっており、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制する。
また、この粉塵浸入規制構造60は、図6に示すように、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す第2支持リブ65と、機構収容ハウジング45の外側周面451をなす当接面形状75とが、互いに対向状態で隙間無く密着した状態で面当接することにより構成される。つまり、外装ハウジング11の内側周面115には、内装される往復動変換機構40の機構収容ハウジング45を支持するために、第2支持リブ65が外装ハウジング11の内部に向けて突き出している。この第2支持リブ65は、機構収容ハウジング45の外側周面451の当接面形状75に面当接して、この機構収容ハウジング45を支持する機能を有している。また、このように機構収容ハウジング45の外側周面451の当接面形状75に面当接する第2支持リブ65は、この面当接により外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を隙間を埋めている。つまり、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間は閉塞して状態となっており、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制する。
さらに、この粉塵浸入規制構造60は、図6に示すように、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す当接リブ67と、シュー90のステー部91とが、互いに対向状態で隙間無く密着した状態で面当接することにより構成される。なお、このシューのステー部91の内周面は、上記したように機構収容ハウジング45の外側面に対して隙間無く密着した状態で面当接している。このため、粉塵浸入規制構造60は、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す当接リブ67と、機構収容ハウジング45とが、シュー90のステー部91を介して互いに対向状態で隙間無く密着した状態で面当接することにより構成されることとなっている。このように機構収容ハウジング45の外側周面451にシュー90のステー部91を介して面当接する当接リブ67は、この面当接により外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を隙間を埋めている。つまり、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間は閉塞して状態となっており、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制する。
上記した切断工具10によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、上記した切断工具10によれば、機構収容ハウジング45の外周には、少なくとも往復動変換機構40および駆動モータ30を外装するように前後方向に延びる外装ハウジング11が設けられているので、往復動変換機構40を外装する外装ハウジング11を駆動モータ30の外装部分まで延長させた一部材で形成することができる。これによって、切断工具10としての外観意匠性を向上させることができ、さらに部品点数の削減により製造コストを安価とすることができる。また、上記した切断工具10によれば、機構収容ハウジング45と外装ハウジング11との間には、往復動変換機構40の前端側から駆動モータ30内への切り粉等の粉塵の浸入を規制する粉塵浸入規制構造60が設けられているので、駆動モータ30の構成部分への粉塵の浸入を防止することができる。したがって、上記した切断工具10によれば、往復動変換機構を外装する外装ハウジング11を駆動モータの外装部分まで延長させた一部材で形成することができながら、駆動モータ30の構成部分への粉塵の浸入を防止することができる。
また、上記した切断工具10によれば、往復動変換機構40および駆動モータ30を外装する外装ハウジング11は、電源スイッチ20を外装するまで延長して形成されているので、電源スイッチ20配設位置まで切断工具10として統一した外観意匠性を向上させることができ、さらに部品点数の削減により製造コストを安価とすることができる。
また、上記した切断工具10によれば、往復動変換機構40および駆動モータ30を外装する外装ハウジング11は、グリップ16形状を形成するまで延長して形成されているので、グリップ16形状まで切断工具10として統一した外観意匠性を向上させることができ、さらに部品点数の削減により製造コストを安価とすることができる。
また、上記した切断工具10によれば、粉塵浸入規制構造60は、外装ハウジング11の内側周面115から機構収容ハウジング45に向けて突き出した第1支持リブ63、第2支持リブ65、当接リブ67が機構収容ハウジング45の外側周面451に直接的あるいは間接的に当たることにより、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を閉塞した状態とするので、粉塵浸入規制構造60を外装ハウジング11に一体化させた状態で簡単に形成することができる。これによって、上記した駆動モータ30の構成部分への粉塵の浸入を防止する作用効果を得ることができながら、製造コストが高価となるのを抑えることができる。
また、上記した切断工具10によれば、外装ハウジング11は、プラスチック樹脂の半割り構造にて形成されているので、対称構造にて形成することができる。これによって、外装ハウジング11の成形の簡単化を図ることができて、各種の部材を内装する作業の簡単化にし、製造作業性を向上させることができる。
また、上記した切断工具10によれば、外装ハウジング11には粉塵排出孔14が外装ハウジング11の内外を貫通させて設けられているので、外装ハウジング11の前側から外装ハウジング11内に向かう粉塵を外装ハウジング11内側から外装ハウジング11外側に排出させることができる。これによって、外装ハウジング11の前側に切り粉等の粉塵を詰まらせないようにすることができて、駆動モータ30の構成部分への粉塵の浸入の防止をより効果的に発揮することができる。
また、上記した切断工具10によれば、往復動変換機構40の切断材対向面50は、切断材対向面50の中央部分51から切断材対向面50の左右外周部分52に向かうにしたがって前側から後ろ側に向かうように傾斜しているので、外装ハウジング11の内部に向かう粉塵を粉塵排出孔14に向かわせるようにガイドすることができる。これによって、外装ハウジング11の前側から外装ハウジング11内に向かう粉塵を外装ハウジング11内側から外装ハウジング11外側に排出を、より効果的なものとすることができる。
上記した実施の形態の切断工具10の粉塵浸入規制構造60にあっては、次のように変形して構成してもよい。図7は、図6にて図示する粉塵浸入規制構造60Aの変形例を示す断面図である。すなわち、図7に示す粉塵浸入規制構造60Aは、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す当接リブ69が、外装ハウジング11の外周面12に配設される補助グリップ部13のエラストマーにより形成される点で、上記した図6に示す粉塵浸入規制構造60の当接リブ67と相違する。つまり、図6に示す粉塵浸入規制構造60の当接リブ67は、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出すように、外装ハウジング11と一体化して形成されるものであった。これに対して、図7に示す粉塵浸入規制構造60Aの当接リブ69は、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出すように、補助グリップ部13のエラストマーにて形成される。なお、この図7に示す粉塵浸入規制構造60Aの当接リブ69は、シュー90のステー部91に対して面当接するにあたって面当接範囲を拡大させるように、外装ハウジング11の内周面115を覆うまで張り出した形状にて形成されている。このため、図7に示す粉塵浸入規制構造60Aは、外装ハウジング11の内側周面115から内側に突き出す当接リブ69と、機構収容ハウジング45とが、シュー90のステー部91を介して互いに対向状態で隙間無く密着した状態で面当接することができる。この当接リブ69は、外装ハウジング11の外周面12に配設される補助グリップ部13が外装ハウジング11の内側周面115まで延在して形成されているので、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を閉塞するあたっての機構収容ハウジング45の外側周面451に対する支持リブの当接状態を、弾性機能を有した当接状態とすることができる。これによって、機構収容ハウジング45の外側周面451に対する当接リブ69の当接状態を良好にすることができ、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間を、より効果的に閉塞することができる。
なお、本発明に係る切断工具にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。
すなわち、上記した補助グリップ部13を形成するエラストマーにあっては、弾性を有しながら電気的絶縁機能および熱伝導的絶縁機能を発揮させたいがゆえに選択される材料となっていた。しかしながら、この補助グリップ部13を形成する材料としては、エラストマーのようにゴム状の弾力性を有する工業用材料に限定されることなく、天然ゴムや合成ゴムを含む弾性ゴムで成形されるものであってもよい。
また、本発明に係る切断工具にあっては、上記した実施の形態のレシプロソーに限定されることなく、工具本体に内蔵される駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する駆動変換機構とを内蔵して構成されるものであれば、例えばジグソーと広く称されるような、適宜の切断刃を往復動させて切断材を切断する切断工具にて構成されるものであってもよい。
また、本発明に係る駆動変換機構としては、上記した実施の形態にて例示した往復動変換機構40に限定されることなく、駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する機構であれば適宜の構成を採用することができる。
また、本発明に係る機構収容ハウジングとしては、上記した実施の形態にて例示した往復動変換機構40の機構本体41(駆動変換部42、往復ロッド部43)の全てを支持しながら収容するものに限定されることなく、往復ロッド部43の一部を支持しながら収容するような構成であってもよい。つまり、本発明に係る機構収容ハウジングとしては、駆動変換機構を構成する機構本体の少なくとも一部を支持しながら収容する構成であれば足りるものである。
なお、上記した実施の形態のリブ63,65,67,69の突出し量にあっては、外装ハウジング11の内側周面115から機構収容ハウジング45に向けて突き出す突出し量が、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間の隙間を完全に閉塞するまでの突出し量となるように設定されるものとなっていた。しかしながら、本発明に係るリブとしては、外装ハウジングの内側周面から機構収容ハウジングに向けて突き出すように設けられていればよいものである。
つまり、本発明に係るリブの突出し量としては、上記した実施の形態に限定されることなく、例えば、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間の隙間を僅かに埋めるような突出し量に設定されていてもよい。ただ、上記した実施の形態のリブ63,65,67,69の突出し量のように、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間の隙間を完全に閉塞する突出し量でリブの突出し量を設定した場合には、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間の外装ハウジング11径方向の隙間を完全に封じた全閉状態とすることができ、より効果的に往復動変換機構40(駆動変換機構)の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を防止することができる。
また、上記した実施の形態のリブ63,65,67,69の配設範囲としては、外装ハウジング11の内側周面115の全周の部分範囲に設定されるものであった。しかしながら、本発明に係るリブの配設範囲としては、外装ハウジング11の内側周面115に対して、該内側周面115の全周範囲に亘って設定されるものであってよい。また、この配設範囲には、上記した実施の形態のリブ63,65,67,69を、例えば適宜のハウジング構造等の形状構成により代替させ、往復動変換機構40(駆動変換機構)の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制するようにしてもよい。なお、往復動変換機構40(駆動変換機構)の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を規制するリブおよび形状構成を、外装ハウジング11の内側周面115の全周範囲に亘って設定した場合には、外装ハウジング11の内側周面115と機構収容ハウジング45の外側周面451との間の外装ハウジング11周方向の隙間を完全に封じた全閉状態とすることができ、より効果的に往復動変換機構40(駆動変換機構)の前端側から駆動モータ30内への粉塵の浸入を防止することができる。
10 切断工具
100 工具本体
11 外装ハウジング
111 左側外装ハウジング
112 右側外装ハウジング
115 内側周面
12 外周面
13 補助グリップ部
14 粉塵排出孔
15 バッテリ装着部
16 グリップ
17 螺子部材
18 通気孔
20 電源スイッチ
21 スイッチ本体
25 操作部
251 引金操作部
252 握り操作部
30 駆動モータ
31 環状ハウジング
32 出力スピンドル
33 ベアリング
40 往復動変換機構(駆動変換機構)
41 機構本体
42 駆動変換部
43 往復ロッド部
45 機構収容ハウジング
451 外側周面
47 取付け機構
50 切断材対向面
51 切断材対向面の中央部分
52 切断材対向面の左右外周部分
60 粉塵浸入規制構造(粉塵浸入規制手段)
63 第1支持リブ
65 第2支持リブ
67,69 当接リブ
71 段差形状
75 当接面形状
80 バッテリパック
90 シュー
91 ステー部
92 貫通孔
93 シュー本体
94 対向面
95 ブレード

Claims (8)

  1. 駆動モータと該駆動モータの駆動を該駆動と相違する駆動に変換する駆動変換機構とを内蔵し、該駆動変換機構により変換された駆動にて該駆動変換機構の前端に取り付けられた切断刃を駆動させて切断材を切断する切断工具であって、
    前記駆動変換機構は、該駆動変換機構を構成する機構本体の少なくとも一部を支持しながら収容する機構収容ハウジングを具備し、且つ前記駆動モータの駆動軸線方向に沿って該駆動モータの前側に並んで配置されており、
    前記機構収容ハウジングの外周には、少なくとも前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装するように前後方向に延びる外装ハウジングが設けられており、
    前記機構収容ハウジングと前記外装ハウジングとの間には、前記駆動変換機構の前端側から前記駆動モータ内への粉塵の浸入を規制する粉塵浸入規制手段が設けられていることを特徴とする切断工具。
  2. 請求項1に記載の切断工具において、
    前記駆動モータの後ろ側には、該駆動モータへの電力供給が操作される電源スイッチが配置されており、
    前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装する前記外装ハウジングは、前記電源スイッチを外装するまで延長して形成されていることを特徴とする切断工具。
  3. 請求項2に記載の切断工具において、
    前記電源スイッチの後ろ側には、前記切断工具を手握りする際のグリップが配置されており、
    前記駆動変換機構および前記駆動モータを外装する前記外装ハウジングは、前記グリップ形状を形成するまで延長して形成されていることを特徴とする切断工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の切断工具において、
    前記粉塵浸入規制手段は、前記外装ハウジングの内側周面から前記機構収容ハウジングに向けて突き出すリブが設けられることにより形成されることを特徴とする切断工具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の切断工具において、
    前記外装ハウジングは、樹脂の半割り構造にて形成されていることを特徴とする切断工具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の切断工具において、
    前記外装ハウジングには、該外装ハウジングの前側から該外装ハウジング内に向かう粉塵を該外装ハウジング内側から該外装ハウジング外側に排出させる粉塵排出孔が、該外装ハウジングの内外を貫通させて設けられていることを特徴とする切断工具。
  7. 請求項6に記載の切断工具において、
    前記駆動変換機構のうち切断材に対面する切断材対向面は、該切断材対向面の中央部分から該切断材対向面の外周部分に向かうにしたがって前側から後ろ側に向かうように傾斜しており、該外装ハウジングの内部に向かう粉塵を前記粉塵排出孔に向かわせるようにガイドすることを特徴とする切断工具。
  8. 請求項4から請求項7のいずれかに記載の切断工具において、
    前記リブは、前記外装ハウジングの外周面に配設されるエラストマーが、該外装ハウジングの内側周面まで延在して形成されていることを特徴とする切断工具。
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