JP2012236192A - ナノ粒子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機溶剤を用いずに安定した脂肪酸のナノ粒子分散液を簡便に調製することができるナノ粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することによりナノ粒子を製造する方法は、炭素数10〜36の脂肪酸及び/又は脂肪酸塩である(A)成分の水溶液と、界面活性剤である(B)成分と、を混合する工程1と、前記工程1で得られた液と、酸である(C)成分と、を混合する工程2と、を含む。
【選択図】なし

Description

本発明はナノ粒子の製造方法に関する。
脂肪酸は、人類にとって、栄養学的にも生理学的にも非常に重要な物質である。例えば、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、これらを含む脂質が心血管系疾患の予防等に使用されている。また、最近では、パルミトレイン酸を含有する脂質に表皮中の抗菌性脂肪酸量を増大する作用があること(例えば、特許文献1参照)、DGLA(ジホモ−γ−リノレン酸)を含有する脂質に皮膚疾患を改善する作用があること(例えば、特許文献2参照)、またα−リノレン酸を含有する脂質に角質細胞の成熟化を促進する作用があること(例えば、特許文献3参照)がそれぞれ報告されている。そして、この様な機能を有する脂肪酸を、皮膚や毛髪や粘膜に適用する外用剤或いは経口投与剤として提供する場合、それを分散液とする手法が一般的に用いられる。
脂肪酸のような機能性物質を分散液とする場合、その粒径が小さいほどクリーミングや凝集を効果的に回避することができる。従って、安定した分散液を得るためには、そのナノサイズ化が有効である。このような理由から、例えば、特許文献4〜7及び非特許文献1には、機能性物質をナノサイズ化することが開示されている。
具体的には、特許文献4には、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含む水溶液とトコフェロールとを200MPaという高圧で均質化処理することによりナノ粒子を得ることが開示されている。
特許文献5には、酢酸トコフェロールに、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤を多量に配合すると共に、グリセリンのような多価アルコールも同時に多量に配合して混合したものを水と混合することにより、高圧乳化を用いずに簡便な攪拌だけでナノ粒子を得ることが開示されている。
特許文献6には、薬物をレシチン、界面活性剤、及びエタノールと相溶させたものを水と混合することにより、高圧乳化を用いずに簡便な攪拌だけでナノ粒子を得ることが開示されている。
特許文献7には、ステアリン酸をベンゼンに溶解したものを界面活性剤液と混合し、そこに塩化カルシウム水溶液と水酸化ナトリウム水溶液とを滴下することによりステアリン酸カルシウムナノ粒子を得ることが開示されている。
非特許文献1には、亜臨界水に脂肪酸を溶解させた後、それを界面活性剤水溶液と混合しながら減圧することにより脂肪酸ナノ粒子を得ることが開示されている。
特表2004−504044号公報 WO2006/085687A1公報 特開2004−35456公報 特開2004−175664号公報 特開2004−277375号公報 特開平11−335261号公報 特開2005−306972号公報
Journal of Colloid and Interface Science 278 (2004) 192-197
本発明の目的は、有機溶剤を用いずに安定した脂肪酸のナノ粒子分散液を簡便に調製することができるナノ粒子の製造方法を提供することである。
本発明のナノ粒子の製造方法は、有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することによりナノ粒子を製造する方法であって、
炭素数10〜36の脂肪酸及び/又は脂肪酸塩である(A)成分の水溶液と、界面活性剤である(B)成分と、を混合する工程1と、
前記工程1で得られた液と、酸である(C)成分と、を混合する工程2と、
を含む。
本発明によれば、工程1及び2を含む方法により有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することで、経時安定性の劣化が抑制されると共にナノ粒子が小粒径化され、安定した脂肪酸のナノ粒子分散液を簡便に調製することができる。
以下、実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係るナノ粒子の製造方法は、少なくとも下記工程1及び2を含み、有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することによりナノ粒子を製造するものである。そして、このナノ粒子の製造方法によれば、下記工程1及び2を含む方法により有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することで、経時安定性の劣化が抑制されると共にナノ粒子が小粒径化され、安定した脂肪酸のナノ粒子分散液を簡便に調製することができる。
ここで、このナノ粒子の製造方法では有機溶剤が用いられないが、かかる有機溶剤とは、固体、気体、或いは液体を溶解することができる液体有機化合物であって、例えば、メタノール、エタノール、アセトン、プロパノール、ブタノール等が挙げられる。
(工程1)
工程1では、炭素数10〜36の脂肪酸及び/又は脂肪酸塩である(A)成分の水溶液と界面活性剤である(B)成分とを混合する。
(A)成分は炭素数10〜36の脂肪酸及び/又は脂肪酸塩である。
炭素数10〜36の脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸(C12)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)、アラキン酸(C20)、ベヘン酸(C22)、リグノセリン酸(C24)、セロチン酸(C26)、モンタン酸(C28)、パルミトレイン酸(C16)、オレイン酸(C18)、エルカ酸(C22)、リノール酸(C18)、リノレン酸(C18)、ドコサヘキサエン酸(C22)、エイコサペンタエン酸(C20)、イソステアリン酸(C18)等が挙げられる。融点が50℃以上の脂肪酸としては、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸等が挙げられる。
脂肪酸塩としては、例えば、脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸アンモニウム等が挙げられる。これらのうち脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウムが好ましく、より粒径が小さく且つ高濃度な脂肪酸のナノ粒子を得るには脂肪酸カリウムが好ましい。
脂肪酸塩は、炭素数10〜36の脂肪酸をアルカリ剤により処理して得られるものであってもよい。その場合のアルカリとしては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエタノールアミン等が挙げられる。これらのうち水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが好ましく、水酸化カリウムが特に好ましい。
(A)成分は、単一種又は複数種の脂肪酸だけであってもよく、また、単一種又は複数種の脂肪酸塩だけであってもよく、さらに、単一種又は複数種の脂肪酸と単一種又は複数種の脂肪酸塩との組合せであってもよい。
(A)成分の配合量は、調製されるナノ粒子分散中における含有量が0.1質量%以上となる量が好ましく、0.5質量%以上となる量がより好ましい。一方、ナノ粒子分散中における脂肪酸の含有量は飽和溶解度の量が上限となることから、(A)成分の配合量は、調製されるナノ粒子分散中における含有量が20質量%以下となる量が好ましく、10質量%以下となる量がより好ましい。なお、加温することで溶解度は高くなることから、特に融点が50℃以上の脂肪酸の場合、高濃度な脂肪酸のナノ粒子を得るには水溶液をその融点以上に加温することが好ましい。
(B)成分は、(A)成分以外の界面活性剤である。
界面活性剤は、脂肪酸をナノサイズで分散させる観点から、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤が好ましい。具体的には、例えば、非イオン活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。陰イオン活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、N-アシルタウリン塩、N-アシルアミノ酸塩等が挙げられる。両性イオン活性剤としては、例えば、アルキルベタイン、アミンオキサイド、イミダゾリニウムベタイン、酵素分解レシチン等が挙げられる。これらのうちアルキル鎖長が炭素数12であるものが特に好ましい。
界面活性剤は、単一種又は複数種の非イオン界面活性剤だけであってもよく、また、単一種又は複数種の陰イオン界面活性剤だけであってもよく、また、単一種又は複数種の両性イオン界面活性剤だけであってもよく、さらに、これらの組合せであってもよい。
界面活性剤の配合量は、(A)成分に対する(B)成分の質量比率が(B)成分の質量/(A)成分の質量=0.1〜5.0となる量が好ましく、0.5〜3.0となる量がより好ましい。
(A)成分の水溶液と(B)成分との混合手段としては、特に限定されるものではなく、例えば、プロペラ、タービン、ディスパー、アンカーなどの攪拌翼やスターラー等の公知の攪拌手段が挙げられる。混合温度は、(A)成分の融点以上が好ましく、例えば、40〜100℃であることが好ましく、50〜90℃であることがより好ましい。
この工程1では、脂肪酸の粒径を小さくする観点から、分散(A)成分の水溶液と(B)成分との混合温度を、(A)成分の融点又は40℃を超える温度のいずれか高い温度とし、それらを混合した液を20〜40℃まで急冷却することが好ましい。その場合、冷却手段としては、特に限定されるものではなく、例えば、二重管向流式冷却装置等を用いた公知の方法が挙げられる。冷却速度は、5℃/秒以上であることが好ましく、10℃/秒以上であることがより好ましい。
なお、この工程1において、(A)成分及び(B)成分の他、増粘剤、防腐剤、着色剤、崩壊防止剤、酸化防止剤等を混合してもよい。
(工程2)
工程2では、工程1で得られた液と酸である(C)成分及び/又は2価〜3価の金属塩である(D)成分とを混合する。これにより脂肪酸のナノ粒子分散液が生成する。
(C)成分は酸である。
酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸等が挙げられる。なかでも、塩酸、クエン酸が好ましい。
(C)成分は、単一種だけであってもよく、また、複数種であってもよい。(C)成分のみを配合する場合、その配合量は、ナノ粒子分散液の安定性の観点から、(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=0.8〜3となる量が好ましく、0.9〜1.5となる量がより好ましい。
(D)成分は2価〜3価の金属塩である。
2価の金属塩としては、例えば、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸カルシウムなどのカルシウム塩;塩化亜鉛、酢酸亜鉛、硫酸亜鉛などの亜鉛塩;塩化銅、硫酸銅などの銅塩等が挙げられる。3価の金属塩としては、塩化鉄、硫酸鉄などの鉄塩等が挙げられる。これらのうち塩化カルシウム、乳酸カルシウム、塩化亜鉛が好ましい。
(D)成分は、単一種又は複数種の2価の金属塩だけであってもよく、また、単一種又は複数種の3価の金属塩だけであってもよく、さらに、単一種又は複数種の2価の金属塩と単一種又は複数種の3価の金属塩との組合せであってもよい。
(D)成分のみを配合する場合、その配合量は、ナノ粒子分散液の安定性の観点から、2価の金属塩では、(D)成分が有する金属モル数/(A)成分のモル数=0.4〜1.5となる量が好ましく、0.45〜0.75となる量がより好ましく、また、3価の金属塩では、(D)成分が有する金属モル数/(A)成分のモル数=0.27〜1.0となる量が好ましく、0.3〜0.5となる量がより好ましい。
(C)成分及び(D)成分は、いずれか一方だけであってもよく、また、それらの両方であってもよい。
工程1で得られた液と(C)成分及び/又は(D)成分との混合手段としては、特に限定されるものではなく、例えば、プロペラ、タービン、ディスパー、アンカーなどの攪拌翼やスターラーを備えた静置型混合器やマイクロミキサー等の公知の手段が挙げられる。混合温度は、例えば、20〜40℃であることが好ましく、25〜35℃であることがより好ましい。工程1において液を20〜40℃まで急冷却した場合、液が不安定となっていることから、急冷直後に(C)成分及び/又は(D)成分を混合することが好ましい。
なお、この工程2において、(C)成分及び/又は(D)成分の他、増粘剤、防腐剤、着色剤、崩壊防止剤、酸化防止剤等を混合してもよい。
(工程3)
本実施形態に係るナノ粒子の製造方法では、工程2において(D)成分を混合した場合、工程3として、工程2で得られた液(ナノ粒子分散液)と1価〜3価の塩基性塩である(E)成分とを混合してもよい。
(E)成分は1価〜3価の塩基性塩である。
(E)成分としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの炭酸水素塩;リン酸水素ナトリウム、リン酸水素カリウムなどのリン酸水素塩;炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの炭酸塩;リン酸ナトリウム、リン酸カリウムなどのリン酸塩等が挙げられる。これらのうち炭酸塩及びリン酸塩が好ましい。
(E)成分の配合量は、ナノ粒子分散液の安定性の観点から、(E)成分のモル数/(D)成分のモル数=0.05〜0.5となる量が好ましく、0.1〜0.3となる量がより好ましい。
工程2で得られた液と(E)成分との混合手段としては、特に限定されるものではなく、例えば、プロペラ、タービン、ディスパー、アンカーなどの攪拌翼やスターラーを備えた静置型混合器やマイクロミキサー等の公知の手段が挙げられる。混合温度は、例えば、20〜40℃であることが好ましく、25〜35℃であることがより好ましい。
なお、この工程3において、(E)成分の他、増粘剤、防腐剤、着色剤、崩壊防止剤、酸化防止剤等を混合してもよい。
(ナノ粒子分散液)
以上の工程を経て調製されるナノ粒子分散液は、脂肪酸のナノ粒子の濃度が0.1〜20質量%であることが好ましく、0.5〜10質量%であることが好ましい。これは、工程1における(A)成分の配合量の設定により制御することができる。
ナノ粒子分散液は、ナノ粒子の動的散乱法により測定される動的散乱径が1〜250nmであることが好ましく、5〜200nmであることがより好ましい。これは、(A)成分の種類、(B)成分の種類と量、(C)成分及び/又は(D)成分の配合量により制御することができる。より微細なナノ粒子を得るには、(B)成分である界面活性剤の種類をアルキル鎖が炭素数12のものを多く配合することが好ましい。
ナノ粒子分散液は、製剤用組成物として含有する製品として、例えば、皮膚や毛髪や粘膜に適用する化粧品、石鹸、ボディーソープ、洗顔剤、入浴剤、化粧水、ローション、シャンプー、リンス、歯磨き剤、デンタルリンス、パップ剤、貼付け剤などの外用剤;経口投与剤等が挙げられる。
(分散液調製)
以下の実施例1〜13並びに比較例1〜2の分散液を調製した。なお、それぞれの構成については表1にも示す。
<実施例1>
イオン交換水37.8gにスターラーピースを用いて攪拌しながら(A)成分としてベヘン酸含有脂肪酸(花王社製 商品名:ルナックBA、ベヘン酸85質量%含有、中和価=166)1.0g及び水酸化カリウム0.157gを加えて85℃で30分間攪拌混合した。次に、この水溶液に攪拌を継続しながら(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステル(三菱化学フーズ社製 商品名:リョートーポリグリエステルL−7D、HLB=17)1.0gを加えて3分間攪拌混合した。そして、この水溶液に攪拌を継続しながら(C)成分として0.31Nの塩酸10.0gを加えて直ぐに二重管向流式冷却装置により通過時間5秒で85℃から室温(25℃)まで急冷却し、脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例1とした。実施例1のpHは2であった。pHは、pHメーター(堀場製作所製 型番:D−53)を用いて25℃において測定した(実施例2以下同様)。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例2>
イオン交換水37.8gにスターラーピースを用いて攪拌しながら(A)成分としてベヘン酸含有脂肪酸(花王社製 商品名:ルナックBA、ベヘン酸85質量%含有、中和価=166)1.0g及び水酸化カリウム0.157gを加えて85℃で30分間攪拌混合した。次に、この水溶液に攪拌を継続しながら(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステル(三菱化学フーズ社製 商品名:リョートーポリグリエステルL−7D、HLB=17)1.0gを加えて3分間攪拌混合して直ぐに二重管向流式冷却装置により通過時間5秒で85℃から室温(25℃)まで急冷却した。そして、この水溶液に攪拌を継続しながら(C)成分として0.31Nの塩酸10.0gを加え、脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例2とした。実施例2のpHは1.8であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例3>
イオン交換水の量を38.3g及びデカグリセリンラウリン酸エステルの量を0.5gとしたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例3とした。実施例3のpHは2.3であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=0.50である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例4>
イオン交換水の量を35.8g及びデカグリセリンラウリン酸エステルの量を3.0gとしたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例4とした。実施例4のpHは2.2であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=3.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例5>
デカグリセリンラウリン酸エステルを加えた後に11℃まで急冷却したことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例5とした。実施例5のpHは2.1であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例6>
(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステルの代わりにショ糖ラウリン酸エステル(三菱化学フーズ社製 商品名:リョートーシュガーエステルL−1695、HLB=16)を用いたこと、0.31Nの塩酸を9.5g用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例6とした。実施例6のpHは4.8であった。
なお、(A)成分の濃度は2.02質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=0.95である。
<実施例7>
イオン交換水の量を33.5g、ベヘン酸の量を3.0g、水酸化カリウムの量を0.457g、及びデカグリセリンラウリン酸エステルの量を3.0g、中和に0.93N塩酸10.0gを用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例7とした。実施例7のpHは2.2であった。
なお、(A)成分の濃度は6.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例8>
イオン交換水の量を37.9gとし、水酸化カリウムの代わりに水酸化ナトリウム0.106gを用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例8とした。実施例8のpHは1.8であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例9>
(C)成分として塩酸の代わりに0.10Nクエン酸水溶液を用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例9とした。実施例9のpHは5.3であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=0.96である。
<実施例10>
水酸化カリウムの量を0.166gとし、(C)成分の塩酸の代わりに(D)成分として0.31N塩化カルシウム水溶液5.0gを用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例10とした。実施例10のpHは5.3であった。
なお、(A)成分の濃度は2.22質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(D)成分が有する金属モル数/(A)成分のモル数=0.50である。
<実施例11>
(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステルの代わりにN−ラウロイルメチルタウリンナトリウム(日光ケミカルズ社製 商品名:NIKKO LMT)を用いたことを除いて実施例2と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例11とした。実施例11のpHは2.3であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<実施例12>
(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステルの代わりにN−ラウロイルメチルタウリンナトリウム(日光ケミカルズ社製 商品名:NIKKO LMT)を用いたことを除いて実施例10と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例12とした。実施例12のpHは6.9であった。
なお、(A)成分の濃度は2.22質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(D)成分が有する金属モル数/(A)成分のモル数=0.5である。
<実施例13>
(D)成分の0.31N塩化カルシウム水溶液を加えた後、さらに攪拌を継続しながら(E)成分として0.31N炭酸ナトリウム水溶液1.25gを加えて60分間攪拌混合したことを除いて実施例12と同様にして脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を実施例13とした。実施例13のpHは10.5であった。
なお、(A)成分の濃度は2.16質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(D)成分が有する金属モル数/(A)成分のモル数=0.50である。(E)成分のモル数/(D)成分のモル数=0.25である。
<比較例1>
イオン交換水378.0gにスターラーピースを用いて攪拌しながら水酸化カリウム1.57g、(C)成分として0.31Nの塩酸100.0gを加えて85℃で5分間攪拌混合した。次に、この水溶液に攪拌を継続しながら(A)成分としてベヘン酸含有脂肪酸(花王社製 商品名:ルナックBA、ベヘン酸85質量%含有、中和価=166)10.0gを加えて3分間攪拌混合した。そして、この水溶液をTKホモミキサー(プライミックス社製)を用いて8000rpmで1分間攪拌して直ぐに二重管向流式冷却装置により通過時間5秒で85℃から室温(25℃)まで急冷却し、脂肪酸の分散液を得た。この分散液を比較例1とした。
なお、(A)成分の濃度は1.95質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
<比較例2>
イオン交換水29.8gにスターラーピースを用いて攪拌しながら(A)成分としてベヘン酸含有脂肪酸(花王社製 商品名:ルナックBA、ベヘン酸85質量%含有、中和価=166)1.0g及び水酸化カリウム0.157gを加えて85℃で30分間攪拌混合した。次に、この水溶液に攪拌を継続しながら(B)成分としてデカグリセリンラウリン酸エステル(三菱化学フーズ社製 商品名:リョートーポリグリエステルL−7D、HLB=17)1.0gを加えて3分間攪拌混合した。本液を70℃まで冷却した後、スターラーピースを用いて攪拌しながら8.0gのエタノールを加え、3分間攪拌混合して直ぐに二重管向流式冷却装置により通過時間5秒で70℃から室温(25℃)まで急冷却した。そして、この水溶液に攪拌を継続しながら(C)成分として0.31Nの塩酸10.0gを加え、脂肪酸のナノ粒子分散液を得た。このナノ粒子分散液を比較例2とした。比較例2のpHは2.0であった。
なお、(A)成分の濃度は2.00質量%である。(A)成分に対する(B)成分の質量比率は(B)成分の質量/(A)成分の質量=1.00である。(C)成分が有する酸性水素モル数/(A)成分のモル数=1.0である。
Figure 2012236192
(試験評価方法)
<動的散乱径>
実施例1〜13及び比較例1〜2のそれぞれについて、動的散乱粒度分布測定装置(大塚電子社製 型番:DLS−Z2)を用いて動的散乱径を測定した。
<液安定性>
実施例1〜13及び比較例1〜2のそれぞれについて、作製当初から12時間後の外観を目視にて評価した。
(試験評価結果)
試験結果を表1に示す。
動的散乱径は、実施例1が160nm、実施例2が38nm、実施例3が76nm、実施例4が20nm、実施例5が90nm、実施例6が38nm、実施例7が45nm、実施例8が45nm、実施例9が29nm、実施例10が71nm、実施例11が18nm、実施例12が18nm、及び実施例13が17nm、並びに、比較例1が1500nm、及び比較例2が354nmであった。
液安定性は、実施例1〜13では、いずれも作製当初から12時間後まで青白く透明な外観を保って安定であったのに対し、比較例1では、作製当初から白濁しており、12時間後には液面にクリーミングが確認され、比較例2では、作製当初から白濁しており、12時間後も白濁のままであった。
実施例1及び2の結果より、(C)成分の塩酸を混合する前に急冷却することにより顕著に微細な脂肪酸のナノ粒子が得られることが分かる。
実施例2〜4の結果より、(B)成分の界面活性剤の配合量が多いほど微細な脂肪酸のナノ粒子が得られることが分かる。
実施例2及び8の結果より、脂肪酸塩をカリウム塩にする方がナトリウム塩にするよりも微細な脂肪酸のナノ粒子が得られることが分かる。
実施例2及び比較例2の結果より、有機溶剤のエタノールが存在することで脂肪酸の粒子径が大きくなると共に、安定性も著しく悪化することが分かる。
本発明はナノ粒子の製造方法について有用である。

Claims (6)

  1. 有機溶剤不存在下でナノ粒子分散液を調製することによりナノ粒子を製造する方法であって、
    炭素数10〜36の脂肪酸及び/又は脂肪酸塩である(A)成分の水溶液と、界面活性剤である(B)成分と、を混合する工程1と、
    前記工程1で得られた液と、酸である(C)成分と、を混合する工程2と、
    を含むナノ粒子の製造方法。
  2. 前記(A)成分の脂肪酸塩が炭素数10〜36の脂肪酸をアルカリ剤により処理して得られるものである、請求項1に記載のナノ粒子の製造方法。
  3. 前記工程1において、(A)成分の水溶液と(B)成分とを混合した液を20〜40℃まで急冷却する、請求項1又は2に記載のナノ粒子の製造方法。
  4. 前記工程1における(A)成分の水溶液と(B)成分とを混合した液の冷却速度を5℃/秒以上とする、請求項3に記載のナノ粒子の製造方法。
  5. 調製されるナノ粒子分散中における(A)成分の含有量が0.1〜20質量%であり、且つ(A)成分に対する(B)成分の質量比率が(B)成分の質量/(A)成分の質量=0.1〜5.0である、請求項1〜4のいずれかに記載のナノ粒子の製造方法。
  6. 製造されるナノ粒子の動的散乱法により測定される動的散乱径が1〜250nmである、請求項1〜5のいずれかに記載のナノ粒子の製造方法。
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