JP2012236571A - ダッシュパネル構造及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダッシュパネル2が、車両前方側において車室を仕切るダッシュパネルロア10と、該ダッシュパネルロア10の上部に接合されるダッシュパネルアッパ20とを備え、ダッシュパネルロア10の上端部において車両前方に向かって延びるとともに車幅方向に延設された上部フランジ12と、ダッシュパネルアッパ20の被接合パネル部23とが、車幅方向に連続して形成された接着剤層7と、車幅方向に間隔を空けて複数施されたスポット溶接部SWとを介して接合される場合において、車両前後方向においてスポット溶接部SWよりも車室内側に配置された部分における接着剤層7の厚みを、スポット溶接部SWよりも前側に配置された部分に比べて大きく、且つ、車室内側に向かうに従って大きく形成する。
【選択図】図4
Description
車両前方側において車室を仕切るダッシュパネルロアと、該ダッシュパネルロアの上部に接合されるダッシュパネルアッパとを備えたダッシュパネル構造であって、
前記ダッシュパネルロアは、該ダッシュパネルロアの上端部において車両前方に向かって延びるとともに車幅方向に延設された上部フランジを備え、
前記ダッシュパネルアッパは、前記上部フランジの上面に接合される被接合パネル部を備え、
前記上部フランジと前記被接合パネル部とは、車幅方向に連続して形成された接着剤層と、車幅方向に間隔を空けて複数施されたスポット溶接部とを介して接合され、
車両前後方向において前記スポット溶接部よりも車室内側に配置された部分における前記接着剤層の厚みが、前記スポット溶接部よりも前側に配置された部分に比べて大きく、且つ、車室内側に向かうに従って大きいことを特徴とする。
前記上部フランジは、車両後方側に向かうに従って前記被接合パネル部との距離が大きくなるように該被接合パネル部に対して相対的に傾斜して配置され、且つ、該相対的な傾斜角度が接合前に比べて小さくなるように弾性変形した状態で前記被接合パネル部に接合されていることを特徴とする。
前記ダッシュパネルロアは、前記上部フランジの後端から下方に延びる縦壁部を備え、
該縦壁部と、前記ダッシュパネルアッパにおける前記スポット溶接部よりも車両後方側の部分とは、ダッシュパネルレインフォースメントを介して固定されていることを特徴とする。
車両前方側において車室を仕切るダッシュパネルロアと、該ダッシュパネルロアの上部に接合されるダッシュパネルアッパとを備えたダッシュパネル構造の製造方法であって、
前記車室に面する縦壁部と、該縦壁部の上端から車両前方に向かって該縦壁部との間に鈍角の角度を形成する方向へ延びる上部フランジとを有する前記ダッシュパネルロアを用意する工程と、
該ダッシュパネルロアの前記上部フランジと、該上部フランジに接合される前記ダッシュパネルアッパの被接合パネル部とのうち、少なくとも一方の接合面に車幅方向に連続的に接着剤を塗布する工程と、
前記上部フランジを、前記被接合パネル部との距離が車両後方に向かうに従って大きくなるように該被接合パネル部に対して相対的に傾斜させて対向配置する工程と、
前記相対的な傾斜を維持した状態で前記被接合パネル部と前記上部フランジとを車幅方向に間隔を空けた複数の箇所でスポット溶接する工程と、を有することを特徴とする。
前記対向配置する工程の後、前記相対的な傾斜角度が縮小されるように前記上部フランジを弾性変形させた状態で、前記接着剤により前記上部フランジと前記被接合パネル部とを接着する工程を更に有することを特徴とする。
Claims (5)
- 車両前方側において車室を仕切るダッシュパネルロアと、該ダッシュパネルロアの上部に接合されるダッシュパネルアッパとを備えたダッシュパネル構造であって、
前記ダッシュパネルロアは、該ダッシュパネルロアの上端部において車両前方に向かって延びるとともに車幅方向に延設された上部フランジを備え、
前記ダッシュパネルアッパは、前記上部フランジの上面に接合される被接合パネル部を備え、
前記上部フランジと前記被接合パネル部とは、車幅方向に連続して形成された接着剤層と、車幅方向に間隔を空けて複数施されたスポット溶接部とを介して接合され、
車両前後方向において前記スポット溶接部よりも車室内側に配置された部分における前記接着剤層の厚みが、前記スポット溶接部よりも前側に配置された部分に比べて大きく、且つ、車室内側に向かうに従って大きいことを特徴とするダッシュパネル構造。 - 前記上部フランジは、車両後方側に向かうに従って前記被接合パネル部との距離が大きくなるように該被接合パネル部に対して相対的に傾斜して配置され、且つ、該相対的な傾斜角度が接合前に比べて小さくなるように弾性変形した状態で前記被接合パネル部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のダッシュパネル構造。
- 前記ダッシュパネルロアは、前記上部フランジの後端から下方に延びる縦壁部を備え、
該縦壁部と、前記ダッシュパネルアッパにおける前記スポット溶接部よりも車両後方側の部分とは、ダッシュパネルレインフォースメントを介して固定されていることを特徴とする請求項2に記載のダッシュパネル構造。 - 車両前方側において車室を仕切るダッシュパネルロアと、該ダッシュパネルロアの上部に接合されるダッシュパネルアッパとを備えたダッシュパネル構造の製造方法であって、
前記車室に面する縦壁部と、該縦壁部の上端から車両前方に向かって該縦壁部との間に鈍角の角度を形成する方向へ延びる上部フランジとを有する前記ダッシュパネルロアを用意する工程と、
該ダッシュパネルロアの前記上部フランジと、該上部フランジに接合される前記ダッシュパネルアッパの被接合パネル部とのうち、少なくとも一方の接合面に車幅方向に連続的に接着剤を塗布する工程と、
前記上部フランジを、前記被接合パネル部との距離が車両後方に向かうに従って大きくなるように該被接合パネル部に対して相対的に傾斜させて対向配置する工程と、
前記相対的な傾斜を維持した状態で前記被接合パネル部と前記上部フランジとを車幅方向に間隔を空けた複数の箇所でスポット溶接する工程と、を有することを特徴とするダッシュパネル構造の製造方法。 - 前記対向配置する工程の後、前記相対的な傾斜角度が縮小されるように前記上部フランジを弾性変形させた状態で、前記接着剤により前記上部フランジと前記被接合パネル部とを接着する工程を更に有することを特徴とする請求項4に記載のダッシュパネル構造の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015209011A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の車体前部構造 |
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2011
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